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S閉ざされた牢獄 - (2005/08/19 (金) 18:56:00) のソース

<p> (うつぶせているジャンゴ)<br>
<br>
???<br>
「・・・<br>
ジャンゴ・・・<br>
ジャンゴ!!<br>
死ぬんじゃない!<br>
目を覚ますんだ、<br>
太陽少年ジャンゴ!!」<br>
<br>
 (声に気がつき起き上がるジャンゴ 目の前には???が居る)<br>

<br>
???<br>
「気がついたか、ジャンゴ?<br>
ふう・・・<br>
今回ばかりはヴァンパイアの血に助けられたようだな<br>
こんなことになろうとは・・・」<br>
<br>
 (立ち上がるジャンゴ 沈黙の吹出しが出る)<br>
<br>
???<br>
「なにっ、覚えていない?<br>
軽い記憶喪失のようだな・・・<br>
だがまさか・・・<br>
共に闇の一族(イモータル)と戦ってきた、わたしのことまでわすれてはいないだろうな?<br>

わたしは太陽の使者、おてんこだ<br>
とにかく・・・<br>
まずはこの地下牢獄から脱出するんだ」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「いいか、ジャンゴ<br>
画面左上のLIFE(ライフゲージ)は、おまえの生命力をあらわす<br>

敵からの攻撃などによりダメージを受ければライフは減少し、<br>

ライフがゼロになればゲームオーバーだ<br>
LIFEの下にあるENE(エナジーゲージ)は、おまえの精神力をあらわす<br>

おまえの武器、太陽銃(ガン・デル・ソル)は魔法機械・・・<br>

エナジーなくしては使えない<br>
どこかでエナジーを回復しなければ・・・<br>
行くぞ、<br>
太陽少年ジャンゴ!!<br>
太陽と共にあらんことを!」</p>
<p><br>
 (階段を上ろうとするジャンゴを静止するおてんこさま)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「ジャンゴ、右を見てみろ<br>
あそこに見えるのは宝箱じゃないか?<br>
何かアイテムが入っているかもしれん。調べてみてはどうだ?<br>

近づいてAボタンを押せば宝箱を開けることができるぞ」</p>
<p><br>
 (部屋の隅の宝箱を開けるジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「アイテムを手に入れたようだな<br>
それは太陽樹の周りでのみ育つという太陽の果実、<br>
その中でも特にエナジーが豊富な太陽の実だ<br>
太陽の実を使ってエナジーを回復すれば、<br>
太陽銃(ガン・デル・ソル)を使うことができる<br>
アイテムを使うには、STARTボタンでメニュー画面を開き、<br>

L・Rボタンでアイテムメニューを選択して、[つかう]を実行すればいい」</p>
<p><br>
 (階段を上がったジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「待て、ジャンゴ!!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「あれを見てみろ<br>
あれは闇の一族(イモータル)の下僕たる、アンデッド(死者)タイプのモンスター、<br>

グールだ<br>
多くの敵モンスターは視覚と聴覚を持つ<br>
正面から近づけば、当然発見され攻撃を受けることになるが、<br>

背後からであれば、そのまま戦わずにやりすごすことも、<br>

先制攻撃をしかけることも可能だ<br>
背後からの攻撃は、<br>
敵モンスターにより多くのダメージをあたえることができるぞ<br>

今おまえが装備している太陽銃(ガン・デル・ソル)は<br>
Bボタンを押すと銃をかまえ、はなすと太陽ショットを放つ<br>

まずはあのグールに、背後攻撃を試してみてはどうだ?」</p>
<p><br>
 (天窓のある広い部屋についたジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ジャンゴ、<br>
天窓があるぞ!<br>
太陽少年であるおまえのエナジーは、太陽の光を浴びてさえいれば自然に回復する<br>

