バンブーブレード関連カップルSS保管庫内検索 / 「引退、その後のその後」で検索した結果

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  • 引退、その後のその後
    中編 引退、その後 より分岐する未来。 194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/25(金) 23 01 04 ID cU4L+zOW 可愛がっちゃうきりのん編 キリノ「ところで、先生はなんであたしの名札持ってたんすか?」 コジロー「いや、えーと…なんか預かってそのままで…」 キリノ「えー、嘘でも手元に置いておきたかったとか言ってくださいよ~」 コジロー「……ま、まぁそれも少しはあるがな」 キリノ「…よく言えました、ごほうびです!(ちゅ~っ)」 コジロー「おわーっバカよせ運転中に!」 198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/25(金) 23 35 13 ID kJumpnrR さしいれ編 キリノ「今日はお姉さんが差し入れを持って来てあげたよ~お食べ~」 コジロー「で...
  • 引退、その後
    ――――3年生、春、放課後。 HRが早く終わったので、まだ誰も居ない時間の道場に一人で遊びに来るきりのん。 「お邪魔しますよー…って、やっぱり開いてるんだ。相変わらず無用心だねえここも」 コジローが仮眠を取る事が多いため、道場には日常から鍵がかけられていない。 がららっ、と引き戸を開けて侵入開始。コジローは…居ない。 (まぁ、そんなにいつもいつもサボったりはしないか…あの人も。) などと一人ごちしつつ、空っぽの道場を歩き回る。 もう春だとは言え、まだ冷たさの残る空気を感じながら。 「…誰もいない道場って、こんな広かったっけ…」 考えてみれば2年の春先以来、いつもここには誰かが居た気がする。 コジローであったり、タマちゃんであったり。必ず誰かが居て、自分一人と言う事は無かった。 「こういうのって、なんか久し振りかも…ん?」 ―――ふと、名札掛けの所で足が止まる。 そこには勿論...
  • 66話のその後
    336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/04(金) 22 37 41 ID 25fUlOxO あの後の会話はおおむねこんな感じだろうか 「ぜは・・ ぜは・・・」 「大丈夫かい先生?ほら、水飲みなー」 「の、飲めん・・・」 「最近なにそんなに頑張っちゃってるんですか?」 「・・・・・いに・・・」 「イニ?」 「先輩に・・・・負けるんだ・・・アタマん中で何回やっても・・・・」 「あはは、そりゃあコジロー先生身体なまりまくりですもんねぇ」 「いや、でもさ・・・威厳ってもんがだなあ・・・」 「そんな足の裏プニプニで威厳も何もないでしょー」 「うるせーよ・・・お前らの前でカッコ悪いとこ見せられんのだが・・・それが今日はさ・・・くそ・・・」 「カッコなんてどうでもいいのにー」 「・・・・・」 「それに・・・」 「・・・・・?」 ...
  • 県北予選のその後
    県北大会のあと、会場近くのラーメン屋。 男子組4・女子組5で分かれてテーブルに ダン「ラーメンまだー」 ユージ「栄花くんもうすぐ来るって」 たっくん「ん~~~~~??」 コジロー「……はは。さっきから俺の顔、なんかついてる?」 たっくん「姉ちゃん、この人がホントにコジロー先生?」 キリノ「んーそうだよー?」 たっくん「う~ん~~~~~??」 コジロー「………??」 ”「へい、おしるこラーメン3人前と、バナナラーメン2人前、激甘坦々麺4人前、おまちー!」” コジロー「お、きたきた」 ユージ「はい先生とたっくん、おはし」 たっくん「ありがとうございます。えっと…」 ユージ「中田だけどユージでいいよ」 ダン「早く食おうよ~」 コジロー「よっしゃ、それじゃ…」 ALL『いただきまーす』 キリノ「いやー疲れもふっとぶねー!」 サトリ「おいしいですねえ、ここのラーメン」 ミヤ「あんた…お腹痛かっ...
  • ”その後”の”その後”?
    蝉しぐれが響き渡り、日光は容赦なく照り付ける。 長かった玉竜旗大会も終わり、いよいよ本格的に夏休み。 教師は何だかんだと会議や研修に忙しく、生徒は羽を伸ばしすぎ、更にその仕事量を増加させる。 そういう季節。 とりあえず当面の目標を達成してしまった室江高剣道部は 生徒の(主にサヤの)強い要望もあって7月残りを全休という事にし、解散した。 勉強もしろよ、とは解散前の顧問の言葉であるが、ほぼ全員の耳にその言葉は届いていなかった。 浮かれ気分、というものだろうか。 特に部長であるキリノのそれは尋常ではなかった。 それもそのはず。表彰台にこそ届きはしなかったものの。 今大会の優勝高であり、一回戦で昨年の優勝校である蔦山高を圧倒した 桃竜学院相手に大接戦を繰り広げ、あわや、という所まで行ったのだ。 無名であった室江高校の名声は、そしてその立役者の大将・川添珠姫の雷名は全国中に轟いた。 キリノは鼻が...
  • メニュー
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  • タマキ←ユージ、その後
    タマキをおくって自室にて 「あーーーなんか俺やばいかも・・・」 祭りのときの自分の言動を改めて思う。 あんなの告白してるようなもんじゃないか・・・ 「いや!ちがうんだ!タマちゃんはそんなんじゃなくて・・・!幼馴染で!」 いまだ自分の気持ちに首をふるユージ。 「いや、というか実際タマちゃんは俺のことどう思ってるんだろ・・・?」 そんな疑問が頭に浮かぶ。 実際タマキは恋愛初心者。 異性を意識することはあるだろうが、好きになったりはないのではないだろうか。 「・・・・・・」 自分で自分の考えに自滅したユージは、寝よう、といってベットにもぐった。 そのころタマキというと 「手・・・つないでかえっちゃった」 タマキがユージを意識するようになったのはこの間。 キリノの一言 『ユージくんも男なんだよ?』 そんな一言に何も考えられなくなった。 そんなのわかっていた。ユージくんが男だってことくらい...
  • 7巻P178その後
    847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/28(金) 02 18 24 ID FlxSgu8P あの後の会話… 短髪子「…キ、キリノって、石田先生と仲良いよねーあはは」 長髪子「そ、そうだよねえ~」 キリノ「よくないよぉ!あたしのエビフライが~うう~」 短髪子「(…この子って。)」 長髪子「(気付いてないの…かな?)」 キリノ「あれ?二人ともどったの?それでさー聞いてよさっきの、コジロー先生ってばさー.......」 短髪子「”コジロー先生”、ねぇ…」 長髪子「よっぽど親しくないと、そんな呼び方しないわよね…」 キリノ「自分の足の裏ぷにぷにのくせにねー..........ね、聞いてる?」 短髪子「聞いてるよー(おノロケトークをね)」 長髪子「…聞かされてるって感じかしらね?」 キリノ「はにゃ?」 短髪子「…まあ、あ...
  • 小ネタ・妄想・AA
    ...8のさらにその後 引退、その後のその後 十年後の惣菜ちば コジローの風邪と世話焼きサヤ キリノの風邪とお見舞い 水着にまつわる何やかや 負けるのって悔しい? 69話の展開予想 キリノのマイ引き出し みんなの最終回 おしくらまんじゅう キリノとタマハウスの子供たち? ・9スレ目 バレンタイン争奪戦 娘たちが俺に似ないんすよ… 未来人その1 吉コジ、とは。 そうざい日誌part7 ラーメン屋への道のり 室江家・家族の語らい キリノの子育て日記 公式人気投票結果発表・前哨戦 鎌崎その後と頼ったり頼られたり サヤのやきもち ささやかな誤解 策士・吉河 覚醒めたコジローと惣菜屋の娘 実際くっついたら…? 「あたしの為に」の神通力 キリノと石田家の人びと コジローと千葉家の人びと 三国志風 千葉家の喧騒 ・10スレ目 そうざい日...
  • キリノスレSSまとめ
    キリノスレに投稿されたSS等を(ほとんど個人的に)まとめています。 現在進行中の連載作品 長編(レス数10を超えるもの) 中編(レス数3以上10未満のもの) 短編(レス数1~2のもの) 現在進行中の連載作品とお題 サヤとたっくんと 白手拭い サヤとサトリの夢冒険 覚醒レシピ 鈍感×2と修羅×2 ”その後”の”その後”? 長編(レス数10を超えるもの) ・2スレ目 【2年次】続とりかえばや物語 ・7スレ目 【2年次】部長さんと副部長さんと ・15スレ目 【3年以降】仲直りとその先にあるもの ・18スレ目 【3年以降】守るべきものと守りたいもの ・19スレ目 【3年以降】欲しいものと失いたくないもの(守るべきものと守りたいもの後日談) 【3年以降】絆とシンクロ ・24スレ目 【2年次】夏とお祭り ・29スレ目 【2年次】なでなでと...
  • DVDオリジナル版14話のその後
     5人そろって団体戦もできるようになったし、合宿までやるなんて本当に部活動っぽくなってきたかな。  部活からの帰り道。キリノは、そんなことを考えながら家路を辿っていた。  手に提げた袋の中には、破裂したコジロー人形の破片が詰め込まれている。 あとで、修復しなくちゃと思いながら歩いていると、いつの間にか家についていたようだ。 「ふう、疲れた~」  部屋に入って一息つくと、キリノはちらりと机の脇を見る。そこには、等身大の打ち込み人形が立っていた。  胴衣はもちろん、室江高剣道部のもの。そして、そこに刺さっている人形の頭は、 リアルな、というより微妙に美化されているコジローのものだった。  それは、手提げ袋に入ったいい加減なコジローの人形とは違い、部活で使ったような リアルなキリノたちの人形同様に、細部まで手が込んでいる打ち込み人形だ。 「作るの飽きてきちゃって~なんて、言ったけど実は作って...
  • 7巻P178のさらにその後
    180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/25(金) 19 39 04 ID oxH8M81V キリノ「もー、コジロー先生ったら、エビフライ取るのやめてほしーよねー。」 短髪「(あんたのしか取らないけど)だったらエビフライ2つ入れといたら?     そうすれば、一個は食べられるでしょ。」 翌日 短髪「あんた、なんでフォーク2つ持ってきてんの……」 左手と右手、それぞれのフォークにエビフライをさすキリノ。 コジロー「お、キリノ。またエビフライか。もらいっと」 キリノ「あー、先生2つもとった~」 長髪「わざとね!? わざとなのね!?」
  • 村越杯、その朝
     ―――ジリリリリ。ピッ。  まだ朝靄がけむる、鳥の囀りの声が聞こえ始める朝の4時。  今日はいつより少し早い、私の一日がそこからはじまる。  起きて、顔洗って、歯みがいて、それからそれから、大仕事だ。  …なにせ、今日はお弁当を二人前こしらえて、さらに誰よりも早く会場に着いてなきゃいけない日なのだ。 「紀梨乃、もう起きたの?今日は早いのねえ」 「あ、お母さん。うん、今日はちょっと大会があるからね~」 「あ~あ、お店がお休みだったら紀梨乃の試合観に行くのにぃ」 「もぉっ、いいってば… 朝ごはん、まだだよね?私お弁当と一緒に作るから、キッチン使っていい?」  さすがにまだ、紹介はできないもんね… おっと、余計な事考えないで集中集中。  こんな事で惣菜屋の名前を落とすわけには行かないよね。うーんと今日は何にしようかなあ。ええっと…  …そう言えばコジロー先生の好きな物って、何だろう? 「...
