バンブーブレード関連カップルSS保管庫内検索 / 「内緒のレシピ」で検索した結果

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  • 内緒のレシピ
    ○○レシピ、その始まり コジロー「おい、誰か俺に料理の作り方を教えてくれないか?」 キリノ「お、自炊開始ですか?」 コジロー「ああ、食費も節約したいし、体力も付けたいしな」 キリノ「ふっふっふー、しょうがないっすね。じゃあ惣菜屋の娘である私が一肌ぬぎましょー!」 コジロ-「お、マジか、助かるぜ!」 キリノ「ほらほら、そんな包丁の持ち方じゃ手きっちゃいますよー?」 コジロー「でも、この持ち方が一番楽じゃねぇか?言われた持ち方だとうまく切れる気がしねぇ。・・・おら、ちくしょう・・・」 キリノ「しょうがないっすねー。こうやるんですよ。」 コジロー「って、おい、手を添えるなって。」 キリノ「でもこうやったほうがわかりやすいでしょ?・・・もしかしてセンセー、意識しちゃってます?」 コジロー「うううううるせーよ!誰が生徒なんざに意識するか!」 キリノ「うわー、むきに...
  • ○○レシピ、その始まり
    ... 愛情レシピ 内緒のレシピ 覚醒レシピ
  • キリノスレSSまとめ
    ...その癖が直るまで 内緒のレシピ 【3年以降】サヤの自覚と果し合い ・19スレ目 【3年以降】バンブーブレード2 第1話 おやじとおふくろと 【3年以降】意味と動機(欲しいものと失いたくないもの・外伝) ・20スレ目 【3年以降】2年前のあたしへ 【3年以降】あなたがここにいてほしい 「先生っ、大好きっすよっ」 【3年以降】Black or white? いただ きっす ・21スレ目 言葉なしでも伝わるモノ 【2年次】コジローと三つの約束 【未来】金髪の剣道少女とコジロー先生 【2年次】コネと家族と変な問い 【3年以降】寿司か、メンチカツか(アニメ編) 【3年以降】痴話喧嘩、再び 【2年次】キリノとコアミルク 【3年以降】一日女子高生と制服プレイ スキル”強運” ・22スレ目 【3年以降】お鼻が長いのは? 漫画の世界とアニメの世界 【...
  • 暗証番号と内緒のフォルダ
    452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 19 01 29 ID h4rwaccy 短髪「キリノー携帯みせて?」 キリノ「えー、いいけど」 短髪「ふんふん…」 長髪「どれどれ、何この”ないしょ”ってフォルダ、あやしい…」 キリノ「にゃっ!それは!」 長髪「…まあ当然ロックかかってるわよね。でもどうせあんたの事だし…」 短髪「ん?あ…そっか。にしし…」 キリノ「も~、ダメだよー」 短髪「5・2・6・0…と。こんなもんじゃないの?」 長髪「……あれ、違う?流石にそこまで単純じゃない、か…」 キリノ「かえしてよー」 短髪「はいはい、ごめんね」 キリノ「もー…」 キリノ「(ふぅ…番号変えといて、よかったよ…)」 ぷ、ぷぷぷ、ぴっぴっ……”1052” □内緒のフォルダ  ┗□着信メール←  5260 kirino@****ne.jp  件名 ど...
  • 愛情レシピ
    キリノ「(じい…っ)」 コジロー「…な、何?キリノ」 キリノ「先生、ニキビできてる」 コジロー「ん?あ、ああ最近忙しくて、生活習慣乱れててさ」 キリノ「で、またカップラーメンすかー、センセー……自炊くらいしたらどうっすか?」 コジロー「米は高いしな…炊くのがめんどくさいんだよ」 キリノ「栄養偏っちゃいますよ~?野菜も取らなきゃ」 コジロー「うーむ、しかし実害はないしな、今の所」 キリノ「…………加齢臭、若ハゲ、疱瘡、口臭、精力減退、成人病、各種アレルギー」 コジロー「…わかった。分かったから簡単な料理でも教えてくれ、今度」 キリノ「いえっさ!」 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―コジロー宅。 キリノ「食材買ってきましたっすよー」 コジロー「…あれ?こんなもんなのか?昨日冷蔵庫空けるのに苦労したのに…」 キリノ「…それ、ビール飲んだだけでしょ…少な...
  • 覚醒レシピ
    ”*1,007-” 何かの端数、ではない。 コジローの預金通帳、その現在高―― つまりは、彼の持ち得る資産、そのほぼ全てである。 今月の給料日まで、残り10日。 (……さて、どうしたもんか、石田虎侍。) ―――しゃんとしなくては。 取り敢えずは、そう決めた。 それが彼の目指す「大人の強さ」その第一歩…のはず、だった。 だが、現実に目を向ければ、問題は堆く積まれた山のように屹然とそこにある。 家計簿をつける取っ掛かりになればと思い、レシートは残し、週末には通帳記入をするようにもした。しかし―― (これはビールの特売日、これもビールの特売、こっちはビデオの延滞…って、おい。) まとめて記帳された実に76件ものカード取引件数、その日付と引き落とし金額は… 己の金遣いの荒さ、ムダさを如実に物語っていた。 (……とりあえず、酒は控える、として…問題は食い物だな…) ちら、とキッチンを見...
