LaSt wAr【光明】編 第二章 第2話 過去ログ

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LaSt wAr【光明】編 第二章 第2話 過去ログ - (2012/05/31 (木) 18:06:08) の1つ前との変更点

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**大変お手数ですが、&color(red){真下から}閲覧してください。 ---- 黒「 ……どうだろうな……少なからず、お前の友達意識があれば……問題ないだろう 」 カズネ「うん 油断は…しない」 カズネ「私も 本当に 危うい時と 皆の力 必要なとき以外 あまり…首を入れない 様にする… 」 漆黒の騎士「思いは違えど、その思いの強さを尊重しあうことで、特別な感情が芽生えることもある。…だが忘れるな、我々の因縁が費えたわけではない。 」 黒「 ……まぁいい……アイツらの関わりに俺が入ることもない……カズネはどうだろうな… 」 カズネ「冬が好き だって 雪女 だもの・・・ さようなら(見送る) 粗末じゃない 貴方の武器も どれも 一級品 」 ピカチュウの中の人「そうか。冬が好きなんだな、あの嬢ちゃん・・・(走って行く氷冬を見て) あぁ、やけに疲れた。俺はもう帰るわ。またな。(帰って行く) 」 カズネ「そう… 戦いでも 積み重ねれば 逆の関係に 変わる事 あるのね 」 俊「何かよ・・・どうにかして、俺の粗末な作品でもいいから慰めてやれないかなぁと。」 カズネ「うん スカーフィの 大切な人の 一人… 俊 何か…造ってくれるの 」 漆黒の騎士「そうだ。私は貴公と言の葉を交わし、時には刃を交えたこともあった。そうしたひとつひとつが、今となっては思い出。その積み重ねが現在(いま)を生んだのやもしれぬ。 」 黒「 ……あれが氷冬か……スカーフィの友達… 」 俊「・・・何か施してやれないだろうかなぁ、仮にも武器職人・・・。(腕を組んで考え込む) 」 カズネ「私の 影響… またね 氷冬…(手を振り、見送る) 」 氷冬「…うん…。(はぁ…また温かくなるんだぁ…。でも、さっきのあの人…なんか、何処かで見たことある気が…。)……ごめん、ちょっと急用思い出した…。またね…!(急いで走っていく) 」 漆黒の騎士「フ……だとすれば、それは貴公の影響かもしれぬな。 」 カズネ「寒いの 苦手 なのね・・・ 政府軍…(去るガーレットを見て) 」 俊「おー・・・生きてた。(ガーレットを見て)・・・そうか、大体理解できた。(腕を組む) 」 カズネ「うん… 貴方から その言葉 出る なんて 少し前まで 考えも しなかった 」 ガーレット「……ぐっ…。(瓦礫の中から這い上がってくる)……事を急ぐ破目になる…な…。急いで本部へ戻らなければ……っ…。ッ……。(一人、片腕を押さえ森の中へ姿を消す) 」 カズネ「俊 刀が少ないのは… 少し… 出来事 あった あまり 触れないで…あげて ほしい 」 ピカチュウの中の人「雪が止んで残念か?(氷冬に)」 漆黒の騎士「……その言葉、ありがたく頂戴しよう。 」 俊「・・・。(氷冬を見る)なんか元気無い、気がするなぁ・・・それに刀が一本少ないような・・・。(考える) 」 カズネ「でも 貴方のその守り それにも勝る 頼もしさ… 本当に ありがとう 」 黒「 ……雪が去ったか……いい感じがしないな… 」 氷冬「ぁ……。(雪が降り止んで少しがっかりする) 」 カズネ「(氷冬も 今ので 何かを…)(考え込むところを見て) 日食…? 」 漆黒の騎士「……いや、私のほうもすまなかった。いろいろとつらい思いをさせてしまったこともあったゆえ。 」 氷冬「あ、待って……行っちゃったか…。(見送る破目に)………。(何か考え込んでいる) 」 カズネ「冬景色 …消えた また 春に 戻った 」 俊「野望・・・これは復活と見て間違いないな。(メモ帳にメモ) 」 カズネ「ありがとう 騎士… 何時も 護ろうと してくれて 」 キセルという男が去ってから暫くし、雪は振り止み…辺りに積もった雪は何事も無かったかのように完全に溶けきっていた…。まるで、前回の様に。 カズネ「キセル 貴方の その目的 一体 どんな… …うん またね(キセルを見送る) 」 漆黒の騎士「ふむ…そうか。いずれにせよ貴公の無事が確認できて安心した。 」 キセル「お前の想像に任せる。