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    <title>【マテパ】土塚理弘作品総合【バンブー】作品保管Wiki</title>
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    <description>【マテパ】土塚理弘作品総合【バンブー】作品保管Wiki</description>

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    <title>トップページ</title>
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    <description>
      匿名大型掲示板群2ちゃんねる内、エロパロ板『◆【マテパ】土塚理弘作品総合【バンブー】◆』スレに投下された小説を保管しておくまとめWikiです。
・現行スレは[[こちら&gt;http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1268662225/]]

管理は6指目の&gt;&gt;221が行っておりますが、ページの作成や作品の保管はどなたが行っても全然構いません。むしろ大歓迎です。
職人様はスレッドに投稿せずにWikiに直接掲載&amp;投稿もOKです。
詳しい書き方はWikiの書き方:http://atwiki.jp/guide/を参照のこと。 

----
-キリノスレ、ユージスレ投下作品(非エロ)は[[こちら&gt;http://www9.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/1.html]]
----

荒らしには編集規制やIP公開などで対処します。
誤字やリンクミスがあれば“要望など”で知らせて頂くか、訂正していただけたらありがたいです。
スレッドは1日に1回は確認していますので何かありましたらスレッドにて連絡していただいても結構です。

ちなみに中の人、忘れやすい性格だったりしますので未保管分があればコッソリと“要望など”でお知らせ下さい…。

―― 
Sorry, 
This Wiki is Japanese Only...    </description>
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    <title>要望など</title>
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    <description>
      *要望など

- キリノスレのニヤニヤ成分で覚醒。 &amp;br()保管開始します。 &amp;br()そうそう。ここは私の更新記録的なもので残していきますｗ &amp;br()もちろん他愛のない話で使ってくれても結構ですから＾＾  -- あどみん  (2008-04-24 12:41:53)
- ひとまず一区切り。飯食ってネトゲしてから &amp;br()再度保管開始しますﾉｼ  -- あどみん  (2008-04-24 13:10:42)
- http://eroparo.s13.dxbeat.com/sslibrary/b/bambooblade32.html &amp;br()は入れるべきだ  -- ｓだ  (2008-04-24 23:11:20)
- 実はこの作品、コジキリな私としては &amp;br()かなーり好きな作品だったりします。 &amp;br()チマチマ順番に保管するのでお待ちください＾＾  -- あどみん  (2008-04-26 16:47:45)
- ごあいさつが遅れてしまってすいません &amp;br()バンブーブレード関連カップルSS保管庫@wikiの管理をしてるものです。 &amp;br()さっそく用件なのですが、うちのメニューから、こちらのトップへのリンクを &amp;br()貼らせて貰ってもよろしいでしょうか？ &amp;br()出来れば相互に補完しあえれば、と思っています… &amp;br()それではよろしくお願いしますー &amp;br() &amp;br()http://www9.atwiki.jp/bamboo-couple/  -- miroestrol  (2008-04-30 20:00:57)
- 私もキリノスレは拝見しております。 &amp;br()いつも管理お疲れ様です。 &amp;br()本来こちらからお頼みにいくのが筋なのですが、 &amp;br()わざわざありがたいです。 &amp;br() &amp;br()もちろんリンクはＯＫです。こちらからもリンクを &amp;br()貼らせていただいてよろしいでしょうか？  -- Admin@Wiki  (2008-05-01 20:02:07)
- チマチマ保管中。 &amp;br()今日はここまで保管しました。 &amp;br()例によってその他カップリングの保管はタイトルだけです。 &amp;br()正直言ってスイマセンＯＴＬ  -- あどみん  (2008-05-01 20:44:32)
- こちらにも、ありがとうございます！ &amp;br()早速リンク作らせて頂きました。 &amp;br()うちの方へのリンクは勿論OKです。 &amp;br()これからもよろしくお願いしますー  -- miroestrol  (2008-05-02 22:23:40)
- えーと、ＧＷ中に保管終わらせるとか言いながら &amp;br()終わらせることが出来なかった私です。 &amp;br()正直言ってすいません。仕事が重なってしまってOTL  -- Admin@Wiki  (2008-05-07 16:47:00)
- 原稿スレの保管をしてくださった方、 &amp;br()ありがとうございました。 &amp;br()しばらくは過去作品の保管は停止して、原稿作品のみの &amp;br()保管とさせていただきます。 &amp;br()わざわざ保管本当にアリガトウございました。  -- Admin@Wiki  (2008-06-25 16:46:27)
- 新スレ立ちました  -- 名無しさん  (2008-07-28 19:31:00)
- 連絡感謝します。 &amp;br()中々保管が進んでない現状ですがチマチマ保管するので &amp;br()良しなにお願いします…。  -- 名無しさん  (2008-07-30 18:21:34)
- 一応生きてます…。 &amp;br()リアル忙しすぎてPCつける時間もない状態ですorz &amp;br()なんとか保管し上げますのでよろしくお願いしますm(_ _)m  -- 名無しさん  (2008-09-25 22:03:57)
- 更新が滞っていて申し訳ないです。 &amp;br()お久しぶりながら保管開始します。  -- @Admin  (2008-10-28 19:42:22)
- えと、新妻系を保管していただいている方、 &amp;br()ありがとうございます。 &amp;br()とりあえずバンブレは7割方終了しましたので &amp;br()次回更新は明日と言うことにしておきます…。  -- @Admin  (2008-10-28 20:56:49)
- お…わ…っ…た… &amp;br() &amp;br()次はマテパっと  -- @Admin  (2008-10-29 20:17:02)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/18.html">
    <title>バンブレ作品一覧</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/18.html</link>
    <description>
      *作品一覧

-[[無題&gt;ユータマ無題1]]

-[[無題(↑の続き)&gt;ユータマ無題2]]

-[[ユージと不思議な夢&gt;ユージと不思議な夢]]

-[[入れ替わりネタ&gt;入れ替わりネタ(ユータマVer)]]

-[[無題&gt;ユータマ無題3]]

-[[彼と彼女の恋愛白書]]

-[[入れ替わりネタ]]

-[[無題&gt;ユータマ無題4]]

-[[無題(エロなし)&gt;ユータマ無題5]]

-[[性格反転ユージ]]

-[[無題&gt;ユータマ無題6]]

-[[無題&gt;ユータマ無題7]]

-[[無題&gt;ユータマ無題8]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン1“講義”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン1“講義”]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン2“自習”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン2“自習”]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン3“実践”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン3“実践”]]

-[[タマキと初めての感覚]]

-[[続・タマキと初めての感覚]]

-[[続々・タマキと初めての感覚]]

-[[続々々・タマキと初めての感覚]]

-[[true end]]

-[[苗字と名前]]

-[[ユージハーレム？]]

-[[メイちゃんend&gt;ユージ×メイちゃん]]

-[[ユージハーレム]]

-[[ユージハーレム？]]

-[[近本end&gt;ユージ×近本]]

-[[ユージハーレム]]

-[[ユージハーレム？]]

-[[青木end&gt;ユージ×青木]]

-[[ユージハーレム]]

-[[ユージ×青木　ユージスレ続き]]

-[[横尾end]]

-[[二人の稽古と探し物]]

-[[二人の稽古と探し物 裏]]

-[[無題&gt;コジキリ無題1]]

-[[初夏の朝と鍵の開いた扉(タマ→コジロー×キリノ)]]

-[[入れ替わりネタ&gt;入れ替わりネタ-2]]

-[[生徒と先生]]

-[[ダメ男とさせ子]]

-[[小ネタ、幼な妻キリノ]]

-[[新婚さんの日常？]]

-[[新婚さんの日常２？]]

-[[新婚さんの日常３？]]

-[[新婚さんの日常４？]]

-[[新婚さんの日常５　？]]

-[[新婚さんの日常６　？]]


-[[玉子酒と責任問題(コジロー×タマキ)&gt;玉子酒と責任問題]]

-[[姫と侍　１]]

-[[姫と侍　２]]


-[[束縛プレイと悩むミヤミヤ]]

-[[ミヤダン]]

-[[一人遊びと抱き枕]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第1話&gt;おいしいケーキと苦い恋-1]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第2話&gt;おいしいケーキと苦い恋-2]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第3話&gt;おいしいケーキと苦い恋-3]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第4話&gt;おいしいケーキと苦い恋-4]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第5話&gt;おいしいケーキと苦い恋-5]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第6話&gt;おいしいケーキと苦い恋-6]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第7話&gt;おいしいケーキと苦い恋-7]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第8話&gt;おいしいケーキと苦い恋-8]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第9話&gt;おいしいケーキと苦い恋-9]]

-[[サヤ×キリノ&gt;無題1]]

-[[身代わりと罰]]

-[[遊ばれる清村くんと弄ばれる西山さん]]

-[[SとS]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―1]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―2]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―3]]

-[[キリノ×サヤ&gt;キリノ×サヤ-1]]

-[[二人の悪夢と絶望の日-前編]]

-[[二人の悪夢と絶望の日-後編]]

-[[カラオケと誕生日]]

-[[イエロー×ブルー]]

-[[コジローハーレム]]

-[[ミヤサヤ]]

-[[小ネタ、今夜のタマちゃん]]

-[[レイミと等身大パネルの使い道]]

-[[キリノと手ぬぐい]]

-[[たっくんの野望]]

-[[鞘子]]    </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:13:04+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/13.html">
    <title>バンブーブレード</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/13.html</link>
    <description>
      *バンブーブレード保管庫

-[[作品一覧&gt;バンブレ作品一覧]]

-[[カップリング別&gt;バンブレカップリング別保管庫]]    </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:12:11+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/98.html">
    <title>小ネタ、幼な妻キリノ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/98.html</link>
    <description>
      「えへへー、じゃあ先に入っててねー♪」 
「お、ぉおう！」 

実際に2人で風呂に入るのは慣れてなく、コジローは緊張していた。 
　　　　　　　　　　　　・ 
　　　　　　　　　　　　・ 
　　　　　　　　　　　　・ 
「それじゃあお背中流しますねー」 

キリノはコジローの背中を流してゆく。 

「何黙ってるんすかー？」 
「い、いや、緊張してな」 
「ふーん♪」 
「もう教師と教え子でもないのに何緊張してるんすかねー。」 
「うっ」 
「夫婦っすよ？夫婦、幼な妻ですよ～」 
「キ、キリノ、その・・・なんだ」 
「ふにゅ？」 
「我慢できなくなるから・・・そろそろ・・・な？」 
「別に我慢しなくても・・・いいよ？」 
（・・・我慢、我慢だ俺！） 
「はいっとー終わりましたよー」 
（ふぅーとりあえず浴槽で心を落ち着かせねば・・・） 
（くそ！早く収まりやがれマイサン！） 

コジローが必死になだめている間に 

「とう！」　ザバーン 
「うわ！キ、キリノ！びっくりするだろうが！」 
「はぁ～いい湯っすねぇ～」 
「そ、そうだな・・・」 
「ちょっと前開けてー」 
「ん？ああ」 
「よいしょっと」 
「お、おい、この格好は・・・」 

コジローがキリノを後ろから包み込むような体制になっていた。 
コジローは恥ずかしさの余りあわてて上がろうとする。　が、 

「も、もう少しこのままで・・・」 
（・・・どうした・・突然・・・） 
「やっぱり・・・落ち着くんすよ・・・」 
「ああ」 
「センセェ・・・」 
（先生って・・・まぁいいか） 
「私ね、センセェがいない間・・・寂しくて・・・切なくて・・・」 
（こんなに俺のことを想ってくれているなんて・・・キリノ・・・） 
「出張に行った日の夜も・・・その次の日の朝も・・・気がついたら・・・」 
（・・・） 
「センセェのこと考えてて・・・頭から離れなくて・・・」 
（・・・） 
「また・・・どこかに行っちゃうんじゃないかと思って・・・うぅ」 
「待たせてごめんな・・・キリノ」　 

愛おしく大切に抱きしめた     </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:11:54+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/97.html">
    <title>ダメ男とさせ子</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/97.html</link>
    <description>
      「終わった…な。俺の剣道」 

書を認め終えた一人の部屋にぽつり、空しい言葉が響く。 
横になった視線の先にあるのは、壁にもたれ掛かるようにして立つ2本の竹刀。 
一本はよく見るとささくれ立ち、もう一本は細かなヒビが無数に入っている。 
それはそのまま剣道部の、「強さの要」と「心の要」の今を表しているかの様だ。 

（……どっちにしたって、もう、全部、終わっちまった。） 
珠姫は敗れ、紀梨乃もまた、自分を見放したに違いない。 
もはや自分があの部の顧問である意味も、いや教師である意味すらない。――その資格も、もうすぐ、失われる。 

こんこんこん。 
そんな精神状態のドン底で気付かなかったが、さっきから外でドアを叩く音が聞こえる。 
こんな時間に郵便か？勧誘か？いずれにせよ、もう今日は誰のどんな用事も、とりあう気さえ起こらない。 
居留守を決め込もうと、電灯のヒモに手をかけたその時。 
ノックの音に混じって聞こえたのは、よく聞き覚えのあるあの声だった。 

「コジロー先生？居るんですよね？キリノですけど」 

―――よりにもよって。 
ヒモを持ちかけた手が硬直する。 
無理だ。無理だ無理だ無理なんだ！ 
今更お前に、どんな顔して会えって言うんだ！？ 
電灯を引きちぎるように消し去ると、そのまま布団に潜り込む。 
しかしいくらそんなもので遮ろうとても、外からの声は途切れる事はない。 

「居なくても構いませんから…　今日は、すいませんでした。それだけ言えたらと思って」 

「あはは…ちょっと、あたしも言い過ぎたかなーって、ね？」 

「あたし、ちょっとワガママでしたね、タマちゃんが居なくなるからって、八つ当たりみたいになっちゃって」 

「よく考えてみたら顧問のコジロー先生があれ以上の事、言えるわけないのに」 

「外山君と岩佐君の事あたしに決めさせようとしたのだって、きっと何か…」 

「……違うぞ」 
矢も盾もたまらずに布団を飛び出しドアを開くと。 
放課後から随分経つと言うのにまだ制服姿の紀梨乃はそこに直立不動のまま、 
突然出て来た自分に怯みもせずにじっ、とこちらの目を見据えてくる。 
しかし、今の自分には……紀梨乃と目を合わせる事はできない。 
反射的に目をそらすが、いきおい、そのまま否定の言葉をつなげる。 

「……もう、全部、嫌になったんだよ。休部になろうがなるまいが、どうせ俺は今年でクビだ。 
　俺達が勝手に無敵だと思ってたタマだって、あの鈴木リンにはどうやっても敵わない。 
　アイツだってそう思ったから部活を辞…」 

しかし、そこまででその弱音は遮られた。 
気が付くと、目の前の紀梨乃は立ったまま、瞳に涙を一杯に浮かべている。 
その表情はあくまで笑顔だったが、まるで今日の昼間のリフレインだ… 
こちらの言葉の淀みに気付いた紀梨乃がはっ、と自分の目の下に手をやる。 

