首切記録内検索 / 「多摩湖さんと黄鶏くん」で検索した結果

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  • 多摩湖さんと黄鶏くん
    ...  紹介した本 多摩湖さんと黄鶏くん
  • 中学三年生 読んだ本(一部感想なし)
    ... 31冊目 11日 多摩湖さんと黄鶏くん 作者 入間人間 32冊目 17日 イチゴミルクビターデイズ 作者 壁井ユカコ 33冊目 18日 烏龍荘の今日も眠たい住人たち① 作者 壁井ユカコ 34冊目 26日 烏龍荘の今日も眠たい住人たち② 作者 壁井ユカコ 35冊目 31日 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち③ 作者 壁井ユカコ    8月 36冊目 01日 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち④ 作者 壁井ユカコ 37冊目 03日 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち⑤ 作者 壁井ユカコ 38冊目 11日 吉祥寺の朝比奈くん 作者 中田永一 39冊目 12日 空ろの箱と零のマリア 作者 御影瑛路 40冊目 13日 死人を恋う 作者 大石圭 41冊目 13日 でかい月だな 作者 水森サトリ 42冊目 19日 デュラララ!!×8 作者 成田良悟 43冊目 20日 学園キノ④ 作者 時...
  • 吉祥寺の朝比奈くん
     中田永一の恋愛小説、というのはやはりよい。本がでるスピードも今現在一番ちょうどいいので助かる。それにしても今回は純愛ものではなかったですな。まぁ毎回そんなんじゃ読者は減るのかもしれんが、、、、いや、そんなはなしはどうでもいい。  それにしてもキャラがやはりよい。  『交換日記はじめました!』  学校にて付き合い始めて数週間の男女がまわりには秘密で交換日記をするのだが、途中でほかの人にかかれたり、中盤ではよくわからないサラリーマンの手元にくることになる。  こういったかけあいが自分はけっこう好きなのですが、まぁツボにはいりましたね。ちゃんと最後のところでも自分は驚けたので(自分が鈍感なだけ?)おもしろかったです。  『ラクガキをめぐる冒険』  高校のときに遠山真之介という人に初恋をした千春。千春は携帯に登録してある番号にかけるが、電話でにでた男は違う人だった。あの頃...
  • 御影さんとユカイなイキモノ ver亀
    あのとき、一組のカップルがいる図書室のなか、君は夕日を背中にあびながら本を読んでいた。 そのときに、僕がはなしかけたということは、人生がよい方向、または悪い方向に人生が折れ曲がったのはなんとなくは感じたが、まさか君の人生までも変わるなんておもってもなかった。いや、もうくるってたんだっけか。 まぁけど、すでに君は普通じゃなかったわけだ。 こんなこというと、君は「おもわせぶりはよくない」っていいそうだね。 高校も中学もおなじようなものだと、つい最近おもってしまう。勉強をさせられる箱にすぎなかったからだ。 友人をつくれない体質になってしまった自分は、つまらない学生生活をまた再開していた。けど、これじゃまるで友人いないと学生生活はつまらないみたいなカンジになっちゃってるけども、そんなでもないようなきがしなくもない。まぁ、ここに友人いない状態で「つまらない」とかいっちゃってるから...
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2
     あいかわらずでしたね。おもしろさが。好きなヒトにはたまらないようにできている入間作品  一巻を読んでからだいぶ時間がたってから読みました。キャラを忘れる、なんてことはありませんでしたが、読んだ時間がとぎれとぎれだったためにあんまり感想がうまくかけないかもしれませんのでご注意。  内容は「入院した。僕は殺人未遂という被害の末に。マユは自分の頭を花瓶で殴るという自傷の末に。二人が入院した先では、患者が一人、行方不明になっていた。その事件は当初、僕にとって問題となるべき事柄ではなかった。数日後に起きた出来事のほうがよっぽど衝撃的だったからだ。数日後。マユは、頭部と花瓶を再度巡り会わされた。自傷じゃなく、誰かの手によって。マユは病室で血塗れになり、今回も気絶することなく自前の足で歩き、医者に治療を依頼した。そして、治療から帰ってきたマユは、本題とは関係の無いことを僕に発表した。死体を見...
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち④
    シリーズものなのでこの文章はだれにも読まれないだろう、と勝手に安心している管理者。  <病棟にてⅠ> 妻に毒を盛られるようなキャラなんて一人しかいないでしょう。つか本編にでてる人が今回の中心。  第一話『Father s Style〜エビフライと華乃子の場合』  華乃子と加地くんの話がまたでございます。  華乃子のパパの様子が最近おかしく、自分から家事をするようになったりしたのだが、どうやらお見合いをするということになっているらしく、、、そのことを問い詰めてしまった華乃子は加地くん家に泊まることになり、、、というかんじ。  まぁ加地ママがかわいかったですし、華乃子ちゃんもかわいかったよ、うん  第二話『Father s Style〜ウサギスープとキズナの場合』  ウサギスープといえば老人なのだが、、、  有生と由起には弟・妹がいたのだが、この話で登場。 ...
