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    <title>ayanotokino @ ウィキ</title>
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    <description>ayanotokino @ ウィキ</description>

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    <dc:date>2009-06-11T13:12:54+09:00</dc:date>
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    <title>20090611生活ゲーム</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/24.html</link>
    <description>
      時野あやの さん: 
芝村さん、おはようございます。生活ゲームに参りました。 

芝村 さん: 
記事どうぞ 

時野あやの さん: 
はい 

【予約者の名前】44-00049-01：時野あやの：涼州藩国 

【実施予定日時】6/11／11：00～12：00 

【予約の有無】予約　有り（１０マイル） 

【召喚ＡＣＥ】 

　・時野健司：個人ＡＣＥ：0 

　・時野つばさ：個人ＡＣＥ：0 

　・グリンガムＯＯ：個人ＡＣＥ：0 

　・クール＝ミント：個人ＡＣＥ：0 

【参加プレイヤーの食糧消費】３マイル×1人 

【合計消費マイル】計33マイル 

＃新築の家（時野邸）の特殊１　＝　，，，この施設の中で行なう生活ゲームは１０％割引になる。 

　こちらの特殊を使用いたします。 

【参加者：負担するマイル】 

　・44-00049-01：時野あやの ：-29マイル：入学済 


こちらになります 

芝村 さん: 
イベントは？ 

時野あやの さん: 
家の中で家族で過ごせればと思っています。 

芝村 さん: 
ＯＫ 

数分まってね 

時野あやの さん: 
はい 

よろしくお願いいたします 

＃不慣れなＰＣのため打ち込みが遅い、または打ち間違いが多いかもしれませんが、よろしくお願いします 

芝村 さん: 
はい 

／＊／ 

ここは貴方の家だ 

つばさがヒルデガルドのまねしてる 

時野あやの さん: 
「つばさは、おばあちゃんがよほど気に入ったのかな？」にこにこしながら見てます 

芝村 さん: 
つばさはにこーと笑った。 

健司：「俺の真似すればいいのによ」 

時野あやの さん: 
「そうだね（笑）でも、危険なこととかは真似しないでほしいかな（笑）」 

「記憶に強く残ったものを真似するみたいだから、いっぱい楽しませてあげたら、真似してくれるかも？」 

芝村 さん: 
健司：「あー」 

健司は変な顔してる。 

つばさも変な顔してる 

時野あやの さん: 
「あ！真似してる！」 

芝村 さん: 
健司：「これまねても嬉しくねえ」 

時野あやの さん: 
「つばさ、そんな顔しちゃめーだよ～」 

芝村 さん: 
健司は笑ってつばさを膝の上に乗せた 

だいじそう 

時野あやの さん: 
その様子を嬉しそうに見ます 

つばさをなでながらつばさににっこり笑います 

芝村 さん: 
つばさは嬉しそうににっこり笑った 

健司：「笑うのだけはかわいいな。こいつ」 

時野あやの さん: 
「笑うのだけなんて、そんなことないよ～」 

芝村 さん: 
健司：「まあ、それで十分か」 

時野あやの さん: 
「つばさは、なにをしててもかわいいもん」 

「あ、でも！」 

時野あやの さん: 
「この前見たくあぶないことしたらだめだよ、つばさ」優しく言い聞かせます 

芝村 さん: 
健司：「ナイフ覚えられるかなあ」 

時野あやの さん:
「ナイフなんて覚えなくていいよ～」 

芝村 さん: 
つばさは健司の後ろに隠れた。 

健司、ご機嫌 

時野あやの さん: 
「女の子に危ないことさせたくないもん」 

芝村 さん: 
健司：「俺の娘じゃしょうがねえな。よし、火焔みたいになれ」 

時野あやの さん: 
「ぶー！」頬を少し膨らませます 

芝村 さん: 
健司：「えー」 

時野あやの さん: 
「火焔ちゃんもかわいいとは思うけどー」 

芝村 さん: 
健司：「いやまて。危ないことさせたくなくても、この国はＦＥＧとは違うんだ。まもってなんかくれねえよ」 

時野あやの さん: 
「えーー？！そんなことないと思いたいけど・・・」 

芝村 さん: 
健司：「まあ、自分の身は護れねえとな。な？」 

つばさは意味わからずにうなずいた。 

時野あやの さん: 
「うん、まぁ、それはそう思うけど・・・」 

「でも、子供は、みんなに護られるものだと思うんだ」 

「つばさが、自分の身を守らないといけないなんて状況は、変えないといけないと思う」 

芝村 さん: 
健司：「そりゃ誰だってそう思うさ。それこそこの国の誰もがそうは思う」 

時野あやの さん: 
「うん」 

芝村 さん: 
健司：「だがここは、長い影のある国だ」 

時野あやの さん: 
「影？」 

芝村 さん: 
健司：「こいつがそれまで長生きできなきゃ、しょうがない」 

健司：「この国の別名だな」 

時野あやの さん: 
「もちろん、つばさを失いたくなんてないよ」 

「別名・・・はじめて聞いた」 

「それって有名なの？」 

芝村 さん: 
健司：「まあ、どこの国も気味悪がっちゃいるな」 

時野あやの さん: 
「それは、核があるから？それとも改造歩兵がいるから・・・？」 

「確かに、もってる兵力はとても強いとは思うけど、気味悪がられるようなものなの？」 

芝村 さん: 
健司：「まあ、噂は色々ある」 

時野あやの さん: 
「そうなんだ・・・・」 

「私、この国に住んでるのに、全然知らないんだね・・・」 

芝村 さん: 
健司：「気にするな。でも、いつも備えとかなきゃ」 

時野あやの さん: 
「うん・・・」 

「いつでも家族を守れるように、その覚悟だけはしておく」 

芝村 さん: 
健司：「……俺が護るよ」 

健司は笑ってあなたの頭をなでた 

時野あやの さん: 
「健司くんにも、あまり無理してほしくないのよ」 

なでられながら「健司くんがいなくなったら、意味がないんだから」 

芝村 さん: 
健司：「俺だって。そう思ってる・・・こいつを、お前を」 

健司は微笑んだ。 

時野あやの さん: 
「うん」 

芝村 さん: 
健司：「愛してる」 

時野あやの さん: 
「うん、私も・・・」 

「愛してる」 

「もちろん、つばさも愛してるよ」つばさをぎゅーっとしながら 

「私にとって、家族が一番大事なの」 

芝村 さん: 
つばさはあなたにだきついた。 

嬉しそう 

時野あやの さん: 
「健司くんも、つばさも、みんな無理はしないでね」 

芝村 さん: 
健司：「・・・」 

つばさはわかってなさそうだが嬉しそうにうなずいた 

時野あやの さん: 
「はい、っていって？」 

「お願い」&gt;健司を見ながら 

芝村 さん: 
健司：「わかったわかった」 

時野あやの さん: 
つばさをなでてあげます 

芝村 さん: 
健司は苦笑してあなたを抱き寄せた 

時野あやの さん: 
ギュッと抱きつきます 

芝村 さん: 
健司は苦笑いしてる 

時野あやの さん: 
「約束だよ？」 

芝村 さん: 
健司：「わかった」 

時野あやの さん: 
「ありがとう！」ぎゅーっと抱きしめます 

芝村 さん: 
健司はあなたを抱きしめてなでた 

時野あやの さん: 
「あ、そうだ」 

「今度、つばさにピアノでも買ってあげようかと思ってるんだけど、どうかなぁ？」 

芝村 さん: 
健司：「？」 

健司：「ピアノかぁ」 

時野あやの さん: 
「つばさには、色々なこと教えてあげたいの」 

芝村 さん: 
健司：「何でピアノ？」 

時野あやの さん: 
「私、ピアノなら弾けるから」 

「教えてあげられると思って」 

「一緒に歌も歌えるし」 

芝村 さん: 
健司：「なるほど・・・」 

時野あやの さん: 
「だめかな？」 

芝村 さん: 
健司はまて、俺のナイフと同じじゃねえのかと思ったようだが、何も言わなかった 

健司：「いいんじゃねえか？」 

健司、爽やかにいった 

時野あやの さん: 
＃えー！ 

「ありがとう！」 

「ほかにも、絵を教えてあげたいし」 

「もうちょっと大きくなったら料理も教えてあげたいな」 

芝村 さん: 
健司は苦笑した。 

時野あやの さん: 
「つばさには、いろんな可能性をあげたいのよ」 

芝村 さん: 
健司：「俺も料理教えるか」 

時野あやの さん: 
「えーーー！！！！」 

「健司君、料理つくれるの？！」 

芝村 さん: 
健司がびっくりしてる 

健司：「俺はすげえぜ！」 

時野あやの さん: 
「そ、そうなの・・・・？」ものすごく不安そうに 

芝村 さん: 
健司：「おうよ」 

健司：「よし。くわせてやる」 

健司はグリンガムに乗って海にいった 

時野あやの さん: 
「そ、そうだね。一度食べてみたいな（笑）」 

「ちょっ！！！」 

ぽかーんとしてます 

芝村 さん: 
健司はでかい魚を持ってきた。 

１０ｋｇある。鯛？ 

健司はでかいサバイバルナイフで工作を始めた 

時野あやの さん: 
「はやいよっ！！？」（笑いながら） 

芝村 さん: 
つばさが意味もなくわーわーいいながら 

まわってる 

時野あやの さん: 
つばさといっしょに踊りながら待ってます 

芝村 さん: 
健司はでかい頭を煮付けにして、身を刺身と湯引きして、半身を焼いて笹の葉にのせた。 

健司：「鯛めしはまて」 

時野あやの さん: 
「すごいーーー！！！！！」 

「うん！！！！」 

芝村 さん: 
＃いかにも男料理だ。豪快な上に大皿料理ばかり 

時野あやの さん: 
＃でもすごいです（笑） 

「つばさ、楽しみだね～」踊りながら 

＃家にいないときはグリンガムと二人でこうやって食事してるんですね 

＃どこでも生きていけそうです（笑） 

芝村 さん: 
健司：「よし、くうか」 

時野あやの さん: 
「はーい！」 

芝村 さん: 
＃ええ。漁業権とかいろいろありそうだが 

時野あやの さん: 
つばさを膝に乗せます 

芝村 さん: 
健司：「熊でもくうか。今度」 

時野あやの さん: 
＃ああ、確かに（笑）＞漁業権 

「熊？！食べたことないよ！」 

芝村 さん: 
つばさは目を丸くして魚を見てる 

身が七色にひかってる 

時野あやの さん: 
「つばさ、すごいね～大きいね～ほら、ぴかぴかしてるよ～」 

芝村 さん: 
健司：「まあ、血抜きが大変なんだけどな」 

つばさはあなたを見上げてにゃーと言った 

時野あやの さん: 
「にゃーだって！クール＝ミントみたいだね」笑いながら 

「よし、みんなで食べよう！」 

芝村 さん: 
健司：「おお」 

健司は自家製の塩を盛った 

時野あやの さん: 
「グリンガムもクールミントも一緒に食べよう！」二匹を呼びます 

芝村 さん: 
グリンガムとクールミントは最初から並んでるよ 

時野あやの さん: 
＃自家製ですか！ 

芝村 さん: 
目を輝かせている 

＃海の水を煮詰めてつくってる 

時野あやの さん: 
「よし、じゃぁ、みんなでいただきますー！」 

＃健司すごいですね～（笑） 

芝村 さん: 
いただきまーすと、皆がいった。＋がう＋にゃー 

／＊／ 

はい。お疲れ様でした 

時野あやの さん: 
ありがとうございました！ 

芝村 さん: 
健司のどうしようもないこだわりが光ってますな 

時野あやの さん: 
塩とかですか？ｗ 

ナイフとか 

芝村 さん: 
いや。男料理はな（笑） 

まあ、いるいるーと思いながら見てました 

時野あやの さん: 
なるほど（笑） 

たしかに、手がこんでましたｗ 

というか、健司が料理すると思っていなかったので 

やっても丸焼きとかそういうレベルで考えていたので 

すごくびっくりしました！ 

芝村 さん: 
丸焼きもするし、竹の子山じゃーとかいって　山を焼いたりしてたけどな 

時野あやの さん: 
えー！！ 

健司はもうちょっと色々考えた方がいいと思います・・・ 

まぁ、そこもかわいいですが！ 

あ、涼州の影のうわさですが、あれって藩王にも関係ありますか？ 

双面の王なんて名前が付いているくらいなので 

芝村 さん: 
そだね 

時野あやの さん: 
一番危ないのは藩王じゃないかと 

やっぱり・・・ 

芝村 さん: 
評価は＋１＋１秘宝館には１、１で依頼出来ます 

では解散しましょう。おつかれさまでしたー 

時野あやの さん: 
はい、長々とありがとうございました 

それでは失礼いたします     </description>
    <dc:date>2009-06-11T13:12:54+09:00</dc:date>
    <utime>1244693574</utime>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/23.html">
    <title>練習1</title>
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    <description>
      -練習ページです    </description>
    <dc:date>2009-05-29T00:13:46+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/1.html</link>
    <description>
      [[画像投稿テンプレ]]
[[テキスト投稿テンプレ]]

