擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレまとめ @ ウィキ内検索 / 「狐娘8」で検索した結果

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  • 狐娘8
    高くそびえるビルが立ちならぶ街を日中の太陽が眩しく照らし出していた。茶髪の白衣を着た男は道中のコンビニで購入したパンの袋を咥えながら、いつもの診察をするために保護センターへと車を向かわせていた。 人に自慢できることではないのだが、朝はかなり弱く寝坊してしまうことが多い。よくこれで獣医になれたものだと自分でも驚くことがある。 「今日は保護センターの検診か。」  親が動物医学の権威なのもあってか俺は、動物病院の主治医の仕事だけではなく、俺は希少種や絶滅危惧種の検診なども依頼されることが多いのだ。  もちろん親の七光りだけで出来たわけではない。自分でもかなり勉強をしたし、教授の地位も実力で勝ち取ったものだ。 いつものように保護センターの監視ゲートで警備員にIDカードを見せると、車を白い大きな建物の入り口に車を止めて降りる。 「先生、お待ちしておりましたよ。」 ...
  • 狐っ娘
    ...いてる奴氏 狐娘8 著者:2スレ目、/2wUWpl4氏 狐娘9(鼬娘有り) 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狐娘10 著者:3スレ目、暁狐氏 狐娘11 著者:3スレ目、短文屋氏 六月と三月 著者:3スレ目、暁狐氏 狐娘12 著者:5スレ目、暁狐氏 狐の神様 著者:5スレ目、◆NECOu2TzHg氏 堕チタ魔術師、歪ンダ愛 著者:7スレ目、SA氏 狐娘13 著者:7スレ目、暁狐氏 狐の嫁入り 著者:7スレ目、アトピック ◆0Wrn9WsOw. 氏 七尾の恩返し!まえ あと 著者:9スレ目、取り合えず書いてみた氏 萌魔王 著者:9スレ目、暁狐氏 孤里山 著者:10スレ目、新参者氏 狐娘14 著者:11スレ目、暁狐氏 葛の葉伝説 著者:12スレ目、ア...
  • 暁狐
    暁狐氏の作品 兎娘1 猫娘3 犬娘2(日本逆レイプ話) トナカイ娘1 カラス娘2 鮫娘2 犬娘6 六月と三月 白と良太郎  猫娘10 犬娘9 ホワイトライオン 虎娘4  犬娘11(双子の兄妹)  狐娘12 狐娘13 二又の白魔女 二又の白魔女2 二又の白魔女3 二又の白魔女4 一匹見かけたら三十匹はいるG娘 萌魔王 狐娘16 狐娘17 狐娘19 久遠さんと刹那ちゃん 狐娘1  狐娘2  狐娘3  狐娘4  狐娘5  狐娘6  狐娘7  狐娘9(鼬娘有り)  狐娘10  狐娘13 優奈君と四聖獣の性活 ...
  • 狐娘5
    「何のつもりだ?」  放課後の教室。夕日で赤く染まり誰もいない教室内で、青年は狐娘に押し倒されていた。  青年は起き上がろうと試みるも、両肩を抑えられているため起き上がれずただドスの利いた低い声で狐娘に言うしかないが、それは無意味である。 「いきなり何だ? つか離れろ重い」 「あたしそんなに太ってないよ!」 「すまん悪かった。どうか退いていただけないでしょうか狐娘様」 「やだ」  ”重い”というフレーズにカチンときた狐娘に、青年は次に丁寧な声で狐娘に訴えるもやはり即答で断られる。  青年の困り果てた表情を、真紅の瞳を細めて楽しそうに見ていると青年の肩を押さえながら顔を近づけ口を押し付ける。  青年の口内を味わうように舌を絡め、青年もまたそれに答えるように絡める。 「……ふぅ、ほんとーにキスに弱いねぇ。もう抵抗しないんだ」 「お前なぁ。やりたいなら別にこんなとこ...
  • 狐娘4
    「……ゴクッ」  青年は緊張した面持ちで生唾を飲んだ。既に辺りは暗くなり、赤い満月だけが照らすいつもの古い寺の前に青年は立っていた。  今日、青年の通う学校は早めに終わり、青年は午後を回った時間には家にいた。  しかし、自室で予習をしている時シャー芯が切れたことに気づいた青年は近くの雑貨店に行ったが何故か休みだったので、仕方なく自転車で3時間ほどかかる街まで買いに行ってその帰りに寄ったのだ。  久遠から赤い満月の日には外に出てはいけないと言われていたので、青年はそのまま素通りしようとしたのだが、タイミングがいいのか悪いのか少年らしき悲鳴が聞こえたのでここにいるというわけだ。 「……ええい!」  寺の中で何が行われているのか、青年には大抵予想はついていてた。恐らく狐娘か久遠がいるのだ、しかも誰かに何かをしているに違いないので行くのを多少躊躇うものの気合を入れて走り出す。  勢い...
