ジョジョの奇妙なバトルロワイアル まとめwiki内検索 / 「《運命》の使徒」で検索した結果

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  • 《運命》の使徒
    「……なあ、大佐。ちょっと聞きたいんだが」 このぼく、ジョナサン・ジョースターは、とうとう我慢できなくなって、隣を歩く男に問い掛けた。 空はゆっくりと白み始め、夜明けも程近い時間。目の前には大きな建物、病院の看板が見える。 「何かなァァァッ?」 「大佐の身体は、本当に金属で機械なんだよな?」 「我がドイツの技術力は世界一ィィィ! その通りッ、我らゲルマン民族が誇る最先端技術の結晶であるッ!」 「ひょっとして……その身体って、磁石に影響を与えたりするのかい?」 ルドル・フォン・シュトロハイム大佐。ドイツの軍人だそうだ。この若さで大佐というのも異例なことだろう。 ぼくが岸辺露伴の家で出会った仲間。彼もまた吸血鬼と戦っているということなので、行動を共にすることになった。 未だに信じきれないのだけれど、彼の身体の大半は機械で出来ているらしい。 ...
  • ◆tAKM6DkvGg 氏
    ... 黄金の意志 41 《運命》の使徒 45 真の《殺戮のエリート》 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法 55 それはまるで乙女のように 名前 コメント
  • 逃亡
    ...追って読む 41 《運命》の使徒 リキエル 71 奪われたスタンド 41 《運命》の使徒 噴上裕也 86 断末魔のエコーズ,
  • 【第二部:戦闘潮流】のキャラを追跡
    ...の奇妙な取材 41 《運命》の使徒 64 SZR~surround zone readers~ 100ヒトとハトのコンビネーション 105 『シーザー孤独の青春』 108 享受 116 Io non sono solitario.(前編) 116 Io non sono solitario.(後編) リサリサ(エリザベス・ジョースター)(7) 20 熱き勇気と冷徹な意思 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法 64 SZR~surround zone readers~ 82 邂逅、曾祖母と曾孫 101 擬似娚愛は嫐乱す(前編) 101 擬似娚愛は嫐乱す(後編) 108 享受 116 Io non sono solitario.(前編) 116 Io non sono solitario.(後編) ストレイツォ(1) 4『老い』の超越者 ワムウ(10) 10風は 吹...
  • 「未知との遭遇」
    ... 噴上裕也 41 《運命》の使徒 リキエル 41 《運命》の使徒
  • 【第一部:ファントムブラッド】のキャラを追跡
    ...の奇妙な取材 41 《運命》の使徒 ロバート・E・O・スピードワゴン(1) 06 『擬制と犠牲』 ウィル・A・ツェペリ(7) 20 熱き勇気と冷徹な意思 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法 64 SZR~surround zone readers~ 88 意気投合 90 師の教え(前編)~兄弟弟子の再会~ 90 師の教え(中編)~師の教え~ 90 師の教え(後編)~捨てるのではなく…~ 96 4(フォー)プラス1(ワン) 109 支給品VS支給品 ダイアー(11) 19 股開く貴公子 36 共演 63 暴走する男達 73 その者共、同様につき その① 73 その者共、同様につき その② 83 Stooge(ストゥージ)は誰だ!? 90 師の教え(前編)~兄弟弟子の再会~ 90 師の教え(中編)~師の教え~ 90 師の教え(後編)~捨てるのではなく…~ 96 4(フォー...
  • 1日目 第1回放送まで
    ...ンガリ・A) 41 《運命》の使徒(ジョナサン シュトロハイム 噴上裕也 リキエル) 42 灯台もと暗し(ジョセフ 東方仗助) 43 帝王の『引力』(プッチ) 44 ブラックホールによろしく(シーザー トリッシュ) 45 真の《殺戮のエリート》(ワムウ タルカス ミキタカ ブチャラティ 虹村形兆) 46 仮説・それが真実(花京院) 47 角砂糖同盟(セッコ ウェザー) 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法(ツェペリ リサリサ) 49 承太郎と哀れな下僕(承太郎) 50 魔人間アラキ~第1回放送~(荒木)
  • 1日目 第1回放送まで(時系列順)
    ...ギアッチョ) 41 《運命》の使徒(ジョナサン シュトロハイム 噴上裕也 リキエル) 42 灯台もと暗し(ジョセフ 仗助) 43 帝王の『引力』(プッチ) 45 真の《殺戮のエリート》(ワムウ タルカス ミキタカ ブチャラティ 虹村形兆) 46 仮説・それが真実(花京院) 47 角砂糖同盟(セッコ ウェザー) 49 承太郎と哀れな下僕(承太郎) 【早朝~朝】 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法(ツェペリ リサリサ) 50 魔人間アラキ~第1回放送~(荒木)
  • 第一回放送までの死者
    ...ー 噴上祐也 41 《運命》の使徒 骨折(首の骨を折られる) 早朝 ジョセフ・ジョースター ペット・ショップ 42 灯台もと暗し 刺殺(氷のミサイルによる胸部貫通) 以上13名 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 1位 ナランチャ 2人 スピードワゴン、カーズ 生存 1位T ギアッチョ 2人 ストレイツォ、吉良吉影 死亡 3位T ウィル・A・ツェペリ 1人 スポーツ・マックス 生存 3位T リサリサ 1人 スポーツ・マックス 生存 3位T 山岸由花子 1人 黒騎士ブラフォード 死亡 3位T ジョナサン 1人 ヴァニラ・アイス 死亡 3位T ディアボロ 1人 プロシュート 生存 3位T 東方仗助 1人 ペット・ショップ 生存 3位T アナスイ 1人 山岸由花子 生存 3位T 吉良吉影 1人 ギアッチョ 死亡 3位T 噴上祐也 1人 ジョナ...
  • 【第六部:ストーンオーシャン】のキャラを追跡
    ...未知との遭遇」 41《運命》の使徒 67逃亡 71奪われたスタンド 93T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ 95Judgment Day
  • 【第四部:ダイヤモンドは砕けない】のキャラを追跡
    ...未知との遭遇」 41《運命》の使徒 67逃亡 86 断末魔のエコーズ, 94《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その① 94《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② 94《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その③ 102 『誤解』と『信頼』 103帝王始動(前編)~快進撃 噴上裕也~ 103帝王始動(後編)~覚醒 モハメドアヴドゥル~ ヌ・ミキタカゾ・ンシ(13) 16奇妙な遭遇 32『Oh! That s A Car Chase!!』 45真の《殺戮のエリート》 49承太郎と哀れな下僕 68怪物に捕らわれた異星人について 70Excuse Me!考え中 93T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ 95Judgment Day 111ブチャラティがCOOL! 114 荒木討伐隊①~合流~ 114 荒木討伐隊②~...
  • 岸辺露伴の奇妙な取材
    ...ジョースター 41 《運命》の使徒 シュトロハイム 41 《運命》の使徒 岸辺露伴 31 岸辺露伴の奇妙な冒険 ヴァニラ・アイス
  • SZR~surround zone readers~
    ...追って読む 41 《運命》の使徒 シュトロハイム 100 ヒトとハトのコンビネーション 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法 ウィル・A・ツェペリ 88 意気投合 48 見知らぬ遺言、見知らぬ魔法 リサリサ 82 邂逅、曾祖母と曾孫
  • 信奉者達の盟約
    ...まで]] [[次へ 《運命》の使徒]] *時系列順で読む [[前へ 『オアシス』を求めて]] [[戻る 1日目(時系列順)]] [[次へ 岸辺露伴の奇妙な冒険]] *キャラを追って読む |18 [[トンネルを抜けると]]||空条徐倫|55 [[思い知らせてあげる]]| |18 [[トンネルを抜けると]]||ミドラー|55 [[思い知らせてあげる]]| |03 [[盲目の狙撃手]]||ジョンガリ・A|51 [[それはまるで乙女のように]]|
  • その他、現実世界からの出典
    その他、現実世界からの出典(もちろんジョジョではおなじみの物もあり) 刃物、銃器物および危険物系の支給品はこちら 誰かが所持している支給品 矢の形をした首輪探知機 ギアッチョに支給。 現在はシーザー・アントニオ・ツェペリが持っている。 まさに当たり武器。 矢はスタンド能力を発言させる『矢』にそっくりな形らしい。 当然、誰かに刺さってもスタンド能力は発現しない。 ちなみに第3部以前の参加キャラは矢について知らない。 拡声器 スポーツ・マックスに支給。 いわゆるスピーカー。 その使い道は無限大。仲間を呼ぶもよし、喧嘩を売って人を呼ぶのもよし。 現在の所持者はヨーヨーマッ。 ロワではウィル・A・ツェペリ&空条承太郎の提案でヨーヨーマッに使用させる。 呼びかけは無事に成功した。【E-6】、【E-7】で聞こえているのが確定。 放送...
  • 師の教え(後編)~捨てるのではなく…~
     * * * 「私は承太郎の支給品、ヨーヨーマッです。 花京院、ポルナレフ、アブドゥルに連絡です。 承太郎は4時から5時まで 運命の車輪戦の休憩所、ダニエル・ダービー戦の戦場に居ます」 「もっと大きな声を出せ」 「私は承太郎の支給品、ヨーヨーマッです! 花京院、ポルナレフ、アブドゥルに連絡です! 承太郎は4時から5時まで 運命の車輪戦の休憩所、ダニエル・ダービー戦の戦場に居ます!」 「もっとだ」 「私は!!!承太郎の支給品!!!ヨーヨーマッです!!! 花京院!!!ポルナレフ!!!アブドゥルに連絡です!!! 承太郎は!!!4時から5時まで!!! 運命の車輪戦の休憩所!!!ダニエル・ダービー戦の戦場に居ます!!!」 コレ位の声なら、結構な距離聴こえるだろう。 「そのまま予定通り東へ向かうぞ。テメェは言われた事以外の事は何もするな」 ―――そう言って...
  • 奪われたスタンド
    …僕はバカだ。 あの長髪の男に攻撃を仕掛けられ、怒り心頭していた。 だから、当たり前の事実に気付かない。 そう、「敵はあの男だけじゃない」という事に。 本来ならすぐ身を隠し、更なる戦闘から回避する努力をすべきだった事に。 そして、気付かなかったせいで…  * * * 「ガウ!」 コーイチがロハンを担いで歩き始めた直後、俺はコーイチに吠えた。 「イギー?どうしたの?」 コーイチが尋ねてくるが、俺は視線を前方に向け、低く唸る。 それでコーイチも気付いたらしい。 前方に何者かがいる事に。 俺は鼻が利く。どこら辺にどれ位の人間が居るか大体分かる。 ただ、そいつらがこっちに気付いていないのならわざわざ仕掛ける必要はねぇ。 例えば今こっちに近付いている奴も、さっきまでは全く動いてなかった。 だから気にはしていなかったんだ...