  • キリノと石田家の人びと
    846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 19 07 04 ID xOA5MumY きりのんに限らずメンタル面で未成熟なのは辛うじてミヤミヤくらいのもんで あとは皆緊張とは無縁なところにいるからなぁ しかし大事なとこで両手両足が揃って出る位カチコチになるきりのんも見てみたい 848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 19 24 39 ID Q6ULnWTH 846 きりのんが緊張する場面が思いつかない 849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 19 28 08 ID rUW2wq+B コジローの両親と初めて会う時とか 850 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 19 32 52 ID KQs...
  • メニュー
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  • 秘伝・あいつのコロッケ
    今日は、キリノ先輩のおうちに料理を教えてもらいに来ています。 あのなんでもおいしそうに食べる先生が、「あいつのコロッケだけは!」と、こだわる味。 夕方のアニメの再放送は気になるけど、録画してあるので準備はばっちりです。 「――で、玉ねぎをこう、切ってね――聞いてる?タマちゃん」 「あ、あっ、はい。タマネギを切って――」 「ふふぅ、かわいいなあタマちゃんは」 下ごしらえをあっという間に終わらせた先輩は、 フライパンを持ちながらあたしのほっぺをつんつんしてきました。 アニメの事を考えていて上の空だった事は、言えそうにもありません。 「さて、じゃあ、ここから自分でやってみる?」 油を引いて玉ねぎをのせ、もうおいしそうな香りを出し始めているフライパンがそっと手渡されました。 あわてながらお箸と取っ手に集中していると、鼻唄を歌いながら挽肉と調味料が乗せられます。 「あの先輩、加減はどれくら...
  • 教師の犯した罪
    434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/27(水) 01 42 40 ID Q9Hl1acQ コジロー… ttp //sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080825/crm0808252045028-n1.htm 「借金できた…」教師が生徒に30万円借りる  静岡県教育委員会は25日、女子生徒から30万円を借りるなど教員として不適切な行為があったとして、 県立高校の男性教諭(33)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 県教委によると、教諭は4月上旬、自らが顧問を務める委員会のメンバーの女子生徒に「借金が急にできた」と相談。 この生徒から5月下旬までの3回にわたり計30万円借りた。 生徒は「信頼している先生が困っている」と考え、お金は自分の貯金から下ろしたという。 その後...
  • 小ネタ・妄想・AA
    キリノスレに投稿された小ネタ等を(ほとんど個人的に)まとめています。 小ネタ スレ住人の考察及び妄想 AAネタ 小ネタ ・1スレ目 「きりのん」誕生の瞬間 進路調査 ノロケ合戦 彼氏? ・2スレ目 なでなで もらっちゃうよ…? vs吉河先生 お弁当を巡る メールdeペンタゴン 下半身からの攻めに定評のある吉河先生 未来像? 岩キリ(堀でない方の) ノロケ合戦part2 未完のビール 倒れた時に胴着を緩めたらさ(笑) ・3スレ目 ヤンデレの誘い 帯○ュと○る星 呼び方の問題 そしてドSだったら ラーメンコジロー はらぺこコジロー ・4スレ目 暗い10年後 キリノと吉河先生 ブレード・デイズ セクハラ石橋 サヤキリ Merry Xmas ED舞台裏 ・5スレ目 そうざい...
  • QとA
    「Q」 ―――あなたにとって、川添珠姫とはどんな生徒ですか? 「…うちの部のエースだな。小さい身体で滅法強くて、ああ見えて責任感も強い。頼もしい奴だよ。  ただまだ少し世間知らずで、その為か私生活では自分に自信が無いんじゃないかと思える所もある。  まあ、これからの課題だな」 ―――あなたにとって、宮崎都とはどんな生徒ですか? 「そうだな…最近はそうでもないんだが、最初の頃はキャラを作ってて余り心を開いて貰えなかったかな。  でも今はタマやサトリの面倒をよく見てくれる、部員の中でのお姉さん、だな。  剣道の腕は……だいぶサマにはなって来たとはいえ、まだまだ初心者か…  でも思いっきりのよさでまだまだ伸びそうだ……そんなところか」 ―――あなたにとって、東聡莉とはどんな生徒ですか? 「初めは…一番最後に部に入って馴染めるのかと少し不安もあったが、心配いらなかったみたいだな。  ...
