circle of life

「circle of life」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

circle of life」(2023/08/08 (火) 14:03:55) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&bold(Circle of Life){} &ref() [[BGAでプレイ>]] このゲームはまだBGAに追加されていません。今後BGAに追加予定のゲームです。訳語は個人で訳したものです。画像は準備中です。 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) *目的と概要 BGG Best Combinatorial Game Awardを受賞した『サークル・オブ・ライフ』は、食物網の中で種を操り進化させていく2人用の戦略的アブストラクトゲームです。プレイヤーの操る種が生態系の中で完全なコロニーを形成するか、一定量の生物を捕食すると勝利します。 このゲームはコンパクトなボードでプレイできるような簡単なルールであるにもかかわらず、実際の生態系の変遷を再現しています。 *このゲームで使うもの ゲームボード プレイヤーごとに色の異なるコマ *用語の定義 ・&bold(){種} ボード上に置かれている同色のコマ同士で接続している一連の塊を「種」と呼びます。他の同色のコマと接続していない単独のコマ1つも「種」として扱います。 ・&bold(){生命の輪} ゲームボードの周りに描かれているのが生命の輪で、これは種同士の捕食-被食関係を表します。コマの形は、ボード上の「種」がどの種類になるのかを定義します。矢印は捕食できる関係を表すものです。例えば、矢印が種Aから種Bへ伸びている場合、種Aは種Bを捕食できることを表します。生命の輪では、4つまでのコマで構成されるすべての「種」が表されています。 *プレイ ゲームはボードに何も置かれていない状態で始まります。 各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じたコマのセットを全て持った状態でゲームを開始します。 各プレイヤーは手番順に手番を行います。各手番では次の2つのステップを数字の順に行います。 :1.進化| 自身の色のコマ1つをボード上の空いているスペースに置かなければなりません。このとき、「自身のコマ5個以上(5個を含む)を接続させてはならない」というルールがあります。 :2.捕食| 自身のボード上の「種」それぞれにつき、これに隣接している捕食可能な相手のすべての「種」を捕食します。捕食できるかどうかは生命の輪に従います。捕食された「種」を構成するコマはボードから取り除かれます。 以上の2つのステップを実行したら手番が終了し、次のプレイヤーに手番が移ります。 ゲームは以下の2つの条件のいずれか1つでも満たされたら終了します。 :a.|「1.進化」において、コマの配置ルールを満たすようにコマを置くことができない。つまり、どこにコマを置いても自身のコマが5個以上接続してしまう状態になる。 :b.|20個のコマを捕食する。 以上の条件を最も早く満たしたプレイヤーが勝者です。 ・プレイ例 2人プレイで、白プレイヤーの手番です。 :1.進化| :2.捕食| 上記の例では、白プレイヤーはコマを1個置き、相手の3個のコマからなる種を捕食しました。 *戦略のヒント :1.|大きな種を早く作るべきではありません。相手の計画に柔軟に対応できなくなります。また、ボードに自身のコマを置くことのできるスペースが少ないと、相手に簡単に捕食されていまいます。 :2.|2個のコマで構成されている種(以降、2コマ種)は、これに隣接するスペースに相手が新たな種を作ることを妨害するため、戦略的に最も重要です。1人のプレイヤーが2コマ種を最後まで温存し、これに隣接するスペースに相手が1個のコマを置くことを余儀なくさせた場合にゲームが決まってしまうことがあるほどです。 :3.|ただし、ゲームの序盤では2コマ種を対戦相手に捕食させるように動くことも重要です。これによって相手は3コマ種を作ることを強制され、2コマ種を作ることを結果的に妨害されることになるからです。そして、ゲーム中盤から終盤にかけて、対戦相手よりも多くの2コマ種を確保することを目指しましょう。 *テーマについて 簡単なルールであるにも関わらず、このゲームは実際の食物網の変遷を再現しています。 ・生態系は単純な種から始まり、時間の経過とともに徐々に複雑なものへと進化していきます。 ・進化的に単純な種は、より複雑な種よりも繁殖が早いが、その寿命は短く、より多くの個体が死ぬ傾向にあります。 ・1つの種の個体数が多いとき、それを捕食する種の個体数の増加をもたらします。 ・食物連鎖の上位捕食者になるにつれて種の複雑さは増しますが、頂点捕食者が死ぬと再び単純な種に戻ります。それぞれの種は一部の例外を除いて、自身が捕食できる種よりも少しだけ複雑な構造を持ちます。