  • リサリサ(エリザベス・ジョースター)
    【名前】 リサリサ(エリザベス・ジョースター) 【出展】 第二部 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統 最初からいるような存在感だが登場は第ニ部中盤以降。 第一部ラストでジョナサンに助けられる赤ちゃんは実は彼女。ゆえにジョースターの血が流れているわけではない。 【種族】 人間 【性別・年齢】 ゲッ! 女!?・不明 【外見】 どーみても20代後半・ロングの茶髪・瞳はブルー イメージはこちら 波紋の影響で肉体が年を取らず、50歳(らしい)なのに20代のように若々しいスタイルを持っている 【性格】   基本はクール。目的を達成するためならある程度の犠牲と覚悟は辞さないタイプ。 原作では宿敵・柱の男達を倒すためにジョセフを容赦なく死地に追いやるような修行をさせた。 「あ…あの女の目………養豚場のブタでもみるかのように冷たい目だ…残酷な目だ… 「かわいそうだけど、...
  • リキエル
    【名前】リキエル 【出展】 <第六部・ストーンオーシャン> 【種族】 人間 。「DIO」の息子の1人。 ジョルノとは異母兄弟にあたる。  【性別・年齢】 男性  【外見】 牛のような服を着ている。 【性格】 昔からパニック障害にかかっていたリキエル。 生きる目的を無くし暴走族になっていた彼は事故で入院。 そこでプッチ神父に出会い、スタンド能力に目覚める。 【口調】 オレは「アポロ11号」なんだァーーーッ 神父の求めているものは その「偶然」だ! おまえに味方した「偶然」! それがほしいんだ おまえは誰よりも強い『運命』を持っているようだ 神父は「オレ」か? それとも「おまえ」か? 強い「運命」を持っている方に来てほしいんだ!! 「精神の成長」を求めた彼は徐倫たちと根競べの勝負を挑む。 【特異能力】 スタンド能力は「スカイ・ハイ」。 スカイ...
  • ディアボロ
    【名前】 ディアボロ(ヴィネガー・ドッピオ)  イメージはこちら 【出展】 <第5部 黄金の旋風>  【種族】 人間、二重人格者。 【性別・年齢】34歳。ギャング組織「パッショーネ」のボス。 【外見】 肩を越える長髪で、基本色はピンク色に斑点がついている。 上半身には露出の多いセクシーな服を着ている。 【性格】 若い頃から偽名を使っていて正体を決して明かさない男だったらしい。 ちなみにトリッシュの母親に対して名乗っていた名は「ソリッド・ナーゾ」……ソリッドが英語なら「黒い謎」か? 寒い。 【口調】 「どんな人間だろうと…一生のうちには「浮き沈み」があるものだ。『成功したり』『失敗したり』………。  だが…未来という目の前に………ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけ!それに落ちる事がなければ。 人生は決して『沈む』事がない。『絶頂』のままでいられる。...
  • 登場キャラ別に追跡ッ!
    さすがディオ! おれたちにできない【第一部:ファントムブラッド】のキャラを追跡を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ! 可愛そうだけど明日の朝には【第二部:戦闘潮流】のキャラを追跡の項目に名前がならぶ運命なのね きさま【第三部:スターダスト・クルセイダーズ】のキャラを追跡する新手のスタンド使いかァーーーーーッ フフ…私…【第四部:ダイヤモンドは砕けない】のキャラを追跡をした時……その……なんというか…… 「勃起」してしまいましてね……。 こいつに【第五部:黄金の旋風】のキャラを追跡をさせてやりたいんですが構いませんねッ! 「らせん階段」…!「カブト虫」!「廃墟の街」!「イチジクのタルト」!「カブト虫」!…『ドロローサへの道』! 『カブト虫』!「【第六部:ストーンオーシャン】のキャラを追跡」!「特異点」!「ジョット」!「天使」! 『紫陽花』!『カブト虫』!『特異点』...
  • 盲目の狙撃手
    「ここはどこだ…?墓らしきものがあるがここは墓場か?」 彼はジョンガリ・A。彼は白内障で目が見えず墓石を触って 自分がどんな場所にいるのか調べている 「ルールは単純です。この場にいる全てを蹴落とし、生き残る。ここから元の世界に帰れるのは 最後まで生き残った優勝者だけです。 ですが、このゲームにはいくつかのルールがあります。 禁止事項を破れば、君たちのつけている首輪が爆発します。」 彼はさっきの事を思い出した。主催者と名乗る者の声、何かが叩きつけられる音、 爆発する音、そして自分の心の支えであったあの人の声 「たしかにディオ様の声が聞こえた、あの人がいる!しかし…同時にあいつらもいた筈だ…  憎きジョースターの血統!」 彼は徐倫に敗れたあと、いつのまにか荒木のいた教会にいた。 「オレとディオ様だけ生き残ればいい、あの主...