  • ユーキリ、その2
       タマちゃんが高校卒業するのと同時にコジローとゴールイン。    流石に元教師と元教え子なので結婚式はささやかに身内と剣道部だけで。    盛り上げ役に徹するキリノ。    そんな二次会の夜、キリノはふらりと外に出た。 サヤ(キリノ……)    キリノの気持ちを知ってるサヤ、追いかけたいがミヤミヤの絡み酒に捕まっていた。 キリノ「はぁ~…」 ユージ「どーした、キリノ元気ないぞ!……って、コジロー先生風に言ってみたんですけど、似てませんねやっぱり」 キリノ「ユージくん?」    二人分のジュースを自動販売機で買うユージ ユージ「キリノ先輩の好きな人、知らないのはコジロー先生ぐらいですよ」 キリノ「へ?えっ!…な、なんのことかなぁ~……あはは」 ユージ「タマちゃんも……キリノ先輩がいるのに、先生と付き合っていいのかな私?って俺に相談したぐらいですから」 キリノ「...
  • 鎌崎その後と頼ったり頼られたり
    530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 15 10 ID UpOVVxYi 先輩との試合が終わって鎌崎高校をお見送りした後、お着替え。 ユージとダンはすぐ出て来たのに、コジローだけ遅い。 「なんか中でヘタり込んでたみたいですよ、  大丈夫ですかって一応聞いたんですけど…」って言うユージに、 心配したタマが慌ててドアを開けようとするんだけどそれを制して 「あー、まあまあタマちゃん、今は開けないでおいといたげてくれるかな?」って言うキリノ。 自分が見てるからってみんなを先に帰らせて、ドアに凭れて座って。 そのまま中ですやすや眠るコジローと、嬉しそうに待つキリノでヒキ。 このくらいまでならあるんじゃないか… いや、あってもいいよな? 531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 31 5...
  • 男の勝負と結果の夜
    ――――――――――――――――――――――――――――――― □送信フォルダ  ┗□下書き← 宛先:kojiro@****.ne.jp 件名:こんばんわ 本文:キリノです。今日はお疲れ様~     他の高校で練習試合するのっていつも緊張しますねー     でも、皆もいい経験が出来たと思うし、よかったよかった!     センセーと石橋先生の試合も、結果はあんなだったけど…     でも、うん。あたし的には先生、けっこうカッコ良かっ ――――――――――――――――――――――――――――――― ―――――ぱたん。 そこまで勢いよく鳴り響いていたプッシュ音が突如として止み、閉じられるキリノの携帯。 同時に自室のベッドにばったりと倒れこむと、空の方の左手を力いっぱいに横に振る。 「いや……ナイナイ。ナイから」 流石にそれは行き過ぎだろう。変な誤解をされてしまってはこの先の人間関係に影...
  • その後に待ち受ける、絶望そして希望
    80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/25(月) 19 01 44 ID 3oEJZi7w 剣道漫画なんか始めて大丈夫なのか…    ↓ キリノかわいいなハァハァ    ↓ なんか先生といつも一緒にいね?弁当とか、作ってあげてるのかな。    ↓ 以心伝心してる…思考や行動がシンクロするってどういうこっちゃ    ↓ 5人揃ったし、そろそろ終わっちゃうのか…ん、IH?何それ    ↓ トランスキリノきたー、なにこの信頼関係!それとサプライズって?    ↓ ドラマCDすっとばしてアニメ化かよ!続くのか!?    ↓ 「彼女ですか」「あたしの為に」(*´д`)ハァハァ.....    ↓ 原作も盛り上がって来たねー    ↓ エビフライワッショイ!!エビフライワッショイ!!    ↓ 「―――頼む、キリノ!」「(んむ~?)」(*゚∀゚)=3ハァハァハ...
  • ”934の夢の続きと俺の妄想”
    933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 14 34 ID gRbAhXh/ 「最近コジロー先生カッコよくなったよねー」 とか言う同級生の会話を耳敏く聞いていて、 違和感をおぼえたきりのんが鎌崎までの道中でサヤに相談する夢を見た。 934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 16 01 ID gRbAhXh/ 以下その内容。 キリノ「別にそんなに変わってないよねえ?」 サヤ「いや、あたしはちょっとは分かるけど」 キリノ「えーどのへんがー?」 サヤ「…頼り甲斐が出てきたんじゃない?」 キリノ「つい今でも靴やズボンにガムべたべた付けててだらしないけど、あと、切符のお金まだ…」 サヤ「じゃあ、んーと、最近授業がマトモ」 キリノ「それって教師として当たり前のことなんじゃ…」 サヤ「何か素...
  • キリノの十戒
    210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/13(火) 23 51 49 ID mQhGgplp   キリノの十戒 1 私の青春はだいたい高一の春から高三の秋。あなたと離れるのが一番つらいことです。   どうか、顧問をやめる前にそのことを覚えておいて欲しい。 2 あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。 3 私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。 4 私を長い間ほったらかしたり、空腹だからと帰ったりしないで欲しい。   あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。   でも、私にはあなたしかいないから。 5 話しかけて欲しい。心の言葉でも、あなたの声は届いているから。 6 あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。 7 他の生徒のパンを貰ったり、先...
  • 新八とメガネとユージ
     その日、たまたまテレビをつけてみたら放送されていた「銀○」というアニメ。  噂では聞いたことのある珠姫だが、内容が珠姫にとっては過激なうえに危険だったので避けていたアニメである。  本当ならチャンネルを変えようとしていたのだが、勇次の声にそっくりな声が聞こえてきたので視聴することにした。 (このユージくんにそっくりな声を出すキャラ、ツッコミ担当なんだ。ユージくんにちょっと似てる。でもカッコよさはユージくんの圧勝だけど)  結局最後まで「銀○」を見てしまった珠姫だが、いつの間にか癖のある感じが病みつきになってしまった様子。  次の日、部活帰りに近くのレンタルビデオショップで「銀○」をリリースされてるDVDを全てレンタルしてしまった。  夏休みということもあり、時間にもそれなりに余裕があったので貸し出し期間をオーバーすることなく全て見終わってしまった。  そして珠姫は「銀○」を全巻購入す...
