シェリフ

英語名 Sheriff
種類 自動車,パトロールカー,保安官
性別 男性
目の色 グレー
声優 池田勝?宮本崇弘?(『カーズ3』のみ)

概要

ラジエーター・スプリングスの保安官。黒い車体と丸いランプがついている。

父親、叔父、おば、母方の2人の従兄弟、弟、祖父までもが警察官という家系に生まれる。おじいさんは大昔、ニューヨークで交通整理をしていたという。

原語版声優のマイケル・ウォリスは「ルート66」の研究家で媒体を問わずに担当している。日本語版では池田勝が『ラジエーター・スプリングス 500 1/2』まで一貫して担当していたが、『カーズ3』では宮本崇弘がレッドと兼任する形で担当。同作では台詞がほぼ無い為、このような処置が取られたと思われる。

エピソード

カーズ
道に迷って寂れた田舎町ラジエーター・スプリングスに迷い込んだレーサーのライトニング・マックィーン。街の保安官シェリフにスピード違反で逆に追いかけられてしまい、慌てて町をめちゃくちゃにしてしまう。

交通裁判に掛けられたマックィーンはドックは彼に町の修理を命じられる。一刻も早く町を出たいマックィーン、猛スピードで道路を修理する。凸凹な道路をもう一度やり直すように言うが、マックィーンはドックと仕事の免除をかけてレース対決をすることになる。シェリフは審判を務める。マックィーンはドックの予想通りダートでコースアウトしてしまう。結局、一からやり直すことなった。

翌朝、マックィーンは3分の1を修理しており、住民たちから褒められる。昨日のダートコースを練習するマックィーンはドックから「右に曲がれば左に行く」というアドバイスをもらうが、聞く耳を持たない。

翌日、マックィーンはドックのガレージを見つけ、ドックの正体が伝説のレーサー「ハドソン・ホーネット」であることが判明。ピストン・カップの最多優勝記録を持つドックを称賛するマックィーンだが、ドックは「あんなの(トロフィー)はただの置物」と言い、マックィーンを追い出す。マックィーンはドックが元レーサーであることについて町の住人に聞いて回るが、シェリフたちは「そんなはずはない」と笑われる。サリーとのドライブが終わり、町へ戻るとトラクターの大群が押し寄せる。シェリフはトラクターの対応に追われる。

翌朝、住民たちはマックィーンが道路を完璧に直したことを知る。てっきりマックィーンが行ってしまったと思ったシェリフは涙を見せる。しかし、マックィーンはまだ町に残っており、シェリフはカリフォルニアまで先導すると約束する。夜、マックやマスコミたちが町を訪れ、マックィーンを連れ去っていく。シェリフたちは悲しげな表情で見つめる。

ピストン・カップの決勝でマックィーンはマックにピットクルーを頼む。レースが始まると、マックィーンはラジエーター・スプリングスのことで頭がいっぱいになり、レースに集中できない。そんな時、ドックがクルー・チーフとして現れ、ラジエーター・スプリングスの仲間も応援に駆けつけた。マックィーンはドッグの手助けや仲間たちから学んだことを生かし大きくリードする。しかし、最終ラップでチック・ヒックスがキングに激突してクラッシュさせると、マックィーンはかつてのドッグの光景が浮かび、ゴール直前でブレーキを掛ける。壊れたキングを後押ししてビリでゴールする。キングに「優勝カップを捨てたんだぞ、いいのか?」と問われたマックィーンは「あるじいちゃんレーシングカーが教えてくれたんだ。あんなのただの置物だって」。観客や仲間たちはマックィーンの行いを称賛し、ドッグも「お前は良いものを持ってる」と褒め称える。

エンドロールでは、ラジエーター・スプリングスへ猛スピードで向かう暴走族を逮捕する。

メーターと恐怖の火の玉
ラジエーター・スプリングスの住民たちに火の玉の伝説を語る。

メーターの東京レース
フローのV8カフェで住民たちに挨拶するが、暴走族たちが猛スピードで通過した為、彼らを追いかける。

カーズ2
前作から約4年後、マックィーンはピストン・カップで4度の連続優勝というリベンジを果たし、世界的レーサーとなった。ラジエーター・スプリングスに帰って来たマックィーンに「お前が居ないと調子が出ない」と語る。「ワールド・グランプリ」に出場することになったマックィーンたちを。空港まで見送る。

ロンドンの最終戦当日、帰国しているはずのメーターが帰っておらず、心配になったシェリフ、サリー、ラモーン、フロー、レッドはレース会場へと駆けつける。シェリフはロンドン警察に協力を要請している。レースの裏では、「ワールド・グランプリ」の指定燃料「アリノール」の評判を落とすためにペッパー・ファミリーが暗躍していた。レースの最中、メーターがピットに到着する。しかし、メーターには爆弾が仕掛けられており、マックィーンはメーターに謝ろうとするが、メーターはマックィーンから離れようと猛ダッシュを始めた。レース会場外に飛び出したメーターとマックィーンの前に、イギリス諜報員のフィン・マックミサイルホリー・シフトウェルが現れる。だが、マックィーンたちはペッパー・ファミリーに囲まれるが、ラジエーター・スプリングスの仲間たちがペッパーたちを倒す。シェリフはウラジミール・トランコフに足枷を付け拘束する。

マックィーンのしゃっくり
マックィーンのしゃっくりが止まらなくなってしまいシェリフは水を飲ませ治そうとする。結局、サリーでマックィーンのしゃっくりは止まる。しかし、今度はシェリフのしゃっくりが止まらなくなってしまい、メーターがキスで治そうとしたため、シェリフはサイレンを鳴らし猛スピードで逃げていく。

グイドは看板ダンサー
グイドの看板ダンスの見物、「神技だ」と絶賛する。

ラジエーター・スプリングス 500 1/2
スタンレーをバカにしたサンディ・デューンズとマックィーンはかつてスタンレーが走ったコースで対決することになる。シェリフはスターターを担当する。だが、「スタート!!」と言った瞬間、ガスケットが爆発してしまう。スタンレーに扮したメーターに付いて行かず、町に残った。

カーズ3
ラスティーズ・レーシング・センター?へ向かうマックィーンを見送る。

「フロリダ500」に出場したマックィーンをレッドとリジーと共にテレビ中継で見守る。

みんなで駐車大会
駐車大会を見守る。カラーコーンを吹き飛ばしたミス・フリッターに警告を出す。

登場エピソード

最終更新:2022年09月28日 17:31