「3スレ目」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

3スレ目 - (2009/06/08 (月) 20:23:31) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

- 『ちと設定無視した』 ---- *ちと設定無視した 矢島「え?・・・なんだって?」 梅田「オレ、ボクシング部辞めるわ」   その目は真剣だった   僕は苦笑いするしかなかった 矢島「ハハ・・・・・」 部員「冗談だろ?これから試合だってのに何バカ言ってんだ?」   梅田は表情を変えない   空気が真剣になっていく 矢島「・・・・何だよ、それ?」 梅田「準決勝までくればいいだろ?」 矢島「え?」 梅田「今のキュート学園の実力ならこの程度で上等だろ」 は? 梅田「もらった助っ人料金分の仕事は終わってる。あとは負けといてやるよ。な?部長さん」   梅田がひょこっと顔を後ろにいる部長へ出す 部長「ぅえっ!?た・・・確かに頼んだけど・・・・・・と、とにかく結果がほしかっ・・・たんだよ。先輩達の素行が悪くて廃部の話もあがってるうちが・・・」   体が凍りついた そんな話ってあるのかよ・・・ 43 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:29:46.58 0 ・ ・ ・ ・ この程度ってなんだよ!    ・ ・ ・ 金?助っ人ってなんだよ!?   急に怒りがこみ上げてきた 矢島「金のためにボクシングやったのか・・・?」 梅田「ダメか?」   悪びれる様子もなかった   ついカッとなって梅田の胸倉を掴んだ 矢島「いいわけないだろ!?スポーツを何だと―」   言い終わる前に梅田が冷たく笑ってつぶやいた 梅田「温室育ちの坊やにはわかんねえよ」   その言葉が鋭く心に突き刺さった なんなんだよ どうしたんだよ 矢島「ボクシング・・・好きなんだろ?」 好きって言ってほしかった その言葉だけで心を静められる気がした 44 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:30:45.53 0 梅田「稼げるからな、その程度の好きだ」   ふざけてるかのようなニヤついた笑顔がそこにあった ぶん殴りたい 今すぐこいつを・・・ けどできるわけない したくもない そんなかっこ悪い真似・・・・・・   引きちぎれそうなくらいギュっと胸倉をつかんでいた僕の手を簡単に振りほどくと 「じゃあな・・・矢島・・・・・・結構楽しかったよ」   遠くへと歩き出した 部長「・・・大丈夫か?」 矢島「行きましょう。試合は待ってくれません。」 今は、今は目の前の試合に―― 部員「おい・・・」 あんなやつに期待した俺が馬鹿だったんだ あいつにとってボクシングは気ままなお遊びで いつでもやめられるような そんな程度の本気なんだよ 45 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:31:33.27 0 「・・・痛え」   梅田はずっとポケットにしまっていた右手を出し、軽く舐めた 悪いな矢島 事情が変わったんだ ・・・・-―――――――――ある日の全校集会 こうちょう「みなさん、明日は1年の矢島くんの大事な試合の日です。みんな心の中で応援するんですよ。」   ざわ・・・ざわ・・・ 矢島(やめてほしいな~ボロ負けしたら恥ずかしいよ;)   生活態度も良く、部活動でも良い成績を残している矢島は教師たちの間では期待されていた   しかしそれを良く思わない奴らがいた   それは元ボクシング部の3年生 「なあ、矢島最近調子にのってね?」 「ああ。先公に気に入られてるからっていい顔しすぎ」 「シメてやろうぜw」 「じゃあ放課後・・・」 ・ ・ 「決まりだな!」   屋上で4人の作戦会議   とっておきの場所 てっぺんで昼寝をしていた梅田には全部聞こえていた 46 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:32:19.99 0 ――放課後 (出てきた出てきた) (1人だぜ、音楽聴いてやがる) 『やるか!』 『『『ああ』』』 (死ねクソ野郎!)   背後から矢島に襲い掛かろうと駆け出したその瞬間。 「カッコ悪!」 『誰だ!?』 トンッ   高い音と共に大きな影が空から降ってきた 「ホイ」 ドカッ『んぎゃ』   着地と同時に1人踏み潰した 『てめえ!!』 「どうも・・・1年の助っ人です。まずは1匹退治っと」 『邪魔すんじゃねえ!ぶっ殺す!』 47 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:33:02.47 0   勢いよく 3人が一斉にに襲い掛かってくる   それにもかかわらず余裕の笑みを浮かべている ニヤニヤリl|*´∀`l|<ハッ、怖いねえ~   蹴り・木刀・金属バット   さまざまな3人の攻撃を華麗に交わしつつ反撃していく 「ちょっとハシャギすぎなんじゃないですか?先輩方 拳はいいがバットはねえだろ タイマンならまだしも”寄ってたかって”ってのもどうかと」 『うるせえ!』 「確かにあの坊やは口のきき方しらねえけど、他に方法ってもんがあるだろ・・・」 『この野郎ッ!!』   背後で木刀を持った男が大きく振りかぶった 「が!」ドスッ   長い脚で一瞬にして相手の腹に回し蹴りを決める 「要するに・・・むなクソ悪いんだよおめえら あのボクシングバカからボクシング取ったら目も当てられねえ」   ゼエゼエいいながら相手が挑発してくる 『はっ!いいのかよこんな事して。てめえもタダじゃすまねえぜ!』 48 :名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 04:33:43.21 0 「オレ?オレはかまわねえよ?そこまでボクシングに人生かけてないし 矢島を忘れたくなるくらい遊んでやるよ・・・・・・かかってこい!」   状況に不釣合いなくらい口が笑っていた 『『『『うおおおおぉぉぉ!!!!』』』』 ――――――――――――-・・・・ 「裏切り者」   震える声で矢島は小さく叫んだ このケガが誰のためか知ったらお前、気にするだろ? なあ 矢島 おわり

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: