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ボディーケア覚書(duane)」を以下のとおり復元します。
*~赤グラブvs赤グラブでのボディー対策~

ボディーの攻防には実ボクのエッセンスが凝縮しているので、ボディーを学べば実ボクへの理解がより深まるのではないか?
そう考え、ボデラーの端くれとしてボディー攻略を書こうと思いましたが、過去に(今現在も?)うんざりするほどボディー攻撃を
受けた身として、逆にボディーのケアをまとめてみました。宜しければ読んで下さい。


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顔面ゲージは100超ダメージでも防御さえしっかりしていれば、比較的安全に回復できるが、ボディーは別もの。
深いダメージからの回復が難しいボディーは、より早めのケアが重要となる。

実際はもっとアナログ的だが、便宜的にゲージMax値162を10分割して考えてみる。
ボディーの特徴として、ダメージの価値がボディーゲージに応じて極端に変わることがあげられる。
(顔面は蓄積・ダウンの2箇所で価値がぐんと上がるぐらい。)
感覚的には下記の①②③④⑤⑥の各ゲージ値で、それぞれ1・2・4・8・16・32倍の価値があると思ってもらえば良い。
こんなに差があるのか?と思う方も居るかもしれないが、ボディーゲージ自体がダメージから回復する時間とスタミナ&顔面ゲージ回復量、
更にはフットワークに与える影響を考えたら妥当な線だと思う。

ボディー対策として、タイミングを読んでの強打やダブルアクションでの迎撃なども戦術としてはありだが、ここでは主にケアに焦点をあてる。
また実際の対応は、顔面攻防同様、残りR数・時間、相手と自分のゲージ状況、採点、クリンチゲージなど処条件に左右されるので、
以下はケアの一例と思って欲しい。

**~全体的な戦術方針~
-深いボディーダメージを負うよりは、顔面蓄積ダメージを負うほうが良い。
-スタミナが減るとジリ貧なので、ボディーに傷を負った時はなるべくスタミナを消費しない腹筋を活用する。
-相手のスタミナを消費させるようにする。
-クリンチゲージ把握を忘れない。
-ダメージ/スタミナコントロールは相手のゲージまで踏み込んで考える。
-前進時に腕が伸びきったBジャブをもらわない。
-ダメージが無いもしくは浅い段階では、相手の呼吸ゲージを意識する。
-相手がボディーアタック中はポイント(特にC)はある程度度外視する。
-ボディーゲージ1/3(50-60ダメージ)辺りが勝負処だが、実際のケアはそれより早く行う。
-ロープに詰まるのはR終了間際のみ。

**~各ゲージダメージ値での対応~
***①&u(){1/10}(16ダメージ)
-回復力にはほぼ影響なし。
すぐに自然回復するのでジャブ弾幕かカウンターBジャブで応戦が基本。
距離が取れてる時はストレートやワンツーも有りだが、潜られてカウンターを貰わないように注意。
***②&u(){2/10}(32ダメージ)
-回復力に少し影響が出始める。ケアに意識をシフト。
自然に回復出来るダメージなので距離を取るのが第一。(相手に押されるのは仕方がないと割り切る)
相手がBジャブを打った瞬間に下がるようにして、ダメージを抑えながら徐々にラインを下げる。
ジャブの弾幕も忘れない。距離が取れている場合は、ストレート・ワンツーも有効だが多用は禁物。
カウンターBジャブを狙うのも有効。
***③&u(){3/10}(48ダメージ)
-回復力に明らかに影響がでる。危険水域。
相手のスタミナ消費効率が自分の回復力を上回り始める段階なので、顔面蓄積ダメージを受ける
のは相手のスタミナを消費させたと思って割り切る覚悟も必要。

相手コーナー付近ならまず距離を取り、バックダッシュ→ダック前進、バックダッシュ→前ダッシュの
繰り返しで幻惑して時間稼ぎをする。スタミナ消費に注意。

自陣コーナー付近では、腹筋3:ダッキング2:ガード1ぐらいの割合で攻撃を受けとめる。
短ゲージ:一発喰らう覚悟でクリンチを試みる。腹筋でBジャブを受けた後が理想。
中・長ゲージ:前進時にBジャブを食うと途端にピンチになるので、迂闊にクリンチを試みない(方がいいかもしれない)。

Bフックを貰った場合、例え腹筋中でも、ダメージ/スタミナ消費交換としてマイナスになる可能性が高いので、
もらわないように細心の注意を払う。
万が一貰ってしまっても、最後の一撃かダウンを奪って(R終了で)回復出来る時意外は反撃しないほうがいい(かも)。
自コーナーへバックダッシュでBジャブやBフックを外してストレート迎撃も狙い目。
ラウンド終了間際のクリンチに注意。(特に短ゲージ時は次ラウンド長ゲージから開始となってしまうので、要注意)
***④&u(){4/10}(64ダメージ)
-回復力にかなり影響が出る。勝負どころ。
③の場合と基本は変わらないが、回復力が鈍っているので、よりボディーのケアを優先する。
ボディー攻撃は全て腹筋で受け切るぐらいのこころ構えが必要。
自コーナー付近では、ストレートがカス当たりの距離で腹筋が基本姿勢。
自身の回復力が相手のスタミナ消費効率を下回っているので、ボディー被弾と無駄なスタミナ消費は避けたい。
同じくラウンド間際のクリンチに注意。
***⑤&u(){5/10}(80ダメージ)※ゲージの横線より上
-ボディー蓄積・移動力半減寸前。ボディー決壊寸前。
なんとかボディー蓄積0でラウンドを終えたい。
ラウンド中の回復はほぼ無いと思ったほうが良いので、ラウンド終了時にどれだけ回復出来るかが鍵。
ここでのボディーダメージは少しでも影響力大(蓄積と移動力半減)なので、自身のスタミナを多少消費してもボディーへの被弾は極力避けたい。
顔面強打に切り替えてきた時はダックアッパーからストレート(フック)で一撃KOを狙う。
また、かなりリスクはあるが、Bジャブの出始めにBフック迎撃も意外に有効(というか私がゼファーさんによくやられるw)。
一撃で同条件に持ち込めて試合自体はかなり面白くなる。
***⑥&u(){6/10}(96ダメージ)※ゲージの横線辺り
-ボディー蓄積16、移動力半減。ボディー決壊。
決壊したとはいえ、蓄積16なら全回復出来ればまだ勝負になる。
回復1と迎撃3ぐらいの心構え。
移動力半減の影響で、Bジャブをもらいやすくなっているので、距離の調節よりもほぼ腹筋で凌ぐ。
このゲージ状況になると短ゲージでのクリンチもやりづらい上に、自身の回復の手助けには成らないのであまり頼れない。
(時間稼ぎと相手のスタミナ消費は誘える。)
***⑦&u(){7-10/10}(112ダメージ~) 
-回復はほぼ見込めないので、迎撃にシフト
スタミナが減ると削られ放題になるので、勝負は一発と考えた方がいい。
ダッキングを基本に相手の強打とBジャブに反応する戦いになる。
残りR数や採点状況によってはフェイントを含めた強打振り回しで勝負するのも良いかもしれない。
***⑧&u(){ボディーマイナス}(162ダメージ~)
-フットワークが死ぬ。動く度にスタミナ消費するので、クリンチ連発でもきつい。
相手の顔面に深い蓄積を負わせていれば、一撃KOもあるので最後まで諦めない。
(実際、ボディー&スタミナともにマイナス160ぐらいでもKOしたことがあります。)


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以上、普段感覚的にやっていること(やられていること)を言語化して長々と書きましたが、いががだったでしょうか?
何かしらの参考になれば幸いです。
なるべく簡潔に書こうとして偉そうになっていたり、勘違いしているところもあると思います。
より実戦的な方法、もっと良いケア、これは違うんじゃないか?などありましたら、ご意見頂けると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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