第二次大戦後の東西対立といったそれこそ世界中を巻き込んでの大掛かりなウソといっても差し支えのない時代があった。 特に欧州に限ってとなるが東といえば共産圏で赤である。 しかしいわゆる資本主義圏の西側の色は何か決まっていただろうか。 赤の反対だから青だったか。そんな諸説はきいたことがない。ではいわゆる白か。そんな諸説もきいたことがない。 つまり一応どころかバリバリその資本主義圏とやらにて生きてきた私達のほぼ全てが色があったのか。そんな野暮な疑問符はこの文に一度たりとて疑問符を用いない以上抱いてはならないのかもしれない。