俺は自らの野望を達成する為に、“わざわざこんな組織に入った”んだからな。…騒がしくなってきたな、これ以上の慣れ合いも御免だ。(そう切り捨てる様に言い、手をポッケに突っ込んで何処かへ去っていく) 」 ピカチュウの中の人「あぁそうかい。おらぁどうせ民間人さ。 」 カズネ「うん 私 それに皆も あの人達(政府軍を指し) 以外 無事… 」 黒「 ……なんにせよ、政治に対する風刺があるようだな…無駄な戦いがないのは好ましい… 」 漆黒の騎士「……どうやら一騒動あったようだな。貴公は無事か。(カズネに) 」 氷冬「(幻影…はたまた魔法か何かによる者…。とにかく、今のは半端なものじゃない。能力で圧倒されたけど…剣術の腕だって、きっと恐らく…思っている以上の物かもしれない。鳳凰が言っていた刀って、まさか……。) 」 カズネ「騎士 貴方も… そう…なの 無駄な戦い 出さない のね 」 ピカチュウの中の人「お、おう。(バットで塊を破壊する) 」 漆黒の騎士「……(光の魔力によるワープで出現) 」 俊「つまり・・・もしや復活したの!?再構成ってヤツ? 」 キセル「俺を煽ててなんになる?俺ら組織は、お前たち民間人共との慣れ合いはしない。…さあな、少なくとも俺は昔いた者ではないんでね。…幻影術か、あながち間違っちゃいねえが…それを教える義理もない。 」 カズネ「(幻影術… 初めて 聞いた) 」 ピカチュウの中の人「い、今の凄かったな。あんた何者だ?(キセルに) 」 氷冬「ヴィジョン…幻?じゃあ今のは、幻影術なの…!? 」 ウルどん「 お前もボケた質問かましとらんで目の前ん人の命救え馬鹿者!!(ピカチュウの中の人に怒鳴る) 」 俊「あれ?七神衆って・・・壊滅したんじゃなかったの?(キセルに) 」 黒「 (以前言ってた奴らのことか…)……通りであの力だ 」 カズネ「キセル… 貴方なら 政府に どれだけ 狙われても 平気そう… 本当に 凄かった 」 ウルどん「 諦めんじゃねえぞォ…!死は家族へのテロだと思いやがれ…!このたとえは極端か…(塊をどかしてゆく) 」 キセル「…そこの奴等が言っていた通りの者だ。俺はキセル、混沌の女神直下“混沌神下七神衆”のその一人…『幻(ヴィジョン)のキセル』だ。(ため息交じりの声で) 」 政府軍兵士『うぅ…ッ… ぐ…ぁ…ッ… (酷い重傷を負い、塊の下敷きとなっている) 」 カズネ「うん 一流の度も 越している…(キセルに) 」 ウルどん「 だらあああ~~!!死ぬんじゃねえぞお!!家族にその顔みせてやれぇ…!!(政府軍兵士を救出しようと塊を持ち上げる) 」 シルバー「 人間雪崩の完成です。これは恐怖以外の言葉が浮かばないよ! 」 俊「(ピットに向かって黙祷)・・・うわぁ・・・あれ雪崩?ちょっと怖いわ・・・。(写真を撮る) 」 カズネ「一人で… 簡単に 倒してしまった… …。(落ちていく物を見て) 」 ガーレット「(恐るべき…っ!これが…七神衆の力…ッ!!?)……!!!!――――ドッシャアアアアァァァァーーーーンッッ!!!!!(塊の中に埋もれ酷い重傷を負う程強打し、地面に落下する) 」 ピカチュウの中の人「ガァン?斬られる音は普通ザシュッとかのはず・・・ 」 政府軍兵士『うわああぁぁっ!!!!落ちてくるなぁああ――――ドッシャアアアアァァァァーーーーンッッ!!!!!(塊の餌食となり地面に落下した) 」 ガンガンガンガンガンガンガンッッッッ!!!!!(キセルの最後の発言と同時に真っ二つに切断された『モノ』が更に切り刻まれ細長い塊と化し、政府の連中を雪崩のように巻き込んで地面に落下していく) **キセル「下らない遊戯に付き合う暇(いとま)なんて無えよ。(背を向け) 」 カズネ「人も凄くて 刀も凄い… 」 氷冬「――――!!(立ち筋が見えなかった…銀閣と同じ…あの人も居合いの達人…?) 」 俊「・・・あれぇ゙?何だかすごいことになってるぞ・・・。(地面から出現したモノを見て)うわぁ切れた!(驚き) 」 黒「 ……恐ろしいもんだ……アレは本当に人間業なのか… 」 ガーレット「……!!(モノを切断した…いつの間に…っ!?しかし、一体何をッ!!?)(天に打ち上げられたまま) 」 カズネ「斬られた…! で でも 音が 変… 」 ―――――ガァン…ッ!ガン、ガン、ガァン…ッ!