「……あれ。あれれ？おかしいな、目にゴミでも入ったかな？あはは、ちょっと待って下さいね」 

踵を返して屈み込み、取り出したハンカチで目の周りを拭くと再びこちらへ向き直る。 
やはり心理的な負い目から、まじまじと見る事は出来ないが…… 
紀梨乃の瞼は、暗がりの中さえ誰が見ても泣いた後だと分かるほど真っ赤だった。 
このまま家に帰ったのでは、親御さんが変な心配をしかねないほどに。 
とても目にゴミだとか言う雰囲気ではない。 

「お前、もしかしてあれからずっと泣き腫らして？」 
「あ、はは、は…やだなあ、そんな事するわけないじゃないですか、あたし部長ですよ？」 

紀梨乃がよく口にするこの”部長”と言う言葉。いや、肩書きか。 
そして、今日の怒りに任せた言葉の中にもあった、自分の事を”顧問”だと言う紀梨乃。 
―――顧問と部長、教師と生徒、大人と子供。 
さりげなく、ずっと二人を隔ててきた、互いの心の中にどっかと横たわるこの重石は…… 
計らずも顧問である事を諦めた片方の自分には、何の障害にもならなくなっていた。 

「もう、いいよな、どうでも」 
「え？…ん！」 

まだ何かを言おうとしている紀梨乃の口を強引に塞ぐ。 
そのまま力任せに抱き寄せると、 
紀梨乃はその細い腕で多少は抵抗して見せたものの、 
すぐにその力は失われた。 
少し時間が経ち、ぷは、と唇が離れると、お互いの唇の間に糸がかかる。 

「…センセー、いいの…？」 
「もう、先生なんかじゃねえよ、俺は。ただの最低野郎だ」 

頬を上気させた紀梨乃の、問い掛けになってない問いにそれだけ答えると、 
思わぬ出来事に腰を抜かせそうになってるその身体を足から抱え上げる。 
そのまま、いわゆる”お姫様だっこ”の状態で奥に敷かれた布団まで紀梨乃の身体を運び、 
ゆっくりと横にして寝かせつけ、そのまま上にかぶさり、押し倒した後のような体勢で見下ろす。 
いざ、と制服に触れると…紀梨乃の身体がびくんと震える。 

「脱がすぞ」 
緊張で口が利けなくなっている紀梨乃が辛うじて首を縦に振ると、 
それだけ確認して紀梨乃の制服をゆっくりと開いていく。 

「……！」 

さすがに紀梨乃が恥ずかしそうに目を閉じる。 
セーターを脱がせ、制服の前が開くと、紀梨乃のピンク色の下着が露になる。 

「かわいい下着つけてるんだな」 
冷やかすような言葉にも敏感に反応し、更に顔を真っ赤にさせる紀梨乃。 
その一連の愛らしい仕草に思わず一瞬、手が止まる。 

（――俺は。本当に、いいのか？） 

ほんの数秒の躊躇いに、何かを察した紀梨乃が下からこちらの右手を掴む。 
そのままその手を胸に押し当てると、にぱっ、といつもの猫口で微笑む紀梨乃。 
その笑顔は引きつって震えていたが、後悔のようなものは何一つも含まれていないように見えた。 

「そうだな……今更俺が躊躇ったって、何にもならないもんな」 
その言葉にコクリと頷く紀梨乃の、胸に押し当てられた手をそのまま動かすと、 
いまさら羞恥に顔を染める紀梨乃の視線の先がその手の動きに移る。 
それに構わず、ゆっくりと脹らみに力を加えていく。だが。 

「……しかしお前、直に触ってみると意外と無いんだな？」 
こちらの手の動きを何か心配そうに見ていた紀梨乃がつい、目を逸らす。 
どうやら気にしていたらしい。そう言えばお茶好きのこいつが最近はやけに牛乳を飲んでいたっけ。 

「セクハラ…っすよ」 

どうにか言葉を搾り出せた紀梨乃を見るに、多少は緊張もほぐれたらしい。 
しかし、意外と、とは言っても、高校生にしては十分なほどなのだが。 
無心に揉み続けている手をとめると、紀梨乃も訝しげにこちらに視線を移す。 

「気にするな」 
それだけ言い、今度は下着を少し上にずらすと、胸が目の前に晒される。 
その、高校生にしては十分と言える隆起の上に、ピンク色の突起が小さく膨らんでいた。 
その突起に顔を押し付け、口を近づけようとすると恥ずかしいのか、少し身体をゆすって逃げようとする紀梨乃。 
だがそれにお構いなしに軽く舌先で、つん、と触れると、紀梨乃の体はすぐに反応した。 

「んっ……」 

背中を少し仰け反らせ、軽く呻き身体を強張らせる紀梨乃。 
その身体に舌を伸ばし、乳首をくりくりとかわいがるように転がすと、 
紀梨乃の口から、恥ずかしそうに声が漏れていく。 

「ぁん……っ！んっ……！」 

その声をもっと出させてやろうと、胸に口全部で吸い付くと、体をよじらせる紀梨乃。 
更に吸ったり、舌先で転がしたりして愛撫を加えていく。 

「んん…っ！んっ、あ、んんっ……んっ、んっ、んんっ！」 

そうこうしていると、胸に集中している自分の後頭部にいつの間にか手がまわされる。 
その手はこちらの頭を抱きしめると、邪魔をするのではなく、ぎゅっと胸に押し付けてきた。 
少し呼吸にむせるが、右の胸をたっぷり虐めると、順次左のほうの胸を咥えこむ。 
そして、空いた右の胸の突起を、片手でつまみあげる。 

「あんっ！　あ、あ、やだっ……ん、んんっ、あ、両方……だめ…っす…」 

いやいやしながらも、胸に押し付けられた頭を両手で抱え込み愛しげに撫でる紀梨乃。 
頭の後ろの方に触れるその両腕の感覚をひととおり感じた後、 
おもむろに胸から口を離すと、紀梨乃の顔へと首を伸ばす。 
両方の胸に指を這わせながら、紀梨乃の唇へと自分の唇を重ねる。 

「あ、んっ……んむっ……」 

紀梨乃の口は初め閉じていたが、手で胸の先を軽くつまむと、すぐにガードが緩くなった。 
その隙間から、舌を侵入させて唇を裏から舐め回すと、 
紀梨乃のとろりとした甘い唇が、舌に吸い付いてくる。 

「あむっ、ん、はあっ……んんんっ……んむぅっ……！」 

最初はされるがままだった紀梨乃も、徐々にこちらの舌の動きに合わせて、自分の舌を絡ませる。 
ぎこちない動きだが、健気に愛撫に反応する姿は可愛らしくもある。 
吸い合う度に、ちゅっちゅうっちゅう…と言う音が部屋に響く。 
紀梨乃も必死に舌を動かすが、主導権を握られそうになるとこちらが胸を責め、思うようには動かさせない。 

「んんんんぅぅ……んっ、んむっ、あ、あぁ、やっ……んぅんっ！　あふっ、あ、はぁ……な、なんか、エロいっすね…」 
「エロいことしてんだっつの……緊張感ねえな」 
「そ、そりゃ、そうっすけど……んぅ」 

まだ、まともに目を見られないこちらより先に、紀梨乃の方が恥ずかしそうに目を逸らす。 
何か言いたいことがあるようだ。ちょっと動きを止める。 

「先生は、その、あたしとこういう事してて楽しいっすか？」 
「……お前、自分の立場分かって言ってるのか？」 

どうにも、こいつの前ではペースが狂う。 
確か今日って、自分が顧問である事を諦めて、そこにこいつがやって来て、 
自暴自棄になって流れに任せてこいつを……その、襲っている、はずなのだが。 

「いや、なんだかええっと、その…あたし、サヤやミヤミヤなんかと比べたら…色気とかあんまそんなに、ある方じゃないですし」 
「そんな事も無いと思うが……何の話をしているんだ？」 

こちらがさっぱり話のスジを読めないでいると、 
ひとつ大きな深呼吸をして、意を決した紀梨乃がこちらの顔をじっと見つめたままで切り出す。 

「やっぱり一人でとかって、先生もするんですか？」 

ぶはっ。吹き出す音が部屋中に響きそうな勢いなのを必死に堪える。 
なんでそんな話になるんだ、とでも言わんばかりのこちらの態度に 
流石にバツが悪いのか俯いたままの紀梨乃。 

「……先生はあたしの事、好きですよね？」 
「幾らなんでも嫌いな奴にこんな事しねえよ俺は」 
「そしたら……あ、あたしの事もオカズにしてたりとか、そんな事も…な、無いっすよね、あははは」 
「……それ、俺が『おう』とか答えたらどうなるんだ」 
「…先生の見方が変わります」 

あのなあ、とでも言いたくなるような奇妙な問いかけに唖然とするこっちを尻目に緊張しながらも楽しげな様子。 
ある意味紀梨乃のほうが楽しんでいるのではないか、この状況。 
そしてさらに。 

「だけど、もしそうなら……ちょっと嬉しいかも…」 
「な、なんでだよ？普通ヘンタイ！とか思うものなんじゃないのか、そこは」 
「そ、そりゃそうなんすけど、他の女の子の事考えられるよりはいいじゃないっすか！……吉河先生とか！」 

ここまで来てようやく、なんだそういう事か、と少しは腑に落ちる所があった。 
こいつでも人並に妬く事もあるのか、と新しい発見をすると同時に…… 
自分の態度がこいつに与えていた心理的ストレスの重さに今更ながら驚愕する。 
当の自分としては……ただ、黙って頭を撫でる他にどうする術も持たない。 

「済まなかったな、キリノ。……本当に」 
なでりなでり、と頭から頬にかけてを撫でられると、 
紀梨乃もまた目を閉じてその感触に酔いしれているようだった。 
そのまま再び、唇を重ね合わせ、横の髪をくすぐっていると、 
身体をこちらの胸にもたれかからせる紀梨乃。 
そのまま背中から腰へと手を回し、紀梨乃の体を覆う、残りの生地を脱がしにかかる…と、そこにまた小さな抵抗。 

「あー、あの、あたし……その…」 
「今度はなんだ？」 
「れ、練習あったから、汗かいてるかも……シャワーは浴びましたけど…」 
「そんなの……」 

いじらしいもんだ、とお構いなしにスカートに手をかけ、 
ファスナーの位置を探り当てると、そこから徐々に脱がせていく。 
引っ張るとするり、と足から脱げ落ちるスカート。 
そのまま両脚に手をかけ、身体を下げると、顔を下半身の方へ移す。 

「ちょっ、先生、やっぱ恥ずかしい……！」 

必死に閉じようとする両脚を腕の力で押さえつけ、 
一瞬のスキにその間にある大事な部分に顔面をもぐりこませる。 
鼻息がかかり、うっ、と呻いたかと思うと、再び全身を強張らせる紀梨乃。 
しかし鼻先に触れる紀梨乃の下着は既に十分湿っていた。 

「んんっ……あ、やだっ……は、恥ずかしい……ってば…」 

その中心部を、下着の上から舌先でつつく。 
下の方を見ずに、手の力だけでこちらの頭を押し返そうとする紀梨乃。 
しかし如何せん、そのか細い腕だけの力では何の障害にもならない。 
片方の手でそれを撥ね退けながら、もう片方の手で、 
下着の上から紀梨乃の秘所を押し込むように力を加えていく。 

「んんっ……んっ、あぁ……」 

弱々しく声を出す紀梨乃。 
その場所のふちをなぞるように、指を回転させていく。 

「ああっ、あっ、ああ……んっ……ああっ……あ、ああっ」 

押し返そうとする紀梨乃の手と、それを跳ね除けていた自分の手。 
いつのまにか握りあっていた二つの手の指先が、そのまま行動を示すようにいやらしく絡み合う。 

「んっ……ああっ、あ、うぅ……はっ、はぁっ、あ、んん……」 

指を出し入れする度に聞こえる切なそうな紀梨乃の声を聞いていると。 
自分の欲望の方にもそろそろ限界を感じ、おもむろに紀梨乃の秘所を隠す最後の布地に手をかける。 

「ああっ、あ……う～～…！」 

反射的に下着の端を押さえて抵抗する紀梨乃。 
だが流石にこんな所で間誤付いてもいられない。 

「…じゃあ、俺以外の男に全部見られるのと、どっちがいい？」 
「……い、意地悪っすよ、そんなの……」 

いい加減こいつのペースでやらされるのもうんざりなので、ささやかな逆襲。 
ともあれ、お陰ですっかり抵抗の弱くなった紀梨乃の体から、残りの下着を剥いでいく。 

「あっ、ああっ、ああ、あぁぁ……」 

裸のままの紀梨乃の体が、眼前に開かれる。 

「…かわいいって」 
思わずもれた本音の軽口に、恥ずかしさの余りしどろに両手をバタバタさせる紀梨乃。 
ちょっとかわいそうかなとも思ったが、その隙に紀梨乃の秘所に口を近づける。 
そこは、綺麗な桃色のつるんとした肉の襞が重なっていた。 
その襞の間を開いて、舌の先を固くして、つんつんとつつきだす。 

「わっ！あ、ああっ……や、やだ……なにしてるんすか……？」 

その襞の先と後ろも、それぞれ丁寧に指でなぞっていく。 
後ろのほうへ指を滑らせていくと、先の後ろの穴に指が当たる。 

「やっ！そ、そんなトコ、触ったら、汚い……って、ホントに何してるんすか…！！？」 
「ん、お前がいつもやってる事だけど」 
「そっちの方がずっとヘンタイですよぉ……」 

指を一度引き、その臭いを嗅いでると突っ込みが入った。意外とわがままな奴。 
秘所を舌で弄りながら、後ろの窄まりを指で軽くほぐしてやる。 

「いぅっ……！あ、ふああっ……あ、ひっ、あああっ……」 

そこを柔らかく弄ると、紀梨乃の体からどんどん力が抜けていくのがわかった。 
そして、前のほうになぞっていった指も、襞の間の固い部分に先が当たる。 
その部分を、人差し指と中指でくりくりと弄り回ると、紀梨乃の体が一際大きく反応する。 

「あああっ！　あ、ああっ、あ、ああ……そこ、ダメッ……！」 

「ここかよ？」 
何度か繰り返しその部分を、指で挟むように弄って遊んでやると。 

「あっ！　ああっ……！　やだ、あ、はぁっ……あ、あああっ！　あ、あぅ、ん……あ、はあっ……あ、やぁっ！ 
　あんっ！　あ、ああんっ！　あ、うぅ……あ、いやぁ……こ、声が……ああっ、あ！　あっ！……ひゃんっ！」 

「はは、すげえな」 
しばらく紀梨乃に愛撫を続けて楽しんでいたが、 
もうこちらの欲望も行き場を求めてはちきれそうになっている。 
舌を使い愛撫を続けながら、ズボンを下ろして、下着の中から肉棒を取り出すと、 
それは紀梨乃の痴態に呼応するかのように巨大に膨らんでいた。 

