擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレまとめ @ ウィキ内検索 / 「蛇娘5(くまさん氏に贈る)」で検索した結果

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  • 蛇娘
    ...:8スレ目 蛇娘5(くまさん氏に贈る) 著者:9スレ目、DPSoAIJq氏 紺田先生のロールセラピー 著者:9スレ目、通りすがり ◆/zsiCmwdl. 氏 遭遇編 苦悶編 激突! そして……編 ロールおあロール編 みーちゃん(白蛇様) 著者:10スレ目、生産性の低い人氏 御鏡池にて 著者:10スレ目、はと氏 ハブられた犬の話 著者:12スレ目、スレ番220 ID Tnv77X+I氏 『吸血殲鬼ヘビお姉ちゃん』 著者:14スレ目、 ◆uC4PiS7dQ6氏 白神様 著者:16スレ目、 二児の父になるくまさん氏 生け贄 著者:17スレ目、 junk-kids氏 蛇娘6 著者:18スレ目、ID Ha8+8ntF氏 蛇娘7 著者:19スレ目、ID ggxsnK5G氏 待ち人 第二話 著者:19スレ目、...
  • 蛇娘5(くまさん氏に贈る)
    「なんか産まれたらしいわよ」 「なんかって……何が?」 「くまさんちのお子さん。女の子ですって」 「ふーん」  僕の気の無い返答が、どうやら彼女の癇に障ったようだった。 「……ふーんって、それだけ?」 「え、あ、いや……めでたいよね?」 「……めでたいって、それだけ?」 「ほ、他に、何か?」 「……ふーん、それだけ? 本当に?」  彼女が、僕にしなだれかかってくる。  わかってるんだ、彼女が……そういうつもりだって事は。 「……貴方はそう思ってはいないのかもしれないけど……ウチもそろそろよね?」 「………………」 「何で黙るの」  確かに、彼女は器量良しの上に、料理もできる、これ以上無いくらい理想な奥さんで、 僕としても彼女との間には……そろそろ、欲しいかな、と思わないでもない。  とはいえ、彼女とそういう事をするのには、...
  • くまさん
    くまさん氏の作品 熊親娘 犬娘3 K9 犬娘5 ヤマト士長  Кудрявка 鳥児在天空飛翔 雨はやさしく… 風呂の神様 真夏の夜の夢 龍と人の昔話その2その3 妄想万歳 灯台と怪談 七夕は恋の日 兎娘8 白神様
  • 犬娘
    犬娘のSS置場。 犬娘1 著者:1スレ目、ID jLrBFpR/氏 犬娘2(日本逆レイプ話) 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 犬耳に萌えるとき 著者:2スレ目、ID QWzOKlPc氏 犬娘3 著者:2スレ目、骨折くまさん氏 K9 著者:3スレ目、復活したくまさん氏 犬娘4 著者:3スレ目、ID 7oFw4g7u氏 犬娘5 著者:3スレ目、リハビリくまさん氏 犬娘6 著者:3スレ目、暁狐氏 犬娘7 著者:4スレ目、◆QnKpOCEIdw氏 白と良太郎 著者:4スレ目、暁狐氏 犬娘8(盲導犬) 著者:4スレ目、ポン菓子製造機氏 犬娘9 著者:4スレ目、暁狐氏 Кудрявка  著者:4スレ目、学生くまさん氏 犬娘10 著者:5スレ目、生産性の低い人氏 犬...
  • 猫娘
    猫娘のSS置場。 猫娘1 著者:1スレ目、蛇と虎に続いて家猫で書いた氏 猫娘2 著者:2スレ目、猫でつ氏 猫娘3 著者:2スレ目、四神とか狐とかその他諸々書いてる奴氏 猫娘4 著者:2スレ目、ID GqSn7Ydl氏 猫娘5 著者:2スレ目、◆NECOu2TzHg氏 猫娘6 著者:3スレ目、ID AyHsf59c氏 猫娘7 著者:3スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 猫娘8 著者:3スレ目、◆NECOu2TzHg氏 ヤマト士長 著者:4スレ目、演習くまさん氏 猫娘9 著者:4スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 猫姉弟 著者:4スレ目、八四八氏 猫娘10 著者:4スレ目、暁狐氏 猫娘11 著者:4スレ目、ID iUlINUHs氏 猫娘12 著者:4スレ目、ID FJAtB9dY ...
  • 兎っ娘
    兎娘のSS置場。 兎娘1 著者:1スレ目、狐とか四神とか書く奴氏 兎娘2 著者:6スレ目、SA(ID cSI2s8nA)氏 うん、それは俺のほんの些細な気の迷いが始まりだったんだ 著者:10スレ目、通りすがり氏 兎娘3著者 11スレ目、アトピック氏 兎娘4著者 10スレ目、森のくまさん氏 にんじんプリーズ!~the latter part ~ 著者 12スレ目、463氏 兎娘6 著者 13スレ目、アトピック氏 兎娘7 著者 13スレ目、ポン氏 兎娘8 著者 13スレ目、くまさん氏
  • 妄想万歳 くまさん氏ver.