  • ○○レシピ、その始まり
    467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/24(木) 23 05 24 ID LmdgnJSS ところで目覚めた今でもやはりコジローは弁当をたかっているのだろうか やめたんだろうなあ、やっぱり。んでちょっとキリノが寂しくしてそう。 ん?そういやエビフライって覚醒後?覚醒前? 絶妙に後のような気もするけど… 472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/24(木) 23 21 09 ID YNh0Iwsw 467 いくらコジローが真面目になったとしても炊事とかが出来る様に なるわけじゃないし、腹が膨れるわけでもない。当然たかってると 思われる。まあそれで恵んでもらえるのもある種の人徳だしな。 482 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/24(木) 23...
  • いちゃいちゃ四十八手 第4手 指をからめる
    「…まぁ、なるようにならーな」 言葉面とはまるで正反対の、力無い声で彼は呟いた。 その隣でそうですね、と相槌を打ちながら。 「でも、もしこのまま取れなかったら…」 まじまじと、くっついた手の平同士の甲を見遣ると。 明確に不安の意思を覗かせ、彼女はこう言った。 「どうします?」 ―――――時間は、少しだけ遡る。 その時、道場には既に全員が揃っていた。 もはや定例となった観のある懇親昼食会の、よくあるひとコマ。 異なることはと言えば、いつもなら臭いを嗅ぎつけて目を覚ます顧問が、 今日はまだ道場の隅で眠ったままである、といった事くらいであろうか。 どうやら試験が近いのでこの所徹夜続きらしい。 そっとしておいてあげよう、と、部長が言うまでもなく全員がそれに倣うと。 これまたいつもの出来事である、弁当箱を開けた聡莉の悲鳴が轟き、 今日は何事だ、と全員がそれに注目する。 「うっうっ、わ、私のご...
  • あれから1年
    「んー、結局今日って何のお祝いなんだろうねえ?」 「さあ……まぁ行ってみれば分かるんじゃない?」  なつかしい校門をくぐりながら、キリノがつぶやいた。  卒業からまだ一月も経たない4月のはじめ。  二人の元に後輩から祝賀会の招待状が届いたのが少し前の事。  卒業後の二人の進路は、サヤはどうにか進学して、大学へ。キリノは… 「……で、あんたらはその後どうなってるの?」 「えへへ、まあぼちぼち?」 「あーもう、羨ましいねえ」  取り合えず、家のお店を手伝いながら、花嫁修業。  コジローの方はそれには少し渋ったが、キリノの方の意思が固すぎた。 「6月には呼んでよねー」 「勿論だよう……あ、電気点いた」  話しながら歩いていると、遠目に見える見慣れた道場に、光が灯る。  ほんの数ヶ月前まで毎日のように通っていた場所も、離れてみれば少し懐かしく思える。 「サヤ、行こ!」 「はいはい」  それと同時...
  • 小説の銭湯を補完しよう、という試み
    ”かっ、ぽーん。” 厳しい練習に耐え、そして過酷な大食い対決を終え… 制服を脱ぎ捨てた五人は、まず湯舟に飛び込みたい気持ちで一杯であった。 だがしかし、少し待って欲しい。 ご飯を食べる前には、感謝の気持ちを両手に合わせるように。 プールに入る前には、入念な準備運動が欠かせないように。 銭湯には、銭湯なりの、東西問わずどこの名湯・秘湯にも共通するルールと言う物がある。 湯舟に浸かる前に、まずは洗い場にて、一日の汚れを落とし尽くす事。そして入る前には必ず掛かり湯を。 その流儀が分かってないような悪い子は、うちの湯に浸かるには10年早い! …とは、銭湯「うみねこ」の名物・番台のおばちゃんの言である。 当然、良い子揃いの室江高校剣道部にはそんな悪い子は居ない。 そう…伝統の洗いっこ、の開始である。         ※        ※        ※        ※ ごぼ、ごぼ、ごぼっ。...
  • 教師の犯した罪
    434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/27(水) 01 42 40 ID Q9Hl1acQ コジロー… ttp //sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080825/crm0808252045028-n1.htm 「借金できた…」教師が生徒に30万円借りる  静岡県教育委員会は25日、女子生徒から30万円を借りるなど教員として不適切な行為があったとして、 県立高校の男性教諭(33)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 県教委によると、教諭は4月上旬、自らが顧問を務める委員会のメンバーの女子生徒に「借金が急にできた」と相談。 この生徒から5月下旬までの3回にわたり計30万円借りた。 生徒は「信頼している先生が困っている」と考え、お金は自分の貯金から下ろしたという。 その後...
  • 夕暮れ時の公園にて
    230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 15 14 25 ID 3R9/Bv8L 10年ちょい前くらいの皆を夕暮れ時の公園に集めてみる 入りたての剣道部の練習で疲れ果ててベンチでヘタり込むコジロー 入院してるお母さんに花を摘んであげるタマキ 砂場で芸術的な城をこさえるキリノ うっかりそれをぶっこわすサヤ コタローを散歩に連れて来て、ダンくんに驚くミヤミヤ まずコタローに驚いてるユージ そうと知らずにブランコで大回転中のダンくん おさんぽ中に持病の癪を起こして苦しむじいちゃんにわたわたするさとりん 231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 16 04 35 ID W4SsoVhO なんか、城壊されたキリノは別にどって事ないのだが うっかり壊してしまったサヤの方が傷付いてそう 234 名前:...
