****価格.comのユーザーレビューの一部の紹介 ・tarawo isoさん 父が映画好きで、14インチのブラウン管で見ていましたが、いつも「もっとテレビが大きかったら迫力もすごいんだろうなぁ」と言っていました。 そんな父も半年前、仕事中に倒れ末期ガンで余命3ヶ月と宣告されました。 病床で私にあの映画が見たい、この映画が見たいと言っていたので、私が変わりに鑑賞して、父に内容を報告していました。 毎週、私が映画の内容を報告するのが楽しみなのか、3ヶ月と宣告されたものの逝くそぶりも見せず半年が過ぎました。 先日の日曜日、大型テレビの特価を知り、早速購入手続きをしました。 父の闘病の支えになればと、もちろん父にも家のテレビが大きくなることを報告しました。 ものすごくうれしそうにしていました。 しかし、価格表記が誤りであるとして、注文を一方的にキャンセルされました。 父に報告すると死にました。 父の命を間接的にと言えど奪ったバリバリ家電を私は許すことができません。 ・オギノ式部さん 本当に怒りの矛先をどこに向けたらいいのでしょうか。 52型という大型テレビのため、工場と居宅が一体化している狭い我が家には置く場所がなく、どうしようかと家族会議をしました。 籍の入ってない夫の意見を採用し、入国ビザで稼働している従業員の張さんの部屋に置くことにしました。 張さんも初めてみるテレビが来るとなって大喜びで爆竹を鳴らしたり獅子舞で踊ったり月餅を焼いたりしてくれました。 私はこれでいつも苦労かけている従業員に恩返しができると思い、ほっと安心しました。 ところが店舗側から一歩的にキャンセルさせられ、テレビが来ないことになってしまい、そんなこと張さんに言えずとても気まずいふいんき(なぜか変換できない)になってしまいました。 がっかりする張さんのことを思うととても口に出せず、あれから悶々としていました。 そうしたらこのことがネットニュースで取り上げられ、張さんの耳に入り、あまりのショックに母国に帰ってしまいました。 テレビのことは百歩譲って諦めるとしても、せめて張さんを返して欲しいです。 ・【注文商品】液晶テレビ 【注文時期】2010年10月頃 テレビは日本の成長とは切っても切れない縁があります。 日本がどんどん豊かになっていく様を日本中に知らせ、いつも私たちに笑顔を届けてくれる存在でした。 流行を創りだすのもテレビで、小さい頃には好きなもの・流行っているもの・話題のものを見ることがとても楽しみでした。 学校にいけばテレビの話に花を咲かせました。 家族団らんの時間をすごしたのもテレビと共にでした。 私が結婚し親父が死におふくろも死んで子どもが生まれて孫が生まれて・・・・ 私たちの変化と共にテレビも変化を遂げていきましたが、テレビが届ける幸せには変化はありませんでした。 いくらネットが発達・普及しようともなくてはならなかったテレビ。 極端な話、私を育てたのは親とテレビだと言っても過言ではないでしょう。 いえ、テレビも私の親なのです。言い切っちゃいます。これからのテレビは液晶だと。 思い立った私はネットで液晶テレビを検索しました。 いつも利用している YAHOOショッピング で しかし最近のテレビはなんだか色々と面倒なことが羅列されていてどれにしてよいのかわかりませんでした。 そこで私はランキングから目星をつけるつけることにしました。 するとなんと言うことでしょう。 シャープ LC-52DZ3S LED AQUOS 52V型 デジタルハイビジョン液晶テレビ バリバリ特別価格:11,509円(税込) 圧倒的価格で異彩を放つ商品に出会いました。 その瞬間私の体は勝手に動いていました。気づくと3つほど購入していました。 私の家の分、近所に住む長男の家の分、そして・・・・・疎遠になっていた次男の家の分です。 実を言えば、以前私は次男の嫁に少し手を出しており長らく交流がなくなっていました。 でもこの時の私はテレビからもらった勇気を振り絞って次男に電話をしました。 事の経緯を話すと、次男は緊張を解いて昔のように無邪気に私と話をしてくれました。 あの瞬間は、ここ10年で最高の気分でした。天にも昇る気持ちでした。 電話が終わると私の頭の中はテレビのことでいっぱいでした。 今までの人生の楽しかった事、辛かったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと・・・・ 色々なことが走馬灯のように巡りました。