バンブーブレード関連カップルSS保管庫内検索 / 「やるときは、やる男」で検索した結果

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  • やるときは、やる男
    902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/04(日) 20 02 06 ID 78vuy5Vz 海で泳ぐことなんかになったらキリノがナンパされまくってる光景が鮮明に見える 907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/04(日) 20 27 58 ID F6S/rsf+ イカ焼き食ってるコジローをふん掴まえて「この人あたしの彼氏なんですよ~」というベタな展開 もちろん肘が胸に(ry 911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/04(日) 21 00 51 ID MtyPP14h 俺の中でのコジローは、 907のあと キリノ「(先生、何でもいいから口裏合わせてよっ!)」 コジロー「…おいおい、何だよ俺メシ食ってんだぞ?」 ナンパ男「え~何ソレ、信じられねー…そんなモン食ってないで、証...
  • やってやるぜ
    924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 11 30 48 ID z2pq6pqt キリノ「(ガラガラガラ)あー、やっぱり鍵かけるの忘れてた…ん?誰かいる…」 コジロー「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」 キリノ「こんな時間まで残って…コジロー…先生(きゅん)」 コジロー「ふー…お、キリノか」 キリノ「あ、あははは。いやー鍵かけるの忘れてしまいまして」 コジロー「そうだぞ、まったく。俺が見回りに来たからいいが気をつけろよ」 キリノ「はーい」 コジロー「…そうだ、キリノもやってくか?」 キリノ「や、やる!?やるって何をすかー!?」 コジロー「何って素振りに決まってるだろ?」 キリノ「あ、す、素振りすか。あはあはあは…は」 コジロー「おかしなきりのん」
  • 小ネタ・妄想・AA
    ... おほめの言葉 やるときは、やる男 ・20スレ目 もてる旦那と焦る嫁、男子の声とシスコンT君 仲間外れは、誰? 形が7、大きさが3 隠せない本心 「逆」のパターン 仲良し夫婦と娘の受難 上、X、下、B、L、Y、R、A シンクロ式告白法 銀河にねがいを おちつけ!キリノ 最後くらい俺にも言わせてくれよ…愛してる パラ厨vsノマカプ厨 ・21スレ目 トリオ・ザ・グレート どうぶつえん!どうぶつえん! ねこと香辛料 キリノの十戒 愛か、ベホイミか THE・共犯関係 Animal Days 3巻P92のなぞ 74話の展開予想 キャスト考「ただいま」 ・22スレ目 呼び方の問題・再 10回クイズ バンブーロボット大戦 タマキ先生のアニメ講座 産地直送 覇極流超奥義 宇呂惔瀦 姉といもーと 結婚式とそれぞれの反応 歴史上のカ...
  • とらキリ・ポータブル
    491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 14 20 34 ID o48FURcz ―――それは、存在しなかったはずのストーリィ 「目が覚めたんすね!?よかった、よかった・・・。」 「君は・・・誰?」 「え・・・?」 ―――出会いが奇跡なら、それは2度起こる 「僕は、君をなんて呼んでいたんだい?」 「・・・元は、千葉って。・・・ただの、生徒だよ・・・。」 ―――つかの間の泡沫、それは甘く切ない 「記憶喪失ってね、記憶を取り戻すと、記憶を失っていた間のことは忘れちゃうんですって・・・」 「僕の、この気持ちが・・・消えてしまうのが、怖くて、たまらない・・・!」 ―――縋りたい昨日、許さない心 「あんたはっ・・・!コジロー先生は・・・思い出さないとダメなのよっ!キリノのことも、なにもかも全部っ!」 「好きなんだ!ココロなのか、カラダなのか...
  • もらっちゃうよ…?
    534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 23 33 19 ID w53Ozhy0 ・まだ二人だけで稽古してた頃 ・キリノが道場に来ると、壁にもたれて寝てるコジロー ・お腹空きすぎて、授業のない午後は省エネの為道場で寝てる。よくある事よくある事。 ・着替えて、熟睡コジローを横目に静かに練習、練習。でも視界に入ると、ちょっとね。 ・(しかし、よく寝てるなぁ…)うずうずうず。 ・竹内で足の裏をつんつんつん。「あはっ、ぷにぷに^^」 ・近付いて、ほっぺを両方にギューと。起きない。「幸せそうだなぁ」 ・手を離すと、元に戻るコジローの顔。頭をナデナデしてみる。 ・(あ、なんだか、いつもと逆…)なでなでなでなでなで… 「ふふっ、なでなで。」 ・コジロ「―――……んー……」ぎくぅっ。 ・猫反応でビクッと遠のくが、再びおそるおそる近くへ。「まったくもぉ…素直...
  • バンブーブレード2 第1話 おやじとおふくろと
    バンブーブレード2 第1話 おやじとおふくろと 「はい、はい。わかりました。石橋先輩。じゃあ、また今夜」 ボサボサ髪の男子が、道場で携帯をいじくりながら話している。 「やあっ! やあっ!」その隣で、一心不乱に素振りを続ける金髪の女の子。 「虎乃。うっさい」携帯をいじくっていた男子が気だるそうに言った。 「道場だよ。コジロー……彼女?」 「まあな」 「石橋先輩と話してたくせに」 「聞いてたのかよ。んじゃ、帰るわ」 「ちょっと! 相手してってよ!」 ぶんぶんぶんーっと手ぬぐいを振り回しながら彼女が不満を漏らす。 「腹が減って動きたくない。それに、肝心の2年がおまえだけじゃなあ……」 確かに、そこは広い剣道場でありながら、練習している人間も顧問の姿も見当たらない。 「兄妹なんだから、もう少しやる気出してよ。ほら、あれ見てあれ」 彼女が指差した先には、 室江高校剣道部が全国で団体戦優勝を果たし...