  • 痴話喧嘩、再び
    クーラーの効いた職員室から一歩外に出ると、 もわぁっ、とした生暖かい空気が身体の表面にへばりつく。 それと同時にジジジジ、といつまでもうるさい蝉達の鳴き声が耳を劈く―――季節は、初夏。 (――――暑い暑いと思っちゃいたが…もう完全、夏だよな。) 自然と道場に向かう足取りも、重くなる。 廊下をのそのそ歩いていると後ろからタタタタ、と勢いよく駆けて来る上履きの音、と―――いつもの声。 「センセー、練習行きますよ!ほら急いで急いで」 そのままぐいぐいと自分の背中を押し出す声の主は当然、キリノ。 その両腕は、おっ、おい、と戸惑うこちらの反応など見ちゃいない。 そのままドドドと、道場まで導かれるかに見えた2つの足音は、しかし。 2階の渡り廊下の手前で急に動きを止める。 「……どうした?」 そのまま、勢いに押し出されたように2歩3歩と歩みを進めると、 後ろの自分を押して来たキリノはそこに立...
  • 石橋先輩と吉河先生
    屋台にて。 「こんばんは」 石橋が顔をのぞかせると先客、いや待ち合わせ相手がいた。 「こんばんは」 「合宿以来でしたか」 「そうですね」 そう言って微笑むのは吉河教諭だった。 「それで、話ってのは」 屋台の主人に酒とつまみを適当にみつくろってもらい、石橋が吉河教諭から2人分くらい空けて座る。他意はない。 「石田先生のことです」 石橋が出された酒を一口つけ、吉河教諭の方に向き直る。 「……あいつ、やっぱり辞めちまったんですか」 「はい」 吉河教諭がきゅっと膝の上の手を握り締める。 「石田先生は教育者として立派だと思います」 辞職のおかげもあったのか、問題の2人も新しい部活に入ることができた。決して生徒だけのせいにはしなかったのだ。 「それでも、残された人達のことをもっと考えてほしかった」 石田先生が辞めたことを告げてからの彼女は見ていて痛々しかった。剣道部の苦楽をずっと共にして、これからだ...
  • サトリレポート
    道場の雰囲気が妙です。 こんにちは、東聡莉です。ただいま剣道場の隅っこで素振りとかしてます。 えーと、この間から微妙に部内の雰囲気が変なことになってます。具体的に言うとこの間の大会から、ですけれど。 その原因となっているのは部ナンバー1とナンバー2の二人…はい、タマちゃんとユージくんです。 もうちょっと的確に言うと、原因なのはユージくんであり、そのせいでタマちゃんの様子が変なのです。他のみんなは二人の妙な空気にあてられてなんだかそわそわしています。 あ、またタマちゃんがユージくんを見てます。なんだか怒ってるような不貞腐れてるような恨みがましいような、なんともタマちゃんらしくない表情ですね。 しかしユージくん、気付いてません。素振りをしてますけど、心ここにあらずといった感じです。これもユージくんらしからぬ態度ですね。 おっと、気付いてもらえないことに業を煮やしたんでしょうか、タマちゃんがユ...
  • 虎を梳いてねこに似る
    ”ズズズズズ…” 午前の授業が終わり、いつものようにカップラーメンを啜る、お昼休みの職員室。 その貧相な食事にも拘らずコジローの胃袋は、未だ残る昨日の寿司の満足感で満たされている。 スープまで飲み干し一息つけば、次の授業までは少し長い、寛ぎの時間。 …しかしそんな憩いのときを破壊するものは、彼の後頭部のおよそ斜め45度から飛来しようとしていた。 ぐさり。 コジローの頭頂部にブッ刺された…いや、立てられたブラシは、 そのまま頭皮をなぞり、彼の髪を一定の方向に整え、そして降りる。 「なっ、何しやがる…キリノ」 「いえ…先生一人だけ祝勝会してないのも、可哀想かなあって」 祝・勝・会――――― 町戸高校との練習試合に見事勝利を収めた彼女ら戦乙女たちは、その勢いでそんなものを開いていたらしい。 らしい、というのは、コジローはその場にいなかったからだ。 ...
  • 恋の罠仕掛けましょ
    「う、う~ん、もう朝か……」 外で鳴くカラスの声で目が覚めるとコジローは大きく伸びをした。 そして、隣をみて固まる。 そこには裸のキリノが穏やかな顔で眠っていた。 猫口をむにゃむにゃさせながら、なにやら幸せそうに夢を見ている。 しばらく、固まってからコジローは辺りを見渡す。 もちろん、そこは、自分のアパートだ。 待て、冷静に考えるんだ。きっと、これはよくあるギャグでなんか 色々変なことがあって偶然こうなったんだ。そうだ、きっとそうだ。 酔っ払って、倒れちゃったとかで…… そんな風に、コジローはグルグルと思考をめぐらせて血の気が引いた。 「駄目だ。どう思い出しても……完全にやっちまった」 もう一度、コジローは思い返す。 たしか、サヤとキリノがついに剣道部から引退する時期になったので、 お祝いにどこかで飯でもおごってやるってことになったんだ。 そしたら、サヤのやつ「あたしはいいですから、...
  • 導く者と支える者
    ”この世に、本当に大切な物を見つけられる人が、どの位いるだろう?” 自分にとっては、それはきっと剣道。 ……であり、それを共にしてくれる友達や先生。 そして、温かく見守ってくれる家族や、他の友達。 でもそれはおそらく、大抵の人にとっては「誰か」一人のことであったり、 また「何か」一つの事であったり、するのだろう……たぶん。 (―――自分は、幸せ者だ。本当にそう思う。………じゃあ、あの人は?) 何度も相手の人と向かい合っては、あっという間に打ちのめされ… その度に蹲り、倒れ、それでも何度も立ち上がり、また竹刀を握る。 起き上がり小法師のように、他人が見ればひどく滑稽にも映りかねないその姿から、何故か目を離せない。 二人の間にそびえる実力差は、とてもその次元には及ばないキリノの目から見ても――― いや、道場内にいる誰の目から見ても―――歴然だったであろう。 しかし、それでもあの人は。コジ...