  • ジョージ・ジョースター1世
    【名前】 ジョージ・ジョースターⅠ世 【出展】 <第一部 ファントムブラッド> 【種族】 人間  英国貴族領主  【性別・年齢】 男性 中~高齢 ジョナサン・ジョースターの父親。 妻は事故で死亡。この事故がジョナサンとディオを引き合わす運命の事故なのであった。 【外見】 紳士 【性格】 穏やかで偉大な精神を持つ。 2人の子、ジョナサンとディオを大切に思う。 その変わり紳士にさせるための教育もおこたらず、厳しいカリキュラムで二人を鍛えた。 【口調】 「なんの理由があってかわからんがわしは息子を信じるよ」 【特異能力】 特に無し。正真正銘ただの人 せめてあげるとするなら……おひとよしすぎます! 【備考】 後のジョジョに引き継がれる偉大な精神の持ち主。但し体は丈夫でない。 彼の名前が判明したのは<第三部・スターダストクルセイダース>から掲載され始めた...
  • ジョナサン・ジョースター
    【名前】 ジョナサン・ジョースター 【出展】<第一部 ファントムブラッド> 【種族】 人間 【性別・年齢】 男性 若者 【外見】黒髪 身長195センチで大学時代はラグビーのエース。現在は考古学者(石仮面の調査)。 【性格】 自分の名前を刺繍したハンカチを持つほどの紳士。      人間時代のDIOに一族の権力を乗っ取られそうになるが、石仮面のせいでDIOを含め彼らの運命は大きく変わっていった。 【口調】 「何をするだァーッ!」←本当は誤植で生まれた台詞だが今ではすっかり名言に。最近直されてしまったらしい。 「君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!」 「屍生人(ゾンビ)になど誇りある我が名を教える必要なし!」 「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! おおおおおっ 刻むぞ血液のビート! 」                  _,. --―'...
  • 『運命の車輪(ホゥィール・オブ・フォーチュン)』
    「さて……どうしたものか……」 虹村形兆は自分の「ランダム支給品」に「乗り込みながら」、口の中で呟いた。 「荒木」とやらの能力で飛ばされた彼の目の前にあったのは、セダンタイプの、ごくごく普通の乗用車。 デイパックの中にあったキーを挿せば、しっかり噛み合う。戸が開く。 支給品と共に入っていたメモに書かれていた一言、「真の支給品はお前のすぐ傍にある」、の通りだ。 直接戦闘に役立つものではないが、形兆はこの支給品に満足する。 クラッチのないオートマ車。免許などの問題はともかく、一応動かすことはできそうだ。 未知のスタンドが相手でも、自動車の速度とパワーがあればある程度は優位が得られる。 そして何より、移動がラクになる。移動中の隙も減らせる。 「ここが杜王町だと言うのなら……気になるのは、おやじのことだな」 現在地は杜王町の駅前商店街の一角...
  • 飢エタ野犬ノ慟哭
    ガチャン! バリバリ! ガチャンガチャン! 飛び交う雑貨が襖や食器棚を散乱させる。時刻は午前八時を指していた。 オレは所構わず家の中をザ・ワールドに引っ掻き回させていた。 いくら漁っても、出てくるのは平凡な家庭にありがちな日用品ばかり。 武器に使用できそうなものは何も見つからない。 最初に見つけた包丁、ナイフ合わせてほんの数本。ここの家屋には携帯銃すら備えていない。 無用心にもほどがある。住人は一体どういった神経をしているのか。 この町はそれほど治安がある、ヌルい地域なのだろうか。 てっきり殺し合いを容易に進めるために用意された場所だと考えていた。 オレは勘違いしていたのか……? このDIOが、地図を広げる。 今自分のいるエリア【C-8】は、この紙面でいうと端だ。 オレはこの町の都市部にはまだ行ったことがない。 この町の人口密度がどれほどかは知らないが...
  • T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ
    億奏……康一……露伴…… 億奏……康一……露伴…… 億奏…… あいつ、アホアホバカにしてたけど、肝心な所では根性見せる奴だった… なにより…いい奴だった…… 康一…… 始め会ったときは気弱な奴だと思ってたけど……勇気もある…… あの承太郎さんにも頼りにされてたしな…… 露伴…… あのいけすかねえ野郎が死んだってよ…まだ俺の髪型をバカにされたときの恨みは残ってる… 一字一句覚えてるぜ…「君のそのヘアスタイル笑っちまうぞ仗助!」 「20~30年前の古くさいセンスなんじゃあないの カッコイイと思ってんのかよお」 「こぎたない野鳥になら住み家として気に入ってもらえるかもなあ」 億奏……康一……露伴…… あいつらが死んだって…?そんなわけないだろ……億奏はガタイもいいし、度胸もあった…… 康一はいざというときの根性な...
  • ブラックホールによろしく
    「……結構歩いたわね。」 橋は無事越えたし…一応、駅に向かっているのよね。 それにしても思っていたのより随分と『長い』橋だったわ。(地図に書いてある絵はあてにならないってことね。) 自分がいた場所と町をつなぐ大きな橋。 最初にいた場所から町に行くにはあそこを通らなければいけないのはわかっていた。 散々歩いたし…『橋』が『長い』のはギリギリ我慢できた。 今、優先すべき事項はディアボロやジョルノ達について考えることですもの。 だけど (マンマミア~素晴らしいデザインだと思わないかトリッシュ!   この橋の『つくり』……時代の先取りをしたような建築様式だ。  もっとも、オレ達の故郷の様式美に遥かに劣るのは明白だがね……) この男の存在が私の頭をかき回すのよ。 何よさっきのあの言い回し。 ああ忌々しい。嫌いじゃないけど忌々しい...
  • 第三回放送までの死者
    第三回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 日中~午後 花京院典明 ナランチャ 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その①94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その②94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その③ 銃殺(エアロスミスの弾丸を頭部に直撃) 日中~午後 花京院典明 ジョンガリ 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その①94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その②94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その③ 謀殺(エアロスミスの弾丸を軌道修正させた) 日中~午後 F・F アヴドゥル 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その①94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その②94 《UNLUCKY COMMUNICATIO...
  • 解散したチーム
    【度を超えた性同一性障害と度を超えた超雌チーム】 ○エルメェス・コステロ/○ヴィネガー・ドッピオ(ディアボロ) 栄えある最初に結成されたチーム。 まさにチーム名も度を超えており、なかなか濃ゆい。 意外にも、カーチェイス組の次に杜王町を長距離移動していた。 【あんまりノーマルじゃあないチーム】 ○ブローノ・ブチャラティ/○ヌ・ミキタカゾ・シン カフェ・ドゥ・マゴで結成。 スタンスはもちろん対主催&町の調査だった。 【巨象と戦争アリの戦い または はた迷惑なカーチェイスバトル?】 ○虹村形兆VS○タルカス 原作の小説「バトルロワイヤル」のお株を奪うカーチェイス。 チームではない。果たして第三放送後の夜でもこのカーチェイスはまた行われるのだろうか? 【巨象とイタリア風戦争アリのカーチェイスバトル 宇宙人添え】 ○タルカスVS○ブローノ・ブ...
  • 魔人間アラキ~第1回放送~
    もし、夢がかなったとしたら。 人はまず何をするだろうか。 あなたは、感嘆の声をあげるだろうか。 あなたは、拳を握り締めてガッツポーズをするだろうか。 あなたは、他人に気づかれぬよう笑いをこらえるだろうか。 あなたは、体全身で思わずはしゃぐだろうか。 誰もが事の大小に関係なく『喜び』を得たとき、 幾千もの動作の中から人は『喜び』を表現する。 そしてそこには必ず『沈黙』が存在する。 『沈黙』は受け入れる時間をつくる為に存在する。 過程、状況、環境……それらを結果にまとめあげ、現実世界の自身の認識に受け入れさせる。 それは実に最高な気分であり、幸福の『瞬間』でもある。 喉の調子を確認し、腹から息を吐く。  今、まさに男はその『瞬間』を『沈黙』しながら噛み締めていた。 ―――――――――待ちに待った放送の時間である。 ...
  • 捜索隊、結成
    街を北上したエルメェス・コステロは、 杜王駅の入り口を、注意深く睨み続けていた。 照明が落とされている為に、入り口から覗くのは暗闇のみ。 空間を埋め尽くす漆黒を前にして、彼女は歩を止めた。 もし、闇の内に潜み襲撃の機会を伺う参加者が存在するのならば。 戦闘が始まった場合、形勢は自分が圧倒的不利である事は間違い無い。 この暗闇の中に踏み込む事は、余りにも危険すぎる賭けだ。 彼女が追う人物、東方仗助も同じ考えを持ったろう――と、エルメェスは推測した。 仗助は周囲の市街地を、『傷付いた参加者』を求め探索している。 駅内部に踏み込む事が危険である以上、 彼もこのまま市街地を北へと進んだと考えるのが自然。 ならば、自分もその経路に従うべきだ。 仗助の影を求め、エルメェスは杜王駅を後にした。 ――運が悪かった。そう断言で...
  • 師の教え(前編)~兄弟弟子の再会~
    第二放送を聴き終え、ツェペリと俺は打合せを始めていた。 「儂の仲間で生き残っているのはリサリサ、シーザー、シュトロハイム。 お主の仲間は花京院、ポルナレフ、アブドゥルか」 「…あぁ」 ツェペリの言葉に上の空で返事する。 其れを敏感に察知したツェペリは、 「なんじゃ、気の抜けた返事をしおって」 と言って来た。 「………」 「…第二放送の死者の名に、お主の知り合いの名があったのか?」 鋭い所を突いてくる。 とはいっても、第二放送でいきなり態度が豹変しているなら、考えられる事は1つしか無いが。 「ハイ。実はイギ「テメェは黙ってろ」 又も許可無く口を開くヨーヨーマッを遮り、ツェペリに向かって話す。 「仲間の名が、1匹あった」 「そうか…」 ツェペリは押し黙る。 「のう、ジョジョよ」 暫くして口を開くツェペリに、俺は顔を上げた。 「お主のような年端もいかぬ若者に...
  • Io non sono solitario.(後編)
    *  * ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………… 「何? 今の音……銃声!? まさか、ゴホッ……シュ、シュトロハイム!? 」 リサリサは慌てて立ち上がり階段から2階を覗く。 そして次の瞬間、リサリサは思いもよらぬ者を目にした。 階段から落ちてくる巨塊が3つ。続けざまに階段から転げ落ちてきたのだ。 リサリサはわけもわからず回避するが、すぐにそれが大変なことである事に気づく。 「シュトロバイム゛ッ!シーザーッ! ジョセフッ! 一体誰が……」 そう……3つの巨魁は、リサリサはこよなく愛したかけがいの無い仲間たちだったのだ。 シュトロハイムが担いでいたジョセフ・ジョースターの亡骸。気絶中のシーザー・アントニオ・ツェペリ。 そして銃撃されたのか、頭部が無残な状態になっているルドル・フォン...