    「妄想万歳!妄想万歳!」 抑えきれない衝動に叫んで俺は飛び起きた…って、まだ夜の2時じゃねーがはぁっ! 「うるさい!夜中になに叫んでん!」 熊嫁の鉄拳と罵声がそれぞれ頬と耳に突き刺さる。 「ふっ…妄想…万歳…」 目を閉じ、髪をかきあげ、あくまで爽やかな笑顔で…完璧に決まった。腫れ上がった頬さえなければ大抵の♀はイチコロさ! 「なんでクールやねん!」どすっ! 本人はツッコミを入れてるつもりなのだろうが、熊の力でそれを叩き込まれる俺の身にもなってほしい。 「もう、大きな声出させんといて…あ…」 開け放ったカーテンを閉めようとして動きを止める熊嫁。 1.何かを見た 2.思わず声を上げて動きを止める 3.今日の月齢は…ッッッ!? 論理的…そう、極めて論理的な思考(0.1秒)で結論を叩き出した俺の脳は非常配備態勢甲を発令した。 玄関までは...
  • 鳥娘
    鳥娘のSS置場。 鳥娘1(ハーピー) 著者:1スレ目、蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた氏 カラス娘 著者:1スレ目、570番氏 カラス娘2 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 百舌娘 著者:1スレ目、書く人氏 鳥娘2 著者:3スレ目、203氏 鳥娘3 著者:3スレ目、新参者氏 烏娘4 著者:5スレ目、生産性の低い人 鳥児在天空飛翔 著者:5スレ目、突発くまさん氏 鷲娘&鷹娘 著者:5スレ目、SA氏 鶴の恩返し………? 著者:9スレ目、ENIAC氏 灯台と怪談 著者:12スレ目、くまさん氏 燕娘1 著者:14スレ目 ポン菓子製造機氏 『夜戦とミミズク』 著者:14スレ目、若旦那氏 ミミズク娘1 著者:15スレ目、若旦那氏 下切り雀 著者:15スレ目、ID 0...

  • 竜のSS置場 竜1 著者:2スレ目、ID Jo21IhM9氏 竜2(前編) 著者:3スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 竜3 著者:4スレ目、嫁入り書いたり竜書いた人氏 龍4 著者:4スレ目、ID dWNsYtLL氏 高於加美神 著者:4スレ目、暁狐氏 空ニ掛カル一筋ノ弾丸 著者:5スレ目、暁狐氏 風呂の神様 後 著者:6スレ目、ブシドーブレード弐なくまさん氏 ベルディラウスの名の元に:01 著者:6スレ目、瀬錬氏 ベルディラウスの名の元に:02 著者:6スレ目、瀬錬氏 ベルディラウスの名の元に:03(上) 著者:6スレ目、瀬錬氏 ベルディラウスの名の元に:03(下) 著者:6スレ目、瀬錬氏 ベルディラウスの名の元に:04 著者:6スレ目、瀬錬氏 <日不見先輩> 著者:7スレ目、ゲーパロ専用...
  • かげろう娘
    かげろう娘のSS置き場 真夏の夜の夢 著者:7スレ目、佳境に立つくまさん氏 カゲロウ娘 著者:14スレ目、93氏
  • 熊の娘
    熊娘のSS置場。 熊娘1 著者:1スレ目、書く人氏 熊親娘 著者:2スレ目、手負いのくまさん氏 マウントポジション 著者:8スレ目、アトピック ◆0Wrn9WsOw.氏 襲来! 熊谷 佳子 前編後編 著者:9~10スレ目、通りすがり ◆/zsiCmwdl. 氏 『アイドル伝説』 著者:14スレ目、Aサイド ◆kxkZl9D8TU 氏 熊娘2 著者:ID h5DfWaZX氏 熊娘3 著者:19スレ目、タコ氏
  • 牛っ娘
    牛娘のSS置場。 牛娘1 著者:1スレ目、旅蛇牛氏 牧場シスターズ 著者:6スレ目、三陸氏 七夕は恋の日 著者:12スレ目、22のくまさん氏 Mom! 著者:13スレ目、アリクイ氏 牛娘3 著者:15スレ目、11-160氏 マタドール 著者:15スレ目、アトピック氏 ある草原の喫茶店で 著者:17スレ目、ID tWwqyrea = ID P9nl3RCn 幼女牛 著者:18スレ目、酒の勢い ◆7kjUF4ubAsBm氏 我輩は種牛である 著者:18スレ目、ID v9Y2jica氏 牛娘2 著者:20スレ目、ID iM4ZJhDL氏
  • 兎娘4
    69 名前:森のくまさん[sage] 投稿日:2008/01/06(日) 23 31 43 ID xztp0TUE 垂れ耳で巨乳、おっとり天然。 垂らした耳は胸の上、両手を腰の前でもじもじ。 腕に挟まれはちきれんばかりにせり出す巨乳。 赤らめた頬、濡れた瞳、きゅっと結んだ唇。 やがて男の顔を見上げて恥ずかしそうに一言 「あの、私の…ミルク…飲みたいですか?」 After 「だめでしゅうぅぅ!私ぃ!私ぃっ!うしゃぎさんなのにぃぃぃ! ホルスタインみたいにモーモー鳴きながらおっぱいミルクだしちゃいましゅうう! こくまろ精子ミルタンク!ミルタンクになっちゃうぅぅぅ!」 などと言いつつシルバニアの森(だったっけ?)に迷い込んだ男から搾り取る様を夢想した。 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
  • 作者別メニュー
    作者別メニュー 蒼き龍 暁狐 アトピック ◆0Wrn9WsOw アリクイ おいぬさま 書く人 くまさん ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 新参者 生産性の低い人 関内 接客業勤務氏 瀬錬 旅蛇牛 短文屋 通りすがり 流れの駄文書き 名無しの物書き 猫でつ 八四八 はと氏 ポン菓子製造機 前スレ240 215 メサイア ラノベ脳('A`) 若旦那 Aサイド ◆kxkZl9D8TU SA Hurricane Run◆RFJtYxNEj6 junk-kids 203 570番 ◆QnKpOCEIdw ◆95TgxW...