  • かつての昇龍旗
    「…来たか、コジロー」 剣道部の部長だと言う男の子に連れられて、やって来た道場でまず最初に聞いたのは。 コジロー先生の先輩…石橋先生のそんな、低くて重々しい呟きだった。 それを聞くと同時にコジロー先生の空気が変わったのをあたしは見逃さない。 ああ、あの時と一緒なんですねえ、先生。 ▽▽▽ ―――もう何年も前の事。あたしがまだ8歳くらいだったかな? たまたま仕出しの仕事をする叔母さんに付いて行った先の剣道の大会で、 ぼけっとしていて叔母さんとはぐれたあたしは、何故か変なトコに迷い込んでた。 「ん…お嬢ちゃん、ここに何か用か?」 そこは会場の一角の、どこかの学校の待合所のような所だった。 心細くは無かったと思うのだけど、他の人にはそんなふうに見えていたのかも知れない。 質問にふるふる、と首を振るあたしに、声を掛けてくれた優しそうな坊主頭の人が続ける。 「じゃあ、迷子か。弱ったな、お...
  • タマ姫じゃ~っ!
     時は元禄から宝永に移り変わる少し前。将軍綱吉の治世によって、日ノ本の人々は太平を謳歌していたという。 そんな時代のある地方、ある場所に川添藩という藩があったそうな。 その藩は、人々からの信頼も厚い藩主・川添三十郎が治める豊かな藩であった。 藩主は、正室・椿をたいそう愛していた。また、その間に生まれた姫・タマキを、それこそ珠のように大事に育てていた。 そのため、許婚である中田藩の跡取り息子、中田勇二とタマキとの仲はなかなか進展しなかったそうな。 今回は、そんな忘れられた時代の忘れられた逸話を紐解いていこう。  始まりは、何の変哲もない春の日の午後である。 中田藩の息子と数人の供を連れて、川添城のお姫様は歌舞伎を見物に来ていた。 手には、この時代の浮世絵師・谷口悟郎丸が執筆したばかりの最新浮世草子「浮世絵と夢(どりいむ)」が収まっている。  このお姫様、歌舞伎が大好きで今でいうオタクであっ...
  • 県北予選のひとコマ
    「よぉしっ、気持ちよく寝てるコジロー先生はそっとしておいてあげて、会場に戻ろう!」 キリノの号令におー、と応え歩き出す剣道部の面々。 ―――しかしその道すがら、キリノが忘れ物に気付く。 「あ…ごめん、ノート忘れて来たよー、先いっててー」 これにもまたおう、と答え歩を進める残り6人。 走ってビニールシートに戻ると当然まだコジローは寝ている。 ハァハァと肩で息をしつつもその寝顔を横目でちら、と見やると。 「……ふっふ~、無防備っすねえ、センセー?」 そのままノートを手にし、立ち去ろうとするが… 少し好奇心が首をもたげ、ちょこん、とコジローの隣に座る。 「剣道家の顔じゃないなあ…ふふふ」 キリノが指で目の下をつんつん、と突くとうん、と顔を逃がすコジロー。 その仕草のあまりの可愛らしさに、さらに一突き、二突き。 顔をぐっと近付け、ふふん、とその寝顔をまじまじ、鑑賞していると――― 不...
  • 最終回その日の夜
    639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 16 00 18 ID w9EM8DqN 最終回その日の夜 キリノ「たっだいま~」 母「おかえり、キリノ。ちょっと、どうしたのそんなにニヤニヤして」 キリノ「おりょ~、そんなにニヤニヤしてるかな~?」 たっくん「ただいまー、うわ、ねえちゃんが超気持ち悪いくらいニヤニヤしてる!」 いもーと「なんかいいことあったの~?」 キリノ「ええ~、別にないよ~。」 コジロー「すみませーん、誰かいませんかー」 キリノ「あ、あれ? この声はコジロー先生。せんせーどーしたのー」 コジロー「お前、部室にカバン忘れてるから届けにきてやったんだよ。       大丈夫か、帰るときボーっとしてたからさ。……すまんな心配かけたみたいで」 キリノ「いやいや、もー、ちょー消しっすよー。えへへへへ」 覗き込んでる母親たち いもー...
  • 寿司か、メンチカツか(アニメ編)
    「…まだまだこれから、だろ?―――きついのも、夢中になるのも」 「そうっス、ね…」 ―――半年前、終わったはずの俺の剣道。 だが、それはそう思い込んでいただけで……本当は、何も終わってなどいなかった そう、これからだ。俺の剣道も、教師生活も。全ては、これから。 だが、その前に……どうしても片付けておかねばならない、懸案が一つ。 先輩と飲み別れると、意を決して、携帯のボタンに指をかける―――相手は。 「……キリノか。俺だけど―――明日、話したい事があるんだが」 ▽▽▽ 「……で、お話って何っすか?センセー」 時間は放課後の練習が終わった、さらに後。 格子戸から差し込む光に、夕暮れが迫るのを感じる道場で―――向かい合う、俺とキリノ。 今日一日の、俺に対するキリノの態度はやはりどこかツンとした物を含んでおり… 昨日は勢いであんな事にはなってしまったものの、一日明ければ…当然だが、心から...
  • りはびりてーしょん・その前と後
    (おりょ、竹刀…割れてる) キリノがその異変に気付いたのは、 昇龍旗に向けた練習の日々、その締めの地稽古の途中だった。 「センセー、ちょっと竹刀替えてきていいっすかー?」 「なんだ、割れたのか?…しょうがないな、丁度キリもいいし、休憩にしよう」 『はーい』 皆がそう言うとすぐ、用具室に入り、竹刀入れから出来るだけ新しいのを、と物色するキリノ。 (なんだか、傷んでるのばっかりだなあ…) 代々の先輩方が置いていった竹刀も、もう殆どがボロボロになるまで使い込まれている。 それはとりもなおさず、ここ数ヶ月の部の充実振りを物語っていた。 しかしそれが同時に、キリノの胸を締め付ける。 (…これで…よかったん、だよね。) まだ胸中の複雑な思いは抜け切らないが、それは自分で決めた事。 納得してくれたとは言え、結果として二人を切り捨て、部の存続を決めたのは…己自身なのだから。 自分たちはあの二人...
