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    <title>ayanotokino @ ウィキ</title>
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    <description>ayanotokino @ ウィキ</description>

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    <title>20090611生活ゲーム</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/24.html</link>
    <description>
      時野あやの さん: 
芝村さん、おはようございます。生活ゲームに参りました。 

芝村 さん: 
記事どうぞ 

時野あやの さん: 
はい 

【予約者の名前】44-00049-01：時野あやの：涼州藩国 

【実施予定日時】6/11／11：00～12：00 

【予約の有無】予約　有り（１０マイル） 

【召喚ＡＣＥ】 

　・時野健司：個人ＡＣＥ：0 

　・時野つばさ：個人ＡＣＥ：0 

　・グリンガムＯＯ：個人ＡＣＥ：0 

　・クール＝ミント：個人ＡＣＥ：0 

【参加プレイヤーの食糧消費】３マイル×1人 

【合計消費マイル】計33マイル 

＃新築の家（時野邸）の特殊１　＝　，，，この施設の中で行なう生活ゲームは１０％割引になる。 

　こちらの特殊を使用いたします。 

【参加者：負担するマイル】 

　・44-00049-01：時野あやの ：-29マイル：入学済 


こちらになります 

芝村 さん: 
イベントは？ 

時野あやの さん: 
家の中で家族で過ごせればと思っています。 

芝村 さん: 
ＯＫ 

数分まってね 

時野あやの さん: 
はい 

よろしくお願いいたします 

＃不慣れなＰＣのため打ち込みが遅い、または打ち間違いが多いかもしれませんが、よろしくお願いします 

芝村 さん: 
はい 

／＊／ 

ここは貴方の家だ 

つばさがヒルデガルドのまねしてる 

時野あやの さん: 
「つばさは、おばあちゃんがよほど気に入ったのかな？」にこにこしながら見てます 

芝村 さん: 
つばさはにこーと笑った。 

健司：「俺の真似すればいいのによ」 

時野あやの さん: 
「そうだね（笑）でも、危険なこととかは真似しないでほしいかな（笑）」 

「記憶に強く残ったものを真似するみたいだから、いっぱい楽しませてあげたら、真似してくれるかも？」 

芝村 さん: 
健司：「あー」 

健司は変な顔してる。 

つばさも変な顔してる 

時野あやの さん: 
「あ！真似してる！」 

芝村 さん: 
健司：「これまねても嬉しくねえ」 

時野あ    </description>
    <dc:date>2009-06-11T13:12:54+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/23.html">
    <title>練習1</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/23.html</link>
    <description>
      -練習ページです    </description>
    <dc:date>2009-05-29T00:13:46+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/20.html">
    <title>謎の行商</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/20.html</link>
    <description>
      ----

　砂漠において水源は訪れるもの共通の休憩点だ。そこでは同じく砂漠を行くものたちと出会いがあり、交流があり、協力があり、別れがある。
　そんな中、極稀にだが砂の上にシートを敷いて露天を構える、貫頭衣を纏った謎の太っ……ふくよかな男と出くわすことがある。 
　男はターバンで顔を隠しているためにその表情を見て取ることはできないが、唯一露出している瞳は吸い込まれるような深さと優しさの色が秘められており、それが常に何かを思案しているようにどこか遠くへ向けられている。
　貫頭衣の胸元には大きな茶色のネズミ型をした刺繍が施されているため、砂漠に詳しい者からは「ネズミ印」と呼ばれているらしい。
　この「ネズミ印」だが、適当な[[オアシス]]にこれまた適当な時間と、何もかもが不規則に現れては前述の通り露天を広げ、スリッパから宝石までこれまた規則性のないものを商品として取り扱っているようだ。
　彼の扱っている商品の主たるものは、使用用途もわからないようなマジックアイテムであることが多い。砂漠を行くにあたって、水筒やら食料を扱えばそれなりの儲けになるだろうに、彼がそれらを扱うことは滅多にないうえに、扱っていたとしてもそれは何らかの効果を秘めたものだったりするから困りどころである。
　結婚直前のカップルが彼と遭遇すると、頼んでもいないのに結婚指輪に相当する品物がそそっと店先に並べられるらしい。
　また、取り扱っている商品の値段も高いものは高く、安いものは安いと極端なため、そもそも儲けようという考えがないようだ。
　そんな意味不明な彼なのだが、総じて女性には甘い傾向にあるようであり、砂漠で女性が迷っていると高確率で、しかもオアシスとは全く関係のない場所であっても、突如現れる事が多々あるという。
　彼の目的はまったく不明であり、単純に趣味であるという者もいれば、いや英雄の登場を待っているのだという者もいるほどであり、文字通り神のみぞ知るというものであろう。
　しかし正体不明、所在不明、目的不明と不明尽くしの彼だからこそもつ独特の神秘性が、砂漠を訪れる者達に「会えるかもしれない」という期待と夢を持たせ、砂漠という苛酷な環境を行く糧としているのかも知れない。

