第三話

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第三話 - (2009/05/22 (金) 17:48:29) のソース

製作中
文太:まあヒントぐらいは教えておきましょうか
チルノくんは、この村の言い伝えをご存じですか?

散乃:んー、昔けものが暴れ回って村人がずいぶん食べられたってアレかな

文太:ええ、それです文太:まあヒントぐらいは教えておきましょうか
チルノくんは、この村の言い伝えをご存じですか?

散乃:んー、昔けものが暴れ回って村人がずいぶん食べられたってアレかな

文太:ええ、それです
でもそれが、昔話でなく10年おきに、それも決まった日に始まってるとしたらどうです?

散乃:え、それって・・・

霊夢:どういうこと?
そのけものを退治する為に、私たちが召還されたんでしょ?
そう考えるのが自然なのだけど

魔理沙:だから慌てるなって
俺たちは正義の味方ではなく、あくまでゲームの参加者なんだ

霊夢:ゲーム??

諏訪彦:もう始まってるのでしょうか?

校長:わからん。が、今日が始まりであるのは間違いない
村人たちの様子を見に行かせている

散乃:え、歌?歌えるよ。
♪獣がさんにん、それを暴く坊主がひとり、死す者と語る巫女がひとり、獣を払う陰陽師がひとり、心通わす童はふたり、裏切り者の亡者がひとり、あとの残りは只の人

魔理沙:これは村に伝わるわらべうたで、ゲームのマニュアルなんだよ。
ゲーム参加者は、この歌のいずれかの役になる。
誰が何になるかは、自分の順番になるまで分からない。そして・・・

諏訪彦:けものは、村に伝わる剣でしか倒せない。

魔理沙:例えば陰陽師はけものから他の人を守れるけど倒すことはできないし、自分自身を守ることは出来ない
そしてそれぞれの役は、一日一回しかその力を使えない

校長:おそらくは前回同様、誰がけものとして疑わしいか投票して、その結果で能力使ったり殺す人を決めることになるじゃろう。

諏訪彦:ええ、いままでもそうだったんですよね?

校長:ああ。願わくば、今目の前にいる君がそうでないことを祈るよ。

諏訪彦:校長こそ。

校長:いずれにせよ、我々は前回の数少ない生き残りだ。
どちらの側につくにせよ、他の者の力になるじゃろう

魔理沙:けものがいなくなれば人間のかち
逆に参加の人間がひとりもいなくなれば、けものの勝ちだ

霊夢:けものが勝ったらどうなるの?

校長:今までは辛うじて人間が勝って来たからわからんが・・・おそらくは

文太:(止めるものがいなくなったけものは村人全てを喰らい尽くし
新たな村にいどうするのでしょうね・・・)

校長:ただ、けものは人を襲ってその命を食料にするのじゃが、
一日一人しか殺さない。殺せないのかもしれないが。
そして人数も我々人間側のほうが多い。慎重に事を進めれば負けることはなかろう。

諏訪彦:そうであってほしいですが・・・?

霊夢:ところで、魔理沙は何の役なの?

魔理沙:おっと、それは必要な時まで黙ってるのがルールだぜ。
特に祈祷師になったら絶対に隠し通せよ。真っ先にけものの標的だからな。
まぁ、お前さんは巫女あたりが適任かな。

霊夢:そのまんまじゃない・・・
!

霊夢のスペルカードに、陰陽師のマークが浮かび上がる。
魔理沙:どした?

霊夢:う、ううん何でもない

『マジデスカ』

その後、それぞれの参加者のカードに模様がうかびあがる。

?:たたたた大変ですっ!
校長:どうした?
?:よ、用務員の中国さんが・・・こ、殺されたって!

校長・諏訪彦!!

つづく
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