&bold(Circle of Life){} &ref() [[BGAでプレイ>]] このゲームはまだBGAに追加されていません。今後BGAに追加予定のゲームです。訳語は個人で訳したものです。画像は準備中です。 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) *目的と概要 BGG Best Combinatorial Game Awardを受賞した『サークル・オブ・ライフ』は、食物網の中で種を操り進化させていく2人用の戦略的アブストラクトゲームです。プレイヤーの操る種が生態系の中で完全なコロニーを形成するか、一定量の生物を捕食すると勝利します。 このゲームはコンパクトなボードでプレイできるような簡単なルールであるにもかかわらず、実際の生態系の変遷を再現しています。 *このゲームで使うもの ゲームボード プレイヤーごとに色の異なるコマ *用語の定義 ・&bold(){種} ボード上に置かれている同色のコマ同士で接続している一連の塊を「種」と呼びます。他の同色のコマと接続していない単独のコマ1つも「種」として扱います。 ・&bold(){生命の輪} ゲームボードの周りに描かれているのが生命の輪で、これは種同士の捕食-被食関係を表します。コマの形は、ボード上の「種」がどの種類になるのかを定義します。矢印は捕食できる関係を表すものです。例えば、矢印が種Aから種Bへ伸びている場合、種Aは種Bを捕食できることを表します。生命の輪では、4つまでのコマで構成されるすべての「種」が表されています。 *プレイ ゲームはボードに何も置かれていない状態で始まります。 各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じたコマのセットを全て持った状態でゲームを開始します。 各プレイヤーは手番順に手番を行います。各手番では次の2つのステップを数字の順に行います。 :1.進化| 自身の色のコマ1つをボード上の空いているスペースに置かなければなりません。このとき、「自身のコマ5個以上(5個を含む)を接続させてはならない」というルールがあります。 :2.捕食| 自身のボード上の「種」それぞれにつき、これに隣接している捕食可能な相手のすべての「種」を捕食します。捕食できるかどうかは生命の輪に従います。捕食された「種」を構成するコマはボードから取り除かれます。 以上の2つのステップを実行したら手番が終了し、次のプレイヤーに手番が移ります。 ゲームは以下の2つの条件のいずれか1つでも満たされたら終了します。 :a.|「1.進化」において、コマの配置ルールを満たすようにコマを置くことができない。つまり、どこにコマを置いても自身のコマが5個以上接続してしまう状態になる。 :b.|20個のコマを捕食する。 以上の条件を最も早く満たしたプレイヤーが勝者です。 ・プレイ例 2人プレイで、白プレイヤーの手番です。 :1.進化| :2.捕食| 上記の例では、白プレイヤーはコマを1個置き、相手の3個のコマからなる種を捕食しました。 *戦略のヒント :1.|大きな種を早く作るべきではありません。相手の計画に柔軟に対応できなくなります。また、ボードに自身のコマを置くことのできるスペースが少ないと、相手に簡単に捕食されていまいます。 :2.|2個のコマで構成されている種(以降、2コマ種)は、これに隣接するスペースに相手が新たな種を作ることを妨害するため、戦略的に最も重要です。1人のプレイヤーが2コマ種を最後まで温存し、これに隣接するスペースに相手が1個のコマを置くことを余儀なくさせた場合にゲームが決まってしまうことがあるほどです。 :3.|ただし、ゲームの序盤では2コマ種を対戦相手に捕食させるように動くことも重要です。これによって相手は3コマ種を作ることを強制され、2コマ種を作ることを結果的に妨害されることになるからです。そして、ゲーム中盤から終盤にかけて、対戦相手よりも多くの2コマ種を確保することを目指しましょう。 *テーマについて 簡単なルールであるにもかかわらず、このゲームは実際の食物網の変遷を再現しています。 ・生態系は単純な種から始まり、時間の経過とともに徐々に複雑なものへと進化していきます。 ・進化的に単純な種は、より複雑な種よりも繁殖が早いが、その寿命は短く、より多くの個体が死ぬ傾向にあります。 ・1つの種の個体数が多いとき、それを捕食する種の個体数の増加をもたらします。 ・食物連鎖の上位捕食者になるにつれて種の複雑さは増しますが、頂点捕食者が死ぬと再び単純な種に戻ります。それぞれの種は一部の例外を除いて、自身が捕食できる種よりも少しだけ複雑な構造を持ちます。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: