世界観

・いわゆる剣と魔法の、西洋ファンタジーのような世界。
・様々な勢力や種族が落ち着きなく戦争を繰り返し、戦争がある前提で文化が発展している。
・このまま放置した場合、レックス神の見立てでは世界全体が疲弊し、文明そのものが大きく後退する。
・秩序にも混沌にも染まりきらない、悪い意味で中立が成立した世界。

・住人達にまだそれへ名をつけるという知恵や発想がないため、舞台となる惑星の名はない。
・いくつか大陸が存在する。メビウスが降り立った大陸の名は《ローデシア》。
・慢性的な戦乱が、百年以上続いている。
・専業傭兵や兼業傭兵の農家は多いが、専業の農家は全体でみると珍しい。
・レックス神曰く、三十年戦争や戦国期のような状況。

・時間の単位は「時針」。おおむね1時針=1時間相当。
・長さや距離の単位は「メルト」。ほぼ現実のメートルと同義。
・通貨単位はパーズ。
 物価高めの都会で一日寝食を確保するのが3000パーズ、乗用馬一頭がおよそ50万パーズ程度。
 また、機械的な大量生産は確立していないが人件費が安い為、日常の衣服を田舎で揃える場合でも
 一揃い2万パーズ程度と(ファンタジーであることを考えると)安い。

・戦争で出た捕虜などを奴隷にする習慣や、職としての奴隷商人が存在しており、人道的なタブー視はされていない。
・リッシュの民間での奴隷の認識は、ちょっと高い家電製品程度。

・魔術、あるいは魔法、精霊術と称される技術は、精霊大戦の際精霊によって生み出された。
・用途が争いであったため、全魔法の内訳は、爆発や飛礫などといった直接的な攻撃手段が5割、
 能力の強化や応急治癒などの増強・呪いや目潰しなどの弱体が2割ずつを占める。
 (残り1割が元は行軍用途と思われる、浄水や発火などの平和的な魔法)
・優れた使い手になるほど扱える術の種類、性能が上昇する。大きな町に行けば、治癒魔法でもげた手足をくっつけることも可能。
・術を使うには発動体(筒や杖、珠など)と、ある程度の声量での詠唱を必要とする。
 それらが欠けた場合、魔法は発動できないか、できても劣化した結果になる。
・魔術の使用には体力気力を消費するため、無茶な連発はできない。
・また、腕前については才能の差もあり、そもそも種族的にまったく適性を持たない種もいる。
・精霊が皆肉体を失い、人が継続的に研究をしようとしても戦火で焼かれる現在、失念する魔法はあるが
 新しい魔法は生み出されていない。

西大陸の近代略史

・十数年前、東大陸で闇の種族を糾合した王(魔王)が中原のヒューマン国家群(東部)に殴り込み、
 それに目を付けた中原西部のヒューマンが東部と不可侵条約を結ぶ。
・当時西大陸の最果て山脈ではオリハルコンが発見され、近くの闇エルフはそれを巡って争っており、
 西部のヒューマンが東部との不可侵条約により余った兵力で殴り掛かるには絶好の機会だった。
・結果として、通行と侵略のためにバルクの森へヒューマンがなだれ込み、バルクびと側も応戦。
・意識を共有するバルクびとを滅ぼすには、老人から赤子まで全て再生しないよう殺す必要があり、歴史に残る大虐殺となった。
・ただし、個体としての基礎能力はバルクびとが圧倒的に勝っており、ヒューマン側にも痛手を与えた。
・結果、西に侵攻しきれなかったヒューマンと、強調しない西の闇の種族がgdgd乱戦を続け現在に至る。

産業で
十年くらい前に東に魔王が現れて
玉突き式に西に人間が押し寄せる
バルクびと滅亡、西では大混戦発生

東大陸の最近

・東方平原より、魔王が北壁山脈の薄い所を抜け中央大平原へ侵攻。
・商売の為【火の山】のドワーフが【紺碧湾】の海賊を雇い、魔王へ武器を売る。
・エルフは、北の海沿いエルフ氏族が海賊とドンパチをしつつ魔王と商売をし、
 南のエルフ氏族が中原のごろつきとドンパチをしつつヒューマンと商売をしている。
・小競り合いの戦は常に続いているが大きな損害が出る程でもなく、また、社会構造がそれを前提にしている為、
 『この世界では非常に珍しいことに』奴隷が少な目でも社会が機能している。

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最終更新:2015年01月16日 10:15