(政府軍の連中を打ち上げた高い岩棘や建物などが、摩訶不思議な音をあげて真っ二つに切断された) キセル「(天高く打ち上げられた者どもを睨みつけるように見上げ、背負った黒刀の柄に手をやる)――――――スパン…ッ(刹那の如く、目で確認出来ないほどの太刀筋で何かを“切断した”) 」 氷冬「魔法…それとも能力…?いえ、確かに…あの一回で色々な物を瞬時に出すなんて…。 」 カズネ「…! い 一回で 色々な物 出た… 」 政府軍兵士『うわあああぁぁぁぁあああ~~~っ!!!!(ガーレットに続き天高く打ち上げられる)地面から何か出てきたぞぉッ…!? 熱ぃ…!いでぇ…っ、熔岩で大火傷した!! ブワアブブ>&@*%q¥ッ!!?誰かぁ…っ!!この間欠泉止めろぉッ!!溺れ死ぬぅ…っ!! 馬鹿野郎っ!!天空で火傷死んで、溺れ死んでどうするっ!?(大汗)(一同大パニック) 」 氷冬「……!!何…あれ…っ!?(汗) 」 ガーレット「なっ―――――――ぐわあああぁぁああっ!!!(出現したいろんなものによって天高く打ち上げられる) 」 ―――――ズ…ズズ……ッ…―――――ズッゴゴゴゴゴオオオオオォォォォォーーーーーン……ッッ!!!!!(キセルが手首を捻った途端、大地が小刻みに大きく揺れ始め…地面から巨大な岩の棘・高層ビルらしき塗装の無い灰色の建物・間欠泉・熔岩の火柱など、遥か彼方の天空すら優に届きそうな位の高さを誇る、無数のモノを出現した) カズネ「あっ 囲まれた 絶体絶命… それとも… 」 キセル「………クイ (右の手首を軽く上へ捻る) 」 政府軍兵士『はっ!!ザッザッザッザッ…!(キセルを囲むように移動し、刀・拳銃等を構える) 」 ガーレット「ただちに奴を捕らえよっ!!(キセルを指して兵に命令する) 」 カズネ「混沌神下七神衆 の一人… あの人が… 」 カズネ「あの人 狙っているの… 」 **×××→キセル「……。(その言葉に動じず、ただ無言で立ち尽くしている) 」 氷冬「政府…あれが、噂に聞く大きな組織の一つ…。…混沌神下、なんとかって……なんだろ?(傾げる) 」 ***ガーレット「ッ…恍けても無駄だ。――――『混沌神下七神衆』が一人、「グレジガッタ・N・キセル」!!貴様の身柄を…拘束する…っ!! 」 カズネ「ガーレット… 政府軍 なの… (変体刀 持っている人 殺している シャルが 言っていた) 」 ×××「……政府の人間か…。何か用か…。 」 ガーレット「私は政府軍本部大佐、ガーレット!(×××に甲高い声で) 」 カズネ「何か… 秘密の 模様 なのね… …?(白服の連中を見て) 」 氷冬「どういうこと…?……!(白服の連中等を見て身構える) 」 剣魔と謳われた男「フッ……次なる刃の錆を、さがすとしよう。(降雪に紛れて姿をくらましていった) 」 ザッザッザッザッザッ……!!!(突如カズネたちの元へ白服の連中が駆けよって来る)……ザ…ッ…(その中から一人の男が、 に歩み寄っていく) ×××「(勝手にほざいていろとでも言うような冷たい眼差しで男を見た後、空に目をやる)……模様…ああ、これか。あまりお前ら民間人が目にしていいモノではない―――――――― 」 カズネ「うん そう…だと良い 」 カズネ「俊は 良いと思った 研究対象 多い… 」 氷冬「ん、ふーん……?(アクセサリーに気づき、きょとんとした顔でそれを見つめる) 」 俊「変体刀と言えど「刀」が付いてるから刀なんだよ!・・・多分。(ボソッ) 」 剣魔と謳われた男「剣士たるものが、臆したか。…その背中は飾りか。 」 カズネ「変体刀 だけど そう…なの かな  凄い 自信なのね その 模様は… 」 ×××「止めておけ。“お前じゃ相手にならない”。(男にそう言い、刀を背に納める)気にするな、こちらの話だ。(柄の先端に付いたアクセサリーに、何らかの紋章が刻まれている。太陽と月を合わせ、その間に謎の模様が刻まれた球体が6つ…) 」 剣魔と謳われた男「…さて、余興を始めるとしようか。(倭刀を×××に向け) 」 俊「変わっててもいいじゃないの!それがカズネの刀さ!(サムズアップ)ヒャァ!炎だぁ!(マリオファイナルを食べる) 」 氷冬「うん、好き…大好きなんだ。(微笑)え……?(×××の発言を聞いて少し驚いた表情を浮かべる) 」 カズネ「どの武器でも そう… でも 刀は 特に そう…かもしれない そんなに 似ているの… 」 俊「この野郎!やりやがったなぁ!?(鉄の塊でスライディングをブロック) 」 ×××「(背丈ほどもある大きな刀を背から外し、前に持ち出す)人によっては使い勝手が別れる武器…それが刀だ。