  • 出歯虎と初恋の人
    (4巻P61からの展開です。) コジロー「―――俺が探してくる!うおおおおおっ!」(ダダダダ) サヤ「あ~あ、行っちゃった。キリノの友達に迷惑かけなきゃいいけど…」    △   ▽   △   ▽   △   ▽   △   ▽   △   ▽ コジロー「あーいたいた!おい、キリ…」 旧友A「でさーキリノ!その後どうなったの?」 旧友B「そうそう!卒業式の時主将に告られてたよね?」 キリノ「……えっ。ちょっ、何で知ってるの?」 コジロー「!!」 コジロー「(―――なっ、何を隠れてんだ俺は?)」 旧友B「そりゃあまあ…ねえ。道場の裏でなんてベタだし…」 旧友A「何か無骨って言うか、変な人だったけど……いい人だったよね、しゅしょー。男前だったし」 キリノ「うん、いい人……だよね。うん」 旧友B「おお、その反応~」 旧友A「うわー、キリノに先越されちゃったかぁ」 キリノ「う~...
  • 仲直りとその先にあるもの
    まだ桜の残る陽春の候。その土曜日の、朝。 普段なら休日返上の朝練に忙しい時間なのだが、今日は誰もおらず、からっぽの道場。 その隅の壁に掛けられたカレンダーには今日の日付に”丸”がつけられている。 既に道場の外には部員が揃っており、あとは一人を残すのみだ。 「…おはよう、ございます」 そして、最後の一人、エース・川添珠姫の到着を受け――顧問が号令を飛ばす。 「よっしゃ、行くぞ!鳳凰旗!」 ―――新生室江高校剣道部の、新たな門出の日である。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ……であった、筈なのだが。 その号令を発した当の顧問であるコジローは。 学校を出て、最寄りの駅に辿り着くまでの区間… 復帰早々いきなり己に降りかかった難題にひたすら頭を悩ませていた。 (……なんだろうな?) コジローが...
  • ユージ(ユータマ)スレSSまとめ
    ユージ(ユータマ)スレに投稿されたSS等を(ほとんど個人的に)まとめています。 シリーズ連載中のもの 中長編(レス数3以上のもの) 短編(レス数1-2のもの) 小ネタ AAネタ シリーズ連載中のもの 室江高のバレンタインデー ユージ、タマ、ウラのターニングポイント2 中長編(レス数3以上のもの) ・3スレ目 お風呂タイムと最低ユージ ・4スレ目 ユージ×青木 タマにやきもち タマと夢 お酒とタマの変化 タマキ←ユージ タマキ←ユージ、その後 ・5スレ目 墓参りと約束 名剣士っスか!?タマちゃん!! 「変わっていくもの」と「変わらないもの」 初恋アンリミテッド 勉強会 ヒューマニストとエゴイスト タマ姫じゃ~っ! お昼のラジオとお悩み相談 ・6スレ目 剣道部と校内新聞 初恋アンリミテッド 第2部 いつでも君は ・7スレ目 ユ...
  • 壁耳さんと障子目さんと
    side 「だれもが」  インターハイ県北予選を前日に控えた某日。  早上がりの為、既に稽古を終えた面子は次々と着替え、そして――― 「サヤ」 「はいな」  いのいちに出て来て、練習の分の栄養を補給していたサヤに顧問であるコジローの声が掛かる。  余談ではあるがサヤ、と言うのは彼女の渾名であって本名ではない。 (―――まあ、もう慣れたもんだけどね)  生徒を気さくに、渾名で呼び捨てる先生―――  ともすれば古い熱血ドラマのようなクサみを持った教師像を想像してしまいがち、なのだが。  凡そそういうものともまた縁の遠い位置に、彼はいた。  しかし今日、彼が発する声のトーンには普段のそういった軽さは少なく、剽軽さが僅かに感じられるのみだ。  いわく。 「明日は―――しっかりしなきゃ、だめだぞ」 「…失礼な。いつもしっかりしてますよ!」  反駁するこちらの態...
  • セクハラ石橋
    615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/11(火) 12 26 52 ID eUQ1QSs6 きりのんの美乳で骨抜きにされるコジローが見てえ 617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/11(火) 13 03 20 ID 4YqM6gn6 615 次の練習試合での先輩とキリノの会話がこんな。 石橋「(おい君、コジローの奴なんで今日はあんなに発奮してるんだ?)」 キリノ「(むっふっふ、私もよく知らないんですけどね、最近気合入ってるんですよ~うちの先生)」 石橋「マジかよ…何でまた。え~、ごほん。(…君のその、形のいいおっぱいにでも釣られたか?はは)」 キリノ「うぇ!な、何!?(…セクハラっすよぉ~、てか、先生のお知り合いって皆そんなのばっかですね)」 石橋「…ほーう?(はは、まあ、そういう事にし...
  • その癖が直るまで
    キリノ入部当初 コジロー「(千葉キリノか、経験者だけあって足捌きの基本は      出来てるし、中々に筋がいいな。ただなんか変な      癖があるな。)おーい千葉、ちょっとこっち来て      素振りしてみろ。」 キリノ「は~い。」 びゅん、びゅん コジロー「う~ん。」 一学期前期 コジロー「(分かった。たまに腕だけで竹刀振ってるんだな。)      おい、キリノちょっと来い。お前は腕だけで竹刀を      振る癖がある。ちょっと俺の素振りを見てろ。」 キリノ「は~い。」 ぶん、ぶん コジロー「こうだぞ。」 キリノ「わかりました。やってみます。」 一学期後期 コジロー「(あれから一時は直ったかに見えたのにまた戻ってる。      口でなくちゃんと手取り足取りで教えた方がいいのか?)      キリノー、ちょっと来い。」 キリノ「は~い、何すか?」 コジロー「また手だけで竹刀振ってるぞ...