「キリノ」 
一瞬指と舌の動きを止め、最後の選択を迫る。 

「いまさら聞くのもおかしいんだが……本当にいいな？」 
「は、はい……大丈夫、です…！」 

流石に顔にはまだ戸惑いと困惑が浮かんでいる。 
だけど紀梨乃は、こんな自分をも受け入れてくれた。 

「あはは……なんか変っすね、お昼にはあんなだったのに…… 
　なのに今こんな風に、願い事がいっぺんに全部叶っちゃうなんて……」 

目を潤ませながら、なおも笑顔を絶やさない紀梨乃。 

「でも、あたし、ヘンかも知れないけど……どこかで夢見てましたよ？……こんな日がくるの。 
　えへへ、本当は、もうちょっとドラマティックって言うか、おしゃれーなの想像してましたけど…… 
　だから……だから、すごく嬉しい……」 

そして、精一杯の強がりで笑う紀梨乃をたまらなく可愛いと思うと共に、 
こんな形でしかその想いに応えてやれなかった今までの自分が、たまらなくミジメに思えた。 
そんなこちら側の逡巡に気付いたのか、一度訝しげに覗きこむと、流れるように唇を合わせる紀梨乃。 
一瞬触れて離れただけの、刹那的なキス。しかしその表情には、さっきよりも更に強い光が見て取れた。 

「大丈夫、大丈夫……きっとこれからの事だって、全部うまく行きますよ！だから……」 
「？」 
「だから、これが終わっても、居なくなったりしちゃ、イヤですよ？」 
「………」 
「これが全部夢だったり、しません……よね？」 
「………ああ、夢じゃない」 

こちらの気持ちや考えを全て見透かすかのような紀梨乃の言葉に一瞬慄いた後、肝をくくる。 

「俺、キリノが好きだよ。いつからかは分からないけど、ずっとずっと、好きだった」 
「…はい」 
「これからも、ずっと、好きでいる。……それじゃ足りないか？」 
「……はい！あたしもっす！」 

自分たちを遮る障害は、もはや消え失せていた。 
お互いが離れないように片方の手同士を繋ぐと、 
もう片方の手で紀梨乃の位置を確認しつつ、その入り口に自身の先の部分をあてがう。 
紀梨乃はそれが当たると、逃げ気味に体を動かそうとするが、これは紀梨乃を責めるワケにはいかない。 

「いくぞ……」 
つぷ…… 
紀梨乃の中に、ゆっくりと侵入を開始する。 

「ううっ……！」 

紀梨乃の手に力がこもる。 
身長は決して低い方ではないとは言え、 
紀梨乃の細い腰から想像される通り、その入り口はかなり狭かった。 
少しでも体が逃げると、ロックがすぐ外れそうになる。 

「キリノ？大丈夫だからな……」 
「は……はいっ」 

頷いてはいるものの、紀梨乃はカチコチに固まっている。 
それを見ると、あまり緊張させたまま我慢させるのも酷に思い、 
少し強引に、手で紀梨乃の入り口を広げて、その中に向けて腰を押し込む。 

ずぷ…… 
一瞬、あうっ、と呻きをあげる紀梨乃。 
こちらの先が、なにかに包まれる感触がする。 
これが紀梨乃の中か…… 

「ううっ、うっ、ううっ……」 

めりめり…… 
肉の裂ける感触がして、紀梨乃の入り口が開いていく。 
さらにこちらの腰を前に進めると、ようやく頭の部分が紀梨乃の中に収まった。 

「ああっ、うっ、ううっ……」 
「い、痛いか？やっぱり……」 
「い、息できない…かも……」 

紀梨乃の表情は苦しそうだ。実際、相当苦しいに違いない。 
普段ならやせ我慢する性格がこう漏らすというのは、よっぽどきついのだろう。 

「で、でも……やめないでっ……くだ、さい…… 
　あたし……がんばりますから……お願い……！」 

紀梨乃の手にぐっと力が入ると、こちらもその手を握り返す。 
ああ、と軽い返事を返した後、再び挿入を再開する。 
ずぶっ 

「ああっ……かっ、あああっ……！」 

頭が入って、中から抜けるという事はなかなったが、それでもなかなか前には進まない。 
捻じ込むように前へと体を進めていく。 
ちょっと乱暴になるが仕方ない。 

「キリノっ……」 
「あっ、あああぅっ！　あっ、あっ！」 

めりめり…… 
紀梨乃の細い体は、肉体ではこちらを否定しつつ、必死に受け入れようと動いていた。 
その体を、大事に、だけど傷つけようと、体を押し付ける。 

「キリノっ……キリノっ！」 
「あぁっ！　あっ…あっ！　うああっ……あ、あ、あっ！」 

紀梨乃の体の中で、なにかが切れる音がした。 
そしてこちらの肉棒が、根元まで紀梨乃の入り口に収まっている。 
紀梨乃が初めての経験を終えた証だった。 
　 
「キリノ……入ったぞ」 
「あうっ、は、はい……はいっ……」 

紀梨乃は涙を頬に伝わせながら、何度も頷いた。 
よっぽど痛かったんだろう。握られたこちらの手にも、紀梨乃の指の痕がついている。 

「キリノ……俺たち」 
「はい……一つに……なれたんですね……」 

紀梨乃は弱々しく微笑む。 
まだ痛みが消えていないその体で、精一杯の喜びを表現してくれている。 

「じゃあ……動くな」 
「はい」 

さっき挿入したばかりの部位を紀梨乃の体から引き出すと、 
ぬらりと光る愛液に加えて、赤い血液がこちらのモノに付着していた。 
紀梨乃の体が傷ついた証拠だ。 
ずぶっ 

「んっ」 

そのまま引き抜いたモノを再び挿入すると、 
紀梨乃が息を漏らすように声をあげる。 

「やっぱり、まだ痛いよな？」 
「は、はい……で、でも大丈夫……だから……」 

苦痛に耐えている紀梨乃の表情とは裏腹に、 
肉棒は一度目よりずっとスムーズに紀梨乃の中を往復した。 
おそらく、紀梨乃の血が潤滑油になっているんだろう。 
ずぶっずぶっずぶっずぶっ 

「んっ、んっ、んんっ」 

紀梨乃が体内を圧迫される感覚に声をあげる。 
口をしっかりと結び、耐えているようにピストン運動に合わせて体を揺らす。 

「んっ、んぅっ、あうっ、うっ、うううっ」 

だが、自分の方は動きを止められそうにない。 
紀梨乃の中を往復するたびに、肉と肉がこちらのペニスをぎっちりと締め付けて、欲望を吐き出させようと快感を与えてくる。 

「キリノっ、キリノっ……！」 
たまらずに紀梨乃の名前を呼ぶと、 
それに合わせて、紀梨乃の体も少しずつ動き始める。 

「ううっ、うっ、あっ、ああっ……あっ、ああっ！」 

紀梨乃と握り合った手の間に、じっとりと汗がにじむ。 
いや、手だけではない。自分も紀梨乃も、全身に汗をじっとりと滲ませている。 

「やぁっ、あ、ああっ、う、うぅ……あっ、きつ……あっ！あ、あっ！ああっ！ 
　はぁっ、はぅ、ん……あっ！ああっ！あ、あたし……あ、あっ、なんだか、ヘンな感じ……」 

よく見ると汗だけではない。 
紀梨乃との結合部分には、ねっとりと別の粘液が溢れ出していた。 
ずっぷずっぷずぷっずぷうっ 

「キリノ……俺、気持ちいいよ」 
「あ、ああっ……うれしい、あ、ああっ！あっ……あ、よ、喜んでくれて、うれしい…っす……ああっ…」 

やがてオルガスムは、最高潮に達しようとしていた。 
段々と紀梨乃を突き上げる運動が早くなっていく。 

「キリノ、キリノっ、俺……好きだから！」 
「あ、ああっ、ああっ、あ……あたし、も……好き……ですっ！　あ、あんっ！　あ、ああ……っ」 
　ずっと、ずっと好きっ……でも、言えな…くて……っ！はあっ、はっ、あ、あああっ…… 
　ぃうっ、あ、くあっ……だ、だから……すごく、うれしいっ…… 
　あたし……あたし、気持ちいいっ……！」 

捻り出すようにしてなんとかその文字列を言葉に表すと、 
紀梨乃の腕がこちらの体に巻きついてくる。 
そして、こちらの動きに合わせて、紀梨乃も体のリズムを合わせていく。 

「キリノっ……俺、俺はっ…！」 
「ああっ、あっ、ああっ、あ、あたし……へいき、だからっ…… 
　つら、くっても……先生がいれば…ああっ…だい、じょうぶっ……だからっ！！」 

「ううっ、き、キリノ……もう出そう、だ……」 
「ああっ、あんっ、あっ……は、はいっ、だ、出して、いいっす、よ…… 
　あたし、ぜんぶ、受け止めますっ…か、ら……」 

じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ 
二人分の腰の動きが今までで一番激しくなる。 
自分の剛直は、今にも欲望を吐き出しそうになっている。 

「キリノっ、で、出るぞっ！」 
「ああっ！　は、はいっ！出してっ…ください！ 
　あ、ああっ！　ああああっ！　く、ぅん……っ！　あ、あああぁぁぁっ！ 
　ふああっ、はっ、あうっ！　あ、あ、ああ……あんっ！　あっ！　出、して……！ 
　あたしの中に、ぜんぶ……ああっ！　あああああああああっ！」 

「くっ！」 
どくっ！　どく、どくっ！ 
紀梨乃の肉襞に強く引き絞られて、 
肉棒はその、たまりにたまった白い液体を紀梨乃の中に全部放出した。 

「あっ！　あ、ああ……あ、あたしの中に……いっぱい出てる……」 

そのまま力尽き、寄り添うように倒れこむと、荒い呼吸が重なる。 
――余韻に浸りつつ、といった趣きだったが、紀梨乃の様子がヘンだ。 

「……ぐずっ…」 
「ど、どうした……まだどっか痛いのか？」 

一瞬、紀梨乃がやっぱり後悔してるのかと思って本気で心配する。 
だが、そうではなかった。 
紀梨乃が縋り付くようにこちらの身体を抱き締める。 

「…ううん、そうじゃないんですけど…… 
　なんかあたし達、別に今なんにもいい事ないじゃないですか。 
　それなのにこんな事してて、でも、とっても……本当に幸せで、いいのかなあって…… 
　それ考えてたら、なんだか泣けてきちゃいまして」 
「キリノ…」 

紀梨乃はこちらを責めてるわけでは、決して無い。 
だが、こいつにこんな思いをさせているのは、常に自分なのだ。 
思い返せばＩＨ予選の時ですら、そうだった。自分はこいつの力に、何一つもなってやれない。 
今、自分の背中に回されているこの細い両腕に、一体どれだけの負担をかけ続けるのか？ 

（―――方法は、ある。実際自分はそれを選ぼうとしている。しかし…） 

ふと、机の中に封じた書を横目に見やると、 
そんなこちらの緊張を察したのか、紀梨乃が抱える力を強める。 

「先生は、ここに居ますよね？」 
「？？……ああ」 
「絶対、勝手に居なくなっちゃダメですよ？」 
「……ああ」 
「絶対に、絶対に…」 
「心配すんな。約束だからな」 

相変わらず、紀梨乃の目を見る事が出来ない自分にはどんな返事も生返事にしかならない。 
いつもの紀梨乃なら、ここで自分の首を捻ってでも真意を訊き出しただろう。 
しかし、紀梨乃もまた、普段の状態ではない。 
お互いがお互いの事情に踏み込むのを恐れたままで、身体だけは欲望に負けてしまった。 
絡み凭れ合わないと立ってさえいられない歪な双樹の様なもの。 
どこまで行ってもそれが客観的に見た今の自分たちなのだから。 

「……シャワー、借りますね」 

自分から作り出してしまった重苦しい雰囲気を振り払おうと、一度場を立つ紀梨乃。 
その音だけが部屋中に響く中、様々な思いが押し寄せるように胸を劈いていた。 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 

「じゃあ……あたし、帰りますね」 

少し長めにシャワーを浴び、瞼の腫れも多少は引いた紀梨乃が部屋を出て行こうとする。 
部屋の空気は相変わらず、重苦しいままだ。自分の方も、最早それをどうする事も出来ない。 
遅いし、送るぞ？というこちらの言葉にも自転車で来ちゃったから、とけんもほろろ。 
完全に噛み合わないもどかしさをそのままに、勝手口まで見送る。 

「……気をつけてな」 
なんとかそれだけ言葉を搾り出すと、 
それでも目を合わせられないこちらの首の後ろに手を回そうと、背伸びをする紀梨乃。 
必死で強引に自分の方を向かせ、つま先立ちの姿勢で唇を重ねる。そしてそのまま離れると。 

「……大丈夫っす！あたしが、何としてでも先生の首を繋いであげますから」 
「お前……？」 
「じゃあ、おやすみなさい、コジロー先生！」 

そう言って去って行く紀梨乃は、全くいつも通りの紀梨乃…に、見えた。 

（あいつ……何をするつもりなんだ……？） 
しかし今は、こちらもその真意を探るどころではない。 
今自分が選ぼうとしている方法と、昼間、紀梨乃が言い残した言葉。 

誰がどう見ても、正しい、筈だった”方法”―――自分の退職と引き換えに、全て、帳消しに。 
そうすれば……外山と岩佐だってまだ形の上では剣道部に居られる。 
二人が剣道への情熱を失っていない、ただバツが悪くて部活に来られないだけなのは知っている。 
そもそも自分が居なくなればもっとマトモな顧問が二人を更生させてくれるだろう。 
今の剣道部も何の問題もなく存続できる……しかし、それでも。 

「―――なんで逃げるんですか？」 

その夜は一睡も出来そうに無かった。 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 

「…っち、またか…」 

キュルルルン、キュルルルン。 
キーを幾ら回そうにも動かないエンジン。 
それはあたかも自分自身の状態を示しているように思えた。 
ひとしきり、駆動を諦め、今日一日に思いを馳せる。 

（……くそ。どこまで半端なんだよ俺は？） 
時間はあれから一日が過ぎた、夕暮れ時。 
部活には出られず、けっきょく”方法”が採択される事も無く、こんな時間を迎えてしまった。 
紀梨乃は学校を休んでおり、自ら設定した刻限も、とうに過ぎようとしている。 
そして未だ引っ掛かっているのは、紀梨乃のあの言葉。 

（なんで逃げるんですか、か…） 
何故、あの時点で紀梨乃に、そんな事が分かったんだ？ 
そして自分はいまなお、何から逃げようとしている？ 
それすら把握できないまま、とりあえず、で今日を終えようとしている今の自分。 
何よりも昨日の事。とりあえず、で大切な紀梨乃を、傷付けてしまったかも知れない自分。 
どうする事も出来ないジレンマと自己嫌悪が極まろうとしていた矢先。 
息を切らせて、自転車からこちらを見ている人影がいる。 

「…タマキ」 
我が部の紀梨乃ともう一人の「要」、川添珠姫。 
しかし、彼女もまた、敗れた事で退部を決意したのではなかったか。 
では何だ。どうする事も出来ない自分に、まだ預かっていない退部届でも突き付けに来たのか。 

（……勘弁してくれ。） 
とは言え、話を聞いてみない事にはどうにも収まりそうも無い剣幕に、 
とりあえず車を降り、場所を変えて話を聞く。 
しかし、その第一声は意外な物だった。 