大きかれ小さかれ、それに潜在する力だって、全ては所有者の意思で決められるものだ。…そう、お前には感じるのか。…剣士なら尚更、その癖は一生直せねえだろうな。俺もだ。お前の刀…いつか俺が持っていたのにそっくりだ。 」 マリオ「 オーイエーヤァー!(俊を爆炎で全快) 」 カズネ「氷冬は 本当に 刀…好きなのね 私の刀… 刀といえないほど 変わってる けど… うん 雪…驚いた 」 俊「主に俺が困るっ!(←こいつ寒がり) 」 剣魔と謳われた男「……雪か。(倭刀というものを所持している) 」 氷冬「どうせならずっと振っていてくれたらいいのに……なんてね、それじゃあ私以外の人が困るよね。 あ、うん…剣士故が好奇心で、人の刀を見ると…つい惹かれちゃって…。 」 カズネ「その刀 にも 何か 特殊な気 ある そう…感じた 」 俊「今目覚めたばっかりよぉ・・・ねむっ。(目を擦る)うわっでけぇ・・・。(×××の刀を見て) 」 ×××「……?(カズネと氷冬の二人に気づく)…どうした、こいつが珍しいのか?(背負っている大きな刀を親指で指し) 」 カズネ「この雪 暖かい… だんだん 積もってきた まるで 冬の 雪景色 」 空気は生暖かい…だが、雪はどんどん降り積もっていく。溶ける事を知らず、まるで冬の時のように…。 俊「ん・・・?降ってるな、季節はずれ・・・ってヤツか?何かインスピレーションを得れたらいいなぁ。(空を見上げる) 」 氷冬「……?(ふと×××の方を見ると所持している刀に目を惹かれる)そう…なら、ちょっと安心、かな…?(微笑) 」 カズネ「俊 こんばんは 見て…雪 降ってる 」 カズネ「雪女… でも 夏には みんなを 涼しく してくれそう…かな あの人は …?(アクセサリーの反射光で気付く) 」 俊「ああああ・・・寝すぎた・・・。(工房から出てくる) 」 ×××「(カズネたちのいる個所とは違う辺りを見渡している)……キラ…(その時、背負っている刀の柄に付いたアクセサリーが雪に反射して輝く) 」 氷冬「まあ…ね。雪女だもん…逆に温かいのはあんまり好きじゃないし、夏みたいに暑いのは本当に無理。(苦笑) 」 カズネ「暖かいのに 雪 降ってる… やっぱり 可笑しい… (雪を触る) 氷冬 雪 すきなのね 」 氷冬「わあ…♪雪だぁ~♪(いつの間にかカズネの傍にいて、雪を見てはしゃいでいる) 」 ×××「(黒コートやシルクハットに雪が重なっていて、ずっと雪に当たっていたと思われる)……世界は春か…。(独り言を呟き) 」 カズネ「あ… 雪 以前にも こんな事 あった… 」 ×××「コツ……コツ……(雪の降る中、暗い夜道から姿を現す) 」 夜空からぽつりぽつりと、季節外れの雪が降る… カズネ「…。(静かにしている) 」 ---- 氷冬「………いつか貴方と戦ったこと、名のある剣士に自慢してあげるから。……さようなら、「宇練銀閣」…。(丘から立ち去る) 」 氷冬「…『冬空』、ついでに供養させてね。…………。(両手を合わせ黙祷する) 」 …ザク…ッ(死んだ刀『冬空』が墓の傍にもう一本突き刺さる) 氷冬「それと、もう一つ……。 」 氷冬「貴方の刀は確かに良いモノだけどさ…私には到底使えこなせないよ。それに、やっぱりこれは貴方に持っていてほしい。そんな気がした…。(少し綻んだ表情で呟く) 」 …ザク…ッ(彼女が右手に握っていた斬刀「鈍」が墓の傍に突き刺さる) 氷冬「(宇練銀閣という名前の刻まれた墓の前に立つ)……ありがとう。貴方には…言っても言っても言い尽くせないほど、感謝の言葉を贈りたい。それと…これは返すね。 」 ~とある墓地のある丘~ 僧侶風の身形の男「…おやすみなさい。(リワープの杖で消え去る) 」 僧侶風の身形の男「やはり、いるのですか…(カズネに) それを伺えて安心しました。(真庭に) 」 カズネ「私も そろそろ… 行く また 機会 あると良い(走っていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「少なくともそんなことはしねぇよ(僧侶に)あたりめぇだ、自分の作品だぜ?(カズネに)・・・さて、次の剣だ、氷冬・・・次の剣は銀閣よりも・・・歪だ(消える) 」 カズネ「そういう人 居る… 残忍で 残酷な人 多い 」 僧侶風の身形の男「そうですか…最近、かどうかは定かではありませんが人々の心を踏み躙り、挙句に嘲笑う者が時折いるというお告げがあり。 