  • 一行掲示板
    テステス -- 中の人 (2006-12-06 09 12 13) 連絡、要望等がある際お使いください。 -- 中の人 (2006-12-06 09 13 39) ここから本スレに飛べるリンクがあったらいいと思た -- ななし (2006-12-06 22 33 05) 現行スレのURLをトップページに掲載しました。 -- 中の人 (2006-12-06 23 29 01) 更新履歴つけた者だ。いらなかったら削除してくれ。 -- 名無しさん (2006-12-08 00 28 43) 更新履歴については完全に失念してました。 -- 中の人 (2006-12-08 00 50 10) 寧ろ、感謝しております。 -- 中の人 (2006-12-08 00 50 43) 管理人生きてるかな…… -- 名無しさん (2007-01-08 14 15 0...
  • 蛇娘もの
    アトピック ◆0Wrn9WsOw. 蛇娘もの 「おう、またなー」 「元気でなー」 俺は白井祐、家庭の事情で中学まで預けられていた田舎の同窓会に出席。年は立っても変わらない 面々に久しぶりに会えて、中々楽しい時間を過ごせた。 「待って・・・・」 色白で綺麗な顔筋の清楚系美女、水地百合子が俺に寄ってくる。 「おぅ、おぅ告白タイムか?」 「頑張ってー百合っち」 「うるさいわ、アホ共が。何?百合」 「今日は8月の満月の日、このまま外にでると……」 「ああ、言い伝えの事?ばっか24になってもまだ信じてるのか?」 「いや、そうじゃなくて本当に……」 「ぎゃははは、だいどーんでーん返し。告白じゃなくていらぬ心配事でしたー」 「ちっきしょう、うるせいうるせい。百合さ、心配してくれてあんがと。でも俺平気だからさ」 「………そう」 「じゃーなぁ」 そういって俺は宴会場を...
  • 兎娘5
    78 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. [sage] 投稿日:2008/01/07(月) 02 47 34 ID FA+HCOXu うん、それは俺のほんの些細な気の迷いが始まりだったんだ。 暇つぶしに森を散策していたら、霧にまかれて道に迷って、気が付いたら変な場所にいたんだよ でだ、どうした物かと周囲を見渡してたら人影が見えたんでな、俺は助けを求めに近づいた訳よ 近づいてみて、ようやく分かったんだが、そいつは人間じゃなかった。 そいつの耳。ロップイヤーかアンゴラっだっけ?そう言う種類の兎の耳なんだよ、 しかもその長さたるや、大きな胸の前まで垂れ下がるほどまであるんだよ。あり得なくね?  でだ、その目も、なんと赤いんだ。いや、充血している訳じゃなくてまんま赤い目、 アルビノだっけ? 色素が無い所為で本来は黒い筈の瞳孔が赤く見えるって奴、そんな感じ。 まあ、そいつもそのアルビノって...
  • 蛇娘6
     「おかえり、買って来てくれた?」  「あ!」  「ちょっと、『あ!』って何!?」  「…ゴメン、明日仕事の帰りにスーパーで食材買ってくるからその時に…」  「もう1回買いに行きなさい!」  「えー、また車出すの面ど……ぐ、ぐぅ」 車でなけりゃ行くのも億劫な’最寄’のコンビニに行くのを渋ったら、姉ちゃんに尻尾で絞め上げられた。そう、尻尾でだ。 姉ちゃんが穿いている、デニムのスカートから延びる鱗に包まれた長く大きなヘビの尻尾は僕の体を数回転、ギリギリと万力のような力で締め付ける。僕の爪先は地面から浮き上がりそうだ。 「マ、マキ様、ギブ…ギブです」 これは姉ちゃんが我が家のペット、アフリカニシキヘビのマキの頭をスカートの中に突っ込んで僕を締め付けさせている……のではなく正真正銘僕の姉、水池麻紀(みずち まき)の尻尾なのだ。 尚、姉をなだめるために様付けしなければ...
  • 生産性の低い人
    生産性の低い人氏の作品 犬娘10 烏娘4 犬カミ☆! 狐娘18 月子さん 狼娘3 狼娘9 狼娘10 白蛇様 蛇娘2(白蛇様) 蛇娘4(白蛇様)
  • 猫娘5
    ねーこはこたつで丸くなるーってのはただの歌詞の一部にすぎないようだ。 だってうちの猫は今おっぱいで僕のモノをしごいてるんだから。 「京ちゃん、僕・・・もうそろそろ限界・・・」 特有のざらざらした感触の舌で亀頭を舐める彼女に告げる。 「えー、早いよー。もっと我慢して。」 無理です。 こみあげる射精感を我慢しきれず噴出した白が彼女の顔を汚す。 「むー、ボク我慢してって言ったのにー。」 文句を言いながら指や肉棒にかかった精液を舐め取る。 その姿がまたエロい。 「だって京ちゃんのおっぱいきもちいいん、んんっ」 京ちゃんの唇が僕の言葉を邪魔する。 少しぬめついた感触に苦い味、というか精液流し込んでくるよこの子。 唇を離すと唾液以外のものも糸を引く。 自分の精液を口移しで思いっきり飲まされたしまった。 口移ししてきた京ちゃんはというと 「ご主人様の精液半分コ♪」 と満...
