*DIANE MCCLINTOCK ** NEW YEAR'S EVE ALONE (原文)Another New Year's, another night alone. I'm out,and you're stuck in Hephaestus, working. Imagine my surprise. I guess I'll have another drink...here's a toast to Diane McClintock,silliest girl in Rapture. Silly enough to fail in love with Andrew Ryan,silly enough to-What...what happened...I'm bleeding...oh, god...what's happening.... 孤独な大晦日 また新たな年、そして今回もまた一人の夜。 オフの私と、Hephaestus で仕事にかかりっきりのあなた。 ほんとに驚きよね・・・。 もう一杯飲もう・・・ Rapture いちおバカな娘、Diane McClintock に乾杯。 Andrew Ryan に恋するバカな娘、バカにも程が --- 何、何が起きてるの? 血が出てるの? 私......ああ...何よこれ... *STEAVE BARKER ** HOLE IN BATHROOM WALL (原文)Hey,Brenda- You care to tell me why you've had a hole in the wall the size of Plymouth Rock coming out of your crapper going on three weeks now? Now,I ain't saying I'm Shakespear, but I'm trying to run a respectable theater. I got working folk coming in from Port Neptune trying to catch a little diversion...and all they can think about is the stink coming out your shitter. Get it Fixed. トイレの壁の穴 おい、Brenda。便所の壁に馬鹿でかい穴開けといて、もう三週間もそっからクソを垂れ流しってのはどういう了見だ?聞かせてくれよ。 俺はシェイクスピアじゃない。だが、自分の経営する劇場は恥ずかしくないものにしたいんだ。 まったく、Port Neptune くんだりから気晴らしにやって来てる労働者連中もいるってのに・・・その客たちもお前の糞の臭いに辟易しちまう。 さっさと直すんだ。 Tenenbaum-Love For Science ドイツ軍の捕虜収容所で科学への愛を自覚した時、私はまだ十六歳だった。 そこにはあるドイツ人医師がいて、ある実験をしていたの。時々、科学的な間違いも犯したわ。 私がそれを指摘すると、彼は怒った。でもその後でこう言うの、「子供にこんなことがわかる ものか」。「わかることもあるわ」 私は答えた。すると彼は「ではなぜそれを私に教える?」と 怒鳴った。「そうね、」と私は答えたものよ。 「どうせそんなことをするなら、せめて正しくやるべきだわ」。 Tenenbaum-Useless Experiment 収容所では、ドイツ人は私を他の捕虜の遺伝実験に従事させたわ。私はヴンダーキント、「神童」と呼ばれた。彼らの関心は青い瞳とか額の形とか、そんなことばかりだった。 でも私が気に掛けたのは、なぜある者は生まれつき強く、またある者は弱いのか、ということだけ。賢い者がいて、鈍い者が居るのはどうしてなのかしら?それなのに、何につけても殺人、殺人。何でも良いわ、ドイツ人は実のあることに目を向ければ良かったのよ。 Andrew Ryan-Parasite Expectations 地上の寄生虫たちは、医家は無償で療病をなし、百姓が飲食を施してくれるものと思っている。 それは変質者が、その異常な悦びを満たすため、陵辱の餌食を求めて通りをうろつくのと さして変わりない。 Andrew Ryan-Vandalism 一部の市民が 自動販売機器を "不正に" 用いる方途を 探り当てたことには留意している... 自由な企業活動が我らの社会基盤たると, 市民の一人一人に重ねて指導せねばならぬとは。 寄生虫は処罰されるだろう。 Steinman-Adam's Changes RyanなくしてAdamはならず、AdamなくしてRyanは…長年研究に掛かり切りだったが、 Ryan達に出会う以前の私は本当に外科医と呼べただろうか。もうメスにも、偽善的な倫理観にもウンザリしていたものだ。確かに、腫れ物を切除したり、鷲鼻を低く削るなんてことは散々やれた。だが…だが何かを本当に変えることができていたか?いいや。 だがAdamがその手段を与えてくれた。Ryanは足手まといの倫理から我々を解放してくれた。 容姿を変えよ、性別を変えよ、人種を変えよ。変化は我々自身に委ねられている。他の誰の物でもないのだ。 Steinman-Higher Standards Adamは、職業意識を持つ者に対しては新たな問題を投げかけている。器具が改良されると、 拠るべき規範がそうなるようにだ。かつての私は、疣を一、二個取り除いたり、見せ物小屋の 畸形としか言えぬものを日の下に晒せる姿にしては喜んでいた。だがそれも往時のこと、 有り合わせで済ませていた時代の話だ、だがAdamがあれば…肉体は粘土と化す。 作業が片付くまで刻んで刻んで刻んでしまわずに、何の弁明ができる? Steinman-Limit Of Imagination 私は美しい、その通りだ。見よ、自分の顔立ちを垢抜けて見せるのに私がどれほどのことを やれたか。Adamとメスを使って、私は変貌を遂げた。だがより良いものがないだろうか? 私に足りないのは技術ではなく…想像力だとしたら? Steinman-Surgery's Picasso 絵描き連中にうんざりしたピカソは、彼らを立方体その他の抽象的な図形として 表現することにした。すると世界は彼を天才と呼んだのだ!私は外科医としての 生涯を全て費やして、似たような月並みの形を造ってきた。繰り返し繰り返し、 つんとした鼻、割れた顎、豊かな胸をだ。老いたスペイン人が絵筆でやったことを 私がナイフでもってやれたら、素敵なことじゃないかね?