画面の下中央にあるSUN(太陽ゲージ)は、<br>
太陽センサーがキャッチした、太陽の光の強さをあらわしている<br>

太陽ゲージの値が高ければ、その分エナジーの回復も早いぞ<br>

さらにAボタンを押して太陽チャージを行えば、急速な回復も可能だ<br>

だが、太陽の光のとどかない屋内エリアではそうはいかない<br>

いくら太陽ゲージの値が高くても、エナジーが回復することはない<br>

そこで役に立つのが天窓だ<br>
天窓の光の下であれば、<br>
屋外エリアと同様にエナジーを回復することができるぞ<br>
 (太陽ゲージが1以上)<br>
まだまだ先は長い。<br>
今のうちにしっかり回復しておけよ?」<br>
 (太陽ゲージが0)<br>
もっとも太陽ゲージがゼロでは天窓の光すらあらわれないか・・・」</p>
<p><br>
 (部屋の壁にあるヒントパネルを見付けて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「これはヒントパネルだな<br>
ヒントパネルは、先人がのこした冒険者への道しるべだ<br>
冒険に必要な基本的な知識や<br>
困難を乗りこえるためのヒントを教えてくれる<br>
パネルに近づいてAボタンを押せば、読むことができるぞ」</p>
<p><br>
 (天窓のある広い部屋のヒントパネルに残されたメッセージ)<br>

<br>
[見回し]<br>
Rボタンを押しながら<b>+</b>ボタンを動かせば、自分の周りを見回すことができる<br>

冒険者たる者、<br>
新しいエリアではまず、周囲の状況を確認せよ</p>
<p><br>
 (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br>
<br>
[移動ブロック]<br>
木箱などの移動ブロックは、<br>
ブロックに向かって<b>+</b>ボタンを押し続けることで、移動させることができる<br>

冒険者たる者、道は自らの手で切り開け</p>
<p><br>
 (移動ブロックのある部屋にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ふむ・・・<br>
通路というには細すぎるが、壁にはりついて移動すれば問題なかろう<br>

壁に向かって<b>+</b>ボタンを押しっぱなしにすれば壁にはりつくことができる<br>

そのまま矢印の方向に<b>+</b>ボタンを動かせば、はりつき移動が可能だ<br>

わすれずにマスターしておけよジャンゴ?」</p>
<p><br>
 (スパイダーの居る部屋にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「スパイダーか・・・<br>
ビースト(動物)タイプのモンスター、スパイダーは、<br>
クモの巣をしかけ、相手をつかまえようとする<br>
クモの巣など、敵モンスターやその罠につかまってしまったときは、<br>

<b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちに脱出するんだ<br>

クモの巣は通常、目に見えないが、<br>
太陽ショットを放てば、照らし出すことができるぞ」</p>
<p><br>
 (スパイダーの居る部屋を宝箱を開けずに抜けようとするジャンゴに)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「ジャンゴ、<br>
何かを見のがしていないか?<br>
先を急ぐばかりでは、これからの冒険を乗り切ることはできないぞ?」</p>
<p><br>
 (スパイダーの居る部屋の緑の宝箱を開けたジャンゴに)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「太陽銃(ガン・デル・ソル)パーツを手に入れたようだな<br>

それは太陽銃(ガン・デル・ソル)フレーム、ウィザードだ<br>

太陽銃(ガン・デル・ソル)はフレームをつけかえることで、<br>

攻撃方法を切りかえることができる<br>
フレームの装備は、メニュー画面の太陽銃(ガン・デル・ソル)メニューで行うんだ<br>

一度に8つまで装備できるぞ<br>
装備したフレームは、<br>
SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br>

自由に持ちかえることができる<br>
フレームごとの特徴をよく理解して、<br>
効果的に使い分けることが重要だ」</p>
<p><br>
 (広い部屋を抜けようとするジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ところでジャンゴ・・・<br>
冒険の記録、セーブはしているか?<br>
セーブは、メニュー画面のセーブメニューで行うことができる<br>

冒険にアクシデントはつき物だ<br>
いざというときのためにも、セーブはおこたるなよ?」</p>
<p><br>
 (トラップクリアでレベルアップしたジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「レベルアップしたようだな、ジャンゴ<br>
敵モンスターをたおすことによって得られる経験値が、<br>
一定の値をこえるとレベルをアップすることができる<br>
レベルアップ時に得られるステータスポイントをわりふれば、<br>

おまえの能力を強化することができるぞ<br>
強化できる能力はLIFE(ライフゲージ)の最大値に影響する[カラダ]<br>

ENE(エナジーゲージ)の最大値に影響する[ココロ]、<br>
攻撃力に影響する[チカラ]、以上の3つだ<br>
ポイントのわりふりは、メニュー画面のステータスメニューで行ってくれ<br>

