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調査結果 3 - (2007/06/27 (水) 20:59:18) のソース

 ■第三階層
-行く手阻む水
 通路から十数メートル離れた場所、そこには迂回できない程の規模の--地底湖とも思えるような水が、行く手を塞いでいた。 
 水面上には点々と『島』のようなものがあるが、一番近いものは水を飛び越えて進める間隔ではない。 水深も均一ではなく、最大で腰の深さ程度はある。また、水面は水の流れがなく静かである。
 岸の縁は草なんかが積もった腐葉土になっており、抜け落ち易くなっているようだ。

 隠された通路・迂回ルートを探すべく通路側の壁を調べたが、これといった仕掛けは見つからなかった。

-浮き島
 飛び石のように水面へ突き出している陸地が幾つか浮かんでおり、その大きさはまちまち。形状も山状の物もあれば、平らな物もある。共通するのは表面がなだらかという事。光がないせいで樹木の様なしっかりとした植物が生えず、岩盤も露出してはいない。

-出現する橋
 ゆらゆらと上下に漂いつつも、位置を変えない浮島。細く四角い柱が浮島の真ん中に突き出し、それが島を流さないように固定していた。 
 『動かない浮島』は一つではなく、正方形の角に配置されたように四つ。そのどれにも、楔のように四角柱が突き立てられていた。ちなみにそこは、第三階層の中心付近と目される。
⇒[[四つの柱>謎 3]]

 四角柱の仕掛けが解かれる。
 重い振動と共に水中から次々と伸びてくる何本もの細い柱、それらは全て平行に二列に並んでいた。石の足場は水面に連なり、それは一本の細い『橋』となる。手すりはなく幅も2mほどしかない。
文様が刻まれた四つの柱が区切った空間へ、柱を伝う振動と共に浮島をも押し上げ、柱に囲まれた石の台座が水上へと姿を現す。台座の中央付近には装飾品‥‥四種類のブローチが集まって転がっていた。 
 ★サファイアの付いた『アクアブロ-チ』
 ★アンバ-があしらわれた『ガイアブロ-チ』
 ★クリスタルをはめ込んだ『エアロブロ-チ』
 ★ルビ-が輝く『フレアブロ-チ』
いずれもオーパーツである。以前、崑崙商会で販売している福袋にも入っていた。

-閉ざされた扉
 橋を渡りきり辿り着いた『向こう岸』に見たもの、それは高さ3mほどの両開きの石扉だった。力を込めて押したり引いたりするものの、ビクとも動かず。
 そして、石の表面に刻まれた溝。よく見ると、全く同じ大きさの正方形を二つ組み合わせた、正八角形。二枚の石扉をまたぐ様に描かれた八角形の角ごとに、何かをはめ込む為の『窪み』が彫られていた。 
⇒[[八つの鍵>謎 3]]