【ブーン系】( ^ω^)ペットボトル内検索 / 「('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その7」で検索した結果

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  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その18
    (*゚ー゚)「毒念様!?」 ( A`)「急げ! 聞いただろ! お前は競争率高いんだよ!」 ( A`)「危ないからさっさと走ってこい!」 (*゚ー゚)「ですが……私には、寺を出たところで行く当てがございません……」 (*゚ー゚)「戸籍もないのですよ……?」 / , 3「わしのところに来い」 ( ^ω^)「荒巻おしょ……さん」 / , 3「養子として迎え入れちゃる」 / , 3「長い修行生活で妻もせがれも持てんかったんだ」 / , 3「孫の一人ぐらいくれてもいいじゃろう?」 ( A`)「そういうことだ! さあ、こっちへ!」 (*゚ー゚)「はっ……はい!」 ( A`)「おら! お前ら通路の前空けろ! 俺たちは出ていくんだ!」 ( ^ω^)「まずいお! 三十人ぐ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです
    ( A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです 其の1  其の2  其の3 其の4  其の5  其の6 其の7  其の8  其の9 其の10  其の11 其の12 其の13  其の14 其の15 其の16  其の17 其の18 TOPへ 名前 コメント
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その7
    ( A`)「……ふう。この辺にまでくれば安全だな」 ( A`)「給仕場からも本堂からも遠い」 (*゚ー゚)「そう、ですね……」プルプル ( A`)「一体どうしたんだよ。そんなに震えて」 (*゚ー゚)「……」 (*゚ー゚)「……毒念様」 ( A`)「なんだ?」 ( A`)「姿勢まで改めて……」 (*゚ー゚)「毒念様になら、明かしても支障ないと、信じております」 (*゚ー゚)「どうして私が、一人で御不浄に向かうことを恐れているか――」 (*゚ー゚)「――分かりますか?」 ( A`)「いや……見当は……なんとなくつくけど」 ( A`)「詳しくは分からない……」 (*゚ー゚)「御不浄に向かうまでの道には、給仕場と、典座の室があります」 (*゚ー゚)「その前...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その2
    ( A`)「いの、とは?」 (*゚ー゚)「維那は雲水の修行を監視し、作法を伝授する役職のことです」 (*゚ー゚)「皆の模範となる僧侶ですね」 (*゚ー゚)「その他にも挙経を務めたり……いろいろと気苦労が多いそうでして」 (*゚ー゚)「あ、挙経とは読経の際に唱え始めを任されることです」 (*゚ー゚)「六知事では四番目にあたりますよ」 ( A`)(風紀委員だな) ( A`)(それにしても風紀委員という言葉が醸し出すエロさは異常だ) ( A`)(生徒会と並んで何やってるか謎なのに異常にラノベ登場率の高い委員会) ( A`)(それが風紀委員) (*゚ー゚)「今は擬古和尚は単に向かってらっしゃるかと思いますが……」 ( A`)「つーことで禅堂にまでやってきたが……」 (*゚ー゚)「あ、い...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その5
    ~日没~ ゴーンゴーン (*゚ー゚)「昏鐘です。これで今日のお勤めは終わりですね」 (*゚ー゚)「あとは薬石と座禅、就寝前の茶礼になります」 ( A`)「虫さされが酷いんだが」 (*゚ー゚)「急に呼び止めたものですから、虫よけを毒念様の分も用意できませんでした……」 (*゚ー゚)「あとでお薬を塗りましょう」 ( A`)「頼むわ」 (*゚ー゚)「すみませんです」 (*゚ー゚)「薬、持ってきました」 ( A`)「ありがてえありがてえ」 ( ^ω^)「もう膳が並んでるお。そんなの後にして早く座るお」 ( ^ω^)「食前の偈文ももう済んでるんだお」 (*゚ー゚)「そうですね、とりあえず座ります……」 ( A`)「俺の真横かい。確かに空いてたけど」 ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その1
                         『衆道』    若衆道の略語。男性における同性愛・少年性愛の形式あるいはそのものを指す。    主に女犯を忌避し禁欲生活を強いられる僧たちの間で流行した独自の男色文化。 ~柔即山毘譜寺~ (´・ω・`)「それではドクオさん」 ( A`)「はい」 (´・ω・`)「今日よりあなたには我々雲水とともに修行をしてもらいます」 ( A`)「はい」 (´・ω・`)「……三年、でしたか」 ( A`)「そうです」 (´・ω・`)「禅僧に混じっての生活、あくまで出家ではないゆえ、何も開眼せよとは申しません」 (´・ω・`)「しかし己を見つめ直し大悟してもらえれば、それに如くことはありませぬ」 ( A`)「努力はします」 (´・ω・`)「で...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その14
    (,,゚Д゚)「……」 ( ゚∀゚)「そっ、そうなのか、擬古殿!」 (,,゚Д゚)「……左様にござる」 ( A`)(ダメだ、また) ( A`)(ギコさんはまた、自分を自分に閉じこめてしまった……) (´・ω・`)「新参者に敗北した……擬古和尚にはそのような想いが渦巻いていたはずです」 (´・ω・`)「悔しかったでしょう」 (´・ω・`)「憎らしかったでしょう」 (´・ω・`)「しかしながら、既に寺院は歪んだ結界が張り巡らされておりました」 (´・ω・`)「その気を狂わせんばかりの瘴気にあてられて」 (´・ω・`)「単なる憎悪が、愛憎入り混じった感情になることは、容易に察せます」 (´・ω・`)「擬古和尚が衆道趣味を有していることは、随分昔から既知でした」 (´・ω・`)「...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その13
    / , 3「なっ……」 (´・ω・`)「先代が心を痛めていたのは、後任探しの気疲れではありません」 (´・ω・`)「周囲の目との戦いでございます」 (´・ω・`)「私の思想と肉体は甚く先代に気に入られていまして」 (´・ω・`)「早い段階で後任に私を選ぶ予定だったそうです」 (´・ω・`)「ですが、年齢で序列は決まらぬとはいえ、私は若すぎた」 (´・ω・`)「大衆の目がある……悩んでおられました」 (´・ω・`)「そこで私が御言葉添えをした。迷いなされ、と」 (´・ω・`)「迷いに迷った末の決断であると、皆の眼前で訴えなされ、と」 (´・ω・`)「私も演技には苦労しましたよ」 (´・ω・`)「茶礼でその話題が上がるたびに断りと他者の推薦を繰り返しましたからね」 / , 3「馬鹿...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その3
    ( ^ω^)「おかげで僕はここ数年射精どころか勃起すらしたことないお」 ( A`)「それはそれで勃起不全を疑えよ」 ( ^ω^)「これが悟りの境地なら開眼なんかしなくていいお」 ( A`)「だとしたら変だな。性欲が削がれてるはずなのにあいつら盛ってたぞ」 ( ^ω^)「元々の性欲が凄まじいか、隠れて肉食ってるかのどっちかだお」 ( A`)「肉とかどこで……あ」 ( ^ω^)「山を下りればいくらでも」 ( A`)「だよな」 ( A`)「頻繁に山を下りて町に出てる人といえば……」 ( ^ω^)「副寺の譲留和尚だお」 ( ^ω^)「ただあの人は女好きで有名だお」 ( A`)「坊主なのに女好きって……それはそれで嫌だな」 ( ^ω^)「俗世間に女を囲ってるという噂が流れてるお」 ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その16
    (´・ω・`)「ひとまず心を安寧にして聞いていただきたい」 / , 3「痴れ者が……! さっさと話してみい!」 (´・ω・`)「この寺は古くから『閉じた』空間である」 (´・ω・`)「そこに譲留和尚という『開く』ための要因を導入した――」 (´・ω・`)「しかしながらそれだけでは不十分でした」 (´・ω・`)「積み上げられてきた歴史の重みは、そう簡単には覆りはしません」 (´・ω・`)「そこで私は……自らも新しい要素を持ち込んだのです」 (´・ω・`)「それが、六方陣」 / , 3「だからそれはなんなのじゃ! いかにして作った!」 (´・ω・`)「自然界の万物は、陰と陽の二極から生ずる……」 (´・ω・`)「陰陽道の応用にて開発いたしました」 (´・ω・`)「『閉じた』者と、『...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その11
    (,,゚Д゚)「貴様こそ……破戒僧ではないか!」 (,,゚Д゚)「拙僧に偉そうにできる立場か!」 (,,゚Д゚)「野に下りては肉を喰らい、鉄火場にて享楽にかまけているそうじゃないか!」 ( ゚∀゚)「鉄火場? ああ、ギャンブルか」 (,,゚Д゚)「しかもだ、俗世で女を囲っているとも伝え聞く! 女犯であるぞ!」 ( ゚∀゚)「そうだな。それがどうかしたか?」 (,,゚Д゚)「……なぜ未だ泰然としていられる!」 ( ゚∀゚)「俺は開いているからそんなところを責められても痛くも痒くもない」 ( ゚∀゚)「おそらくは管主様の耳にも届いているだろう」 ( ゚∀゚)「しかしなんの咎もない……これはすなわち、認可されているということだ」 (,,゚Д゚)「くうっ……!」 ( ゚∀゚)「凍り豆腐って...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その12
    ( ゚∀゚)「どうしてだ……うまくいくはずだった……」 ( A`)(譲留さんが放心している……) ( A`)(あの人も完全に開き切ってはいなかったんだな……) ( A`)(擬古さんが閉じ切れず、文言すべてを拒絶できなかったように……) (´ _` )「それでは……両名とも衆道に足を浸からせていたと」 ( A`)(あんたもだろ) ( ´_ゝ`)「めんどくさい話になってきたな」 ガララッ (*゚ー゚)「戸が開いた!?」 (,,゚Д゚)「ふふふ、ふっはっはー! 久々だな皆の者!」 ( ゚∀゚)「擬古殿!?」 (,,゚Д゚)「譲留和尚か。最早懐かしいな」 (,,゚Д゚)「ふくく、拙僧は鍵を解錠することの快感をしってしまったのだよ」 (,,゚Д゚)「譲留! 貴様に逆襲...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その4
    (*゚ー゚)「して、壊れた床板というのは?」 ( ´_ゝ`)「ここだここ」 ( A`)「廊下じゃないですか」 ( ´_ゝ`)「本堂と給仕場を結ぶな」 ( ´_ゝ`)「この廊下は人の行き来が激しいからすぐにささくれ立つんだよ」 (*゚ー゚)「それはいけませんね。刺さったら大変です」 ( ´_ゝ`)「痛いぞー足の指の爪の間に挟まった時なんか」 ( A`)「やめてください柔肉がうずきます」 ( ´_ゝ`)「それじゃ板材渡しとくから、先行隊と合流して貼り変え作業頼むわ」 ( ´_ゝ`)「俺は適宜支持出すんで」 (*゚ー゚)「承りました!」 ( A`)「貼り変えて……ニス塗って……床磨きも終わった」 ( A`)「腰がいてぇ……」 ( ´_ゝ`)「お疲れさん。ちょうど作務の...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その17
    ( A`)「そんなふうに……繋がるのか……」 ( ^ω^)「えっ、でも最近は僕ともよく一緒にいるお?」 (´・ω・`)「それは単に蓬莱和尚が毒念さまのそばにいるというだけでしょう」 ( ^ω^)ショボーン ( A`)「でも椎伊は擬古さん派だぞ? 擬古さんには」 (´・ω・`)「あれは子どもじみた憧憬に過ぎません。接点は見受けられない」 (´・ω・`)「その椎伊が毒念さまにだけ心を開いた」 (´・ω・`)「これは一大事でございます」 ( A`)「どういうこった……」 (´・ω・`)「ご覧の通り椎伊は甚だしく可憐。しかしまだ誰にも穢されていない」 (´・ω・`)「初夜を狙う雲水が非常に多いのです」 (´・ω・`)「寺院はあなたたちの見知らぬところで緊張状態を呈していました」 ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その8
    ~翌朝の粥座~ ( A`)「粥を運び終わったぞ。今日は水っぽくなくてうまそうだな」 ( ^ω^)「でも作ったのは弟蛇和尚……」 ( A`)「やめろ」 (*゚ー゚)「儀礼が開始しますよ」 (*゚ー゚)「平時であれば管主様の役割なのですが……」 (,,゚Д゚)「……今日より数日間、諸梵住職が合同会議に出席なさっておられるゆえ」 (,,゚Д゚)「代理として維那の拙僧が偈文を務めさせていただく」 ( ゚∀゚)「……」ニヤニヤ (,,゚Д゚)「拙僧の後に従ってもらいたい……では、ひとつ」 (,,゚Д゚)「功の多少を計り彼の来処を量る」 「功の多…を計…彼の……を量…」 (,,゚Д゚)「……ふたつ、己が徳行の全欠を忖って供に応ず!」 「己…徳行……欠を忖……供に…ず」 ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その15
    (´ _` )「自分を……ですと! 世迷言を!」 (´・ω・`)「天のみぞ知る真相が、私の口を借りて下界に降りているのですよ」 (´・ω・`)「虚などありませぬ」 (´ _` )「……」 (´・ω・`)「……兄蛇和尚が」 (´・ω・`)「給仕場に繋がる廊下の補修ばかり専念している訳をご存知ですか?」 (´ _` )「そんなこと……知ったことではない」 (´・ω・`)「そうですか。それは……至極無念。仕方のないことではありますが」 (´ _` )「どういうことだ! 早く話せ!」 (´・ω・`)「弟蛇和尚は兄蛇和尚の想念を知らない……」 (´・ω・`)「兄蛇和尚は、あなたの胸の裡を知ってしまっているというのに」 (´・ω・`)「兄蛇和尚は、弟蛇和尚の性癖を把握しておいでになられます」 ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その9
    (*゚ー゚)「一応、というわけではないですが、禅堂のほうも覗いてみましょう」 ( ^ω^)「擬古和尚の妨げにならないようすり足で歩くお」 ( A`)「消える足音、増える不穏」 (*゚ー゚)「禅堂です。この時間帯にもなりますと一層静かですね」 (*゚ー゚)「陰から覗きこむようにして……」 (,,-Д-)「……」 ( A`)「凄まじい集中力だな……微動だにしない」 (*゚ー゚)「これこそ座禅の最大公約数、究極の形なのでしょうね」 ( ^ω^)「二人とも静かに! 向こうから誰か来るお!」 ( A`)「えっ、マジで?」 ( ^ω^)「あれは……間違いないお! 譲留和尚だお!」 ( A`)「譲留さんだと!?」 ( A`)「なんか修羅場の予感がぷんぷんするんですけど」 ...
  • 小説サーチ 顔文字別
    顔文字別サーチ ( ^ω^) ( ^ω^)魔法武器のようです ( ^ω^)がシリアナで踊り狂うようです ( ^ω^)演奏中はお静かに。のようです ( ^ω^)美味しいカレーのようです ( ^ω^)ブーンが2月14日に訪問するようです ( ^ω^)AKB47のようです ( ^ω^)スイーツ☆ブンキュアのようです ( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです ( ^ω^)とある科学の加速装置のようです ( ^ω^)はラプチャーファームに内定が決まったようです ( ^ω^) 彼らの友情論のようです ( ^ω^)ブーンは武器に選ばれたようです ( ^ω^)闘え!地球自衛隊!のようです ( ^ω^)は押入れから64を見つけたから久々にやりたいようです (# ^ω^)ガガン!ダッシ...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その10
    (,,゚Д゚)「なんだと……!」 ( ゚∀゚)「覚えていたか? いないだろう!」 (,,゚Д゚)「拙僧の記憶には……残っておらぬ……」 (,,゚Д゚)「……それでは……」 ( ゚∀゚)「すなわち禅における密とは『秘密』ではない――密とは『親密』のことだ!」 ( ゚∀゚)「心を開かねばその境地には至れぬ!」 (,,゚Д゚)「ぐっ……!」 (*゚ー゚)「一体何を話されているのでしょうか……」 ( ^ω^)「ちんぷんかんぷんだお」 ( A`)「そもそも日本語なのかも分からねぇ……」 (,,゚Д゚)「……それでも……」 (,,゚Д゚)「それでも今更……自己は曲げられぬ……」 ( ゚∀゚)「そうかい。それもまた禅の真実だな」 (,,゚Д゚)「厳密、緻密。『閉じて』こその...
  • ('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その6
    ( ^ω^)「とはいえ一組ぐらいは禅堂にいることもあるかも知れない」 ( ^ω^)「なんなら一度覗いてみれば解決するかも」 ( A`)「勘弁してくれよ」 ( ^ω^)「僕だってそんな危ない橋は渡りたくないお……」 ( A`)「……とにかく、分かった。役に立つ情報だったぜ」 ( A`)「八人の小僧が飼われているということは……相手役も八人か」 ( ^ω^)「とは限らんお。一人で何人も子飼いにしてる線は捨て切れないお」 ( ^ω^)「逆に一人が複数に囲われている可能性も……」 ( ^ω^)「あ、それと少年を相手にしない単なるガチホモ連中もいるお」 ( A`)「ああそれは車琴和尚と浪漫和尚だろ。二人揃って堂々とわふわふ叫ぶからな」 ( ^ω^)「やっぱ分かってたかお」 ( A`)「あいつ...
  • ('A`)は侵してしまったようです その2
    嫌な予感しかしなかった。 ( A`)「……念のため、念のため」 隣の本へと目を滑らせる。 『愛の観察日記 その2』 『愛の観察日記 その3』 『愛の観察日記 その4』 『愛の観察日記 その5』 『愛の観察日記 その6』 本棚全てがこの系統で埋め尽くされているようだ。 愛が重い。まるで何かの呪いのようだ。 ( A`) 呪いに引き寄せられるかのように、ドクオは一冊を手に取った。 適当な部分に目を通してみる。 『弟者さん、いつも格好良いです。  あの阿婆擦れ嘘つき女にはもったいないです。  今日もあの女の部屋で2時間23分会話していましたね。ちゃんと録音しておきました。  私のことも話してくれて嬉しかったです。永久保存版にします。』 見開きいっぱいに書かれたその日のできごと。 ...
  • ('A`)は侵してしまったようです その1
    ( A`)「うわーこっちに帰ってくるなんて久々だな」 J( ー`)し「本当に久しぶりねぇ……」 ( A`)「ごめんな。本当ならこっちで暮らしたいんだけど」 J( ー`)し「いいのよ、こんな田舎から通勤なんて大変でしょ」 ( A`)「……ありがとう」 J( ー`)し「ふふ、こうして顔を見せにきてくれるだけでも嬉しいわ」 とある田舎での風景だ。 ドクオは連休を取ることができたので、田舎に帰ってきていた。 毎年帰ってくるようにしているとはいえ、やはり地元の空気は格別だ。 この辺りは自然も多く、家からも田んぼや森が見える。 ( A`)「やっぱ地元の空気って美味しいよな」 J( ー`)し「この辺りにあるのは草木ばかりだからねぇ」 ( A`)「そこがいいんじゃないか」 J( ー`)...
  • ('A`)はそこにいるようです その2
    ( A`) おはよう ( ^ω^) おはようお ( A`) 今日は晴れだ ( A`) でも、午後から曇る ( ^ω^) お、お ( A`) …… ( ^ω^)たとえば ( A`) ? ( ^ω^) アフリカとかの、難民の子供たちと、ぼく ( ^ω^) 僕の方がずーっと幸せだお ( A`) 幸せは ( A`) 比べて計れるものじゃないよ ( ^ω^) …… ( ^ω^) 絶対評価? ( A`) ああ ( ^ω^) なら、 ( ^ω^) きっと「しーまいなす」 ( ^ω^) なんちゃってお ( A`) …… ( A`) バス、きたぞ ( ^ω^) お、お ( ^ω^) また明日 ( A`) また明日 幸せは比べ...
  • ('A`)ロックンロール殺人事件のようです その2
    爺の一方的な会話が始まってから30分ぐらい経った。 その間に山の天気は変わり、暗雲が上空に広がる状況と相成った。 やべぇなぁ。爺うぜぇなぁ。死ねばいいのに。 って思ってたら、爺もとうとう話題に尽きたか、最近の政治はなっとらんトークの最中で言葉に詰まった。 んじゃ、そろそろ僕ぁお暇しまっす。って帰ろうと思ったら。 / , 3 「兄ちゃん、アンタそういえばこんな山奥に何しに来たんじゃ?」 ときた。爺はぼけだった。 そんで、さっきと同じ会話をもう一周した。 最近の角界はなっとらんトークの最中で爺は言葉に詰まって、やっと帰れる。と、思ったら。 / , 3 「兄ちゃん、アンタそういえばこんな山奥に何しに来たんじゃ?」 じじい、ぼけ。 もう一周。 最近の自動車のデザインは云々。帰れる。思ったら。 / , 3 ...
  • ('A`)ロックンロール殺人事件のようです その1
    バンドは仕事。ロックも仕事だ。 「僕はロックンロールが大好きで、ロックをやるためにロックをやっているんです」 言ってみたいねぇ、そんなこと。 でもな、世の中はせちがない。 カネ! カネ! カネ! 金がなくちゃ始まらない。 金がないから俺はすさんでいる。 金がないから俺達の打ち上げはつまらない。 金がないから俺は誰か死ねばいいと思っている。 んがが。 ( A`)「でよ、今日のライブなんだが――」 ( -∀-)「ぐごご……」 ( ^ω^)「ショボ、七味」 (´・ω・`)「あいよ」 ( A`)「俺としてはもっともう少し客の間で話題になるようなライブがしてぇんだ」 ( -∀-)「ぐがー」 ( ^ω^)「やべ、七味かけすぎた」 (´・ω・`)「あぁ、それなら僕のを食べ...
  • ( ・∀・)ある時代のある場所の物語のようです その1
    ( ・∀・)ある時代のある場所の物語のようです ある時代 ある場所 乱れた世の片隅を フードを目深に被った一人の少年が歩いていました ( ・∀・)~♪ ドンッ- ( A`)チッ 痛えな気をつけろクソガキ ( ・∀・)おっとゴメンね ( A`)まったく 最近のガキは…ブツブツ ( ・∀・)… ( ・∀・)ニヤリ ( ・∀・)まいどありー♪ 少年は不敵な笑みを浮かべると ぶつかった男からコッソリ奪った袋にほお擦りをしました ( ・∀・)へっへっへ さーていくら入ってるかな…ゴソゴソ ( ・∀・)つ□←ポルノ写真(ロリ) (#・Д・)ウゲゲゲゲ ファッキンフォヌカポウ (;*゚∀゚)そ(何か恐ろしい子がいる) ...