  • 空条承太郎
    【名前】 空条承太郎 【出展】 第三部:スターダスト・クルセイダーズ 【種族】 人間 17歳 血縁上はジョセフの孫。 【性別・年齢】 男性 高校生 【外見】 高校生らしく学ラン(ただしボタンは全開)、帽子がトレードマーク。 帽子はめったに脱がない(作者のこだわりらしい)らしく、頭髪が一体となっているように見える。 また、学ランには長い鎖が一本ついている。イメージはこちら 【性格】 無口だがジョースターの精神を受け継いでおり、他人を自分の為に犠牲にする奴は「悪」とみなして許さない。 女にやたらモテる(本人はうっおとしい女は嫌い) ジョセフと同じく「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」をまたいで登場するキャラ。 第4部、第6部にも登場するがこのロワイアルは第3部の時期から参戦しているので 知り合いは第3部のキャラのみ  【口調】 「オラオラオラオラオ...
  • ディオ・ブランドー
    『ゲーム』が始まってからおよそ半日。 日が昇りだしたにも関わらず未だ薄暗いある民家の中。そのリビングで私、エンリコ・プッチは荒木の放送を聴いていた。 ホテルでの戦いの後に“馬”と『巡り合い』、そして・・・これは手近なところを選んだだけだが、とにかく・・・家に入り、 そして傷を癒すために休息を取っていたのだ。さすがに、意識がいつ消えるかと言う状況、眠る訳にはいかなかったが―― 出来るだけ動かず・・・全身の力を抜き足を投げ出し椅子にぐったりと倒れるように腰掛けて“糸”の力に回復の全てを委ねていた。 まったく、皮肉なものだ。まさかあの空条徐倫の精神―ストーン・フリー―と同じ“糸”に癒される事になるとは・・・ そんなことを考えていた矢先の放送だった。リビングのテレビが勝手に喋り始め、隣の寝室からはラジオだろうか・・・声も聞こえている。 驚きはなかった・・・しかし、この『...
  • 【第五部:黄金の旋風】の死亡者名鑑
     辷-三{}ニ/ _ -‐ ニ..,,_‐-   `,>` <_ニ,,二,,_―_\  ` ̄r┴_ ゙ _/            /    /´  ´" -ニ__\ 、__ _厂r‐ " ,.ニ、= ...__     _=     /           `ヽ.ヽ   名前 プロシュート ー「7 " ̄/   ヽ ̄´´"" ー、f   _,/               , j} _ニ|/ -、/   ー-、 ヽーー---/´   {ー-===._-、       ,.  V   愛称 プロシュート兄貴  7匀 ヽ (乙入 ヽ_,..r ′     ヽ._  \ヽ、   /     | __(/、 一ヘ  く            、⊥エェ_,_ヽ. `く´ ノ    |   能力名 ザ・グレイト...
  • 【第五部:黄金の風】の死亡者名鑑
     辷-三{}ニ/ _ -‐ ニ..,,_‐-   `,>` <_ニ,,二,,_―_\  ` ̄r┴_ ゙ _/            /    /´  ´" -ニ__\ 、__ _厂r‐ " ,.ニ、= ...__     _=     /           `ヽ.ヽ   名前 プロシュート ー「7 " ̄/   ヽ ̄´´"" ー、f   _,/               , j} _ニ|/ -、/   ー-、 ヽーー---/´   {ー-===._-、       ,.  V   愛称 プロシュート兄貴  7匀 ヽ (乙入 ヽ_,..r ′     ヽ._  \ヽ、   /     | __(/、 一ヘ  く            、⊥エェ_,_ヽ. `く´ ノ    |   能力名 ザ・グレイト...
  • エンリコ・プッチ神父
    【名前】 エンリコ・プッチ(ロベルト・プッチ) 【出展】 <第六部 ストーンオーシャン>  【種族】 人間・刑務所専属神父  【性別・年齢】 男性・39歳。(1972年6月5日生まれ) 【外見】 神父の格好。 【性格】 「人は恥じの為に死ぬ。あの時ああしておけばよかったなどと後悔をし、恥じる余り次第に弱り果てて死んでいく。」 運命を克服することに生きがいを感じており、苦難は全て試練として受け入れ、常にNO断念の姿勢で人生をいきている。 偶然「DIO」と遭遇し、彼の友人となり、「スタンド能力を与える矢」の一つを受け取る。 その後スタンド能力を手に入れてDIOと再会し、彼から全ての者を幸福へ導く「天国へ行く方法」を聞く。 だがそれを記した文書は「DIO」を倒した承太郎が処分してしまったことから、彼の記憶のDISCを読むことを決意。 あわよくばそのまま「天国...