」 カズネ「(私の 限定奥義… まだ 分からない でも 何時か…)(血刀を少しだけ出し) うん 自分の作った刀 成果 出るの 見ていて 苦しくは 無い…かな 」 真庭鳳凰(四季崎)「嘲笑っちゃいねぇよ。刀鍛冶として十分な成果を見てうれしいってとこだ。 」 僧侶風の身形の男「…その誇りの戦いを、嘲笑うのもよくはありませんね。…四季さん、とおっしゃいました方。 」 カズネ「これで 氷冬も 変体刀 手に入れた… 」 カズネ「うん その誇りの 戦いに 手を出すのは いけない…私も さっき 覚えた ばかり… ぐっすり 休んで… 」 真庭鳳凰(四季崎)「(斬刀「鈍」を鞘に納め、眠った氷冬の手に持たせる)これはお前の刀だ。好きに使いな。・・・お前じゃ零閃は無理っぽいがな、はっはっはっはっは♪ 」 僧侶風の身形の男「誇り…ですか。 また、尊き命が失われた…(黙祷) 」 斬刀「鈍」が氷冬の傍らに転がる 氷冬「はぁ……はぁ…………。………。(うつ伏せに倒れ込んだまま眠りにつく) 」 カズネ「可笑しくない でも 戦う人 その人の 誇り…あるのかも しれない 悪くない…終幕 なの 」 カズネ「僅差で 氷冬 勝った… …。 」 僧侶風の身形の男「…おかしいですか?争いなど、なにも生みはしない。 」 真庭鳳凰(四季崎)「宇練銀閣・・・己の剣士としての生き様・矜持をライバルに託し死亡・・・・・DeadEND 」 氷冬「(斬った刹那に血飛沫を浴び、空中で刀四本を納めた後、ぐらりと前のめりに倒れて地面に落下する) 」 カズネ「僧侶… 貴方でも そんな考え あるのね… …!(大規模の斬撃を見て) 」 宇練銀閣「・・・・・・・・・・これでやっと、ぐっすり寝られる。(斬られた刹那に) 」 氷冬「ズァッ!!(素早く垂直に落下し、四本の刀を構える)四刀流奥義――――“紋衫魅視流(もさんみしる)”ッ!!!(両手の刀を風車のように片手で回転させながら、落下して滅多斬りをする。その際に無数の風刃が生まれ、攻撃と同時に銀閣を切り裂く) 」 宇練銀閣「!!!?ゆ・・雪女ぁーーー! 」 僧侶風の身形の男「神に仕えし身…諍い事など、言語道断。 」 カズネ「私も 手が出せないのは 少し…歯痒い でも… 」 氷冬「(いつの間にか銀閣の背後に回り込んでいた)全てが零閃の射程範囲内?違うでしょ!(天高く跳躍)真上の敵には居合抜きもないでしょ!!! 」 宇練銀閣「(目を閉じているので惑わされない)・・・・・・。 」 僧侶風の身形の男「しかし、ただ見ているだけというのもあまり面白みに欠けます。 」 カズネ「うん 真剣勝負… 手を 出したら いけない…勝負 」 氷冬「――――――ダッ!!(爆発的な脚力で駈け出す)ヴィヨワン…ッ!!(“啾愁禾(なすか)”による高速移動術で、百鬼夜行を喰らいホログラムのように歪んで消える) 」 宇練銀閣「零閃編隊・百鬼夜行!!(無数の零閃が広範囲に飛ぶ) 」 僧侶風の身形の男「どうやらお取り込み中のようですね。 」 カズネ「限定奥義… か… 僧侶 また… 」 氷冬「やっぱり…かっこいいね、貴方。貴方を見ていると、奥の手を隠していた自分が恥ずかしく思えてきた。――――――やろう…っ!(こちらも構える) 」 宇練銀閣「ここまでとはね・・・限定奥義の威力をみせてやろう(再び構える) 」 氷冬「…剣士には守るものが必要なの…そうでなければ、戦えなくなるから…。(刃のない刀一本を加えた四刀を見つめる) 」 僧侶風の身形の男「(リワープの杖で再来) おや、これはまた派手に。 」 カズネ「寿命… 老朽 していた… 」 カズネ「…ッ! 分かった 貴女の刀 だもの…(手に持った刀を直ぐに降ろす) 」 真庭鳳凰(四季崎)「ここまでくると、手遅れだ。っていうか元々寿命が来てたのさ 」 宇練銀閣「・・・・・(なぜか黙って氷冬を見ている) 」 氷冬「何もしないでカズネッ!!! 」 氷冬「……ス…(立ち上がって折れた冬空の柄を持って拾い上げる)……刀が折れたのは戦いのせいなんかじゃない…。(俯いていた体が、徐々に元へ戻っていく)……刀は拾われた時、所有者に全てを託している。だから…刀が折れた時、それは所有者の責任なんだって…。だから、いい……だからこそ、私だって…忘れかけてた、いつかの、“戦う意思”を思い出せたから…っ……!チキャ…(四刀流に変更) 」 カズネ「四季… また…直せるの(折れた刀を持ち) …ヒールウォーター!(氷冬に) 」 真庭鳳凰(四季崎)「というか・・・・あんまり強い衝撃にはな。しゃーねぇさ。 」 宇練銀閣「刀、折れちまったな。