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち③
     シリーズものだぜ。そしてやはり最初のところが好きだな。うん。  <お喋りな死人Ⅰ>  こういったかんじが好きです。  第一話『加地くんちと山田さんち』  加地、というカンジをみるとつい「流れ星が消えないうちに」という作品をおもいだしてしまった。無駄話  この巻も同じ時間にあったいろいろな人目線で進むかんじ。  この話は華乃子のクラスメイトの加地くんとやら目線。加地くんの母親が華乃子の父親(某でっかい人形)を好きになったとのこと。それで加地くんが「この人(?)はいいやつなのか」とおもって、山田家に夜中いって、、、みたいな。  夜に雷がおちて停電がおきるわけでございますが、まぁ全体の流れをみると加地くんの活躍がよくわかるのですが。  第二話『明日夜9時、といわせるまでに二週間かかった、というだけの話』  停電からはじまるかんじ。  題名道理です。いわせる...
  • このバス地獄いき
    なにかがたくさん、おっかけてきていた。 人の形をしていて、顔の部分が青いバラのなにかが。 俺は息を荒ぶらせて走っていた。 片方の靴紐がほどけているのはわかる。 けど、走る走る。 そこは、どこかわからない場所。 廃村、そうあらわらすのが一番適切だ。 人はだれもいない。 俺は道の真ん中を全力で走って、同じ場所をなにかがおっかけてきていた。 足をなにかにひっかけて俺はおおきな動きして転ぶ。 足元にあったのは…… 青い月にてらされた死体だった。 そこ俺は不自然なことにきがついた。 何かなんてきにしないで、空をみた。 上空には、青い月と黄色い月。 二つの月が浮かんでいた。 「どーもみなさん、これからあの世いきバスツアーを開始しまーす」  目がさめると、そんなことをいっていた二十代前半といったところの女がいた。さっきまでの青い月の世界はどうやら夢のようだ...
  • 電波女と青春男
     入間さんの作品。けっこう笑えました。化物語ににたようなものをかんじた。そんなににてないかも。  両親が海外にいったため一人になった丹羽真は都会にある叔母の家に引っ越すことになる。そして家に入ってみたら布団ぐるぐるの女の子がいた。彼女いわく「地球は狙われている」だそうだ。オレの青春ってどうなるの  という話。ほかにも女の子キャラは出てくるのでそこのところもご注意。コスプレ趣味の前川さん(下の名前がわかんない)、若干天然でなぜか自転車に乗るときに黄色いヘルメットをかぶる御船流子。一巻はそんなところです。まだ続きを読んでいないのでほかにも女子キャラがいるのかはわかんないですが、、  みーまーを読んだ方にはわかりやすくいえば、みーくんの青春に目覚めたかんじ、といったところか。主人公はけっこう普通の男子で、一人青春ポイントというものをつくって、充実した学生生活をしよう、というのが...
  • 夜行観覧車
    湊かなえさんの本をずいぶんとひさしぶりに読んだんですけど、まぁいたって普通に楽しめましたね。すごい取り上げられてましたけど、湊さんの作品といたらいつもどうりだったとおもいました。あと分厚いけどわりとなんともいえないほどはやく読み終わった。  内容は「父親が被害者で母親が加害者--。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。」です。  まぁ、いつもどうりだといったのはですね、ひとつの事件をいろいろな目線でかくんです。そういう見せ方を自然とさせてくるのがこの人なんですけど、しょうじきその目線目線がうまいもんだからきっとそこが売りなんだろうけども、うん。このペースでいったらあきられそうかも、、、。  こ...
  • 神様のカルテ
    本屋大賞2位ということで、、、。まぁそりゃ読むでしょう。それにしてもイラストがいいとおもうんだが、、、そうおもったやつは自分以外にももっといるはず。表紙買いの人とかもいるのかなぁ、、、。  作品内容は「神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。第十回小学館文庫小説賞受賞。」とのこと。  デビュー作で本屋大賞二位とはすごい。「告白」なみにすごいってことではないですか。  子全的にはですね、病院での奇跡よりこの医者による奇跡、ってかいてほしかったです。そうでないと二章んところが、、、ねぇ。  第一章 『満点の星』  病院でのはなしとなるもんだから、けっこう専門用語がでてきたもんだから困った。配所のとこ...
  • 猫物語[黒]
    黒と白にわけてあるもんだから、つい上と下のような感覚で読んでみたらちゃんと完結しましたね。驚きました。そしてのっけからギャグパート。ちょいと驚いた。  内容は「完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた―。それは、誰かに禁じられた遊び…人が獣に至る物語。封印された“悪夢の九日間”は、今その姿をあらわにする!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!知らぬまに、落ちているのが初恋だ。」です。  まぁアニメ化したせいか、アニメ関係のネタがギャグパートではたくさんでてきましたね。声優さんとか。  のっけからギャグパートなわけなのだが、まぁひどかった。かるく100ページもとっているとは予想外でしたね。似ようとしてはアララギ君の変体の度合いがけっこう危なかった。ちなみにこのギャグパートは月火ちゃんでした。まぁフェニックスの次にでたと...
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち⑥
     やっと最終巻。つかサブタイトルがついとるんだが、、、、、  内容は「山田梢太として華乃子とひとつ屋根の下での生活にテンパる加地梢太。地方の小さな病院で静かに暮らすジョナサン―。鳥籠から巣立った住人たちはそれぞれの生活を送っていた。「鳥籠荘」は無人となり、このまま歓楽街のはずれで朽ちていくだけなのか…。そんなある日、トランクを引いて「鳥籠荘」の前に現れたのは―?「鳥籠荘」の後日談エピソードに加え、番外編「Blood Party!~眼鏡と吸血鬼~」を収録。―女子高生・キズナが通う学校に勤める美術教師・浅井にはある噂があった…。それは、吸血鬼!?「鳥籠荘」は吸血鬼の館!?謎めいた保健室の先生・由起も登場する、もうひとつの「鳥篭荘」ワールド。」と二部構成。  第一話『猫はお断り』  梢太くんと華乃子の話。まぁお父さんが怖いというはなしでもあるわけです。  自分は男なんでけっこ...
  • “菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕
    そういえばスニーカーはひさしぶりだな、とか意味不明のことをおもいながら読んだ。電子書籍でもでてたらしいけど、、、。これは時間かけて読んでしまったから電子書籍は、、、ちょっと、、、とおもいました。  内容は「“菜々子さん”が突然、3年前の事故は「事件だった」と語り出した。それは病床の僕にとってもはや検証不能な推理だけど、自然と思考は3年前に飛んでいた。そういえば、あの頃のキミって、意外と陰険だったよね―。“菜々子さん”が語る情報の断片は、なぜか次第に彼女が真犯人だと示し始める。“菜々子さん”が暴こうとしている真相とは一体!?可憐な笑顔の下に、小悪魔的な独善性が煌めく、まったく新しいタイプのヒロイン誕生。」です。  この文章は読んでからだいぶ時間をあけているのでちゃんとかけてないのでご注意を。  読んでいたときにけっこう眠い状態だったためにそんない覚えてないのですが(おいっ)...
  • イリヤの空、UFOの夏 その3
    1、2巻をさしおいて3巻の感想。 内容は『「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。ちょっと“変”な現代を舞台のボーイ・ミーツ・ガールストーリー』であります。一話の説明ですね。 『無線飲食列伝』 この話がなんだかんだいって熱くってすごい楽しかったです。タイトルだけ読むと犯罪の匂いがしますが、けっしてそんなはなしではございません。 晶穂とイリヤが大食いに挑戦するんです。晶穂からしかけてくるんですが、そこにイリヤがいじはりあうっていうはなしです。 ...
  • 個人的に好きな作品
     気にいった作品紹介だと思っていただければ幸いです。  終末のフール 伊坂幸太郎  文学少女シリーズ 野村美月  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんシリーズ 入間人間  呪怨 パンデミック 大石圭  百瀬、こっち向いて。 中田永一  疾走 重松清  DDD 奈須きのこ  砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹  こちらはこちらのほうで熱く語らせてもらおうと思いますので、まだ時間がかかります。更新はきまぐれなのでご注意。
  • 烏龍荘の今日も眠たい住人たち②
     二巻です。けれど先にこの本を読んだ方もいるかm、、、、いないですよね。  ちなみに作者いわく、短編になっているからどの巻から読んでも大丈夫とのことです。今更なかんじもしますけど、、、、、  二巻は一巻にくらべて恋愛色が強いようなきがしました。  <通りがかりⅠ>とⅡはカットで。ここんところけっこう好きですけどね。  第一話『人魚姫になるために間違った方法』  一言で言えば百合話。  キズナを中学のときにみかけてからずっと恋してた女の子のはなし。ウィリアムズチャイルドバードホテルのとある住人がけっこうひっかきまわしたはなし。  へれん、という住人なんですが、まぁかかわりたくないような人間でしたね。個人的な意味で、です。  第二話『ザリガニ/万引き/スケッチブック』  由起と有生の過去のはなし。この二人が表紙にのってます。  感想としては、まず二人の老人...
  • 遺書女
    私は遺書をいつもかいている。 そのせいか、もしく遺書をかいているからなのかはわからないが私は友達がいない。 そんな友人がいにあわたしは、授業と授業の間の休憩時間なんかは遺書をかいている。ヒマだからだ。 そんなんだから、もちろん学校なんか楽しくない。授業なんて、もともとおもしろくなどなんともないのだ。 といっても、もともとこの人生を楽しむ気なんてものはない。 生きれるだけいけれればいい。 そんあ考えをもつ私はいつもどうりに遺書をかく。 それにしても、さっきの理科の授業はうざかった。教師がまさか出席簿がないだけで15分も説教するとはおもわなかった。まぁ授業時間つぶせたから結果としてはよしなのか…… そんあことをひとりおもいながら、今日もいつもどうり遺書をかく。 昨日の夜に途中までかいた遺書を机からだし、さきほどの授業ではまったく使わなかったえんぴつをとりだして文章をかきはじめ...