  • 金髪の剣道少女とコジロー先生
    「やあっ! やあっ!」  道場に素振りの音が響き渡る。少女が竹刀をふるたびに、 ビュッと竹刀が空を切り、彼女の汗が飛びちる。  手ぬぐい代わりにしている白いリボンで後ろ髪を束ねた少女は、 親がどこかの外国のハーフなのか、綺麗な金髪を風に揺らしている。 「お、頑張ってるじゃないか」  携帯電話を手にした顧問が道場に足を踏み入れながら声をかけた。 「コジロー先生! ……彼女っすか?」  さっきまで顧問、コジローが電話をしていたであろう相手を推測しつつ からかうように少女が答えた。 「ああ、そうだよ」 「ふーん……ここ、道場っスよ」 少女が興味ないとでも、言わんばかりにクビをふる。 「わりーな、最近会ってないからさ」 「……先生、結婚とかしないんですか。付き合い長いんすよね」 「まあ、いずれは考えてるんだけどな。今はお互い忙しくてさ」 コジローは照れつつも、いかに自分の彼女がすばらしいかを語る...
  • 桜の木の下、には rev2
    365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03/28(金) 17 41 07 ID BLlacZWD 「知ってる?桜の木下には死体が埋まってるんだよ。だから桜の花は血みたいにきれいなんだよ」 「ほ、本当ですか?サヤ先輩(gkbr)」 「ほらほらサヤ、タマちゃん脅かして楽しまない」 「失礼な。文学的に桜の美しさを解説してただけだよ」 「きゃあああ、こ、ここの桜の下に本当に死体が!」 「サトリ早く警察に電話!これすでにほとんど白骨化してますよ…… あ、キ、キリノ先輩?」 キリノは呆然としながら骸に近づく。それが誰だかキリノには一目でわかった。 人かどうかすら判別できない者が大事に胸に抱え込む人形は、 かつてキリノが作りプレゼントした物だったから。 「おかえりなさい…………先生…………」 376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03...
  • タイムスリップとそうざい屋
    「お父さん、ほらほら起きた、起きた!」 「ん、んん~、もう少し寝かしてくれよ……」  もにゃもにゃと口を動かしながら、コジローは自分を起こす声にこたえた。 だいたい、今日は日曜日じゃないか、まったく。そんなことを寝ぼけた頭で考えながら、 もう一度まどろみのなかへ落ちようと思考を闇の中へ落としていく。 そもそも、お父さんってなんだよ。俺は独身……。 「って誰だぁー!!」 「あ、起きた」  コジローはガバっと飛び起きると、自分を起こした声の主のほうを見る。 そこには、小学生くらいの少女がニコニコと笑っていた。名札には「いしだ」と書かれている。 顔は、とてもかわいい。かわいいがどこかで見たことがあるような気がする。 それも、すごく身近で。 「おかーさん、おかーさん! おとーさん、起きたよー」  少女は、コジローが起きたことを確認すると、パタパタと部屋から出て行ってしまった。 コジローは、冷静にな...
  • 虎を梳いてねこに似る
    ”ズズズズズ…” 午前の授業が終わり、いつものようにカップラーメンを啜る、お昼休みの職員室。 その貧相な食事にも拘らずコジローの胃袋は、未だ残る昨日の寿司の満足感で満たされている。 スープまで飲み干し一息つけば、次の授業までは少し長い、寛ぎの時間。 …しかしそんな憩いのときを破壊するものは、彼の後頭部のおよそ斜め45度から飛来しようとしていた。 ぐさり。 コジローの頭頂部にブッ刺された…いや、立てられたブラシは、 そのまま頭皮をなぞり、彼の髪を一定の方向に整え、そして降りる。 「なっ、何しやがる…キリノ」 「いえ…先生一人だけ祝勝会してないのも、可哀想かなあって」 祝・勝・会――――― 町戸高校との練習試合に見事勝利を収めた彼女ら戦乙女たちは、その勢いでそんなものを開いていたらしい。 らしい、というのは、コジローはその場にいなかったからだ。 ...
  • 三ヶ月という歳月
    431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/15(火) 23 59 45 ID Y9eW6hfl 今肩揉みとかしようもんなら。 435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/16(水) 00 40 09 ID pTd7bSl9 いまやるとなると。 >肩揉み 「……教師として、生徒にそんな事できるかっ!」 「あたしも、なんか…恥ずかしいっす」 >撫で撫で 「(いいのか?これは…)」 「(いいのかなあ…)」 >お弁当 「せんせー、えっと、お弁当…食べます?」 「うん?ああ…うん。……いっいや、やっぱダメダメダメ!」
  • 特製チョコとキリノの涙
    815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 11 14 11 ID 6+DD5CHE コジローの家に出向いてその場で夕食兼チョコフォンデュをつくってあげると思うんだ 「でもさ、コロッケひたすのやめよーぜ」 「何ごとも挑戦ですって、はい」つ● そしてその後は……わかるな? さぁ、わかった誰かはその妄想を文にしてくれ 819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 11 31 12 ID rV8nawbz 815 コジ「ったく、しゃーねーなー。」 パクッ コジ(・・・や、やはりまずい・・・。創作料理のセンスのなさはおふくろさんゆずりだ、これは) キリ「どうっすか、センセー」 コジ「あ、ああ、なかなかいいと思うぞ。ああ。(ガマン、ガマンだ俺。頑張れ俺。)」 キリ「感想行ってくださいよー」 コジ「あ...
  • 6年後と猫口少女
    「しっかし、驚いたぜ。東が教師になったのはもちろんだけど、 まさか、副顧問になるとは思わなかったよ」  東サトリ、コジローは彼の教え子である彼女を見ながら軽口を叩いた。  ……さすがに、もう伊達眼鏡は辞めたらしいな、とコジローは少し東を観察する。 彼女は、大学を卒業したあと新任教師として室江高校に赴任してきた。  そして、剣道の経験者ということもあって、2人目が生まれて産休中の吉河先生に代わり 剣道部の副顧問に任命されたのである。 「それは、私もですよ先生……っと今は私も先生だったっけ。 えっと、石田先生が未だに室江で剣道部顧問をやれてたことがオドロキです」 「ああ、そりゃさすがに剣道で結果残したからな」 「私たちが引退した後も結構強かったとは聞いてましたが……」 「タマが引退したあとも、剣道に強いってウワサがたって女子が結構入部したんだよ。 まあ、そんなに強い子は入らなかったけど結構い...
