バンブーブレード関連カップルSS保管庫内検索 / 「老夫婦と天国の剣道部」で検索した結果

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  • 老夫婦と天国の剣道部
    老夫婦と天国の剣道部 「もしも、生まれ変わったら今度は何になりたいですか?」 「生まれ変わったらキリノと離れてしまうかもしれないからなあ……  あの世でずっといっしょにいるほうがいいな」 「あら、奇遇ですね。あたしもですよ」 「そんなふうに話していたのに、またあたしをおいていっちゃうんですね……」 縁側で、おばあちゃんがポツリと寂しそうに言葉をもらした。 その言葉を聞いて、あたしの胸が痛くなる。 コジローおじいちゃんが亡くなってから半年…… あんなに元気だったおばあちゃんは、急に老け込んだみたいだ。 久しぶりに、家で素振りをしたかと思うと蛍光灯を割っちゃったり、 中田さんのおばあちゃんは、とっくに亡くなってるのに 「タマちゃんにメンチカツを差し入れしないとね」とか言ってたり…… そんな、ある日。 おばあちゃんは、またポツリとよくわからないことをつぶやいた。 「そろそろ、あのときと同じ...
  • キリノスレSSまとめ
    ... キリノと看病 老夫婦と天国の剣道部 ・20スレ目 刹那の邂逅 そして復職へ キリノともやもや キスとキス、そしてキス(ほぼpink) 前世と来世 コジローとある日の告白 ・21スレ目 保ち護る者 いもーとと三つの”ひみつ” 誰がために 寿司か、メンチカツか(原作編) パッケージほど似てねえな…? お下品☆ブレード キリノと父の日 【お題】Gambling with the Devil! ・22スレ目 恋の罠仕掛けましょ DVDオリジナル版14話のその後 出歯虎と初恋の人 二人のお勉強会 ・23スレ目 りはびりてーしょん ・24スレ目 キリノート妄想編 ・25スレ目 室江高校剣道部inカラオケボックス 10 YEARS AFTER ・26スレ目 Salty Love 夏への扉 たまには? ・27スレ目 手紙 帰...
  • だから剣道部なんですよ?
    530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/25(金) 14 55 08 ID mLJdkZRV コジロー「おまえ、昔っからずっと剣道が好きだったの?」 キリノ「はい、だから中学からずっと剣道部なんですよ!」 コジロー「ほかに得意なスポーツとかやりたい部活とかってのも特に…?」 キリノ「はい、だから剣道部なんすよ!」 コジロー「でもよ、胴着も臭いぜ?それに最近は休みの日でも部活がある。年ごろなんだし、おまえだって一応女子高生なんだ。休日は好きなヤツとデートしたり、できるだけ一緒にいたいとか思ったりしないわけ?」 キリノ「…だから…剣道部なんですよ…(照)」 コジロー「?」
  • 金髪の剣道少女とコジロー先生
    「やあっ! やあっ!」  道場に素振りの音が響き渡る。少女が竹刀をふるたびに、 ビュッと竹刀が空を切り、彼女の汗が飛びちる。  手ぬぐい代わりにしている白いリボンで後ろ髪を束ねた少女は、 親がどこかの外国のハーフなのか、綺麗な金髪を風に揺らしている。 「お、頑張ってるじゃないか」  携帯電話を手にした顧問が道場に足を踏み入れながら声をかけた。 「コジロー先生! ……彼女っすか?」  さっきまで顧問、コジローが電話をしていたであろう相手を推測しつつ からかうように少女が答えた。 「ああ、そうだよ」 「ふーん……ここ、道場っスよ」 少女が興味ないとでも、言わんばかりにクビをふる。 「わりーな、最近会ってないからさ」 「……先生、結婚とかしないんですか。付き合い長いんすよね」 「まあ、いずれは考えてるんだけどな。今はお互い忙しくてさ」 コジローは照れつつも、いかに自分の彼女がすばらしいかを語る...
  • 蛍光灯割りの解釈
    508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 16 22 40 ID r3k4tU4X しかしあの蛍光灯割りって今更だけどただのシンクロじゃないよな…… 物語のはじめ、 ただ剣道が楽しくて一心不乱に竹刀を振っていたキリノに対し 茫洋とした迷いを抱えて「竹刀でも、振ってみるか…」って気持ちで振り上げた竹刀で蛍光灯を割っちゃったコジロー。 それが最終回で、 竹刀を振る喜びを噛み締める様に剣道の楽しさを思い出していくコジローに対し、 そのコジローの手で守られた剣道部を受け継ぎ、新部長のダンにトス出来た達成感はありつつも 漠然とした寂しさを紛らせるように振り上げた竹刀で蛍光灯を割っちゃったキリノ。 つまり二人の剣道っていうものに対する熱量がぴったり一致した事を証明するものがあのシンクロであるわけでさ。 やっぱりこいつらは夫婦だよ、夫婦でいい。...
  • 尾ひれとめひれ
    466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/27(水) 20 03 26 ID 9imSWaPe 20年後あたり 「ねぇねぇ、知ってる? ウチの剣道部の伝説。 相手のマスコットを作って好きな人に渡すと、その人とラブラブに慣れるんだって」 「へ……へぇ……」 「あと、あそこの壁に貼ってある女性の絵って、ウチの道場に出る幽霊らしいよ~。  隣の一球入魂っていう習字で封印しているらしいの」 「へ……へぇぇぇぇぇ……」 「昔、ここの剣道部顧問と女子生徒がラブラブだったらしいけど、 2人とも幽霊の呪いで半年くらい引き離されたんだって」 「ほ……ほおおお……」 「でもでも! 再開したらラブラブで抱きついてムチューって  神聖な道場でムチューってしたらしいのよー。キャー!」 「そ、そうなんだ……」 (もう、お父さんたち……いったい、どんな生活してたのよ!)
