*日本語deKMLエディタ仕様書 ***コンセプト KMLとはGoogleEarthに追加機能を付加できるようになる言語です。 Excelでいえば、VBAに値する機能ですね。 KMLはHTMLに似た形式をしており、とっつきやすいのが特徴です。 サンプルページも分かりやすく、学習もしやすいのが特徴となります。 説明よりリンク先のサンプルを見てみましょう、普段GoogleEarthで使っているサービスは全てリンク先で紹介されている基本機能の組み合わせでできているんだなと理解できるはずです。 http://kml-samples.googlecode.com/svn/trunk/interactive/index.html サンプルを見ているうちにそんなに難しくないものだということもわかるでしょう。 何しろHTMLに似たものを記述しておいてさえおけば、GoogleEarthに色々独自機能を追加できるわけです。 HP作成経験さえあれば、誰でも学習できるということも理解できるはずです。 GoogleEarthで普段使っている、有名サービスをまねることも、特殊な用途に使うこともでき、それを大勢で共有することだってできるのです。 素晴らしいですね。 さてKMLは鉛筆のようなもので使い方次第です。 想像力のない人にはくだらないものにしか見えませんが、頭のいい人ならこの機能を使って色々できると思います。 プレゼンに教育に遊びにブログにと使い道の可能性は無限大です 地図の上にグラフを重ねることも写真を重ねることも、データさえあれば街中での人の流れを表すことだってできます。 仕事や研究となれば大規模データやデータベースとの連携が基本になるでしょう。 想像力次第です。 便利な側面もありますが、問題点もあります。 KMLファイルは英語がベースなので、英語圏の人には便利ですが、我々日本人にとっては一覧性が低下します。 ファイルを直接いじくって凝ったものを作ろうとしたときや、データベースとKMLファイルをつなげようとした時大変になります。 そこで、当Wikiでは日本語でKMLファイルをいじくれるソフトを作ろうと計画しています。 コンセプトは万人が使うのではなく、こういった機能がうれしいという人向けのサービスですので興味を持った方向けとなります。 KMLファイルを今すぐ楽に作れるならそれでいい。 邪道でもなんでもいい、KMLの言語仕様を覚えるのがめんどくさい。 そういった方向けのソフトになります。 ***KMLファイルを日本語にするってどういうこと? まずは論より証拠。 &ref("自作エディタ仕様書説明.bmp") これはリンク先にあるサンプルで地図上に線を引きます。 英語でわかりにくいですね。 &ref("自作エディタ仕様書説明2.bmp") どうです、英語の苦手な人でも何となく線を引いているというのがわかりやすくなりませんか? 好みかもしれないですが、世の中上より下の方が扱いやすいと思う人がいるはずです。 日本人なら日本語でファイルを扱ってみたい。 英語の苦手な人なら下のファイルを使ってみたい方もいるかと思います。 実行するのは簡単。 KMLファイルの翻訳を実現すればよいのです。 翻訳するのは<>や</>ではさまれた部分のみ。 <color>00ff00ff</color>を<色>ff00ff00</色> <色>を<color>等に自動翻訳するだけの小さなエディタです。 ***操作しやすいインタフェイスとは &ref("KMLエディタ画面") 画面はブラウザで作ります。 画面右側には日本語のタグ名や属性名が並び、そこからの選択も可能です。 操作しやすくなるように<>等は入力後自動で半角に変換され、大文字の<>や他の文字等はボタンでテキストに追加する形式となります。 もちろん、日本語タグから英語タグへの翻訳前のチェック機能も重要になります。 ***言語仕様書 Tagの中身を日本語に変えるのですが、これはスクリプトと正規表現を使えば簡単です。 XMLファイルのタグを拾って操作する正規表現はスクリプターならお手の物でしょう。 日本語とKMLの言語仕様を一対一で翻訳するときに使う辞書はCSV形式で十分です。 これだけで作れるはずです。 後の画面回りなどは、典型的な処理がいくらでもあるので悩む必要もないと思います。 とにかくシンプルなソフトです。 ファイルの破損や文法エラーのあるKMLファイルを扱う時の処理は、専門的になるので専門家に任せます。 KMLができれば他のソフトでも可能です。 楽してGoogleEarthを作ってみましょう。 アイディア製作者 名前 堀江伸一 住所 兵庫県加古川市加古川町南備後79-16