「上段との戦い方を、教えて下さい―――」 

……正直、自分よりも長く剣道をやっている珠姫が、上段との戦い方を知らないとは到底思えない。 
川添道場にはブランクのある自分などより、いや自分のブランクなど関係無いほど技術的には上の練習生も居るだろう。 
それが何故、自分なんかに。大体、道場主である親父さんは。 
今の後ろ暗い気持ちとその逡巡がそのまま言葉に表れる。 

「俺がお前に教えてやれる事なんて、無いよ。……お前の方がもう、ずうっと強いんだし、な」 
そんな、こちらが並べる通り一遍の否定の言葉にも、お辞儀の姿勢を崩さない珠姫をちらと見やる。 
その真剣さに、決してこちらを冷やかしているのではない事は見て取れる、が… 

「……長く剣道をやってれば、負ける事だってあるさ。 
　どうしても勝てない相手だって、出て来る…… 
　いいじゃないか部活なんだから、楽しければ」 
今の自分が辛うじて掛けられる、精一杯の言葉をつなぐ。 
だが、こちらがそこまで言い終わるか言い終わらないかの内に、 
お辞儀の姿勢のままタマが返す言葉を向ける。 

「楽しければいいんですか？」 

一瞬、ここが剣道場で、互いに面を被って相対している時のような気迫をぶつける珠姫に気付いた事が、みっつ。 
自分が考えていたような……珠姫が安直に、鈴木リンに「勝てない」と悟るや、退部届を出したのではない、という事。 
今目の前に居る珠姫が、おそらく彼女なりに”敗北”と言う事実を持て余していたのだという事。 
また、今自分に尋ねているのが「上段との戦い方」等ではなく「心構え」であるという事。 
そして…… 

「負けた事に、ちゃんと向き合いたいんです！」 

”向き合う”、ただそれだけの言葉が何度も脳内に響く。 
フラッシュバックする、高校時代の光景。 
そして、ここ数日の出来事。 
自分が、何から逃げていたのか。 
全てが氷解して、一つになって行くような気がした。 

（キリノは、ここまで全部分かっていたのか…？） 
…どちらにせよ。 

（……向き合わずに、一方的に逃げるのは、卑怯、だよな） 
思わず自分の掌を見る。今まで、剣道に対して、真摯に向き合って来た証がそこにはある。 

「そうだよな…向き合わないと始まんねぇよな、剣道は…」 
それだけ呟くと、拳をぐっ、と握り締める。 
道場へ行くぞ、と言うと、ふっと安心したのかこちらに倒れ掛かる珠姫。 
体の疲れもひどいが、心労の方が余程、酷かったのだろう。いずれにせよ無理はさせられない。 

「……明日から、向き合うか？」 
それくらいの方が多分、自分達の剣道部らしいのだろう。 
情けないが自分とても、今から遅れて出て行くのは流石にきまりが悪い。 
そう言うと、珠姫も渋々ながら承諾してくれた。 
そのまま、疲労困憊の珠姫を車で家の近くまで送り届けると、 
ダッシュボックスの中から昨日認めた”書”―――退職願を取り出し、ビリビリに破り捨てる。 

（逃げるな、か――キリノ、ようやく俺、お前の言葉の意味、分かったのかも知れない。） 
明日、みんなで考えよう。 
例えそれが、お前達から剣道を奪う事になっても。 
せめて全員が納得できる答えを探そう。 
どんな事になっても、その責任は、自分がとってやるから。 