  • 室江高剣道部活動日誌 特別版
    398 名前:室江高剣道部活動日誌 特別版[sage] 投稿日:2008/10/17(金) 01 54 31 ID +tParwA3 「今回はいつもと趣向を変えて、各キャラクターのこれまでのシーンを振り返ってみましょうっ!」 ・1話のモノローグ 「竹刀を見ながら、物思う先生…この頃は色々と辛かったんだよねー、でも自分がキライにならないでよかったよかった!」 ・「正しいって事は、勇気になるから」 「この言葉でミヤミヤを立ち直らせちゃったんだよね…うーん先生カッコいい!」 ・ババアと口論! 「世の中って理不尽だね…でも、大人なんだからちゃんと立ち向かわなくっちゃ!あたしがついてるよ!」 ・「だれもが頼りにしてるんだ」 「キャー、先生に頼りにされちゃった!…でもインターハイは惜しくも残念な結果に…」 ・室江高を去る、せんせー 「この時はすごく悲しくて悲しくて…もう二度と会えないかと思っ...
  • 2期キャラ紹介予想
    31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 18 06 52 ID FSdpWcEf ちょっと、疲れたので公式を改変して2期キャラ紹介を考えてみた。 ラジオでも言ってたし、2期は恋愛だね あと、こっち同時に書いてたら疾走と失踪間違えた。 タマ 室江高校2年生。剣道道場の一人娘で、幼い頃からの剣道経験から大人でも敵わないほどの腕前を持つが、 無口で世間知らずな面がある。 また、特撮やアニメ鑑賞が趣味でヒーローに憧れを持っている。 剣道は家のお手伝いという感覚だったため、学校の部活には興味がなかったが、 ある事件をきっかけに剣道部に入部する。 最近、ユージのことがどことなく気になるようだが…… 通称「タマちゃん」 キリノ 室江高校3年生で剣道部元部長。 明るくお気楽でノリも軽い剣道部のムードメーカー。 部員達のお姉さん役として面倒見が良く、一見、...
  • コジノート(キリノ専用コジロー日記)
    286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/09/08(月) 22 18 12 ID h9Xishhz コジノート(キリノ専用コジロー日記) △月○日 コジロー先生にエビフライをとられた ちゃんと言ってくれればあげるんだけどなぁ~? ○月×日 タマちゃんちに皆でご訪問 コジロー先生、負けるとこ皆に見られたくなかったのかな 努力してる姿をカッコ悪いなんて誰も思わないのに でも先生ってそういうもの?わかんない ○月△日 祝!室江高校剣道部、初めての完全勝利!おめでとー 先生が岩堀君にかけた言葉は最近までの自分と重ねてるみたいに見えた でも、テキトーだった頃でもちゃんと自分の剣道とは向き合ってると思ってたよ?先生は ○月□日 テレビか~、どうなる剣道部! コジロー先生の好みのタイプは松本アナ キャリアウーマンぽい美人タイプ…と
  • 剣道部と校内新聞
     ある日の昼休み。その日も皆で昼食会だったのだが。 「ちょちょ、ちょっと! 大変っていうか、ニュースだよニューーース!」  けたたましく叫びながら道場へとやってきたのは鞘子である。 「あ、サヤ遅かったねー。もう食べようかと思ってたトコだよ」 「キリノ…すまん、俺もう腹減って死にそうだわ…」  先程からキリノの持参した無闇に巨大な弁当箱にじーっと視線を注いだまま、虎侍が泣きそうな声を上げたものの、鞘子はそんなことはどうでもいいと言わんばかりの勢いだった。 「今さ、購買の前通ってきたんだけど…なんか面白いのが貼ってあったんだって! なんだと思う? ねえ、なんだと思うみんな?」  と言われても、わかるはずがない。全員で顔を見合わせた後、代表して紀梨乃が問いかけた。 「なーにサヤ? そんなに面白いもんだったの?」 「モチのロンよ! お昼は後にして、ちょっと見に行かない!?」 「ふんふん。じゃ、みん...
  • おばあちゃんと孫娘
    「おい、キリノ。ちょっとそれとってくれ」 がっしりとした体格の老人が、金髪の女の子を呼び止めた。 「んもー、おじいちゃんったら。あたしは、おばあちゃんじゃないってば」 「お、悪い悪い。あまりに似てたもんで、つい、な」 「あらあら、また、あたしと間違えたんですか」 部屋の奥から穏やかな顔をした老婆が、ゆっくりと歩きながら、老人に話しかけた。 ──おじいちゃんは、あたしの自慢のおじいちゃん。 剣道が大好きで、教士7段の実力者。 大人の強さを持った素敵なおじいちゃんだ。 そして、キリノおばあちゃんも、やさしくてチャーミングで、 年をとったらこんなおばあちゃんになりたいと思える素敵なおばあちゃん。 あたしは、そんなにおばあちゃんの若い頃に似てるのかな。 祖母に間違われた孫娘は、二人の姿を見ながらそんなことを考える。 「まったく、どうしていつも間違えるのかしらねえ」 「そりゃ、若いときのキ...
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  • 暗い未来とサヤキリ
    572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 04 14 49 ID GNlcg+jn 上の剣道部=家族の話してたあたりで思ったんだけど、 もしもコジローがタマ入部でも覚醒せず、ダメ教師のままだったら… きりのんがものすんげえ可哀想な事になってたような気がした。 と言うわけで以下そんな感じの妄想。 ……… 「い~んだよ部活なんて面白おかしく適当にやれてりゃ。  あ、俺今日ちょっと用事あるんで剣道部ちゃんと、やっといてくれな?」 「も~またっすかあ?どうせ今日も先輩と飲みいくとか吉河先生とゲームしたりそんなんじゃ」 「ば、バッカ、ちげーよ!!用事…そう用事だよ!そんじゃな!」 「あっ…もう!」 あたしが部長になって、もう半年が経とうとしている。 なのにこの部は、まだ何の実績も得られてない。 「キリノ先輩…今日も先生は?」 「ユージくん…うん、...
  • ○○と○○
    264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/14(水) 17 34 39 ID Xd4u+3/8 「原作:土塚理弘」「先生と生徒」 「現・剣道大好きっ子と元・剣道大好きっ子」 「シンクロ」「主人公とヒロイン(?)」 このあたりが物凄い化学反応を起こしてキリノという モンスタークラスの萌えっ子が誕生したかと思うと感慨深いものがある。 上二つに関しては…障害は大きいほど燃えるって言うもんな。 265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/14(水) 17 36 03 ID YJnHYO3j 「腹減らしと総菜屋」 266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/14(水) 18 02 12 ID NV6Xb0TE 「女子部長と顧問」   禁断的ww 267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[s...
  • 室江高校剣道部inカラオケボックス
    345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22 43 43 ID 15m9vDn3 室江高校剣道部 in カラオケボックス ユージ「それじゃ、先鋒うたいまーす。♪激しい雨が~」 サヤ「ん~あたし何にしようかなあ」 ユージ「♪Stand up to the victory!」 店員「すいませんジュースお持ちしましたー」 キリノ「あっ、ジンジャエール3つこっちですー」 ユージ「♪きみの~な~みだ~を~ 見~た~くない~か~ら~ぁ~」 サトリ「(空気をっ…空気を汚さずに、歌詞を間違えない、簡単なのをっ…!)」 ミヤ「…あたし何にしようかなあ。ねえダンくん、デュエットする~?」 ダン「おお、いいぜミヤミヤ~一緒に歌おうなあ~」 ユージ「(あはは、皆歌本とにらめっこかぁ…)」 タマ「ユージくん、上手だったよ」 ユージ「…ありがと、タマちゃん」 サ...
  • 孫娘とキリノート
    135 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/28(月) 17 22 09 ID 4E1gkS3M 孫娘の日記 ○月○日 最近、おばあちゃんがあんまり元気がない。 おじいちゃんが亡くなってからずっとふさぎこんでる。 まるで、若い人みたいに仲がよかったし、おばあちゃん相当ショックなんだと思う。 なんとかしてあげたいけど…… ○月×日 今日はおばあちゃんの告別式だった。 じつは、おばあちゃんが亡くなった日に私は不思議な体験をした。 縁側でお茶をすすっているおばあちゃんのところに 昔あった特撮の……なんだっけブレなんとかの仮面をつけた人が来て、 おばあちゃんと何か話していた。 そのあと、おばあちゃんが……その人に抱きついたんだけど その瞬間、すごく若い女の子の姿が見えたような……。 一瞬、私がもう1人いると思ったくらいで、 あわてて目をこすってから、もう...
  • 石橋先輩と吉河先生
    屋台にて。 「こんばんは」 石橋が顔をのぞかせると先客、いや待ち合わせ相手がいた。 「こんばんは」 「合宿以来でしたか」 「そうですね」 そう言って微笑むのは吉河教諭だった。 「それで、話ってのは」 屋台の主人に酒とつまみを適当にみつくろってもらい、石橋が吉河教諭から2人分くらい空けて座る。他意はない。 「石田先生のことです」 石橋が出された酒を一口つけ、吉河教諭の方に向き直る。 「……あいつ、やっぱり辞めちまったんですか」 「はい」 吉河教諭がきゅっと膝の上の手を握り締める。 「石田先生は教育者として立派だと思います」 辞職のおかげもあったのか、問題の2人も新しい部活に入ることができた。決して生徒だけのせいにはしなかったのだ。 「それでも、残された人達のことをもっと考えてほしかった」 石田先生が辞めたことを告げてからの彼女は見ていて痛々しかった。剣道部の苦楽をずっと共にして、これからだ...
  • 室江高校剣道部コジロー先生お帰りパーティINカラオケボックス
    703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/03(土) 05 04 40 ID bHzyIvO8 室江高校剣道部コジロー先生お帰りパーティINカラオケボックス キリノ「急に~振り出した~」 コジロー「キリノのやつ、今日はやけにノリノリで歌ってるな」 ダン「せんせーは、本当に女心がわかってないんだな~」 ミヤ「さいてーですね」 サヤ「この女泣かせ!」 コジロー「ちょ、お前ら。今日は俺のパーティなんじゃないのかよ!」 石橋「しかし、あいつどーすんだろうな。あの子のこと」 吉河「きっと、幸せにしてくれますよ。石田先生なら」 サトリ「あの、宮崎さん。みんな何の話をしてるんでしょう」 ミヤ「あ?わからねーならいいんじゃね、べつに」 タマ「ユージくん。キリノ先輩なんであんなにうれしそうなのかな?」 ユージ「んー、タマちゃんにはまだ早かったかな?」 タマ「???...
  • キリノと飛鈴中
    「せんせー、せんせーも飛鈴中出身だったってホント?」  少女が猫口をムニムニさせながら、剣道場で寝転がっている教師の顔を覗き込んだ。 「んあ……ああ。まあ、高校は室江じゃないんだけどな」 「じゃ、あたしと同じっすね」  うれしそうにぱたぱたと手を振りながら、少女がニヤニヤと答えた。 「……そうだな」  先ほどまで顔を覗き込まれていた教師が、ゆっくりと起き上がって頭をかく。 「どうしたんすか。なんか元気ないっすね」 「ああ……いや」  男は、喉まで言葉が出かけるも、それを少女に言うべきかどうかためらう。 もし、これを言ってしまえば自分を慕ってくれている彼女がどんな反応をするのか、 彼は想像しただけで気が滅入ってしまいそうになっていた。 「やっぱり、あんなに頑張ったのに……クビなんですね」  だが、カンのいい少女は教師の気持ちを察して先回りして答を当ててしまう。 「すまないな。実績のこせなくて...
  • いつでも君は
    「はぁ」  何処の誰だろうか、始めに幸せが逃げるなんて言ったのは。大体、吐くと逃げるのではなく、逃げるから吐くのでは ないか。そう思わずにはいられなかった。  風が桜の花びらを運ぶ。木々はピンクの衣を脱ぎ、黄緑の羽衣を身に纏い始める。陽光は明るく地を照らし、道行く 人々の顔を煌びやかに映し出す。薄く澄んだ青空は、新たなる旅立ちの日に相応しい。  皆が希望に満ちた笑顔で家路を急いでる中でただ一人、川添珠姫だけが沈痛な面持ちでトボトボと歩いていた。 「……なんでなんだろう」  溜息と共に自然にぼやきが口を吐いて出る。それと共により深く、より暗く気分は沈んでしまう。  こんな筈ではなかった。今朝、学校に着くまでは他の人と同じ様にこの先の新しい生活に希望を抱いていた。  それが何故、今はこんなに沈んでしまっているのか。その原因は数時間前に遡る。   「あ、タマちゃん。おはよう」  登校途中、背後...
  • 小ネタ・妄想・AA
    キリノスレに投稿された小ネタ等を(ほとんど個人的に)まとめています。 小ネタ スレ住人の考察及び妄想 AAネタ 小ネタ ・1スレ目 「きりのん」誕生の瞬間 進路調査 ノロケ合戦 彼氏? ・2スレ目 なでなで もらっちゃうよ…? vs吉河先生 お弁当を巡る メールdeペンタゴン 下半身からの攻めに定評のある吉河先生 未来像? 岩キリ(堀でない方の) ノロケ合戦part2 未完のビール 倒れた時に胴着を緩めたらさ(笑) ・3スレ目 ヤンデレの誘い 帯○ュと○る星 呼び方の問題 そしてドSだったら ラーメンコジロー はらぺこコジロー ・4スレ目 暗い10年後 キリノと吉河先生 ブレード・デイズ セクハラ石橋 サヤキリ Merry Xmas ED舞台裏 ・5スレ目 そうざい...
  • ブラック吉河先生
    (ふたたび校長室に呼び出されるコジロー…と、何故かキリノ。) コジロー「おっ、俺…いや僕が生徒に手を出してるって噂が流れてるんですか!?」 校長「うん。特にそこの、千葉さんにね」 キリノ「ひえっ?あ、あたしですか?」 ……びっくりしたなぁ、もぉ。 生まれて初めて校長室に呼び出されてみたら、まさかそんな事だったなんて? 誰なんだろうね、そんな噂流してるの…でもあたし、コジロー先生に手、つけられちゃってるんだ。えへへー。 校長「それでね石田先生。以前にもお話しました、今年度まで、というお話なのですが…」 コジロー「ちょっ、ちょっと待って下さいよ、身に全く覚えが無いんですが?」 キリノ「あたしだってそうですよ!…大体こんなセクハラ先生のどこにそんな甲斐性が」 校長「…セクハラですか?生憎そちらのお話は伺っておりませんが…」 キリノ「あっ、いや、ええっと、あはは」 コ...
  • とキリノメモリアル
    634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/08(金) 14 11 21 ID BD8qyFcb 「石田先生、今度は何のゲームですか?」 「ちょっ、覗き込まないでくださいよ!」 「んー?あらまあ、懐かしいですねえ」 「…知ってるんすか…つか、やった事あるんすか?」 「知ってますよお、PCエンジンの、発売日に買いましたもの」 「スーファミで少しやってたんですけど…こんなゲームでしたっけ、これって?」 「へえ、PFP版は主人公が先生になったんですね。元ネタの卒○に近くなったのかしら」 「まあ、そりゃいいんすけど、なんかねえ…」 『コジロー先生、来週の練習試合の事なんだけど…』 「あらら、千葉さん。私お邪魔ですね、じゃっ、また」 「いや別に邪魔とかってわけじゃ」 「んー何の話すか?…おりょ、センセー職員室でゲームはよくないっすよー」 「うるせーな、見るなよ」...
  • 剣道部物語
    46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/09(木) 12 54 57 ID HqZpJuGq 今までの番外編でダンの影が薄いんで、 キリノ外伝の名目で次期部長選びみたいな話の可能性はあると思う。 思いっきりコジキリってくれた方が個人的にはいーけど。 71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/10(金) 01 13 08 ID lobgA0Lf 46 キリノ「…え~、というワケで時期部長はダンくんに決定しました…」 ミヤミヤ「キャー、ダンくん素敵ッ!」 サヤ「………キリノ、ごめん!どうせ誰も票入れないと思って、シャレでダンくんに一票入れちゃったの!」 さとりん「え~先輩もですか!実は私も…」 タマ「私もです…」 ユージ「ごめんなさい!じ、実は出雲そばと引き換えに票入れるようにダンくんに頼まれて」 コジロー「え~...
  • 手紙
    ”拝啓 コジロー先生―――” (……違う違う。こんなに硬いんじゃなくて)  ぐしゃぐしゃに丸めた下書きをゴミ箱にポイ。―――外れた。本日3つ目の紙クズがゴミ箱の脇に転がる。 「うにゃう…」  机の上の便箋に向かいながら、しかし両手で頭を抱えてキリノは煩悶する。 (なんで、こんな事してるんだっけ…)  全ては今日の練習中に零した自分の溜息のせいだ。  つまりは、自分のせい。それはわかっているのだけども、考えずにはいられない。 「…そんなに寂しいなら、手紙でも書いてみれば?」  きっかけは、溜息に逸早く反応したサヤの言葉。  確かに、弱っていた―――のかも知れない。  日ごとに募るストレスも、無い、と言えばウソになる。  しかし、そんなみっともなさを他人に晒すのは自分の美学に反するし、隠し通せているという自負もそれなりにはあった。 (―――でも、バレバレだったと。)  この期に及べば、自...
  • かつての昇龍旗
    「…来たか、コジロー」 剣道部の部長だと言う男の子に連れられて、やって来た道場でまず最初に聞いたのは。 コジロー先生の先輩…石橋先生のそんな、低くて重々しい呟きだった。 それを聞くと同時にコジロー先生の空気が変わったのをあたしは見逃さない。 ああ、あの時と一緒なんですねえ、先生。 ▽▽▽ ―――もう何年も前の事。あたしがまだ8歳くらいだったかな? たまたま仕出しの仕事をする叔母さんに付いて行った先の剣道の大会で、 ぼけっとしていて叔母さんとはぐれたあたしは、何故か変なトコに迷い込んでた。 「ん…お嬢ちゃん、ここに何か用か?」 そこは会場の一角の、どこかの学校の待合所のような所だった。 心細くは無かったと思うのだけど、他の人にはそんなふうに見えていたのかも知れない。 質問にふるふる、と首を振るあたしに、声を掛けてくれた優しそうな坊主頭の人が続ける。 「じゃあ、迷子か。弱ったな、お...
  • 守るべきものと守りたいもの
    サヤ「めぇんっ!」 パシィッ! ユージ「面あり一本!勝負アリ!」 道場に鋭い声が鳴り響く。コジロー室江高校に戻ってきてから一ヶ月、部員一同は インターハイにむけて稽古を重ねていた。 サヤ「やったぁ!ついにキリノに勝った!」 ダン「おー。サヤ先輩かっこいいぞ~」 サヤ「でもまだ通算成績じゃ負け越しだかんね。キリノもう一回やるよ!」 キリノ「おっけーい」 コジローが戻ってから、室江剣道部の成長は著しい。やはり吉河先生が顧問をやるよりコジローのほうがいい指導ができるのは当然だし、なにより今のコジローはやる気がある。 また、外山・岩佐騒動をのりこえて迷いがなくなり結束も強くなったこともあるのだろう。 特に、あの事件で多大な苦悩を抱えた三年 - キリノとサヤはまさに心機一転、迷いなく全力で剣道に打ち込んでいる。 今では全力のタマにも粘りを見せ(それでも一本をとることはできないが)、東とはかなり...
  • 進路希望と羨ましい人生設計
    「ピンポンパンポーン、石田先生、石田先生、進路指導室までお越しください」 コジロー「ありゃありゃ、なんじゃらほい」 コジロー「失礼します」 吉河「あ、石田先生」 コジ「あれ、どうしましたか?」 吉河「いえ、実は今まで千葉さんと、二者懇談をしていたのですが…」 コジ「はぁ、キリノはどこ志望ですか?俺にも教えてくれなくて」 ぴらり 第一志望:コジロー先生ん家 第二志望:コジロー先生ん家 第三志望:コジロー先生ん家 コジ「えーっと、まぁ、その、なんとやら」 吉河「今は一次調査だから良いですけど、次の調査結果は進路指導会議に出さなくてはいけないので、どうしたものかと」 コジ「すんません、ご迷惑をおかけして」 吉河「石田先生は」 コジ「はぁ」 吉河「どうなさるおつもりですか?」 どんがらがっしゃんと派手な音が武道場の入り口でしたかと思うと、顧問が顔を出した。 「すまん!遅くなった!...
  • 仲良し夫婦と娘の受難
    565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 19 48 44 ID WaunLsQI キリノとコジローが結婚したら家庭でどちらが権力握るんだろう どっちでも想像しやすいよな 567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 19 58 26 ID 12RcfMh/ 565 何となくだけどコジローが思い切り「尽くす」タイプの人になって、 キリノが身重の時に絶対に重い荷物とか持たせなさそうなようなそんな気が。 「ああもう料理も洗濯も掃除も全部俺がやるからお前はそこでニコニコしててくれ!」みたいな。 568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 20 11 24 ID qV2ShBe4 完全なカカア天下も亭主関白もどっちも想像しにくいな ただきっと気持ち悪...
  • コジロー先生とキリノ先生
    523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 15 33 29 ID EVuq9OpF 大学出て、他の高校の剣道部の顧問になって、室江高と練習試合をするのですね?わかります。 527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 15 46 50 ID VaYmXNUx 523 そしてメンチカツ一生分を賭けて勝負をするんですね?わかります。 528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 15 53 05 ID LE4juIQO 24歳のきりのん(*´д`) 529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 16 05 19 ID xjSIeUD8 イイ感じに色気が(;´Д`)ハァハァ 530 名前:名無しさん@お腹い...
  • 箒と女子中学生
    迷っていた。 駅前まで戻る・・・・? 電話してお父さんに迎えに来てもらう・・・・? 頭の中がグルグルする。 心臓がばっくんばっくん言っている。 早く家に帰りたい それだけをひたすらに願っていた。 塾でついつい友達と話し込んでしまい、駅に着いたときには 夜の10時を回っていた。 「迎えに来てもらおうかな・・・」 携帯を取り出し、ボタンを押す指が止まる。 今日は火曜日、あたしの家の総菜屋のメンチカツ特売の日だ。 「ま、大丈夫だよね。」 ぱちんと携帯を閉じると、よいしょと鞄を持ち直して歩き出す。 今頃、お父さんもお母さんもダウンしているに違いない。火曜日の夜はいつもそうだ。 10分後、あたしは後悔する事となる。 気配は間違いなく感じていた。 誰かが後をついて来る。・・間違いなく・・・・ 暗闇の中でも感じる、ぬるりとした視線。 体中にまとわりつくような不穏な空気。 ...
  • 74話の展開予想
    63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/19(月) 00 55 04 ID 9i4kuGnV 次のヤンガンまで長くて待ち切れないから ダメ仙里算総眼図で次号のページを「読んで」みた。 キリノの描写多かったよ、あと僕別にユージに恨みとかある訳じゃないからね。 (さっきガンくれてた奴か…) ユージの試合の趨勢を見つめる岩堀。 「胴ォっ!!」 ほぼ一蹴で、杉山から二本連取するユージ。 熱くなりかけていたムードに水を差され沈み込む鎌崎の面々。 (……ま、そりゃそうだろうな。それでいいんだよ) したり顔で、でもどこか複雑そうな岩堀の表情。 それを見た近本はまたムッとしてるんだけど、 ちょっとだけ同情(?)してるようなかんじ。 で、キリノが出て来る。 (…あのお姉さんは大した事ない。) (素振り見ててもわかるぜ。手首だけで振りすぎだ) (顧問がしょぼいんだ...