#comment(,nsize=15,size=50,vsize=3,below)
- 携帯サイト完成しました。 &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/desert.html &amp;br()  -- 時野あやの  (2008-03-31 21:02:48)
- 皆様修正ありがとうございます。 &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/the%20end%20of%20a%20desert.html &amp;br() &amp;br()修正して頂いた物を反映致しました。 &amp;br() &amp;br()ただ、いくつか気になった点がありましたので、こちらに報告致します。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()＊睦月さんの伝説より &amp;br()砂に足を取られ、こけそうになりながらオアシスを目指して走る。走る。走る  &amp;br()↓ &amp;br()砂に足を取られ、転びそうになりながらオアシスを目指して走る。走る。走る  &amp;br() &amp;br()全部飛ばされた荷物の中に入っていたのをすっかり忘れていた、酷く落胆した &amp;br()↓ &amp;br()全部飛ばされた荷物の中に入っていたのをすっかり忘れていたのだ。私は酷く落胆した。 &amp;br() &amp;br()上記以外も句読点をいくつか直させて頂きました。 &amp;br() &amp;br()もし、問題があればお知らせ下さい。  -- 時野あやの  (2008-03-27 23:30:38)
- 皆様作業お疲れ様です＆ありがとうございます！ &amp;br() &amp;br()こ、これから確認していきます・・・ごふっ（作業遅くてすみません）  -- 時野あやの  (2008-03-26 00:18:29)
- 蜃気楼と伝説、修正しました。  -- うにょ  (2008-03-25 22:59:52)
- オアシスと伝説、両方とも指摘された部分の修正終わりました  -- 睦月  (2008-03-25 13:48:17)
- 龍の巣の改稿も終了…。 &amp;br()なんかいろいろ付け足したんでまたミスが増えていそうですが！が！ &amp;br()ということで自分の分の改稿作業終了しました。 &amp;br()３つともwikiにあげた記事を直接修正してます（更新履歴で一発です（ぇ  -- 影法師  (2008-03-24 22:03:52)
- 続いて謎の行商改稿完了。 &amp;br()こちらは特に問題なく、指摘部分を修正しましたー。 &amp;br()さて、次は問題の伝説ー。伝説ー。 &amp;br()時間がかかりそうなので間に合うように出しますー。  -- 影法師  (2008-03-23 22:16:50)
- 風景改稿完了。 &amp;br()様々なものに見ることの出来る風景 &amp;br()※様々なものに見えることの出来る風景 &amp;br()については改稿前のままで正しいと判断したので手を加えてませんー。  -- 影法師  (2008-03-23 21:53:17)
- http://82789969.at.webry.info/200802/article_8.html &amp;br() &amp;br()修正したものです。 &amp;br()よろしくおねがいしますー。  -- むつき  (2008-03-22 01:56:49)
- 吏族から修正依頼がきました。 &amp;br() &amp;br()http://namelessworld.natsu.gs/sakura/sanbou_BBS/wforum.cgi?no=2060&amp;reno=2053&amp;oya=2051&amp;mode=msgview &amp;br() &amp;br()こちらに内容が書いてありますので一度目を通してみて下さい。 &amp;br()ただし、全ての項目に対して修正しなければならない訳ではありませんので &amp;br()それぞれ担当した方のご意見をお伺いしてから修正作業に入って頂きたいと思っております。 &amp;br()お手数ですが、各々担当箇所についてご一考頂ければ幸いです。 &amp;br() &amp;br()また、皆様のご意見を伺うために明日一度召集をかけたいと思います。 &amp;br()いつもどおり21：30分当たりに拉致りたいと思いますので &amp;br()宜しくお願い致します。 &amp;br()（明日御用のある方は無理に参加しなくてもかまいません。後日個別に伺います） &amp;br() &amp;br() &amp;br()それから。 &amp;br() &amp;br()果ての砂漠に更に追加報酬が９０マイル出ましたー！！ &amp;br() &amp;br()ただ、こちらに関しては &amp;br() &amp;br()＊影法師さんへの報酬追加 &amp;br()＊HTML化に対する報酬 &amp;br()＊意見出し等目に見えない作業に対しての報酬 &amp;br()＊取りまとめなどをした者に対する報酬 &amp;br() &amp;br()という形で頂いている部分がありますので &amp;br()まずそれらを差し引いた上で、 &amp;br()それぞれの作業量に対して割り振っていく形を取りたいと思っております。 &amp;br() &amp;br()具体的な割り振りに関しては現在考え中です。 &amp;br()何かご意見等あれば明日お聞かせ頂ければ幸いです。 &amp;br()  -- 時野あやの  (2008-03-21 02:30:54)
- http://ayano.main.jp/the%20end%20of%20a%20desert &amp;br() &amp;br()とりあえず、暫定的ですが提出用のページ作りました。 &amp;br()何か問題、意見等あればお知らせ下さい。 &amp;br() &amp;br()夜に一度召集かけて、そのあと提出に行きますー &amp;br()  -- 時野あやの  (2008-03-06 17:22:03)
- 報告遅れましたが謎の（ｒｙ　は修正しましたー &amp;br()  -- 影法師  (2008-03-06 02:00:42)
- 蜃気楼をちょこちょこ修正しました。  -- うにょ  (2008-03-06 01:45:05)
- 設定的におかしかったのでオアシスの文章をごっそり差し替えました。  -- 睦月  (2008-03-06 00:20:44)
- ぼんやりとした地図の様なものを作成。 &amp;br()隙間ウメにでも使って下さい。  -- 萩野むつき  (2008-03-05 22:09:35)
- 砂漠の民については昨日本人に教えてもらいましたー。 &amp;br()ので、余裕があったらそこからスピンオフしますー &amp;br() &amp;br()ということでちえｓ…もとい謎のおっさん修正開始  -- 影法師  (2008-03-05 08:58:30)
- ＊影法師さん &amp;br() &amp;br()砂漠の民については睦月さんがオアシスの文章で少し触れて下さってます。 &amp;br()ですので、そちらを読まれてみて下さい～  -- 時野あやの  (2008-03-05 08:23:45)
- ＊たかとさん &amp;br() &amp;br()わーん！お忙しい中ありがとうございますー！ &amp;br()おっさんビバオッサン！ &amp;br() &amp;br()＊うにょさん &amp;br() &amp;br()ありがとうございますー！ &amp;br()こういう文章待ってました！ &amp;br()特に問題ないと思います &amp;br() &amp;br()＊むつきさん &amp;br() &amp;br()本当にたくさんのイラストありがとうございます！ &amp;br()女の子がかわいいー・・・！ &amp;br() &amp;br()＊影法師さん &amp;br() &amp;br()謎の旅商人ありがとうございます！ &amp;br() &amp;br()えーと、ちょっとだけ気になったことが・・・ &amp;br() &amp;br()しかし正体不明、所在不明、目的不明と不明尽くしの彼だからこそもつ独特の神秘性が &amp;br()果ての砂漠へ訪れるものの足を途絶えさせていないのは事実であろう。  &amp;br() &amp;br()この文章だと旅商人に会うのが目的で人がいっぱい来てるように &amp;br()読み取れるのですが、祈りや瞑想に来る人くらいしかいないような &amp;br()感じだったと思うので、そこだけ直して頂けると幸いです。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()＊うにょさんの伝説絵1枚完成しました &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/densetu003.jpg &amp;br() &amp;br()で、できたらあと1枚くらい描きたいですごふっ・・・  -- 時野あやの  (2008-03-05 01:49:06)
- 謎の旅商人もとい謎の行商見切り投下。 &amp;br()時間の許す限り修正かけていきますー &amp;br()http://www5.atwiki.jp/ayanotokino/pages/20.html &amp;br()  -- 影法師  (2008-03-05 01:37:42)
- 謎の旅商人のテキスト開始してます。おそらく早くて5日中、遅くて6日夜には提出しますー &amp;br() &amp;br()同時進行でこっそり砂漠の民の設定も書いてみますが、ほかに書いていらっしゃる方がいましたら教えてくださいー  -- 影法師  (2008-03-05 00:40:19)
- 謎の旅商人と砂漠の民テント　出来上がっています。 &amp;br()画像追加しました。  -- 萩野むつき  (2008-03-05 00:11:52)
- 遅くなりましたが蜃気楼アップしました &amp;br()正直文量が少ないので何かありましたら是非突っ込んでくださいosz  -- うにょ  (2008-03-05 00:09:18)
- 睦月さんの伝説挿絵アップしてます。 &amp;br()なかなか参加できずにごめんなさいー；；  -- 久珂あゆみ  (2008-03-04 23:08:43)
- 皆様作業お疲れ様です！ &amp;br() &amp;br()＊影法師さん &amp;br() &amp;br()読みましたー！たくさんありがとうございます！ &amp;br()特に問題はないと思います &amp;br() &amp;br()＊睦月さん &amp;br() &amp;br()ありがとうございます！読みました！ &amp;br()特に問題はないと思います &amp;br() &amp;br()＊むつきさん &amp;br() &amp;br()ありがとうございます！ありがとうございます！ &amp;br()どんどん進めちゃって下さいー &amp;br() &amp;br()私は現在うにょさんの伝説絵3枚目かいてます・・お、おわらない・・  -- 時野あやの  (2008-03-04 22:23:19)
