赤鰯1A
---- **ミドル3「迷走の構図」 シーンプレイヤー:マスターシーンです。 PCが登場可能な場面は3つ。1つに出ると他には不可。 (財産ポイントを使用して、登場判定の達成値を上昇させてもよい) ---- ・ミドル3A「黒船にて」 登場判定の目標値17 ・ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10 ・ミドル3C「舎人村にて」 登場判定の目標値8 ---- ***ミドル3A「黒船にて」 登場判定の目標値17。 #areaedit() ここは“徹甲龍”の移動基地であり、この世界の侵略拠点ともなっている“黒船”。 数ヶ月前に発生した「事故」で航行能力を失ったが、そのカモフラージュ機能は万全だ。 何kmもある巨大な建造物が飛んでいる異様な風景は、常人には知覚できない‥‥ その“黒船”の最下層に、彼女の研究室はあった。 &i(){ ヒナギク:高いなぁ。17は厳しすぎる‥‥w} &i(){ GM:そりゃ敵拠点のひとつだもの。最前線の侵略基地へそう簡単に潜入されてたまるかーっ!w} GM/“火”のミツワ:「よぉ。随分とガンバッちゃってるじゃねぇーの?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せなさい」 振り向きもせず。 クリスタルチャンバーの前で最終調整を行っている“月”の計都は、実に忙しそうである。 栗色の豊かな長髪をシニョンにまとめた白衣姿。眼鏡をかけて理知的なイメージが際立っている。 GM/“火”のミツワ:「おいおい御挨拶だな」 にやにや。真赤なモヒカン頭を振りながら。 GM/“火”のミツワ:「そんなに急ごしらえで大丈夫なのかぃ、そいつはヨォ?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せろ。消えろ。潰れろ。砕けろ。千切れて擦れて捻じれて‥‥」 ぶつぶつ続ける“月”を完全に無視しつつ、“火”はクリスタルチャンバーの中を覗き見た。 そこには「千早姫」を模した人形(エイリアス)が何体も浮かんでいる‥‥!! “天”の槇那:登場判定。徹甲龍のそこかしこに仕込んでおいた“覗きマシーン”が活きているか否か。 “天”の槇那:(ダイスを振る)‥‥死んでますな。 GM:残念だったねぇ。 GM/“月”の計都:「最終プログラミングの行程中だ。邪魔をするな」 冷徹な声。 GM/“火”のミツワ:「こんだけ美人さんなら、1体くらいオレにもくんね?」 にやにや。 GM/“月”の計都:「ハドロン中のクオークまで分解されろ‥‥」 GM/“火”のミツワ:「おおこわいこわーい♪ にーげろー♪」 伝説の小学生アーツ“ハシャギながら撤退”を使用する“火”を、ジト目で見送る“月”。 だが。“火”が去り際にもたらした言葉が、彼女の時間を凍りつかせた―― GM/“火”のミツワ:「‥‥ああ。これは部下たちから噂に聞いたんだがな」 GM/“火”のミツワ:「あの姫の客人として、ヤツが如月国に滞在していたらしいぜ‥‥?」 ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)14で失敗。仕方ない。 GM:では次いこうか。 ・情報項目☆10「鳥居の野望」(イベント)が追加されました。 ・情報項目☆12「“徹甲龍”軍団兵について考察」が追加されました。 ・情報項目☆15「八卦将:“火”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆9「八卦将:“月”について考察」が追加されました。 ミドル3A終了。 #areaedit(end) ---- ***ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10。 #areaedit() ここは如月国と隣国との国境付近。 柳生真より数日遅れではあるが‥‥新撰組の“精鋭メンバー”が如月国へと到達した!! &i(){ 柳生真:うわーだめだーの予告が‥‥w} &i(){ GM;なぜバレたっ?!w} &i(){ “天”の槇那:「精鋭部隊」はなぁw} &i(){ ヒナギク:新撰組ニゲテー!!w} GM/隊士A「準備はいいな? 既に如月国内は敵地だと思えと、副長からのお達しだ」 GM/隊士B「ああ。別動隊との合流までに、まず真の無事を確認しておかないとな‥‥」 GM/隊士A「副長は現在、増援手配中だ。合流は3日後ではなく、もうしばらく先だろうよ」 GM/隊士B「というと?」 