  • 部長さんと副部長さんと
    「…さん。キリノさん?もう寝ちゃった?」  合同合宿一日目の夜。 両校の活発組がエネルギーを使い果たして寝静まり、 そうでない者も寝付きのいい者から順に、もうとうに眠ったはずの時間に。 室江高校剣道部部長―――千葉キリノは今日の緊張と興奮でまだ寝付けずにいた。  そしてそのキリノを呼ぶ、あまり聞き慣れない声の主。 町戸高校剣道部副部長、原田小夏。彼女もまた寝付けずにいたのだ。 「…なんですかぁ?」 「あっ、ううん…ちょっと眠れなくて…」  足元の方から聞こえる声に反応して、天地を逆にかえ顔を出すと… そこにはいつもと同じく眼鏡をかけ、枕を抱え込んだ笑顔の小夏がいた。 同じく枕をがぶり、布団を被ったまま喋り寄るキリノ。 「あたしもなんですよー、さっき素振りまでしたのに…なんででしょうねえ、全く」 「ふふっ…よければ、このまま少しお話ししませんか?」  ”もちろん、大歓迎ですよ!”…...
  • キリノとレンタルビデオ屋さん
    「♪ふんふふ~ん、ん~ん~」 そびえるDVD棚の山間を、鼻歌を刻みながら闊歩するキリノ。 今日は月一で決められている”レンビの日”。 ――――家族で計5本まで、譲り合いの精神で。 その千葉家のルールを定義したお母さんをお留守番に残し、 お父さんの配達車で少し遠い”メテオン”というビデオ屋さんまで。 来るなりたっくんはミュージックDVDのコーナーへ、 妹はどうぶつ関係のファミリービデオが置いてあるコーナーへとばらけ、 キリノもまた自分の趣味である時代劇のコーナーを探しに山間を抜けようとしていた――― がしかし、ふと目にした物につい足が止まる。そこに書かれた見出しは… 「恋愛もの、ねえ~?」 ……恋する乙女じゃあるまいし。 自分が他人のそういうロマンティックな光景を観てその世界に浸れる、 どうしてもそんなイメージが沸かなくて、今迄無意識的...
  • ヤンデレタマ日記~番外編~
    くそーヤンデレタマ日記面白いよ! 一回だけ便乗投下させてくださいっ! ユージくんと『偶然』通学路で一緒になって訪れた、剣道部の朝練習。 朝の清々しい空気の中で彼と一緒に素振りをするのは何よりも勝る嬉しいひとときだ。 道場の隅まで響くような素振りを披露して、一緒に竹刀を振ったユージくんをちらりと見る。 剣道の情熱に燃えるユージくんは、心から感心したようなキラキラした瞳をあたしに向けていた。 くらくらした。どうしよう。どうしよう。ものすごくテンション上がってきちゃった。 身体が疼く。女子更衣室にユージくんを連れこんで子宝に恵まれたくなる。はぁはぁはぁはぁはぁ。 いいのかな、いいよね、神様だって許してくれるよ!! そんな思考に頭がフットーしてしまう。 けれど、そんな幸せな時間は長くは続かなかった。 「うおおおおおおお!!」と雄叫びを上げた顧問が乱入してきたからだ。 あたしを押し退けるようにユ...
  • そして母
    830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 00 16 38 ID OsWd8cBa タマちゃん枕元にて 椿「ユージくんを誘って遊園地、ユージくんを誘って遊園地…」 タマ「ZZZ……う~ん……ブレイバー……ZZZ……」 椿「ユージくんを誘って遊園地、ユージくんを誘って遊園地…」 タマ「ZZZ……遊園地……ユージくん……ZZZ……」 椿(ブレイバーショウはオマケ。真の狙いはジェットコースターによる吊り橋効果よ!!) 遊園地にて 係の人「身長制限あるから女の子の方は乗れないよ」 椿(ガーーーン!) タマ「……ユージくんだけ乗ってきていいよ?」 ユージ「いいよ。じゃあ一緒にメリーゴーランド乗ろうか?」 椿(私の婿GJ!) メリーゴーランドにて ユージ「タマちゃーん」 タマ(ニコ) 椿(珠姫とユージくんのメリーゴーランドのツーショット……鼻血が...
  • 呼び方の問題
    29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 00 39 20 ID oP/Xb1iv 皆に内緒で付き合いはじめて3日目、 二人だけの時は呼び方を変えようと努力してみるキリノとコジロー 「じゃあ私は先生のこと名前で呼ぶから、先生は私の事、きりのん、って呼んで下さい。」 「きり………………………のん。言えるか!」 「と、とっとっと、ととととらじじぃぃぃ… さん。(///」 「虎爺さんかよ…お前も言えてないじゃねえか」 「そ、そのうち言えるようになりますよ!コジロー先生こそちゃんと呼んで下さいよ~」 「キリノ…………ん。」 「それじゃ最後に"ん"ってつけただけじゃないですか、もう!」 「なになに、二人で新しいアダ名考えてるの?私も考えたげるよ!」 「キリノはえっとー、オーロラキリノキューション、コジロー先生...