  • それからとこれからとあれから
    578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 04 05 46 ID w9EM8DqN それからとこれからとあれから キリノ(あのときは、うれしくてだきついちゃったけど、明日からどんな顔して皆に会おう……) サヤ(キリノったら、本当にうれしかったのね) ミヤ(キリノ先輩、コジロー先生のことが好きなんてバレバレなんだから    もっと堂々としたらいいのに) サトリ(あ、あれ? もしかしてキリノ先輩って……) ダン(まったく、ふたりとも素直じゃないな~) ユージ・タマ(キリノ先輩、なんであんなにコジロー先生戻ってきて嬉しかったんだろう?) 吉河(よかった……半年間我慢したものねキリノさん) 石橋(人のこといえないだろ、コジロー……) 579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 04 08 54 ID...
  • もし、「室江が」「町戸に」合宿に行くパターン、だったなら。
    308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/16(水) 14 27 11 ID zSNh+8eF もし、「室江が」「町戸に」合宿に行くパターン、だったなら。 (到着) 「どうした?駅から迷ったか」 「いえ、ダンくんが迷子になってミヤミヤがそれを探してて  サヤがねこをかばって自転車に衝突、パニックになったさとりんが  フタが開いてたマンホールから落っこちたのを助け出してたら遅くなっちゃいました」 「あぁ…ご苦労」 (そうじ) 「…ま、そういう訳だから。すまんが掃除終わるまで待っててくれ。  道場は男子が稽古してると思うが…開いた所は好きに使ってていいから」 「おーっ、じゃああたしらも手伝いますよ!」 サヤミヤサトリ『え゙っ…』 「いやぁ…悪いだろ…」 「いえいえ、大丈夫っす!皆でやれば早く終わりますし、  その分、練習も...
  • DATSU☆NO
     ある日の室江剣道部。 「タマちゃん……今日、俺の家に寄ってかない?」  ユージがそう告げると、部員一同(顧問含む)の視線が瞬時にそちらへと向けられた。  無論のこと、ユージとタマキがごく普通に仲の良い幼馴染みであり、それ以上の関係などでないことは全員が知っている。  そしてそれは当事者であるタマキにとってもやはり同じことで、実を言えば帰りに彼の自宅に立ち寄るというのも珍しいことではない。  ……のだが。 「ど、どうしてユージくん?」  彼の表情があまりにも真剣というかむしろ深刻ですらあったため、タマキはつい上ずった声を上げてしまった。 「……見せたいものがあるんだ」  いつも浮かべている笑顔(時々苦笑い)はどこへやら、ユージは真っ直ぐにタマキの目を見返しながら告げる。  その表情になにか圧倒されるような形でタマキは、 「う、うん。別に……いい、けど」  ぎこちなく、しかしこくこくと何度も...
  • 絆とシンクロ
    コジロー「一生懸命、せいいっぱいでいい。お前のできることをしよう。」 キリノの引退試合。 この言葉にすがって戦い抜いた。結果はともかくキリノはこの、せいいっぱいという言葉が大好きだった。 そしてキリノには部を引退する際に一つ決めていたことがあった。 コジロー「ん?なんだよ、改まって…」 キリノ「先生…わたし、先生が好きなんです!卒業するまで黙ってようと思ってたけど、もう抑えきれない…、どうすれば、どうすればいいですか…」 コジロー「…お前のことは好きだ、けど、やっぱ教師と生徒の恋愛ってのは許されない…。お前の気持ちには気付いていたし、お前も俺の気持ち、わかってたんじゃないかとは思うんだが… だからもし、違う出会い方をしてたなら俺はお前と恋に落ちたかもしれない…。」 コジローはやんわりと、だが教師と生徒という関係である以上の確実な拒絶を示した。 キリノはそれが悔しかった。もう一歩で届きそ...
  • キリサヤと運動会
    ―――――お昼休み。 今日もキリノの机には色取り取りのお弁当が並ぶ。 3人分…いや今日はあたしもいるから、4人分。キリノの机一個だけだと狭いくらいだ。 『いただきまーすっ!』 いつも通りに、元気な声で両手を胸の前に合わせお辞儀をするキリノ。 小学校の頃からこの習慣はちっとも変わらないみたい。 ……感心してる場合じゃなくて。 まず今日は、わざわざキリノのクラスにやって来た目的を果たさないといけない。 「ねーねーキリノ、今日ね、あたしお弁当自分でこさえたんだよ~」 「おおっ、そりゃえらいねえ。どれどれ味見してあげようっ!」 今朝は4時起きだ。指も3ヶ所切ったし、お母さんには「…雪でも降るのかしら?」と心配された。 それもこれも昨日友達が貸してくれた小説の食事のシーンがやけに美味しそうだったから。 口の中で旨みを湛えた肉汁が迸り落ちる… 噛み締める...
  • キリノの華麗なる自己暗示
    574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/30(水) 14 23 17 ID 64vy3TrB 二人きりの頃でも放置してた事を考えると、案外サヤは公認してるのかも。 7巻98Pのようなこともあるしね 将を射んと欲すればまず馬を射よ、か。 575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/30(水) 14 55 40 ID Cz0PGiEZ あーなんか似てるなぁ、くらいにしか思ってなかったら… 576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/30(水) 15 14 23 ID GW0ESu5V 574 そこのページを見て、キリノとサヤの温度差を感じたかな まあ客観的に見れば今の室江が全国に行くのはかなり厳しいだろうし そういった意味ではサヤの現実的思考はもっともだがw ...