  • タイムスリップとそうざい屋
    「お父さん、ほらほら起きた、起きた!」 「ん、んん~、もう少し寝かしてくれよ……」  もにゃもにゃと口を動かしながら、コジローは自分を起こす声にこたえた。 だいたい、今日は日曜日じゃないか、まったく。そんなことを寝ぼけた頭で考えながら、 もう一度まどろみのなかへ落ちようと思考を闇の中へ落としていく。 そもそも、お父さんってなんだよ。俺は独身……。 「って誰だぁー!!」 「あ、起きた」  コジローはガバっと飛び起きると、自分を起こした声の主のほうを見る。 そこには、小学生くらいの少女がニコニコと笑っていた。名札には「いしだ」と書かれている。 顔は、とてもかわいい。かわいいがどこかで見たことがあるような気がする。 それも、すごく身近で。 「おかーさん、おかーさん! おとーさん、起きたよー」  少女は、コジローが起きたことを確認すると、パタパタと部屋から出て行ってしまった。 コジローは、冷静にな...
  • 覚醒レシピ
    ”*1,007-” 何かの端数、ではない。 コジローの預金通帳、その現在高―― つまりは、彼の持ち得る資産、そのほぼ全てである。 今月の給料日まで、残り10日。 (……さて、どうしたもんか、石田虎侍。) ―――しゃんとしなくては。 取り敢えずは、そう決めた。 それが彼の目指す「大人の強さ」その第一歩…のはず、だった。 だが、現実に目を向ければ、問題は堆く積まれた山のように屹然とそこにある。 家計簿をつける取っ掛かりになればと思い、レシートは残し、週末には通帳記入をするようにもした。しかし―― (これはビールの特売日、これもビールの特売、こっちはビデオの延滞…って、おい。) まとめて記帳された実に76件ものカード取引件数、その日付と引き落とし金額は… 己の金遣いの荒さ、ムダさを如実に物語っていた。 (……とりあえず、酒は控える、として…問題は食い物だな…) ちら、とキッチンを見...
  • 10巻の某挿絵のネタ
    321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/03(金) 22 59 44 ID ZgZzwRxK 10巻の某挿絵のネタ 「う~ん……やっぱ、ムリかなあ」  つま先立ちにラケットの先で木の葉を揺らしながら、キリノが言う。 「届かないってー、もう諦めよ?」 「ごめんねー、私のせいで」  シャトルを打ち上げた長髪の少女が詫びた。 「でも、っと。学校の備品失くしちゃマズいでしょ、んっ……と」 「―――なにしてんだ?」  後ろからのその声に反応し、わ、とキリノは転びそうになった。 カカト立ちでそのまま二三歩後じさると、その背中をぽん、と抑える力が働く。 「大丈夫かよ」 「およ、コジロー先生」  彼の到着に、途端に表情を変える友達二人。  ニヤニヤと笑みをこぼすと。 「じゃあお邪魔だし、あたしらはこれでー」 「そうだね」  と帰ろうとすると、待てよ、とコジローの方...
  • ぷにぷに ぷにぷにぷにぷに
    岩堀を追い返した後、勇次は一つ息を吐いて気を抜くと振り返った。 隠れるように背後に立っていた珠姫に安心させるように微笑む。 「大丈夫だった? タマちゃん」 「あ、あの、ユージくんありがと……」 上目遣いに勇次を見上げながら、おずおずと言う珠姫。 その頭をぽんぽんと撫でた勇次は珠姫の小さな手を取った。 (アイツ、タマちゃんの手に気安く触って……) ぷにぷにとした柔らかな手触りと、竹刀タコの硬い張り。 しっとりと柔らかな質感を、勇次はすりすりと撫でながら確かめる。 「んっ、ユージくん……?」 手の平を指先で撫でられて、くすぐったさにぴくっと珠姫の身体が跳ねる。 「あの人に触られて、イヤじゃなかった? 大丈夫?」 (ぷにぷにに。タマちゃんのぷにぷにに触りやがった、アイツ……!) 優しい言葉をかけながら、珠姫の手のぷにぷにをぷにぷにしまくる勇次。 くすぐるようなマッサージするような...
  • ユージ、タマ、ウラのターニングポイント2
    ウ(私は川添さんに苦戦の末、勝利した。勇次と一緒に優勝するという約束も果たした。なのに……)  ウラの脳裏に焼きついているのは試合後の珠姫の表情。最初は悔しそうだった。しかし少しして笑顔で握手を求めてきた。  そして珠姫の瞳には更なる闘志の炎が宿っていた。あんな子は初めて見た。興味を持ったのだ、勇次だけでなく珠姫に。 ウ(知りたい。室江高校の、勇次の、そして川添さんの力の秘密を。でも九州(ここ)はそれを知ることはできない)  ウラは決心した。自分に足りないもの、自分が求めるものを探し、手に入れるために ウラ父「ウラ……何て言った?」 ウ「はい、父さん。私、室江高校に転校します。自分に足りないものを探す為に、そして川添さんと勇次と共に自分を磨く為に」 ウラ父「剣道を再開したのは嬉しい! だがしかし、父を置いて転校だと! 父は認めんぞ! そもそもユウジとは誰だ!」 ウ「関係ありません。...
  • ママンとキリノ
    500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/18(土) 23 04 51 ID zU9cXMiU キリノのお母さんが突然若返ってキリノの制服を着て学校へ行くという電波をキャッチしたが別に形にしなくていい 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/20(月) 22 46 56 ID g4t0QIAF 500 折角だからなんとなく頂戴してみた 「あら、ま…やっぱり案外着られるものよねえ」  仕方なく。  高一の頃の娘の制服に袖を通し、鏡に映る自分の姿を確認しながら、キリノではないその人はつぶやいた。  年の頃は17~8歳といった所だろうか。髪は長い金髪で、パッと見では自分の娘と殆ど区別がつかない。  何故なのかはわからないが、お昼の休憩中、少し疲れてウトウトとしているうちに目が覚めると…  そこには若い頃のまま...
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