  • 上戸とお花見
    470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 02 42 20 ID sXKS0IzJ 酔うと泣き上戸のコジロー。笑い上戸のキリノ。絡み酒のサヤ。 これでお花見SSを誰か一本… 475 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 04 21 30 ID sXKS0IzJ 472こんな感じかな…拙い文でごめん サヤ「おう!コジロー!お前まだ結婚相手も見つからねぇのか。 ったくしょうがねぇなあ、このダメ教師!ガハハハッ」 キリノ「あはは、ダメ教師ぃ~」 コジロー「グスッ…お、俺だってちゃんと担任持ってもっと生活安定すりゃ…ヒック」 タマ「つまりね、アニメ界において次世代を担う新人クリエタイターの育成が… 聞いてる?ユージくん」 ユージ「う、うん。まあ…」 ダン「せんせぇ~、吉河先生はどうなのぉ?けっ...
  • 賭け事とはじめての共同作業
    44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20 40 59 ID ciQ6owla 「俺たち」「あたしたち」 「「付き合う事になったんだ!」」 『ええーっ!!?』 「いや驚くのもわかる、けどな…」 「みんなにはお願いがあって、その、内緒にしてて欲しいの…学校には」 『今ですか!?ほんとに今日!?』 「「…は?」」 「はいはいはい、ユージくんが一番遠かったから1000円だよー」 「うあー、やられたなあ。先生、見直しました」 「次さとりんは500円だねー」 「うう、宮崎さんに唆されなかったら参加しなかったのにい…」 「タマちゃんは惜しかったね、300円だよ」 「先生、先輩…おめでとうございます」 「あ、そういえばそれが先だったねえ」 『おめでとうございまーす!』 「おっ、お、お前ら一体何を?」 「ちょっ、どういうこと?ねえサヤぁ!?」...
  • 名もなき女子生徒の独り言
    私は室江高校一年九組に所属する女子生徒である。名前? 残念ながら名乗るほどのものじゃない。 入学してもう結構経つけれど、これといって友達らしい友達はいない。が、別に気にしてなかった。私にはあまり人様に言えるものではないけど趣味があって、それに没頭できてさえいればいいのだ。 まあ同じ趣味を持つ友人でもいたらそりゃ嬉しいところだけど、生憎とこの年齢でこういった趣味にハマっているということを大っぴらに話す女子というのは少ないだろうし、事実私自身、クラスメートに打ち明けたりはしていない。 ……私の趣味。それはアニメや漫画、特撮といった、一般的に「オタク文化」と呼ばれるものだ。サブカルチャー? そんな専門用語は知っている時点で既にアウトである。 あまり人とは話したがらない性格もあって、私には趣味を共有できる友人というのがいなかった。別にそれに不満を持っていたわけでもないんだけど。 最近になって、実は...
  • 74話の展開予想
    63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/19(月) 00 55 04 ID 9i4kuGnV 次のヤンガンまで長くて待ち切れないから ダメ仙里算総眼図で次号のページを「読んで」みた。 キリノの描写多かったよ、あと僕別にユージに恨みとかある訳じゃないからね。 (さっきガンくれてた奴か…) ユージの試合の趨勢を見つめる岩堀。 「胴ォっ!!」 ほぼ一蹴で、杉山から二本連取するユージ。 熱くなりかけていたムードに水を差され沈み込む鎌崎の面々。 (……ま、そりゃそうだろうな。それでいいんだよ) したり顔で、でもどこか複雑そうな岩堀の表情。 それを見た近本はまたムッとしてるんだけど、 ちょっとだけ同情(?)してるようなかんじ。 で、キリノが出て来る。 (…あのお姉さんは大した事ない。) (素振り見ててもわかるぜ。手首だけで振りすぎだ) (顧問がしょぼいんだ...
  • あれから1年
    「んー、結局今日って何のお祝いなんだろうねえ?」 「さあ……まぁ行ってみれば分かるんじゃない?」  なつかしい校門をくぐりながら、キリノがつぶやいた。  卒業からまだ一月も経たない4月のはじめ。  二人の元に後輩から祝賀会の招待状が届いたのが少し前の事。  卒業後の二人の進路は、サヤはどうにか進学して、大学へ。キリノは… 「……で、あんたらはその後どうなってるの?」 「えへへ、まあぼちぼち?」 「あーもう、羨ましいねえ」  取り合えず、家のお店を手伝いながら、花嫁修業。  コジローの方はそれには少し渋ったが、キリノの方の意思が固すぎた。 「6月には呼んでよねー」 「勿論だよう……あ、電気点いた」  話しながら歩いていると、遠目に見える見慣れた道場に、光が灯る。  ほんの数ヶ月前まで毎日のように通っていた場所も、離れてみれば少し懐かしく思える。 「サヤ、行こ!」 「はいはい」  それと同時...
  • たっくんの日記
    330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 22 47 21 ID m3GTvdAK あの日以降の、たっくんの日記を勝手に覗いてみた ――――――――――――――――――――――――――――――― ○月△日 ねーちゃんの様子がどうもおかしい。 折角ナントカ旗っていう大会でタマちゃんが優勝して みんなでお祝いしたって言うのに、なんか、違う。 記念で撮った写真も一人だけ遠くを見てるみたいだ。 気になるから今日からちょっと、日記をねーちゃんの観察日記にしてみる。もちろん内緒でだけど。 ○月□日 ねーちゃんが珍しく、スーパーでネギを買い忘れて帰って来た。 しかも卵を一番下にして自転車に乗せてたからぐちゃぐちゃだよ、ってかーさんに怒られてた。 ごめんね、って謝る声に全然いつもの元気がない。 どうしちゃったんだろう… ...