- 只今謎の旅商人と砂漠の民テント製作しています。 &amp;br()今日中には上げておきます。  -- 萩野むつき  (2008-03-04 21:54:37)
- 砂漠の民、サウド　出来ました。 &amp;br()画像追加してあります。  -- 萩野むつき  (2008-03-03 23:06:24)
- こちらも一先ずオアシスの文章提出してみましたー &amp;br()突っ込みとか付け加えるべき部分とか教えて貰えると幸いですーorz &amp;br()http://www5.atwiki.jp/ayanotokino/pages/17.html  -- 睦月  (2008-03-03 12:16:45)
- とりあえず一旦、骨に肉をつけただけのような状態ですー。これから推敲やら読み直しやらの皮付け作業に入りますー。 &amp;br()なんかこれおかしいだろってのは教えてくれないとわかりませんので教えてくださーい（銃殺 &amp;br()http://www5.atwiki.jp/ayanotokino/pages/16.html  -- 影法師  (2008-03-03 09:25:49)
- ＊業務連絡 &amp;br() &amp;br()芝村さんに、3/6まで〆切の延長をお願いして来ました。 &amp;br()ただ、出来るだけ早く提出したいと思っていますので &amp;br()皆様早急に作業して頂けると幸いです。 &amp;br() &amp;br()＊うにょさんの伝説絵一枚完成しました &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/densetu002b.jpg &amp;br() &amp;br()  -- 時野あやの  (2008-03-03 01:39:31)
- ＊むつきさん &amp;br() &amp;br()ありがとうございます！ありがとうございます！ &amp;br() &amp;br()＊うにょさんの伝説挿絵とりあえず一枚出来ました &amp;br()もう何枚か描く予定です・・・ &amp;br() &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/densetu001a.jpg  -- 時野あやの  (2008-03-02 17:50:55)
- 現状、睦月さんぶん、１点上がってます。  -- 萩野むつき  (2008-03-02 16:14:59)
- はー、了解しましたー。  -- 萩野むつき  (2008-03-02 12:44:20)
- ＊むつきさん &amp;br() &amp;br()わーん！ありがとうございますー！ &amp;br()ええと、もし余裕がありましたら、 &amp;br()睦月さんの方のイラストも作業して頂けると助かります！ &amp;br()私はうにょさんの方のイラストを描きますー  -- 時野あやの  (2008-03-02 03:13:52)
- http://82789969.at.webry.info/200803/article_2.html &amp;br()影法師さん分イラストあがりましたー。  -- 萩野むつき  (2008-03-02 02:58:25)
- ＊業務連絡 &amp;br() &amp;br()えー、何やら恐ろしい話が舞い込んできました。 &amp;br()〆切延長すればするほど、報酬は下がるそうです・・・！（吐血） &amp;br()なので、皆様頑張って早めの作業をお願い致します！ &amp;br()延長しても3月5日～6日あたりに提出出来たらなーと現在考え中です！ &amp;br() &amp;br()わ、私が一番やばい・・・！（涙）  -- 時野あやの  (2008-03-02 02:55:51)
- ＊うにょさん &amp;br() &amp;br()ありがとうございますー！ &amp;br()読みました！謎の少女いいですねー！ワクワクします！ &amp;br()とりあえず、次は風景の作業に入って頂ければ幸いです。 &amp;br() &amp;br()＊砂嵐完成しました。 &amp;br()まーた謎の建物っぽいの描いちゃいました・・・ &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/sunaarasi001a.jpg &amp;br()  -- 時野あやの  (2008-03-02 02:53:11)
- なんとか捏造できました。 &amp;br()遅れまくったうえにこんな内容でホントすみませんosz  -- うにょ  (2008-03-01 22:39:36)
- 伝説の作成は何とか投下出来るまでにしましたー &amp;br()http://www5.atwiki.jp/ayanotokino/pages/14.html &amp;br()色々勘違いしている気しかしない文章ですんませんorz  -- 睦月  (2008-02-28 21:08:33)
- 水路できてますが、画像のアップは又夜にいたします。（リブログにログイン今できなくなってたので）  -- 萩野むつき  (2008-02-28 00:07:27)
- すいません、伝説の作成遅れてますー orz &amp;br()明日の会議までには何とか作れるように頑張りますーorz  -- 睦月  (2008-02-27 22:12:27)
- 一旦見切りをつけて投下しましたー。 &amp;br()http://www5.atwiki.jp/ayanotokino/pages/13.html &amp;br()読み直せば読み直すほどどこが伝説なのかと自分の感性を疑いたくなる上に文章が（狙撃  -- 影法師  (2008-02-27 10:29:34)
- オアシス上がりました。 &amp;br()水路作成夜からかかります。 &amp;br()（ねむーデス）  -- 萩野むつき  (2008-02-27 02:59:01)
- ＊影法師さん &amp;br() &amp;br()作業お疲れ様ですー！ &amp;br()投稿テンプレありがとうございます！助かりますーー！ &amp;br()お、落ち込んでる時は作業無理なの分かります！ &amp;br()あまりご無理はなさらずに！ &amp;br()でも、楽しみに待ってます（笑） &amp;br() &amp;br()＊むつきさん &amp;br() &amp;br()うわーーうわーー！きれー！ありがとうございます！ &amp;br() &amp;br() &amp;br()私は砂嵐に挑戦中です・・・・ &amp;br()難しかったら違うの描くかも・・・・  -- 時野あやの  (2008-02-27 02:08:00)
- 一応↑に投稿できると思うようなのを作りましたー &amp;br()が、自分で試してないのでミスってたりわかりにくかったらすいません☆ &amp;br()（脱兎）  -- 影法師  (2008-02-27 01:06:03)
- 勝手に凹んだりなんだりで作業の進みが悪いですーorz &amp;br()打ち合わせ了解。それまでには何とか形にしようと思いますー  -- 影法師  (2008-02-27 00:40:21)
- 昼の砂漠あがりましたー、次、オアシスかかります（打ち合わせの件了解しました。）  -- 萩野むつき  (2008-02-27 00:01:05)
- ＊業務連絡 &amp;br() &amp;br()近いうちに（明日か明後日）一度全員召集をかけて &amp;br()作業の進行状況の把握を行いたいと思っております。 &amp;br()あまり進みが悪いようでしたら〆切の延長申請も考えております。 &amp;br() &amp;br()時間は21時半～くらいを考えておりますので &amp;br()強制ではありませんが &amp;br()出来たらメッセに上がっておいて頂けると幸いです  -- 時野あやの  (2008-02-26 23:49:21)
- ＊うにょさん &amp;br() &amp;br()作業お疲れ様ですー &amp;br()進行状況によっては〆切の延長申請考えておりますので &amp;br()思う存分やって頂ければ幸いですｖ &amp;br() &amp;br() &amp;br()＊一応蜃気楼出来ました &amp;br() &amp;br()http://ayano.main.jp/sinkiro001a.jpg &amp;br() &amp;br()伝説のイメージにでも使って頂けたら幸いです。  -- 時野あやの  (2008-02-26 23:46:56)
- 伝説捏造遅れてます、すみませんosz  -- うにょ  (2008-02-26 22:56:45)
- ＊むつきさん &amp;br() &amp;br()ありがとうございます！！きれー！超キレー！！ &amp;br() &amp;br()＊影法師さん &amp;br() &amp;br()説明とテンプレ作って頂けると大変嬉しいですー！ &amp;br() &amp;br() &amp;br()私はまだ作業が終わってません・・・・すみません・・・ &amp;br()明日には蜃気楼上げられたらいいなと思ってますー  -- 時野あやの  (2008-02-26 02:14:12)
- 砂漠（夕方、夜）出来上がりました、下記アドレスに追加してあります。  -- 萩野むつき  (2008-02-26 00:58:11)
- 伝説ひとつでっちあげちう。 &amp;br()明日にはここに上げますー &amp;br()　ちょっといじればwikiのほうにページ作れるぐらいな説明とテンプレートとか置いてみていいですかね？  -- 影法師  (2008-02-25 23:30:38)
- 塔の見える風景出来上がりました。 &amp;br()http://82789969.at.webry.info/200802/article_8.html &amp;br() &amp;br()砂漠（昼夕方夜）作成します。  -- 萩野むつき  (2008-02-24 23:45:41)
- 進行状況報告 &amp;br() &amp;br()蜃気楼（風景）作成中です。 &amp;br()出来上がったらこちらにアドレス載せます～ &amp;br() &amp;br()他の方も何か進行してる作業等があれば報告して頂ければ幸いです  -- 時野あやの  (2008-02-24 16:21:28)
- 良い感じだと思います！  -- 時野あやの  (2008-02-22 22:59:54)
- こんなんでどうだろう？  -- 影法師  (2008-02-22 22:59:22)    </description>
    <dc:date>2008-03-31T21:02:48+09:00</dc:date>
    <utime>1206964968</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/19.html">
    <title>蜃気楼</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/19.html</link>
    <description>
      ----
蜃気楼という現象がある。密度の異なる大気中で光が屈折して起こる現象の事だ。
この果ての砂漠でもよく見られる現象であり、遠く揺らめく景色というのは自然の美しさを感じさせてくれるだろう。