  • 暁狐
    暁狐氏の作品 兎娘1 猫娘3 犬娘2(日本逆レイプ話) トナカイ娘1 カラス娘2 鮫娘2 犬娘6 六月と三月 白と良太郎  猫娘10 犬娘9 ホワイトライオン 虎娘4  犬娘11(双子の兄妹)  狐娘12 狐娘13 二又の白魔女 二又の白魔女2 二又の白魔女3 二又の白魔女4 一匹見かけたら三十匹はいるG娘 萌魔王 狐娘16 狐娘17 狐娘19 久遠さんと刹那ちゃん 狐娘1  狐娘2  狐娘3  狐娘4  狐娘5  狐娘6  狐娘7  狐娘9(鼬娘有り)  狐娘10  狐娘13 優奈君と四聖獣の性活 ...
  • 狼娘5
    「あひゃあぁんッ……ああぁッ……ひぁッ……!!」 「ぅ……ぁ、ぅ……」  ガイア達が狼女達に捕まり数日が経った。  あれからガイアは、休む暇はおろか食事の時でさえ狼女達に求められ精を吐き出されていた。  一方のテラもローテーション式に狼女や狼少女が入れ替わり、こちらも一日に何十回と絶頂させられていた。  そしてもうすぐ日が落ちる時間であっても、ガイア達には関係なく今もガイアの上に狼の雌が跨り卑猥な音を響かせながら下の口でガイアの硬い肉棒を咥え込んでいた。 「んんッ……あんッ、ふあぁッ!」  しかしガイアの上で髪を乱し、瞳からは涙、だらしなく開かれた口からは唾液が一筋流して淫らに腰を動かしているのは、狼女でも狼少女でもなかった。 「あんッ……ああッ……お、おにい……ちゃんッ!」  そう、妹のテラである。 「ぐっ……ぁ、て、テラぁ……」 「ほら、ちゃんと見ないとダメよ?」...
  • 真夏の夜の夢
    真夏の夜の夢 佳境に立つくまさん 「暑ぅ…こりゃ今晩も熱帯夜だな…。」 ごろりと寝返りをうって開け放った縁側を見る。 涼しそうな月光に照らされる庭を見ていると蚊帳の中まで涼しく…はならなかった。 それどころかピタリと止んだ夜風と共にじりじりと気温が暑くなっていくのが分かる。ああくそ、暑い! 枕元の団扇を手にパタパタと仰ぎながらどうしたものかと思案を巡らすうち、俺は庭に舞う虫を見つけた。 ひらり、ひらりと頼りないような…それでいて優雅に見えるような不思議な飛び方をしている。 白い体と白く透き通った羽を月光にさらしながら舞うそれは、青白い光を身にまとった天女のようにも見える。 なんという名前だったか… 「もし…」 いつの間に眠ったのだろうか?時計に目をやると午前二時、草木も眠る丑三つ時というやつだ。 ついで隣を見ると見慣れない女性が枕元に座っていた。 「あ...
  • 狐娘5
    「何のつもりだ?」  放課後の教室。夕日で赤く染まり誰もいない教室内で、青年は狐娘に押し倒されていた。  青年は起き上がろうと試みるも、両肩を抑えられているため起き上がれずただドスの利いた低い声で狐娘に言うしかないが、それは無意味である。 「いきなり何だ? つか離れろ重い」 「あたしそんなに太ってないよ!」 「すまん悪かった。どうか退いていただけないでしょうか狐娘様」 「やだ」  ”重い”というフレーズにカチンときた狐娘に、青年は次に丁寧な声で狐娘に訴えるもやはり即答で断られる。  青年の困り果てた表情を、真紅の瞳を細めて楽しそうに見ていると青年の肩を押さえながら顔を近づけ口を押し付ける。  青年の口内を味わうように舌を絡め、青年もまたそれに答えるように絡める。 「……ふぅ、ほんとーにキスに弱いねぇ。もう抵抗しないんだ」 「お前なぁ。やりたいなら別にこんなとこ...
  • 蛇娘2
    特に都会でも田舎でもないA市。 駅の近くはそこそこ栄えているが、ちょっと離れると田んぼや畑が見えてくる。 そんなA市にある、変哲も無い寂れた神社でのお話。 ある秋の昼下がり―― 一人の少年が、その神社に入っていった。 人っ子一人いない、社務所でさえ雨戸が閉められているその神社に、彼はさほど用があるわけではない。 部活が早く終わった日などにふらっと寄って、なんとなく夕方までライトノベルを読むのだ。 小さい頃に祖母に連れられてお参りに来て以来、なんとなくお気に入りの場所なのだ。 色々な昆虫が捕れるし、うっそうと茂った木々のお陰で夏でもひんやりとしている。セミはうるさいが、都会的な騒音がしないのも良い。 人並みに社交的な彼だが、今まで一度も友人を連れてきたことの無い、ちょっとした隠れ家なのである。 少年は見慣れた朱色の鳥居をくぐり、くたびれた社殿の脇にあるベンチ...
  • 蛇娘4(白蛇様)
    普通列車しか止まらない、片田舎の駅の出口。 車の来る気配のないロータリーの脇にあるベンチで、彼、御園良弼(みそのりょうすけ)は読書にいそしんでいた。 1年で最も寒いこの季節、何も好き好んで凍えながら本を読んでいるわけではない。この出口から出てくるはずの人物を待っているのだ。正確に言えば人ではないのだが。 人気のないホームに列車の案内をする放送が流れ、JR列車が滑り込んでくる。 良弼は腕時計に目をやり、震える手でポケットからメモを取り出し、もう一度時計に目をやる。 「これのはずだけど……」 文庫本に栞を挟んでコートのポケットに突っ込む。しばらくして、階段を下りてくる足音が1つ。足音の主が出口から現れ、その姿を確認した良弼は、小走りで駆け寄って深々と頭を下げた。 「――おツトめ、お疲れ様でした」 しばしの沈黙。駅のホームからアナウンスが流れ、先ほどとは反対方向の列車が停まり、発...
