人手不足、防衛意識不足をついて領土を取りに行く手法。 本来は手薄な領土を攻め奪う兵法の基礎中の基礎であり、何ら批判される要素はない。 しかし現在では残念ながらネツがそれを集中的に口にするため、 「Bネツ版 憲法9条」としての意味合いが強くなりつつある。 これを突き詰めていってしまうと、 「人手不足で手薄な領土を布告するのは卑怯」→「歩兵の手薄な座標を攻めるのは卑怯」 という極論にまで発展してしまう危険が伴い、 戦術の幅を狭め、正面からの真っ向勝負以外は認めないという悪習の原因にもなる。 空き巣という表現がマイナスイメージを誘っているのは言うまでもない。 重ねて書くが、何ら問題の無い行為であるため各国が普通に行っている行為でもあり、 現時点では空き巣に関して是非を問うているのはネツのみとなっている。 それを踏まえたうえで各国の空き巣に対する思惑や状況を簡潔に紹介しておこう。 ・ネツ β時代からどこの国よりも数で勝っていた国であり、 布告を受ける側はその数の暴力を当然抑える事は不可能だっため、 常に空き巣状態のMAPを布告し続けるという行為を行ってきた。 増えすぎた人口が手薄MAPに向けられる事は必然であり、批難される事ではない。 しかし、それだけなら何の問題もないはず(ヘイトは溜まるが)、だったのだが、 自国へ向けられた空き巣行為へは拒絶と嫌悪を示してしまったため、 人数差布告に対する自国の言動に矛盾が生じてしまい大儀を失っている状態だ。 他国同士の空き巣行為にも口を挟んでしまい、話がこじれるケースも多い。 ぶっちゃければ、ネツが空き巣だのどうのと叫ばなくなれば全て解決してしまう。 ・ゲブ βから正式サービスにかけては専らカセから空き巣をされまくる側であったが、 正式サービス開始から半年ほど過ぎたあたりから人口が増え始め、 それに伴いゲブもネツと同様に必然的な人数差布告が増え始めていく。 カセとホルを相手に互いに空き巣しあう事もあれば普通に攻めあう事もある状態か。 ゲブ民の軍チャを見る限りでは、人数差布告というものを特別視してはおらず、 やってもやられてもごく普通の行為と処理されている。 工作されると燃えるというゲブの特徴柄、人数差布告されると士気が異常に上がる事も。 ・カセ ネツが主張する所の「空き巣」という行為をごく普通に行ってきた国。 やはり行為そのものを特別視してはおらず、普通の行為として処理されている。 勝率がボロボロだったカセが勝つ為に編み出した兵法で、それなりの結果を出した。 空き巣という行為を悪い意味として特別視するならば、最もそれが上手い国といえる。 やられた側のゲブとは大いに報復合戦が行われたもので、互いのヘイトは溜まったが、 戦争ゲームとしては普通に健全な形で終始している。 ・エル 嫌ネツ国家として常にネツを布告するエルにとっては、 人数差があろうが何だろうがネツへはどんどん布告が行われている。 反して、ネツからはされるケースも多いが、やはり他国同様に特別視はされていない。 β時代では主にネツの本土攻めが多く、ガバセント島(当時は布告有利で防衛不利)を 執拗に攻められ、エルが取り返す際には防衛放棄を繰り返されるという時期が続いた。 「ガバセントであれだけ防衛放棄しといていまさら空き巣とか言ってるのは何なの?」 という意識が古参の中にある。 ・ホル ゲブからよくダガーとソーンを布告されるが、普通に一進一退を繰り返しているため 仲良くじゃれあってるだけのようにも見え、幸か不幸か戦争機会は恵まれている。 カセがジャコルを、ネツがゴブフォブローデンを落した場合にログマールに布告をし、 エルがネツに押されている場合にはクラウスなどに踏み込む場合が多いが、 これらを空き巣といって批難するべきかは甚だ疑問といえる。