  • 狐娘6
     10月31日。狐娘の発情もだいぶ治まり、今日も学校生活が始まった。  そう、一つのある変化を除いては。 「……」  朝のHRクラスの全員の視線がある奴に一点に集中された。チラチラ見る者、隣とヒソヒソ話す者。俺はただ呆れて見ている。 「あの、一つ聞きたいことあるんですけど?」  何か、少し重い空気の中、最初に口を開いたのはこの学校で一人しかいない女の先生である。  そいつ、狐娘に笑顔ながら眉をピクピクさせあくまで冷静な口調で聞いた。 「何ですか?」  先生の質問に立ち上がって聞く狐娘もまた、先生と同じように何処かぎこちない笑顔。  無理もない、この二人はある事をきっかけに犬猿の仲となったのだから。正確には狐と狸だけど。  狐と狸は昔からライバルだの聞いたことあるが、どうやら本当だったようだ。俺も先生の正体を知ったときは驚いた。  二人は笑顔ながら何とも言えないオーラを...
  • 狐娘3
    「はぁ……」  夜道、青年が大層疲れた様子で街灯もない道を歩いていた。  今日も学校に一人しかいない先生の手伝いをし結局遅くなってしまったわけだが、青年が疲れている理由はそれではない。  先生の手伝いと言っても、書類整理等を手伝うだけで高2の青年にとっては造作もないが、それ以前に例の発情中の狐娘に再び求められていたのだ。  隙あればトイレや体育倉庫で、狐娘は青年を襲い、その度に3回は果てていた為、青年の体力は限界が迎えていたのだ。  激しくダルい体を引き摺りながら歩いていた時、青年はある場所に立ち止まる。そこは以前青年が狐娘に襲われ、あろう事か童貞を持って行かれた青年にとっては忌まわしき寺へと続く山道だった。 「……」  フラッシュバックのように襲われた光景が青年の脳裏に蘇る。  そんな記憶を振り切るかのように、首を数回横に振ると無視して歩き出そうとする。  しかし、青年...
  • 狐娘7
    「~♪」  放課後の夕方、俺達が住んでいる村からかなり離れた街の駄菓子屋に俺と刹那はいる。  俺達は小さな籠を持ち、その中に菓子を入れていた。既に刹那の籠の中は菓子の山と化している。 「あ、これ美味しいんだよね~。何味が好き?」 「俺は、たこ焼きかな」 「え? チーズでしょフツー」  刹那はうまい棒チーズ味を数十本手に取り当然のように胸を張りつつ言いのけた。  なんだか微妙に腹が立つものの、味の好みは千差万別、人それぞれなので黙っておいた、かったるいし。  何故、高校生の俺達が駄菓子屋なんかにいるかというと、明日は俺が通っている学校の遠足なんだ。  家の学校は生徒数が少ない為、学園問わず全員参加となる。  行く場所は水族館となった。  山に囲まれ、また海からは遠い場所に位置する田舎なので海の生物のことを少しでも学ぶという目的もあるらしい。本だけじゃ分からんこともあるだ...
  • 狐娘9
     月が出始め、学校も終わり俺、浅倉 双馬(あさくら そうま)は珍しく一人で帰っていた。  いつもなら俺の腕を半強引にしがみつく狐娘、刹那がいるんだけど、今日はある事情により先に帰っていた。 「ふわああ~~ぁっとぉ……」  欠伸が出た、しかもでかい。  まぁ、今日も今日で昼休みや体育倉庫で刹那にヤラれるわ、学校の唯一の女先生である狸、恵子(けいこ)先生に誘われるわで大変だったので結構疲れた為だ。 「あ、そーまだぁ」 「違うだろ。相馬お兄さんだろ」  カラスが鳴り、赤い夕暮れに照らされてる田んぼを見ながら歩いていると背後から子供の声がして振り向いた。  そこには学校にいる小学生で、刹那の被害者の一人である男の子が無邪気な笑顔で立っていた。  とりあえず呼び方について修正しておくが、少年は笑っているままで俺はちょっとむかついた。 「なんだよ? 俺に何か用か?」 「いんや、い...
  • 狐娘14
     俺は、相変わらず狐娘の刹那(せつな)に振り回される毎日を送っている。  刹那だけじゃなく、鼬の華蓮(れんか)、刹那のお母さん狐の久遠(くおん)さんとかにも、偶に……  まぁ、それだけ俺を好いてくれているということだろう、そう思うと悪い気はしない。  そんな生活が1年くらい続いて、もうすぐ桜の季節がやってくる。 「刹那さんにはもう話したんですか?」 「いや、まだで……これから話そうかと」  放課後になり、夕日で赤くなっている職員室。  校長室と一体になっていて、俺はこの学校の唯一の先生と2人きり。  椅子に座り正面を向き合い、先生が入れてくれたお茶を啜る。  脚を組んでいる先生は妙に色っぽい、目のやり場に困ってさっきから挙動不審だ。  俺の返答に先生は「大変ね」と一言、同情がこもっている言葉をくれた。  さすが長年刹那と犬猿の仲してい...
  • ポン菓子製造機
    ポン菓子製造機氏の作品 山羊娘1 犬娘8(盲導犬)  虎娘3  Am Tag des Regens im Mai~子犬とワルツをベルリンで 犬娘15 兎娘7 燕娘1 冬の日のハスキーと俺 鮫娘3
  • くまさん
    くまさん氏の作品 熊親娘 犬娘3 K9 犬娘5 ヤマト士長  Кудрявка 鳥児在天空飛翔 雨はやさしく… 風呂の神様 真夏の夜の夢 龍と人の昔話その2その3 妄想万歳 灯台と怪談 七夕は恋の日 兎娘8 白神様
  • 狼娘8
    「ひいらぎ……せんぱい? あの……ふたりとも、なにを……」  風美の震えた声が校内に響く。  和輝と蓮華は何をやっているのか……頭は分かっても分かりたくない思考が風美の頭を駆け巡る。  一方の和輝も、蓮華が振り下ろす腕を止めたことで殺されずに済んだが、何故こんな所に風美がいるのかという思考でいっぱいだった。  しばらく沈黙が続き、蓮華が妖しくもどこか嬉しげに口を開いた。 「あら、桜花さん。遅かったわね」 「……なに?」  風美は蓮華に呼び出されていたという事が、今蓮華が言った言葉で分かり和輝は再び蓮華の顔を見上げた。 「先輩、何で、風美を……」 「何で? 見て分からないの? 桜花さんは私と同じだからよ。同じ発情期。ほかにどんな理由が」  蓮華の言うとおり、風美と蓮華は同じと言うより似ている。  顔でもなく体つきでもなく、狼のような獣の耳と尻尾が色違いで大きさも若干の差...
  • 狐娘10
     山々に囲まれた小さな村。そこには人間のほかに狸、鼬、狐のほかに多種多様な動物が住み人間と共に暮らしていた。  村にいるほとんどの人間以外の動物はヒトの姿に化けるという能力を身につける、いわば妖怪化した動物であった。  その中でひときわ大きな力を持っている狐がいる。  その名は久遠。四つの尾を持つ妖狐であり二児の母親。 「……ここか」  村を囲む山にある丘から、村の一角を見下ろす一匹の雄狐。全身真っ黒な体毛に赤い目を光らせている。  狼などより大きい体の所々には大小様々な切り傷黒狐の左目も数字の一のような大きな傷により閉ざされていた。  そして尻尾には長い尻尾が8本、ゆらゆらと動いていた。 「………確かに懐かしい気配を感じる……間違いねぇ」  8本の尻尾はビンと立ち、何かの気配を感じ取った黒狐はヒトの言葉を喋りただ笑っている。  まるで長年探していたものが見つかっ...
  • 兎っ娘
    兎娘のSS置場。 兎娘1 著者:1スレ目、狐とか四神とか書く奴氏 兎娘2 著者:6スレ目、SA(ID cSI2s8nA)氏 うん、それは俺のほんの些細な気の迷いが始まりだったんだ 著者:10スレ目、通りすがり氏 兎娘3著者 11スレ目、アトピック氏 兎娘4著者 10スレ目、森のくまさん氏 にんじんプリーズ!~the latter part ~ 著者 12スレ目、463氏 兎娘6 著者 13スレ目、アトピック氏 兎娘7 著者 13スレ目、ポン氏 兎娘8 著者 13スレ目、くまさん氏
  • 猫娘8
    いつもの帰り道で犬と散歩をしている女性に会った。 女性は長い髪と整った顔立ちで一言で言うと美人だった。 すれ違いざま動物の気まぐれと言うか犬は僕に擦り寄ってきた。 金色で長い毛のゴールデンレトなんとかって種類の犬だったかな。 正直犬にあまり興味は無いんではっきりとした名前は覚えてない。 僕は犬を撫でながら女性と少しばかり世間話をしてそれから再び帰路に戻った。 「おかえりなさーい。」 帰ってくるやいなや笑顔で京ちゃんが飛びついてきた。 これだけ愛想を振りまく猫も珍しい。 が、すぐに表情が険しくなった。 「犬のにおいがする。」 尻尾をぶんぶん振るあたり相当不機嫌なようだ。 幼い頃犬に追いかけられて怖い思いをして以来トラウマになり犬が嫌いなったらしい。 そう言えば京ちゃんがまだ猫の姿でしかいられなかった時の話だけど、 一度だけ学校から帰ってきた僕を見た途端飛びついてき...