  • 男子の意見
    560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 18 58 08 ID ENKP/9Zy 【現実はきっとこんな】 生徒A「なんか剣道部ってキレイ所揃ってねー?」 生徒B「あぁ、千葉とかいいよなぁ…」 生徒C「いや普通に考えて桑原だろ」 生徒A「いやいやなんか1年にも大人っぽいのが居てな、これがまたスゲー美人系でさ」 生徒B「千葉、可愛いよなぁ…」 生徒C「メガネの子も中々いいぜあの形は」 生徒A「おお、いるいる!あとなんか中学生みたいな子もいるよな」 生徒B「一度でいいからキリノって呼んでみたいよなぁ…」 生徒C「あれは流石にちょっとな…手を出すとかしたら人としてダメな気がする」 生徒A「しかし現実問題剣道部に入るとしても外山がなぁ…」 生徒B「仲良くなったら”きりのん”って呼んでも怒らないかなあ…」 生徒C「おっ、な...
  • もってけ!メンチカツ
    「なんだか久しぶりな感じですねー」 「ん~む、仕方が無いのか…」 鎌崎高校での練習試合を終えて、もう一週間。 やる気に火がついた先生がそのやる気のままに、高らかに玉竜旗エントリーを宣言してからも、もう5日が経った。 しかし我等が剣道部の士気は、そんな先生の青春真っ盛り情熱燃焼ぶりとは裏腹に……マイペース、そのもの。 朝練を一時間早く始める様になってからも、その時間に来るのはあたしと精々、ユージくんくらい。 そのユージくんも今日は遅れていて、結果、道場はいま随分と懐かしい事になっている。―――二人、きりの。 「いやーでもなんだか思い出しますねえ」 「まあ…もう随分経つような気がするもんな」 タマちゃん達が入部してから、もう何年も経過したように感じる道場も、 別段壁にかかる絢爛豪華な賞状とかが増えたわけでもなく、相も変わらず殺風景なままだ。 とりあえず床や壁はぴかぴかに磨かれ汚れの一つも...
  • もてる旦那と焦る嫁、男子の声とシスコンT君
    143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 00 41 32 ID cc6t0UGw キリノ「それでね、せんせー」 コジロー「あ」 パン子A「せんせー……今までどこいってたのー?」 パン子B「もー、寂しかったんだから」 コジロー「はははは、ちょ、ちょっとな」 キリノ(むー、じつは競争率高いのかなぁ) 147 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 01 05 16 ID cc6t0UGw 最終回後 コジロー「ふー、もう昼か。腹減ったな」 パン子A「あ、じゃあ私のパンあげるー」 バン!!(扉の開く音) キリノ「せんせー、ウチのお弁当は絶品ですよー」 コジロー「キ、キリノ。どうしたいきなり……」 パン子A「(むっ)先生、アンパン好きっだよね、はいあげる」 キリノ「せんせー、エビフライもあるっす...
  • 初恋アンリミテッド ユージ編
    俺には幼馴染の女の子が1人いた 俺には憧れている人が1人いた その人たちは母子だった 俺はその親子がとても好きだった 俺にとってその親子はとても大切な人達だった でも…ある日母方の方が亡くなってしまった 俺は…大切な人が離れていくことに恐怖を覚えた その出来事は俺のトラウマとなり、思い出となった そして…一つの願いにもなった 「あ、キリノ先輩。少し…いいですか?」 「ん~?どうしたの?タマちゃん」 「そ、その…ちょ、ちょっと相談が…」 「ん~。ちょっと場所を変えようか」 幼馴染の女の子とは今でも交流があり、よく一緒に登下校している。 中学の時に少し疎遠になってはいたが、今では同じ高校の剣道部に入っており 仲は良い方だと思う。 ただ、最近少し気になることがある。 この前の大会が終わってから、なんだか様子が変なのだ。 どこが?と聞かれえてもうまく答えられないが、何か様...
  • そうざい日誌part4
    859 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/11(金) 00 27 13 ID GDXJJpSb そうざい日誌 4  ○月×日  うう、泣くに任せてサヤと一緒にぐるぐる走り回っちゃったから疲れたよー  でもその甲斐あって(?)さっちんも無事入部してくれたんだから言う事なしだよね。  と言う訳で今日はサヤをお店に招いて、疲労回復のための献立講習会!…という名の営業、営業。  まずこういう日の夕食は、ごはんを少な目にして、  ビタミンB1が豊富な豚肉に野菜と大蒜を混ぜて炒めた中華風肉野菜炒めを主菜に。  副菜はたんぱく質が豊富なお豆腐とかがいいから、これもキムチと絡めてサラダ風に。  あとこれからの季節に備えて夏バテ対策に切干し大根の酢の物なんかもかかせないよね~  …って、ここまでうんちくを勝手に喋ってたら、サヤってば、  「ほ...
  • ヤンデレタマ日記~入部編~
    238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 17 11 16 ID z8+PpZqH 突発的ヤンデレタマ日記~入部編~ 四月某日、自転車置き場でユージくんを待ち伏せしていたところ、剣道部の部長という金髪の人(日本人?)に強引に剣道場へと誘われる。 この時点で閃くものがあった。 日頃は「剣道なんて興味ないです」というポーズを取っているので、どうやってユージくんと同じ部に入る理由をつけるか考えていたんだけど、これはいい口実になるかもしれない。 ……と思ってほいほいついていったら、なにやら剣道部にはガラの悪いのが棲息している様子だった。 後輩イビりが三度の食事より好きとかいうSな先輩。 見たところ明らかにユージくんより弱いだろうけど、ユージくんに危害を加える恐れがある。 処刑決定。 プライドをヘシ折るために問答無用で一本取ったところ、いつの間...