レベルアップしても、ポイントをわりふらなければ能力は強化されない<br>

わすれずにポイントのわりふりを行っておくんだ」</p>
<p><br>
 (トラップ部屋を抜けたジャンゴの背後から、突然モンスターが襲い掛かる)<br>

 (太陽の実を(持っている場合)盗まれ、吹き飛ばされるジャンゴ)<br>

 (おてんこさまと共にモンスターの去った方向を眺め沈黙の吹き出しを出す二人)<br>

 (お互いに向き合って)<br>
 (太陽の実を持っていた場合)<br>
おてんこさま<br>
「おまえともあろう者がアイテムをぬすまれるとは・・・<br>

まだ本調子ではないようだな?<br>
まあ、すぎてしまったことは仕方がない<br>
明日もまた日は昇る!<br>
気を取り直して行こう、<br>
ジャンゴ!!」<br>
 (太陽の実を持っていなかった場合)<br>
おてんこさま<br>
「何だったんだ、今のは?」</p>
<p><br>
 (地図を手に入れたジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「地図を手に入れたようだな<br>
ダンジョンのマップは、メニュー画面のマップメニューで確認することができる<br>

マップを見るためには、そのダンジョンの地図が必要だ<br>
ダンジョンによっては、地図が1枚とはかぎらないから注意してくれ」</p>
<p><br>
 (十字の部屋のヒントパネル)<br>
<br>
[方角]<br>
冒険者たる者、道にまようことなかれ<br>
画面右上は北、右下は東、<br>
左下は南、左上は西と知れ</p>
<p><br>
 (十字の部屋の東側にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「これは重量スイッチだな<br>
上におもりとなるモノを乗せれば、起動するはずだが・・・」</p>
<p><br>
 (剣を手に入れたジャンゴに)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ソードタイプの武器を手に入れたようだな<br>
ソードは太陽銃(ガン・デル・ソル)とちがい、エナジーがなくても使うことができる<br>

太陽ショットのように、遠くの敵を攻撃することはできないが、<br>

移動ブロック、木箱を破壊することが可能だ<br>
中には、さらに特殊な効果を持ったソードもあるらしい<br>
ソードには、メニュー画面のソードメニューで装備した上で、<br>

SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br>

持ちかえることができる<br>
Bボタンを押すとソードをかまえ、はなすと攻撃をくり出すぞ<br>

太陽銃(ガン・デル・ソル)とソード・・・<br>
それぞれの特徴をよく理解して、<br>
効果的に使い分けるんだ」</p>
<p><br>
 (剣を手に入れずに移動ブロックのある部屋に行ったジャンゴに)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「ぬぅ・・・<br>
この木箱を何とかしなければ、先には進めそうもないな・・・<br>

太陽銃(ガン・デル・ソル)では木箱を破壊することはできない<br>

ジャンゴ、何か別の武器をさがすんだ」</p>
<p><br>
 (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br>
<br>
[太陽タケノコと精霊虫]<br>
ダンジョン内で武器を使うと、<br>
地面から水晶のようなモノが生えてくることがある<br>
それは大地にたくわえられたエネルギーのかたまり、太陽タケノコだ<br>

太陽タケノコには3種類の精霊虫がひそんでいる<br>
ふれた者のエナジーを回復させる太陽虫、<br>
ライフを回復させる月光虫、<br>
そしてエナジーをうばう暗黒虫だ<br>
太陽虫、月光虫は太陽チャージでよびよせることもできるが、<br>

暗黒虫は自ら近づいてきてエナジーをうばおうとする<br>
冒険者たる者、つねに警戒をおこたるな</p>
<p><br>
 (スイッチに近づいたジャンゴに 鉄格子に関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「レバースイッチか・・・<br>
これは何か仕掛けを動かすためのものだ<br>
レバースイッチを入れるには、レバーを攻撃すればいい<br>
どうする、ジャンゴ?」</p>
<p><br>
 (鉄格子に近づいたジャンゴに スイッチに関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br>

<br>
おてんこさま<br>
「鉄格子か・・・<br>
どこかに、この鉄格子を開けるためのスイッチがあるはずだ<br>

ジャンゴ、スイッチをさがすんだ!」</p>
<p><br>
 (天窓とグールのいる広い部屋にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「天窓、<br>
そしてグールか・・・<br>
いいか、ジャンゴ<br>
アンデッド(死者)タイプのモンスターは太陽の光を苦手とする<br>