  • 兎娘8
    「恋するウサギは寂しくてすぐHしちゃうの…」 「ふぇ!?は、班長こんな夜更けになに言ってるんです―――ん~っ!?」 ぬらりとした舌が僕の口にねじ込まれ、乱暴に舌を絡めとられて唾液を流しこまれる。 それはほんのりと甘く、まるで初めて女の子とキスをした時のようだった。 唇が離れた時、班長の目は月光に映えるルビーのように赤く、ヘルメットを脱いだ頭にはウサギの耳がまるでアクセサリーのように揺れていた。 「班長…その耳…」 僕は状況を理解できないまま立ちすくんでいるその眼前で、班長は独り言のように呟く。 「あのね、今日は…ね。十五夜なの。お月様が一番きれいなの。私たちは先祖還りをするの。心が、カラダが、本能が雄を求めるの。 だからほら、今日は敵も攻撃してこないの。敵も私たちと同じ獣人なの。私たちも敵も変わらないの。好きな人は好きなの。 ただ好きな人と一緒にい...
  • 狐娘2
    俺は親の都合でド田舎と言っても過言じゃない村の学校に転入した。  その村は、近くの街まで車で1時間程かかる場所で、辺りには森やら山やらが見え、少しの雑貨屋程度の店以外ほぼ田んぼという所だ。  当然、俺の転入先である学校も生徒数は少なく俺が一番上で、教室も全学年一緒。  まぁ、その辺は別に我慢というか気にもしないが、ただ一つ、気になってしょうがないやつ等がいた。  そいつ等は俺の一年後輩で姉と弟の双子。  姉は黄金色の髪の毛、弟のほうは俺と同じ黒髪。真紅の瞳が神秘的な姉弟であるが、一箇所だけ俺や他の奴らとは違う点があった。  尻尾があるんだ。しかもでかくてふさふさした、姉のほうの髪の毛と同じ色の狐のような二本の尻尾、計4本の尻尾が生えてるんだ。  最初はアクセサリーかなんかだと思ったけど、体育の際弟のほうを見せてもらうとしっかりと体から生えていた。  突然変異、モンスター、妖...
  • 狐の嫁入り
    狐の嫁入り アトピック ◆0Wrn9WsOw. 純白のウェディングドレスを着た花嫁がタキシードを着た新郎と共に幸せそうな顔で赤色の絨毯 の上を一歩一歩歩いていく、周りにはこの新しき夫婦を祝福する声が響く。花嫁がブーケを天に 向かって投げ込むとそのブーケは天に弧を描きすぽりと祝福にきていた中学にあがるくらいの少 女の手に綺麗に収まった。そんな幸せそうな光景を草むらの影から覗く男が一人。 「ちっきしょう、山菜採りにきたらこんなのに出くわすとは」 某電力会社に勤める竹部伊臓24歳、山菜採りにきたからにはこの目の前の結婚式は山の中で行 われていると言う事になる。国内探せば山の中の結婚式場はあるかもしれないがここは熊出没注 意の看板も立てられている野山の真っ只中である。 「これが狐の嫁入りってやつか、変に近代化しやがって」 よく見ると花嫁・新郎はおろか周りにいる人達には狐...
  • 狼っ娘
    狼っ娘のSS置場。 狼娘1 著者:1スレ目、書く人氏 狼娘2 著者:1スレ目、書く人氏 狼娘3 著者:2スレ目、生産性の低い人氏 狼娘4 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狼娘5 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狼娘6 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘7 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘8 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘9 著者:3スレ目、生産性の低い人氏 狼娘10 著者:5スレ目、生産性の低い人 WOLF and RAVEN  著者:5スレ目、瀬錬氏 Sacred, or not? 著者:6スレ目、SA氏 淫説・赤ずきん 著者:6スレ目、ラノベ脳( A`)氏 二又の白魔女3 著者:6スレ目、暁狐氏 狼型獣人兵士 著者:11-160 ...
  • 狐娘1
    俺は、死んだ婆ちゃんの墓参りで地方の方に来ていた。四方を山で囲まれた小さな村。 都会とは違い自然に満ち溢れて空気がうまい。  墓参りも終えた直後、俺は村人が話しているのを偶然耳にした。  村の四方を囲んだ山々のどこかに大きな化け物がいるとかで、もう何年も農作物が荒らされているらしい。  そして今夜、その化け物を生け捕りにする為村の男集で徹底的に山を探すとか。 「化け物……」  少し気になった。怖いもの見たさと言うものだ。  見つけても何するわけでもなく、本当にいたのかくらいにしか思わないと思う。  そして俺も化け物探しに誘われた。若い男という事だそうで、俺も即答で頷いた。  夜の森。懐中電灯と月の明かりだけが頼りに、俺は一人で森を散策していた。 「本当にいるのか……」  鳥の鳴き声や虫の飛ぶ音が聞こえる中、ガチャガチャっと金属製の物がぶつかり合う音が聞こえる。 ...
  • 狐娘18
     緩やかに曲がり、緩やかに登る小道。  舗装はされていない。が、よく手入れされていて、乗用車なら問題なく通れそうだ。  両脇は雑木林に囲まれている。この時期ではすっかり葉を落とし、静かでひっそりとした印象だ。  そんな、地図にも載っていないような小道を、1人の少年が歩いている。大人びては見えるものの、未だ少年と呼ぶほうが似つかわしい顔つきだ。  3桁の寂れた国道からこの小道に入って、はや十数分。徒歩なので大した距離ではないはずだが、方向感覚も距離感覚も、とうに失ってしまった。 (こんなに、遠かったっけ)  この道を通るのは初めてではない。しかし、徒歩では初めてだ。  足を止め、登山用の大きなリュックを背負いなおす。顔を上げると、小道の先に階段が見えていたことに気づいた。その先に、堅牢な門と、延々と続く塀。  ようやく、目的地に着いた。安堵の息をつくが、大変な...
  • 狐娘21
    「ぐっ…はぁっ」 「ほらほら、もうでそうかえ?でそうかえ?」 都から少し離れた寂れた邸宅で一組の男女が睦み合っていた、いや正確にいえば男が女に組み伏せられていた。 本来なら逆の立場なので事ももちろんだが、女の風体もこの珍妙な状況に拍車をかけていた。 まず狐のような獣耳を生やし、同じく狐のような尻尾も生やしていた。女は妖の類のモノ、化生の物だった。 「だ、だれが…」 「あ~ら、そう言って何度も我の中を穢していったかのぉ」 狐の女が腰をクイっと巧みに動かすと男はうぅっっと呻いた。 男は陰陽師の一族に連なるものである、この寂れた屋敷に化け狐が住み着いたとの噂を聞きつけ、腕試しに 調伏してやろうと挑みにいったが、結果は見事なまでの惨敗であった。のみならず、本来は食い殺されるで あろうところを狐の気まぐれか、今回のように組み伏せられ未だ女を知らぬ青い果実を...
  • 狐娘19
     目に映るのはセピア色のある風景。  見覚えがあるこの場所は、俺が前に住んでいた家の庭。  ド田舎だったけど、自然に囲まれていつも日が暮れるまで遊んでいた。  そして目の前に移ってる子供。それはガキの頃の俺。  何か、モコモコした巨大な毛玉のようなものに抱きついている。  (……おい) (なぁに?)  ガキの俺は何かと話しているようだ。  だけど何かは分からない。分かるのは話しているのは、声からして女の声。   (十年後、会いに来い。私の婿にしてやる、ありがたく思えよ?) (……おむこさん? じゃあおよめさんになってくれるの?) (そうだ……嫌か?) (ううん! ありがと! ぼくうれしいよ!)  この偉そうな口調はどこかで聞き覚えがあるけど、思い出せない。  ていうか、俺は既に誰かにプロポーズされてしまっていた...
  • 狐娘17
    「……ただいま」 「あらおかえりなさい。今日も獲ってきたわねぇ。先にお風呂にする?」 「……腹が減った」 「そう、では今用意――」  日が落ちかけて、森が闇に支配されそうになっていた時、俺の旦那の雪(ゆき)が帰ってきた。  その手には雪が川で獲ってきた川魚が数匹。今日は焼き魚にでもしようかな。  俺は化粧をし、女物の着物を着て、女の言葉で出迎える。  そして無口な雪が黙ったまま、俺の唇を奪った。 「んっ……ちょっ……もう、黙っていきなりはやめてって言ってるはずでしょう?」 「……」  刃物を持っているし危ないから雪の体を押して離れる。  ていうか、男同士でなんて慣れちゃいるが好きにはなれない。  向こうが俺を女だと思っていようが、雪の顔や容姿が俺なんかより女のようであってもだ。  雪と初めて会った時、俺はこいつを女だと思...
  • 狐娘12
     ある深夜のこと、普通の高校生、達也(たつや)は妙な女と妙な出会い方をした。 「おわっ! す、すんません」  達也は陸橋の真ん中あたりで一人の女とぶつかった。  少しよろめく達也に対し、女は尻餅をついてしまい、達也は慌てて女に手を差し伸べる。  陸橋の上は深夜にもかかわらず明かりが僅かにしかなく暗い。  だが見えないわけでもないし、空を見ながら歩いていた自分が悪いと思った為。  まぁ、突き飛ばしたのが男だったら最悪ほっとくが、相手は女性だったということもある。  しかし、女は俯いたまま達也の手を借りず、陸橋を支えにして立ち上がった。 「……こっちこそ、ごめん、なさい……」  女は弱々しい声で達也に謝罪する。  せっかく手を差し伸べたのに、と少しイラッとした達也だが、その謝罪にイライラ感も消え失せる。  それに、暗いし相手は俯いているからよくわからなかったが、女は...
