後藤 喜一

プロフィール
警視庁警備部特科車両二課第二小隊長。階級は警部補。東京都台東区下谷出身。

普段は昼行灯を装っているが、かつては「カミソリ後藤」と呼ばれた公安出身の切れ者であった。全てにおいて無気力、無関心そうでいて周囲への気配りはさりげなく行っており、また人的管理においては強制を好まず、各人の自主性を上手く引き出す方針が隊員たちにも伝わっているのか、人望はそれなりに厚い。また、同僚の南雲しのぶに対しては内心好意を持っているが、本人はそれを表には出さず、何となく同僚同士としての関係に留まっている。
彼がどのような経緯で場末の特車二課に島流しになったのかは劇場版中で捜査課の松井刑事が「だからさ、切れすぎたんだよ...」と相棒に語る節が有るが明確では無く、本庁内部にシンパともいえる人脈を持ち、時に警視総監ですら恫喝するなど、聡明な切れ者としての一面をのぞかせる。
全てに謎が多く、小説版ではなぜ独り者なのに公団の2DKに住むことが出来るのかということで、野明と遊馬に探られたこともある。初期OVA版では後藤真帆子(声:兵藤まこ)という姪がいる。
柔道は黒帯の腕前。劇中でその技が披露される事は無かったが、威圧感だけで相手を怯ませるほどの凄みを持っているらしい。機動警察パトレイバー 2 the Movieではエレベーター内で身柄を拘束し連行する屈強な警察官に対し、珍しくアクションシーンも見せた。ただし、基本的には『銃は持たない・銃を持った相手には逆らわない』が彼の鉄則である。
現場の足としてターボチャージャー装着などのチューンアップがなされた警察使用のホンダ・トゥデイ(M-JW1型改)などのミニパトを使用する、なお自家用での愛車はホンダ・シビック(E-EF3型)3ドア Si。また、出動先ではフライドチキンなどのファストフードを好んで食べる。これは「現場で支給される弁当は概ね冷えていて不味いから」などの理由もあった。勤務中も出動時以外には素足にサンダル履きで過ごしているが、漫画版ではその理由として水虫持ちである事情があった。

CV.大林隆介
最終更新:2009年09月30日 17:27
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