----    </description>
    <dc:date>2008-03-23T22:14:55+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/19.html">
    <title>蜃気楼</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/19.html</link>
    <description>
      ----
蜃気楼という現象がある。密度の異なる大気中で光が屈折して起こる現象の事だ。
この果ての砂漠でもよく見られる現象であり、遠く揺らめく景色というのは自然の美しさを感じさせてくれるだろう。

しかし、砂漠という環境ではそう安心出来ない。
もし砂漠で遠くに水場があるように見える時があっても、その時は注意深く見直して欲しい。もしかしたら、その水場は『逃げ水』という現象かもしれないからだ。
『逃げ水』は蜃気楼の一種で、遠くに水のようなモノが見える現象を言う。もしこの水場を目指して歩くと、ありもしない水を探して永遠に砂漠を彷徨うことになってしまうだろう。

また、一般的な蜃気楼とは違い、この砂漠特有の蜃気楼と呼ばれる現象がある。
その現象は起こる場所も条件も解明されていないが、ごくたまに砂漠の景色の向こうに見たこともない街並みを見たという人が出てくるのである。
その目撃者達の証言によると、突如砂漠の景色の向こうに、背の高い建物とそれを中心に広がる街並みが現れるらしい。その街並みは、揺らめく大気に遮られて詳細な形を確認する事は出来ないが、近代的な街並みのようにも古代の遺跡のようにも見えるのだという。そしてしばらくすると、街並みは幻のように掻き消えるのだそうだ。

勿論この果ての砂漠にはそのような街は存在せず、位置的にも他の宰相府の区画の建物ではないようなのである。
砂漠に沈んだ都市の亡霊だとか宰相府で秘密裏に建設されている軍事基地だという何の根拠もない様々な憶測が飛び交うが、真相を知るものは誰一人としていない。
----    </description>
    <dc:date>2008-03-25T22:59:25+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/18.html">
    <title>伝説イラスト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/18.html</link>
    <description>
      #image(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000538.jpg,width=500,height=500,title=睦月さん伝説,http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000538.jpg,blank,center)

睦月さんの伝説挿絵できました。
遅くなりまして申し訳ないですー；；
最後のシーンあたりをイメージで    </description>
    <dc:date>2008-03-04T23:01:06+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/17.html">
    <title>オアシス</title>
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    <description>
      ○オアシス
オアシスとは、ごく単純に言うと砂漠の中にある植物に囲まれた水場の事である。
そのこんこんと湧き出る水は一際目立つヤシ科の植物を始めとし、多様な動植物を育み、砂漠に生きる人々の生活の拠点となっている事が多い。

果ての砂漠にも、他国の砂漠に比べ数は大分少ないが、それでもオアシスと呼ばれる場所は存在する。
そしてオアシスは、ほぼ全域を砂に覆われた死の世界である果ての砂漠の中で、ほぼ唯一と言っても過言ではない、生命の息づく場所となっている。
だが、果ての砂漠のオアシスの特徴として水場の面積が総じて小さい、いわゆる小さな泉レベルのものがほとんどであるため、集落がほぼ存在しない事が上げられる。
もともと果ての砂漠は、他の砂漠に比べても過酷な環境のため、わざわざこのオアシスに移り住もうなどと考える者は皆無に等しい。
例外として砂漠に古くから住んでいる砂漠の民達にとっても、果ての砂漠におけるオアシスと言う土地は、定住するにふさわしい土地ではないのである。
宰相府の統計では、果ての砂漠では、住民は割合にして百ｋｍ四方に一人程度と言われており、その中でもオアシスを訪れる人間は砂漠の民を除けば皆無である。 
たまに訪れる砂漠の民もほとんどが一人で瞑想を行いながら数日を過ごす程度のため、他国のオアシスと比べて自然が壊れて砂漠化する要素が全くない。
それ故に果ての砂漠のオアシスは自然のままの姿を保っている。
そしてそのオアシスはとても小さい物であるが故に、砂漠を旅する者に心の安らぎを与えるよりも、寂しさと不安を呼び起こす。
だがそれがかえって砂漠の中のオアシスの孤独が砂漠の神秘性を引き立たせ、感動的な情景を生み出しているのだと言われている。    </description>
    <dc:date>2008-03-25T13:46:51+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/16.html">
    <title>風景</title>
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    <description>
      ----

　砂漠には２つの顔がある。
　訪れる者の身を焼く灼熱を帯びた黄金色に輝く昼の顔と、昼とは真逆に肌を裂くような冷気に包まれた白い夜のそれだ。
　この２つの顔は、果ての砂漠にも例外なく存在しており、昼夜が真逆の気温に包まれ、まるで別世界のような景色を見せてくれる。
　砂漠における暑さの主な要因は、頭上で燦々と輝く太陽光である。つまり夜になればその太陽が落ち、植物や水源の少ない砂漠の大地は、急激に気温が下がる。
　特に果ての砂漠ではそれらに加え、[[オアシス]]などの水源がほかの砂漠に比べて少なく、水路のある両端と中央付近を比べると、まったく別の温度差を持った地域が誕生している。そして砂漠とはもとより、大地が風化して広がっていく。その温度差が低い水路と高い中央付近では、見える風景がまるで異なる。
　つまり、果ての砂漠は、厳密に分けるとするなら３つの顔を持っていることになるのだ。

&lt;昼の画像差込&gt;
　太陽を帯びて一面が黄金色に輝く、果ての砂漠においてもっとも目にすることになるのがこの風景だ。
砂漠を渡る者へ、精神的な苦痛を気づかぬうちに与えるほどに殺風景だ。
　ただしこれを見て世界の広さを知るという人間もいれば、目標がないことで無限に不安を抱く人間もいることから、見る者の観点によって様々なものに見ることの出来る風景なのだということがわかる。
　つまりこの地は、一種の神秘なのだ。
　修行や瞑想を行う者たちの多くはそれゆえに、耐え難い暑さに包まれたこの砂漠を好んで選択し、訪れるのかもしれない。

&lt;夜の画像差込&gt;
　月と星がかげりのない宵闇のスクリーンに映し出される白い夜。果ての砂漠において最も幻想的かつ、美しい風景が広がる時間帯である。
　夜の砂漠は空だけでなく、月光によって地上の砂も白く光り輝き、見るものをけして飽きさせることはないだろう。
　しかし、美しいものにほど棘はある。
　急激に気温の下がった夜の砂漠は、防寒具を持たない者には容赦ない死をもたらしかねない。加えて、天体が不規則な動きを見せる果ての砂漠においては、進むべき方向の指針も定まらず、その危険は他と比較できない。
　しかしその危険を知った上でも、夜の砂漠を好んで進むものは少なくはない。それほどまでに旅人を魅了するなにかが、この風景には隠されているのだろう。    </description>
    <dc:date>2008-03-23T21:49:13+09:00</dc:date>
    <utime>1206276553</utime>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/15.html">
    <title>伝説（うにょ）</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/15.html</link>
    <description>
      ----