  • サヤと同人誌
    「できた……できたわ!」  机の前で一心不乱に漫画用原稿用紙に向かっていたサヤは、 完成した原稿を手に改心の笑みを浮かべた。 「これでアタシもがっぽり大もうけよ! ふふふふふ……何買おうかしら~」  そういって、彼女はニタニタと笑いながら欲しいものを皮算用する。 これが、剣道部史上もっとも馬鹿馬鹿しい事件の幕開けであった……。 「おっはよー」  冬休みが明け、始業式を迎えた室江高校。 生徒たちの挨拶が飛び交うなか、キリノが校門に駆け込んできた。 「お、おはよー! コジロー先生!」 「おはよー、どうした。ずいぶんあわててんな」  愛車のインテグラの窓から顔を出しながら、コジローが彼女に挨拶を返す。 「いやー、始業式の日を一日勘違いしてて起きたあとボーっとしちゃってて」 「ははははは、まあ俺も人のこと言えないんだがな」  そんなたわいもない会話をしていると、自転車にのった少女が全速力で校門...
  • とりかえばや物語
    ・前 (背中合わせで稽古してたらぶつかって、入れ替わってしまったコジローとキリノ。一通り騒いだ後) 皆「(呼び方どうしようか…そのままでいっか?)」 キ&コ「「あーいいよいいよ、好きによびなー」」 (教科書を借りに来るサヤ) サ「キリ…じゃなかったコジロー先生!物理の教科書貸してよ!」 コ「おーいいぞ、ってかお前ガッコに置いてないのかよ…」 サ「一応マジメだもんっ、そうだ、ついでだから数学教えてよ、セーンセ?」 コ「数学ニガテだったんだよな…」 サ「もうっ、頼りにならないなぁ~」 (普通に教えるキリノ) 生徒「センセーそこ字ーまちがってますー」 キ「あ、アレ?そうかな?およよ?」 生徒「でも教え方上手になったよねー先生」 キ「そ、そうかなあ…(コジロー先生、どんだけ(笑))」 (生理現象) コ「…う。」 キ「…や。」 コ&キ「「…道場で、しよっか...
  • 言えないコジローと以心伝心
    296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 42 49 ID S9bZDF0M キリノってSっ娘だからいざコジローに迫られたらガッチガチになるんじゃないかと妄想してる Sの人って自分が守勢にまわるの苦手だから 297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 48 05 ID mlAUVy/Q コジローから迫るときってどんなときだ 299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 51 28 ID /qBJU/gL 297 キリノから『気持ちを聞かせてください』と言われたとき 300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 56 27 ID oJfdhvhN 297 >コジローから迫ると...
  • 村越杯、その朝
     ―――ジリリリリ。ピッ。  まだ朝靄がけむる、鳥の囀りの声が聞こえ始める朝の4時。  今日はいつより少し早い、私の一日がそこからはじまる。  起きて、顔洗って、歯みがいて、それからそれから、大仕事だ。  …なにせ、今日はお弁当を二人前こしらえて、さらに誰よりも早く会場に着いてなきゃいけない日なのだ。 「紀梨乃、もう起きたの?今日は早いのねえ」 「あ、お母さん。うん、今日はちょっと大会があるからね~」 「あ~あ、お店がお休みだったら紀梨乃の試合観に行くのにぃ」 「もぉっ、いいってば… 朝ごはん、まだだよね?私お弁当と一緒に作るから、キッチン使っていい?」  さすがにまだ、紹介はできないもんね… おっと、余計な事考えないで集中集中。  こんな事で惣菜屋の名前を落とすわけには行かないよね。うーんと今日は何にしようかなあ。ええっと…  …そう言えばコジロー先生の好きな物って、何だろう? 「...
  • 2年前のあたしへ
    「すべて終わったけど、これからだよね…」 「ああ、そうだな。よろしくな。奥さん。うーん、あわんな。よろしく。キリノ。」 そう言いながら、コジロー先生はあたしの頭をくしゃくしゃとなで回した。 あれ?ついつい先生と考えていた。名前の呼び方を考えた方がいいのかな? コジロー…なんか違う。旦那様…もっと違う。あなた…せっ、背中が… やっぱ、せんせーでいいかな?うん。いいや。これでいこう。  そう。ちょうど今あたしたちの結婚式を終えて、一息ついたところなのだ。 「おい。何身体をクネクネさせているんだ?荷物もまとまったし、帰ろうか。」 先生はそう言うと、キャリーバッグを引っぱり出した。あたしも手提げ袋を 持ってついていく。  駐車場について車に乗り込む。 「何かと金が掛かるから、新車というわけにはいかんよなぁ。」 先生はそう言ってエンジンをかける。 「ねー、先生。」 「なんだ?」 「帰る前によりた...
  • キリノの尾行と吉河先生
    つかつかつかつか。 「むむむ、お尻の形、よし…!」 じゃなかった。あたしは室江高校2年、剣道部部長の千葉キリノ。今日はある人を尾行しているのだ。 その相手は、東ちゃんのクラスの副担任・吉河先生。目的は…あたしのキリノートにある1項を付け加えるべきかを判断する為。 "――――コジロー先生と、付き合ってるのか否か?" あたしのこれまで集めた情報をまとめたキリノートによると…吉河先生の受け持ちは1年3組で、 健康的な美人で割と巨乳、加えて優しい雰囲気を持つタイプらしく、生徒からの受けもかなりいいらしい。 さらにゲームも詳しく、下半身からの攻めには定評がある…てアレ?こんなのいつ書いたんだろ、あたし。 まあいいか…で、肝心のコジロー先生とは、ゲーム友達で、事によるとお泊りし合ったりする程の仲だとか。 …もう、そんなの確定でいいじゃん、なんて想いもある...