……キーを回すと、車のエンジンは一発でかかった。     </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:10:02+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/96.html">
    <title>生徒と先生</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;雨の土曜日にホームセンターで買い物をしたコジローは、&lt;br /&gt;
帰りに渋滞を避けようとして脇道に入ったところ上から下まで&lt;br /&gt;
ずぶ濡れのキリノに出くわす。&lt;br /&gt;
「何やってんだお前？」&lt;br /&gt;
車窓を開け放し声をかけると、&lt;br /&gt;
キリノは恥ずかしそうに頭をぽりぽり掻きながら笑った。&lt;br /&gt;
「いやー、さとりんの家でお勉強会した後なんですけど、&lt;br /&gt;
今さっき通りがかりの車に水引っかけられちゃったんですよ～。&lt;br /&gt;
上から下までびっしょりで、もうどうしたものか途方にくれてまして」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「しゃあねえなぁ、車乗ってけよ。&lt;br /&gt;
俺のアパート近いから服と風呂ぐらい貸してやるぞ」&lt;br /&gt;
キリノは大げさに首と手を横に振る。&lt;br /&gt;
「いやいやいいっすよ、&lt;br /&gt;
そんなことしたらコジロー先生の愛車が泥まみれに……へっくしっ！」&lt;br /&gt;
「ほら見ろ、風邪ひきそうじゃねえか」&lt;br /&gt;
キリノのくしゃみにコジローは苦笑し、ビニール袋の中から&lt;br /&gt;
ホームセンターのチラシを取り出し助手席に敷き詰め泥よけにする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「そんな格好じゃバスも電車も乗れねえだろう？&lt;br /&gt;
俺の車この前傷つけちまったから今さら泥水ぐらい気にしないし、&lt;br /&gt;
チラシ敷いたからあんま汚れねえよ」&lt;br /&gt;
「いやーでも、悪いですし」&lt;br /&gt;
それでも渋るキリノにコジローは業を煮やし、&lt;br /&gt;
車から降りて少女の腕を引っ張る。&lt;br /&gt;
「体調管理もできないようじゃ部長の肩書きが泣くぞ。&lt;br /&gt;
顧問命令だ、いいからさっさと乗れって」&lt;br /&gt;
「ふえ～い」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「そういやコジロー先生って生徒に告白されたことあります？」&lt;br /&gt;
「ん？生徒どころか告白されたこともないけど、いきなりなんだよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……あたしの友達に学校の先生のこと好きになった子がいるんです。&lt;br /&gt;
でも生徒と先生って関係だから、その子悩んでて。&lt;br /&gt;
それで、もしコジロー先生が自分の教え子に告白されたら迷惑かどうか、&lt;br /&gt;
聞いてみようかな、と」&lt;br /&gt;
「うーん、俺なら生徒の気持ちに応えないな。&lt;br /&gt;
茶化すなりごまかすなりしてその場を取り繕う、かな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……もしコジロー先生がその子を好きでも、ですか？」&lt;br /&gt;
「たとえ俺がその子を好きでも、だ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……そうですよね～。それが普通の教師の対応ってもんですよね～」&lt;br /&gt;
「まあな。でももしその子が卒業して生徒じゃなくなったなら……&lt;br /&gt;
でもその子が俺のこと好きだって言うなら、&lt;br /&gt;
その時にはちゃんとその子の気持ちに応える、かな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あー、なるほど。稚魚のうちは問題あるから大きくなるまで待って、&lt;br /&gt;
育った所をぱくりと食べちゃうと」&lt;br /&gt;
「鮭の放流かよ！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はいはい分かってますって。つまり女の子が大人になるまで待つと。&lt;br /&gt;
でも先生、待ってる間にその子が他の人を好きになる、&lt;br /&gt;
とか考えないんですか？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「そんときゃしょうがねえよ。俺がその子の気持ちを引き止められない&lt;br /&gt;
魅力のない男ってだけだし。それに好きな子が他の奴に惚れたなら、&lt;br /&gt;
辛くても応援するのが男ってもんさ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ふうん、じゃあその子に伝えときます、&lt;br /&gt;
卒業式まで告白するの我慢しなさいって」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あれ、俺……寝てたのか？」&lt;br /&gt;
コジローは家に帰ってキリノに着替えを与えた後、&lt;br /&gt;
買い物袋を机の上に置いたところで記憶が途切れていた。&lt;br /&gt;
（さっきのやり取りは……春先の、&lt;br /&gt;
まだ部活で俺とキリノの二人きりだったころの夢か……）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローが口のよだれを拭うと同時に、&lt;br /&gt;
背後からキリノの呆れ声が飛んでくる。&lt;br /&gt;
「全く、女の子を連れ込んで先に寝ちゃうなんてひどいですねぇ」&lt;br /&gt;
コジローが振り向くと、&lt;br /&gt;
リボンを解き濡れた髪をドライヤーで乾かしているキリノがいた。&lt;br /&gt;
「……変な言い方するな人聞きの悪い」&lt;br /&gt;
「ゲームのやりすぎですか？それとも見たかった映画を夜通し見てたとか」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは生あくびをかみ殺す。&lt;br /&gt;
「お前俺の自己管理能力を中学生並みと思ってるだろ？」&lt;br /&gt;
「大食いで朝から保健室のお世話になる程度の管理能力は&lt;br /&gt;
中学生より上なんですか？」&lt;br /&gt;
キリノの鋭い突っ込みにコジローはぐうの音も出ない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……近頃お隣さんがうるさくて夜ろくに眠れないんだよ」&lt;br /&gt;
キリノはぽんと手を叩く。&lt;br /&gt;
「ああ、例の念仏の人っすか」&lt;br /&gt;
「いや、その人はまた引っ越したんだけど、入れ替わりにきた人が&lt;br /&gt;
ちょっとな……ったく引越しの挨拶もせず毎晩毎晩……」&lt;br /&gt;
「なんか大変そうですねぇ。あ、このタンクトップ返しときますね」&lt;br /&gt;
着替えにと脱衣所へ置いていあったタンクトップを&lt;br /&gt;
キリノはコジローへつき返す。&lt;br /&gt;
「ああ……ってお前Tシャツ一枚かよ……！！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
驚いてキリノの胸の辺りを見たコジローは絶句する。&lt;br /&gt;
二つの膨らみの頂点には、二つの突起がサイズの&lt;br /&gt;
大きいTシャツの上からでもうっすらと存在するのが確認できた。&lt;br /&gt;
「どうしたんですか、先生？」&lt;br /&gt;
キリノはコジローのいつもと違う様子に無垢な表情を傾ける。&lt;br /&gt;
「いやお前、その……着ろよ、下にも！」&lt;br /&gt;
見ていた場所を気づかれぬようコジローは慌てて視線を反らした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「だって梅雨の時期にこんな蒸し暑い部屋で&lt;br /&gt;
２枚も服着てられませんよ～」&lt;br /&gt;
だぶだぶのTシャツをパタパタはためかせながら、&lt;br /&gt;
キリノは体の表面へ風を送り込み冷やす。&lt;br /&gt;
その度にサイズのいいバストが形を変えるのがシャツ越しにわかるから、&lt;br /&gt;
コジローはますます目のやり場に困る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「しょうがないだろ、エアコンの効き悪いんだから！」&lt;br /&gt;
「あ、下といえばこの下着も履けないんで返しときますね」&lt;br /&gt;
「ああ………………………………ああ？」&lt;br /&gt;
シャツやジーパンと一緒に脱衣所に置いていた&lt;br /&gt;
トランクスまでつき返されたのを見てコジローは目を丸くする。&lt;br /&gt;
「ちょっ……おま、……今ジーンズの下、何も履いてないのかよ！？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノは頬を染めてユーモラスに体をくねらせる。&lt;br /&gt;
「せんせ～、それセクハラっすよー」&lt;br /&gt;
「い………………いやいやいや、この場合その、&lt;br /&gt;
セクハラされてるのは俺だろう！逆セクハラだよこれ！&lt;br /&gt;
むしろカウンターで威力３倍だ！！」&lt;br /&gt;
予期せぬ事態に混乱しわけのわからないことを口走るコジローに、&lt;br /&gt;
キリノが小さな声で説明する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……トランクスって、女の子が履くと痛いんですよ。&lt;br /&gt;
……その、デリケートな所が擦れて」&lt;br /&gt;
コジローはきょとんとした顔で目をぱちくりさせる。&lt;br /&gt;
「え、そ、そうなの？」&lt;br /&gt;
「そうっす。ブリーフはないんですか？」&lt;br /&gt;
コジローは済まなそうに呟く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「俺、トランクス派だから……」&lt;br /&gt;
「そうですか～。じゃあすいません、気持ちだけ履いときます」&lt;br /&gt;
「あ……そう」&lt;br /&gt;
これ以上この話題に深入りしてはいけない。&lt;br /&gt;
手早くコジローはタンクトップとトランクスを受け取り机の上に置くと、&lt;br /&gt;
咳払いをして強引に話題を変える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ていうかなんだ、掃除してくれたのか？」&lt;br /&gt;
床の上に散乱していたゴミは全て分別され袋の中だし、&lt;br /&gt;
流しで積まれていた洗いかけの食器は全てピカピカに輝いている。&lt;br /&gt;
どうやらコジローがうたた寝をしている間にキリノが片付けてくれたようだ。&lt;br /&gt;
「シャツとお風呂をいただいて何もせずってのも心苦しいっすから。&lt;br /&gt;
というか女の子としてこんな汚い部屋黙って見てられませんもん」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はは、吉河先生にも同じこと言われたなぁ。&lt;br /&gt;
あん時もいくらかは片付けたけどすぐこうなっちまった」&lt;br /&gt;
キリノはやれやれと額に手を当てる。&lt;br /&gt;
「駄目ですよ、女の人をこんなカオスなお部屋に招いちゃ。&lt;br /&gt;
あ、吉河先生といえばスーファミのコントローラーとソフト一式は&lt;br /&gt;
押入れにしまっときました。買ってきたカップラーメンと缶詰は&lt;br /&gt;
流しの下に入れときましたけどそこでいいですよね？&lt;br /&gt;
洗濯物はまだ片付けてませんからちょっと待っててくださいね～」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あ、ああ、あんがとよ」&lt;br /&gt;
（まるでお袋みたいだな、こいつ）&lt;br /&gt;
苦笑しながら頭をぽりぽりと掻いたコジローは、&lt;br /&gt;
キリノが机の上から掴みあげた物を見て仰天する。&lt;br /&gt;
「……っておいこらっ、トランクスはいいって、&lt;br /&gt;
下着までたたまなくていいから！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「やだなー先生、あたしよくお父さんと弟のパンツも洗濯してるんすよ？&lt;br /&gt;
大体このトランクス履けとか迫っておきながらたたむのは駄目って、&lt;br /&gt;
なんか変ですよ～」&lt;br /&gt;
「俺がお前に無理矢理トランクス履かせようとしたみたいに言うな！&lt;br /&gt;
どんな性癖の持ち主だよ俺！！そりゃ、家族の下着とかはいいけど、&lt;br /&gt;
他人の男の下着なんて嫁入り前の女の子がたたんだり洗ったり&lt;br /&gt;
するもんじゃないって！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ニヤニヤしながらキリノは慌てふためくコジローを冷やかした。&lt;br /&gt;
「せんせー、考え方がおじさんくさいですよ～。昭和のかほりがしますなぁ」&lt;br /&gt;
「おじさん言うな！とにかく、&lt;br /&gt;
そういうのは結婚するか好きな男ができるまでするもんじゃないの！！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そこまで叫んだコジローはキリノの目を見て息を呑む。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「どうしたんですかコジロー先生？」&lt;br /&gt;
キリノはいつものようににっこりと笑う。しかしその目は笑っていない。&lt;br /&gt;
それは部の1年生たちやソフトボール部の友人たちにはわからない、&lt;br /&gt;
コジローとサヤだけが気づけるわずかな変化。&lt;br /&gt;
頬と唇を緩め笑顔にしてはいるが、その瞳には喜も楽も欠けていた。&lt;br /&gt;
「あ、いや、別に……」&lt;br /&gt;
そんなキリノのまなざしを、コジローは見た記憶があった。&lt;br /&gt;
（キリノのお袋さんが入院した時と……&lt;br /&gt;
さっき夢で見たキリノの友人の恋愛相談の時か）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
……だがあれは、本当に「キリノの友人」の相談だったのか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「もー、きょうちゃんのエッチー、&lt;br /&gt;
家の中に入るまではそんなとこ触っちゃ駄目だってばー」&lt;br /&gt;
薄い壁の向こう側から聞こえてくる扉を閉める音と緊張感のない女の声に、&lt;br /&gt;
コジローは思考を邪魔され脱力した。&lt;br /&gt;
「なんなんですか、このやたらイチャつくカップルの声は。&lt;br /&gt;
というかこの女の人の声どっかで聞いたような……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノの瞳にいつもの光が戻ったのを確認し、&lt;br /&gt;
コジローはホっとしながらもうんざりした様子で答える。&lt;br /&gt;
「あーうん、新しく来たお隣さん」&lt;br /&gt;
「もーきょうちゃん、&lt;br /&gt;
お部屋に帰ったからっていきなり抱きついちゃ駄目だよ」&lt;br /&gt;
キリノはふはぁーとため息を吐く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はー、もうなんというか……&lt;br /&gt;
ミヤミヤとダン君以上のラブラブっぷりじゃないですか。&lt;br /&gt;
こりゃコジロー先生みたいな寂しい独り身には毒ですね」&lt;br /&gt;
「うるさい、ほっとけ！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
いつの間にかたたんだ洗濯物をぽんぽんとたたくと、&lt;br /&gt;
キリノは目ざとく新しい片付け物を探し出す。&lt;br /&gt;
「せんせー、ここにまとめて重ねてある書類、&lt;br /&gt;
机の上に置いときましょうか？」&lt;br /&gt;
「ん、ああ、それならいらないから燃えるゴミに入れといてくれ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「もー、きょうちゃんのエッチー、&lt;br /&gt;
家の中に入るまではそんなとこ触っちゃ駄目だってばー」&lt;br /&gt;
薄い壁の向こう側から聞こえてくる扉を閉める音と緊張感のない女の声に、&lt;br /&gt;
コジローは思考を邪魔され脱力した。&lt;br /&gt;
「なんなんですか、このやたらイチャつくカップルの声は。&lt;br /&gt;
というかこの女の人の声どっかで聞いたような……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノの瞳にいつもの光が戻ったのを確認し、&lt;br /&gt;
コジローはホっとしながらもうんざりした様子で答える。&lt;br /&gt;
「あーうん、新しく来たお隣さん」&lt;br /&gt;
「もーきょうちゃん、&lt;br /&gt;
お部屋に帰ったからっていきなり抱きついちゃ駄目だよ」&lt;br /&gt;
キリノはふはぁーとため息を吐く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はー、もうなんというか……&lt;br /&gt;
ミヤミヤとダン君以上のラブラブっぷりじゃないですか。&lt;br /&gt;
こりゃコジロー先生みたいな寂しい独り身には毒ですね」&lt;br /&gt;
「うるさい、ほっとけ！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
いつの間にかたたんだ洗濯物をぽんぽんとたたくと、&lt;br /&gt;
キリノは目ざとく新しい片付け物を探し出す。&lt;br /&gt;
「せんせー、ここにまとめて重ねてある書類、&lt;br /&gt;
机の上に置いときましょうか？」&lt;br /&gt;
「ん、ああ、それならいらないから燃えるゴミに入れといてくれ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
書類をゴミ袋に入れようとしたキリノの手がふいにぴたりと止まる。&lt;br /&gt;
「先生……これ、就職活動の資料ですか？」&lt;br /&gt;
「あー、この前酔っ払った先輩が勝手に置いていったんだよ。&lt;br /&gt;
全く、今から無職になるって決め付けてるんだから失礼なもんだ」&lt;br /&gt;
乾いた笑い声を上げるコジローはまたドキリとする。&lt;br /&gt;
キリノの目がまた笑わなくなった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「コジロー先生、いつかあたしが相談した先生のこと好きになった子、&lt;br /&gt;
憶えてますか？」&lt;br /&gt;
「ああ…………憶えているさ、はっきりとな」&lt;br /&gt;
（さっき思い出したばかりだし、な）&lt;br /&gt;
「その子の好きな先生がね、&lt;br /&gt;
なんか来年学校にいられなくなるかもしれないんだって」&lt;br /&gt;
思わずコジローはごくりとつばを飲み込む。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「………………へー、そりゃ大変だな」&lt;br /&gt;
「教職の人って学校辞めさせられたら、&lt;br /&gt;
同じ土地で新しい就職先とか探せるんですか？」&lt;br /&gt;
コジローは視線を斜め上に漂わせながら調子はずれの声で答える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「今みたいに少子化で毎年生徒の数がつ減ってるような時代じゃ難しいかな。&lt;br /&gt;
比例して教員の採用数も減少してるから、&lt;br /&gt;
同じ校区の就職先なんて簡単に見つからないだろ」&lt;br /&gt;
「へー、教師って大変なお仕事なんですねぇ」&lt;br /&gt;
コジローは少し笑いながらおどけるように答える。&lt;br /&gt;
「そうとも、だからあんまいじめずせいぜい敬ってくれよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは、キリノがいつものように&lt;br /&gt;
（先生は少しも大変そうに見えませんけどね～）&lt;br /&gt;
（弁当欲しさに生徒の前で土下座しなければ少しは敬いますよ）&lt;br /&gt;
などと茶化してくれることを期待していたが、&lt;br /&gt;
キリノの声のトーンは低いままだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……でもね、あたしの友達の子も大変なんですよ？&lt;br /&gt;
コジロー先生の言うこと聞いて卒業まで告白するの我慢しようと思ってたら、&lt;br /&gt;
その先生卒業するころ学校にいるかどうか分からなくなって」&lt;br /&gt;
キリノの突き刺さるような視線が痛くて、コジローは目を反らす。&lt;br /&gt;
「それは……ま、その、お気の毒だな」&lt;br /&gt;
キリノは明後日の方向を向くコジローの顔を掴み、自らのほうへ向かせる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「教えてください、コジロー先生。&lt;br /&gt;
それでもその子は告白を我慢するべきなんですか？&lt;br /&gt;
その子の気持ちは……先生の迷惑になるだけなんですか？」&lt;br /&gt;
部屋を片付ける音が止まり、静寂が支配した。&lt;br /&gt;
生徒と先生の視線が交わり、コジローの鼓動が早くなる。&lt;br /&gt;
（やばい、何とか話の腰を折らないと……）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
すると、コジローの願いが通じたのか&lt;br /&gt;
隣の部屋から上ずった女性の声が聞こえてくる。&lt;br /&gt;
「やだ……きょうちゃんの指、気持ちいい……」&lt;br /&gt;
切羽詰っていたコジローは夢中で話題を変えた。&lt;br /&gt;
「な、何やってるんだろうな、お隣さんたち」&lt;br /&gt;
最悪な方向へ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