  • 从 ゚∀从夕やけ空のようです 第二次 その2
    ( A`)「ん?」 くたびれたジャケットを羽織った男がいた。 部屋は時計だらけでありとあらゆる種類がある。 それはおおよそ校内にある部屋とは思えないような空間だった。 从; ∀从 「な、なんなんだここ……」 ( A`)「お、お前さんは」 男が何か言おうとしたが私は聞かずに入って来た扉から出た。 「ああそっちは!」 得体の知れぬ物への恐怖に駆られながら私は駆けた。 気がつくと私は夏空の下にいた。 从 ;゚‐从 「~~~!」 熱い、さっきまで学校にいた時とは全然違う体感気温だった。 ここはどこだ? 駆けながら周りを見渡す。 じわじわと蝉の鳴き声がする、アスファルトからの照り返しが熱い。 从 ;゚‐从(ここは……) そこで初めて私は体が幼い時...
  • ( ^ω^)はラプチャーファームに内定が決まったようです その1
    ( ^ω^)「ドクオ!聞いてくれお!」 ( A`)「なんだよ興奮して・・・発情した豚みたいだぞ」 ( ^ω^)「内定決まったお!」 ( A`)「どこの家畜小屋?」 ( ^ω^)「ラプチャーファームって工場だお!」 ( A`)「へぇ、有名な食品会社じゃん。材料になるの?」 ( ^ω^)「純然たる社員だお!お前そろそろぶん殴るお!」 ( A`)「ふぅん。お前が社員にねぇ・・・」 ( ^ω^)「二日に一回健康診断してくれるお!超優良企業だお!」 ( A`)「二日に一回・・・」 ( A`)「いや多くね?」 ( ^ω^)「社員の健康に気を使ってるんだお!」 ( A`)「あっそ。まぁバンガレよ」 ラプチャーファーム 工場内 ガゴーン ボゴーン ...
  • 川 ゚ -゚)は今更大掃除するようです その1
    プルルルル ガチャ ( A`)】「はい、もしもし」 『私だが。今、暇か?』 ( A`)】「忙しい」 『暇だろう?』 ( A`)】 『暇だよな?』 ( A`)】「めっちゃ暇です」 『じゃあうちの大掃除を手伝ってくれ。五分後集合でよろしく』 ( A`)】「いや、五分じゃ無」 ガチャ ( A`)】 ( A`)】「…っていうか大掃除って…」               「あの豪邸をかよ…ッッッ!?」                                     /\                                    //\\      川 ゚ -゚)は今更大掃除するようです        //...
  • ( ^ω^)美味しいカレーのようです その2
    / , ;,「あああああああああああああああああああああああああああ」 叫んだと時を同じに、彼の顎骨が完全に粉と化してしまい、下顎が地面へとぽとりと落ちてしまったのです。 これで老人には言葉が失われてしまいました。 無情にも粉の進行は続きます。 残った上顎から、鼻、目、額へと侵食していきます。 老人にはすでに立っている力も無いようで、白い床へと体を倒していました。 , ;, ;, ,「……」 頭部を完全に粉末にしてしまった老人は、見紛うことなく事切れてしまっています。 それでも粉は止まりません。 肩へ、腕へ、胸へ、腹へ、腰へ、股間へ、足へ。 やがて粉が止まったとき、老人のいた場所には茶色い粉の山が出来上がっているだけでした。 (-@∀@)「まだまだ、これからが本番だぞ」 白衣の男は、惨劇が終わり、パニ...
  • ( ^ω^)プライベート・キングダムのようです その1
    爪 ー`)y‐「以上が今度の試合のメンバーだ。ベンチメンバーもいつでも試合できるよう、しっかり練習しておくように」 (;^ω^)(馬鹿な!) 監督はそれだけ言うとサッカー部の部室から出て行った。 静まり返っていた部室がにわかに騒がしくなり、やがて部員達は各々帰り支度を始めた。 名前を呼ばれたフォワードのジョルジュが意気込んでいる。彼はいつも試合で得点を挙げるのだ。 キャプテンのモララーはいつものように涼しい顔をしている。彼はいつも試合で相手のボールを奪う。 名前を呼ばれなかったドクオは眉を寄せて唇を噛んでいた。彼はいつもベンチで味方を鼓舞する。 僕はいつも試合中、ベンチに座って出番は来ないかとずっとずっと口を噤んで待ち続けていた。 まさか、また、選ばれなかったなんて! スパイクシューズを脱ぐ。服を脱ぐ。制服へと着替える...
  • ( ^ω^)逆転するようです その2
    ( ^ω^)「後もひとつ気になるお」 ( ・∀・)「んーふぅ?」 ( ^ω^)「モララーは鍵を持っているはずだお」 ( ^ω^)「鍵はちゃんと閉めたかお?そして持ってるのかお?」 ( ・∀・)「えぇ、それなんですが鍵を閉め忘れましてね、誰でも入れる状態だったんですよ」 ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「次はドクオ」 ( A`)「ひゃ、ひゃい!」 ( ^ω^)「ドクオが休んだ理由はなんだお?」 ( A`)「んっ…」 ( A`)「それは…」 (* A`)「命令されてて…」 ( ^ω^)「誰に?」 ( A`)「…」 ( A`)「…」 (* A`)「ごしゅじんたま…」 ( ^ω^)「あ?」 (* A`)「ごしゅじんたまなの!これで終わり!!」 ( ^ω...