  • シンクロまとめ
    751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/07(土) 19 11 29 ID vg3wySHd 「これから」の人のために 昔作ろうとして作りかけになってしまった簡単なシンクロ一覧でもはっとこうか アニメの方はDVD3巻くらいまでしかちゃんと調べてないけどまだまだありそう ・タマちゃん勧誘全般(アニメ1話及び原作1巻) コジローが考え、キリノが実行。 ・「クラスと名前~(キュイーン)」(アニメ1話) W阿修羅閃空。 ・「ウレシイんだ」と「寿司~!」のポーズ(アニメ3話) すげえしょうもないけどこんな所にもあったり。 ・ミヤミヤタバコチェック(原作2巻14話) 構図も話す内容もほとんど一緒。 ・頭ぽりぽり(アニメ4話) ひっつめの髪あんなぼりぼりかいたら髪ぐちゃぐちゃに…なんないのかね ・「ブルーだ!(シュピーン)」(アニメ4話) W斬影拳。 ・肩コキコ...
  • コジローと三つの約束
    ――――その竹刀の軌跡は、白く、輝くように。 「面ェェーーーんっ!!!」 コジロー先生の放った竹刀が、小太刀を捨て、上段に構えなおした石橋先生の面を捕らえる。 ユージくんの持つ白旗が勝者を示す―――勝負あり。 礼を終え、あたし達のところへ帰って来る先生。 勝ったのだ―――コジロー先生は。 しかしその余りの激戦の内容に、労う事も出来ず… ただ唖然と、帰って来る先生を見守るしかできないあたし達。 ゼエ、ゼエと息切れしながら先生があたしの横に座り、ゆっくりその面を取ると、開口一番。 「……俺、勝ったん、だよな…?」 その眼は未だに半信半疑といった様子で、宙空をぼんやりとうろついている。 「…ええ、カッコよかったっすよ、先生?」 自分から声は掛けられず、でも確かめるようにこちらに尋ねる先生に… なんとかその質問に答えようと言葉を搾り出す。すると。 「そうか…勝てたのか……俺…」 ...
  • 新婚さんの初日
    「じゃあ行って来る」 「ダメ!一緒に行くんでしょ!?」 「えええ…」 同じドアを開けて、同じ学校の、同じ道場へ。 昨日と違うものは、たったひとつだけ。 もう、この世界に”千葉紀梨乃”は、存在しない――― ダダをこねる先生の背中を押しながら後ろを振り返ると、表札には。 ”石田 虎侍 石田 紀梨乃” 達筆じゃないけど、夕べ苦労して作った、ふたつの名前がかけられている。 へへ、と鼻先を擦りながら、どんどんと渋い顔の先生の背中を押し、これまた同じ車に乗り込むと。 「知らねーぞもう」 「それでこそセンセーっすよ」 そういって先生がアクセルを踏み込むと、流れ出す景色。 朝の光、開いていく町、歩いてる人――――全部がキラキラして見えるみたい。 「わぁ…こんなにも違って見えるんですね…何もかも…」 あたしの言葉に、先生は照れて何も言わずに頬をひとつ掻いた。 それを見てふふっと笑う。 今日は、...
  • 剣道着と落ちない臭い
    402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 10 06 31 ID hMh5pdmV ユータマの夢を見た。 「ユージくん、駄目だよ。 今、汗臭いから……」 とかタマちゃんが言ってた。重症ですかそうですか。 406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 18 17 59 ID Bkg2SZJx 402 何かユージの事を異性として意識し出したタマちゃんが部室の洗濯場でふとユージの脱ぎ立て胴衣を嗅いでみちゃう姿が浮かんだ。 最初は恐る恐る少しだけ吸ってみるんだけど、嫌な感じがしなくてむしろこれがユージ君の匂いなんだと意識しちゃって 胴衣に顔を埋めてスーッと深く吸ってみたところで「タマちゃん?」と目の前にユージがですね。 422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04...
  • 剣道部と校内新聞
     ある日の昼休み。その日も皆で昼食会だったのだが。 「ちょちょ、ちょっと! 大変っていうか、ニュースだよニューーース!」  けたたましく叫びながら道場へとやってきたのは鞘子である。 「あ、サヤ遅かったねー。もう食べようかと思ってたトコだよ」 「キリノ…すまん、俺もう腹減って死にそうだわ…」  先程からキリノの持参した無闇に巨大な弁当箱にじーっと視線を注いだまま、虎侍が泣きそうな声を上げたものの、鞘子はそんなことはどうでもいいと言わんばかりの勢いだった。 「今さ、購買の前通ってきたんだけど…なんか面白いのが貼ってあったんだって! なんだと思う? ねえ、なんだと思うみんな?」  と言われても、わかるはずがない。全員で顔を見合わせた後、代表して紀梨乃が問いかけた。 「なーにサヤ? そんなに面白いもんだったの?」 「モチのロンよ! お昼は後にして、ちょっと見に行かない!?」 「ふんふん。じゃ、みん...