  • 犬娘5
    三時間もトラックに揺られて着いた前線基地はかつてないほどの活気に包まれていた。 「着いたぞ、降りろ」 あたりを見渡すと『敗北主義者を粛清せよ!』『帝国主義を打ち滅ぼせ!』『人民よ、立ち上がれ!』などと書かれた看板が所狭しと立ち並んでいる。 気怠げに装備と荷物を卸下すると、遅れて我が軍の「新兵器」が降りてきた。耳を立ててせわしなく辺りを見回し、鼻をヒクつかせている。 「お腹空いた~!」 開口一番がそれですか。まあ時間的にそろそろ駄々をこねるだろうとは思っていたけど…。 「同志小隊長、こいつらの食事はこちらの部隊で用意してもらえると聞いたのですが。」 申し訳なさそうな僕の顔と地団駄を踏んでいる「兵器」とを見比べて、我らが小隊長は笑みを浮かべている。 「ウラジミール、心配せんでもこいつらにゃたらふく食わせてやる。お前も腹に詰め込んでおけ。明後日0800作戦開始だ。」 「ついでに...
  • 蛇娘7
    「冬なんか、だいっきらい……!」 「腰から下だけとは言え、ヘビの身体に東北の冬はキツいわな」 「ここから動きたくなぁい」 「こたつにこもりたいのは分かるけど、風呂ぐらいは入ろうぜ」 「あなたと一緒なら入るー、連れてってー」 「巻きつくなとは言わないけど、せめて下半身は自由にしてくれないかな」 「……おち◯ちん、元気になったのがバレちゃうから?」 「うっ……嫁に抱きつかれて、欲情しない男がいるものか」 「じゃあ、ここは奥さんとして、旦那様の欲求を満たしてあげようかなー?」 「あんなに寒がってたのに脱ぐのは早いなぁ……この調子で風呂入ろっか?」 「5、6回Hして、身体があったまったらね……っ! ん……入ったぁ……」 「おうっ……風呂でも、するん、だろうにっ」 「え……したく、ない、の?」 「んなハズ、ないっス」 「なら、いいじゃない……うふふ、寒いのに元気いっぱぁい...
  • 蛇娘1
    俺はあるNGOからの依頼でこの密林の調査を依頼された。 調査内容は遺跡調査と周辺の地図を作成してくる、だけだったはずだが運悪く嵐にみまわれ更に乗っていた飛行機が故障により下方の川に墜落。 そして現在にいたる俺以外の搭乗者は全員死亡、悲惨なものだ。 事実俺も無傷ではない骨折や内臓破裂等の悲惨なものこそないものの擦過傷と打撲は大きなものから小さなものまで無数にある。 そして今、応急処置を終えて、川を下っている最中だ。 一体、何時間歩いただろうか、突如歩いていた地面抜け落ちた。 『また落ちるのか…死ぬかな…』 そんなことを考える。 そして闇に俺は落ちていく…………… … … … … … … … 静寂の中、俺は気付いた周りは全て見渡す限り闇・闇・闇。 その闇の中から突如声をかけられた、 「そろそろ退いてくれないかなぁ…重いんだけど」 現れたのは上半身をさらけ出...
  • アトピック ◆0Wrn9WsOw
    アトピック ◆0Wrn9WsOw氏の作品 蛇娘もの 狐の嫁入り マウントポジション 兎娘3 犬神様 蒲焼にすると美味いぞ つっぴん♪つっぴん♪とーびーうーおつっぴん 蜂娘3 葛の葉伝説 狼娘11 兎娘6 人(兎少年) 黒山羊さんたら読まずに喰べた マタドール 猫娘22 ライオン生徒会長(キング)
  • 蛇娘3
     旅人は、途方に暮れていた。  急ぐ用事があるからと、村人の制止を振り切って村を発ったものの、日が落ちるのが想像以上に早く、結局身動きが取れなくなってしまったのだ。  道程はまだ半分ほどしか来ていない。辺りはちょっとした林道になっており、木々が邪魔をして星明かりさえもろくに差し込まない。自分の手さえも見えない、正真正銘の暗闇だった。  こうなってはやむをえない。彼はため息を一つつくと、腰を降ろした。これ以上動くのは危険のようだ。旅を始めてからまだ日が浅く、野宿の経験は多くなかったが、少なくとも初めてのことではなかった。  明るくなり始めたらすぐに発つようにすれば、用事にもなんとか間に合うだろう。彼は手近な石を集めて簡単な風除けを作り、枝を集めて暖を取ろうとした。だが、辺りの湿気が邪魔をしているのか、火打石では火花も出すことができない。  そういえば、なにやら生暖かい風が吹いている...
  • 【幼なじみは蛇娘】
    【幼なじみは蛇娘】 鉄道などは完全に死んでいたが、その周りにある商店街はどっこい生き残っていた。 その商店街を歩く一人の若者がいた。 彼の名はケンヂ。 この街で生まれ育ったが、八年前からある事を学ぶという理由で旅に出ていた。 「ここはいつも賑やかだな…」 商店街である。今も昔も賑やかなのは当然である。 ケンヂは天然系のボケであると思われる。 そんなボケが一体旅で得たものとは!?ま、まぁその内判るだろう。 ケンヂは帰郷の報告をするため、歩きだした。 ここから20キロは離れた、海沿いの我が家に向けて。 ぐぎゅるぅぅぅぅぅ~… ケンヂは思い出してしまった。 彼此二日、水しか口にしていない! (だりぃなぁ~、死んじまうんでねぇかなぁ~。) くどいようだが、ケンヂは今商店街に居る。 周りで売られているのは海の幸山の幸、食べ物ばかりだ。 何故何も買おうとしないの...
