Suchong-Mind Control Antidote Fontaineは今やRaptureの怪談の類いになってしまい、またそれが彼に力を与えている。だが はったりといかさまの皮を剥けば、詐欺師が一人いるだけだ。そして詐欺師の御多分に漏れず、 彼は自分が搾取される側に回ってしまうのを恐れている。だからLot 192を注文して来たのだ—— 精神制御plasmidの除去剤だな。このことは誰にも、Tenenbaumにも、話さぬが身のためだと Fontaineは言った。Suchongは聞き入れようと思う。 Paparazzi-Fontaine's Breakup Fontaineと子飼いのひょろ長いドイツ人の間で、ことがおかしくなったらしい。Fontaineほどの 男ならばどんなうまい話も選り取りのはずで、あんなわけの分からぬドイツ女のことでどうして 時間を無駄にしようものか、私のような記者には一向に解せない。暗証番号を5744に書き換える ことすらしていたが、恐らくはあののっぽが二度と首を突っ込まぬよう念には念をという処か。 Frank Fontaine-Sad Saps 良いカモだな。こいつらは実業家にでもなるつもりでRaptureにやって来た。だが、便所を磨く 人手もなきゃならんのを忘れている。大した金蔓だよ——私が寝床とスープを一杯くれてやれば 自分の命を差し出すんだから。Fontaine救貧院が完成したら、誰かさんは軍隊が入り用になるかな? Frank Fontaine-The Longest Con Frank Fontaine:大仕掛けで丸ごと嵌められる時分に、いちいち小細工を弄してはならない。 Atlasはこれまでで一番大掛かりな奴だ。RyanはFontaineに死んでもらいたがっている、 その通りにしてやろうじゃないか。Atlasとして、新たな顔とまっさらな経歴を手にした私は 心機一転、撒き直しだ。いよいよRaptureを回収して—— Diane McClintock:…Ryanがよ。Atlasに伝えるのが待ち切れないわ。さぞ喜ぶでしょう… Frank Fontaine:うお、McClintockさん…ここで何をなさってるんです? 今ちょっとこれを消しますので…