  • 働き蟻
    読みずらくて世界に入りにくい世界観です。 -- (管理人) 2010-08-17 18 19 35 The強力文章力 -- (めがね) 2010-09-06 20 05 43 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • ふちなしのかがみ
     辻村さんの作品でありながらホラーとゆうので期待をして読んでしまった。私が好むようなホラーではありませんでしたが、、、(呪怨とかを好む)。あと、伊坂幸太郎とかの読みすぎか、全部の作品がつながっていなかったので残念がってしまった。  話が何話かのっている、とゆうスタイルです。  『踊り場の花子』は、学校の踊り場に、ある一定の条件をみたすと現れる花子さんについての話。こちらの作品は2つの目線で話ができております。私は推理小説を読んでいる気分で読みました。ホラーという意味でおもしろかったです。  『ブランコをこぐ足』は、校庭にあるブランコの事件についての話。この話は事件があって、あーだこーだいっていたりなんて話。なんでこうなったのかについてとか、事故にあった女の子のまわりにいた生徒がいっています。個人的にはあまり好きではいタイプでした。こっくりさんの話、といえばわかりやすかと、  ...
  • 人魚は報われない
    人魚を知ってる? そう、あの下半身が魚で上半身が人の女の姿のあれ。人魚姫の最後に泡になっや、そう人魚。若い女性がマーメイド、男の場合はマーマン。男もいるんだよぜ。知らなかっただろ。  元はといえばジュゴンの見間違いから端を発したという話なんだけど、科学的根拠はないらしいんだ。要するに、本当にいるかもしれない。 「はぁ」 そうとしかわたしはこたえられなかった。ついさっき会ったばかりの、パフェをガツガツと食べる藍色の着物の女性にいわれても困る。 「君はさ、人魚にどんな印象を持ってる?」 話しかける時はちゃんと顔をこっちに向けて喋ってくれるのはありがたいのだが、口の中のパフェ(色がグロテスク)が見えるでやめてほしい。 答える言葉を探すため、おごってくれるということで注文したコーヒーを口元へ運ぶ。眼鏡が曇るが、もう慣れた。 口の中へとコーヒーを入れる。思った以上に熱くってすぐ...
  • シゴフミ2
     シゴフミ二巻。最近シリーズものをいっきに読むようにしています。あと、この文をかいているのは七月九日という状態ですわい。  どんなはなしなのかは一巻の紹介をみていただければおわかりになるでしょう。めんどくさかったらア●ゾンの紹介文を読んでください。  一章『英雄になる瞬間』  ながれで消防署に勤めることになっていた桜井進のはなし。  消防署でのかったるい日々が続く中、シゴフミがとどく。そのシゴフミには住所がかいてあったりしており、「自分が死んでしまったが、隣にる妹は助けてくれ」という文章が。その子供を助けたことをはじめに、桜井は「英雄」といわれるようになり、、、、  一章には文伽たちの出番はすくない。感想としては、まぁどっかにありそうなはなしだなとかおもった。あと、腑におちなかったところといえば文伽ですね。「助けて」とかいてあるシゴフミを何回かわたしたあとに「シゴフミを利用...
  • デュラララ!!×8
    シリーズ物なわけなのだが、、、、どうにも話が思いでせずいて苦しんでしまった。図書館利用だと一気に読めないもんだからしかたがないといってしまえばどうとでもなるうのだが、、、、うーむ、、たくさん読んでるとどうしようもないもんだ。  今巻の内容は「「最近、帝人君の様子がおかしいんです。まるで…紀田君がいた時みたいに―」東京・池袋。表面上は何も変化のないこの街も、夏を迎え、水面下で熱い歪みを抱えていた。孤独な戦いに身を溺れさせる帝人。過去を清算するべく池袋に戻ってきた正臣。帝人を心配しセルティに悩みを相談する杏里。それぞれの思惑で動き始めた三人の行方とは―。さらにその裏側で大人達は別の事件に絡んでいく。ストーカーの影に怯える聖辺ルリと彼女を心配する羽島幽平。弟の悩みを何故かセルティに相談する静雄。杏里と静雄という友人達の悩みの狭間で、首無しライダーが起こす行動とは―。そして、情報屋も静かに...
  • メグとセロンⅤ
     ひさしぶりに時雨沢さんの本を読んだ。なんともいえないよさがやっぱりありますなぁ。  今回の話はラリーが女の子に告白されて、、、、という話。それにしても時雨沢さんの作品にでてくるキャラはどれもカワイイといいますか、、筋肉系キャラでこんなにも好きになれるキャラはそういないのでは?  この巻はあまり写真部メンバーが全員で、みたいなことはなかったです。セロンとラリーとジェニーが中心でした。残り3人はそんなに活躍はしませんでしたし、セロンとメグにもあまり進展がありませんでした。ラリー好きの方にはたまらないんでしょうなー。作品内の季節的にも難しいかったから仕方がないとは思いますが、今後もそのようになると読者も困るといったところ。きっと次回は進むのであろう。きっと  全体てきには次回に期待。しかしキャラのすばらしさに今更ながらきずく自分  紹介した本 メグとセロンⅤ
  • オー!ファーザー
     伊坂幸太郎読破はなんだかんだ時間の問題でできそうにないっす。  内容は「みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。 」です、内容のところはもうコピペですますようにします。時間の問題もありますので。  伊坂幸太郎の作品だなぁ、とおもえような作品でした。この作品のあとがきにのっていたのですが、「新しいタイプの作品を書き始めなければ」と、伊坂さんはおもったらしく、(ちなみに、その後の作品が『ゴールデンスランバー』です)。まぁ、最近の伊坂さんの作品を「つまらない」とおもったかた、この作品はあのころの伊坂さんですよー、とか...
  • 六百六十円の事情
     まわりの評価が高かったからすごい期待したけど、、、、まぁ普通だったような気がする。自分だけでしょうか、、、、  作品内容は「男と女。彼氏と彼女。親と子供。先生と生徒。爺ちゃんと婆ちゃん。世の中には、いろんな人たちがいる。そこには、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛 人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。日常系青春群像ストーリー」です。  本全体の流れにたいしてはとくに口をだすつもりはありません。ということはよかったということです。ちゃんと話も全部全部つながっていましたからね、、、けど、個人的に残念がったのは、1組のうちの片方がまったく登場しなかったりなんてことがあったりってこ...
  • はじめての文学 桐野夏生
     本の題名に「はじめての――」なんてかかれているからかんちがいされそうだけど、桐野さんの作品に触れたことはある。まぁだいぶ前になてしまうために偉そうにああだこうだとはいえないが。あと、この本の色に驚く。桐野夏生といったら水色なのだろうか。そこんところ納得がいなかい。また、今回は『桐野 夏生?だれそれ』といったかたがた向けに むけてかこうかなと、、、、  はじめての人向きなので短編集。『使ってしまったコインについて』『アンボス・ムンドス』『リアルワールド「ホリニンナ」』『嫉妬』『近田によるあとがき 近田ひさ子』『植林』の6点です。今回は作品紹介の分がないので苦労してここかきたいともいます。  「使ってしまったコイン」は若干レズめいた女の子の話。一夜にして友人とかの仲が決裂したり、そんないろいろなことがおこるっていう話。  「アンボス・ムンドス」はある若い女性の教師の悲劇につい...
  • 学園キノ④
     シリーズもの。そしていまさらながら自分が「サエモド」だとおもっていた。「サモエド」だったんだね、、、、、今更ながらの話。  内容は「これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。―だけど今回はバンド話。ドラム・犬山!ベース・静先輩!ギター ボーカル・木乃!茶子先生もなんか怪しく活躍しちゃって!サモエド仮面も、ワンワン刑事も当然大暴れ!?そしてあの子とかまで出しちゃって―!「キノの旅」ファンから絶対に怒られるからー、知らないからね…な第4巻。」まぁ、発売前からこの内容読んだ人はわかるとおもうんですけど、、、、バンドブームのときにこの本がでたんです。「けいおん!」の影響らしいですけどね、、、  まぁ一章の「すぐやる!」はあきらかなパロディでは...
  • 難民探偵
    西尾作品もずいぶんとひさしぶりだったわけなのですが、、、、。なんだかんだいって西尾さん読んだ本で初のミステリだったかも、、、、。  作品内容は「ネットカフェ在住の元警視庁警視・根深陽義、就職浪人・窓居証子、人気小説家・窓居京樹が京都で発生した殺人事件の謎に挑む。「戯言シリーズ」「化物語」で人気沸騰中の西尾維新が放つ、怪心の新・スイリ(推理)小説」です。  まぁミステリ苦手なわけですけど(自分が)、、、どちらかというとキャラをみせてくるようなかんじでしたので、新・スイリ小説でしたね。まだ意味わからんけども、、、。  読む前に「この厚さはなんなんだ」とかいってたら、ほとんど会話がだったためにわりとはやく読み終わりました。というより捜査はじめたのが半分くらいのタイミングだったからね。  ミステリ自体がそんな好きってわけでもないんでそんなにないんでども、、、、  なんかぐだっ...
  • V.T.R.
     本を借りててから「チヨダ・コーキってだれだ」とかいってしまいました。「スロウハイツの神様」に登場するキャラのつくった作品なんですね。読み終わってから気がつきました。どうりで薄いわけだ、、、、  作品内容は以下の道理です。「怠惰な生活を送るティーのもとに、三年前に別れた恋人、極上の美女アールからかかってきた一本の電話。「アタシの酷い噂話や嘘をたくさん聞くことになると思う。ティーにだけは知っておいて欲しいと思って。アタシは変わっていない」街に出たティーが友人たちから聞くアールの姿は、まるで別人のように痛々しく、荒んだものだった―。彼女が自らを貶め、危険を恐れずに求めたものとは…。」という好例(?)のコピペ。  うん、感想は「物たりねー」ですかね。薄かったのが個人的に裏目にでました。  作品の内容としては「十分だけど、もっとできたよね」ってかんじですかね。どっかの短編集にのっ...
  • 毛布おばけと金曜日の階段
     橋本紡さんの本。まだライトノベルの頃の作品。ラノベ卒業した数少ない人です。なんだかんだいって、この人の作品って時間がたっても人気があるんだよね。図書館とかで手に入れるのに時間がかかった。半月より入手は簡単ではあったが。  作品内容は「お姉ちゃんは毎週金曜日、階段の踊り場で“毛布おばけ”になる―。あたしとお姉ちゃんと、お姉ちゃんの彼氏の和人と、3人で過ごすこの金曜日は、あたしが “家族”という言葉を実感できる瞬間であった。父と母を失い、姉妹だけになってしまってから、家族という言葉は意味をなくした。でも、金曜日の階段は、あたしにとって至福の場所なのである―。高校生・未明の周りに起こる様々な出来事を綴ったハートウォーミング・ストーリー」です。  『みちのながてをくりたたね』  この話はキャラ紹介めいたもの+お話。百合な主人公が好きな女の子に告白する話。結末をかかない橋本さんのところ...
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち⑤
    最後から二番目の巻。若干「あれ?終わってないの?」とおもってしまうような終わり方ですけど、ちゃんとあるみたいなので気をつけてくださいな。  <続・無題Ⅰ>  一周して蜘蛛が登場。蜘蛛とは、、、、なかなかいいセンスじゃないっすか  第一話『そして誰もいなくなった』  先にいってしまえば夢オチ。いや、そうじゃないと困る。バカ話なのできがるに読めたよ、うん。  第二話『パパはわたしたちのHERO』  三回連続で加地&華乃子ペアのはなし。そしてやはり事件の中心はパパ。  今回はパパのあの着ぐるみがなくなってしまうはなし。しかもその着ぐるみを海外に売ってしまったという住人。さて困った、というはなし。パパは着ぐるみじゃない状態でもでてくるんですが、そこはノータッチで、はい。読んでください。  まぁ着ぐるみは学校にあるというね、、、、そこは読んでください。パパの活躍ぶり...
  • 影姫
     表紙がかわいかったのが理由で読み始めたんですが、、、、びっくりしたよ。中身がこんなエロエロなんて。まぁ確認してから読んだんだけどね。  読み終わった後におもったのは「この表紙の女性はだれなんだろう」ってことです。女子の登場人物がけっこう特徴あったりするのはわかるんですけどねぇ、、、、ラノベの読みすぎでそこらへんの感覚にぶったかな、、、、  作品内容は「地方都市の私立大学に入学した真太郎は、鬱屈した日々を送っていた。極度の奥手ゆえ、憧れる放送部の玉木清実に声をかけられずにいたのだ。やがて、友人で遊び人の孝一の助けで、皆で湖への1泊旅行の機会を得る。だが、同行していた友人が、湖畔で不審な死を遂げた…。直後、清実が豹変、真太郎に淫乱に迫ってきた。なぜ?古来から土地に巣くうという妖怪「影女」の仕業か?異才が放つエロティック・ホラー」です。実際にまわりの評価はあまりたかくないので「異才」...
  • 光待つ場所へ
    ひさしぶりに辻村さんの本を読んだわけなんですけど、、、、こんなにおもしろい本をかく人になっているとあおもってなかった。というより、ホントこのひとなにしてる人なんだろう(きっと小説家です)。  あと、スピンオフらしいんですけど、まったくそこのところは覚えてないキャラとかいるんで勘弁。  内容は「悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。それでも日々は、続いていく。今もっとも注目の作家・辻村深月 心震わす傑作青春小説!」  まぁ章別にちゃんと紹介しますさ。  『しあわせのこみち』  「T大学文学部二年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。」が内容。  この話を読んでまず衝撃をうけた。というのも、絵を自分もかいているのですが、この気持ちがよくわかった...
  • 美しくなんかない日
    面白かったです! -- (妄想型箱舟依存症候群患者) 2011-09-19 20 47 50 女の子の狂気が文中でもっと書かれてた方が個人的には好きかも -- (ダッツー) 2011-09-19 20 53 28 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • バカが全裸でやってくる
    入間人間作品なわけですが、、、いやぁおもしろかった。疾走感がやっぱりあるよね。  話の内容は「僕の夢は小説家だ。そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。けれど僕は天才じゃなかった。小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった。大学の新歓コンパ。そこにバカが全裸でやってきた。そしてこれが僕の夢を叶えるきっかけになった。こんなこと、誰が想像できた?現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも奇妙だった。」です。  一章「バカが全裸でやってくる」  「ぼく」のはなし。これが本内容のはなし。まぁそのまんまバカがやってくるはなし。主人公の「ぼく」はこのバカとオビコメの甲斐抄子の存在によってだいぶ夢を意識したり、なんてかんじ。  やっぱり葛藤のシーン...
  • シゴフミ4
     この文章を書いているの時は、2,3の巻の感想をとばして書いております。  シゴフミシリーズ。黒星紅白さんがツイッターで絵をかいていたのがきっかけで読み始めたわけですが、、、、まさか二回も泣かしてくれるような作品だとはおもいませんでした、、、、  一章『僕の名前を呼んでおくれよ』  人殺しのはなし。それにしても、このシリーズの一章に文伽とマヤマの登場回数がすくない、っていううのは戦略かなにかだろうか、、、、  人殺しっていうと、みんなこういうキャラをつくりたがるけど、個人的にはそういったキャラはどうかとおもうなぁ。月がすきなのはいいとして、、、  話としてはいまいちだったかな、とおもうような話でした。終わりかたもちょっと、、、な話。  二章『終わりの始まり』  文伽の生前ははなし。このはなしを読むとマヤマとの出会いもきになった。  このはなしは、ほかのシゴフミ配...
  • シゴフミ3
     この巻でおお泣きしました。嘘がキーワードだったかな。みーまーのせいかもねぇ、、  一章『嘘とオーロラ』  夜中一人泣いていました。遠目からみるときっとホラーでしょうねぇ  すぐに嘘にひっかかって騙されやすい川島慶介。学園一の秀才といわれている前田誠二。川島をよくだます英輔にまんまとに騙されて学校に一度も登校したことのないボンボン、ナンバー・ゼロこと上条蘭の家にいくことに。家にはいるさいに友人に逃げられて一人で上条の家にはいることにる川島。ボンボンなんだからすごい嫌味なやつなんだろうなんて考えていたが、実際には解決策のない病気だった上条。初めてあったときに「それは嘘なんだろ」と疑ってしまった川島が後日あやまりにいき、上条の夢をきく。「わたし、オーロラがみたいの」と、、、、  おお泣きしました。いやー、嘘っていいものだね。詳しくかくとネタバレしかねないので。実際に読んでみてくだ...
  • 遺言
    終わりんところがうまくかけなかった、と反省。いや、全体的に(以下同文 -- (管理人) 2010-12-22 17 59 14 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • 初恋ソムリエ
    前巻はそんなにおもしろいとはおもわなかったんですけど、なんかけっこうテンポよかったですね。次の巻がちょいと楽しみです。  内容は「廃部寸前の弱小吹奏楽部に所属する穂村チカと上条ハルタ。吹奏楽部の甲子園「普門館」を目指して日々練習を重ねる二人に、難事件が? 話題作『退出ゲーム』待望の続編! 」と、「!」までついてます。退出ゲームのほうも読み直さないとなー、、、  一章『スプリングラフィ』  ざっくりした内容としては「春休みの早朝、音楽室に出没する侵入者の謎」  まぁ二巻なんで「どうせこいつも吹奏楽部に入るんだろ」とかおもってしまうわけですが、そんなことはないです。  まぁ、この章はしょっぱなのギャグシーンがおもしろかった。ドラマとかにしたらすごい絵になるんだろうな、とかおもいながら読んでた。  二章『周波数は77,4MHz』  内容は「金欠状態の吹奏楽部に、生...

  • 波打つことしか知らない波が、潮の流れる音とともに押しては引いて、押しては引いてを繰り返している。それなのに、波に乗ってきた潮の香りは引く波に乗ることはなく、ただ浜辺に匂いがたまっていきうっとおしさがただよってる。 潮の香りと同じように、どこの国から流れ着いのかわからない木材や空き缶、プラスチックが、波に戻れずに浜辺に打ち上げられている。昔はこういった浜辺のゴミをちゃんと掃除をしてくれた人もいたのだが。いまではこのありさまである。 この島の上空にはカモメは飛んではおらず、サカナも同様にこの島の周りには住んではいない。この島から、いまにもあふれんとしている悲しさを察してでもいるのだろ。 空は落とし穴の底のような暗さで、またそれを映す海もまた、悪いものでも取り込んでしまったかのような暗さをしている。雲の奥に隠された太陽の光は、この島にはほんとんど届いてはおらず、島に生えわたる雑草が、風のせ...
  • 生贄のノート
    ぼくは人を恨んだことがない。 恨んだことがないとは言わない。対象が違うだけであって、ぼくだって恨んだことはある。だけどそれは人間ではない、ただの「モノ」でしかないものしか、恨んだことがないのだ。たとえどんなことをされても、人間を恨むということはない。たとえいじめの対象がぼくであっても。しかたがないことなのだから、ああだおうだいってもなんとかなる、というレベルではないはなしなのだ。 ぼくは教室という檻の中で、終わりのない公開処刑を受け続けている。毎日毎日、自ら檻の中へと入っては心と精神をずたぼろにしてきた。ありきたりな「死ね」という言葉。消えろとか、うざいだとか、いっつもおんなじのありきたりな言葉たち。 けどわかるんだ。その言葉が空っぽなこと。本当は愛情や応援、親しみに満ち溢れているってこと。人間の「団体」には必ず一人、生贄が必要なんだ。仲間はずれっていう名前の生贄が。 ぼくはその生...
  • それでも世界は終わらない
    僕らに生きている価値なんてない。 つい先日、耳から入ったその言葉だけが、やけに頭にこびりついてはなれない。女性の落ち着いた音声として入ってきた情報。あの声の成分がなにでできたいてのか、今の僕にはわからない。今の、なんてもったいぶってつけてみたが、未来の自分がそれをちゃんと理解できているかの保障はない。あたりまえのはなしだが。 それにしてもなのである。天文学から意味不明な数式までといった、多彩な勉強の内容が、まったくといっていいほどに入らない。ただこの言葉だけが心に深く突き刺されたままで、それ以外のテスト対策の知識という知識が頭に突き刺さらない。といっても、学習内容が頭に突き刺さることなんて一度もないというのが本当のところなのだけれども。 そもそもだ。土曜日なのに学校があるというのはどうなのだろうか。休日が一週間に半分と一日ってのは、なかなかにつらいものがある。平日を死にもの狂いで勉強...