サク・・・サク・・・
いつものように砂漠を歩く。
サク・・・サク・・・
後ろを見ると、まっさらな砂の海に私の足跡だけが続いている。
サク・・・サク・・・
前を見ると、目的地が見えてくる。後もう一踏ん張りだ。

ようやく、目的地に到着する。何度通っても、やはり砂漠の熱は慣れそうにない。
砂に埋もれかけた古い遺跡。どれくらい昔の物なのか分からないが、風化が激しく建物としての形はほとんど残っておらず、壁や柱が砂漠から生えている、そんな風景だ。
近くに小さな[[オアシス]]があるしゲートからもそう離れてはいない。だが、そもそもこの砂漠を訪れる人は少なく、コレといった見るべきものがある場所でもないので、今までこの遺跡で人と会ったことはない。


「・・・もう、遅いぞ～！」


水を飲み一息ついていると、可愛らしい声が聞こえてくる。
声のした方向を振り返る。
乱雑して生えた石柱の一つに座り、白い髪を風になびかせながら頬を膨らました少女がこちらを見ていた。

・・・唯一つの例外を除いて、だが。

彼女と初めて会ったのは、かれこれ5年ほど前だったろうか。当時学生だった私は、考古学をかじっていたせいもあって、色々な遺跡を見て回っていた。
次の行き先を考えていたある日、ふと子供の頃に祖父に聞いた御伽噺を思い出してこの遺跡を目指すことにしたのだ。

「どうしたの？ボーっとして」
「・・・いや、なんでもないよ」
いつの間にか近づいてきた少女が心配そうに見上げてきていた

年は１５，６歳くらいだろうか。
雪のように白い髪とこの日差しでもまったく日焼けしていない白い肌。
日の照りつける砂漠だというのに、場違いな白いワンピースを着ているが、本人はまったく気にしていないようで汗一つかいていない。
白で固められた風貌の中で、紅い瞳が一際印象を強くしていた。

初めて会ったのが5年前なので、当時は10歳くらいかと言うと、そうではない。彼女は、初めて会った時からまったく姿が変わっていなかった。


祖父の御伽噺は、要約するとこうだった
祖父は、瞑想の為に度々この砂漠を訪れていたそうだ。
そんなある日、突然の砂嵐に巻き込まれて道に迷ってしまったが、何とかこの遺跡を見つけて命拾いしたとかなんとか。その時に、彼女と出会    </description>
    <dc:date>2008-03-25T22:58:22+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/14.html">
    <title>伝説（睦月）</title>
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    <description>
      果ての砂漠……

そこは宰相府の中でもっとも未開の地であり、宰相府の水の塔の南西に広がるほぼ砂しかない場所である。
だが、未開であるゆえにここには未だ数多くの伝説や伝承が残り、数々の神秘が神秘のままで残されているのである。
ここにある男が遭遇した&quot;伝説&quot;について書き記した本がある。今からそこに書かれている内容を少しだけ紹介するとしよう。

／＊／

見渡す限りは砂、砂、砂
砂以外に見えるものは無く、風の音以外に聞こえる音も無い砂漠で私はふらふらと歩いていた。
砂嵐に巻き込まれ持っていた荷物も何もかも失い、体一つで砂漠を歩いていた私の足取りはおぼつかず、今にも地に倒れ伏してしまいそうであった。

この時の私の風貌は白い布を頭に巻き、一枚布の貫頭衣。これだけ聞くと砂漠の民のようであるが、私は他の藩国から来た旅人あり、各地の伝承や伝説について調べ、研究する民俗学者であった。
今回私が果ての砂漠を訪れたのはある一つの伝承が真実であるかをその目で確かめたかったからである。