GM/隊士A「例の“預言”がな‥‥」 GM/隊士B「ああ、如月国で大規模な戦闘‥‥いや、戦争が起きるっていう」 GM/隊士A「副長は‥‥どうやら信じておられるようだ」 GM/隊士B「‥‥真を一人で先に行かせたのも、その“預言”を確認させるためか?」 GM/隊士A「そう殺気立つなよ。無論、アイツの剣才を見込んでの単独任務だ」 GM/隊士B「まぁな。新撰組でもアイツに勝てるのは数人しか‥‥ アレは何だ?」 彼らの視線の先。――街道の中央に。一人の男が立っていた。 異国の衣装だろうか? 眼鏡にスーツ姿。中肉中背。人懐っこい笑みが印象的な男性。 GM/隊士A「怪しい奴め‥‥」 ちゃき! すでに腰の刀に手を置いている。 GM/隊士B「貴様は何処の手の者だ?!」 GM/スーツ姿の男:「初めまして皆さん。ようこそ如月国へ」 丁寧にお辞儀しつつ。 「申し遅れました。私は“徹甲龍”の中村留吉―― “地”の軍団長です」 スーツ姿の男がそう告げた直後。新撰組の精鋭メンバー20名は、一斉に大地に斃れるっ!! GM:隊士たちの死因は不明。 GM:だが、斃れた彼らの手には‥‥ まだインクも新しい名刺が、そっと添えられている。 &i(){ ジーザス:おお中村さん。中村さん萌えー} &i(){ “天”の槇那:名刺を残すのか。なんという仕事人!w} &i(){ ヒナギク:できるなら、ここで倒しておきたいけど‥‥(ギリギリ)} 柳生真:「みなさっ…!?」 柳生真:新撰組の人たちが斃れたところに道の向こうから登場します! 柳生真:登場判定(ダイスを振る)達成値10、ぎりぎり成功。 柳生真:「道魔と徹甲龍は協力しているか?」と特殊能力「鋭い観察眼」を宣言あ、対象は中村さんです。 GM:では、その質問には「かつてはYes。今はNo」と答えようw GM/“地”の中村:「おや」 温和そうな表情のまま。真へと振り返る。 GM/“地”の中村:「これはこれは。確か、柳生の‥‥」 柳生真:「なぜこのようなことを!」 GM/“地”の中村:「仕事ですから」 にっこり。営業スマイル。 柳生真:「そして、私を知っているあなたは!?」 GM/“地”の中村:「これは失礼。私、こういうものです」 いきなりキミの背後で声がする。 GM/“地”の中村:振り返ると、笑顔で名刺を差し出す中村の姿が。あ、同じエンゲージに出現したからね。 柳生真:「速いっ!?」気配を読んで振り返るが、それより前に回り込まれているのを見て驚愕 解説しよう! “地”の中村が取得しているイニシアチブ特技《神速》は‥‥ 「1シーン1回まで。イニシアチブプロセスに戦闘移動を行う。離脱不可」という特技だッ! GM/“地”の中村:「柳生真さん。実は、貴方にお訊ねしたい件がありまして‥‥」 眼鏡がきらーん☆ GM/“地”の中村:「貴方の祖父君の件です」 柳生真:で、名刺なんて知らんし、それで新撰組が倒されていたので刀で名刺に斬りつけてみますがw GM/“地”の中村:では、名刺が真っ二つになった直後、《空蝉》使用で離脱するよんw 解説しよう! “地”の中村が取得しているリアクション特技《空蝉》は‥‥ 「1シーン1回まで。その防御判定成功時、即座にメジャーアクションが実行可能となる」特技だッ! GM/“地”の中村:18mほど離れて。「貴方と祖父君が柳生の里から持ち出した“モノ”について‥‥」 GM/“地”の中村:「少々、お聞かせいただけませんか。無論、無償とは申しませんよ?」 にこやかに。 柳生真:「追いかけて斬りつけつつも空振り」を繰り返しながら会話を続ける‥‥といった演出を入れつつ、 柳生真:「私は何も知りませぬ。知っていても仲間を殺したあなたに教えられることはありません!」 GM:ういw GM/“地”の中村:「‥‥どうやら嘘ではなさそうですね」 きらーん☆ GM/“地”の中村:「ですが、何も知らぬ小娘を連れまわす理由がありません」 GM/“地”の中村:「おそらく‥‥ 貴方自身も知らぬ、何かの秘密があるはずです」 少し眼鏡の角度が変わり、瞳が見えなくなる。営業モードから戦闘モードへ(きらーん☆) アルカイックスマイルの表情はまったく変化しない。だが、次第にヤツの気配が薄れていく‥‥?! GM/“地”の中村:「多少、強引な手段になりますが‥‥ うちの支社へと御招待させていただきましょう」 GM/“地”の中村:奥義《光芒一閃》使用。対象は柳生真! 柳生真:「お断りいたします!」と、斬りかかろうとしたところでやられて GM:うむ。それは刹那の攻防であった。キミの渾身の一撃より早く‥‥“地”の中村が手刀で軽く首筋を叩く。 