  • ユージ×青木
    「跳躍素振り100本、始め!」 疲れた。 か弱い女の子にこんな運動をさせるなんて、練習メニューが間違ってる。 なんて口に出したら監督に怒られるだろーなー…… 「はぁ、はぁ…」 ……女の子の私はいいとして、このくらいで息を切らしている男子ってホント駄目。 弱いし、情け無いし、格好悪いし。 「面つけ!」 「「「「「はい!!」」」」 「青木ィ、相手してよ」 小西さん、県北大会があってから暫く練習休んでいたけど、今日はサッパリした顔して部活に顔を出した。 ふふん、小西さんは自他ともに認める東城高校のNo1だけど、今なら私でも勝てるかも知れないね。 私には朧蜜蜂もあるし!! ふふ、私の朧蜜蜂は十八もあるのよ ふふふ、あの室江高校の代表決定戦で決まった朧蜜蜂だってさらに改良してあるんだから! 「いやぁぁぁあぁ!!!」 「やぁぁあぁぁぁ!!!」 小西...
  • コジローと三つの約束
    ――――その竹刀の軌跡は、白く、輝くように。 「面ェェーーーんっ!!!」 コジロー先生の放った竹刀が、小太刀を捨て、上段に構えなおした石橋先生の面を捕らえる。 ユージくんの持つ白旗が勝者を示す―――勝負あり。 礼を終え、あたし達のところへ帰って来る先生。 勝ったのだ―――コジロー先生は。 しかしその余りの激戦の内容に、労う事も出来ず… ただ唖然と、帰って来る先生を見守るしかできないあたし達。 ゼエ、ゼエと息切れしながら先生があたしの横に座り、ゆっくりその面を取ると、開口一番。 「……俺、勝ったん、だよな…?」 その眼は未だに半信半疑といった様子で、宙空をぼんやりとうろついている。 「…ええ、カッコよかったっすよ、先生?」 自分から声は掛けられず、でも確かめるようにこちらに尋ねる先生に… なんとかその質問に答えようと言葉を搾り出す。すると。 「そうか…勝てたのか……俺…」 ...
  • 宮崎ミヤコの溜息
    「宮崎、TVに出るってマジ……ってこわっ! 何イライラしてんだよ?」   珍しく考え事をしていたミヤミヤは、馴れ馴れしく話しかけてくる男子生徒をギロっとにらんだ。 「なんだ、矢野かよ。……同じクラスなんだからタマちゃんに聞けば?」  つっけんどんに答えかえすと、何故か矢野は恥ずかしそうにボソボソと喋った。 「いや、だってタマちゃんは……その……」 「ああ、あんた。例の一件以来ベタボレだったっけ。アタシはどうでもいいけど」 「そ、そんなあ。頼むよ、宮崎。協力してくれよ! この通り!」 「悪いけどさ」  ミヤミヤはため息をつき、「あたし、それどころじゃないんだよね」  そういって、彼女は教室をあとにした。   「あら? そんな顔してちゃ綺麗な顔が台無しだよ」  お食事処・やませの女主人、山瀬 百合子はミヤミヤの顔を覗き込みながら彼女をからかう。  姉が出張で料理を作る必要がない、そんなときは決...
  • いもーとと三つの”ひみつ”
    「家に帰れば、冷えたビールが1本あるはず、うん、楽しみだな~」  川添道場での修行で確かな何かをつかんだコジローは、 大人としての楽しみ、すなわち冷えたビールが待つ自宅へと帰宅する途中にあった。 「ビール、ビール、と待てよ」  そういえば、つまみが何もなかったな、とコジローは少し逡巡したのち 「そうだ、キリノもまだ帰ってないだろうし、あいつん家のそうざい買ってくか」  と1人つぶやいて車を方向転換、そうざい屋ちばへと向かうのであった。  そうざい屋ちばの近くにある駐車場に車を止めて、彼はそうざい屋のカウンターを覗き込んだ。 「あれ? 誰もいないのかな」 「いるよ~~」  声のするほうをみると犬のぬいぐるみを抱いた少女がこちらをニコニコと見上げている。 「お、おじょうちゃんが店番してるのか、お母さんは?」 「今、ちょっと奥で作業中~。何を買いにきたんですかお客さん~」 「キリノのやつ、こん...
  • 冗談はきりのさん
    41 名前:前995[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 19 27 31 ID LIZe7meI 更衣室でじゃれる女性陣 キリノ「ひゃははは、やめてよサヤ~」 サヤ「キリノって昔っから腰触られるの弱いよねぇ。ほらほらみんなもつついてみ~」 タマ「…失礼します」(つんつん) キリノ「きゃー!うひょー! ミヤ(お…面白いわ、これ) キリノ「ぬはー!うひゃはは」 サトリ「あわわ、あわわ」 キリノ「はぁ…はぁ…こうなったら…反撃だっ!」 サヤ「なっ!?あっ…やっ…だめっ…」 キリノ「ここか、ここがええのんか?」 サヤ「み、耳たぶ…噛むとか…っ…アンタどこでこんなん…」 キリノ「ん?せんせーのうち」 「「「「な゛っ…!?」」」」 キリノ「え?あれ?冗談だよ?」 サヤ「あ、あのエロ顧問っっ!」 ミヤ「先輩…私黙ってますから…安心して下さい(きらきら)」 タ...
  • 花言葉とバースデイ
    ――どんな人間にも、1年に1度。 等しく必ず訪れる特別な記念日という日がある。 もっとも大抵の場合、それが「特別」であるのは精々20回目くらいまでで、それ以降は ただ記入の上の数字に1を加えるだけの味気ないイベントに成り下がるのだが。 さてまぁ、それはさておき期末テストを前日に控えたここ、千葉家でも。 ご多分に漏れず16回目のそれを祝うパーティが、賑々しく行われようとしていた。 「ハッピーバースデイキリノ!」 きれいな和音で同時に声を上げたのはキリノの友達の、髪の短い子と長い子、そしてサヤの3人。 照れくさそうに頭をかく今日の中心人物のキリノに3人が一斉に口を開く。 「いやーしかし相変わらずキリノの部屋は悪趣味だねえ」 「しかも、変なモノが前より増えてない?」 「これなんかこないだ買った奴でしょ、あのかわいいもの屋さんで」 言外にあんた絶対彼氏なんか居ないよね、とでも 言い含められ...