(欠伸しながら) 」 カズネ「四季… 今の 一閃 弱点だった と言うの… 」 氷冬「……!!冬空……?!(折れた冬空の元に寄ろうとするが、負った傷のせいで…ただ、その場に蹲っている) 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・だから弱点があるっていったのに・・・・。 」 宇練銀閣「・・・・・・。(剣気を緩める) 」 カズネ「…! 刀が…!! 」 ピキ――――――パリィーー……ン…ッ……!!!(氷冬の所持していた冬空の刀身が真っ二つに割れた) その時、偶然か否か・・・零閃の一発が先ほどの冬空にもろに直撃する 氷冬「―――――――――ッ!!!(切り刻む前に限定奥義を浴び、返り討ちにあう)ぐぅ…あ…っ…!カラン、カララン…(吹き飛ばされた先で倒れ、二本の刀も手放してしまう) 」 カズネ「…。(真剣勝負を重視) 」 宇練銀閣「残念だったな・・・限定奥義発動可能だ!『斬刀狩り』!!(先ほどより速い零閃を十発) 」 氷冬「気配で読み取ったんだ……ぁ、う…っ……!(痛みを堪えながらも構える)二刀流…“鶯(ウグイス)”!!(高速回転をかけ、銀閣を切り刻もうと接近する) 」 カズネ「氷冬…! 」 宇練銀閣「手ごたえは・・・少しあったな。(目は閉じたまま) 」 氷冬「え―――――あっ…!!ズザザァー…ッ…!!!(零閃を直に腹部に受け、反動を和らげせめて吹き飛ばされないよう足を踏み込むが、地面に膝をつく)……はぁ……はぁ……うっ…!?(腹を押さえ) 」 カズネ「…ッ(一閃を見て) 」 宇練銀閣「零閃!!(目を閉じながら) 」 氷冬「隼―――――(ある程度近づいた個所から一閃を繰り出そうとする) 」 宇練銀閣「(ニッと笑み、突然目を閉じる) 」 氷冬「――――ッ!!ザン…!(零閃の一発が頬を掠る)(先ずは間合いを詰めないと…っ!)キン…(二本の刀を鞘におさめ、二刀流に変更)“隼”(ハヤブサ)…!(目に留まらぬ速さで移動し、更に放たれる零閃を回避しながら徐々に銀閣へ接近する) 」 カズネ「本当の 刀使い…やっぱり 凄いのね… 私 如何に 未熟か わかる・・・ 」 宇練銀閣「此間のようにはいかねぇよ!(さらに放つ) 」 氷冬「(来たっ…連撃!)ザッ…!(その辺の木々を利用して逃げながら回避する) 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・・・・・・・ふ(氷冬と銀閣を見て) 」 宇練銀閣「零閃編隊・五機!!!(零閃を五発) 」 カズネ「決着… 因縁の 真剣勝負 なの…」 氷冬「ス…チャキッ(四本の刀を同時に抜刀し構える)今度こそ…白黒はっきりつけないとね。 」 宇練銀閣「・・・そうかい。(居合の構え) 」 氷冬「………ええ、でも…これと言って良い案は思い浮かばなかったんだけどね。(苦笑)…けど、今なら…決着をつけられるよ。 」 真庭鳳凰(四季崎)「氷冬の知っている刀・・・斬刀「鈍」だ。 」 宇練銀閣「どうだい?零閃の攻略法は? 」 カズネ「暗い 場所… あ…(銀閣を見て) 」 氷冬「この声……あ、銀閣!……そういうこと、なんだね…。(冷や汗と不敵な笑みを浮かべる) 」 宇練銀閣「・・・・やっぱりアンタか。 」 氷冬「人気のない場所…外灯すらないじゃん――――!!?(????を見て身構える)…誰…? 」 カズネ「…?う うん…(四季に付いていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「行ってみりゃわかる、クックック♪(ゆっくり歩いて追いかける) 」 ????「(暗闇でみえない)・・・誰かくるなぁ。この感じ・・・覚えがある。あのお姉ちゃんかい・・。 」 カズネ「四季 西に どんな剣が…(走っていく氷冬を見て) 」 氷冬「うん、ありがとう。……本当に、『ありがとう』!(微笑みかけた後、急いで西の方角へ走っていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)ここから西のほうだ。行ってみるといい。 」 カズネ「貴女の剣と 禍々しく 純粋な… 一体 どんな… 」 氷冬「え…本当?(少しばかり目に輝きが現れる) 」 真庭鳳凰(四季崎)「その一つがこの近くにいるが・・・どうだ? 」 氷冬「私が知っている…刀?…禍々しく、純粋な…。……でも、この先で未知なる刀に出逢えるってことだよね!?