  • カーズ
    【名前】カーズ(愛称 考えるのをやめた人) 【出展】 <第ニ部 戦闘潮流>  【種族】 柱の男の一人 【性別・年齢】 男(性別の概念が不明)・ワムウが子供のころに成人の姿をしている為に測定不能。 12000歳以上なのは間違いない。 【外見】 頭を布で髪の毛が見えないように巻きつけている。あとは裸。 一応ふんどしをつけている。 【性格】 「カーズ!てめーの根性はッ! 畑にすてられ、カビがはえてハエもたからねー、カボチャみてえに くさりきってやがるぜーーーーッ!! 」byジョセフ 遥か太古の時代を生きていたカーズは自分と同じ「柱の男の一族」と暮らしていた。 しかし更なる進化=究極生命体(アルティメット・シイング)になることを望んだカーズは 人間を吸血鬼に変えてしまう「石仮面」を発明。進化を望まなかった一族と決別し、滅ぼしてしまう。 カーズは生き...
  • 第三回放送までの進行表
    日中 (12:01~14:00) D-4空条承太郎とウィル・A・ツェペリがヨーヨーマッに放送で喋らせる内容を決める。この時2人の様子をダイアーが隠れて見ていたが、ツェペリにあっさり気づかれ押し問答の末戦闘開始。 D-4ヨーヨーマッを承太郎に任せ、ツェペリはダイアーを一人で食い止めることを決意。最終的にツェペリはダイアーに波紋戦士としての何たるかを叩き込む。 D-4拡声器でヨーヨーマッに一度放送を流させる承太郎は、再びツェペリの下へ戻る。そこにはすでに改心したダイアーも一緒におり、3人は行動を共にすることになる。 H-6ブローノ・ブチャラティと虹村形兆がそれぞれ親人の死を悲しむ。この時、ブチャラティがとある決意をし、形兆にケンカを吹っかける。 H-6形兆VSブチャラティ開始。几帳面な形兆の性格を逆手にとったブチャラティが勝利したが……? F-3ウェザー・リポートは顔写真名簿を参照にしながら...
  • その石の秘密と、希望
    ゲーム開始以来ずっと拠点にしていたこの家のリビングで、俺はさっきからずっとこの男と遊んでいる。 いや、楽しんでいる俺が言えることではないが、遊んでいると言っても実際のところはただの餌付けだ。 相手の名はセッコ。初めて会話した時に「殺しまくって乗り切る」と宣言した人間と同一人物とは到底思えないほど、遊んでいて楽しい男だ。 しかし、ずっと遊んでいる訳にもいかない。俺はここで定期的に角砂糖を投げていた手を止める。それに気が付きセッコが怒りの声を上げる。 「おい!ウェザーよぉ~てめぇなんで急に角砂糖投げんのやめんだよぉ!」 まあ当然だろう。しかし、こいつの怒りに触れるような言動は今は控えなくてはならない。出来るだけ落ち着いて声にする。 「作ったそばから投げてちゃあこっちも疲れるさ。だからこれから少し角砂糖を作り置きしておきたいんだが。そうすればお前が欲しい時にすぐにあげられるだろ?」 ...
  • 【第六部:ストーンオーシャン】の死亡者名鑑
                         名前 スポーツ・マックス                      愛称 透明人間 ━━━━━━━━━━━━━   能力名 リンプ・ビズキット ┃                 ┃   ━━━━━━━━━━━━━  ← 首輪 登場部<第六部 ストーンオーシャン> 「熱き勇気と冷徹な意思」から登場。透明ゾンビの状態で参戦し、鉄塔から発見した リサリサとツェペリを喰らおうとして見えない動物たちをけしかけたが、水を使った波紋レーダーにて あっさりと見破られ、自身も彼らの放った波紋疾走で、ゾンビゆえ溶けてしまう。 姿が見えない、正真正銘のステルスマーダーとしての登場だったので、AAを探す手間が省けてラクだった。                                 _   ...
  • 『Oh! That's A Car Chase!!』
    「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」 甲冑の屍生人は雄たけびあげ”武器”を振り回す。前方の獲物にかすめる距離までには近付いた。 あと少しィ・・・・・・あと少しィ・・・・・・あとはこの折れ曲がった交通標識でブッ叩くだけなのだ。 手が届きそうな距離まで近付いているハズなのに、攻撃は一向に当たらない。 あまりのもどかしさに男は焦りよりも怒りの方が湧きそうである。 「・・・・・・だいぶイラついているな・・・・・・スピードがどんどん上がっている。そろそろ仕掛けるか」 虹村形兆は合図をかけたように独り言を言う。 ハンドルを切り、車体がタルカスの進行方向にそれたのを確認し、思いっきりブレーキを踏む。 車はそのまま戦車に追い抜かれ、追う追われるの関係が逆転する。 タルカスも即座に吸血馬達をいさめ、逃がすまいと動きを止める。 後ろを振り向...
  • 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その③
    「…………『法皇の緑』。自分の前に辺り構わず『触手の結界』を張り巡らせ……  網状にして絡めとり……弾丸の威力を激減させた」 「でも血だらけじゃねぇかッ! 全部防げなかったんだろ!? 急いで傷を埋めて……!? 」 F・Fの手が止まった。いや、俺が止めた。 治療の邪魔をするなと言わんばかりの顔。刺し殺されそうな鋭い視線が今にも俺を貫きそうだ。だが、退くつもりはねぇ。 「止めろ……もう手遅れだ。傷口を塞いだとしても……流れた血液は戻らねぇ。 コイツはお前と出会う前から負傷に負傷を重ねて来たからな……どのみち失血死するぜ」 「ちょっと待てよッ! 確かにアタシと人間の造りは違うけど……  アタシはこれまでどんなに酷い怪我をした奴も皆治療してきた。血液の代用が出来ていないとは限らねぇぞッ! 」 「じゃあ花京院の傷を全部埋めてる間に……こっちがどうなって...
