“聖哲で狂乱な神の子孫”
刻鸞王国女王で皇珠黯の先代。
国や欧州からは国を救った英雄とされているが、逆にアジアからは国を滅ぼした狂人としてとらえられている女王。
どちらにせよ歴史にその名を刻まれたことには変わりない。
皇珠黯が古書館で見つけた先代の日記により詳しく調べることになる人物。
皇珠黯の実の母親であり、先代でもある。名前は皇癒晏。真名は皇癒和之姫尊。
また、皇唯晏は皇癒晏の双子の弟にあたる。(故に珠黯の叔父)
側近の秀叡、怜禎、叔父の唯晏いわく母親そっくりとのこと。
母親が自分を捨てた理由、癒和之姫の生い立ちなどについてはこの章では明かされていない。
“命を尊べ。
神を尊べ。
鸞と誇りを胸に刻め。
それこそ、我が美学。我が真情。”