しかし、砂漠という環境ではそう安心出来ない。
もし砂漠で遠くに水場があるように見える時があっても、その時は注意深く見直して欲しい。もしかしたら、その水場は『逃げ水』という現象かもしれないからだ。
『逃げ水』は蜃気楼の一種で、遠くに水のようなモノが見える現象を言う。もしこの水場を目指して歩くと、ありもしない水を探して永遠に砂漠を彷徨うことになってしまうだろう。

また、一般的な蜃気楼とは違い、この砂漠特有の蜃気楼と呼ばれる現象がある。
その現象は起こる場所も条件も解明されていないが、ごくたまに砂漠の景色の向こうに見たこともない街並みを見たという人が出てくるのである。
その目撃者達の証言によると、突如砂漠の景色の向こうに、背の高い建物とそれを中心に広がる街並みが現れるらしい。その街並みは、揺らめく大気に遮られて詳細な形を確認する事は出来ないが、近代的な街並みのようにも古代の遺跡のようにも見えるのだという。そしてしばらくすると、街並みは幻のように掻き消えるのだそうだ。

勿論この果ての砂漠にはそのような街は存在せず、位置的にも他の宰相府の区画の建物ではないようなのである。
砂漠に沈んだ都市の亡霊だとか宰相府で秘密裏に建設されている軍事基地だという何の根拠もない様々な憶測が飛び交うが、真相を知るものは誰一人としていない。
----    </description>
    <dc:date>2008-03-25T22:59:25+09:00</dc:date>
    <utime>1206453565</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/15.html">
    <title>伝説（うにょ）</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/15.html</link>
    <description>
      ----

サク・・・サク・・・
いつものように砂漠を歩く。
サク・・・サク・・・
後ろを見ると、まっさらな砂の海に私の足跡だけが続いている。
サク・・・サク・・・
前を見ると、目的地が見えてくる。後もう一踏ん張りだ。

ようやく、目的地に到着する。何度通っても、やはり砂漠の熱は慣れそうにない。
砂に埋もれかけた古い遺跡。どれくらい昔の物なのか分からないが、風化が激しく建物としての形はほとんど残っておらず、壁や柱が砂漠から生えている、そんな風景だ。
近くに小さな[[オアシス]]があるしゲートからもそう離れてはいない。だが、そもそもこの砂漠を訪れる人は少なく、コレといった見るべきものがある場所でもないので、今までこの遺跡で人と会ったことはない。


「・・・もう、遅いぞ～！」


水を飲み一息ついていると、可愛らしい声が聞こえてくる。
声のした方向を振り返る。
乱雑して生えた石柱の一つに座り、白い髪を風になびかせながら頬を膨らました少女がこちらを見ていた。

・・・唯一つの例外を除いて、だが。

彼女と初めて会ったのは、かれこれ5年ほど前だったろうか。当時学生だった私は、考古学をかじっていたせいもあって、色々な遺跡を見て回っていた。
次の行き先を考えていたある日、ふと子供の頃に祖父に聞いた御伽噺を思い出してこの遺跡を目指すことにしたのだ。

「どうしたの？ボーっとして」
「・・・いや、なんでもないよ」
いつの間にか近づいてきた少女が心配そうに見上げてきていた

年は１５，６歳くらいだろうか。
雪のように白い髪とこの日差しでもまったく日焼けしていない白い肌。
日の照りつける砂漠だというのに、場違いな白いワンピースを着ているが、本人はまったく気にしていないようで汗一つかいていない。
白で固められた風貌の中で、紅い瞳が一際印象を強くしていた。

初めて会ったのが5年前なので、当時は10歳くらいかと言うと、そうではない。彼女は、初めて会った時からまったく姿が変わっていなかった。


祖父の御伽噺は、要約するとこうだった
祖父は、瞑想の為に度々この砂漠を訪れていたそうだ。
そんなある日、突然の砂嵐に巻き込まれて道に迷ってしまったが、何とかこの遺跡を見つけて命拾いしたとかなんとか。その時に、彼女と出会ったらしい。
・・・ちなみにこの御伽噺のオチは、この少女に会いに行く為に『瞑想』に行く回数が増えた祖父を、祖母が浮気しているのではと勘違いしてエライ大喧嘩をした、という酷い物だった。
子供心にそんな話を聞かせるのはどうかと思ったが・・・まぁ現状を見るとそう祖父の事を批判出来そうにないのが悔しい所だ。


「見た所熱中症じゃないみたいだけど・・・大丈夫？」
「何年ここに通ってると思ってるんだ？本当に大丈夫だよ。・・・まぁ今日は少し日差しが強いからな、ほら、さっさと日陰に」
言い終わる前に、彼女はいつもの日陰に移動していた。何が嬉しいのかにこにこしながら、はやくはやく、とこっちに手招きをしている。


月に一度という頻度とはいえ、それなりに長く会っているのに彼女の名前はまだ分かっていなかった。何度か尋ねた事はあったが、『覚えてない』、の一点張り、何でここにいるのかというのも『気がついたらここに居た』らしい。
一度きつく問い詰めた事があったが、その時は泣きながら走り去ってしまい、その日はもう二度と姿を現さなかった。なのでもうあまり彼女の事は聞かないようにしている。

ここに来て何をするかというと、別に特別な事をするわけではない。ただ単に彼女と話をするだけだ。
と言っても、彼女はこの何の変化もない砂漠にいるのでコレといった話題がない。なので大抵私が外で起こった出来事を聞かせる形になる。
年相応に、どこぞの動物園で生まれた珍しい動物の赤ん坊の話しに目を輝かせたかと思えば、次は新型I=Dの事を興味深そうに聞いてきたり、未だに彼女の興味の傾向が分からない。雑学や豆知識の類が増えたのは彼女のせいといっても過言ではないだろう。


話しに区切りが付くと、彼女は空を見上げた。つられて私も上を向くと、もう日が落ち始めていた。
「そうか、もう時間か・・・」
視線を戻すと、彼女はもう遺跡の入り口にいた。さっきまでの笑顔とは違う悲しそうな笑顔を見せながら。
彼女はこの遺跡から出ようとはしない。もしかしたら『出られない』と言ったほうが正確なのかもしれないが・・・


「それじゃ、またね」
「それじゃ、またな」


サク・・・サク・・・
粒子の細かい砂を踏みしめ、今日も私は砂漠を歩く。
サク・・・サク・・・
きっと、私も祖父のように、この御伽噺を息子や孫に話すのかもしれないと思いながら。----    </description>
    <dc:date>2008-03-25T22:58:22+09:00</dc:date>
    <utime>1206453502</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/13.html">
    <title>砂漠・伝説</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/13.html</link>
    <description>
      ----

　動く海が砂漠にあると聞いて、それを人は信じるだろうか？
　否。私は信じない。海とはそもそもが塩水で覆われた広大な広さのものであり、それが砂漠にあるとは到底思えない。そもそもが波立つ以外、そう簡単に動くようなものでもない。
　しかし、果ての砂漠には確かにそれがあった。
　それは砂で出来た大海。名を、”龍の巣”という。

／＊／

「龍の巣？　かまわないが、高いぜ？」

　男は安っぽいバーのカウンターに腰を下ろし、自分のグラスを傾けた。グラスに詰め込まれた氷がカランと音を立てる。
　私がカウンターに数枚の金貨を並べると、彼はにやりといやらしく笑ってそれを自分のポケットへ入れた。

「さって……じゃあまず龍の巣ってもんについて教えてやるよ」

　彼はカウンターの向こう、もっと遠くを見るように目を細め、思い出すようにして言葉を紡いだ。

「龍の巣ってのはようするに砂海だ。わかるだろ？　砂漠によくあるあれ。一面砂だらけでまるで海みたいーってやつだ。
　ふざけるのはいい？　ああ、そいつはすまねえな。まあ端的に言えば純粋に細かい砂だけで出来た砂漠なんだ。例えるならアルコールの中に浮かぶ氷……わかりにくい？　要するに、砂漠の中にもう一つ別な砂漠があるってことだ」