天窓の光の中にさそい出せば、<br>
攻撃することなく、ダメージをあたえることができるぞ<br>
聴覚を持つ敵モンスターをさそい出すには、<br>
壁たたきが有効だ<br>
壁にはりついた状態でAボタンを押せば、<br>
壁をたたいて物音を立て敵モンスターをさそい出すことができる<br>

 (太陽ゲージが1以上)<br>
重要なテクニックだ。<br>
今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」<br>
 (太陽ゲージが0)<br>
太陽ゲージがゼロでは、天窓を利用することはできないが・・・<br>

重要なテクニックだ。<br>
今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」</p>
<p><br>
 (クロロホルルンの居る部屋にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「この気配は・・・<br>
あれは暗黒物質(ダークマター)によって形作られた闇の精霊、<br>

ファントム(幻影)タイプのモンスター、クロロホルルンだ<br>

冒険者が近づくと、取りついてライフをうばおうとする<br>
万が一取りつかれてしまったら<b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちにふりほどくんだ<br>

ホルルンは闇の精霊なだけあって、太陽の光を苦手とする<br>

グール同様、天窓の光でダメージをあたえることもできるぞ」</p>
<p><br>
 (太陽スタンドと太陽ダケがある部屋にて)<br>
<br>
おてんこさま<br>
「これは・・・<br>
太陽スタンドに太陽ダケか<br>
この太陽スタンドは・・・<br>
太陽センサーがキャッチした太陽の光を、<br>
エナジーとして自動的にためておいてくれる魔法機械だ<br>
そのスタンドの前でAボタンを押しっぱなしにすれば、<br>
エナジーをチャージすることができる<br>
夜間でもチャージすることができるから、昼間の内にエナジーを集めておくといい<br>

そしてこの太陽ダケは・・・<br>
成長し、地上に飛び出した太陽タケノコだ<br>
攻撃を加えることで中にいる月光虫をよび出すことができる<br>

いくら攻撃を加えても、こわれることはないから安心してくれ<br>

しかし気になるのは、この闇の気配だ<br>
闇の一族(イモータル)ほどではないが・・・<br>
油断は禁物だぞ、ジャンゴ!!」</p>
<p><br>
おてんこさま<br>
「これは・・・闇の封印か?<br>
ジャンゴをほうむり、さらに封印までほどこすとは<br>
これがあいつの本心だとは思えんが・・・<br>
くそっ、このままでは永遠にこの地下牢獄からぬけだせない!!<br>

何か方法はないのか!?」<br>
<br>
???<br>
「うわああああああっ!!」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「いってぇーっ!!<br>
クソッ、ケツが2つにわれちまうぜっ!!」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「まったく・・・<br>
時間転移(タイムワープ)だかタイムストリップだか知らねーが<br>

パンの耳ちょろまかしたぐらいでこんな目に会うなんて、割に合わねーぜ」<br>

<br>
青ポンチョの少年<br>
「まさかホントに・・・<br>
世紀末世界とやらに来ちまったのか?<br>
それじゃあ、この世界のどこかに伝説の戦士が・・・」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「まさかな・・・<br>
あんなのはただのおとぎ話さ<br>
たとえいたとしても、どうせ死んじまうんだ<br>
だったらさがすだけムダさ<br>
まったく、伝説の戦士の子孫だなんて・・・<br>
ぬすみの言いわけにしちゃあ、話がデカすぎたぜ<br>
それにしても・・・<br>
ハラへったなぁ」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「・・・太陽少年ジャンゴ、<br>
ここに眠る」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「ヤバッ!!」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「待てよ・・・太陽少年?」<br>
<br>
 青ポンチョの少年<br>
 (日中)<br>
「あれは・・・太陽?<br>
本物の太陽なのか!?」<br>
 (夜間)<br>
「あれは・・・月?<br>
本物の月なのか!?」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
 (日中)<br>
「それじゃあやっぱり・・・<br>
この世界はまだ闇の一族(イモータル)に支配されていないのか?<br>