  • 部長と部長
    「どうしよう、終電逃しちゃった……」  近本は、駅のベンチにぽつんと座りながらつぶやいた。  そもそも、終電に乗ること自体初めてだ。いつもはもっと早く帰るのに、 今日はとても疲れていて、思わず更衣室で寝入ってしまったから……。  それもこれも、剣道部の部長だった岩堀が部活を辞めて、 引継ぎやら練習試合の手配やら、色々なことを一気にしなければならなくなったせいだ。  さらに、考え事をしながら電車に乗っていたせいで駅を乗り過ごしてしまった。  とりあえず、家にはビジネスホテルにでも泊まるから大丈夫とメールしておいたけど、 男と遊んでるとか余計な心配されたかもしれない、と彼女はため息をつく。  別にやましいことはしていないのに。 「悩んでても仕方ないや。どこかホテルでも探そ」  乗り越しのお金を精算して、駅から出る。 道がわからないので、とりあえず人がいそうな商店街のほうへと歩いてみた。  商...
  • コジローのいない一日
    「あぁ俺今日、午後から出張で部活出られんから。  お前が仕切ってちゃんとやるんだぞ」  ―――――へっ?ちょっ、ちょっとお!  もうお昼だっていうのにそんな事急に言われても心の準備ってものが。  …あたしらだってこれで結構、色々あるんだよ? 「えー、先生いないんすかぁ…」 「ん、まあ変に意気込まんでいいから、いつも通りにな?」  まぁ、任されたからには頑張ってみますけどぉ…  ……ん?これって信用されてる、の、かな? 「しょ、しょうがないなあ… ラジャっす!やってみますっ!」 「おう!頑張ってな、部長さん」  ―――前から、試してみたい事はあったんだし。丁度いいや。 ▽▽▽ 「え~先生来ないのかよ~」 「そうだよー、でも、代わりにあたしがビシビシいくからねっ!」  放課後、取り敢えず皆揃ったのでコジロー先生が来られない事情をあたしから説明。  皆も、別に居ても居なくても変わ...
  • 欲しいものと失いたくないもの(守るべきものと守りたいもの後日談)
    ダン「追いかけてこいよ、ミヤミヤー!」 ミヤ「待ってよー、ダンくーん♪ うふふ、つかま~えた。」 サヤ「うわぁ、相変わらずラブラブだねぇ。」 キリノ「うーん、二人とも幸せそうだねぇ。」 ダン「おーう、俺はミヤミヤといる時は幸せだぞー!」 ミヤ「私もよ、ダンくん♪」 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 キリノ「んー・・・夢・・・か。」 目覚ましとともに目が覚める。大学生になって最初に見た夢は、二年ほど前の会話だった。 今日から新学期。いや、新入生。今日からキリノとサヤは大学生になる。 弟「ねーちゃん、ご飯できたってよー、早く起きなよー!」 弟のたっくんが外から声をかける。大学生になって新しい朝だ。 妹「早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 キリノ「ほいほい。今起きるよー。」 服の乱れを直し、起きあがる。これから新...
  • たっくんの日記
    330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 22 47 21 ID m3GTvdAK あの日以降の、たっくんの日記を勝手に覗いてみた ――――――――――――――――――――――――――――――― ○月△日 ねーちゃんの様子がどうもおかしい。 折角ナントカ旗っていう大会でタマちゃんが優勝して みんなでお祝いしたって言うのに、なんか、違う。 記念で撮った写真も一人だけ遠くを見てるみたいだ。 気になるから今日からちょっと、日記をねーちゃんの観察日記にしてみる。もちろん内緒でだけど。 ○月□日 ねーちゃんが珍しく、スーパーでネギを買い忘れて帰って来た。 しかも卵を一番下にして自転車に乗せてたからぐちゃぐちゃだよ、ってかーさんに怒られてた。 ごめんね、って謝る声に全然いつもの元気がない。 どうしちゃったんだろう… ...
  • 漫画の世界とアニメの世界
    「あ、あれ。ここ、どこだろ~」 キリノが目を覚ますと、そこは自分の部屋だった。 でも、何かが違うとキリノは感じる。そもそも、なんでワタシねてたんだっけ? 「あ、目が覚めたね~」 部屋に少女が入ってきた。その姿を見てキリノは目を丸くする。 「あ……」 少女がニコニコと照れ笑いを浮かべながら、次に出る言葉を待つ。 「ワタシが2人!?」 「みたいだね~」 そう、そこにいた少女の姿はまさにキリノ、いやキリノ本人だった。 「いや~、びっくりしたよ~。家の前でアタシそっくりな女の子が倒れてるんだもん。  大丈夫? 名前思い出せる?」 「……千葉キリノ」 「ほえ? それはあたしなんだけど」 「ワタシも千葉キリノなんだよね……室江高校剣道部3年生」 「あ、アタシは2年生……ってことは……」 2人同時に叫んだ。 「過去のワタシなの!?」「未来のアタシなの!?」 叫んだあと、2人は状況を確認する...
  • お鼻が長いのは?side:コジロー
    ――――チチチ、チュン、チュン。 窓の外でスズメがようやく朝を告げ始める。が…残念。今日の準備はとうに完了済だ。 がちゃり、とドアを開けると…日の出前の薄暗さのせいか、やけに肌寒さを感じる。 (さすがに…ちょいと早すぎたか。) 駅のホームで電車を待つ携帯の時刻は、もう少しで5時になろうかと言うところ。 半年前のゴタゴタで愛車を手放した為に、通勤に時間はかかるようになったが… 始発でロングシートに広々と座れるというのは、少しは特権意識を感じなくもない。 電車の中からボーっと外を眺めていると、流れる景色の中に遠目に映る、市民体育館。 (村越杯、か……何をキリノに対抗心燃やしてたんだろうな、俺は) あの日、キリノに競り負けて以来リベンジに燃え、どんどんと早起きを目指し――― 丑三つ時にも平気で叩き起こされるカニ漁船での荒仕事を終えた今の自分の体は、 いまや3時4時にも目が覚めるのがふつう...