嬉しいよ、そんな事が聞けて♪ 」 真庭鳳凰(四季崎)「一つはお前の知っている剣・・・っていうか刀だ。もうひとつは・・・禍々しくも純粋っていったところか・・。 」 カズネ「二つの剣 また 何か 新しい 武器が… 」 氷冬「…え……二つの…剣…? 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・やれやれ、それからもう一つ。予知能力者としての忠告だ、お前のこれから行く先に・・・『二つの剣』が見える。 」 氷冬「ありがとう…ありがとぉ…っ!!(泣きじゃくっていて、『弱点』の二文字が運悪く耳に入らなかった) 」 カズネ「弱点…? 」 カズネ「やっぱり 凄い 四季… 直すのも 楽に・・・できるなんて 」 真庭鳳凰(四季崎)「まぁこんもんよ♪・・・ただし、『弱点』もそれなりに出来てるから気をつけろ?こればっかりはどうしようもない。 」 氷冬「わっ…早い―――――!!…すごい……綺麗に仕上がってる…!まるであの時拾ったのと…いえ、それ以上の輝きを増している…!(驚きを隠しきれない顔で刀身を見つめる) 」 刀に特に変わったところは見当たらないが、刃毀れなどは直っている 氷冬「……。(ただ、黙って見守り続ける)…あれ、そうなの?(汗) 」 真庭鳳凰(四季崎)「ほらよ、こんなもんでいいだろ。(渡す) 」 カズネ「うん 僧侶…またね …(じっと刀を見ている) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)(冬空の刀身を鉄鎚で打ち付けている) 」 僧侶風の身形の男「すみません、急ぎの用事ができてしまいました。といっても野暮用のようなものなのですが 」 カズネ「うん… その選択 間違っていないと 思うのなら …やってみると いいかも しれない 」 氷冬「剣士になるって決めた時から…既に何事においても覚悟しているから…!もし、後のことが思い描いていたのと違っていても――――悔いは無いよ。 」 真庭鳳凰(四季崎)「(薄くニッと嗤う)いいだろう、やってやるが・・・後のことは責任持たんぜ?いいな?(携帯用鍛冶用具を出す) 」 カズネ「どっちも… それが でき…貴女の 命… 武器が 命 そのものな程 大切… 」 氷冬「できるならそうしてほしい…いえ、そうして!! 」 庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)その選択でいいのか? 」 氷冬「…………どっちもって、そんな贅沢は言わせてくれるのかな…?もし言わせてくれるならそうしてほしい…私はまだ、貴方達の腕を見たことがないし、そもそも刀を直してもらうのだって人生で初めてだし。なんなら、今…見ておきたいの。鍛冶が、魔法が、「私の命」を直せられるか…!! 」 僧侶風の身形の男「無論、私はそのような失敗をおかしたことはありませんが。 」 僧侶風の身形の男「ただ、その杖を扱うのは至難。下手をすれば逆効果…つまり損壊度させてしまうこともあります。 」 カズネ「直し方でも 未来が…変わるの それとも 武器の… 」 真庭鳳凰(四季崎)「僧侶の旦那か、俺か・・・選べ。それで、“未来”が変わる 」 氷冬「…ぇ……? 」 僧侶風の身形の男「これは大変貴重なものであり、少しの破損はもちろん、技術で直せる見込みのないものまで蘇らせることができるのです。 」 真庭鳳凰(四季崎)「直せないことはない・・・が。 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・僧侶は何をすんのかねぇ? 」 カズネ「僧侶にも 直せるの…? どう 四季… 」 氷冬「…どう…?(心配そうに) 」 氷冬「…杖?(傾げる) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(刀をすっと抜き、見てみる) 」 僧侶風の身形の男「…では、これを。(ハマーンの杖を取り出す) 」 氷冬「うん…。(冬空を鞘に納めたまま差し出す)うん…。(男に) 」 僧侶風の身形の男「…お話を聞いている限りでは要するに、万全な状態に戻せばよろしいのですね? 」 真庭鳳凰(四季崎)「壊れ具合による・・見せな 」 カズネ「変体刀の 中では 損傷知らず のものもある… でも 損傷のできるもの…でも 四季なら 直せる…かな うん…そう 」 氷冬「―――――!!!………ぃ、じゃあ…直せれるの…? 