言った後しまったと思ったが、もう遅い。&lt;br /&gt;
これは言い訳できない、完全なセクハラだった。&lt;br /&gt;
「え、あ、あの、イチャイチャしてるんじゃないですか？」&lt;br /&gt;
しかしある意味コジローの思惑は当たり、話題はすり替えられる。&lt;br /&gt;
「え、あ、うん、そうだな、イチャイチャしてるんだろうな！&lt;br /&gt;
いや、ほんと困ったもんだわ、近頃毎晩こんな感じでな！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はは、それは大変で……あ、あたし帰りますね！」&lt;br /&gt;
「おお、じゃ、送っていくな……おい、キリノ！？」&lt;br /&gt;
急に立ち上がろうとしてバランスを崩したキリノは、&lt;br /&gt;
コジローの方へ向かって倒れかかり体重を教師へ預ける。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
シャツの中に下着をつけていないから、&lt;br /&gt;
柔らかな二つの膨らみの感触がコジローの胸部へ直に伝わる。&lt;br /&gt;
キリノのシャンプーの香りと、コジローの汗臭い肌の匂いが交じり合い、&lt;br /&gt;
お互いの鼻腔を刺激した。頭の中が真っ白になったコジローが&lt;br /&gt;
口をパクパクしていると、キリノが口を開く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……コジローせんせい……あたしは先生のことがす」&lt;br /&gt;
キリノが何かを告げようとした刹那、コジローが素早く首を横に振る。&lt;br /&gt;
「キリノ、それ以上は言うな」&lt;br /&gt;
キリノは悲しそうな顔をする。もう嘘の笑顔で繕う事もしない。&lt;br /&gt;
「……コジロー先生卑怯ですよ。……いつもは駄目教師のくせに、こういうときはちゃんとした大人になるんですもん」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……そりゃま、腐っても教師だからな」&lt;br /&gt;
キリノは悲しそうに微笑む。&lt;br /&gt;
「だから……あたしが駄目な生徒にならなきゃいけなくなるんですよ？」&lt;br /&gt;
「駄目な生徒？」&lt;br /&gt;
「先生を困らせる、わがままで駄目な生徒に」&lt;br /&gt;
キリノは、そのまま顔を近づけ、コジローと唇を重ねる。&lt;br /&gt;
コジローは目を見開き、キリノはわずかに頬を染めて顔を離す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「わがまま……か」&lt;br /&gt;
わがままという言葉はキリノに縁のない言葉だ。&lt;br /&gt;
他の部員が幽霊部員ばかりで独りきりだった時も、&lt;br /&gt;
コジローがどれだけ適当に指導をしていた時も、&lt;br /&gt;
風邪をひいて倒れるほど体調が悪い時も、家族が入院した時でさえも。&lt;br /&gt;
キリノは一度も腐った素振りを見せず、&lt;br /&gt;
顧問のコジローや他の部員を困らせることなど一度もなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
（そのキリノに……こんな行動させるほど、&lt;br /&gt;
俺はキリノのことを追い詰めていたのか……？）&lt;br /&gt;
コジローの悩む気持ちが顔に出たのを見て、&lt;br /&gt;
いきなりキリノが声色を変える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「なーんちゃって、先生、びっくりしました？」&lt;br /&gt;
キリノは押し黙ったコジローを見て、&lt;br /&gt;
自らの行為がコジローにとって迷惑なだけだったと思ったのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
無理に出した言葉は明るくても、音程は低いままだ。&lt;br /&gt;
自分の心を見透かすようなコジローの視線にキリノは気づき、&lt;br /&gt;
コジローとは反対のほうを向く。&lt;br /&gt;
「やだなぁ、あたしがそんな、自分の部屋の掃除もできない&lt;br /&gt;
駄目教師なんか誘惑するわけないじゃないですか～」&lt;br /&gt;
「ああ、分かってるさ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは身を離したキリノへ近づき、背後から抱きしめる。&lt;br /&gt;
「……ちょっ、先生？」&lt;br /&gt;
「お前がそんなタチの悪い冗談するようなやつじゃないってことは、な」&lt;br /&gt;
コジローの抱擁にキリノは顔を赤くしてジタバタと暴れる。&lt;br /&gt;
「え、そ、その」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……そのさ、お前が相談してた子の話の続きだけどさ」&lt;br /&gt;
コジローの言葉にキリノの動きがぴたりと止まる。&lt;br /&gt;
「きっとさ、その先生は告白されても迷惑なんかじゃないと思うんだよ」&lt;br /&gt;
首を捻ってコジローを視界に捉えながら、キリノは問う。&lt;br /&gt;
「……じゃあいいんですか、告白しても？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「それは、そのな……先生も怖いんだよ、告白されるのが」&lt;br /&gt;
「それって……学校にばれるのが、ですか」&lt;br /&gt;
キリノの問いかけをコジローは笑い飛ばす。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はは、それもあるな。でも、それだけじゃねえよ」&lt;br /&gt;
笑い声にキリノは少しむっとしたようにわずかに右眉を傾ける。&lt;br /&gt;
「じゃあ、何を恐れてるんですか、その先生は」&lt;br /&gt;
コジローは目を瞑りため息を吐く。&lt;br /&gt;
「だって……対等じゃないだろう？教師と生徒なんて」&lt;br /&gt;
「対等？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「もし教師の気持ちが暴走したら……&lt;br /&gt;
男ってそういう時突っ走ると収まりつかないからな。&lt;br /&gt;
内申ちらつかせたり、部室や教室を悪用したり……&lt;br /&gt;
時々週刊誌に載るだろ、そういう事件」&lt;br /&gt;
「……コジロー先生も、突っ走りそうになることあるんですか？」&lt;br /&gt;
コジローのキリノを抱きしめる手に力が入る。&lt;br /&gt;
「ああそうさ、教師としての権限をフルに悪用してでも&lt;br /&gt;
手に入れたくなる位に、な」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
むー、と少しキリノは眉間に皺を寄せる。&lt;br /&gt;
コジローの言葉を頭の中で反芻しているようだ。&lt;br /&gt;
「……コジロー先生、ここ、学校じゃないですよね？」&lt;br /&gt;
「……ああ、そうだな」&lt;br /&gt;
「じゃ、今あたし達は生徒と先生じゃない……そうなりますよね？」&lt;br /&gt;
「お前なぁ、そんな簡単な話じゃ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノは、コジローの唇に自らの唇を再度重ねる。&lt;br /&gt;
「だから今のあたし達は……ただの男と女です。&lt;br /&gt;
そういうことにしときましょうよ、ね？」&lt;br /&gt;
まるで全力の突きを食らったかのように、コジローの足元がふらついた。&lt;br /&gt;
（……ここで、必死に葛藤してる俺にキスは反則だろう……！！）&lt;br /&gt;
キリノは口元を緩め、コジローの心を読んでいるかのようににま～と笑う。&lt;br /&gt;
「だって今のあたし……先生を困らせる、わがままで駄目な生徒ですから」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
布団の上で横になったキリノのTシャツの上から、&lt;br /&gt;
コジローの手が胸を揉みしだく。&lt;br /&gt;
「や……へへ、先生触り方やらしーんだ」&lt;br /&gt;
「お前だってシャツの上からでも感じてるじゃねえか」&lt;br /&gt;
コジローの手がその肉の形を変えるたび、&lt;br /&gt;
細く引き締まったキリノの腰がくねる。&lt;br /&gt;
「だって、下着、ぁっ……着けてないですから……」&lt;br /&gt;
Tシャツの上には衣服の存在意義を疑いたくなるようなはっきりとした&lt;br /&gt;
二つの突起があり、これでは弄ってくれと言っているような物だろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その先端の周りをコジローが丹念に指でなぞると、&lt;br /&gt;
たまらず湿った吐息がキリノの口から漏れる。&lt;br /&gt;
「おいおい、服越しにこれじゃ……」&lt;br /&gt;
コジローの手がTシャツの中へ潜り込んだ瞬間、&lt;br /&gt;
キリノの背中がわずかに反り上がる。&lt;br /&gt;
「直に触られたらどうなるんだよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノは額に汗を浮かべながらくすくすと笑った。&lt;br /&gt;
「……こうなっちゃいます」&lt;br /&gt;
キリノが太腿でコジローの片足を挟むと、&lt;br /&gt;
コジローの足の触覚がズボンとジーパン越しに液体を感知する。&lt;br /&gt;
「せっかく貸したジーパン濡らしやがって」&lt;br /&gt;
「でも、こんなになったの、コジロー先生のせいですよ。&lt;br /&gt;
それにあたしだけじゃないでしょ、汚しているのは」&lt;br /&gt;
キリノはするりと体を折り曲げると、&lt;br /&gt;
上半身を浮かしていたコジローの体の下を潜りその下半身へと手を伸ばす。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「……キリノ？おいおい、そんなとこ触んなくたっていいって」&lt;br /&gt;
しかしキリノは慌てるコジローの言葉を無視してズボンのジッパーを下げる。&lt;br /&gt;
「いいんですよ、あたしが触りたいんですもん」&lt;br /&gt;
キリノは鼻を鳴らしながら下着越しにコジローの男根の匂いを嗅ぐ。&lt;br /&gt;
「こ、こらこら、匂いを嗅ぐな匂いを！臭いだけだろそんなとこ」&lt;br /&gt;
「コジロー先生のなら、臭くても大丈夫ですよ。&lt;br /&gt;
だってあたし、先生のことす、ひぁっ」&lt;br /&gt;
コジローがジーパン越しにキリノの大事な部分を鼻でつつく。&lt;br /&gt;
「ほら、別にいい匂いなんかしねぞ、こんなところ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
しかしキリノはめげずにコジローのそこを嗅ぎ回す。&lt;br /&gt;
「えへへ、いい匂いとじゃなくても、いいんです。&lt;br /&gt;
……トランクスの先っちょ、ちょっと濡れてますよ先生？&lt;br /&gt;
人のこといえないじゃないですか」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「お前なぁ……下着履いてない女の子が部屋にいて、&lt;br /&gt;
お隣さんはおっぱじめて、それでノーブラのまま抱きつかれて……&lt;br /&gt;
そんな奇跡的なコンボ食らって性欲押さえつけれる奴は&lt;br /&gt;
世界中探して５人もいないぞ。……って聞けぇ！」&lt;br /&gt;
キリノはコジローの言い訳を聞かず、&lt;br /&gt;
トランクスから顔を出した陰茎を指でなぞるのに夢中だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「すいません、でも……コジロー先生のここ見てると、&lt;br /&gt;
におい嗅ぎたくて嗅ぎたくてもう我慢できないんですよ」&lt;br /&gt;
キリノは鼻でコジローの陰毛を掻き分けながらその匂いを貪る。&lt;br /&gt;
「わ、馬鹿、んなとこ嗅ぐな、くすっぐたいだろうが！」&lt;br /&gt;
「えへへ……くすぐったいだけじゃ終わらないですよ～」&lt;br /&gt;
キリノは左手でコジローの分身を掴むと、その脈打つ棒を舌で舐める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「は、ははは……やっぱくすぐったいだけだぞ、そんなんじゃ」&lt;br /&gt;
「ふぁにおう、ふぁまいきな！」&lt;br /&gt;
キリノは一気にコジローの全てを口の中にいれ、&lt;br /&gt;
舌でその肉塊をぺろぺろと舐めるが、&lt;br /&gt;
コジローはわずかに眉間に皺を寄せただけで余裕の笑みを浮かべる。&lt;br /&gt;
「は、はははっ、そんな滅茶苦茶に舐めるだけじゃ、駄目だっつーの。&lt;br /&gt;
愛撫ってのはな、こうするんだぞ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
今度はコジローがキリノのジーパンのファスナーを下ろし、&lt;br /&gt;
その中にある秘所へと口を近づける。&lt;br /&gt;
「ひぁっ！？」&lt;br /&gt;
ずずず、ずずずずずっ。&lt;br /&gt;
ゆっくりと、キリノのそこを濡らす白みがかった液を、&lt;br /&gt;
音が聞こえるようにして啜る。&lt;br /&gt;
「や、音、恥ずかしぃ」&lt;br /&gt;
そしてコジローは自らの唇が愛液まみれになったのを見計らい、&lt;br /&gt;
二枚貝の上で膨張し始めた真珠を指で穿り出す。&lt;br /&gt;
「あぁっ、ちょっと待っ」&lt;br /&gt;
コジローの上唇と下唇がキリノの真珠を挟み込む。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そしてビブラートを効かしながらその肉の芽を吸い始めると、&lt;br /&gt;
もうキリノはフェラどころではなくなり、肉棒から口を離し喘ぎ始める。&lt;br /&gt;
「やっ、そ、強く、すっちゃ、だっ……！」&lt;br /&gt;
吸って止めて、吸って、止めて、また吸って、また止めて。&lt;br /&gt;
単調がゆえに、その繰り返しが波紋のように&lt;br /&gt;
キリノの全身へ確実に伝わってゆく。&lt;br /&gt;
そして回数を重ねるたびに少しずつ吸う時間が長くなり、吸引の力も上がる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
吸うタイミングに合わせて面白いようにキリノの体が跳ね、&lt;br /&gt;
その体全体に剣道では流さないねっとりとした汗が浮かび始める。&lt;br /&gt;
「コジロー、せんせ……これ、ちょっと、よすぎっ……」&lt;br /&gt;
段々とキリノの声に余裕がなくなり、少し腰を引いて逃がれようとするが、&lt;br /&gt;
その腰をコジローはがしっと掴んで逃亡を阻止する。&lt;br /&gt;
唇の責めでわずかに痙攣し始めたキリノの陰核へ、&lt;br /&gt;
さらに舌による圧力を加え始めた。&lt;br /&gt;
「ふっ……ちょ、ゃめっ、ひぁぁぁっ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノはまだ気づいていない。やめて、駄目です、&lt;br /&gt;
などという言葉がコジローの劣情にさらなる火をつけていることを。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
敏感な粘膜をつついていただけの舌先が、&lt;br /&gt;
その小さな肉の塊に対し螺旋を描くようにねぶると、&lt;br /&gt;
いよいよキリノの音程は悲鳴と聞き分けがつかないぐらい&lt;br /&gt;
高く細くなってゆく。&lt;br /&gt;
「ひあああぁぁっ、ちょ、せんせい、あぁっ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
逃れようとしていた腰はもっと舐めてとねだっているように浮かび上がる。&lt;br /&gt;
もうキリノの肉体は自身でコントロールできないほど乱れ、&lt;br /&gt;
限界が近づいていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローはゆっくりと右手の中指を秘裂へ差し込んでゆく。&lt;br /&gt;
洪水のように濡れそぼったそこは呆気なく愛する者の指を飲み込んだ。&lt;br /&gt;
しかし執拗なまでのクリトリス責めによがり狂わされているキリノ本人は、&lt;br /&gt;
自らの膣に異物が進入していることさえ分からない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「せんせっ、もう、もうっ」&lt;br /&gt;
キリノの腰周りががたがたと震えているのを見て、&lt;br /&gt;
コジローは今までで一番強い力でキリノの肉真珠を舌により押しつぶす。&lt;br /&gt;
「ひ」&lt;br /&gt;
と同時に、キリノの内へと侵入させていた中指を折り曲げ、&lt;br /&gt;
陰核の裏側に当たる壁を力強く押しあげる。&lt;br /&gt;
「ぁっ」&lt;br /&gt;
女性器で一番敏感な部分を舌と指でサンドイッチにされるという&lt;br /&gt;
極限の責めに、キリノは意識を飛はされた。&lt;br /&gt;
「ひあああああぁぁぁぁぁっっ」&lt;br /&gt;
コジローの手と顔に暖かい液体を放ちながら、&lt;br /&gt;
キリノは腰周りの痙攣を全身に広げ反らした背をびくびくと震わせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「キリノ……気持ちよかったか？」&lt;br /&gt;
体勢を変えたコジローがキリノの頭を撫でると、&lt;br /&gt;
そんな小さな刺激でも快感に変わるのか、&lt;br /&gt;
キリノは髪の毛をさすられるたびにびくびくと体を小刻みに震わす。&lt;br /&gt;
「はい……よすぎ……て…………びくびくっ、&lt;br /&gt;
とまらなぃ…………ですけど……」&lt;br /&gt;
「そっか、ちょっと激しくしすぎたな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは立ち上がると、乱れていたズボンをずり上げ&lt;br /&gt;
近くに放っていたベルトを取って締めようとする。&lt;br /&gt;
「先生……なんで……ベルトするんですか……？」&lt;br /&gt;
そのズボンを掴んで、キリノが尋ねた。&lt;br /&gt;
「……もう今日は終わりだからだ。お前ももう続けられそうもないし」&lt;br /&gt;
最もそうなるようにコジローはわざと激しくしたのだが。&lt;br /&gt;
（生徒と先生で関係を持つのなら、ここが限界だろう）&lt;br /&gt;
「や……終わりなんて……いやです……最後まで、して……」&lt;br /&gt;
コジローはゆるゆると首を左右に振る。&lt;br /&gt;
「駄目だキリノ。&lt;br /&gt;
……これ以上お前としたら、ほんとに俺は教師として駄目になる」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それでもキリノは絶頂にひくつく体でコジローの足にすがりつく。&lt;br /&gt;
「キリノ……」&lt;br /&gt;
「先生が……言ってたじゃないですか……奇跡的って……&lt;br /&gt;
今日みたいなこと……この先もうない……なのに……&lt;br /&gt;
ここで終わったら……また普通の生徒と先生に戻っちゃう……&lt;br /&gt;
そんなの…………そんなの！…………」&lt;br /&gt;
コジローがベルトを緩めようとした手を離しキリノの頭をもう一度撫でる。&lt;br /&gt;
「馬鹿だな、泣く奴があるか」&lt;br /&gt;
「だから……今日だけでもいいから……&lt;br /&gt;
最後まで……最後までしてください……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノのおねだりから１０分ぐらい経ち、&lt;br /&gt;
いい加減キリノの呼吸と痙攣も落ち着いてきた。&lt;br /&gt;
「……そろそろ大丈夫か、キリノ？」&lt;br /&gt;
「へへ、なんとか……そろそろいきますか？」&lt;br /&gt;
（さっきまで半泣きだったのに、もう笑ってやがる）&lt;br /&gt;
コジローは呆れながらキリノのジーパンを脱がそうとすると、&lt;br /&gt;
その体がまだ少し震えているのに気づく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「なんだ、まだ収まってないじゃ……」&lt;br /&gt;
改めてコジローがキリノを注意深く眺めると、&lt;br /&gt;
キリノの顔は少しだけ強張りその手はシーツをかたく握り締めていた。&lt;br /&gt;
（ああ、そうかこいつ………………初めてだったな）&lt;br /&gt;
「キリノ、尻ちょっと浮かせろ」&lt;br /&gt;
サイズの大きいジーパンを一気に引き抜いた後、&lt;br /&gt;
コジローは最後に確認する。&lt;br /&gt;
「キリノ……ほんとにいいのか？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノはコジローを不満げに睨む。&lt;br /&gt;
「何ムードないこと言ってるんすか……むしろ、&lt;br /&gt;
こんなところで止めたらビニール傘で３段突きしますよ？」&lt;br /&gt;
（……ほんとは怖いくせによく言うよ）&lt;br /&gt;
苦笑いするコジローは寝転ぶキリノの上に覆いかぶさり、&lt;br /&gt;
キリノの白く細い両足を左右に割り開く。&lt;br /&gt;
「力抜けよ」&lt;br /&gt;
「はい……」&lt;br /&gt;
自分の肉棒を掴みその先端をキリノの入り口に押し付け、&lt;br /&gt;
半ばめり込ませてから一気に穴を押し進める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
途中まではすんなりニュルニュルした肉壁を押し分けていたが、&lt;br /&gt;
ある一点でその前進が止まる。&lt;br /&gt;
（……キリノの純潔を、俺が散らすのか）&lt;br /&gt;
感慨深くなったコジローがキリノの目を覗き込むと、&lt;br /&gt;
涙をためたまま頷き、唇の端を引きつらせながら吊り上げる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
（笑ってみせたつもりか？）&lt;br /&gt;
でもそれは恐怖で引きつった表情にしかならなかった。&lt;br /&gt;
（ま、俺も間抜けな表情してるだろうから、人のこといえないだろうけど）&lt;br /&gt;