　彼はまじめに聞いている私の顔を見るとカラカラと笑って再びグラスを傾けた。
　例えはよくわからなかったが、要するに同じ物質で構成されているはずなのに違うものがあるということなのだろうか。

　「で、だな」

　一息つき、男が再び語り始める。

「この”海”は砂漠を吹き抜ける風の影響をもろに受ける。軽いからな、他の砂よりも。それゆえに常に”動く”と表現される。長い時間をかけて砂海を作っていた砂が別な場所に再び堆積するからだな。
　だけど実際、何千年もかけてやっと動くかどうかだ。そんなレベルの話じゃ”動く”なんて言わないだろ？　だから龍の巣が”動く海”と言われる実際の理由はもうひとつある。
　砂龍が砂中を猛スピードで駆け巡りまくってるおかげで、地表が波を打つように不規則な隆起を見せるからだ。実際に見てみるとすげえぞ。漫画でモグラが地中を動き回るだろ？　あんな感じに地表が盛り上がるんだ」

　そんな馬鹿なと私が笑うと、彼もまあ普通信じないよなと笑った。
　私は自分の前に置かれた並々と水が注がれたグラスを眺めながら彼に話の続きを促す。

「？　ああ、砂龍ってのはな。龍の巣みたいに砂の粒子が細かい地中に生息してるやつで、この砂海を”龍の巣”って呼称する所以みたいなやつだ。
　何を食ってるのかは知らねーが、一説じゃ砂を食って細かくしている。つまり龍の巣のようなのが出来た原因は、こいつらだっていう説もある。まあ解剖してみても生態系がいまいちよくわからんらしいからな何とも言えねーんだが。
　まるで海を泳ぐ魚みたいだからこういう名前がつけられたそうだ。だが、外見は爬虫類とも取れるような感じでな。魚って言うには、ちょっとあれなんだ。
　だから俺みたいにある程度知ってるやつらはなんのひねりもなくただ砂中に潜む龍みたいなやつだから砂龍ってことにしてる。こっちのほうが簡単だし、ロマンがあるじゃねえか。相対してみろ。まるでゲームの主人公にでもなった気分だから」

　少年のように彼は笑う。私がどういう反応をすればいいのか困っていると、彼はやれやれといった風に話を再開した。

「ロマンを語っても仕方ねえみてーだから、少し砂龍について語ってやるとするか。
　とは言ってもまあ、さっきも言ったとおり詳しい生態系なんて誰も知らねーから、見りゃわかるようなことぐらいなんだけどな。
　まずあいつらには手足は無い。いや、足みてーなのは一応あるが、なんつーか河童とか居るだろ？　あれみたいな感じにヒレがついてる。おそらく砂の中を進むためにでも発達したんじゃねえかなあ。
　んで、外皮は案外硬い。深いところまで地面を潜れば、圧力もそれなりだからだろう。口径の小さい拳銃やらナイフみてーな刃物じゃ話にならなかったぐらいだ。おかげで狩人の武装には、ハンマーみたいな内部に強い衝撃を与える打撃系のやつか、対物狙撃銃とか徹甲弾みたいなのばかりが使われてる。
　話が反れたな。で、こいつらなんだが、地中っていう真っ暗闇の中でも行動出来るように、眼、つまり視覚よりも聴覚に優れている。まあ、優れているってレベルの話じゃないんだけどな。何メートルもの地下に居るのに、地上を歩く足音やらを察知出来るんだ。尋常じゃない。
　んで、こいつらはよっぽど餓えてんのか、何でも喰う悪食な野郎でな。獲物を見つければ迷わず飛び出してくる。俺もダチをひとり持っていかれた」

　私がどこに？　と間抜けな問いを返すと、彼は苦笑しながら足元を指差した。

「龍の巣にはいるってのはな。砂龍に喰われて砂の中か、砂に飲み込まれて行方不明のどっちかしかねえんだ。
　普通の砂なら人が歩いた程度で沈みはしねえんだけどな、あそこは違う。元々柔らかくて小さい砂が集まって出来てるうえに、砂中を砂龍が動き回ってやがる。おかげで砂がいい感じに地表のものを飲み込むって寸法だ。砂漠の民も「龍の巣では立ち止まることなかれ」とか言ってたから、同じ場所に立ってたら半刻で戻れなくなるんじゃねえかな」

　動いたら今度は砂龍に察知されるじゃねえか、と彼は笑いながら空になったグラスを揺らして氷を弄ぶ。
　そんな危険な場所に行きたがる人間が絶えないのは何故だ？

「そりゃあお前。真ん中ってやつを見てみたいからじゃねえのか？　登山家で言う「そこに山があるから」ってやつだ。
　あー、すまん。冗談だからそういう怖い顔すんなよ。
　まあ実際のところは砂龍だろうな。あいつらの肝がなんかの薬になるとかで高く売れるんだ、これが。
　もっとも肝を採るためには砂龍を狩らないといけねーわけだから、かなり危険がついてくるんだが……だからと言ってやめるようなやつはそもそもが社会でちゃんと働いてるわけだからな。俺みたいなやつが後を絶たないってわけだが、俺はもう引退したよ。あんな目にあうのはもう懲り懲りだ」

　彼は”あんな目”を思い出したのか、一瞬だけへらへらしていた眼光に鋭さを宿した。
　会話が途切れ、バーに流れる古めかしいレコードの奏でる音に身を任せてそのまましばらく待つ。
　すると、こちらに根負けしたのか、それとも思い出に浸り終えたのか、彼は再び口を開いた。

「……冗談みたいなやつがいてな。俺はそれを王種って呼んでるんだが……巨大なやつだったよ。ほんと、冗談みたいに。
　砂龍に巨大化光線でも当てたようなやつなんだが、ありゃあもう別の生き物だ。強すぎる。化け物って言葉はあれのためにあるんじゃねえかなと思ったよ」

　男はほんとよく助かったもんだと苦笑しながら、グラスの氷が溶けて溜まった水を飲み干した。

「以上だ。満足か？
　まあ怖いことばっか言ってた気がしないでもないが、深いところまで踏み込まずにただ景色を楽しむだけならこれ以上の風景は果ての砂漠じゃ見つからんだろうよ。
　絶え間なく動く白い大地が昼夜を問わずに輝いてるんだ。まるで光の海みたいなところだよ、あそこは。遠めに塔が見える位置をとれれば言うことなしだな」

　彼は最後にそう言って笑い、先に席を立った。
　取り残されてしまったので、私も最後に一言書き加え、筆を置こうと思う。

　これから果てへと至る旅人達に、どうか神の加護がありますように

／＊／
----    </description>
    <dc:date>2008-03-25T19:57:20+09:00</dc:date>
    <utime>1206442640</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/17.html">
    <title>オアシス</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/17.html</link>
    <description>
      ○オアシス
オアシスとは、ごく単純に言うと砂漠の中にある植物に囲まれた水場の事である。
そのこんこんと湧き出る水は一際目立つヤシ科の植物を始めとし、多様な動植物を育み、砂漠に生きる人々の生活の拠点となっている事が多い。

果ての砂漠にも、他国の砂漠に比べ数は大分少ないが、それでもオアシスと呼ばれる場所は存在する。
そしてオアシスは、ほぼ全域を砂に覆われた死の世界である果ての砂漠の中で、ほぼ唯一と言っても過言ではない、生命の息づく場所となっている。
だが、果ての砂漠のオアシスの特徴として水場の面積が総じて小さい、いわゆる小さな泉レベルのものがほとんどであるため、集落がほぼ存在しない事が上げられる。
もともと果ての砂漠は、他の砂漠に比べても過酷な環境のため、わざわざこのオアシスに移り住もうなどと考える者は皆無に等しい。
例外として砂漠に古くから住んでいる砂漠の民達にとっても、果ての砂漠におけるオアシスと言う土地は、定住するにふさわしい土地ではないのである。
宰相府の統計では、果ての砂漠では、住民は割合にして百ｋｍ四方に一人程度と言われており、その中でもオアシスを訪れる人間は砂漠の民を除けば皆無である。 
たまに訪れる砂漠の民もほとんどが一人で瞑想を行いながら数日を過ごす程度のため、他国のオアシスと比べて自然が壊れて砂漠化する要素が全くない。
それ故に果ての砂漠のオアシスは自然のままの姿を保っている。
そしてそのオアシスはとても小さい物であるが故に、砂漠を旅する者に心の安らぎを与えるよりも、寂しさと不安を呼び起こす。
だがそれがかえって砂漠の中のオアシスの孤独が砂漠の神秘性を引き立たせ、感動的な情景を生み出しているのだと言われている。    </description>
    <dc:date>2008-03-25T13:46:51+09:00</dc:date>
    <utime>1206420411</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/14.html">
    <title>伝説（睦月）</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/14.html</link>
    <description>
      果ての砂漠……