  • 一日女子高生と制服プレイ
    775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/19(月) 08 04 10 ID 53SbslMs ..     /  /   ./       . // //     /  /   /    . ;.' / / /      . / . ; !  ヽ、 ,'  ,′  ,′   . /  '. /   ,' /   . / . / |   ハ   }`7         . /‐-/∠.__  ' /   . / . / l  . ;′'   |   l ;  ;   ;    . /  〃   `~lTf´  / . / | . ...
  • なか卯ネタまとめ
    206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 00 14 57 ID JcLht24K 掃除を最後まで残ってやってて偉いからって せんせーがおごってくれる事になったけど 給料日前で手持ちが小銭しかない 吉牛、松屋、すき家、ココイチ…と通り過ぎていく中で なかうの小うどんはいからが100円だったので入る事に 量は少なかったけど心は温まった二人なのでした。 207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 00 23 48 ID mysMnFe/ 206 こっそり半玉増やしてくるわ 209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 00 37 15 ID brIvv8Ch 207 店員さんですかw うちは本屋でバイトしてるんだけど、 カップルが「赤すぐ」...
  • 真の策士
    「こんの…バカ息子が!オラ、頭下げねえか!」 「いててて、なんなんだよ親父…」 ―――いやマジで痛い。額から血ィ出てるだろこれ。 親父は物凄いテンションの高さで俺の後頭部を鷲掴みにし、石畳に押し付けている。 とは言え…突然押し掛けられてこんな事を始められても、とどうやら困惑顔のあちらの夫妻。 そう……ここはキリノんちのお店「惣菜ちば」の――その店先。 「本当に申し訳ねえ、千葉さん…キリノちゃんを、お宅の愛娘を……このバカッタレが…!」 「俺にゃ、なんで親父が出てくるのかがわかんねえよ…」 「るっせえ!大体てめえってこの唐変木は……教え子だけにゃあ手を出すなと、あれほど!あれほど!」 「まあ、虎侍にそんな甲斐性があるとは思わなかったけどねえ、オホホ……初めまして千葉さん?え~と、虎侍の母でございます」 抜け目無いお袋のフォローに、はあ、とやはり仕事着のまま困った顔を浮かべているキリノの...
  • 痴話喧嘩、再び
    クーラーの効いた職員室から一歩外に出ると、 もわぁっ、とした生暖かい空気が身体の表面にへばりつく。 それと同時にジジジジ、といつまでもうるさい蝉達の鳴き声が耳を劈く―――季節は、初夏。 (――――暑い暑いと思っちゃいたが…もう完全、夏だよな。) 自然と道場に向かう足取りも、重くなる。 廊下をのそのそ歩いていると後ろからタタタタ、と勢いよく駆けて来る上履きの音、と―――いつもの声。 「センセー、練習行きますよ!ほら急いで急いで」 そのままぐいぐいと自分の背中を押し出す声の主は当然、キリノ。 その両腕は、おっ、おい、と戸惑うこちらの反応など見ちゃいない。 そのままドドドと、道場まで導かれるかに見えた2つの足音は、しかし。 2階の渡り廊下の手前で急に動きを止める。 「……どうした?」 そのまま、勢いに押し出されたように2歩3歩と歩みを進めると、 後ろの自分を押して来たキリノはそこに立...
  • 白盤トークとコジローという人
    910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2008/05/20(火) 14 26 37 ID 6gcHDb/I 矢野に対するキリノの対応見て、外山岩佐のときも最初から動いておけば良かったんじゃないか? つーかダンの補正っぷりがうざい やたらマンセーされてるとことか 911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 14 34 52 ID IrtnUdWF あの頃は今思うと「たくもー…先生呼んでくるかね」にもなんか信頼が感じられてよい。 察するに外山もコジローの前では比較的大人しかったのだろうし もしかして1年の頃って今よりもいい部活だったんじゃ… 912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 14 40 38 ID 6gcHDb/I 911 先輩たちとも仲良かったみたいだしね サ...
  • コジローのいない一日
    「あぁ俺今日、午後から出張で部活出られんから。  お前が仕切ってちゃんとやるんだぞ」  ―――――へっ?ちょっ、ちょっとお!  もうお昼だっていうのにそんな事急に言われても心の準備ってものが。  …あたしらだってこれで結構、色々あるんだよ? 「えー、先生いないんすかぁ…」 「ん、まあ変に意気込まんでいいから、いつも通りにな?」  まぁ、任されたからには頑張ってみますけどぉ…  ……ん?これって信用されてる、の、かな? 「しょ、しょうがないなあ… ラジャっす!やってみますっ!」 「おう!頑張ってな、部長さん」  ―――前から、試してみたい事はあったんだし。丁度いいや。 ▽▽▽ 「え~先生来ないのかよ~」 「そうだよー、でも、代わりにあたしがビシビシいくからねっ!」  放課後、取り敢えず皆揃ったのでコジロー先生が来られない事情をあたしから説明。  皆も、別に居ても居なくても変わ...
