北海事件

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北海事件 - (2009/01/24 (土) 21:38:11) のソース

'''北海事件'''(ほっかいじけん)は、[[1936年]]に起きた[[中国]][[広東省]][[北海市|北海]]における[[殺人事件]]である。

==概要==
[[1936年]][[9月3日]]の夕方、北海に長く住まう薬種商の[[日本人]]・中野順三が暴徒により殺害された。同地方は[[広西軍]]の新編独立第一師[[翁照垣]]麾下の旧十九路軍及び第六十一師丘北琛部隊の暫駐地であり、排日意識が暴動の背因をなしていた。

事件の一報が伝わると、当時[[成都事件]]直後の[[日中関係]]は緊迫していたため[[日本]]は[[軍艦]]を派遣、また調査員を送った。9月20日、翁照垣軍の撤退を待って現地調査を行い、9月24日調査を完了。近郊に隠れていた被害者の妻([[中国人]])及び子供を救出した。

事件について日本側は大使川越を通じて成都事件とあわせて厳重な交渉を[[国民政府]]と行い、幾多の紛糾を重ねて[[12月30日]]、国民政府の陳謝、責任者及び犯人の処罰、被害者の遺族に対し3万[[元]]を贈ることその他を決定した。






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