  • 狐娘11
    「もう、一回。」 黒いおかっぱ頭のの少女はそう告げ、相手の了承を取らぬまま自分の秘部に金髪の少年の肉棒を差し込んでいった。 すでに最初の交わりから太陽が一周するほどの時間が経っていた。だが少女は太陽がどれほど動いたか分からぬ地下室に鎖で #32363;がれていた 何度目分からぬ射精を終え、少年にようやく休息が訪れた。荒い呼吸を繰り返しながら少年は少女に言葉をかける 「後どれくらいでその鎖は外れるの?」 「わから、ない。」 その鎖は呪い、禁忌を破り人と妖が交わり孕んだ児は生まれながらに神の使いの手によって鎖でどこかにつながる運命、それを解くは純粋な妖との交わりを繰り返すことだけ。 少女の名は愛、禁忌の児ゆえに神の愛も受けず、人の愛も受けず、妖の愛も受けられぬ、ならばせめて名だけでも、と優しくも悲しい名。 少年の名は廻、人を、村を、国を、歴史を、廻して変える力を持つもの...
  • 狐娘13
    暁狐  今日も俺はある神社に訪れていた。  高校生活二度目の夏休みになり、最近はもう日課となっている。何も無いただ古びた神社には、俺以外周辺には誰もいない。  正確には出てこないの方が正しいかもしれんが。  だけど俺は待っていた……その子が現れるのを。  それこそが俺の目的であり、近くの大きな樹の下に靠れて何をするわけでもなく、ただ揺れる木を眺めていた。 「よう」 「………」  数分経ち、樹に靠れて座りながら軽く片手を挙げ、少し笑顔を見せて自分の前に現れた者に挨拶。  現れたのは、小さな少女だった。実際の年齢は男は知らないが、外見的には小学生。  下半身の丈が短い白い着物を身にまとい、セミロングの白髪に真紅の瞳が特徴の、この町では見られない美少女。  名前も知らない、その少女は黙って俺に会釈をし、ゆっくりと隣に座った。 「今日も見てくれるか?」  俺の問いに...
  • 短文屋
    短文屋氏の作品 狐娘11  ハムスター娘
  • 狐娘20
    「ふふふ、ほーら」 さわさわっ 「ひっ、あああっ」 「ほーらほらぁ」 すすすすっ 「ふぁぁぁぁっ」 僕の体の上を、柔らかい毛がはい回る。 ふわふわとした感触と、ちくちくとした感触が、僕の神経の深い所を甘く刺激する。 「あっ、うああっ、これっ、ダメですっ」 「あら、ダメなの? じゃあやめる?」 ぱたりと毛の動きが止まる。 その瞬間に全身をぞわぞわともどかしさが襲った。 「あっ、んあっ、だめぇ、ごめんなさいやめないでぇ」 「うふふ、いいこね」 毛の動きが再開される。 再び僕は快感に身を震わせる。 「ひゃあああっ」 「よーしよし。かわいいわねぇ」 そう優しく言いながら、僕の頭を撫でてくれ、毛束――尻尾で僕の体を撫で回すその女性。 狐の耳と狐の尾を持った、人ならざる存在。 僕は彼女に囚われ、弄ばれていた。 背中から抱え込まれ、彼女の手が、腕が、脚が、尾が、...
  • 狐娘16
     『きつねのじかん』  ある山には狐の神がいる。  神と言っても人間が勝手に言っているだけで、もうすぐ、いや明日1000歳を迎える金色の九尾の狐である。  九尾と言っても、既に天狐化寸前で、ついさっき尻尾が抜け落ちて、とうとう1本になってしまった。  だから、その日の妖狐はとても不機嫌であった。  好き好んで天狐などになりたくない。本音を言えば生き過ぎた、さっさと死にたい。  いっそ大災害でも起こして、人間に自分を襲わせるかとも思ったが、人間に殺されるのは癪である。 ―とりあえず適当に人間どもを脅して飯でも食うか―  そんなことを考え、山を降りていた妖狐は山の入り口の大きな木の下で何かを発見した。  それは……やかましく泣いている1人の赤ん坊であった。 「テン、今日は猪が獲れた」 『おう、そうか。じゃあ丸焼きにしよう、丸焼き丸焼き』 ...