  • 新八とメガネとユージ
     その日、たまたまテレビをつけてみたら放送されていた「銀○」というアニメ。  噂では聞いたことのある珠姫だが、内容が珠姫にとっては過激なうえに危険だったので避けていたアニメである。  本当ならチャンネルを変えようとしていたのだが、勇次の声にそっくりな声が聞こえてきたので視聴することにした。 (このユージくんにそっくりな声を出すキャラ、ツッコミ担当なんだ。ユージくんにちょっと似てる。でもカッコよさはユージくんの圧勝だけど)  結局最後まで「銀○」を見てしまった珠姫だが、いつの間にか癖のある感じが病みつきになってしまった様子。  次の日、部活帰りに近くのレンタルビデオショップで「銀○」をリリースされてるDVDを全てレンタルしてしまった。  夏休みということもあり、時間にもそれなりに余裕があったので貸し出し期間をオーバーすることなく全て見終わってしまった。  そして珠姫は「銀○」を全巻購入す...
  • いつでも君は
    「はぁ」  何処の誰だろうか、始めに幸せが逃げるなんて言ったのは。大体、吐くと逃げるのではなく、逃げるから吐くのでは ないか。そう思わずにはいられなかった。  風が桜の花びらを運ぶ。木々はピンクの衣を脱ぎ、黄緑の羽衣を身に纏い始める。陽光は明るく地を照らし、道行く 人々の顔を煌びやかに映し出す。薄く澄んだ青空は、新たなる旅立ちの日に相応しい。  皆が希望に満ちた笑顔で家路を急いでる中でただ一人、川添珠姫だけが沈痛な面持ちでトボトボと歩いていた。 「……なんでなんだろう」  溜息と共に自然にぼやきが口を吐いて出る。それと共により深く、より暗く気分は沈んでしまう。  こんな筈ではなかった。今朝、学校に着くまでは他の人と同じ様にこの先の新しい生活に希望を抱いていた。  それが何故、今はこんなに沈んでしまっているのか。その原因は数時間前に遡る。   「あ、タマちゃん。おはよう」  登校途中、背後...
  • 夫婦からのアドバイス
    35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 04 48 09 ID snINYWp6 キリノスキーの朝は早い!其の2 神奈川県へむかふよ 38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 08 11 17 ID DYpHvqZo 35 イテラサ 体調にだけは気をつけなよ 39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 08 53 59 ID snINYWp6 38 有難ふ(´ω`) そろそろ新居だお。 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/29(日) 09 34 56 ID /Y5HAugS 「一人暮らしって始めた時、どうでした?」 「相変わらず藪から棒だな……とりあえず家から解放された感はあったな」 「イヤ...
  • ”女の子と王様”(邦題「暴走少女とぶっきらぼう」)
    ――貧しい、みなしごの5人兄弟が協力し合い、子供だけで暮らしていました。 ――それを知った王様は心を打たれ、子供たちを養子に迎えることにします。 ――知らせを聞いた子供たちは、大喜びするやら、あわてるやら。 「……ごっ、めっ」  空が薄明るく、外気もまだ生暖かい程度の初夏の早朝。ちょうど、橋を渡り切った所だ った。 「ごめ、ん」  息も絶え絶え、乱れた呼吸の合間を縫って、サヤが必死に声をつなげた。  それまで走ると歩くの間で足掻いていた彼女だったが、とうとうその気力も尽きてしま ったらしい。両腕はひらひらと力なく、足もペタペタと上がらぬヘタレフォーム。それか ら一歩、二歩、三歩。電池の切れた玩具のように、それでピタリと立ち止まった。 「もう、ちょと、しんどっ、しんどい」  両膝に手をつき、見るからに限界の息づかいに合わせて、肩を深く上下させる。視線は アスファルトを向いて動かず、セミロ...
  • ”その後”の”その後”?
    蝉しぐれが響き渡り、日光は容赦なく照り付ける。 長かった玉竜旗大会も終わり、いよいよ本格的に夏休み。 教師は何だかんだと会議や研修に忙しく、生徒は羽を伸ばしすぎ、更にその仕事量を増加させる。 そういう季節。 とりあえず当面の目標を達成してしまった室江高剣道部は 生徒の(主にサヤの)強い要望もあって7月残りを全休という事にし、解散した。 勉強もしろよ、とは解散前の顧問の言葉であるが、ほぼ全員の耳にその言葉は届いていなかった。 浮かれ気分、というものだろうか。 特に部長であるキリノのそれは尋常ではなかった。 それもそのはず。表彰台にこそ届きはしなかったものの。 今大会の優勝高であり、一回戦で昨年の優勝校である蔦山高を圧倒した 桃竜学院相手に大接戦を繰り広げ、あわや、という所まで行ったのだ。 無名であった室江高校の名声は、そしてその立役者の大将・川添珠姫の雷名は全国中に轟いた。 キリノは鼻が...
