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新・ビョークのスパ天講座第2回「スタートラインに立つ」 - (2013/07/05 (金) 14:19:24) のソース

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前回アナウンスした通り、今回は、初心者の人がやってしまいがちなミス、そして、最初に覚えなければいけない動き方についての話をしていきたいと思います。まずは、初心者の人がやってしまいがちな動きについて紹介します。</p>
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<h3>初心者あるあるその1「強打を振り回す」</h3>
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新人さんとやっていると、これは本当に多いです。特に、いきなりアッパーとBフックを振り回してくるパターンはお約束の域に入っていると思います。(笑)確かに、フックやアッパーは当たれば大ダメージが期待出来ます。(Bフックはタイミング良く当てたり、コーナーに追い詰めて当てたりしないと大ダメージにはなりません。)が、アッパーやBフックは、自分から打っても当てづらいパンチですし、体力の消耗もハンパじゃありません。また、空振りしたり相手にガードされた場合は、ほぼ間違いなくカウンターを食らうことになります。(これを読んでいる方でも、アッパーやBフックにカウンターを合わせられてしまったことがあるんじゃないかな?)そのため、<strong>初めのうちは自分からアッパーやBフックを打つのは自重したほうが良い</strong>と思います。(上手い人は、自分からアッパーやBフックを打って確実に当てていますが、あれは相手のダッキングする癖やカウンター精度などをきちんと把握した上で打っているパンチです。ボクサーを動かすことで精一杯であろう初めのうちは、真似しない方が賢明です。)</p>
<h3>初心者あるあるその2「ペース配分が出来ていない」</h3>
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その1とも関わってくるのですが、一番右の体力ゲージ(グラブのマークが付いてるゲージです)にあっさりダメージを作ってしまう新人さんも結構多いです。体力ゲージが減ってしまうと、パンチ力が落ちたり、パンチを食らったりした時にスキが大きくなったりと、ロクな事がありません。そして一番致命的なのが、ストレートのスピードが鈍くなってしまうこと。(ちなみに、スピードが鈍ってしまったストレートのことを<strong>ヘロスト</strong>と言っています。)はっきり言ってしまうと、ヘロストはカウンターの格好の的です。そのため、へロストを打ってしまうことはなんとしても避けなければいけませんが、ヘロストが出てしまうのは<strong>体力ゲージの3分の1</strong>以上を使ってしまった時なので、パンチを出しているうちにそこまで使ってしまった場合は、一旦間合いを切り、手数を減らして回復に努めましょう。そして、強打を振り回していると3分の1なんてあっさり飛んでしまうので、<strong>上下のジャブが攻撃のメイン</strong>になってくるわけです。</p>
<h3>初心者あるあるその3「防御がガラ空き」</h3>
<p>動くことやパンチを打つことに夢中になっているせいか、ストレートやジャブが当たる間合いでも防御がガラ空きになっている新人さんも結構います。
また、ジャブの刺し合いに慣れていない時には、ジャブをむやみやたらと連打するだけで、打ち終わりのガードをしていないというケースもあります。そういう状況では踏み込みストレートや飛び込みフックを食らいやすくなるので、<strong>ストレートの当たる間合いに入ったらすぐにガードを固め</strong>、<strong>パンチの打ち終わりでもまたガードを固める</strong>事を意識して戦う必要があります。</p>
<h3>初心者あるあるその4「あっさりコーナーに詰められる」 </h3>
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相手のプレッシャーに怯えてコーナーに追い詰められてしまうケースも最初の頃のよくあるパターンですが、コーナーに詰められてしまうと、食らうダメージが2倍になってしまいます。特にBフックを食らうと、だいたい70程度のダメージが入り、一気にボディが危なくなります。(ボディ満タンでも、あと1発Bジャブを入れられただけでボディにダメージが入ってしまいます。)そのため、<strong>コーナーに追い詰められるのは絶対に避けなければなりません</strong>。ただし、ラウンド終了間際にコーナーの「近く」まで下がって相手を誘い出すと、インターバルでのゲージ回復量が増えるので、うまく使えると良いでしょう。(コーナーそのものでない所がミソ!)</p>
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さて、ここまでで、やってはいけない動き方について説明していきましたが、これらのNGモーションを踏まえた上で、どんな動き方をすればいいのかを具体的に説明していきます。</p>
<h3>スパ天の基本戦術その1「ストレートが当たりそうな間合いからガードを固める」</h3>
<h3>スパ天の基本戦術その2「ジャブを中心に攻め、ジャブの打ち終わりは必ず防御をする」</h3>
<h3>スパ天の基本戦術その3「相手が強打を打ってきたところで、強打を打ち返す」</h3>
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これらの基本戦術をきちんとこなせるようになれば、2R以内での無様なKO負けはあまりしなくなると思いますし、場数さえ踏めば、落ち着いて相手の動きを見ながら戦うことも出来るようになると思います。ただ、ここまでで紹介した戦い方はあくまでも基本中の基本であり、言うなればスタートラインに立っただけに過ぎません。スパ天ではこれらの考えを踏まえた上で様々な戦術が開発され、使われています。次回は、そのたくさんの戦術の中から代表的なものをいくつかピックアップして紹介していきたいと思います。</p>