  • 新参者
    新参者氏の作品 蝙蝠娘2 蝙蝠娘3 蝙蝠娘4 蝙蝠娘5 鳥娘3 
  • 名無しの物書き
    名無しの物書き氏の作品 蜘蛛女1 【幼なじみは蛇娘】 【シンゴ青年の不幸せ(?)な日々】
  • 蝙蝠娘5
    反響する自分の声に追い立てられるかのように、アルは駆け出した。 懸命に四肢を動かして逃げる様は、犬のそれに等しい。いや、それよりも無様に見えた。 小さく笑みを動かした、少年にとっての恐怖の対象――宗教画に出てくるような悪魔の羽を生やした美貌の女性は くすり、と笑みを漏らして少し前かがみになった。大きく開かれた獣の翼が小さく揺れると同時に、その細い肢体が浮き上がる。 直後、弾かれたように女性は音もなく狭い室内を飛んだ。まるで獲物を捕らえる鳥のように、アルの背中にその身を落とす。 軽い衝撃と共に、アルの苦悶に満ちた呻き声が木霊した。 「ばっ・・・・・・化け物」 「あら、化け物なんて失礼ね。私には、エルザって名前があるのに」 悲鳴のように叫ぶ。 少し気分を悪くしたのか――それでも随分と楽しそうではあるけれど――自らをエルザと名乗った女性は形の良い眉を吊り上げた...
  • 動物別メニュー
    哺乳類 爬虫類 両生類 鳥類 魚類 水棲生物 昆虫 節足動物 その他 哺乳類 狼っ娘 狐っ娘 ライオン娘 虎娘 猫娘 熊の娘 牛っ娘 兎っ娘 犬っ娘 蝙蝠(こうもり)娘 トナカイ娘 山羊娘 イルカ娘 鯱(シャチ)娘 クジラ娘 馬娘 もぐらっ娘 鼬(イタチ)娘 狸っ娘 チーターっ娘 アリクイっ娘 雌豚 ハイエナ娘 羊娘 爬虫類 蛇娘 鰐(わに)娘 ヤモリ娘 亀娘 カメレオン娘 両生類 イモリ娘 鳥類 鳥娘 魚類 鮫娘 アンコウ娘 トビウオ娘 うなぎっ娘 タツノオトシゴ娘 水棲生物 ヤ...
  • 蝙蝠娘
    蝙蝠娘のSS置場。 蝙蝠娘1 著者:1スレ目、狐とか四神とか書いてる奴氏 蝙蝠娘2 著者:2スレ目、新参者氏 蝙蝠娘3 著者:2スレ目、新参者氏 蝙蝠娘4 著者:2スレ目、新参者氏 蝙蝠娘5 著者:3スレ目、新参者氏 ヘルとサン 著者:5スレ目、暁狐氏 Bloody Maze 著者:7スレ目、SA氏 ヘビお姉ちゃんVSコウモリ幼馴染み 著者:14スレ目、◆uC4PiS7dQ6氏 コウモリ娘は果物がお好き 著者:18スレ目、かめやん ◆NDabN1LIVc氏 侵入者 著者:19スレ目、ID diCa4y+p氏 蝙蝠美女 著者:19スレ目、ID Ug820LKR氏 コウモリっ子との共同生活 著者:20スレ目、ID Yv7ovEWF氏
  • 狼っ娘
    狼っ娘のSS置場。 狼娘1 著者:1スレ目、書く人氏 狼娘2 著者:1スレ目、書く人氏 狼娘3 著者:2スレ目、生産性の低い人氏 狼娘4 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狼娘5 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狼娘6 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘7 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘8 著者:3スレ目、暁狐氏 狼娘9 著者:3スレ目、生産性の低い人氏 狼娘10 著者:5スレ目、生産性の低い人 WOLF and RAVEN  著者:5スレ目、瀬錬氏 Sacred, or not? 著者:6スレ目、SA氏 淫説・赤ずきん 著者:6スレ目、ラノベ脳( A`)氏 二又の白魔女3 著者:6スレ目、暁狐氏 狼型獣人兵士 著者:11-160 ...
  • 鯱女房
    「がばっ…ごぼぼぼぼぼ…っ!」 海洋調査の為、指導教官の皆川教授が推薦してくれた四国の幸島(さちじま)。そこは水軍の本拠地として栄えた島であると同時に、独自の生態系が栄える貴重な魚の宝庫でもあるという。一般人にはおろか、研究者の中でさえその島を知るものは少ないが、特別に教授が紹介してくれたとあって、僕は張り切って調査に乗り出していた。 (教えられて気付いたのだが)母の実家もこの島からそう遠くない為、夏休みのたびに海で遊んでいた僕は素潜りにも自信があった。海の中で生きる美しい生態系に魅せられて、朝から久々の海を堪能していたが… 今、岩の隙間に右手が挟まってしまい、もがいてももがいても抜けそうにない。焦りが酸素と思考力を奪い、思わず口をあけてしまった瞬間、喉から海水の奔流が肺に流れ込み、ますます意識を遠のかせる。 酸欠と焦りと死の恐怖で真っ白になる思考と、黒い帳が目の...
  • 犬娘5後日談?