  • その一撃は緋の色
    何者かが、闇に居た。 それは厳然とした事実だった。 駅に侵入した時から既に、波紋戦士ダイアーとスタンド使いJ・P・ポルナレフの二人は、 暗黒の奥から投射される禍々しいまでの闘気を感受していた。 二人に、言葉を交わす必要は無かった。 隣からの僅かな気配だけで、互いの緊張は十分に伝わっていた。 確かに、居る。 闇を住処とする異形のものが、その牙を潜め襲撃の機会を伺っている。 ……。 ダイアーが一歩先を行き、ポルナレフが後を続く。 限界まで零に至近する足音。空気を微かに震わせる、両者の息遣い。 只の一刻さえも、気を緩ませる時間は無かった。 如何なる事象が、静寂の支配するその禁じられた領域を踏み込み、 深遠に潜む猛獣を呼び覚ますのか、残念な事に両者には分からなかったから。 二人の戦士に許された行動は、出来る...
  • Judgment Day
    全身の悪寒が止まらない。 目蓋を支える筋肉が、意思で操作出来ない。 視界が、暗い視界が……更なる暗黒に塗り潰される。 (何故……何故なんだよォォ――――ッ) 訳の分からぬ恐怖に、全身から汗が噴き出す。 指先で目蓋を押さえ込むが、視界は全く改善しない。 足元がふらつく。眩暈を覚える。 リキエルは、動揺し切っていた。 (……ああ、うわあああああアアァァッ!) 既に。 『スカイ・ハイ』で操った数十のロッズをぶつけた筈なのに。 こいつらの体温は徹底的に奪い去った筈なのに。 体温の急激な変化に、必ず肉体は変調を来す筈なのに。 何故、この男達は、平然としていられるのか。 「どうした……リキエル?」 エンリコ・プッチ神父が後方より自分に尋ねて来る。 声の方向から察するに、二人の男に対し間合いを取っている様...
  • 二つの『死髪舞剣』
     眼を閉じた先の風景で、オレは今度こそ、求め続けた陛下の笑顔に辿り着けるのだろうと、そう思っていた。  しかし、オレが再び瞼を開いた時、世界は天国とは程遠い、ドス黒い闇に覆われたままで、  あの『荒木飛呂彦』と名乗った男の口から告げられた言葉は、オレの理解を遥かに越えており――そうして気付けば、  オレは状況を把握する事も殆ど出来ないまま、見慣れぬ土地の草叢に一人、こうして立ち竦む羽目になってしまっている。  『奇妙』なことに、草叢はオレの周囲に限り、横嬲りの突風にでも遭ったかの如く薙ぎ倒されて、綺麗な『円』を形作っていた。  オレをこの地に呼び寄せるための、魔法の陣か何か、か?  そんな冗談がふっと浮かんで、苦笑するのと同時に、安心を感じた。  このように下らない事を思い浮かべて、それを笑う事が出来るのも、尊ぶべき『生の実感』であり、オレが『人間』である事の証...
  • 悲劇
    運命は歪んだ。 その結果生まれるのが悲劇か喜劇か、それは歪み方によるだろう。 但し、仗助の場合、生み出すのは悲劇以外無かった。 絶望の中に希望を見出す今、その真実はそれ以上の絶望に叩き落すという物だというのに、 待ち受ける結果が悲劇以外の何に成り得るのだ。 しかし、運命は更に過酷だった。 悲劇が此れほど早く仗助を迎えようとは、一体誰が予想出来ただろう。 悲劇が生じた原因は誰にあるのだろうか。 仗助をウェザー達の下へ連れ出したエルメェスか? 仗助に打ち明けず裏工作を行なっていたウェザーか? 何も考えず、欲望の赴くまま飛び掛ったセッコか? それとも…3人を信じる事の出来なかった、仗助本人か? ここは、当事者達の視点から事実を記すだけに止める。 判断は読者の皆さんに委ねよう。 但し、僅かなすれ違いが仗助を新たなる悲劇に持ち込んだ。 それは覆しようの無い事実なの...
  • 黄金の意志
    ……J・P・ポルナレフは、目を覚ました。 身体を起こす。暗闇に包まれた、どこかの家のリビングルーム。柔かく大きなソファの上。 毛布を払い身体を起こしながら、彼は寝ぼけた頭を大きく振る。 ここは農家だ。最初にポルナレフが見つけた建物。 そしてこの戦いにおける、最初の『仲間』と遭遇した場所。 「……起きたんですか、ポルナレフさん?」 「あ、ああ……ジョルノ、だっけか」 窓辺からゆっくり近づいてきた相手に、ポルナレフは少し焦りながらも頷いた。 思わず頭を掻いた左手には、全ての指が揃っている。足にも抉れた部分はない。 ジョルノ・ジョバーナ。目の前の青年のスタンド、『ゴールド・エクスペリエンス』が治してくれたのだ。 手にした石ころがウネウネと形を変え、自分の左手の一部になった時には、「うげっ!」と思ったのだが。 ……その青年の手元には、今は何や...
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