「八神嬉戲~銘の無い神獣~(仮タイトル)」 鮫吉さん考案の、八神嬉戲世界を舞台としたRPG。 **メインストーリーの大まかなあらすじ -大陸に古くから伝わる「数百年に一度の災害」の前兆が各国で現れた年、突如として現れた「[[9番目の神獣]]」と名乗るモノ(ラスボス)によって各国の王と神獣が襲撃される事件が発生する。 -ひょんな事から事件にかかわった主人公(ある程度のキャラメイク可・所属国を選べる)もしくは自キャラ(王・神獣キャラを動かす場合は同国の官吏が一人使用不可能になる)は8つの国を回り、真相を突き止めていくことになる。 **ゲームシステム -オリジナル主人公と既存キャラ(官吏/一般人/王・神獣)とではそれぞれに国の初期待遇が違う。 -例:王様なら官吏が一人使えない代わりに各国の関所を最初から顔パスで通れるという利点がある。オリキャラ・一般人キャラ時は初期状態で入れない場所が存在する。 -PTは5人まで(バトルに出るのは先頭から3人)、仲間にしていない時は国ごとに特定の場所に出現。キャラは所属国により異なる術を使って攻撃できるのでなるべく全ての国で仲間を作っていった方がよい。王・神獣キャラは終盤まで国外に出せないが官吏・一般人キャラは条件を満たせば仲間として連れ歩くことができる。 ・事件が起きてからというもの、大陸には見慣れぬ姿の怪物が姿を現すようになる。正体は「9番目」の力によって変異した物質達。石が変異して巨人になったり、魚に牙が生えて人を襲う事件も頻発し、サブイベント(無視も可能だけど…)でレアな怪物を倒すこともあったり。 ・主人公PTは国々を訪ね、他の国でも自国と同様に事件が起きていることを知る。事件解決のために国々で仲間を集めて情報を求め山や草原、海の孤島や地底に続く道まで探索を重ねていく。 ・終盤になると官吏(自キャラが王・神獣の場合のハンディ)や他国の王・神獣も連れて行けるようになるので、新たな仲間と共に一度攻略した場所をもう一度訪れてみてもいいかもしれない。PTによっては新たな道、新たな発見もあるだろう。 ・PTの5人はフィールド上でおしゃべりできる。特定のキャラや場所、時間帯によっては面白いものが見れるかもしれない。 ・集められる図鑑は暫定で「技全集・武器(防具・道具・材料)全集・術全集・怪物記録図・土地名所記録図・身体異常ノ事」。すべて集めると良い事があるかもしれない **ステータス 最高レベルは100 各ステの最高値は HP・MPが9999 物理攻撃・物理防御・術攻撃・術防御・素早さ・命中・回避・幸運・・属性強化(術そのものの強化値)が999 主人公との相性(最初は10~40ほど、フィールド会話や宿での会話・イベントなどで上がる。上がるとサポートや連携の成功率が上がる)が100で仮定してます。 術は八国それぞれの属性に加え、光/闇の属性の術が使えるキャラも存在します。 (光属性は弱点関係なくダメージを与えられるが反射される可能性もある。主に回復系や一部の攻撃・補助技がこれに該当する。「元気になーれ☆」系は光だと思って下さい。闇属性はそもそも覚えるキャラが少ないのと覚えるレベルが高いのとで面倒だが一切の効果を気にせず攻撃可能。) 桔紅キャラ 共通して高火力高HPだが、同じく共通で術攻撃、術防御とMPが育ちにくい。 蝋白キャラ 初期から回復術を唯一使える国、高MPかつ高素早さを誇るが体力と防御は最低ランク。 状態異常の治癒が得意。フィールドで拾う材料から回復薬を調合するスキルを持つ。 棕茶キャラ 特殊スキル「修理」が使える。PT中にいるだけで戦闘後に武器防具の耐久が自動回復。 ステは防御が高く他は標準。 雄黄キャラ 味方を鼓舞する術を習得、素早さのステ上りが異様に早い。回避も高い。 攻撃技のレパートリーは少なめだがトリッキーな技を編み出す。 海藍キャラ 地形により術の威力が増減する。実は海上ではちゅーほん戦闘員を上回る高火力を持つ。 ステはHPと回避がやや高め。 蓮灰キャラ は各国中最速の素早さをたたき出すがレベルの伸びが遅い。雄黄と似て鼓舞の術が使えるが 違うのはこちらの術はフィールド上でも使えること(一定歩数まで継続) 翠緑キャラ ステだけ見れば一番バランスが取れている。全体攻撃も早い時期から覚えるが個人火力は 桔紅にやや劣る。次のターンに先制攻撃ができる「追い風」の術を習得できる。 深煙キャラ 各国中最も遅いが、戦闘開始時に敵のステを分析して教えてくれる。習得するのは ほとんど補助系ばかりだが育てていくと反射などの効果を一切受けない「闇属性」の術を 習得できる唯一の国民である。 詩人キャラ 少々レアで、各国をランダムに放浪しており、一度目に出会ったときは仲間にできない。 2度目から仲間に誘える。