  • 狐娘15
    8月7日 夜 北海道S市某所 その日は大学が夏休み期間で、バイトも無く何もやる事の無い俺はただひたすらベッドに寝そべって漫画の本を読んでいた。 「やっぱりミッキーはガチだよな。うん」 つい先日やっと最終巻を遠くの古本屋から掘り出して、全巻揃えたばかりのワイド版のエリア88のページをめくる手はどんどん進んでゆく。 作品の中で激しい空戦が繰り広げられ、かけっぱなしのオーディオからは某魔法少女モノのオープニングが垂れ流され、俺はますます漫画にのめりこむようになる。 そこには一種神聖な空間が出来上がっていた。 だが、その空間はある音の乱入で簡単に消え去った。 ピンポーン、ピンポーン アパートの呼び鈴が部屋中に鳴り響く。俺はすぐにオーディオを一時停止にするとベッドから立ち上がり、インターフォンの受話器のほうへと向かった。 しかし、誰だろう。と、俺は思った。数少ない友人は...
  • 生産性の低い人
    生産性の低い人氏の作品 犬娘10 烏娘4 犬カミ☆! 狐娘18 月子さん 狼娘3 狼娘9 狼娘10 白蛇様 蛇娘2(白蛇様) 蛇娘4(白蛇様)
  • 猫娘
    猫娘のSS置場。 猫娘1 著者:1スレ目、蛇と虎に続いて家猫で書いた氏 猫娘2 著者:2スレ目、猫でつ氏 猫娘3 著者:2スレ目、四神とか狐とかその他諸々書いてる奴氏 猫娘4 著者:2スレ目、ID GqSn7Ydl氏 猫娘5 著者:2スレ目、◆NECOu2TzHg氏 猫娘6 著者:3スレ目、ID AyHsf59c氏 猫娘7 著者:3スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 猫娘8 著者:3スレ目、◆NECOu2TzHg氏 ヤマト士長 著者:4スレ目、演習くまさん氏 猫娘9 著者:4スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 猫姉弟 著者:4スレ目、八四八氏 猫娘10 著者:4スレ目、暁狐氏 猫娘11 著者:4スレ目、ID iUlINUHs氏 猫娘12 著者:4スレ目、ID FJAtB9dY ...
  • 犬娘
    犬娘のSS置場。 犬娘1 著者:1スレ目、ID jLrBFpR/氏 犬娘2(日本逆レイプ話) 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 犬耳に萌えるとき 著者:2スレ目、ID QWzOKlPc氏 犬娘3 著者:2スレ目、骨折くまさん氏 K9 著者:3スレ目、復活したくまさん氏 犬娘4 著者:3スレ目、ID 7oFw4g7u氏 犬娘5 著者:3スレ目、リハビリくまさん氏 犬娘6 著者:3スレ目、暁狐氏 犬娘7 著者:4スレ目、◆QnKpOCEIdw氏 白と良太郎 著者:4スレ目、暁狐氏 犬娘8(盲導犬) 著者:4スレ目、ポン菓子製造機氏 犬娘9 著者:4スレ目、暁狐氏 Кудрявка  著者:4スレ目、学生くまさん氏 犬娘10 著者:5スレ目、生産性の低い人氏 犬...
  • 犬娘8(盲導犬)
    あの悪夢とも言える戦争の終結から一年余りが過ぎ去った。 まやかしのような戦争は利益らしき物を何も残さず、欧州全土に多くの傷痕を残したまま風のように―――木枯らしのように去っていったのだ。 だが、その木枯らしが人に、国に、与えた傷は大きかった。 かく言う自分もその一人だ。 その頃俺は心底その木枯らしを恨みながらそのまま一生を過ごすだろうと決め付けていた。 だが、そいつは風の様に俺の下にやってきた。 そう。まるで春の絡みつくような風のように、だ。 その日、滅多に開くはずがない俺の部屋のドアが突然開かれた音がした。 「フランツ、軍から人が来てるよ」 姉がぶっきらぼうな声でそう告げる。俺はああ、通してくれ。と適当に返事した。 軍から人が来るなんて、どうせまた傷痍軍人の生活保護金が下がるなんて内容だろう。と俺は予想を張っていた。 だが、予想は大きく外れていた。 「始め...
  • 狐娘(ヤンデレ風味)
     そこは暗い森だった。木々が鬱蒼と茂り、差し込む月光はわずかだ。腕を伸ばした枝葉 が地を覗き込むようにして黒々と夜の空を覆っている。夜気に冷やされた水蒸気が凝結し、 下草をしっとりと湿らせていた。  彼はそんな深い夜の中、降り積もった落ち葉を踏みしめるように歩いていた。彼の風貌 はまだ若い。髪は目にかかるほどの長さ。鴉色した直毛で、また女のように艶やかで、径 が小さく、指にとるとさわり心地がよさそうだ。 その下の顔立ちは端正だ。二重の瞳は若干目尻を下げていて、視線を交わす相手に柔和 な印象を与えるだろう。しかし今は、その瞳孔を油断なく周囲に走らせていた。  腰元の刀は、彼の身につけたもので一番に目を引いた。彼は、そりの小さい2尺ほどのそ れをベルトにつないだストラップを用いて帯びていた。柄尻に結ばれた鈴が、チリンチリ ンと歩に合わせて澄んだ音を鳴らす。 彼の纏う水色の...