そこは宰相府の中でもっとも未開の地であり、宰相府の水の塔の南西に広がるほぼ砂しかない場所である。
だが、未開であるゆえにここには未だ数多くの伝説や伝承が残り、数々の神秘が神秘のままで残されているのである。
ここにある男が遭遇した&quot;伝説&quot;について書き記した本がある。今からそこに書かれている内容を少しだけ紹介するとしよう。

／＊／

見渡す限りは砂、砂、砂
砂以外に見えるものは無く、風の音以外に聞こえる音も無い砂漠で私はふらふらと歩いていた。
砂嵐に巻き込まれ持っていた荷物も何もかも失い、体一つで砂漠を歩いていた私の足取りはおぼつかず、今にも地に倒れ伏してしまいそうであった。

この時の私の風貌は白い布を頭に巻き、一枚布の貫頭衣。これだけ聞くと砂漠の民のようであるが、私は他の藩国から来た旅人あり、各地の伝承や伝説について調べ、研究する民俗学者であった。
今回私が果ての砂漠を訪れたのはある一つの伝承が真実であるかをその目で確かめたかったからである。

その伝承とは砂漠の民に伝わる『彷徨いの[[オアシス]]』と呼ばれる伝承である。
それは砂漠の民の男が今の私と同様に砂漠を渡っていた時の事だった。既に水も食料も無く、行き倒れかけたその砂漠の民の前に突然オアシスがが現れたという。
そこには見た事も無い動物達が棲み、砂漠には存在しないはずの果実を付けた木々や草花が生い茂っていたそうだ。

話を戻そう。
足取りは重く、太陽の光から少しでも逃げるが如く下を向いて歩いていた私がふと顔を上げると、遠くに小さくオアシスが見える。
瞬間、私は疲れきった顔に笑顔を浮かべ、走り出した。
きっとあれこそが自分の求めていたオアシスだ、そう思って喜びながら走った。
あの時の私は疲れすら忘れていたのかもしれない。
砂に足を取られ、こけそうになりながらオアシスを目指して走る。走る。走る
だが、一向に辿りつく気配は無い。むしろ走れば走るほど遠ざかって行くような気すらする。
遂に私は走るのを止めた。気が付いたからである、つつまりはそう、アレは本物じゃない。[[蜃気楼]]なのだ、と。


それから数時間経っただろうか。私からはすでに体力も気力も失われてしまっていたが、それでもまだ歩き続けていた。
遠くにはまだオアシスの幻が見える。私はその事に内心呪いの言葉を吐きたい気持ちで一杯だったが、声を出すのも疲れるので黙って歩いた。
気が遠くなるほど歩いて私は遂に倒れた。
もう駄目だと思った。もう自分はここで死ぬのだと。
そして私の視界が闇に包まれかけた、その時、目の前に突然、本当に突然としか言いようがない程に一瞬の間に……

オアシスが現れていた。

幻か・・・と思ったが、違う　何かが違う。
私は最後の気力を振りしぼって立ち上がるとゆっくりとした足取りで近づいて行った。
どんどんと近づいてくるオアシス。
足取りも自然と速くなる。私はいつの間にか走り出して、オアシスの中へ入って行った。
中に入って見ると何故だろうか、砂漠のど真ん中と思えない程に涼しく、太陽の光も急に弱くなったように感じる。
私は不思議に思いながらも水を求めると両手で掬ってごくごくと喉を潤した。ほっと一息つき、周りを見回し、そこで気づいた。
周りには見た事も無いような動物達がいたのである。
それは金色に輝いている猿であったり、角を持つ馬であったり、炎のように燃える朱い鳥であったり。
そして周りの植物もまた見た事の無い色形の物ばかりであった。
動物達は一様に私を物珍しげに見ていたが、こちらに害が無さそうだと思ったのか、近づいて来た。
私はその光景に飲まれて、固まっていたが、動物達が近寄ってくるのを見て、手を差し出し、手近な馬を撫でてみた。
馬は全く恐れなど抱いていないかのようで気持ちよさそうに撫でられていた。
金色の猿や赤い鳥達が自分も自分もとばかりに近寄って見上げてきたので撫でてやる、嬉しそう。
そしてしばらくそうやって動物達と触れ合っているとはたと気が付いた。この風景を何かに残さないといけない、それが私の目的だった。
何か映像か写真に残せるものは無いかと探したが生憎何もなかった。
全部飛ばされた荷物の中に入っていたのをすっかり忘れていた、酷く落胆した。
蜃気楼のオアシスに騙された時よりもこの時の方が落ち込んだ。
その様子を見て、動物達が私に身体を摺り寄せてきた、彼らは慰めてくれているのだろう。
私はその様子にふっと笑って、また彼らを撫でてやった。

その後は一晩を彼らと共に過ごした。途中気が緩んだせいか、忘れていた空腹が戻ってきて、腹から気の抜けた音がした時は果物を彼らが取ってきてくれた。
どれも全く見た事の無い物ばかりだったが、大層美味かったのは覚えている。
食事のお礼に歌を歌ってやった時も大層驚かされた。昔研究していた古い古い時代の言葉の歌を歌うと動物達も鳴き声を上げて唱和し始めたからだ。それは全くまとまりの無い集団であったが、不思議と調和が取れて素晴らしい合唱であった。
そして寝る時は動物達と一緒に眠った、馬や猿達と一緒は獣臭かったが、それが逆に心地よかった。

翌日、私が目を覚ますと私は砂漠の中に一人立っていた。
びっくりして辺りを見回すがオアシスや見た事も無い動物などは全くいなかった、代りに近くに集落が見えている。
あれは夢だったのかと私が思いかけた時、たくさんの動物達の鳴き声が聞こえてきた。
振り返るとそこには木々の間から動物達がこちらを見ていた。
私が驚いてそちらに向かおうとすると彼らの姿は不意に歪んだ後、忽然と消えた。
そしてそこにはただ乾いた風が吹きぬける砂漠が続くだけであった。


あれから数年、何度か果ての砂漠を訪れる事があったがあれ以来一度としてあのオアシスに遭遇する事は無かった。
あの日起こった出来事を何人かの友人にも話したが、当然ではあるが信じて貰える事は無かった。
だが、私は知っている。あの日の出来事は夢ではないのだと。『彷徨いのオアシス』は本当にあるのだと言うことを。

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    <dc:date>2008-03-25T13:46:20+09:00</dc:date>
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    <title>謎の行商</title>
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      ----