詩人キャラの特殊コマンド「紡がれる歴史」詩人がPTにいる限り どんな場所でもセーブができる。初期ステは各国のキャラより全体的に低めで 術も一切使えないが、実はカンストさせるとHPが最強。特殊武器「楽器」の幾つかが 詩人キャラ限定になっている。 **物語の導入 国とキャラを選択後、最初は9月9日・重陽の節句で式典を執り行っていた各国の王宮から始まる。 王宮を襲撃した神獣(9番目)は玉座に座っている者に「お前がこの国を統べるものか」と問うてくる。 神獣と分かると、殺そうと激しい攻撃をしてくるので凄まじい攻防戦で宮が一部吹っ飛ぶ。王を発見すると連れ去ろうと襲い掛かってくる。 (「9番目」の最終目的は「王の器と契約し、大陸全土を統べる新たな国を造り自分が真の意味で【神の獣】となる」こと。なので、各国を守る神獣を殺そうとし、自分の器として王を攫い無理矢理契約を乗り換えようとしてくるのだ) 主人公はその場に居合わせ、事件の関係者となり後に書物や伝承から災厄の存在が明らかになるので王や神獣から事件の解決のために旅に出ることを命じられ、冒険が始まる。 各国に出現した特に力の強いモノ達、彼らはその禍々しき力の矛先をそれぞれの国へ、そして主人公達へ向けて襲い掛かって来るだろう。彼らを倒すことで事件の鍵となる情報を知ることができる。 **9番目との邂逅 「9番目」を目覚めさせたのは誰なのか?探索を進めていくたびに深まる謎。時には自分の分身を映し出す鏡と戦い、「9番目」のささやきに惑わされた仲間を救い出しつつ、皆は遂に事件の真相が待つ「語られざる世界(仮)」への門をくぐることになる。 何もかもがおかしな法則で動く「語れらざる世界(仮)」。主人公たちがその最深部で知った悲しい真実。 大陸全土巻き込む今回の事件、災厄の原因を作ったのは一人の少女だった。少女と「力を持つモノ」が出逢い、ソレが「9番目」の形を成した時から災厄の種は芽吹いていたのだ 100年毎に実体が目覚め、10年の間器になる人を見定め、1年をかけて器を惑わし取り込もうとする…そういう「災厄」になってしまった「9番目」 今回は9回目の試みで、ちょうど999年目であった。今までの失敗に業を煮やし、強引な手段に出たのが今回の襲撃事件であった。 「語られざる世界(仮)」の民は世界から忘れ去られた・もしくは記憶から故意に葬られたモノたち。ラスボスは支配者である「9番目」(本体ver)。主人公たちは全力を賭して進み、「9番目」の降臨と「語られざる世界」の民の出現を阻止しなければならない。覚悟はできているか。 ラスボス:【9番目の神獣】応龍 (実は応龍戦の時、よく耳を澄ますとBGMの隙間隙間に入ってるんだぜ…野望に燃える応龍の孤独に耐えかねた啜り泣きが… で、戦闘時に気付いたキャラが「今の声は…?」って怪訝そうな顔であたりを見渡すモーションがたまに見られるんだぜ…) 応龍を倒せばクリア、EDとなる。 **エンディング後の世界 そしてある意味真のボスはクリア後の裏ダンジョンに。裏ダンジョンのラスボスは災厄の原因となり、以降転生もできずずっと世界の中で存在してきた「最初の少女の魂」。 物理全反射とかランダムで鬼畜ステになる HPも99999とか規格外の数字になっている。一言いうなら「がんばれ」 クリア後のデータで2週目を開始すると一部の道具やステータスなどが引き継がれる。ダンジョンなどの難易度も上がっている。 ENDには2種類あり、別ENDを出すためには2週することが必要となるが、1週目のENDとはエンドロールの内容も変わるのでぜひやってみてほしい。 別ENDの条件は一週目で裏ボスを倒した後、裏ボスが遺すアイテム「思い出の本」のページをすべて埋めること。 主人公たちはラスボス後の平和になった世界と2週目の世界で引き継がれるその本を手に、失われたページを探し、かつて各ボスが居たダンジョン、そして2週目の世界に挑むことになる。 ページを手に入れていくたびに本の中身が読めるようになっていく。全てのページを集めても本の内容をすべて読む事はできないが断片的な文章から応龍と少女との満ちたりていた時代、短い幸せを窺い知ることができる。 最後のページの欠けた文章、破れたページの切れ端には血が滲んでいるため肝心の応龍の真名はラスボス戦(2週目)までわからない。戦いの前に応龍が本に気付き、攻撃力が上がってしまうため2週目はさらに難しい戦いを強いられる。 が、倒れ伏した応龍の傍に本を置いてみよう。本に滲んだ少女の血は応龍の血とまじりあい消えていく 999年の間失くしていた彼の名前は取り戻され、絆は鮮やかに蘇る 最後に名前を呼ばれた時、彼は微かに笑うだろう どうか見送ってほしい、ほんの少し満たされた彼等を。 ----