  • 未来人その1
    274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/05(火) 19 14 06 ID JhQMpAs6 次のヤンガンまで長くてヒマだったんで ちょっとタイムマシーンで未来のヤンガン読んで来たよ BAMBOO BLADE #72 "コジローと初めて見る二刀流" ☆冒頭煽り「試合開始!」 「はじめっ!」 主審のユージの声で、 コジローと先輩による、練習試合前のエキシビション試合が始まる。 ☆トビラ煽り「どっちが強いの?」(コジローと先輩のぬいぐるみで遊ぶキリノ) 「ぬぅわぁぁぁぁ!!!」 試合開始早々、仕掛ける先輩。 コジローは変幻自在の二刀の動きに翻弄されて、 何をされたかも分からないままあっさり小手を取られてしまう。 「何だ、どうすりゃいいんだ、あの二刀…」 ”『上下太刀の構え』―――  左に大刀を振りかぶり、右に小刀で牽制を繰り出す...
  • コジロー、受難です。
    109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 12 35 22 ID f5wsuP9+ 1年男子「すいません、剣道部顧問の石田先生ですよね? 部長さんについて聞きたいんですが」 コジロー「キ…千葉がどうかしたのか?」 一年男子「こないだ剣道部の試合見に行ったんですけど 俺、千葉先輩に憧れちゃって!」 コジロー「…む」 一年男子「彼氏とかいるんですかね?」 コジロー「いや、お前。千葉は…。 そうだ、突きとかしてくるし。においフェチだし。 やめといた方がいいぞ、うん」 一年男子「え~。そうなんですか~?」 コジロー「それに、彼氏はいないが、 多分だが…好きな男はいる…と思う」 ---数分後 キリノ「おはようございまーす! いま剣道場の前で男子とすれ違いましたけど、入部希望ですか?」 コジロー「ん?あ、ああ。政経の質問に来てたんだよ」 キリノ「...
  • 文字だけ4コマ
    Let s 文字だけ4コマ(要妄想補完) 1コマ目: 「みなさんこんにちわ  今度剣道部に入る事になった東聡莉です  剣道部は面白い人が一杯いて楽しいですよ  今日も元気に練習開始ですっ」 [道場入り口をバックにさとりん] 2コマ目: 「あー、あの人は部長のキリノ先輩です  ちょっと強引だけどいい人ですよ  声かけてみましょう、キリノせんぱ…」 (がさ、ごそ…) [in道場。声をかけようとするさとりん、面を脱ごうとするキリノ] 3コマ目: (…ぽんっ!) 「うわあっ!」 [取った面の後ろから突然生えるポニーテール、ビクってなるさとりん] 4コマ目: 「―――見タネ?」 「えっ、いや、あの…」 [振り向いて”キュピーン”キリノと怯え慄くさとりん]
  • 出会い?
    729 名前:名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中[sage] 投稿日:2007/11/28(水) 23 16 55 ID P4z2yBOb キリノが剣道を始めて明るくなっていったのは 7年前、危ない所を坊主頭の剣道部の高校生のお兄さんに助けられたから 745 名前:名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中[sage] 投稿日:2007/11/29(木) 03 49 03 ID l2ybMi/K 眠いのに 729をもとにこんなん作ってた。 じゃ、おやすみきりのん。 「ん?キリノ、カレンダーのこの丸って何? この日って、なんかあったっけ?」 「ふっふっふ、聞いて驚かないでよ、その日はねえ、惣菜屋ちばの創業日なのだぁ!(ズビシッ!!)」 「えっ、何ソレ、部活と全然関係ないじゃん!」 「よいではないかよいではないか~、その日は特別サービスするから買いに来て...
  • ”最初の思い出”
    「ねえセンセー?あたしらっていつ頃から知り合いだったんでしょうね?」 「いつ頃からって、そりゃ、お前…」 相変わらず突拍子もない事を言い出す奴。 コジローはいつも通りそんな風に思った、が… (ん…いつ、だ…?) よくよく考えてみれば、自分にはこれまで高校時代の記憶から、先輩をあしらって来た記憶。 それに剣道部の顧問になってからの記憶は勿論あるものの、その周辺部分の記憶がひどく曖昧だ。 キリノと知り合った時―――どうだっけ。何故思い出せないんだ、クソっ。 …とコジローが頭をかきむしると。 「ん?ん?まさか思い出せないんですか?」 「い、いやっ!そんな事は無いぞ、そんな事は…」 答えを待ちながら、ニコニコしているキリノ。―――早く答えなくては。 しかし焦れば焦るほどに、たった数年間の記憶が靄に霞んだように遠ざかっていく。 (何だ、こりゃ…俺、このトシで健忘症にでもなったのか?) ...
  • ED舞台裏
    833 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/14(金) 15 00 54 ID ICd91I8l ・EDの楽屋裏。 『剣道部の案内ビデオ録るからなーお前等ちゃんとしろよ』 「えー何すかぁ急にぃ…  (カメラ向く)え、えっと、部長の千葉紀梨乃でふーよろしくねー…  な、なんちゃって?…次、ミヤミヤだね…ひゃうっ!ぶ、ブラックぅ!?」 「(チッ、足痛い足痛い足痛い足痛い足痛い…)  …あ、あらあら?け、剣道部は、楽しいですよ?ダンくんもいるし…」 『(ここらで曲転調だから、他の場所もワンショットくらい挟もうか)だあサヤ、お前座ってんなよ!』 「えーあたしはいいっすよぉ、このままでー  (ん~次の小説のネタ、何にしようかなあ?)…あ。」  さとりん、足元にねこがいるよー、踏んじゃだめだよ~」 「(え…と、賢そうに映るには、横顔...
