「「親指ひゅんQ」を使う場合」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
「親指ひゅんQ」を使う場合」を以下のとおり復元します。
(ソース: http://www14.atwiki.jp/beginning_of_the_nicola/pages/36.html ) 


**親指ひゅんQ公式
[[親指ソフトウェアライブラリ(NICOLA)──エミュレーションソフト>http://nicola.sunicom.co.jp/info3.html]]
親指ひゅんQの本体は上記からダウンロードすることができます。


**定義ファイル
 親指ひゅんQには、NICOLA用の定義がはじめから内蔵されています。
 そのまま使う場合には、とくに定義ファイルを用意する必要はありません。

 「繭姫/姫踊子草」の解説ページにあるものと同じく、小指で押すShiftキーを「英字入力に使いたい」場合は、以下の定義ファイルをご利用ください。
[[親指ひゅんQ用 配列定義ファイル 英大文字入力サポート付き]]
[[親指ひゅんQ用 配列定義ファイル 英小文字入力サポート付き]]


**定義ファイルを利用する方法。
 「英字入力サポート付き」の配列定義ファイルを使う場合、次の作業を必要とします。
-上記の定義ファイルを指定どおりに保存する。
-親指ひゅんQを立ち上げる。
-画面最下部右端にある、親指ひゅんQの黄色いアイコン上で右クリックし、メニューにある「プロパティ」から「キーボード」タブを選び、「起動時に配列を読む」チェックボックスに「レ」印を付ける。
-すぐ下の枠の右隣にある「...」をクリックして、先に保存した定義ファイルを指定する。
-画面最下部右端にある、親指ひゅんQのプロパティから「動作」タブを選び、次のチェックボックスに「レ」印を付ける。
--「NICOLA配列にする」に「レ」印を付ける。
--「起動時に設定を読む」に「レ」印を付ける。
--「起動時にNICOLA」に「レ」印を付ける。
-画面最下部右端にある、親指ひゅんQの黄色いアイコン上で右クリックし、メニューにある「終了」を選んで、一旦親指ひゅんQを終了する。
-親指ひゅんQをもう一度立ち上げる(立ち上げ時にしか定義ファイルは読み込まれないので)。


**設定覚え書き
設定用のダイアログは、親指ひゅんQを立ち上げてから、画面最下部右端にある「黄色」のアイコン上で右クリックし「プロパティ」を選ぶと出ます。


***「動作」タブ
(※:上記の「英字入力サポート付き」定義を使う場合には[レ]としてください。その他の場合は[□]のままにしてください。)

[レ]NICOLA配列にする
[※]起動時に設定を読む
[レ]起動時にNICOLA
[□]濁点/半濁点は後から入力
[□]アイコンを表示しない
[□]親指キーのリピート
[□]Pauseキーでキーボードロック
[□]キーボードロック時にLED点灯

あなたがキーボードを使って入力する「親指シフトのアクション」は、親指ひゅんQによって「JISかな入力のアクション」へと変換されてから、パソコンのIMEに引き渡されます。
親指ひゅんQはこのような動作をするため、(「JIS X 4063ローマ字入力」モードではなく)「JIS X 6002かな入力モード」になっているときにのみ、アクションの変換を行うように設計されています。
親指ひゅんQを導入して、上のとおりに設定してもうまく動いてくれない場合は、IMEの「ツール」から「プロパティ」を選んで「かな入力モード」に設定しなおしてください。簡易的には「Altキーを押しながら【ひらがな】キーを押す」ことでも使えるはずですが、設定を変更するほうが無難です。


***「キーボード」タブ
 キーボードの種類については、「全角/半角」「無変換」「変換」などのキーがあるキーボードでは、【日本語キーボード】を選択してください。

(※:上記の「英字入力サポート付き」定義を使う場合には[レ]としてください。その他の場合は[□]のままにしてください。)