  • コネと家族と変な問い
    ――――ある日の放課後。 がらがら、と勢いよく職員室のドアが開くと、キリノが飛び込んで来る。 「センセー!遅いから呼びに来たよ!……ってあれ?」 指で「しーっ」のジェスチャをしながら、静かに、と促す電話中のコジロー。 相手はどこかの高校の、先生のようだ。 「―――そこを、なんとか…!」 「お願いします!お願いします!」 「………わかりました。無理言ってすいませんでした…」 「ふーっ……何一つ、上手く行かんもんだな…」 吐き出すようにそう口にし、倒れ込むように椅子に深々と腰掛けるコジロー。 キリノが傍だってよく見ると机の上のメモには夥しい数の高校名と電話番号が、そしてその殆どには赤い×印がつけられている。 「はは……すまんなあ、本来こういう所でもっとお前等の力になってやらなきゃいかんのだが…」 いかにも申し訳無さそうにそう告げるコジローが… 何をしていたかは、聞くまでもなくわか...
  • 恋の罠仕掛けましょ
    「う、う~ん、もう朝か……」 外で鳴くカラスの声で目が覚めるとコジローは大きく伸びをした。 そして、隣をみて固まる。 そこには裸のキリノが穏やかな顔で眠っていた。 猫口をむにゃむにゃさせながら、なにやら幸せそうに夢を見ている。 しばらく、固まってからコジローは辺りを見渡す。 もちろん、そこは、自分のアパートだ。 待て、冷静に考えるんだ。きっと、これはよくあるギャグでなんか 色々変なことがあって偶然こうなったんだ。そうだ、きっとそうだ。 酔っ払って、倒れちゃったとかで…… そんな風に、コジローはグルグルと思考をめぐらせて血の気が引いた。 「駄目だ。どう思い出しても……完全にやっちまった」 もう一度、コジローは思い返す。 たしか、サヤとキリノがついに剣道部から引退する時期になったので、 お祝いにどこかで飯でもおごってやるってことになったんだ。 そしたら、サヤのやつ「あたしはいいですから、...
  • 寿司か、メンチカツか(原作編)
    先輩との試合後、ぶっ倒れたコジローが目を覚ますと、8巻130Pの笑顔を向けるキリノ。 「…やっとお目覚めですか?先生」 意識がはっきりして来ると、徐々にだが目に映る… その笑顔の余りの屈託の無さにふと、いつか胸を焼いた罪悪感がよぎる。 -いやー先生が……やる気になってくれてうれしいっすよー -うーむ…少し心が痛む… (これは、流石にもう…話しておかなきゃならんだろう…) (もうこいつに、嘘や隠し事なんかを…するべきじゃない。) 「キリノ、実は俺、あのときさ…」 「ああ、お寿司の話っすか?」 「……な、なに!?」 「先生が倒れちゃってる間に石橋先生が教えてくれましたよー、って言うか、薄々そんな気はしてましたけど」 「ななななな。」 「すごかったですよ。仁王立ちで…」 ”初めはただ……寿司くらいでやる気を出してたコイツがここまで強くなれたのは―――  お前たちのお陰なんだろうな。弱い自...
  • 夫婦からのアドバイス
    35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 04 48 09 ID snINYWp6 キリノスキーの朝は早い!其の2 神奈川県へむかふよ 38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 08 11 17 ID DYpHvqZo 35 イテラサ 体調にだけは気をつけなよ 39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 08 53 59 ID snINYWp6 38 有難ふ(´ω`) そろそろ新居だお。 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 09 34 56 ID /Y5HAugS 「一人暮らしって始めた時、どうでした?」 「相変わらず藪から棒だな……とりあえず家から解放された感はあったな」 「イヤ...
  • ”934の夢の続きと俺の妄想”
    933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 14 34 ID gRbAhXh/ 「最近コジロー先生カッコよくなったよねー」 とか言う同級生の会話を耳敏く聞いていて、 違和感をおぼえたきりのんが鎌崎までの道中でサヤに相談する夢を見た。 934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 16 01 ID gRbAhXh/ 以下その内容。 キリノ「別にそんなに変わってないよねえ?」 サヤ「いや、あたしはちょっとは分かるけど」 キリノ「えーどのへんがー?」 サヤ「…頼り甲斐が出てきたんじゃない?」 キリノ「つい今でも靴やズボンにガムべたべた付けててだらしないけど、あと、切符のお金まだ…」 サヤ「じゃあ、んーと、最近授業がマトモ」 キリノ「それって教師として当たり前のことなんじゃ…」 サヤ「何か素...
  • 「あたしの為に」の神通力
    766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 21 22 39 ID LJN46ACH 763 コジローは吉河先生やキリノに対する接し方を見ると 女に興味があるか怪しい キリノ「でも嬉しいですよぉ。先生が私のために~」     ↓   コジロー遠い目 (第一話:タマちゃんに遭遇直前) 772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 22 03 49 ID o3+2DDMn 766 それだけどさ、 コジローが特に否定も肯定もしないのが逆にいいよな おかげでキリノは完全に誤解したようだしw もうあれからず~っと今に至るまで楽しくてしょうがないんだろうなキリノの人生 775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 22 33 08 ID cnkHH9Fv...
  • 身長差萌え
    645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/27(日) 23 01 27 ID rVtVof4E 身長差萌え 646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/27(日) 23 17 03 ID mRI5kXGj 常に上目使いか 647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/27(日) 23 33 15 ID IN/wD7qF キスするときは背伸び 648 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/28(月) 00 09 39 ID YjWJsUsy キスが、遠くなった 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/28(月) 05 01 19 ID GTEpg8cy ユージが1...