  • 九尾狐と健一(仮称)
    ※注意! 作者は妖怪などに関しての知識が皆無です。実際の言い伝えなどと違っても無視して下さい(笑) 「ここは...夢か...」 時々分かるんだよ、夢の中だってのが。 しかし、夢にしては異様に意識がハッキリしている。 自己紹介が遅れた。 俺の名は内村健一(うちむらけんいち)。 普通の学校に通う、ごく普通の16歳くらい(話の都合上あやふや)だ。 強いて、でもないが違うところを挙げるとすれば、相当なニコ厨であるところかな。 そもそも俺が厨じゃなけりゃ、こんなネタは使わない。 元ネタは言うまでもないな。 性格は明るい。どのくらい明るいかと言うと、今でこそマシになったが、 少し前まではやかましくてウザがられることも少なくなかった。 体格は学年で比較的高い方で、普通よりごくわずかに痩せている。 自分で言うのも何だが、ルックスは普通より少しいい感じだ。まあ、キ...
  • 萌魔王
     魔王は暇であった……  大きな玉座に座りながら大きな欠伸をする。  最強と呼ばれた力を得て魔王となり数百年の月日が流れたが、どうにもつまらない。  やる事がない……暇つぶしに人間族全てを消滅させるか……  魔王になりたての頃、力の制御があまりできず誤って”魔女の力”を与えてしまい、逃げてしまった飼い猫を捜すか……  それとも世界の一つでも創世し、自分の理想とする世界でも創るか……  しかし、人間を滅ぼしたら唯一無謀にも自分に立ち向かってくる種族がひとつなくなってしまう。人間は程よく残しておこう。  猫は……魔女の力が少し厄介だし、二匹いたし、もうくたばっているかも知れない。  世界を創るのも面倒だ。出来なくもないが何だか面倒くさい。 「はあ~ぁ……召喚でもすっかなぁ」  一人で考えても、この退屈を解消する良い案が浮かばない。  と言...
  • 一行掲示板
    テステス -- 中の人 (2006-12-06 09 12 13) 連絡、要望等がある際お使いください。 -- 中の人 (2006-12-06 09 13 39) ここから本スレに飛べるリンクがあったらいいと思た -- ななし (2006-12-06 22 33 05) 現行スレのURLをトップページに掲載しました。 -- 中の人 (2006-12-06 23 29 01) 更新履歴つけた者だ。いらなかったら削除してくれ。 -- 名無しさん (2006-12-08 00 28 43) 更新履歴については完全に失念してました。 -- 中の人 (2006-12-08 00 50 10) 寧ろ、感謝しております。 -- 中の人 (2006-12-08 00 50 43) 管理人生きてるかな…… -- 名無しさん (2007-01-08 14 15 0...
  • 二又の白魔女2
    「はい、人族一人と猫で」 「ではここにお名前を」  辺りはすっかり夕方になり、空一面が赤く染まっている。  少し歩けば着くと思っていた村だったが、結局こんな時間になるまで掛かってしまいレオンは疲れ気味に宿に入った。  小さな村は純粋な人間、この世界では人族と呼ばれる種族がおらず、村人全員が獣人。  そして小さな宿は悪く言えばボロいのだが、野宿よりはマシ。  入り口の受付のような場所には犬耳の女の子がにこやかに立っており、レオンが名簿に自分の名前と種族、そしてブランシュネージュの名前をサラサラ書いている。  その彼の肩に乗っていたブランシュネージュは、レオンから離れ一人歩き出した。 「私は疲れた。先に部屋に行っているぞ」 「あ、はい」 「ペットと一緒に旅ですか?」 「その人間が私のペットみたいなものだ、勘違いするな小娘」 「す、すみません……」...
  • 萌魔王2
    「……今のうちに殺しておくか……」  大きなベッドの真ん中で未だ目を覚まさない竜女を見ながら、リンシャオは何やら物騒な事を言っている。  と言うのも、一応リンシャオのご主人様は魔王で、目の前の竜女は魔王の命を狙った。  なので魔王が助けたとはいえ、魔王に再び襲い掛かるに違いない。  そんな時は死なせとくのが一番だ。しかも何だかキャラも被って癪に障る。  さしずめ今の竜女は鎧を脱がされて魔王が持っていた衣装を着ているし、剣も小さくなって魔王が預かっている。  殺すには絶好のチャンスだ。 「よいしょっと……」 「ん……っ」  竜女の上に跨り、リンシャオは彼女を見下ろす。  何時間か前の、無謀にも魔王に立ち向かった勇ましい姿とは一変し、寝顔は可愛らしい。  頬を突いてみると少し眉根をひそめて反応する。  こうして見ると竜人ではある...
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