どうやら・・・<br>
食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br>
 (夜間)<br>
「それじゃあやっぱり・・・<br>
この世界はまだ、闇に支配されてはいないのか?<br>
どうやら・・・<br>
食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br>
<br>
青ポンチョの少年<br>
「ま、悪気はなかったんだ<br>
化けて出るんじゃあねーぞ、<br>
太陽少年!<br>
じゃあな!!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「闇の封印が弱まった?<br>
いったいどうして・・・<br>
いや、そんなことは後回しだ<br>
今なら封印をやぶれるかもしれん。<br>
撃つんだ!!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「よしっ!!<br>
これで地上に出られるぞ!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「やれやれ、<br>
助かったか・・・」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「いい顔になったな、<br>
ジャンゴ!」<br>
<br>
ジャンゴ<br>
「おてんこさまもね!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ふふっ<br>
それにしても、やつはなぜこんなことを・・・」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「思い出したようだな、<br>
ジャンゴ・・・」</p>
<p><br>
???<br>
「さすがはわれらが主サバタさま・・・」<br>
<br>
???<br>
「大いなる災厄<br>
・・・<br>
破壊の獣、<br>
ヴァナルガンド<br>
その力を受けつぐ者、暗黒少年・・・」<br>
<br>
???<br>
「ヴァナルガンドはまもなく解放される<br>
血と大地によって月がそまる時破壊の獣はとき放たれる」<br>

<br>
???<br>
「太陽の季節は終わりを告げ、暗黒の時代がおとずれる」<br>

<br>
サバタ<br>
「さらばだ・・・<br>
太陽少年ジャンゴ<br>
もはやわれわれのジャマをするものはない<br>
世界は・・・終わる」</p>
<p><br>
おてんこさま<br>
「サバタ、<br>
どうしてなんだ・・・?<br>
闇の女王(クイーン)に暗黒少年として育てられたとはいえ、<br>

おまえもまたジャンゴと同じ太陽と月の血を受けつぐ者<br>
血を分けた弟をたおし、封印までをもほどこすとは・・・<br>

その身に宿る暗黒物質(ダークマター)の命ずるままに、世界をほろぼそうというのか?<br>

だが・・・<br>
あのサバタがふたたび闇の一族(イモータル)に加わるとは考えられん<br>

この裏にはきっと何かある・・・」<br>
<br>
???<br>
「クックックッ・・・<br>
やはり生きていたか、<br>
ジャンゴ!!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「おまえは伯爵!?<br>
またしても復活を果たしたのか!?」<br>
<br>
伯爵<br>
「相変わらずのようだな。<br>
太陽の使者、おてんこよ<br>
わすれたわけではあるまい?<br>
わたしはヴァンパイア・ロード何度でもよみがえる<br>
そして破壊の獣、ヴァナルガンドの復活もまた近い<br>
急いだ方が良いのではないか?」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「何が言いたい?<br>
言われるまでもなく、おまえたち闇の一族(イモータル)の思い通りにさせるつもりはない!」<br>

<br>
伯爵<br>
「クックックッ・・・<br>
ならば教えてやろう<br>
ヴァナルガンドの復活を止める、ただ一つの方法を」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「なにっ!?」<br>
<br>
伯爵<br>
「世界の崩壊を止める、ただ1つの方法<br>
それは暗黒少年サバタ・・・<br>
ヴァナルガンドの後継者であるあの男をたおすことだ」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「バカなっ!?<br>
あのサバタが・・・<br>
ヴァナルガンドの後継者だと!?」<br>
<br>
伯爵<br>
「どうする、太陽少年?<br>
たおせるのか、実の兄を?<br>
クッカッカッカッカッ!!<br>
その覚悟があるのなら・・・<br>
われらイモータル四人衆を追って来い!<br>
東の地で待っているぞ、<br>
太陽少年ジャンゴ!!」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「イモータル四人衆・・・<br>
ヴァナルガンドの復活がやつらの目的だとすれば<br>
サバタはやつらにあやつられているのか?<br>
それとも・・・」<br>
<br>
おてんこさま<br>
「ジャンゴ・・・<br>
真実がどうであれ、いずれはその決着をつけるときが来る<br>

そのときまでに、おまえは自らの心を決めておかなければならない<br>

おまえのその心が、われわれの運命を決することになるだろう<br>

だがたとえどんな結末が待っていようとも・・・<br>
わたしはいつまでも、おまえと共にある<br>
・・・とにかく今は伯爵を追うしかない<br>
行こう、ジャンゴ!!<br>
明日もまた日は昇る!」</p>
<p><br>
by kame</p>