その伝承とは砂漠の民に伝わる『彷徨いの[[オアシス]]』と呼ばれる伝承である。
それは砂漠の民の男が今の私と同様に砂漠を渡っていた時の事だった。既に水も食料も無く、行き倒れかけたその砂漠の民の前に突然オアシスがが現れたという。
そこには見た事も無い動物達が棲み、砂漠には存在しないはずの果実を付けた木々や草花が生い茂っていたそうだ。

話を戻そう。
足取りは重く、太陽の光から少しでも逃げるが如く下を向いて歩いていた私がふと顔を上げると、遠くに小さくオアシスが見える。
瞬間、私は疲れきった顔に笑顔を浮かべ、走り出した。
きっとあれこそが自分の求めていたオアシスだ、そう思って喜びながら走った。
あの時の私は疲れすら忘れていたのかもしれない。
砂に足を取られ、こけそうになりながらオアシスを目指して走る。走る。走る
だが、一向に辿りつく気配は無い。むしろ走れば走るほど遠ざかって行くような気すらする。
遂に私は走るのを止めた。気が付いたからである、つつまりはそう、アレは本物じゃない。[[蜃気楼]]なのだ、と。


それから数時間経っただろうか。私からはすでに体力も気力も失われてしまっていたが、それでもまだ歩き続けていた。
遠くにはまだオアシスの幻が見える。私    </description>
    <dc:date>2008-03-25T13:46:20+09:00</dc:date>
    <utime>1206420380</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/13.html">
    <title>砂漠・伝説</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/ayanotokino/pages/13.html</link>
    <description>
      ----

　動く海が砂漠にあると聞いて、それを人は信じるだろうか？
　否。私は信じない。海とはそもそもが塩水で覆われた広大な広さのものであり、それが砂漠にあるとは到底思えない。そもそもが波立つ以外、そう簡単に動くようなものでもない。
　しかし、果ての砂漠には確かにそれがあった。
　それは砂で出来た大海。名を、”龍の巣”という。

／＊／

「龍の巣？　かまわないが、高いぜ？」

　男は安っぽいバーのカウンターに腰を下ろし、自分のグラスを傾けた。グラスに詰め込まれた氷がカランと音を立てる。
　私がカウンターに数枚の金貨を並べると、彼はにやりといやらしく笑ってそれを自分のポケットへ入れた。

「さって……じゃあまず龍の巣ってもんについて教えてやるよ」

　彼はカウンターの向こう、もっと遠くを見るように目を細め、思い出すようにして言葉を紡いだ。

「龍の巣ってのはようするに砂海だ。わかるだろ？　砂漠によくあるあれ。一面砂だらけでまるで海みたいーってやつだ。
　ふざけるのはいい？　ああ、そいつはすまねえな。まあ端的に言えば純粋に細かい砂だけで出来た砂漠なんだ。例えるならアルコールの中に浮かぶ氷……わかりにくい？　要するに、砂漠の中にもう一つ別な砂漠があるってことだ」

　彼はまじめに聞いている私の顔を見るとカラカラと笑って再びグラスを傾けた。
　例えはよくわからなかったが、要するに同じ物質で構成されているはずなのに違うものがあるということなのだろうか。

　「で、だな」

　一息つき、男が再び語り始める。

「この”海”は砂漠を吹き抜ける風の影響をもろに受ける。軽いからな、他の砂よりも。それゆえに常に”動く”と表現される。長い時間をかけて砂海を作っていた砂が別な場所に再び堆積するからだな。
　だけど実際、何千年もかけてやっと動くかどうかだ。そんなレベルの話じゃ”動く”なんて言わないだろ？　だから龍の巣が”動く海”と言われる実際の理由はもうひとつある。
　砂龍が砂中を猛スピードで駆け巡りまくってるおかげで、地表が波を打つように不規則な隆起を見せるからだ。実際に見てみるとすげえぞ。漫画でモグラが地中を動き回るだろ？　あんな感じに地表が盛り上がるんだ」

　そんな馬鹿なと私が笑うと、彼もまあ普通信じないよなと笑った    </description>
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