第三話

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第三話 - (2009/05/22 (金) 08:54:27) のソース

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	まあヒントぐらいは教えておきましょうか
	チルノくんは、この村の言い伝えをご存じですか?
	
	んー、昔けものが暴れ回って村人がずいぶん食べられたってアレかな
	
	ええ、それです
	でもそれが、昔話でなく10年おきに、それも決まった日に始まってるとしたらどうです?
	
	え、それって・・・
	
	どういうこと?
	そのけものを退治する為に、私たちが召還されたんでしょ?
	そう考えるのが自然なのだけど
	
	だから慌てるなって
	俺たちは正義の味方ではなく、あくまでゲームの参加者なんだ
	ゲーム??
	
	もう始まってるのでしょうか?
	
	わからん。が、今日が始まりであるのは間違いない
	村人たちの様子を見に行かせている
	
	今、目の前にいる君がそうでないことを祈るよ
	
	校長こそ。
	
	いずれにせよ、我々は前回の数少ない生き残りだ。
	どちらの側につくにせよ、他の者の力になるじゃろう
	
	え、歌?歌えるよ。
	♪獣がさんにん、それを暴く坊主がひとり、死す者と語る巫女がひとり、獣を払う陰陽師がひとり、心通わす童はふたり、裏切り者の亡者がひとり、あとの残りは只の人
	
	村に伝わるわらべうたで、ゲームのマニュアルでもある。
	
	ゲーム参加者は、この歌のいずれかの役になる。
	誰が何になるかは、自分の順番になるまで分からない
	
	けものは、村に伝わる剣でしか倒せない。
	例えば陰陽師はけものから他の人を守れるけど倒すことはできないし、自分自身を守ることは出来ない
	そしてそれぞれの役は、一日一回しかその力を使えない
	
	多分誰がけものとして疑わしいか投票して、その結果で能力使ったり殺す人を決めることになるだろうね
	いままでもそうだったらしいし
	
	ただ、けものは人を襲ってその命を食料にするけど、一日一人しか殺さない
	けものがいなくなれば人間のかち
	逆に参加の人間がひとりもいなくなれば、けものの勝ちだ
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