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追加予定ロボリスト16 - (2009/06/10 (水) 18:09:48) の編集履歴(バックアップ)


アイディア製作開始時刻 2009/6/10 14:18 初アップ時 2009/06/10 15:09:39
オ披露目場外掲示板(仮)に投稿したものを再録。

アイディア製作者 堀江 伸一
設定素案


惑星防衛用装備、燕と巣。
燕は、地磁気との反発を利用して大気圏上空を飛ぶ小型気圏戦闘機ロボ。
全長5Mほど。
普段は人工衛星と同じ軌道を周回して哨戒、戦闘時は燕のように飛ぶことから名付けられた。
巣と呼ばれる燕の修理や補給や射出を行う小型簡易人工衛星群とセットで運用される。
燕の基本装備はミサイル、巣からの射出はリニアレールで行われる。
構造が簡単で量産しやすいので格安で導入できるのが特徴。



今回の機体はこの燕と巣の平和利用に関する設定。
惑星の気象制御事業の一要素として燕が利用される。
燕の戦闘用センサーを気象観測に、ミサイルを気象制御弾に変更、翼を大型化して積載量を増大している。
その形の変化からカモメと呼ばれる。
カモメはその星の気象庁指導のもと惑星の回りを飛びまわりながら、気象制御の任務を担う。


気象制御弾は高度100キロ程度から投下される。
制御弾は大気圏突入時の余熱で表面が自然に溶け、予定高度に到達するとピンポイントで効果を及ぼし、雨や風を降らしたり異星の大気の成分調整や毒を中和したりする。
低高度から発射する理由はタイミングを合わせるためである。


主な用途
テラフォーミング中の気象安定
気候の不安定な惑星での気象制御。





燕の事故対策。
めったにないことだがカモメ(燕の改造機)が事故などを起こした時、地上に墜落しての被害が懸念される。
このため民生用の燕は事故対策もしっかり立てられている。

  •  燕を構成するパーツは軽くできている。
  •  燕のパーツは大気圏突入のショックでばらばらになるが、軽いので比較的ゆるやかなスピードで地上に落下することになる。
  •  いくつかのパーツは、ばらばらになった時大気圏突入時に蒸発するようになっており、蒸発しても無害な素材で構成されている。
  •  落下するときは被害の少ない地点を選ぶよう軌道修正を行う。
もし事故が起きても地上への被害がほとんど及ばないようになっている。



軍用の場合はまた違う。
軍用は上部に堅く作られており、傷が浅い場合は滑空と大気圏突入用バルーンを試し、それができない場合は被害の少なくなる地点を選んで落下するか、逆に惑星の大気ではじかれ周回軌道から外れようとする。

傷が深いときや制御を完全に失ったときは大気圏にパーツが落ちるように自爆する。
デブリにならないようにするためである。