    終戦の知らせを聞いた夜。精根尽き果てて、横たわる僕。対する小隊長は尻尾をパタパタと振って満足そうだ。 「15回はやりすぎです…それにしても、小隊長が…って以前から僕達の裸を見てたって事ですかっ!?」 「そういえば小隊の皆で一緒に風呂にも入ったな。第一、普段から私も共に着替えてただろう?」 言われて思い浮かべたのは、小隊の男達と共に風呂に入り(頭と腰にはタオルを巻いていたけど)、宴会で豪快にウォッカをあおり、時には酔っ払って僕達をぶん殴ったり…最後は決まっていびきをかいて寝てるけど。 だけど、いつも豪放磊落で部下の事を第一に考える憧れの小隊長だった。 「でも…見た目は僕達と変わらないじゃないですか」 「なんだ?」 「服を脱いだ時も胸なんて出てなかったし、酔いつぶれた小隊長をおぶった時も何も背中には当たらな―――」 僕はそこまで言うと、続く言葉をごくりと...
  • 鯱女房 中編
    幸さんの家のお風呂は、確かに大きくて立派だな…がらり、と浴室の曇り硝子の引き戸を開けた僕は、そんな暢気な感想を抱いた。どう見ても浴室の広さは、僕のアパートの間取りよりずっと広い。たぶん16畳…いや、20畳はあるんじゃないだろうか? だが、それよりも目を引いたのは浴槽の大きさだ。それこそ、サメとかシャチとか、そういう大型の海洋生物でも入れそうな大きさになっている。 「うちの風呂は立派は立派やけど、一人で入るには広すぎるやき、普段はシャワーを使っちゅうがよ。  それで郁人が来たきに久々に風呂を沸かしたがやけど、一人で風呂で使うがは寂しいがやきね。  まあ折角やから、一緒に入りやあせんか?」 そんな幸さんの爆弾発言に、僕は耳まで真っ赤になってしまった。「え、あ、あの、はだ、はだ…」としどろもどろになった僕に対して、さらに幸さんは屈託のない笑顔のまま、止めを刺した。 ...
  • 狐っ娘
    狐っ娘のSS置場。 狐娘1 著者:1スレ目、ID RTgImVfm氏 狐娘2 著者:1スレ目、ID AQkRmvNU氏 狐娘3 著者:1スレ目、狐とかヤドカリとか蜂とか書いた奴氏 狐娘4 著者:1スレ目、狐書く奴氏 狐娘5 著者:1スレ目、暁狐氏 狐娘6 著者:1スレ目、狐とか書く奴氏 狐娘7 著者:2スレ目、狐とか四神とか他諸々書いてる奴氏 狐娘8 著者:2スレ目、/2wUWpl4氏 狐娘9(鼬娘有り) 著者:2スレ目、狐とか四神とかその他諸々書いてる奴氏 狐娘10 著者:3スレ目、暁狐氏 狐娘11 著者:3スレ目、短文屋氏 六月と三月 著者:3スレ目、暁狐氏 狐娘12 著者:5スレ目、暁狐氏 狐の神様 著者:5スレ目、◆NECOu2TzHg氏 堕チタ魔術師、歪ンダ愛 著者...
  • ヒュドラさん
    ヒュドラさん 通りすがり 『この道には怖い怪物が出てくるから気を付けるんだぞ』 おじいちゃんに毎日の様に聞かされた言葉。 そりゃ幼い頃は『怖い怪物』という単語だけで僕は震え上がったけど、 大きくなるにつれて僕は何とも思わなくなってきていた。 「何が怪物だよ。この科学万能の世の中でさ、怪物とか言う物なんて居る訳ないじゃないか」 そう自分に言い聞かせるかの様に1人で喋りながら、件のその道を歩く僕。 この道はかつての旧道とか言われていて、鬱蒼と茂った木々の所為で昼間の明るい時であっても薄暗く見える。 幼い頃はこの道を通るだけでも嫌がり、親が無理やり連れて行こうものなら激しく泣き喚いた物だ。 しかし、今の僕は自分1人でこの道を通る事が出来る。………まあ、やや早足になるけど。 「ほら、怪物なんて居ない居ない。結局、怪物だなんておじいちゃんの冗談だった...
  • 小雪さんも一緒♪
    股間の生暖かい感触で目が覚めてくる。 まさかこの歳になっておねしょなんてするはずもない。 次第に意識が覚醒していくが水っぽい感覚もある。 ややぼんやりとした視覚で掛け布団が妙に盛り上がっているのがわかる。 朝勃ちでもここまでなるはずもないというより人一人入ってるような気がする。 掛け布団を取ってみたらまさにその通りで裸で肉棒をくわえている女性の姿があった。 薄茶色で肩まで伸びた髪にスレンダーな体そして人間には無い猫耳と尻尾。 布団を取られたのに驚いたのかこちらを見上げ目が合う。 整った顔立ちは美人と言うに相応しいがどこか少女のあどけなさが残っている。 「おはようございます♪」 「だ、誰ですか?」 それが彼女との初めての会話だった。 「小雪です。可愛がってくださいね。」 ぺこりと小雪と名乗る女性は丁寧なお辞儀をして再開する。 「あの~小雪さん、なんで朝から僕のもの...
  • 襲来! 熊谷 佳子 前編
    ―――唐突であるが、俺は、良くある危機に直面していた。 「狭山ぁ、テメェ、生意気なんだよ………いっつもいっつも我関せずってツラしやがってよ。 俺達を馬鹿にしてんのかよ? あぁん?」 「いっぺん、テメェのような奴はきちんとシメておかねぇと、俺達の面子に関わるしよ」 「逃げようたってムダだぜ? 俺達が立ってる横を通らねえと逃げる事なんて無理だからよ!」 俺の目の前で、ニヤニヤと下卑た笑みを浮べ。 己の頭の悪さをアピールしているとしか思えない脅し文句を口々に並べる連中。 その頭は、色の濃さの違いはあれど一様に金髪に染め上げられ。 着ている服も良く言えば個性的、悪く言えば『頭が悪そう』と言えるようなデザインであり、 おまけにごていねいにも首元に銀や金の悪趣味なデザインのネックレスをしている辺り、念のこもっている。 まさにそれは、一般的な人達が見れ...