「いくぞ」&lt;br /&gt;
呼吸を止め一気に腰を突き出すと、&lt;br /&gt;
何かを潰す様な感触とともにコジローの肉棒が奥へ進んだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
すると生殖器を食いちぎろうとするかのような激しい締め付けに襲われ、&lt;br /&gt;
コジローは顔を歪める。&lt;br /&gt;
キリノも鋭く身を裂かれるような痛みで瞳にたまった涙をこぼす。&lt;br /&gt;
「キリノ……辛いのなら、止めるぞ？」&lt;br /&gt;
キリノは、今度こそ微笑んでみせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「コジロー先生……あたし、辛いのなら、今までずっと耐えてきました。&lt;br /&gt;
自分の思いを言えない生殺しの辛さを、&lt;br /&gt;
ずっとずっと……一年以上耐えてきたんですよ。&lt;br /&gt;
だからこれ位の辛さ、ぜんぜんへっちゃらなんです」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
思わずコジローは唇をかみ締める。&lt;br /&gt;
「馬鹿だなお前……そんなセリフ言われたら、俺止まんなくなるぞ？」&lt;br /&gt;
「止まっちゃいやです……ちゃんと、最後までしてください。&lt;br /&gt;
もう普通の生徒と先生に戻れなくなるよう、最後まで」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローがそのまま腰を引くと、キリノの背が反り上がる。&lt;br /&gt;
そして再度腰を打ち付けると、呻くように喘いだ。&lt;br /&gt;
「キリノ……まさか気持ちいいのか？」&lt;br /&gt;
動きを止めてコジローが尋ねると、&lt;br /&gt;
キリノは首を左右に振ってうわ言の様に呟く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「分かんな、いです……さっきイかされ、たのが……残ってて……&lt;br /&gt;
動くと、痛いのと……気持ちいいのが、ぐちゃぐちゃになって……、&lt;br /&gt;
もう訳わかんなくなって……」&lt;br /&gt;
激痛と快感の同時攻撃にキリノの心と体は乱れる。&lt;br /&gt;
コジローが動けば動くほどその混乱は強まるのか、&lt;br /&gt;
まるで脅えた子供のようにコジローの背に手を回し強く抱きついてくる。&lt;br /&gt;
「いたいっ、のに、……おく、きもちい、&lt;br /&gt;
……もうわからな、ひぁ、あああっ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは見たこともない顔で乱れるキリノにすっかり興奮し、&lt;br /&gt;
最初のころの気遣いを忘れ獣のように激しく腰を打ちつけた。&lt;br /&gt;
「せんせい、せんせい、あたしっ、せんせいがす…………」&lt;br /&gt;
何かを伝えようとしたキリノの口をコジローが唇で塞ぐ。&lt;br /&gt;
口同士の接触ですら快感になるのか、&lt;br /&gt;
舌の侵入にキリノは頭を震えさせ唾液を唇の端からたらす。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「せんせい……あたし、あたし、くる、なんかくるっ？！&lt;br /&gt;
形のいい乳房とお尻がぶるぶると震え、&lt;br /&gt;
教師の逸物を激しく締め付ける壁のひだ一枚一枚が蠕動し始めた瞬間、&lt;br /&gt;
コジローは最奥まで突っ込んでいた肉刀を一気に引き抜く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ひああああぁぁああぁぁぁぁぁっ」&lt;br /&gt;
かさの部分が壁をなぞりながら高速で引き抜かれた刹那、&lt;br /&gt;
キリノは瞳孔を開きながら全身を激しく痙攣させ絶叫を上げた。&lt;br /&gt;
そんなキリノの腹に自らの劣情を十分にぶちまけたコジローも,&lt;br /&gt;
キリノの体へ折り重なるように倒れこむ。&lt;br /&gt;
そしてそのまま二人は体を重ねながら荒い呼吸を混ぜ合わせるのだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
着替えの終わったコジローが脱衣所から出ると、&lt;br /&gt;
先に2回目のお風呂と着替えを済ませていたキリノが鼻歌を歌いながら&lt;br /&gt;
回転式粘着テープをコロコロと転がしていた。&lt;br /&gt;
「何でまた掃除してるんだ？」&lt;br /&gt;
「いやーほら、あたしの長い髪の毛とか残ってたら遊びに来た&lt;br /&gt;
吉河先生に気づかれちゃうかもしれませんし。&lt;br /&gt;
女の人ってそういうのよく気づきますからね～」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローは苦笑いをする。&lt;br /&gt;
「そりゃまた……その、ありがとうございます」&lt;br /&gt;
「……そんなことより、&lt;br /&gt;
先生あたしに言うべき言葉があるんじゃないですか？」&lt;br /&gt;
「言うべき言葉？なんだそりゃ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
キリノがわずかに目を細めてにらむ。&lt;br /&gt;
「分かっててとぼけてるでしょ？せんせー、あたしがす」&lt;br /&gt;
「お、そろそろ雨がやんだな！キリノ、送ってくぞ」&lt;br /&gt;
コジローはキリノの言葉を無理矢理遮る。&lt;br /&gt;
おそらくキリノが言おうとしたのはこうだろう。&lt;br /&gt;
――せんせー、あたしが好きって言おうとすると、邪魔しますよね？&lt;br /&gt;
というか先生もあたしのこと好きって言ってないし――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
情けない話であるが、もし「好き」と口にされたら、&lt;br /&gt;
あるいは口にしたらコジローは自分の気持ちを抑える自信がない。&lt;br /&gt;
正直今日だって未成年相手に避妊具もつけずセックスをしたぐらいだ。&lt;br /&gt;
もう、駄目教師を通り過ぎて駄目男である。&lt;br /&gt;
これがキリノに耳元で「好き」だとか&lt;br /&gt;
「愛してる」なんて囁かれた日には、あるいは自分で言葉にしてしまえば、&lt;br /&gt;
そのままキリノの中に中出しして駄目人間まで落ちぶれていただろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「もー、何で邪魔するかな～」&lt;br /&gt;
む～と不満げなキリノの背中をコジローは押して無理矢理玄関へ押し出す。&lt;br /&gt;
「ほら、いいから早く帰るぞ！」&lt;br /&gt;
卑怯だということは重々承知している。でもこれはコジローの中のルールだ。&lt;br /&gt;
自分の欲望を押さえ込む最後の防壁なのだ。&lt;br /&gt;
「初めてでまだ痛いんですから、乱暴しないで下さいよ～」&lt;br /&gt;
「ああ、その、それはすまん」&lt;br /&gt;
「じゃ、今靴履きますから」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
忙しなくドアを開けてマンションの階段を下りたコジローは、&lt;br /&gt;
すぐ後ろに髪が乾ききっていない私服のキリノを連れ立った状態で&lt;br /&gt;
同僚の教師と鉢合わせになってしまう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
一瞬、3人の時間が止まる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「い……石田先生？その生徒は……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローが今まで生きてきた中で一番気まずい時間が流れる。&lt;br /&gt;
「あの、今日あたし外歩いてたら車に泥ひっかけられて、&lt;br /&gt;
偶然コジ……石田先生に会って着替えとお風呂を借りただけで」&lt;br /&gt;
コジローはキリノの前に手をかざし教え子の苦しい言い訳を止めさせる。&lt;br /&gt;
一応本当のことではあるが、着替えとお風呂を貸した『だけ』ではない。&lt;br /&gt;
「……コジロー先生？」&lt;br /&gt;
「もういいんだよ、キリノ。ほんとのことを言おう」&lt;br /&gt;
コジローは勢いよく頭を下げる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「すいません、俺とこいつは、さっきまで俺の部屋でエッチしてました」&lt;br /&gt;
あんぐりと口をあける同僚教師の前で、コジローは洗いざらいぶちまけ始めた。&lt;br /&gt;
しかしその声色には開き直るような卑屈な響きはない。&lt;br /&gt;
むしろ、どこか清清しくなるまっすぐな誠意のようなものが感じられた。&lt;br /&gt;
「俺はこいつの……キリノとのことを本気で考えてます。&lt;br /&gt;
卒業して教師と生徒じゃなくなったら、&lt;br /&gt;
プロポーズしたいと思っているぐらいに。&lt;br /&gt;
だから、ろくに物事の良し悪しも判断もできない&lt;br /&gt;
学生であるこいつと関係を持ちました。&lt;br /&gt;
そのことについては言い訳しません。&lt;br /&gt;
それは全部俺が悪いですから。どんな処分も受けます」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そこで一息深呼吸して、コジローは独白を続けた。&lt;br /&gt;
「でも、こいつはあんまり悪くないんですよ、&lt;br /&gt;
本当なら軽々しく俺と関係を結ぶような奴じゃなくって。&lt;br /&gt;
……だけど俺が追い詰めたんです。&lt;br /&gt;
こいつの気持ちに気づかないふりして、無駄に焦らせて。&lt;br /&gt;
だから、こいつを処分するのはやめてください。&lt;br /&gt;
キリノから剣道部を取り上げないでやってください」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
珍しくキリノは声を荒くする。&lt;br /&gt;
「先生、そんなことされても、あたし全然嬉しくないよ！」&lt;br /&gt;
（キリノのこんな顔見るの、外山たちが部活で女子苛めてた時以来だな）&lt;br /&gt;
感情的になったキリノをコジローはたしなめる。&lt;br /&gt;
「お前のためじゃない。タマやミヤ、東やユージ、それにダン達のためだ。&lt;br /&gt;
俺がいなくなった後、部活動を楽しんでるあいつらをまとめるのは&lt;br /&gt;
部長かつ上級生であるお前の仕事だろ？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そのセリフに、キリノは黙って俯く。&lt;br /&gt;
「……先生……ずるい……」&lt;br /&gt;
もちろんコジローも、&lt;br /&gt;
一年生の事を出せばキリノがおとなしくなることは計算済みだ。&lt;br /&gt;
「ああ、ずるいさ。……大人だからな」&lt;br /&gt;
そこでコジローはいまだ唖然としたままの同僚教師へ顔を向け直す。&lt;br /&gt;
「だから、そういうわけで。処分をするなら俺だけに」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「きょうちゃんお待たせ～～、ごめんね遅れて……あれ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
階段の上から聞こえてきた緊張感のない声に３人が顔を上げると、&lt;br /&gt;
そこにはコジローの見知った顔がきょとんとした表情で彼らを見下していた。&lt;br /&gt;
「あれ、室江の人たちだ。お久しぶりで～～す」&lt;br /&gt;
「……君は、町戸の……」&lt;br /&gt;
「浅川ですよ、浅川明美。きょうちゃん、この人たちのこと知ってるの？」&lt;br /&gt;
「「きょうちゃん？？」」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
コジローとキリノは目の前で居心地悪そうにしている&lt;br /&gt;
教頭先生に向かって間抜けな声を上げる。&lt;br /&gt;
「ええ、あたしの彼氏のきょうちゃん。&lt;br /&gt;
大学生なのにすごく落ち着いてるんですよ～」&lt;br /&gt;
「「教頭先生が大学生？！」」&lt;br /&gt;
「え、教頭先生？」&lt;br /&gt;
今度は浅川が目を丸くする番だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
全ての事情を説明された浅川は教頭へ詰め寄る。&lt;br /&gt;
「ひどいよきょうちゃん、あたしに嘘ついてたなんて！！&lt;br /&gt;
ずっと大学生だと思ってたのに～」&lt;br /&gt;
（（いないってこんな枯れた大学生））&lt;br /&gt;
すまなそうに教頭は頭を下げる。&lt;br /&gt;
「はは、悪かったね……だけど、ほんとの年齢を言ったら、&lt;br /&gt;
こんなおじさん明美みたいなかわいい子には相手されないと思って」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「もー、大好きなきょうちゃんのこと&lt;br /&gt;
あたしが相手にしないわけないじゃない」&lt;br /&gt;
言うやいなや浅川と教頭は呆気に取られていた&lt;br /&gt;
コジローとキリノの前で熱い抱擁を交わす。&lt;br /&gt;
「明美、きょうちゃんはこの人達とちょっと話があるから、&lt;br /&gt;
先に行ってなさい」&lt;br /&gt;
（（『きょうちゃん』って自分で言っちゃったよこの人……））&lt;br /&gt;
コジローとキリノが心でシンクロする中、&lt;br /&gt;
浅川はつやつやした顔で手を振りながら駐車場へ去っていく。&lt;br /&gt;
「じゃ、あたし先に行ってるね、室江のお二人もさよ～なら～」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「さて、石田先生、そういうわけで……今日見たことは、&lt;br /&gt;
お互い胸の中にしまっておくことにしましょう」&lt;br /&gt;
呆気にとられていたコジローはコメツキバッタのように頷いた。&lt;br /&gt;
「え……え、ええ、ていうか『きょうちゃん』って……」&lt;br /&gt;
「はは、本名ではいろいろまずいでしょうから、&lt;br /&gt;
籍を入れるまでは偽名を使ってるんです。&lt;br /&gt;
お互いいろいろ大変ですが、真実の愛のためにがんばっていきましょう」&lt;br /&gt;
「きょうちゃん、置いてくよ～」&lt;br /&gt;
コジローの肩をぽんと叩くと、&lt;br /&gt;
教頭はメガネを光らせて顧問と部長に笑いかけ、急いで浅川の後を追った。&lt;br /&gt;
「おーい、明美ちゃん、今行くよ～」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
３０秒は放心した後、コジローは叫ぶ。&lt;br /&gt;
「いや、教師と教え子じゃん！歳めちゃくちゃ離れてるじゃん！！&lt;br /&gt;
許されるのかよそんなの！！！」&lt;br /&gt;
「……コジロー先生がそれ言う権利はないでしょ～が」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
翌日、いつものように隣から聞こえてくるいちゃつく声に&lt;br /&gt;
コジローが貧乏ゆすりを始める。&lt;br /&gt;
（だけどまぁ……認めたくはないが、&lt;br /&gt;
あの二人は俺らのキューピット役ってことになるんだなぁ）&lt;br /&gt;
隣の部屋を隔てる壁を見ながら、コジローはため息を吐いた。&lt;br /&gt;
教頭は私服のキリノをすぐに自校の生徒とわかるほど、&lt;br /&gt;
生徒の顔を覚えているいい教師だ。&lt;br /&gt;
コジローもあまり恨む気にはなれなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「だったら、多少の騒音は許しあげようか、な」&lt;br /&gt;
「いやー、さすが先生心が広い」&lt;br /&gt;
コジローが恨めしそうな目で声の主を見つめる。&lt;br /&gt;
「……何でお前は俺の部屋にいるかな。キリノ」&lt;br /&gt;
「昨日はまだカーペットのお掃除途中でしたし」&lt;br /&gt;
キリノは鼻歌を歌いながら回転式粘着テープをコロコロと転がす。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「お前来たらまた髪の毛落ちるだろーが。てかしょっちゅう家に&lt;br /&gt;
来たら俺らの関係ばれるだろう、俺の首飛ばしたいのかお前は」&lt;br /&gt;
「やだなぁ、そんな酷いことあたしがするわけないじゃないですか。&lt;br /&gt;
……でも、もしばれて先生首になったら、&lt;br /&gt;
あたし達生徒と先生じゃなくなっちゃいますね～」&lt;br /&gt;
「うん、まあそうだな。…………………………」&lt;br /&gt;
そこでコジローは昨日教頭に放った啖呵を思い出す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――教師と生徒じゃなくなったら、&lt;br /&gt;
プロポーズしたいと思っているぐらいに――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「な、お前、ま、まさか……」&lt;br /&gt;
キリノはにや～と笑う。&lt;br /&gt;
「ほら、この前お母さんが倒れて、うちの家も若い男手が必要かなぁ、&lt;br /&gt;
みたいな話になってまして。先生、総菜屋に再就職なんてどうですか？」&lt;br /&gt;
いつもは猫のようだと思っていたその笑みが、&lt;br /&gt;
今のコジローには豹か虎の笑みに見えた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「お、俺はそんな策略に乗らんぞ！&lt;br /&gt;
き、昨日は隣のバカップルに流されただけで、&lt;br /&gt;
アレさえなければ生徒に手を出したりなんかしなかったんだからな！」&lt;br /&gt;
コジローが慌てるとそのお隣から上ずった女性の声が聞こえてくる。&lt;br /&gt;
「やだ、きょうちゃん、そんなの激しいよぉ」&lt;br /&gt;
「きょ、きょうちゃん自重しろーー！！」&lt;br /&gt;
「おやおや、取り乱しちゃって」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
動揺と興奮の極みにあったコジローは、&lt;br /&gt;
深呼吸して少し心を落ち着けてからキリノに尋ねる。&lt;br /&gt;
「……お前の友達にさあ、先生のこと好きになった子いたよな。&lt;br /&gt;
……その子さ、どうなった」&lt;br /&gt;
キリノはふふふと笑う。&lt;br /&gt;
「なんかねー、色々うまくいったみたいですよ、先生の助言のおかげで」&lt;br /&gt;
「……そのさ、その友達、実は先生のこと怒ってたりしてない？」&lt;br /&gt;
「はい？」&lt;br /&gt;
キリノが首をかしげる。&lt;br /&gt;
「いやさ、その子が好きになった先生、優柔不断かつ手前勝手な態度で&lt;br /&gt;
結構その子のこと苦しめてたんじゃないかと&lt;br /&gt;
……いや、俺の勝手な想像だけどさ」&lt;br /&gt;
「……別にその子はそんなこと言ってませんでしたけど？」&lt;br /&gt;
「……そうか。そう言ってくれるのなら、いいんだけどな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そこでキリノはきらりと目を光らせる。&lt;br /&gt;
「ああ、そういえば、どうしてもその子がコジロー先生に伝えて欲しいことがあるって言ってました」&lt;br /&gt;
「……やっぱ、そうか。…………で、何なんだその子の伝えたいことって」&lt;br /&gt;
キリノは声を小さくしてコジローの耳元に口を寄せる。&lt;br /&gt;
「で、その伝えてほしい言葉っていうのがですね」&lt;br /&gt;
「ふんふん、なんだって？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
同じくキリノの近くに顔を寄せようとしたコジローの唇を&lt;br /&gt;
素早くキリノが塞ぐ。たっぷり１０秒は舌を絡めた後、&lt;br /&gt;
口を離したキリノは唖然とする教師の耳元で笑いながら低く囁く。&lt;br /&gt;
「大好きですよ、コジロー先生」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その一言で理性のぶっちぎれたコジローがキリノを押し倒し、&lt;br /&gt;
たっぷり５回は中出しして駄目人間になったのは言うまでもない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「えへへへ、これで戻れないっすよねコジローせんせー？」&lt;br /&gt;
シーツに包まったキリノは淡く染まった顔を綻ばせる。&lt;br /&gt;
「俺の馬鹿……！ほんと俺って駄目人間だ」&lt;br /&gt;
「大丈夫ですよ、安全日ですし」&lt;br /&gt;
「……いや、そういう話以前の問題だろ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
自己嫌悪に陥るコジローの耳に隣から喘ぎ声が届く。&lt;br /&gt;
「ああ、きょうちゃんだめっ、それっ、からだが、&lt;br /&gt;
からだがだめになっちゃうよぉ～～」&lt;br /&gt;
コジローは目を血走らせて叫ぶ。&lt;br /&gt;
「きょうちゃんいい加減自重しろ！&lt;br /&gt;
あんたには教師としての葛藤ってもんがないのかっ！！」&lt;br /&gt;
隣でキリノはもう一度えへへと笑い、コジローと腕を組んで彼に突っ込む。&lt;br /&gt;
「だからコジロー先生にそれ言う権利ありませんってば」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
終わり&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:07:43+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/19.html">
    <title>バンブレカップリング別保管庫</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/19.html</link>
    <description>
      *カップリング別保管庫