  • ( ^ω^)演奏中はお静かに。のようです その1
    ( ^ω^) \パチパチパチパチパチパチパチパチ/ (*゚ー゚)『皆さま、本日はご多忙の中、ご来場いただき誠にありがとうございます』 (*゚ー゚)『本日最初の曲目はドビュッシー作曲、交響詩「海」でした』 (*゚ー゚)『この曲は、指揮内藤ホライゾンがベルリン交響楽団にて指揮を振った最初の曲でございます』 (*゚ー゚)『内藤曰く、「この曲は大変思い入れのある曲だ。この曲を聴きながらツナ缶を4杯食べたことがある』 (*゚ー゚)『ツナ缶はとても美しい。あんなに手ごろにマグロを食べることができるのだ』 (*゚ー゚)『特に、ツナにマヨネーズをかけて食べるとなお良い。マヨネーズがツナを良く引き立たせている」』 ( ^ω^) \パチパチパチパチパチパチパチパチ/ (*゚ー...
  • ( ^ω^)ブーンはカンニングをするようです その2
    ( A`)(見つけたぞブーン。このまま通報したらあいつはすぐに逮捕される) ( A`)(親友として俺の手で捕まえて、自首させるんだ!) (______)(ドクオ、見えてるお。お前なんかに捕まるわけがないお。) (______)(かつてともに戦った仲だお。お前の行動パターンなんて丸見えだお。) (______)(おそらく奴は僕が野宿をするものだと思い込んでいる。) (______)(だから、カラオケボックスで仮眠をとるお。 そして早朝に目を覚まし、出かけるお。) ( A`)(奴はどうする気だろう。おそらく俺の裏をかいてくる。) ( A`)(カラオケボックスあたりで仮眠でも取る気か・・・。 ふん、甘いぜ。 見失ったフリをして) (______)「・・・!ドクオがいなくなった・・・見失ったのかお?」 (_____...
  • 川 ゚ -゚)は今更大掃除するようです その2
    2部屋目 厨房 川 ゚ -゚)「さて、掃除掃除」 ( A`)「いや…こここそ普段から掃除されてんだろ」 川 ゚ -゚)「それが結構ゴキブリが出るんだ」 (; A`)「予想を大きく裏切って汚いなおい!!」 川 ゚ -゚)「だから掃除するんだろうが」 (; A`)「そうだけどそういう問題じゃないだろ…」 川 ゚ -゚)「とか言ってる間にもほら」 カサカサ… (; A`)「うわ、ほんとにいるし…」 川 ゚ -゚)「えい」 グシャ (;゚A゚)「うわあああああ!!踏んだあああああ!!スリッパ履いてるとはいえ踏んだあああああ!!」 川 ゚ -゚)「ドクオティッシュ持って来いティッシュ。拭くから」 (; A`)「たくましすぎるよ!!」 川 ゚ -゚) ...
  • ( ^ω^)プライベート・キングダムのようです その2
                        □□□ 前半の半分が過ぎた頃、甲高い笛の音が鳴り響いた。 ジョルジュとモララーの連携により一点を先取したのだ。 二人は雄たけびを上げて走り回り、抱き合った。僕は思わず溜め息をつく。白い息が流れ出る。 いつの間にか、隣に座って声を張り上げていた一つ年下の後輩がいなくなっている。 後ろを振り向くと、その場で腿を上げて身体を温めていた。またもや溜め息をつく。 すると審判を務めている顧問がその後輩の名前を呼び、交代するように命じた。 大量の汗をかいて満足気にベンチへと帰ってくる選手とハイタッチを交わして、嬉しそうに後輩は試合に参加した。 ( ^ω^)(僕も試合に出せよ。ジョルジュとモララーばかりチヤホヤしやがって) 相手チームのベンチにも監督が何かを言っている。 ドクオの名前が呼ばれた。ド...
  • 从 ゚∀从のマムコはおこりんぼうのようです その2
    カランコロン (`・ω・´)「やあ、バーボンハウスへ……」 (´;ω;`) ( A`)「!?」 (;^ω^)「ショ、ショボンくん!?」 lw´‐ _‐ノv「あんた下半身丸出しで何やってんの?ここまでその格好で来たわけ?そういう趣味なの?」 (´;ω;`) (;`・ω・´)「ショボン!一体どうしたんだい!?誰かにイタズラされたのかい!?」 (´;ω;`)「……うっ」 (´;ω;`)「にーちゃあああああああああああん!!」だきっ! (;`・ω・´)「!?」 lw#´‐ _‐ノv「ブーンてめええええええええ!!」 (;^ω^)「毛穴をつまようじで開くのはらめええええええ!!」 ( A`)「……」グビ (´;ω;`)「ううう……ううう……」 (;...
  • ( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです その2
    ――翌日。放課後。市立VIP高校。校門前。 (;゚A゚)ガクガク ( ^ω^)「ドクオー?」 (;゚A゚)「ななななな、何だァ?」 ( ^ω^)「ビビんなお。アドレス聞くくらいなら、そう簡単に拒否られないお」 (゚A゚)「やっぱジョルジュは完全には頼れないのか?」 ( ^ω^)「そりゃ他校の人間だからおねー」メンシキノナイニンゲンガキタラアヤシイ。ヒートサンハガードカタイラシイシ ( ^∀^)ヒュバッ『まずはアドレスを聞いて、そっから仲良くなんじゃね?』 ( ^ω^)ヒュッ「そう言ってたお」 ( ^∀^)ヒュバッ『校外に出れば俺達のテリトリーだから後はなんとでもなる、と、思う』    ( ^ω^)ヒュッ「そうも言ってたお」 (゚A゚)「何で"...
  • ( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです その1
    ブーン達は自分達がまだもっと未熟な時期――小学校の時から、自分達はジェット世代だとしっかり認識していた。 気に入らないモノは破壊すべきだと思っていたし、その反面で各人は好きなものには異常なまでに執着した。 ジョルジュ長岡はポルノ写真を蒐集することに情熱を燃やした。 ドクオは盗撮が趣味だった。流石兄弟は楽器いじりばかりしていた。 そして、内藤ホライズンは強くなりたかった。 「ツンはね。あのね。強い人が好きなの」 幼き頃の記憶ほど強く刷り込まれるものはない。 内藤ホライズンは強さを求める理由を、幼稚園の時に好きだった娘が"そう言った"からだとは記憶していない。 が、その記憶の断片は彼の脳裏にびっしりと刻印され、最早消すこともままならないものとなっていた。 いつの頃からか、彼らは集い始めた。 ジェット機のように...
  • ( ^ω^)逆転するようです その1
    ( ) あったぞ。これさえ盗めば…これで… ( ) これでドクオの奴に復讐できる… ( ∀) ふひ… ( ・∀・) ふひひひひひ 7月15日 正午 ζ(゚ー゚*ζ「ない!」 ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの?」 ζ(゚ー゚;ζ「私の下着が…ない…」 ξ゚⊿゚)ξ「え?」 県立VIP小学校。郊外にあるありふれた小学校で事件は起きた ζ(゚ー゚*ζ 被害者はデレデレ(11歳) 水泳の時間の後、着替えをしようとしたら下着がないとの事だ 本日出席をしていて水泳の授業に出ていないのは以下2名 ( A`) ( ・∀・) 恐らく犯人はこの2人のうちのどちらかである ( ´∀`)「えーと。犯人が名乗り出るまで給食は出しません」 (;^ω^)「え?」 ( ´∀`)...
  • 从 ゚∀从夕やけ空のようです 第二次 その1
    私はどこかずれてしまっていた。 運動神経の悪い人が何をやっても人並みに出来ないように。 暗記が苦手な人が何度単語をノートに写しても覚えられないように。 私はどこかずれてしまっていたのだ。 ( ^ω^) 从 ゚∀从 だけど、もう一度だけでもそこに行きたい。 从 ゚∀从夕やけ空のようです * * 1、まずほどほどに長いロープを用意します。 2、ロープでわっかを作りましょう。ちょっとした重みで解けたりしないようにしっかりと結びましょう。 3、天井に吊るします。吊った時に足が地面につかないように気をつけましょう。 4、吊ります。糞尿を垂れあがすとかいう噂があるので新聞などを敷いておくとベターかもしれません。 5、首が閉まります、あばばばばばばー 6、死にます、あばばー  ...
  • ξ゚⊿゚)ξ わるいひと! ζ(゚ー゚*ζ のようです その2
    ( ^ω^)「頑張ってるんだおね」 ξ*゚⊿゚)ξ「……別に、大したことしてないわよ」 ( ^ω^)「おっおっ。そういや、学校はどうしてるんだお?」 ξ゚⊿゚)ξ「学校?」 ( ^ω^)「見たところ、君達は中学生くらいだし……」 ξ゚⊿゚)ξ「……ああ」  どうだっていいじゃない。そんなこと。  そう言って、ツンが味噌汁を啜りました。 ( ^ω^)「?」  一体どうしたのでしょう。  訊かれたくないことだったのか、それとも、……、……―― ( ‐ω^)  ん?  何だか、急に、眠、 #####  ぬめる何かが、私の胸元を這って。  気持ちいいような、気持ち悪いような。  う、と小さな声が私の口から零れ落ちました。  それに呼応するよ...
  • ( ^ω^)は押入れから64を見つけたから久々にやりたいようです その2
    ( A`)「おお、懐かしいな!!ドンキーの相棒、ディディーに初めてスポットが当たった作品だな!!」 ( ^ω^)「だおだお!!レーシングものだけど、ホバークラフトや飛行機なんかも交えてやれたのが楽しかったお!!」 ( A`)「マリカに負けて影薄いが、良作だったよな」 ( ^ω^)「まったく別の世界観だけど、楽しかったお」 ( A`)「買う?」 ( ^ω^)「いくら?」 ( A`)「918円」 ( ^ω^)「やめとく」 ( A`)「おい」 ( A`)「お、そういやこんなのもあったな」 ( ^ω^)「ん?なんだお?」 ( A`)「ウェーブレース64」 ( ^ω^)「お、おお!それはブーンが初めて64でプレイしたゲームだお!!」 ( A`)「海上レースって微妙なコンセ...
  • ( ^ω^)は押入れから64を見つけたから久々にやりたいようです その4
    ( ^ω^)「後は………まだまだあるおね」 ( A`)「あぁ………シレン。ぷよぷよ。たまごっち」 ( ^ω^)「ゴエモンなんかも、良いアクションだったお。僕に似たキャラがいたし」 ( A`)「名前忘れたけど、なんか憎めないデブのやつな」 ( ^ω^)「あとイライラ棒とか」 ( A`)「ウンナンのか。よく思い出したな」 ( ^ω^)「単純だったけど意外と楽しめたお」 ( A`)「スパロボも忘れずに、だな」 ( ^ω^)「今やるとどうしてもチープに感じちゃうけど、あれはあれで良いんだろうね」 ( A`)「ホントに、凄い時代だった」 ( ^ω^)「いま考えたらベタなゲームばかりだけど、ワクワクが止まらなかったおね」 ( A`)「当たり前だよ。お前が言う、その「ベタ」を作り上げた時代なんだ...
  • ( ^ω^)震災から一週間のようです その2
    二日目。 この日は気温が高く、小春日和とでも言える陽気であった。 沈んだ心を癒すには足り得はしなかったのではあるが……。 幸いにも、街中の一部はこの日通電が行われたヶ所があったようだ。 俺達はガソリン節約のため、体育館へと戻る。 ( ^ω^)「お? 炊き出しやってるお!」 中に入ると炊き出しが行われていた。 そういえば昨日から何も口にしていない。 1時間ほど並ぶと、パックに詰められた炊き込みご飯を貰う事が出来た。 震災後始めての、暖かい食事は本当に美味しかった。 暖かい物が食べられるだけで、幸せだった。 ( ^ω^)「飯が喰えるだけで、マシだおね」 萎え始めていた心に、活力が湧いて来た。 この日は、夜まで体育館内で丸まっていた。 一旦学校の水道が止まった時にバケツでプールから、トイレ用水を運んだ...
  • ('A`)はそこにいるようです その1
    ( A`) おはよう ( ^ω^) おはようお ( A`) いい天気だな ( ^ω^) お、お ( A`) おはよう ( ^ω^) おはようお ( A`) 今日は雨が降るらしい ( ^ω^) お、お ( A`) 傘はあるかい ( ^ω^) ないお ( A`) ううむ ( A`) おはよう ( ^ω^) おはようお ( A`) 昨日は大丈夫だったか? ( ^ω^) お? ( A`) あめ ( ^ω^) あめ? ( A`) 雨 ( ^ω^) お、お ( A`) おはよう ( ^ω^) おはようお ( A`) 今日も、夕方から雨 ( ^ω^) お、お ( A`) ほら ( ^ω^) ? ( A`)...
  • 从 ゚∀从のマムコはおこりんぼうのようです その1
    そう遠くない未来で…… ヒュウウウウウ…… ( A`)「おら、無駄だな抵抗はやめて金めのものを全てだしな!」 ( A`)「こんな砂漠の真ん中じゃ誰も助けにきてくれないんだ!」 ( A`)「死にたくなければ言う通りにするんだな!」 「ふふ」 (# A`)「な、何を笑ってやがる!殺されたいのか!?」 从 ゚∀从「……お前さん、童貞だね?」 (; A`)「な……」 从 ゚∀从「それもただの童貞じゃない……インポの童貞だな?」 (; A`)「な、なぜそれを!?」 (# A`)「秘密を知られたからには生かしてはおけん!」 (# A`)「この荒野の一匹狼『ぼっちのドクオ』の名に傷がつくからなあ!」 そう言うとドクオは鋭い刃をした刀を女に向けた。 从 ゚∀从「そんな...
  • ( ^ω^)演奏中はお静かに。のようです その2
    【02:40】 爪 ー`)(いくら打楽器とはいえ…好き勝手動けるわけじゃない) 爪 ー`)(さっと袖に掃けることも可能だが……俺だって演奏者の一人さ) 爪 ー`)(誰か……誰かこの異変に気付いている奴はいないのか…?) 爪 ー`)(誰か……………………ん?) 爪 ー`)(あれは……………フルートの……モナーさん?) 爪 ー`)(小さく頷いてる……!!ま、まさか……) 爪 ー`)(あの人も気づいていたのか…!!) 爪 ー`)(あの頷きは一体……) 爪 ー`)(もしかするとまだ動かなくてよいというサインなのではないだろうか…) 爪 ー`)(……あの人はこのメンバーの中で最もこのホールの演奏経験があると言っていたな……) 爪 ー`)(面白い……!!) 爪 ー`)(ならば…託して...
  • ('A`)最後の制服のようです
    ( A`) ぶえっくしょい! ( ・∀・) うわ、ちょっ、きもいんですけど ( A`) キモイとか言うな浪人野郎 ( ・∀・) お前だって似たようなもんだろ ( A`) そーですねー……でもまぁ、浪人も悪くないなって ( ^ω^) 浪人してW大目指した方がよっぽどいいお ( A`) お前発表まだだよな? ( ^ω^) 8日だっけ? ( A`) 把握しとけよ…… ( ・∀・) お前はまず受かってるだろ ( A`) お前、花粉症は? ( ^ω^) ちょっと目がかゆかったり? ( A`) うらやましいなぁ…… ( ・∀・) 俺は特になんともないし、その気持ちはわからんね。 ( A`) ならないにこしたことはないさ ( ´∀`) そろそろ並べってよ ...
  • ( ^ω^)ブーンはカンニングをするようです その1
    ( ^ω^)「やあ、僕は内藤ホライゾン。 周りからはブーンって呼ばれてるお。 もともとはデパートでバイトをしていたけれど、 いろいろあって退職することになってしまったお・・・。 バイト一直線のつもりだったからもともと通っていた大学も退学しちゃったし こうなれば大学に再入学するしかないお。 そう思い、僕は勉強を始めたお。」 ソラモトベルハズ町 ブーンの家 (;^ω^)「・・・くそっ、中1レベルの問題が解けねえお!」 (;^ω^)「参考書の内容もさっぱり理解できねえ・・・。 分配法則ってなんだっけお・・・」 (;^ω^)(ドクオも勉強に苦労してるって言ってたお・・・。 そうだ、電話をかけてみるお。) ピポパピポピパ プルルルルルル ( A`)『おう、ブーンか。』 (;^ω^)「もしもしお。ドクオ。...
  • @wiki全体から「('A`)が入山したら案の定衆道だらけだったようです その7」で調べる

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