  • <百歩蛇さん>
    残業ですっかり遅くなってしまった。 おまけに雨まで降り出すし。 僕は、小雨をぱらつかせる暗い雲を恨めしげに見上げた。 この手の雲は意外にしぶとい、と昔、燕娘が教えてくれたことがある。 僕はため息をついて鞄の中から折り畳み傘を取り出した。 「んー。バスは……もう行っちまったか」 停留所には誰も並んでいない。 この時間帯ならまだ10分に一本は通るはずだ。 ベンチは濡れているので座れないのが難点だ。 そろそろこの辺りの停留所も屋根つきに変えてくれたっていいのに。 こういう時、喫煙者にはタバコといういい暇つぶしがあるが、 あいにく僕はタバコを吸わない。 代わりに缶コーヒーでも、と辺りを見渡して、僕はぎょっとした。 僕のすぐ後ろ、<学園>の敷地を区切る長くて高い塀の際に、女の人が立っていたからだ。 茶色縞の地味な和服姿。 僕がそこに人が居ると思わなかったのは、そのせいだ...
  • <守宮さん>
    「今度のバレンタイン、どうするー?」 「……うーん、エレナよりも、エリザベータ母様萌え!」 「それはバレスタイン!! しかもリメイク!」 「漢なら、魔道士=倉庫番オンリーよ! あとで大物らしく復活しない!」 「わ、私、男じゃないし……」 「――まかせて! 国産とゴヂバの二刀流で200万カロリー! 普段の倍の砂糖で400万カロリー! さらに普段の3倍の生クリームを加えれば、 あの乳牛女のミルクチョコレートを上回る1200万カロリーよ!」 「それは、どこの登山用非常食ですか?」 「愛は熱量に比例するのよ!」 「いや、そのりくつはおかしい」 ……うるさい。 きゃいきゃいと盛り上がる女子部員たちの声に、僕は眉をしかめた。 昨日から熱があるせいなのか、女の子の高い声が、いつに増して耳障りに感じる。 必須でなければ、こんな部活、とっくに...
  • 犬娘9
    「んじゃ、行ってくるよ母さん」 「はいはい、いってらっしゃい」  朝のとある家の玄関先にて、青年は鞄を手に学校へ向かおうとしている。  4月になり、桜舞い散る光景は美しく、今日から新しい学園生活が始まる青年の心は、少なからず晴れ晴れしている。  まぁ、次の瞬間その気持ちも崩れるのだが……。 「ち~こ~く~~!」  家の奥からバタバタと音を立てて走ってくる一人の影。 「うおっ!!」 「はわっ!」  そして見事に青年にぶつかり、見事にしりもちをついたのは、ピンク色の髪にポニーテールの女の子。 「ってぇな! なに朝から体当たりかましてんだよ光!」 「そ、そんな所に立ってるのが悪いんでしょ!」 「んだと~!」  ピンク少女、光(こう)は立ち上がり、二人は朝から口喧嘩。その真ん中で笑顔ながら微妙に困っている母親。  その母親を背後から、もう一人の女の子。  光と同じ顔だ...
  • 10スレ目>>905氏に捧ぐ
    春は名のみの、風の寒さや。  されど、暦も弥生と相成って『女の子祭』無事終了、『白い日』へのカウントダウンも 一桁台に突入した今日この頃、黄砂混じりの少しざらついた風の中にも、仄かにナニカの 甘い香りが絶妙にブレンドされてるような気がしないでもない。  ……もっとも、それ以上に『あぁ、今年も(俺以外には)ちゃーんと“春”が……』 なんて思い知らされるのは、こっそり回覧されてくる『異動トトカルチョ』下馬評と 辞令交付予想上位者たちによる、切羽詰った『合コン』への頭数用お誘いラッシュと 夜毎、狂おしくも朗々と響き渡る『猫の妻恋』声だったりするのだが。  しかし、今現在俺の耳に届くのは、半分虫の息風の哀れな擦れ声のみ。 『ナ゛、ァ゛……ォ゛……ン゛』  駅前のコンビニで購入したささやかな食料品と、ついでに受け取った宅配便小荷物を ...
  • シャチの恩返し
    737@シャチの恩返し 「よれた背鰭のシャチは助けてやれ」 漁師である死んだ爺様の口癖だった・・・ 親父が倒れたという急報で大学院を中退した俺は親父の跡を継いで漁師となった。 都会暮らしになれてたせいか、急に寄り合いだの組合だのに引きずり出され辟易していた。 そんなこんなで夜遅くまで漁をしていた。おかげで近所からは働き者の称号を得たが実際は寄り合いに出たくないだけだ。 寄り合いは実家に帰ってきたとたん息を吹き返した親父に全部押しつけてるので出る必要もないが・・・ いつものように延縄を延々と引き上げては仕掛けを戻すと言う作業をしていた。 珍しく鰹が、それも大量にかかって往生した日のこと。 あまりに大量だったので船に積みきれず、何度か港と漁場を往復し、ようやく最後の獲物を引き上げている最中のことだった。 相変わらず、夜遅くまで単船で操業しており、周りには一隻も漁船は存...
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