  • 始まって終わり。
    『卒業式に手紙を渡してみた。いや、でき心だったんですよ、はっはっは……』 脳内にてひとりつぶやいてみたなう。人間として末期なのは自分でもわかる。はははー 「はははー」 ……実際に笑ってみたものの、自分の不愉快な声がわたしの部屋ですこしだけ響いて、ただただむなしくなっただけだった。一人での笑いはむなしさしか産まないことを、今はじめてわたしは知った。 部屋の真ん中で部屋服着て一人「はははー」とか笑っちゃってる女子ってどうなんだろう、とすこし考えてしまう。 変人だよね。かかわりたくないよねー。きゃははは ……やめろよ、そんなつめたい目でわたしを見るなよ。 わかってるさ。恋をすると狂うことはわかるさ。けどさ、部屋で一人笑わないよねー、はっはっはー 「はははー」 ……部屋をでよう、うん。ついこの間なくしたチャリ鍵も、ちゃんと机の上にあるしうん。手をのばせばすぐそこさっ チャリで、...
  • バク
     “夢のはなしをしよう” 「今日もおきてしまった」 おきてすぐにでてきたものは排出物や精子などといったものではなく、意味をもたないからっぽの言葉だった。ベッドの横においてある机の上の時計を手にとってみれば朝の五時である。はやい、寒い、眠いの三拍子がそろう。 窓からのぞけた銀世界、銀ということは雪がつもっている、ということ。まぁどうみても銀よりも白だ。あれを銀といったやつはとりあえず眼科いってみてきてもらえ、とおもう。 「眠い」 嘘。ぜんぜん眠くないくせに。 「今日こそ小説かくぜ」 嘘。昨日も書かなかったくせに。 「いや、今日こそは書いてやる」 嘘。そうやって昨日もいって書かなかったくせに。エロ動画見て、抜いて、寝て、食料食べて一日終了。 「いや、昨日の俺と今日の俺は違う」 嘘嘘嘘嘘 「俺の夢は小説家だろ。書かないでどうする」 俺はベッドから出る。けれど 「...
  • 空ろの箱と零のマリア
     御影作品なわけだが、やっぱりおもしろい。終わり方がちゃんとハッピーエンドなのだから、、、  最近シリーズものをしかよんでなかったのでひさしぶりの作品内容。作品内容よしては「3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美しさに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時―。「星野一輝」―呼んだのは、何故か僕の名前。「私はお前を壊すために、ここにいる」そして、突然の宣戦布告。ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は…!?御影瑛路が贈る新作登場。」とのこと。  音無彩矢のキャラとしてのキャラのできあがりぐあいがよかった。そして星野一輝の葛藤、桐野心音の心の奥底の感情、大嶺醍哉の冷たいようでちゃんと見守ってくれてるかんじ、臼井陽明の荒いけどちゃんと協力しようとしてるかんじ、そして...
  • 非公開
    <沈黙世界>  目の前の風景がちゃんとみえないもんだから家にいることが多い。そのために人がいなくなったということに対してはまったくきがつくことはないのだ。  そんなわけで、私はニンゲンがこの世界からいなくなったことにはきがつくのにはずいぶんと時間がかかったのだ。目が目として機能してないからだ。  最初にそのことにたいしてきがついたのはテレビだ。普段、私はテレビをみないで音楽を聞いていることがおおいので、ひさしぶりにテレビをつけてみればあらびっくり、どのチャンネルも砂あらし。
  • 死人を恋う
    大石圭作品をひさしぶるに読んだわけなのだが、やっぱりこの人の作品はいい! このなんともいえないかんじがたまらない。そして終わりかたはやっぱり、というかんじの終わり方。  オビの「自殺サイトには魔物がひそむ―」はぴったしだわ。  作品内容は「(クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人 ―。彼らの最期を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。彼女のあどけない死に顔が、僕の冥い欲望に火をつけた…。人間の深い業を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書」衝撃の書、とはやはりおおげさすぎやしないか、とおもえてしまう。  主人公がまぁ本作品の題名どうり死人しか愛せないという変人なわけなのだが、やはりここらへんの設定からして大石オーラでとる。章別にちゃんと目線を変えてるのも単...
  • 梅雨
    心が空っぽになった、とはこのことをいうのかもしれない。 心が空っぽになった。 感情という感情がすべて、涙と息といっしょに出て行ってしまった。 きっとそれらは帰ってくることはないんだろうな、そうおもって感情をまた一つ、口から感情を吐き出した。 こうやってここでため息をつくのも、今週で何回目だろうか。ここ最近はずっとここ、窓際で同じ風景を眺めてる。 N大学医学部から歩いて一分とかからないここ、旭ハウス5階のE室の窓から見える風景を、長い間ずっと眺めている。ずっと、といっても一日中窓際にへばりついて風景をみているわけではない。ちゃんと朝食、昼食、夕食はとっている。睡眠だってとっている。ただ、一日の中で一番この風景を眺めている時間が長い、それだけのはなしである。 ここ最近はずっと雨だ。梅雨に入ったからしかたがないはなしなのではあるが、こう何日も雨がふると飽きるものがある。湿った空気がう...
  • とある少女のその後/コメントログ
    なんという鬱。でも文章力パネェな。 -- (めがね) 2010-09-06 19 56 10
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