  • ママンとキリノ
    500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/18(土) 23 04 51 ID zU9cXMiU キリノのお母さんが突然若返ってキリノの制服を着て学校へ行くという電波をキャッチしたが別に形にしなくていい 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/20(月) 22 46 56 ID g4t0QIAF 500 折角だからなんとなく頂戴してみた 「あら、ま…やっぱり案外着られるものよねえ」  仕方なく。  高一の頃の娘の制服に袖を通し、鏡に映る自分の姿を確認しながら、キリノではないその人はつぶやいた。  年の頃は17~8歳といった所だろうか。髪は長い金髪で、パッと見では自分の娘と殆ど区別がつかない。  何故なのかはわからないが、お昼の休憩中、少し疲れてウトウトとしているうちに目が覚めると…  そこには若い頃のまま...
  • 秘密特訓とアメ玉
    「……およ」  部員たち(の一部)を苦しめた期末試験も終わり、いよいよ夏休みに入ろうかというある日の放課後。 いつものように道場の門を叩いたキリノを待っていたのは、いそいそと掃除に励むその人の姿であった。  んを、とその気配に気付いたコジローは、手を止めずに振り返るなり 「どした?今日休みにするつってたはずだが」  その言葉が届く前にもう靴下を脱ぎ終わっていたキリノは、いそいそと隣に並ぶと 「せんせー一人でハタキがけっすか?」  質問に質問で返すなよ、と少し眉間をしかめたコジローが不躾に、しかし律儀に 「いや、明日から例のバニ学の取材だからな、キレイにしとかないと」  と答えると。キリノはおどけて笑いながら 「そういうのは、普段からしとかないとイミないですけどねぇ」 「うるせぇよ」  本当は、分かっている――普段から、どころではない。  この広い道場の、誰も目の届かないような隅々まで。  ...
  • 策士、策に溺れる~結果オーライ~
    「あ……あの……キリノ先輩ってコジロー先生のことが好きなんですか?」 「ぶほーっ!!」  タマキが申し訳なさそうにおずおずと、しかし、はっきりとそんな質問を投げかけたため、 キリノは思わず飲んでいたお茶を噴出してしまった。 「げほっ! タ……タマちゃん。何でそんなこと聞くの?」 「え、それは、その、サヤ先輩が……」  キリノがこぼれたお茶を吹きながら聞き返したところによると、 どうやらサヤがいつもの暴走を起こしているらしい。  いわく「もう、アタシみてらんないの! こうダンくんとミヤミヤみたいにくっつくんだったら くっつけっていうのよ。え? キリノとコジロー先生のことに決まってるじゃない」だとか。 「はあ、タマちゃん。別にその、あたしはコジロー先生と」  コジロー先生と男女の関係になりたいわけじゃないよ、と言おうとして、 キリノは、そこではたと考える。  ん、あれ、あたし別に、うん、そう...
  • 部長さんと副部長さんと
    「…さん。キリノさん?もう寝ちゃった?」  合同合宿一日目の夜。 両校の活発組がエネルギーを使い果たして寝静まり、 そうでない者も寝付きのいい者から順に、もうとうに眠ったはずの時間に。 室江高校剣道部部長―――千葉キリノは今日の緊張と興奮でまだ寝付けずにいた。  そしてそのキリノを呼ぶ、あまり聞き慣れない声の主。 町戸高校剣道部副部長、原田小夏。彼女もまた寝付けずにいたのだ。 「…なんですかぁ?」 「あっ、ううん…ちょっと眠れなくて…」  足元の方から聞こえる声に反応して、天地を逆にかえ顔を出すと… そこにはいつもと同じく眼鏡をかけ、枕を抱え込んだ笑顔の小夏がいた。 同じく枕をがぶり、布団を被ったまま喋り寄るキリノ。 「あたしもなんですよー、さっき素振りまでしたのに…なんででしょうねえ、全く」 「ふふっ…よければ、このまま少しお話ししませんか?」  ”もちろん、大歓迎ですよ!”…...
  • 洗い髪が、芯まで冷えて
    「…ダメですねー、こりゃ。給湯器の方の故障みたいだから、2~3日かかりますよ」 そんな業者の方のありがたいお墨付きを頂き、 めでたく我が剣道部の自慢のシャワールームは数日閉鎖される事になった… しかし、人間の生理現象とは厄介なもので、冬とはいえ練習をしていると当然汗も出る。 特に一番寒いこの時期は、運動してかいた汗がそのまま身体を冷やし、風邪を引く事だってある。 むしろクサいだの何だのの夏場よりも事態は深刻なのだが… 「あっ、じゃあ、近くに銭湯あるんであそこ行きましょーよ」 能天気な1年女子の一言であっという間に事件はスピード解決した。 …と言っても、今剣道部にまともに居るのは顧問の俺とコイツくらいなのだが。 2年はもう試合も殆ど無く、来たりこなかったり。1年の男子はそれよりもっと酷く、 もう一人の一年の女子――サヤに至っては、この間まで真面目に通ってたかと思えば、 ここ数週間ばかり...
  • 一緒にお風呂
    ピンポーン。 休日を満喫するコジローの部屋に、来訪者。 「こんちわっ!お掃除に来ましたよー」 「…誰がいつそんなもん頼んだ」 「まあまあ、いいじゃないっすか先生」 戸惑うコジローなどどこ吹く風で強引にあがり込むと、 テキパキとちらかった部屋を片付け、荷物を整理し、ホウキをかけるキリノ。 それが終わると、バケツに汲んだ水と雑巾で窓のといをふきふき。 その光景をまじまじ眺めながら、呟くコジロー。 「……まあお前は、いい奥さんになれるよ、うん。」 「なっ何言ってるんですか~もー、褒めても何も出ませんよ?ほい終わりっ、と…あらら」 「おっ、おい!」 持ち上げようとしたバケツが意外に重く、よろめくキリノ。 何やってるんだ持ってやるよ、とひょいっとバケツをキリノの手から奪うコジロー。 「あーもう、いいですって。返してくださいよー」 「こんなもん…って、おおおい、押すな!」 そのまま勝手口の...
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