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リアル音集めゲーム - (2008/12/05 (金) 19:55:24) のソース

初版アイディア製作日 2008年9月14~15日
アイディア製作者 堀江 伸一
ハンドルネーム sina
住所 兵庫県加古川市加古川町南備後79-16

*前書き
この版は9月の初版「携帯機を使って、リアルで音を収集、加工したり交換したりゲームに取り込んだりして楽しもう」を丁寧に纏めなおし、追加アイディアを付け加えたものです。
9月に記述した時は、教育的で息の長い良質のアイディアだと考えていたのですが、10月2日に任天堂DSIが発表され、コンセプトが被った上に任天堂の方が数段上でした。
DSIと重複していると感じる向きもあるかもしれませんが、それは纏め直しゆえの事ですのでご容赦ください。
追加アイディアに幾つか使えそうなものを組み込んだので宜しくお願いします。


*基本コンセプト兼目次
- 携帯機で音を集めて加工して交換しよう。
- 集めた音をゲームに取り込めば楽しくなる。「バーコードバトラーのような単純な取り込みでは無い柔軟な取り込み方の提案」
- 大勢で集めた音を持ち寄って楽しむためのイントロクイズ掲示板や発表掲示板へとつなげる工夫。
- ネット上の音をイントロクイズに使う利点。
- ハードを選ばない柔軟さの確保のために
- 後書き


*携帯機で音を集めて加工して交換しよう
**音を集める理由と利用方法
- 音を作曲ソフトに取り入れて楽しむ
- 作曲ソフトの支援用に収集した音を管理するための音辞書を用意し音の収集そのものを楽しむ
- 音を収集する課題を出すソフト。
- 集めた音でパーティゲームを楽しむ

作曲ソフトなどに取り込み、楽曲の一部に取り込んだりして、音の混ぜ方を聞かせあって楽しむ。
作曲を支援するための音辞書を用意し、「250CCバイクの音」や「鹿の声」「ピアノのドの音」などユーザーが自分で収集した音の辞書を作っていく。
辞書には事前に少量の音声データを追加しておくが、タイトルだけついて音声データの入ってない項目を無数に作り、その部分をユーザーが埋めていく形式とする。
これにより辞書の音集めや音の交換そのものが楽しみとなり、携帯機がコミュニケーションツールとなります。
また辞書の発展として、特定の音を集める事を課題として出すなどとすることでゲーム性がでます。

音が十分に集まれば、作曲ソフト等で集めた音でイントロクイズや面白作曲等、パーティゲームや子供の仲良し用アイテムに使えると考えています。


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-注 任天堂DSIでは、音をToyにという発想の元非常に直感的なユーザインターフェイスが搭載されましたね、私より数段上でした。私は作曲ソフトに取り込むまで考えても、取り込んだ音を純粋に手軽に加工という発想は考えていませんでした。
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* 集めた音をゲームに取り込めば楽しくなる。
技術的には音声データをゲームに取り込むための関数fを用意するのですが、fから生み出されるものは数学でいう写像である以上、どんなものと対応付けても良いはずです。
従来のアイディアにとらわれず、発想を柔軟にすることが大切です。

例
音を事前に集音する場合
- 据え置き機のRPGやMMO系なら、事前に収集した音をゲーム中に使って、使い捨ての魔法効果やアイテムを作ったり、天気などを変更できるようにする。
- キャラクタ生成したり能力を変更できたり、強化アイテムを作成できるようにする。

音をリアルタイムで集音する場合
- アクション系なら、キャラの操作特性の一部などが変わる。
- 携帯機の育てゲームなどで、周囲の音によってキャラの性格や成長が変わる。
- SLGなどでゲーム中、周囲の音や声によって環境が変化したり敵の強さが変わったりする。
- 魔法などを声で放てる。
- 動物系(主に犬)やサポート系キャラに声で命令を出せる。


* 大勢で集めた音を持ち寄って楽しむためのイントロクイズ掲示板や発表掲示板へとつなげる工夫

ただ音を集めても、一人では限界もあれば楽しみもありません。
お絵かき掲示板に対する、音声掲示板を作り投稿を楽しみましょう。

- イントロクイズ掲示板の作成、例えば任天堂DSならWifi等で気軽に投稿できるようにする。
- 面白音コンテストの開催や音意外との組み合わせ、架空の動物の鳴き声など。
- 辞書コンプリートを目指して交換する人のためのサイトの開設。
利点
- ネットのファイルも使用できるので、スタートが容易。
欠点
- 著作権の管理が複雑。

*後書き
筆者として、今回の纏めなおし作業はアイディアの葬式をしているような感じであり、あまり楽しい作業ではなかったのを告白する。
世間知らずなために自分のアイディアが任天堂と被っていたなどとまったく知らなかったのである。
もちろんDSIのサイズと値段に、集音機能やカメラを詰め込んだスタッフの苦労や宣伝やマーケティングの苦労を考えれば、私の愚痴などいくばくほどでもないだろう。
遺品の中に使えるものがあるのではないかと感じてこのアイディアを纏めなおしたものである。
私がつづった時は、ニッチかもしれないが教育効果も高く息の長いアイディアだと考えていたのですが、まさか任天堂のような大手が出すとは考えてもいませんでした。
任天堂では、ニッチではないと考えていたようです。
これは意外でした、では。

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