アウブ・ダンケルフェルガー

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初出:SS第8話「エーレンフェストの本」、本編での初出は第358話(本人初登場は第415話) 名前の初出:小説は書籍版第五部VIII購入特典SS「ダンケルフェルガーの会議室」、現実時間での初出は作者twitter 声(ドラマCD第7弾/第9弾/第10弾): 上田燿司 **家族構成 第一夫人:[[ジークリンデ]]  息子:[[レスティラウト]]  娘:[[ハンネローレ]] 第二夫人:[[ライヒレーヌ]]  息子:[[ラオフェレーグ]]  娘:[[ルングターゼ]] 第三夫人:&footnote(第582話 初週の講義 後編) 父:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編) 母:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編)  兄:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(ハンネローレの貴族院五年生 第1話)   甥:[[ケントリプス]]   甥:[[ラザンタルク]]  弟:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(第582話 初週の講義 後編)  妹:[[マグダレーナ]]   甥:[[ヒルデブラント]] **容姿 髪の色:淡い紫色&footnote(2022/2/21 作者twitter) &color(#D5A5E1,#D5A5E1){000000000} 瞳の色:レスティラウトによく似た赤い瞳&footnote(2022/2/21 作者twitter) &color(#ea5550,#ea5550){000000000} 大柄でとても強そうで、見るからにダンケルフェルガーの騎士達を率いるのに相応しい容貌 ちょっと厳つい顔 年を取ったレスティラウト&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集 アウブ・ダンケルフェルガーは年を取ったレスティラウトをイメージ) **地位 階級:[[領主>アウブ]] 職種:アウブ・ダンケルフェルガー **年齢 -ローゼマインとの学年差:+23&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集) -誕生季:夏&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集) -属性(適性):全属性ではない(可能性がある&footnote(中継ぎツェントは誰がなっても構わないように考えられており、全属性を必要としていない。母親の血筋から可能性はあるものの両親を同じくするマグダレーナが全属性でないことや、祭壇が動くことを知らない様子から、全属性であるとは限らない。ふぁんぶっく8Q&Aにおいて、現状(将来的には不確定ではあるものの)属性は肯定されていない。全属性である場合、ジークリンデは5属性以下となる)) **作中での活躍 フルネームは「ヴェルデクラフ・アウブ・ダンケルフェルガー」。&footnote(名前の初出は2022/2/21 作者twitter) ダンケルフェルガーの領主。 ディッターが強くて騎士達の支持が一番大きく、長兄はそこまでディッターに興味がなかったため、アウブに就任した&footnote(ふぁんぶっく8 Q&A)。 (恐らくヴェルデクラフから見て)父方親族で幼馴染の[[ジークリンデ]]を最初の妻として娶った。 当初はダンケルフェルガーの風習に従い他領から第一夫人を迎え入れジークリンデは第二夫人となって夫と第一夫人を支えるはずだったが、政変に伴う諸々の事情から他領から夫人を迎えることを諦め、ジークリンデが第一夫人を継続することになった。&footnote(書籍版第五部Ⅲ 娘の意見と覚悟) また、第二夫人と第三夫人はダンケルフェルガー領内の派閥調整を考慮した上で娶っている(従って夫人は全員ダンケルフェルガー出身と思われる)。&footnote(2022/11/22 作者Twitter) ハンネローレが直接渡すつもりだった歴史書を勝手にエーレンフェストに貸し出してしまったり&footnote(SS8 エーレンフェストの本、第358話)、魔物討伐の先頭に立ったりする&footnote(第420話 強襲)、豪快な人物。 [[ダンケルフェルガーの本>ダンケルフェルガーの歴史の本]]を巡り[[ローゼマイン]]に[[ディッター>ディッター#本の販売権の争奪戦]]勝負を申し込んだ&footnote(第415話 領地対抗戦の始まり(二年))。 歴史書を盾に迫った過程を隠しており、都合の悪い所を誤魔化して報告するレスティラウトの癖は血筋ではないかとジークリンデに疑われている。&footnote(書籍版第五部Ⅲ 娘の意見と覚悟) ディッター勝負を持ち掛けるときは楽しげだが、勝負所では厳しく相手を見定める領主の顔を出す。 率直に強さを求める領地の風土に漏れなく、貴族院でローゼマインが復活させた[[ディッターの前に行う儀式>呪文と祝詞#ディッターの前に行う儀式]]の本来の方法とその効果の情報を得るや、儀式の効果向上の為に[[ライデンシャフトの槍>魔術具と神具#ライデンシャフトの槍]]を求めて領地の神殿に押しかける騒動を起こし、冬の奉納式の時期の神殿を困惑させた。&footnote(第509話) レスティラウトがローゼマインを狙った[[嫁取りディッター>ディッター#嫁盗りディッター]](実際には嫁「盗り」ディッター)においても、観戦のために貴族院への立ち入りを求めて[[ルーフェン]]を困らせ、ディッターの様子を収める魔術具を学生に持たせることで諦めた。&footnote(第500話) その年の領地対抗戦では、ダンケルフェルガーの騎士団を率いて自ら儀式の実演を行い、全領地にその効果を知らしめた。&footnote(第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演) その際、神殿から&s(){奪った}お借りした本物の神具であるライデンシャフトの槍をしっかり使用している。 実演までの短い期間に祝福を得る為に必要な魔力奉納量と1人当たりの負担を計算し、前日ではなくディッター直前の儀式実施を可能にするなど、領地一丸となって研鑽する姿勢は、領地全体の風土であると同時に、アウブ本人の資質であるとも言える。 15年春、[[ジルヴェスター]]とローゼマインから[[緊急通信用の魔術具>魔術具と神具#緊急連絡のための魔術具]]で連絡を受けた。 沈静化に一枚噛んでおかなければまずいため&footnote(書籍第五部VIII特典SS「ダンケルフェルガーの会議室」、ふぁんぶっく7書下しSS「次期領主と礎の魔術」)「本物のディッター」として、[[エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター>ディッター#エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター]]と、[[ユルゲンシュミットの攻防ディッター>ディッター#ユルゲンシュミットの攻防]]への参戦を引き受けた。&footnote(第596話 誘惑) その交渉の際にローゼマインが発した「[[シュタイフェリーゼ>神々#シュタイフェリーゼ]]より速く」というフレーズを気に入り、その後も使い続け、領内に流行させてしまった様子である。 その後、王族からの救援要請を待ち続けるも連絡が取れず、[[ルーフェン]]より貴族院での変事を知る。 次期ツェントになる可能性がある事も含めて覚悟を決めたことで、女神の化身からの号令という大義名分を得て、貴族院および王族を守るべく[[貴族院防衛戦]]に自ら参戦した。 貴族院を「ユルゲンシュミットの要」と認識しており、王族よりも正しい歴史認識を持っていることが窺える。&footnote(第633話 要請) [[アダルジーザの離宮]]についても姫たちの魔力量の高さを知っているのみならず、[[トルキューンハイト]]の末裔として[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]の者達を脅威と認識し、代々姫が献上されてきた歴史知識も持ち合わせている様子である。&footnote(第633話 中央騎士団を率いる者) [[フェルディナンド]]らとアダルジーザの離宮に夜襲をかけた後、ようやく王族からの救援依頼を受け、すぐさま王宮に向かった。 王宮鎮圧後、助け出した妹・マグダレーナと共に講堂の戦いに参戦、[[ラオブルート]]を打ち倒すと同時に、反乱者の捕縛を行った。 戦後の王族との会談には第一夫人と共に参加。 会談に先立ち、ダンケルフェルガーはツェントの座を投げ出したトラオクヴァールの剣を降りている。&footnote(書籍第五部Ⅹエピローグ) 次期ツェントに任命される可能性はあったものの、王族による立候補があった為、アウブ続投が決定した。 領主会議後、レスティラウトと共に神殿へ向かい話し合いを行った&footnote(番外編第4話 講義中の情報交換)。 領主会議で各領地の神殿図書室から礎へのルートと聖典の鍵について広報があったと思われるため&footnote(番外編第1話)、おそらく聖典自体か鍵の回収等、何らかのセキュリティ対策を行ったと思われる&footnote(神殿での儀式の際には写本があれば良いため)。 **経歴 前22or前21年 生誕 前15or前14年 洗礼式 前12or前11年 貴族院入学 前07or前06年 貴族院卒業・成人 10年頃 アウブ就任&footnote(2021/12/02TOブックスTwitterおよび2021/12/5 作者活動報告にある、書籍版第五部VIIの新キャラちら見せ②コメントで、アウブを継承して五年くらい。挿絵時期が15年春であることと、正式就任は領主会議時と思われることから、10年春就任の可能性が高い) 12年春 領主会議にてダンケルフェルガーの歴史書をエーレンフェストに貸し出す 12年冬 領地対抗戦にてエーレンフェストに本の出版権を巡るディッター勝負を持ちかける     (結果、13年春の領主会議にてダンケルフェルガーから貸し出す全ての本についての出版契約が結ばれる&footnote(第434話 領主会議の報告会(二年))) 13年冬 ダンケルフェルガーの神殿に押し掛ける騒動を起こす     領地対抗戦にてライデンシャフトの槍を使った儀式の実演を行う 15年春 本物のディッターへの参戦を引き受ける     [[ルーフェン]]より情報が齎され[[貴族院の防衛>貴族院防衛戦]]に臨む     戦後の王族との会談に第一夫人と共に参加     継承の儀式に参列する&footnote(第659話 閑話 ハンネローレ視点 継承の儀式 前編) **作者コメント 【[[2016年 07月15日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1461560/]]】  感想欄でご指摘があったようにアウブ・ダンケルフェルガーが証拠もなく勢いで参戦を決めることに疑問を持った方は多いでしょう。  でも、ダンケルフェルガーはこれまでの積み重ねがあります。ディッター中にトルークを使われた中央騎士団の横槍攻撃を受けたり、トルークの説明を第一夫人とハンネローレが聴かされていたり、中央に異変があった時には守りに行ってほしいとお願いされていたり、領主会議中に地下書庫でお手伝いをしていたハンネローレからの情報だったり……色々な勘違いや解釈の違いはありますが、全く情報がないわけではありません。  付け加えるならば、夏の葬儀でディートリンデがレオンツィオといちゃいちゃして、大事な話し合いの場からフェルディナンドを遠ざけている様子やランツェナーヴェを非常に優遇しているところにアウブ自身が遭遇しています。  フェルディナンドが毒を盛られた云々はともかく、次期ツェントを自称するディートリンデの外患誘致に関しては全く判断材料がないわけではないのです。もちろん、八割ディッター脳であることは否定しません。 【[[2022年 10月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1579813239097286656?s=46&t=nabSFzJJMO20IieJG20dKA]]】 &b(){>ウィンク考察第2弾} ヴェルデクラフ:できる。側近達に「妻への説明は任せた(バチン!)」ってよくしてる。 【[[2022年 11月22日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1594912575820791808]]】 &b(){>第五部Xに関連しそうないい夫婦 ヴェルデクラフとジークリンデ} ダンケルフェルガーの第一夫人ジークリンデは父方の親族で幼馴染み。ディッターの調整をする戦友的なノリが今も続いています。他の妻は派閥調整で娶ったので、ジークリンデが一番気をおけない関係。 エピローグには後方を支えるジークリンデの姿があります。 【[[2023年 2月2日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1620963010486620161]]】 ダンケルフェルガーの領主夫妻の小ネタ……貴族院時代は他愛ない口喧嘩が多いケンカップルでした。ヴェルデクラフがディッターに駆け出し、それを抑えるジークリンデと衝突するのを、周囲が「また婚約者同士のじゃれ合いか…」って見ている感じ。 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,アウブ・ダンケルフェルガー/コメント)
初出:SS第8話「エーレンフェストの本」、本編での初出は第358話(本人初登場は第415話) 名前の初出:小説は書籍版第五部VIII購入特典SS「ダンケルフェルガーの会議室」、現実時間での初出は作者twitter 声(ドラマCD第7弾/第9弾/第10弾): 上田燿司 **家族構成 第一夫人:[[ジークリンデ]]  息子:[[レスティラウト]]  娘:[[ハンネローレ]] 第二夫人:[[ライヒレーヌ]]  息子:[[ラオフェレーグ]]  娘:[[ルングターゼ]] 第三夫人:&footnote(第582話 初週の講義 後編) 父:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編) 母:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編)  兄:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(ハンネローレの貴族院五年生 第1話)   甥:[[ケントリプス]]   甥:[[ラザンタルク]]  弟:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(第582話 初週の講義 後編)  妹:[[マグダレーナ]]   甥:[[ヒルデブラント]] **容姿 髪の色:淡い紫色&footnote(2022/2/21 作者twitter) &color(#D5A5E1,#D5A5E1){000000000} 瞳の色:レスティラウトによく似た赤い瞳&footnote(2022/2/21 作者twitter) &color(#ea5550,#ea5550){000000000} 大柄でとても強そうで、見るからにダンケルフェルガーの騎士達を率いるのに相応しい容貌 ちょっと厳つい顔 年を取ったレスティラウト&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集 アウブ・ダンケルフェルガーは年を取ったレスティラウトをイメージ) **地位 階級:[[領主>アウブ]] 職種:アウブ・ダンケルフェルガー **年齢 -ローゼマインとの学年差:+23&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集) -誕生季:夏&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集) -属性(適性):全属性ではない(可能性がある&footnote(中継ぎツェントは誰がなっても構わないように考えられており、全属性を必要としていない。両親を同じくするマグダレーナが全属性でないことや、祭壇が動くことを知らない様子から、全属性であるとは限らない。ふぁんぶっく8Q&Aにおいて、現状(将来的には不確定ではあるものの)属性は肯定されていない。全属性である場合、ジークリンデは5属性以下となる)) **作中での活躍 フルネームは「ヴェルデクラフ・アウブ・ダンケルフェルガー」。&footnote(名前の初出は2022/2/21 作者twitter) ダンケルフェルガーの領主。 ディッターが強くて騎士達の支持が一番大きく、長兄はそこまでディッターに興味がなかったため、アウブに就任した&footnote(ふぁんぶっく8 Q&A)。 (恐らくヴェルデクラフから見て)父方親族で幼馴染の[[ジークリンデ]]を最初の妻として娶った。 当初はダンケルフェルガーの風習に従い他領から第一夫人を迎え入れジークリンデは第二夫人となって夫と第一夫人を支えるはずだったが、政変に伴う諸々の事情から他領から夫人を迎えることを諦め、ジークリンデが第一夫人を継続することになった。&footnote(書籍版第五部Ⅲ 娘の意見と覚悟) また、第二夫人と第三夫人はダンケルフェルガー領内の派閥調整を考慮した上で娶っている(従って夫人は全員ダンケルフェルガー出身と思われる)。&footnote(2022/11/22 作者Twitter) ハンネローレが直接渡すつもりだった歴史書を勝手にエーレンフェストに貸し出してしまったり&footnote(SS8 エーレンフェストの本、第358話)、魔物討伐の先頭に立ったりする&footnote(第420話 強襲)、豪快な人物。 [[ダンケルフェルガーの本>ダンケルフェルガーの歴史の本]]を巡り[[ローゼマイン]]に[[ディッター>ディッター#本の販売権の争奪戦]]勝負を申し込んだ&footnote(第415話 領地対抗戦の始まり(二年))。 歴史書を盾に迫った過程を隠しており、都合の悪い所を誤魔化して報告するレスティラウトの癖は血筋ではないかとジークリンデに疑われている。&footnote(書籍版第五部Ⅲ 娘の意見と覚悟) ディッター勝負を持ち掛けるときは楽しげだが、勝負所では厳しく相手を見定める領主の顔を出す。 率直に強さを求める領地の風土に漏れなく、貴族院でローゼマインが復活させた[[ディッターの前に行う儀式>呪文と祝詞#ディッターの前に行う儀式]]の本来の方法とその効果の情報を得るや、儀式の効果向上の為に[[ライデンシャフトの槍>魔術具と神具#ライデンシャフトの槍]]を求めて領地の神殿に押しかける騒動を起こし、冬の奉納式の時期の神殿を困惑させた。&footnote(第509話) レスティラウトがローゼマインを狙った[[嫁取りディッター>ディッター#嫁盗りディッター]](実際には嫁「盗り」ディッター)においても、観戦のために貴族院への立ち入りを求めて[[ルーフェン]]を困らせ、ディッターの様子を収める魔術具を学生に持たせることで諦めた。&footnote(第500話) その年の領地対抗戦では、ダンケルフェルガーの騎士団を率いて自ら儀式の実演を行い、全領地にその効果を知らしめた。&footnote(第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演) その際、神殿から&s(){奪った}お借りした本物の神具であるライデンシャフトの槍をしっかり使用している。 実演までの短い期間に祝福を得る為に必要な魔力奉納量と1人当たりの負担を計算し、前日ではなくディッター直前の儀式実施を可能にするなど、領地一丸となって研鑽する姿勢は、領地全体の風土であると同時に、アウブ本人の資質であるとも言える。 15年春、[[ジルヴェスター]]とローゼマインから[[緊急通信用の魔術具>魔術具と神具#緊急連絡のための魔術具]]で連絡を受けた。 沈静化に一枚噛んでおかなければまずいため&footnote(書籍第五部VIII特典SS「ダンケルフェルガーの会議室」、ふぁんぶっく7書下しSS「次期領主と礎の魔術」)「本物のディッター」として、[[エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター>ディッター#エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター]]と、[[ユルゲンシュミットの攻防ディッター>ディッター#ユルゲンシュミットの攻防]]への参戦を引き受けた。&footnote(第596話 誘惑) その交渉の際にローゼマインが発した「[[シュタイフェリーゼ>神々#シュタイフェリーゼ]]より速く」というフレーズを気に入り、その後も使い続け、領内に流行させてしまった様子である。 その後、王族からの救援要請を待ち続けるも連絡が取れず、[[ルーフェン]]より貴族院での変事を知る。 次期ツェントになる可能性がある事も含めて覚悟を決めたことで、女神の化身からの号令という大義名分を得て、貴族院および王族を守るべく[[貴族院防衛戦]]に自ら参戦した。 貴族院を「ユルゲンシュミットの要」と認識しており、王族よりも正しい歴史認識を持っていることが窺える。&footnote(第633話 要請) [[アダルジーザの離宮]]についても姫たちの魔力量の高さを知っているのみならず、[[トルキューンハイト]]の末裔として[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]の者達を脅威と認識し、代々姫が献上されてきた歴史知識も持ち合わせている様子である。&footnote(第633話 中央騎士団を率いる者) [[フェルディナンド]]らとアダルジーザの離宮に夜襲をかけた後、ようやく王族からの救援依頼を受け、すぐさま王宮に向かった。 王宮鎮圧後、助け出した妹・マグダレーナと共に講堂の戦いに参戦、[[ラオブルート]]を打ち倒すと同時に、反乱者の捕縛を行った。 戦後の王族との会談には第一夫人と共に参加。 会談に先立ち、ダンケルフェルガーはツェントの座を投げ出したトラオクヴァールの剣を降りている。&footnote(書籍第五部Ⅹエピローグ) 次期ツェントに任命される可能性はあったものの、王族による立候補があった為、アウブ続投が決定した。 領主会議後、レスティラウトと共に神殿へ向かい話し合いを行った&footnote(番外編第4話 講義中の情報交換)。 