**ユージ×タマキ(ユータマ)

-[[無題&gt;ユータマ無題1]]

-[[無題(↑の続き)&gt;ユータマ無題2]]

-[[ユージと不思議な夢&gt;ユージと不思議な夢]]

-[[入れ替わりネタ&gt;入れ替わりネタ(ユータマVer)]]

-[[無題&gt;ユータマ無題3]]

-[[彼と彼女の恋愛白書]]

-[[入れ替わりネタ]]

-[[無題&gt;ユータマ無題4]]

-[[無題(エロなし)&gt;ユータマ無題5]]

-[[性格反転ユージ]]

-[[無題&gt;ユータマ無題6]]

-[[無題&gt;ユータマ無題7]]

-[[無題&gt;ユータマ無題8]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン1“講義”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン1“講義”]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン2“自習”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン2“自習”]]

-[[タマちゃんのほけんたいいく―シーン3“実践”&gt;タマちゃんのほけんたいいく―シーン3“実践”]]

-[[タマキと初めての感覚]]

-[[続・タマキと初めての感覚]]

-[[続々・タマキと初めての感覚]]

-[[続々々・タマキと初めての感覚]]

-[[true end]]

**ユージ×サトリ

-[[苗字と名前]]

**ユージ×メイちゃん

-[[ユージハーレム？]]

-[[メイちゃんend&gt;ユージ×メイちゃん]]

-[[ユージハーレム]]

**ユージ×近本

-[[ユージハーレム？]]

-[[近本end&gt;ユージ×近本]]

-[[ユージハーレム]]

**ユージ×青木

-[[ユージハーレム？]]

-[[青木end&gt;ユージ×青木]]

-[[ユージハーレム]]

-[[ユージ×青木　ユージスレ続き]]

**ユージ×横尾

-[[横尾end]]

**キリノ×コジロー(コジキリ)

-[[二人の稽古と探し物]]

-[[二人の稽古と探し物 裏]]

-[[無題&gt;コジキリ無題1]]

-[[初夏の朝と鍵の開いた扉(タマ→コジロー×キリノ)]]

-[[入れ替わりネタ&gt;入れ替わりネタ-2]]

-[[生徒と先生]]

-[[ダメ男とさせ子]]

-[[小ネタ、幼な妻キリノ]]

-[[新婚さんの日常？]]

-[[新婚さんの日常２？]]

-[[新婚さんの日常３？]]

-[[新婚さんの日常４？]]

-[[新婚さんの日常５　？]]

-[[新婚さんの日常６　？]]

**コジロー×タマキ

-[[玉子酒と責任問題(コジロー×タマキ)&gt;玉子酒と責任問題]]

-[[姫と侍　１]]

-[[姫と侍　２]]

**ミヤミヤ×ダン

-[[束縛プレイと悩むミヤミヤ]]

-[[ミヤダン]]

-[[一人遊びと抱き枕]]

**清村×メイ

-[[おいしいケーキと苦い恋-第1話&gt;おいしいケーキと苦い恋-1]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第2話&gt;おいしいケーキと苦い恋-2]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第3話&gt;おいしいケーキと苦い恋-3]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第4話&gt;おいしいケーキと苦い恋-4]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第5話&gt;おいしいケーキと苦い恋-5]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第6話&gt;おいしいケーキと苦い恋-6]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第7話&gt;おいしいケーキと苦い恋-7]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第8話&gt;おいしいケーキと苦い恋-8]]

-[[おいしいケーキと苦い恋-第9話&gt;おいしいケーキと苦い恋-9]]


**その他

-[[サヤ×キリノ&gt;無題1]]

-[[身代わりと罰]]

-[[遊ばれる清村くんと弄ばれる西山さん]]

-[[SとS]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―1]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―2]]

-[[サヤと官能小説(外山×サヤ)―3]]

-[[キリノ×サヤ&gt;キリノ×サヤ-1]]

-[[二人の悪夢と絶望の日-前編]]

-[[二人の悪夢と絶望の日-後編]]

-[[カラオケと誕生日]]

-[[イエロー×ブルー]]

-[[コジローハーレム]]

-[[ミヤサヤ]]

-[[小ネタ、今夜のタマちゃん]]

-[[レイミと等身大パネルの使い道]]

-[[キリノと手ぬぐい]]

-[[たっくんの野望]]

-[[鞘子]]    </description>
    <dc:date>2008-10-29T20:07:04+09:00</dc:date>
    <utime>1225278424</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/95.html">
    <title>鞘子</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/95.html</link>
    <description>
      「あーーーーーーーーーーーーーーっ！！！　くそっ！！！」 

桑原鞘子は机の上の原稿用紙をぐしゃりと潰すと、バリバリと頭をかきむしった。 
突然頭に浮かんだ物語を小説に書き起こそうとしたのだが、まるで進まない。 
鞘子にとって自分の語彙や表現の不足は、許容できる問題ではなかった。 
書くたびに躓き、そのたびに苛立ちが募るが、逸る心が知識を蓄えるという回り道を許さない。 
悪循環に身を焦がす鞘子は、バンと机を叩いて勢い良く立ち上がった。 

「ダメだダメだダメだッ！　こんなんじゃ全然ダメなんだよぉッ！！」 

拳を握り締めて胸中を想いっきり吐露して、深く深く息を吐く。 
どうにも今日はダメだった。いや、最近は、ダメな日が続いていて１ミリも前に進めてない気がする。 
もどかしさと苛立ちがピークに達していた鞘子は、顔を覆って自嘲気味な疲れた笑みを浮かべた。 
もういいや。どうでもいいや。そんな、何度思ったか知れない感情に身を任せて、服に手をかける。 

飾り気は無いが、一応上下色違いのトレーナー姿なので、脱ぐのに時間はかからなかった。 
赤茶色のトレーナーの上を脱ぎ、クリーム色のＴシャツを脱いでベッドに放り投げる。 
豊満な乳房を覆うブラだけを残した肌は、苛立ちに火照り、湯気が出そうなほど熱かった。 
部屋の空気に肌が冷やされるのを感じながら、灰色のトレーナーの下を脱ぐ。 
白いソックスも脱いでカーペットの上に放ると、オレンジ色の上下の下着だけが肌に残った。 

鞘子の身体は、高校生とは思えないほど女性としての豊満さを備えていた。 
170cmの長身に、制服を着ていてもなお存在を大きく主張する豊満なバスト。 
剣道を含めた運動を通して腹は締まり、腰は大きくくびれてから、再び裾野を広げていく。 
臀部もまた大きく実りつつもハリがあり引き締まっていて、肌全体から若々しさを感じさせていた。 

女としての魅力溢れる立ち姿だが、惜しまれるとすれば、やはり170cmという長身だろうか。 
釣りあう男子はほとんどおらず、個性的な性格も手伝って、鞘子はまだ男と満足に付き合ったことはなかった。 
そのため豊満な身体を持ち、思春期の最中にあり、苦悩する少女は感情も欲情も持て余してしまう。 

（イライラする。イライラする。イライラする――――！！） 

苛立ちに身を任せた鞘子は、軽く屈みながら背中に手を回すとブラジャーのホックを外した。 
オレンジの３／４カップに支えられていた乳房が重力に引かれ、ふるんと柔らかく震える。 
次いで両手の親指を同色のショーツにかけると、ふくらはぎまで一気にずりおろした。 

見苦しくない程度に処理した陰毛と、その下の奥で息づく性器が外気に晒される。 
ショーツを脱ぎ捨てると、脱ぎ散らかした服一式をベッドの中に丸めて突っ込んだ。 
姿見を一瞥しながら髪を両手で髪を一度かきあげ、髪の乱れを軽く整える。 

一糸纏わぬ自分の姿を、まるでくだらないモノのように冷たく見つめると、鞘子は踵を返した。 
ズカズカと壁際へ歩いていって、ハンガーからコートを外し、裸の上に着込んでいく。 
せいぜい太腿の半ばより少し下程度までの丈のコートのボタンを止めると、部屋の外に出た。 
そのまま扉越しに家族に適当に言葉をかけ、素足の上にスニーカーを履いて外に出る。 

自転車のスタンドを外し、大きく脚を広げて自転車に跨ると、鞘子ははじめて笑みを浮かべた。 
ギッと強く力をこめて、素肌にコートだけの少女はいつも使っている自転車に推進力を与えていった。 

（は、あ――あはは、あははは、楽しい楽しい楽しいなぁーーーっ！！） 

力強いペダル捌きによって、グングンと自転車はスピードを増していく。 
栗色の髪が風でバサバサとなびき、ボタンの隙間からの風が素肌を撫でていく。 
大きく左右に上がる太腿にコートの裾が持ち上がり、陰毛と露出に火照る女唇をも風は撫で上げた。 
愛液は垂れはしないが、その変わりとばかりに体全体が熱を帯び、ペダルを踏むごとにカッカと火照っていく。 

「あははははっ！　私出来る子だよっ！　私はなんだって出来るんだ！　私出来る子！　私出来る子！！」 

心底楽しそうに笑いながら、鞘子は全力で自転車を飛ばした。 
知ってる道も知らない道も関係なく、目的地もろくに定めず力の限り漕ぎ続ける。 
自分を捕らえる全てを置き去りにするようなこの時だけは、鞘子は全てを忘れて子供のように笑うことが出来た。     </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/94.html">
    <title>たっくんの野望</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/94.html</link>
    <description>
      『今しかない、よし、やるぞ』 オレは決意を固めた。 

オレは今カラオケBOXにいる。サヤねーちゃんと２人でだ。ホントはねーちゃんと３人の予定だったんだけど、ねーちゃん急に熱出して来れなくなったんだ。 
まあ、オレにとっては好都合だ。今こそオレの野望を叶えるチャンスだ。 オレの野望 そう、それは「サヤねーちゃんのおっぱいを触ること」 
サヤねーちゃんは、昔からよくうちに遊びに来ていた。そして昔からおっぱいはデカかった。３人でよく遊んだけどそのときからオレにはもうおっぱいしか見えていなかった。 
ねーちゃんのと比べると違いは一目瞭然だ。大きさが違う、形が違う、、圧迫感がちがう。やはり奴がベストだ。 

そして、今そのおっぱいが目の前にあるのだ。もうやるしかない。 しかしむやみに突撃しても玉砕するのは目に見えている。だから今日この日のために様々な作戦を考えてきたのだ。 
プラン①いきなり触る 
いや、これではむやみに突撃しているのと変わらないぞ。でもあの性格なら案外ＯＫかも？ 
プラン②マジ顔で真剣に頼む 「サヤねーちゃん、お願いがあります。おっぱい触らせてください」 
う～ん、これもダメだなぁ、いくら仲良しでもこれで断られると空気が凍りつくなぁ 
プラン③あくまでフランクにたのむ 「ねえねえ、サヤねーちゃん、１回でいいからおっぱい触らせて～」 
うん、これだな。こっちのほうが性格的にも成功率は高いな。 

「超剣戦隊ブレードブレイバ～～～」 サヤねーちゃんはなにやら戦隊ものの歌を歌っていた。最近剣道部のテーマソングになった曲らしい。 
ノリノリで振り付きで歌ってたから汗だくだ。Ｔシャツが体に密着しておっぱいの形がハッキリとわかる。もちろん曲中は揺れに揺れていた。 
「ハァ、疲れた～ちょっと休憩！」 サヤねーちゃんはソファに座りこんだ。 
『今しかない、よし、やるぞ』 もちろんプラン③で 

「ねえねえ、サヤねーちゃん」 
「ん？どうしたの」 
「１回でいいからおっぱい触らせて～」 
「ええ！！？」 
サヤねーちゃんはかなり驚いていた。まあ当然の反応だろう。しかしここで引き下がるわけにはいかない。オレの勝手な予想だがたぶんサヤねーちゃんはＭだ。押しには弱いはずだ。 
「いいだろ～、１回ぐらい～」 
「え～～、でもダメだよ～」 
「なんでダメなの～別に触ったからって減るわけじゃないし～ 
「そういう問題じゃないの、ダメなものはダメなの」 
「いいじゃん、ケチ～」 
「ダ～メ」 
くそ、意外にガードが固いな。すぐに落ちると思っていたが、 ええぃ！もうこうなったらプラン①を強制発動だ！！ 
「サヤねーちゃん！」 
「うわぁ！！」 
オレはおっぱいめがけて飛び込んだ。その瞬間手の中にやわらかな感触が広がった。手が沈んでいく。でもすぐに程よい弾力が返ってくる。もむと指と指の間にその感触が伝わってくる。シャツの上からでもその快感は強烈だ。 
『すごい、おっぱいってやわらかくってあったかい』 
恐る恐るサヤねーちゃんをみると顔を赤らめて恥ずかしいそうにしていた。 

なんだ、まんざらでもなさそうだ。よかった。 あれ、ひょっとしてこのままもっといろんなこと出来るんじゃないか？あらぬ考えが浮かんでしまっだがもう止まらない。男の本能というものだろう。 

直接触ろうと服に手をかけたとき、「コラ－－！！！お前ら！！何をしている！！」 
あ～～～～～監視カメラ忘れてた～～ 

結局オレの野望はそこでストップ。店長にこっぴどく怒鳴られ出入り禁止をくらってしまったとさ 


おわり     </description>
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