記述者 堀江伸一 この記述は叩き台の段階です 多分明日の朝になったら気に入らないだろうし、一週間後にも気に入らず書き直して一カ月後にも書き直しているでしょう。 ネットでの自宅学習について考える前に、高校や大学の教育を考えてみる。 高校の教育は驚くほど体系化されていて、手前の学習が次の学習につながるようにできており精緻な登りやすい階段になっている。 芸術的ですらある。 大学の学習は、複数の分野を少しずつ学ばせながら、学んだ内容が知識のネットワークを作っていく。 学習意欲が低くても毎日座っているだけで、知識のネットワークが浅いレベルであれインプットされていくという素晴らしさがあるだろう。 ネットの講義動画を利用した自宅学習は困難を極める。 -学習意欲を常に高い状態に維持しないと学習を続けることが困難。 -学習しようにも断片的な知識が多く、その知識の事前知識がない。 学習者の学習意欲が低くても毎日少しずつでも学習が前進するシステムが必要となる。 また学習がこれだけ進んだのだと学習者をほめるシステムが必要なのである。 難しい話よりリンク先サイトなどが参考になる。 http://share-wis.com/ 高校生程度を対象としたプチ勉強が出来る講義動画が並んでいるサイトである。 講義を選び、短い動画を見、少しだけ知識を学習でき、次のレベルの動画へ進む。 そしてどれだけ学習したか数字で評価されて意欲が高まる。 サイトを触ってみればこのプロセスがとても気持ち良いユーザインタフェイスでできていることがわかる。 気持ちよく学習できる。 このサイトにも色々と問題がある。 講義の種類が少ないことや、もしこのシステムで講義が増えたら利用者はやる気をなくすだろう。 画面に大量の選択肢が出てきたとき利用者は量の多さにうんざりしてやめてしまう。 一つのサンプルとして悪くはないサイトだがまだまだ問題は多い。 本質的な話に戻ろう。 大事なことを列挙してみる。 -講義動画に教育効果を期待するなら、利用者の学習意欲が低い日でも