領主会議で各領地の神殿図書室から礎へのルートと聖典の鍵について広報があったと思われるため&footnote(番外編第1話)、おそらく聖典自体か鍵の回収等、何らかのセキュリティ対策を行ったと思われる&footnote(神殿での儀式の際には写本があれば良いため)。 **経歴 前22or前21年 生誕 前15or前14年 洗礼式 前12or前11年 貴族院入学 前07or前06年 貴族院卒業・成人 10年頃 アウブ就任&footnote(2021/12/02TOブックスTwitterおよび2021/12/5 作者活動報告にある、書籍版第五部VIIの新キャラちら見せ②コメントで、アウブを継承して五年くらい。挿絵時期が15年春であることと、正式就任は領主会議時と思われることから、10年春就任の可能性が高い) 12年春 領主会議にてダンケルフェルガーの歴史書をエーレンフェストに貸し出す 12年冬 領地対抗戦にてエーレンフェストに本の出版権を巡るディッター勝負を持ちかける     (結果、13年春の領主会議にてダンケルフェルガーから貸し出す全ての本についての出版契約が結ばれる&footnote(第434話 領主会議の報告会(二年))) 13年冬 ダンケルフェルガーの神殿に押し掛ける騒動を起こす     領地対抗戦にてライデンシャフトの槍を使った儀式の実演を行う 15年春 本物のディッターへの参戦を引き受ける     [[ルーフェン]]より情報が齎され[[貴族院の防衛>貴族院防衛戦]]に臨む     戦後の王族との会談に第一夫人と共に参加     継承の儀式に参列する&footnote(第659話 閑話 ハンネローレ視点 継承の儀式 前編) **作者コメント 【[[2016年 07月15日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1461560/]]】  感想欄でご指摘があったようにアウブ・ダンケルフェルガーが証拠もなく勢いで参戦を決めることに疑問を持った方は多いでしょう。  でも、ダンケルフェルガーはこれまでの積み重ねがあります。ディッター中にトルークを使われた中央騎士団の横槍攻撃を受けたり、トルークの説明を第一夫人とハンネローレが聴かされていたり、中央に異変があった時には守りに行ってほしいとお願いされていたり、領主会議中に地下書庫でお手伝いをしていたハンネローレからの情報だったり……色々な勘違いや解釈の違いはありますが、全く情報がないわけではありません。  付け加えるならば、夏の葬儀でディートリンデがレオンツィオといちゃいちゃして、大事な話し合いの場からフェルディナンドを遠ざけている様子やランツェナーヴェを非常に優遇しているところにアウブ自身が遭遇しています。  フェルディナンドが毒を盛られた云々はともかく、次期ツェントを自称するディートリンデの外患誘致に関しては全く判断材料がないわけではないのです。もちろん、八割ディッター脳であることは否定しません。 【[[2022年 10月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1579813239097286656?s=46&t=nabSFzJJMO20IieJG20dKA]]】 &b(){>ウィンク考察第2弾} ヴェルデクラフ:できる。側近達に「妻への説明は任せた(バチン!)」ってよくしてる。 【[[2022年 11月22日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1594912575820791808]]】 &b(){>第五部Xに関連しそうないい夫婦 ヴェルデクラフとジークリンデ} ダンケルフェルガーの第一夫人ジークリンデは父方の親族で幼馴染み。ディッターの調整をする戦友的なノリが今も続いています。他の妻は派閥調整で娶ったので、ジークリンデが一番気をおけない関係。 エピローグには後方を支えるジークリンデの姿があります。 【[[2023年 2月2日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1620963010486620161]]】 ダンケルフェルガーの領主夫妻の小ネタ……貴族院時代は他愛ない口喧嘩が多いケンカップルでした。ヴェルデクラフがディッターに駆け出し、それを抑えるジークリンデと衝突するのを、周囲が「また婚約者同士のじゃれ合いか…」って見ている感じ。 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,アウブ・ダンケルフェルガー/コメント)

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