  • 超ユージ
    73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 02 35 22 ID 05dyxzhu UG「いい加減にしろ……このクズ野郎………罪も無い部活を、次から次へと巻き込みがって………キ…キリノ先輩まで…    俺は怒ったぞーーーーーーー!!!外山ァーーー!!岩佐ァーーーーーーーー!」 外山「くそ…竹刀が辺りさえすれば…!」 UG「当ててみろよ……」 外山「メーーン!!どうだ!?面裏を叩くメンだ!!痛いだろ!?」 UG「部活は壊せても…たった一人の人間は壊せないようだな……」 外山「な、なんだテメーは?剣道部員なんだろ!?」 UG「とっくにご存じなんだろ?……穏やかにフラグをクラッシュしながら、激しいタマちゃんへの保護者魂で目覚めたスーパーユージだ!!」 外山「ち…ちくしょ──………!!! ちくしょおおお~~~~っ!!!!!」 UG「先輩達のカタキを討つ...
  • お姉さんといもーと
    ―――こつ、こつ、こつ。 春の夜更けの暗がりに、足音がみっつ。前にふたつと、少し離れて後ろにひとつ。 前のふたつに比べると、後ろの方の足音は――気取られないように歩いているとは言え、それでも――かなり、小さい。 随分日が暮れるのも遅くなってきたとは言え、太陽はもう完全に沈み、夜はいよいよ本格的にその帳を下ろそうとしている。 前を行く二人――キリノとサヤは、その尾行者の存在には道場から既に気付いていたものの、電車の中でもあえて放置していた。 しかし、家が近付くにつれ、無視を続ける事に段々と痺れを切らしかけていたサヤが 「……でも、どこまでついて来る気かしらね?」 と言うと、キリノもそうだねえ、と何か心配そうに相槌を打つ。 じゃあ、とサヤが促すと、前を行く足音二つは突然その歩く速度を「走る」のと変わらない程度まで速めた。 それに慌てた尾行者が、離されないよう同様に歩速を速め、曲がり角の電...
  • 譲れない居場所
     その日の剣道場は、空気が淀んでいた。まるで濁りが目に見えるかのように。  それは窓の外が曇天に覆われているという所為もあるのかもしれない。陽の光を喰らう分厚くて鈍重な、空の汚れ。午後は雨が降るのではないだろうか。勇次は思った。  勇次がその渦中に訪れたのは、昼休みも後10分程で終わろうかという時間だった。  カバンを背負ったまま入り口の扉を閉めた勇次は、話慣れた幼馴染の姿を探そうと道場内をぐるり見渡す。そして壁際で静かに俯いている都の姿を目にして、勇次はようやくその場の異変に気が付いた。  すぐさま都の傍にこそっと駆け寄り、相手が反応するのを待って恐る恐る口を開く。 「……あの」  静寂の中心地に目を向けながら、勇次は声を潜めて都に尋ねた。 「もしかして今、拙い状態ですか?」    今や恒例となった週に2度の「道場deお弁当デー」も、気が付けば始まりから2ヶ月近くが経とうとしていた。 ...
  • 宮崎ミヤコの溜息
    「宮崎、TVに出るってマジ……ってこわっ! 何イライラしてんだよ?」   珍しく考え事をしていたミヤミヤは、馴れ馴れしく話しかけてくる男子生徒をギロっとにらんだ。 「なんだ、矢野かよ。……同じクラスなんだからタマちゃんに聞けば?」  つっけんどんに答えかえすと、何故か矢野は恥ずかしそうにボソボソと喋った。 「いや、だってタマちゃんは……その……」 「ああ、あんた。例の一件以来ベタボレだったっけ。アタシはどうでもいいけど」 「そ、そんなあ。頼むよ、宮崎。協力してくれよ! この通り!」 「悪いけどさ」  ミヤミヤはため息をつき、「あたし、それどころじゃないんだよね」  そういって、彼女は教室をあとにした。   「あら? そんな顔してちゃ綺麗な顔が台無しだよ」  お食事処・やませの女主人、山瀬 百合子はミヤミヤの顔を覗き込みながら彼女をからかう。  姉が出張で料理を作る必要がない、そんなときは決...
  • いもーとと三つの”ひみつ”
    「家に帰れば、冷えたビールが1本あるはず、うん、楽しみだな~」  川添道場での修行で確かな何かをつかんだコジローは、 大人としての楽しみ、すなわち冷えたビールが待つ自宅へと帰宅する途中にあった。 「ビール、ビール、と待てよ」  そういえば、つまみが何もなかったな、とコジローは少し逡巡したのち 「そうだ、キリノもまだ帰ってないだろうし、あいつん家のそうざい買ってくか」  と1人つぶやいて車を方向転換、そうざい屋ちばへと向かうのであった。  そうざい屋ちばの近くにある駐車場に車を止めて、彼はそうざい屋のカウンターを覗き込んだ。 「あれ? 誰もいないのかな」 「いるよ~~」  声のするほうをみると犬のぬいぐるみを抱いた少女がこちらをニコニコと見上げている。 「お、おじょうちゃんが店番してるのか、お母さんは?」 「今、ちょっと奥で作業中~。何を買いにきたんですかお客さん~」 「キリノのやつ、こん...
  • 夕暮れ時の公園にて
    230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 15 14 25 ID 3R9/Bv8L 10年ちょい前くらいの皆を夕暮れ時の公園に集めてみる 入りたての剣道部の練習で疲れ果ててベンチでヘタり込むコジロー 入院してるお母さんに花を摘んであげるタマキ 砂場で芸術的な城をこさえるキリノ うっかりそれをぶっこわすサヤ コタローを散歩に連れて来て、ダンくんに驚くミヤミヤ まずコタローに驚いてるユージ そうと知らずにブランコで大回転中のダンくん おさんぽ中に持病の癪を起こして苦しむじいちゃんにわたわたするさとりん 231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 16 04 35 ID W4SsoVhO なんか、城壊されたキリノは別にどって事ないのだが うっかり壊してしまったサヤの方が傷付いてそう 234 名前:...
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