  • スキル”強運”
    こちらの作品は「Gambling with the Devil!」からの派生作品です。 そして道場についに勝負を決める足音が近づいてきた。。 ガラッ 「んっ?キリノ先輩、ど~してそんなうれしそうな目で俺を見つめるんだ~俺にはミヤミヤというハニーがいr(ry」 「ダン!おまえ、部活の前はしっかりひり出してから来いよっ!おまえのせいで俺の来週の生活が…」 「私の勝ちです、せんせー。」 「……ちっ…、約束は約束だからな。明日はつきあってやるよ。あーあ、ただでさえ腹減ってるっつーのに荷物持ちなんて…(ブツブツ)」 翌日 「せんせー!こっちですこっち!」 「しかしおまえはいつも集合の何分前に来…」 コジローの言葉が止まった。 「いいじゃないっすか。それより、せっかく一日せんせーを独り占めできるんです。さっさと行きましょう。」 「あ、あぁ…。」 コジ...
  • 壁耳さんと障子目さんと
    side 「だれもが」  インターハイ県北予選を前日に控えた某日。  早上がりの為、既に稽古を終えた面子は次々と着替え、そして――― 「サヤ」 「はいな」  いのいちに出て来て、練習の分の栄養を補給していたサヤに顧問であるコジローの声が掛かる。  余談ではあるがサヤ、と言うのは彼女の渾名であって本名ではない。 (―――まあ、もう慣れたもんだけどね)  生徒を気さくに、渾名で呼び捨てる先生―――  ともすれば古い熱血ドラマのようなクサみを持った教師像を想像してしまいがち、なのだが。  凡そそういうものともまた縁の遠い位置に、彼はいた。  しかし今日、彼が発する声のトーンには普段のそういった軽さは少なく、剽軽さが僅かに感じられるのみだ。  いわく。 「明日は―――しっかりしなきゃ、だめだぞ」 「…失礼な。いつもしっかりしてますよ!」  反駁するこちらの態...
  • 秘密特訓とアメ玉
    「……およ」  部員たち(の一部)を苦しめた期末試験も終わり、いよいよ夏休みに入ろうかというある日の放課後。 いつものように道場の門を叩いたキリノを待っていたのは、いそいそと掃除に励むその人の姿であった。  んを、とその気配に気付いたコジローは、手を止めずに振り返るなり 「どした?今日休みにするつってたはずだが」  その言葉が届く前にもう靴下を脱ぎ終わっていたキリノは、いそいそと隣に並ぶと 「せんせー一人でハタキがけっすか?」  質問に質問で返すなよ、と少し眉間をしかめたコジローが不躾に、しかし律儀に 「いや、明日から例のバニ学の取材だからな、キレイにしとかないと」  と答えると。キリノはおどけて笑いながら 「そういうのは、普段からしとかないとイミないですけどねぇ」 「うるせぇよ」  本当は、分かっている――普段から、どころではない。  この広い道場の、誰も目の届かないような隅々まで。  ...
  • 欲しいものと失いたくないもの(守るべきものと守りたいもの後日談)
    ダン「追いかけてこいよ、ミヤミヤー!」 ミヤ「待ってよー、ダンくーん♪ うふふ、つかま~えた。」 サヤ「うわぁ、相変わらずラブラブだねぇ。」 キリノ「うーん、二人とも幸せそうだねぇ。」 ダン「おーう、俺はミヤミヤといる時は幸せだぞー!」 ミヤ「私もよ、ダンくん♪」 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 キリノ「んー・・・夢・・・か。」 目覚ましとともに目が覚める。大学生になって最初に見た夢は、二年ほど前の会話だった。 今日から新学期。いや、新入生。今日からキリノとサヤは大学生になる。 弟「ねーちゃん、ご飯できたってよー、早く起きなよー!」 弟のたっくんが外から声をかける。大学生になって新しい朝だ。 妹「早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 キリノ「ほいほい。今起きるよー。」 服の乱れを直し、起きあがる。これから新...
  • 守るべきものと守りたいもの
    サヤ「めぇんっ!」 パシィッ! ユージ「面あり一本!勝負アリ!」 道場に鋭い声が鳴り響く。コジロー室江高校に戻ってきてから一ヶ月、部員一同は インターハイにむけて稽古を重ねていた。 サヤ「やったぁ!ついにキリノに勝った!」 ダン「おー。サヤ先輩かっこいいぞ~」 サヤ「でもまだ通算成績じゃ負け越しだかんね。キリノもう一回やるよ!」 キリノ「おっけーい」 コジローが戻ってから、室江剣道部の成長は著しい。やはり吉河先生が顧問をやるよりコジローのほうがいい指導ができるのは当然だし、なにより今のコジローはやる気がある。 また、外山・岩佐騒動をのりこえて迷いがなくなり結束も強くなったこともあるのだろう。 特に、あの事件で多大な苦悩を抱えた三年 - キリノとサヤはまさに心機一転、迷いなく全力で剣道に打ち込んでいる。 今では全力のタマにも粘りを見せ(それでも一本をとることはできないが)、東とはかなり...
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