ちょっと射精もしました。 興奮して眠れない私は全く眠れずに、到着予定日の朝を迎えました。 朝食をとってからはウトウトしながら時間を待ちました。 しかし時間になってもテレビは来ませんでした。 連絡を取ってみようとバリバリ家電のサイトを開いてみると私は頭が真っ白になりました。 なんとバリバリ家電は、価格が誤表記だったなどと言いキャンセルをつきつけていたのです。 私は倒れました。 家内に聞いたところ、呼吸も止まっており、救急隊が到着するまでは非常に危険な状態だったそうです。 私は今、病院にいます。 先生はすぐに退院できると言いますが、私にはもう全てのことに対して希望が持てず気力がありません。 まさかという気持ちでした。 僕の中でとても大きかったテレビが僕を裏切ったのです。僕を見捨てたのです。 夕方、次男は私の病室に菊の花を持ってきました。 でも嫁は一緒でした。老けていました。 もう終わりです。 私を愚弄したYahooとバリバリ家電を許しません。 ・【注文商品】液晶テレビ 【注文時期】2010年10月頃 私は小さな電気屋を営んでいる者です。 不況のあおりを受け、更に大型家電店の出店等で業績は厳しく生活もままならない状況です。 この厳しい現状を打破するべくなにかいいアイデアは無いかと考えていたところ、 バリバリ電気さんが信じられない価格でテレビを販売しているではありませんか。 これだ!!!と閃いた私は早速100台程注文し、仕入れたテレビを20万円で販売する旨 の広告を作成し、配布しました。 単純計算でも約1千9百万円の利益です。我が家は狂喜乱舞し、涙を流して喜びました。 しかし販売日当日、行列をつくるお客さんを前に届いたのは一通の注文キャンセルのメールだけでした。 テレビが販売できない旨を伝えると、お客さんは暴徒と化し、店を破壊してしましました。 店の商品を殆ど持って行かれ、残ったのは1/4カットの白菜だけでした。 それから一家は離散し、私は刺身にたんぽぽを乗せる仕事をしながらネットカフェ難民をしています。 なぜ私がこんな目にあわなければならないのでしょうか? バリバリ電気さんを許す事は出来ません。これから東京湾に行ってきます。 ・【注文商品】液晶テレビ 【注文時期】2010年10月頃(モバイルから) 私は女子高の軽音楽部で代表をやっています。 先日部室を掃除したのですが、顧問の先生が学生時代に使われていたというギターが見つかり、売って部費の足しにしてくれ、と豪気にも先生は譲ってくれました。 部員たちと楽器店にギターを運び、査定をお願いした所、大変価値のあるギターだということがわかりました。 詳しい金額は言えないのですが、部員一同そのお金に大変驚き、部のために有意義に使うことを決めたはずだったのですが、学校に帰るまでに全て使いきってしまいました。ホストクラブは恐ろしい所です。 領収書は手元にあるのですが、現金がないため先生に報告することができません。 せめてこの大きなテレビが買えれば、そのおかねで買ったことにしてごまかせるかもしれなかったんです。 部員には「何がバリバリなの?律ちゃんの嘘つき!先生に殺されちゃえばいいのに!」などの非難を受け、幼なじみにももう学校へこないよな?それで許して貰えるよ、と言われる始末です。 使い込んだのは私だけじゃないのに、テレビが買えなかったことを考えると本当にくやしいです。映画化は中止です。 ・【注文商品】液晶テレビ 【注文時期】2010年10月頃 先日からネットショッピングなるものをはじめた。 世俗を離れて久しい私にとって、それは夢へと誘う禁断の甘露のように思えた。 運が良かったのだろうか。最新の52型液晶テレビが壱萬円というバリバリ特価で出品されていたのである。 私はこの抑えがたい熱情に突き動かされながら、生涯で初めての甘い体験をしたのだ。 まるであの日、あのうだるような暑い夏の日、うっそうとしたサトウキビ畑の中で、 私が少年で、彼女が少女であり、全てのものが鮮やかに映っていたあの日が蘇るようであった。 夢は、儚くも砕け散った。 私の望みは、断ち切られたのだ。耐え難い地獄の責め苦を伴いながら。 それは、私が彼女を失った日と酷似していた。あの、篠突く雨のような冷たさに。 今生で逢うことの叶わない彼女が、莞爾として笑んだ彼女が、瞼に浮かんだ。 ・【注文商品】液晶テレビ 【注文時期】2010年10月頃 身を焦がすほどの夏が過ぎ、耳を劈く蝉の鳴き声が止む頃、私はあの日々に思いを馳せるのだ。 私が中学2年の時分、母は亡くなった。 父は、顔も思い出せないほど幼い頃に既に他界しており、母は女手一つで私を育ててくれていた。 身寄りの無い私を引き取ったのは、両親が駆け落ち同然で結婚して以来、疎遠になっていた父方の伯母であった。 当時の私は思春期という多感な時期でもあり、他人同然の伯母の家では馴染めずにいた。 何より怖かったのだ。伯母の、私を見る目が。冷たく底の見えない暗い瞳だった。 高校へ進学すると同時に、私は伯母の家を飛び出すように上京した。 あの家から解放された事に、伯母の冷たいそれから逃れた事に、言い様のない高揚感を覚えた。 私は高校で、一人の男に出会った。千葉という、非常に真面目で実直な男であった。 田舎出身の私を見下すこともなく、都会に不慣れな私を支えてくれたのだ。 数年が過ぎ、私は寂れた工場で働いていた。薄給で日々の生活も苦しかったが、それでも堅実に生きていた。 しかし、平穏な生活は長くは続かなかった。 「バリバリ家電」という、風変わりな店に立ち寄ったことで、全ての歯車が狂っていったのだ。 そこでは52インチの液晶テレビが壱萬円少々で取引されており、質素な生活をしていた私にとってまさに現の楽園に思えたのである。 なにより、高校以来の友人である千葉が働いていたのだ。 私は安心しきっていたのである。微塵も懐疑せずに、のめり込んでいった。 運命の神が私を見放したのは、それからすぐの事である。 バリバリ家電に足を運ぶと、店の前で千葉が嗚咽を殺して蹲っていた。 全身から脂汗が吹き出る様を感じながら、静かに千葉に近付いた。 「もう駄目だ…全て終わりだ…。」 千葉が唸る様に呟いた。 そこで私は初めて気付いたのである。騙されていた、と。 ただただ、呆然とするよりなかった。生活を切り詰め絞り出した貯金も何もかも、液晶テレビに費やしたからである。 抜け殻のように動かなくなった私に気付き、千葉は只管に謝罪の言葉をかけていた気がする。 どれだけの時間が経過したのか、千葉はやがてふらふらと立ち上がると、街の喧騒に消えていった。 時を同じくして、伯母の危篤の報せが届いた。 病床に伏せる伯母は、私を見て涙を流し、痩せ細った腕を此方に伸ばした。 「お前だけは…バリバリ家電から守りたかったのに…。」 それを最期に、伯母が目を覚ます事はなかった。 足元が崩れていくような、深く巨大な絶望が私を襲った。 あの、冷たく暗い瞳は、私を守るためのものだったのだ。バリバリ家電という恐怖から、私を守るための。 私は、全てを失ったのだ。金も地位も名誉も、友も、家族の愛も。 身を焦がすほどの夏を過ぎ、耳を劈く蝉の鳴き声が止む頃、私はあの日々に思いを馳せるのだ。 永遠に戻らぬ、あの日々に。 ・広告業の社員さん 広告業の社員です 先日、会社の備品会議で 会議室の液晶テレビを現在の20インチから もう少し大幅にインチアップをしようという議題で さまざまな議論を繰り返しました 経費の問題もあり32インチ程度で済まそう という流れで会議も一段落いたしました しかし、先日私はここで52インチの激安テレビを発見して 迷わず注文をし、早々に社長に報告し緊急会議を開き 社員全員を招集致しました そこで言った言葉をここに記します 「わたしは10年という長い歳月ここの会社に尽くしてきました この不況の中、頑張って生き抜いている 会社に少しでも恩返しをしたいと思っていました そしてやっとこの日がきたのです。 今回、会社の企画会議テレビを52インチに昇進するべく ささやかながら私からの贈呈品とさせていただきます」 社員は全員涙を流しスタンディングオベーション 社長も目に光輝くものを必死で溜めておられました。 今回の一件は仕方の無い事だとは思いますが 明日の備品会議で私は何と報告すればよいのでしょうか? 夜も眠れません - まとめ乙 短編小説みたいなのも載せて欲しい(^O^) (2010-10-14 19:19:44) - 小説っぽいもの2つ追加しました (2010-10-14 19:33:18) - 広告業の社員です のレビューお持ちですか? (2010-10-14 20:25:24) #comment(noname)