　砂漠において水源は訪れるもの共通の休憩点だ。そこでは同じく砂漠を行くものたちと出会いがあり、交流があり、協力があり、別れがある。
　そんな中、極稀にだが砂の上にシートを敷いて露天を構える、貫頭衣を纏った謎の太っ……ふくよかな男と出くわすことがある。 
　男はターバンで顔を隠しているためにその表情を見て取ることはできないが、唯一露出している瞳は吸い込まれるような深さと優しさの色が秘められており、それが常に何かを思案しているようにどこか遠くへ向けられている。
　貫頭衣の胸元には大きな茶色のネズミ型をした刺繍が施されているため、砂漠に詳しい者からは「ネズミ印」と呼ばれているらしい。
　この「ネズミ印」だが、適当な[[オアシス]]にこれまた適当な時間と、何もかもが不規則に現れては前述の通り露天を広げ、スリッパから宝石までこれまた規則性のないものを商品として取り扱っているようだ。
　彼の扱っている商品の主たるものは、使用用途もわからないようなマジックアイテムであることが多い。砂漠を行くにあたって、水筒やら食料を扱えばそれなりの儲けになるだろうに、彼がそれらを扱うことは滅多にないうえに、扱っていたとしてもそれは何らかの効果を秘めたものだったりするから困りどころである。
　結婚直前のカップルが彼と遭遇すると、頼んでもいないのに結婚指輪に相当する品物がそそっと店先に並べられるらしい。
　また、取り扱っている商品の値段も高いものは高く、安いものは安いと極端なため、そもそも儲けようという考えがないようだ。
　そんな意味不明な彼なのだが、総じて女性には甘い傾向にあるようであり、砂漠で女性が迷っていると高確率で、しかもオアシスとは全く関係のない場所であっても、突如現れる事が多々あるという。
　彼の目的はまったく不明であり、単純に趣味であるという者もいれば、いや英雄の登場を待っているのだという者もいるほどであり、文字通り神のみぞ知るというものであろう。
　しかし正体不明、所在不明、目的不明と不明尽くしの彼だからこそもつ独特の神秘性が、砂漠を訪れる者達に「会えるかもしれない」という期待と夢を持たせ、砂漠という苛酷な環境を行く糧としているのかも知れない。

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    <dc:date>2008-03-23T22:14:55+09:00</dc:date>
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    <title>風景</title>
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　砂漠には２つの顔がある。
　訪れる者の身を焼く灼熱を帯びた黄金色に輝く昼の顔と、昼とは真逆に肌を裂くような冷気に包まれた白い夜のそれだ。
　この２つの顔は、果ての砂漠にも例外なく存在しており、昼夜が真逆の気温に包まれ、まるで別世界のような景色を見せてくれる。
　砂漠における暑さの主な要因は、頭上で燦々と輝く太陽光である。つまり夜になればその太陽が落ち、植物や水源の少ない砂漠の大地は、急激に気温が下がる。
　特に果ての砂漠ではそれらに加え、[[オアシス]]などの水源がほかの砂漠に比べて少なく、水路のある両端と中央付近を比べると、まったく別の温度差を持った地域が誕生している。そして砂漠とはもとより、大地が風化して広がっていく。その温度差が低い水路と高い中央付近では、見える風景がまるで異なる。
　つまり、果ての砂漠は、厳密に分けるとするなら３つの顔を持っていることになるのだ。

&lt;昼の画像差込&gt;
　太陽を帯びて一面が黄金色に輝く、果ての砂漠においてもっとも目にすることになるのがこの風景だ。
砂漠を渡る者へ、精神的な苦痛を気づかぬうちに与えるほどに殺風景だ。
　ただしこれを見て世界の広さを知るという人間もいれば、目標がないことで無限に不安を抱く人間もいることから、見る者の観点によって様々なものに見ることの出来る風景なのだということがわかる。
　つまりこの地は、一種の神秘なのだ。
　修行や瞑想を行う者たちの多くはそれゆえに、耐え難い暑さに包まれたこの砂漠を好んで選択し、訪れるのかもしれない。

&lt;夜の画像差込&gt;
　月と星がかげりのない宵闇のスクリーンに映し出される白い夜。果ての砂漠において最も幻想的かつ、美しい風景が広がる時間帯である。
　夜の砂漠は空だけでなく、月光によって地上の砂も白く光り輝き、見るものをけして飽きさせることはないだろう。
　しかし、美しいものにほど棘はある。
　急激に気温の下がった夜の砂漠は、防寒具を持たない者には容赦ない死をもたらしかねない。加えて、天体が不規則な動きを見せる果ての砂漠においては、進むべき方向の指針も定まらず、その危険は他と比較できない。
　しかしその危険を知った上でも、夜の砂漠を好んで進むものは少なくはない。それほどまでに旅人を魅了するなにかが、この風景には隠されているのだろう。


　果ての砂漠の見所は昼夜２つの顔だけではない。
　砂漠特有の現象に加え、普段見慣れた風景でさえ、砂漠から見たものは芸術品へとその姿を変えるのだ。

&lt;夕暮れの画像差込&gt;
　まず挙げられるものが、昼と夜の２つの顔がちょうど入れ替わる瞬間の風景だ。
　真っ赤な太陽が黄金色に輝く大地を燃やしながら昼夜を反転させる儀式を行う、いわば終わりと始まりであり、砂漠においては夜明けより美しいと言っても過言ではない。
　輝く砂の海の向こうへ沈む、空を燃やすような夕日の姿は、まるで大海に沈むそれのようであり、見る者に自分が地上に立っているという事を忘れさせる、大自然の織り成す壮大なトリックアートなのだ。

&lt;砂嵐の画像差込&gt;
　砂嵐。それは吹き荒れる風が巻き起こす、砂漠で見ることの出来る自然現象の中で、もっとも力強く、恐ろしいものである。
　とは言うものの、そうそう頻繁に起きるようなものでもない。起きたとしてもその規模は大から小まで様々であり、特に視界を遮るもののない状況であれば、唐突に巻き込まれない限りほぼ無害なものと思われている。
　そのため、他の場所であれば危険で見れないようなものを遠くから見れるということもあり、好奇心からそれを求めて果ての砂漠を訪れる者も少なくないと専らの噂である。
　しかし、無害と言うのは間違いである。巻き込まれない限りは確かに無害であるが、遠めに見られるような規模の大きな砂嵐は、眺めてからでは逃げることはまず適わない。
　運良く風上にでも位置取りしていない限りは、実際に巻き込まれずともその煽りを受けた砂によって視界を奪われ、最悪進むべき道も買えるべき道も見失うことになるだろう。砂とともに天高く巻き上げられ、生者として２度と地上に帰る事がないことも多い。
　また、巨大な砂嵐に巻き込まれながら奇跡的に生還した者もごく希に存在する。
　彼らは口をそろえてその向こうに「巨大な都市を見た」と言うのだが、果ての砂漠にはそのような都市の存在は確認されていないため一種の記憶混濁だと思われる。だが、あまりにも同じ事例が数件続くためにひとつの言い伝えとして語り継がれており、これも砂嵐を旅人が求めてやまないことの起因になっていると考えられる。

&lt;水路の画像差込&gt;
　果ての砂漠の中でも異色というべき風景が、この果ての砂漠と隣の区画を区切るように流れる水路周辺の地域だ。
　水路周辺はほかの地域と毛色が違い、植物が多く生い茂り、地面にも土と呼べるものが現れている。
　湧き水であるオアシスとは違い、飲料するには若干危険でもあるが、砂漠には珍しい水源のおかげでこの周辺の昼夜の温度差はほかと比較すると非常に小さくなっている。
　また、これをたどっていくことで迷わず帰還することができることから、たどり着けるかわからないオアシスよりも、ここにベースキャンプを構える旅人が多く、場所によってはまるでキャラバンのようにテントが水辺に列を成して立てられている光景が目に付く。
　生命の元とは水である、ということが奇しくも砂漠という極限状態によって浮き彫りにされているのだ。

&lt;塔の画像差込&gt;
　最後に、最も代表的なものが、この砂漠から見た塔の姿だろう。
　舞い上がる砂や[[蜃気楼]]が人工物独特のにおいを持った塔に幻想的な色を与え、まるで違うもののように見せる。太陽の輝き方によってはさらに神々しく見せることもあるだろう。
　砂漠と言う大自然と、塔という発展の象徴が織り成す風景。それが果ての砂漠においてもっとも美しいと評され、それに異を唱えるものはまったくと言っていいほどいない。
　日中に見る塔の景色も素晴らしいのだが、夜に見る場合は格別なものである。ライトアップされた塔が、黒いキャンパスの中でその姿を煌かせるのだ。

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    <dc:date>2008-03-23T21:49:13+09:00</dc:date>
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