50音配列とは、50音順に配置されたキー配列のことである。 初期のワープロ専用機によく見られた配列である(それ以外にも、ファミリーベーシック用のキーボード、 Panasonic FS-A1 などがある)。メーカーや機種により配列や実装が異なり、必ずしも統一された規格ではない。以下にその一例を示す。 (アンシフト状態) |&bold(){あ}|い|う|え|お|&bold(){な}|に|ぬ|ね|の|&bold(){や}|ゆ|よ| |&bold(){か}|き|く|け|こ|&bold(){は}|ひ|ふ|へ|ほ|&bold(){わ}|、| | |&bold(){さ}|し|す|せ|そ|&bold(){ま}|み|む|め|も|を|。| | |&bold(){た}|ち|つ|て|と|&bold(){ら}|り|る|れ|ろ|ん| | | (シフト状態) |ぁ|ぃ|ぅ|ぇ|ぉ| | | | | |ゃ|ゅ|ょ| |ヵ|||ヶ||||||||゜|| ||||||||||||゛|| |||っ||||||||||| (※他の約物などの配置は省略) 高齢者など、キーボードに触れたことのない方向けの配列なので、見るからに早打ち向きではないことがわかる。 ちなみに現在のJISかな配列も、実はその原型であるカナモジカイのタイプライター配列が、打鍵効率よりもキーの検索性を重視した配列であることから、50音配列とJISかな配列は同系といえる。 現在はほとんど見かけない配列だが、[[ナラコード]](あいうえおキーボード)がそのコンセプトを継承しており、決して消滅したわけではない。