丈:ではそこに登場するか 丈:登場判定(ダイスを振る)13で成功! GM:ういw では、まるで最初から丈がターゲットだったかのように処理するぞ。 GM:‥‥ああ、ちなみにFAQ見ると《光芒一閃》に対して《援護防御》も有効らしいよ?w GM:では、ダメージロールいくよー 丈:こーい! GM/“地”の中村:「なんと‥‥ッ?!」 GM/“地”の中村:丈の乱入に戸惑いつつも、咄嗟に特技《ブーストウェア》を使用! そのダメージに+10! GM/“地”の中村:つまり、10d6+10点で(ダイスを振る)神属性40点です‥‥低いorz 丈:覚悟状態! 解説しよう! “地”の中村が取得しているオートアクション特技《ブーストウェア》は‥‥ 「装備中のサイバーウェア武器1つを破壊し、そのメインプロセスで与えるダメージを+10する」特技だッ! &i(){ “天”の槇那:なんかウェットじゃないヒトがいるよ!?w} &i(){ ジーザス:中村さん、面白特技いっぱい持ってるなぁ。} &i(){ ジーザス:情報収集妨害とか、イニシアチブ移動とか‥‥} &i(){ ヒナギク:かなり邪魔ですな!w} ※ 実はGMはルール適用ミスをしている。《ブーストウェア》は「メインプロセスで」なので、 イニシアチブ⇒ダメージロールと処理される奥義《光芒一閃》には適用不可なのだ。ごめんね、丈! 素直に《殺しのカットイン》使っておけばよかった‥‥orz 丈:二人の間に割って入った次の瞬間、全身が切り刻まれて血が噴出す! 柳生真:「丈殿!?」 GM/“地”の中村:「ク‥‥ッ」 GM/“地”の中村:今の《ブーストウェア》で自らのサイバーパーツを超過稼働させていた。 GM/“地”の中村:あちこちから薄い白煙が漏れつつ、片膝をつく。が、その表情は変わらない。 丈:「…ッ、馬鹿が!今の内に引け!」 > 真 丈:こちらも膝をつきつつ。 柳生真:「…くっ」 柳生真:倒れている新撰組隊士達のほうを一瞬振り返ってから、 柳生真:背中を向け、丈の言葉に従って退場します。 GM:今の攻防の間に、キミの胸元(♪)に中村の名刺が紛れ込んでいたことにしようw 丈:(…この紙がどうやら奴の手妻の種か…)傷ついた鎧の中に、紙片が紛れているのに気づく GM/“地”の中村:「‥‥時間切れですね。本社に戻らねばなりません」 GM/“地”の中村:「またお会いしましょう。真さんにもよろしくお伝えください」 GM/“地”の中村:「私は“徹甲龍”幹部“八卦将”第6位。“地”の中村と申します」 GM/“地”の中村:「貴女の名前をお伺いしても‥‥?」 > 丈 丈:「名乗る名などない。…虎、と呼ぶ輩もいるがな」 GM/“地”の中村:「なるほど。確かに獰猛な牙をお持ちだ」 自分のスーツについた裂け目を見つつ。 丈:「人の事は言えまい」 丈:「‥‥」 真が遠ざかった頃合を見て煙玉をぼーん!と、やって退場しよう。 GM:む。煙が晴れると‥‥ ヤツの姿も消えているね。それは。 GM:無残な屍20体のみが、その地に残されている‥‥ ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)10で成功。 GM/“地”の中村:リアクションを試みる。(ダイスを振る)出目5で達成値14! GM/“誰かさん”:“地”の中村に奥義《妙計奇策》を適用。ファンブルさせる。 GM/“地”の中村:知覚リアクション失敗。ジーザスや“誰かさん”には気づけず。 GM:ジーザスさん、この場面で起きた出来事は全て把握できたよ。そして‥‥ GM:「キミと同じく“全知”を使う“誰かさん”の存在」にも気づいたよーん♪ ※ この特殊能力“全知”は「守護結界の構造を応用した情報収集能力」です。 どうやら、ジーザスと同様に守護結界へとアクセスしている“誰かさん”が 居るらしいですねー。今回は利害が一致したが‥‥?(しらじらしく)w ・情報項目☆17「八卦将:“地”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆12「枝切り」(ジーザス限定イベント)が追加されました。 ・情報項目☆10「土方歳三、月下に死す!」(イベント)が追加されました。 ミドル3B終了 #areaedit(end) ---- GM:次のミドル3Cは「やよいちゃん、だいぴんちっ!」の予定ですw GM:では、来週の月曜日の晩も同じチャンネルでっ!!(m9) 一同:はーい。 [[「情報項目まとめ・最新版」へ>http://www23.atwiki.jp/breaktrpg/pages/35.html]] #back(left)