[※]起動時に設定を読む
[ →定義ファイルを使う場合には[...]をクリックして下さい→ ][...]
[□]読み込みエラーを通知しない


***「IME」タブ
(※:IME2007を使っている場合には[レ]としてください。その他の場合は[□]のままにしてください。)

【IMEオフ(英字入力モード)時の設定】
変換キー  ●デフォルト ○空白キー ○IMEオン
無変換キー  ●デフォルト ○空白キー ○IMEオン

[□]右AltキーをIMEキーにする
[※]IME2007対応


***「親指キー」タブ

[左親指...][右親指...]
【無変換】 【変換】

ここでは、親指をもっとも自然に置けるキーを指定することをお勧めします。
多くのキーボードでは、この設定のままで使うことになるはずです。
ただし、キーボードによっては「スペースキー」をどちらかに割り当てるほうが良い場合もあります。

注:IMEオン(かな入力モード)の状態では、ここで指定されたキーが、次のように使い分けられます。
-何らかの文字キーと一緒に押した場合……シフトキーと看做されます。
-文字キーは押さず、単独で押した場合……元の機能キーと看做されます。
元の機能を使うことなく、指定したキーをシフト専用キーとして使う(そうすることで、シフトミスを少なくすることができる)場合は、IME側の設定を変更してください。
(「やまぶき」を使う場合は、IME側は弄ることなく「やまぶき」側でのシフトキー専用化設定が可能です。「親指ひゅんQ」では、シフトキーを専用化する機能は提供されていません。)


***「タイミング」タブ
[□]簡易ロジックを使う

文字→親指検出許容[ ※ 200 ]ミリ秒
親指→文字検出許容[ ※ 200 ]ミリ秒
文字→親指→文字オフ時みなし親指単独打鍵[ 50 ]ミリ秒

※「練習の初期段階にいる方」と、逆に「かなり速く打てる方」の場合、200ミリ秒という値のままでは、狙った文字を出せない場合があるようです。その場合は、下の式を参考に値を変更してみてください。
>推奨値──【1÷(一秒間で入力できる文字数)×500】msec
>推奨値──【1/(一秒間で入力できる文字数)×500】msec
>(from http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20070510/1178806837 )
機械式タイプライタの鍵盤を叩くイメージで「一回操作するごとに必ずキーを離す」場合は、ここで設定した値に関わらず、正しく狙った文字を出すことができます。
逆に、パソコンでのローマ字入力でやってしまいがちな「あるキーを押したまま、キーを離すより前に次のキーを押してしまう」場合は、この値を変更することで、だいぶシフトの掛かり具合(=誤字が出る量)が変わってきます。


**諸注意
親指ひゅんQの設定を保存する場合は、必ず親指ひゅんQの黄色いアイコンを右クリックして、メニューから「終了」を選んで(一旦親指ひゅんQを終了させて)下さい。


**ローマ字入力との切り替え
ローマ字入力とNICOLAを切り替えるには、「Alt+ひらがなカタカナ」を押します。
プレーンな「JISカナ入力」に切り替えるには、親指ひゅんQを一時停止してください。


**キーボードの選び方。
-単体キーボードを確保できる場合は、「親指シフトキーボード」を購入するのが一番確実かもしれません。
-Gキーの2つ下の段と、Hキーの2つ下の段が「異なるキーになっている」JISキーボードを選ぶと、専用キーボードに近い操作性が確保できるようです。
-英文も頻繁に打つ(=スペースキーは両手親指で打つ)場合は、中央に小さめのスペースキーがあるキーボード(=市販のパソコンについているキーボードの大多数)を選ぶと、おおむね良好な操作性が確保できるようです。
--スペースキーの幅は、文字キー3個分よりも小さいものが理想です。一般的には2.5~3個分の幅を採用するキーボードが多いようです。
--スペースキーの幅が、文字キー4個分かそれ以上あるキーボードは避けてください。NICOLA(親指シフト)はそのようなキーボードでの使用は想定されておらず、キーボードの中央付近にも良く使うひらがなが配置されているため、打ちやすさが極端に劣化してしまいます。
-これらの基準は、デスクトップ型パソコンでも、ノート型パソコンでも共通です。

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