第一話

「第一話」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

第一話 - (2009/05/15 (金) 21:15:38) のソース

『』内は霊夢のモノローグ -真っ暗- ?:おにーちゃん、早く起きないと学校遅れるよ 『おにいちゃん?だれだろう・・・少なくとも私のことじゃないわね』
?:もー、起きないなら強行突破だ ?:うりゃ! ごふっ! -家の中- 『い、いきなり何するのよ!あれ? ここどこ?というかあんただれ???あんた』
?:ひどいなおにーちゃん。かわいい弟の顔も忘れたわけ? 『弟・・・ っていうか、あんたはチルノ!?』 散乃:うん。散乃と書いてチルノだよ、れーじおにーちゃん
『いつからあんたが私の弟になったのよ。それに私はレイジじゃなくて霊夢・・・』 散乃:あー、にーちゃんまだ寝ぼけて頭回ってないんだね
洗面所で顔を洗ってくるといーよ 『?? わかった、そうさせてもらうわ』 -洗面所- 『ん?これ鏡・・・ って・・・ええええええっ?!』 -通学途中-
『その後チルノにせかされて家を出て 学校に着くまでのあいだに チルノから聞いた話で大体の事情を把握した
どうも私は、自分の知らない世界に迷い込んでしまったらしい。 この世界の元々の住民、博麗 霊司として』 『この世界での私はここ東方村にある東方小学校の5年生。
チルノそっくりな散乃という血の繋がらない弟がいて、両親は海外出張中。 -学校- 村の小さな小学校は、生徒数が少ないため全学年が同じクラス。 そして』
??:おーい、お前ら。大ニュースだぞ 散乃:あ、文太ニーちゃん 『彼は射命丸 文太 一つ年上の6年生で、村一番の情報通である。 私の世界の天狗娘、文に似てる』
文太:あの札付きの不良で不登校常習犯の霧雨が、 なんと今日久々に登校してくるらしい 霊司:それのどこが大ニュース・・・え、今霧雨って
文太:そう、あの霧雨 魔理人だよ。スゴいだろう 『別にすごいと思わないけど、気になった事が一つ。 彼女もこちらの世界の住民なのだろうか。それとも・・・』
??:あぁ?今なんつった?! 文太:おっと、うわさをすれば張本人のお出ましか? 散乃:なんか、先生ともめてるねぇ。
魔理人:俺ぁな、この帽子をけなされると腹が立つんだ ・・・ん? 霊司:な、なに? 魔理人:あんたがれいむ・・・じゃなかったレイジかい? 霊司:そうだけど
『予想はしてたけど、彼女も魔理沙そっくり。 あれ?でもいま一瞬、私の本名を』 魔理人:あー、ちょうどよかった。
あんたに用があるんだ。ちょっと顔をかしてもらえるか? 先生:そんな事、先生の私が許すわけが 魔理人:おまえにはきいてねええよ
で、どうすんだ?まぁ嫌だって言うなら力づくでも・・・ 霊司:物騒ね。いいわ、行きましょう。 私も聞きたいことがあるし。 -裏庭- 霊司:で、話って何?
魔理人:あー、つうかさぁ・・・お前、れいむだろ? 霊司:やっぱり魔理沙・・・ いやー、あいたかったぜ! がばっ! 霊司:ちょ、ちょっと!?
魔理人:こっちの世界のやつらって、姿こそあっちの世界の奴らに似てるけど全然話が合わなくてさ、正直心細かったんだわ 霊司:そう・・・
でも、よく私のことが分かったわね 魔理人:いや、なんとなく勘で 霊司:勘なの!? 『いやはや・・・なんとも彼女らしい』
霊司:で、再会できたのはいいとして、これからどうするの? 魔理人:そりゃまぁ、元の世界に戻る方法を探すわな 霊司:どうやって?
魔理人:ままあわてなさんなって。 私だって無駄にあちこちを回ってた訳じゃない
魔理人:実はな、じぶんたち以外にも別世界からとばされてきた人間がいるみたいで、多分その人たちと協力してこの世界の問題を解決すれば戻れるんじゃないかと
霊司:問題? 魔理人:いや、じつはな。出るんだよここには 霊司:出るって、なにが? 魔理人:うん、人の皮をかぶった狼が・・・
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。