」 真庭鳳凰(四季崎)あぁ、言ってなかったか?俺は大昔の刀鍛冶だ。カオスソード・変体刀を作ったのは俺さ(氷冬に) 」 氷冬「……。(無言で頷く)…?(カズネの発言を聞いて四季崎の方を、少し驚いた表情で見つめる) 」 僧侶風の身形の男「狙う…とは?なんのお話か存じ上げませんが。それより、武器が破損してしまっているようですね 」 カズネ「貴方は 前の僧侶 また・・・狙いに 来たの 」 真庭鳳凰(四季崎)「刀がどうとか言ってたが・・・ダメになっちまったのか? 」 カズネ「せめて 少しでも長く・・・ 持つと 良い… 四季! 貴方なら… 」 氷冬「あ、そうなんだ。外見じゃ見分けがつかないや。(苦笑) 」 真庭鳳凰(四季崎)「はは、今の俺はまにわにじゃねぇ・・・俺は四季崎記紀だ(氷冬に) 」 僧侶風の身形の男「(リワープの杖で出現る) 」 氷冬「あ、まにわに。 」 真庭鳳凰(四季崎)「(歩いてくる) 」 氷冬「…この子と一緒にいられるのも、あとどれくらいなんだろう……ス…。(冬空を腰に納める)…そうね、貴方の刀は特殊だものね。 」 カズネ「うん… 形あるもの 特殊でもない かぎり いつか 壊れる… 大切なもの・・・ 壊れる 辛さ…計り知れない 気持ち わかる… 」 氷冬「(黙って首を振る)…あまりにも酷くって、何処を当たっても…もう…直せないって、断られた。…やっぱりさ…形あるモノって、いつかは壊れちゃうもんなのかな。分からなくもないけどさ…直前を目の当たりにすると、何か…込み上げてくる。苦しみか、虚しさか、寂しさか……私にとって「刀」は、命と同じくらい大切な物。だから…なんだか、本当に、悲しくなってくる…。 」 カズネ「刀 威力高い でも 壊れやすい 武器 だと聞いた… 誰かに 治して貰うと… いい…かもしれない 」 氷冬「……大切な刀のその一本、『冬空』(とうくう)…もう壊れそうなんだ…。(しゅんとした顔で冬空を見つめ) 」 カズネ「こんばんは 氷冬 武器…見ていてたの 」 氷冬「………!…カズネ…。(声をかけられ我に返る) 」 カズネ「あ… 氷冬…? 」 氷冬「……。(刃こぼれした刀『冬空』を両手で持ち眺めている) 」
**大変お手数ですが、&color(red){真下から}閲覧してください。 ---- 黒「 ……どうだろうな……少なからず、お前の友達意識があれば……問題ないだろう 」 カズネ「うん 油断は…しない」 カズネ「私も 本当に 危うい時と 皆の力 必要なとき以外 あまり…首を入れない 様にする… 」 漆黒の騎士「思いは違えど、その思いの強さを尊重しあうことで、特別な感情が芽生えることもある。…だが忘れるな、我々の因縁が費えたわけではない。 」 黒「 ……まぁいい……アイツらの関わりに俺が入ることもない……カズネはどうだろうな… 」 カズネ「冬が好き だって 雪女 だもの・・・ さようなら(見送る) 粗末じゃない 貴方の武器も どれも 一級品 」 ピカチュウの中の人「そうか。冬が好きなんだな、あの嬢ちゃん・・・(走って行く氷冬を見て) あぁ、やけに疲れた。俺はもう帰るわ。またな。(帰って行く) 」 カズネ「そう… 戦いでも 積み重ねれば 逆の関係に 変わる事 あるのね 」 俊「何かよ・・・どうにかして、俺の粗末な作品でもいいから慰めてやれないかなぁと。」 カズネ「うん スカーフィの 大切な人の 一人… 俊 何か…造ってくれるの 」 漆黒の騎士「そうだ。私は貴公と言の葉を交わし、時には刃を交えたこともあった。そうしたひとつひとつが、今となっては思い出。その積み重ねが現在(いま)を生んだのやもしれぬ。 」 黒「 ……あれが氷冬か……スカーフィの友達… 」 俊「・・・何か施してやれないだろうかなぁ、仮にも武器職人・・・。(腕を組んで考え込む) 」 カズネ「私の 影響… またね 氷冬…(手を振り、見送る) 」 氷冬「…うん…。(はぁ…また温かくなるんだぁ…。でも、さっきのあの人…なんか、何処かで見たことある気が…。)……ごめん、ちょっと急用思い出した…。またね…!(急いで走っていく) 」 漆黒の騎士「フ……だとすれば、それは貴公の影響かもしれぬな。 」 カズネ「寒いの 苦手 なのね・・・ 政府軍…(去るガーレットを見て) 」 俊「おー・・・生きてた。(ガーレットを見て)・・・そうか、大体理解できた。(腕を組む) 」 カズネ「うん… 貴方から その言葉 出る なんて 少し前まで 考えも しなかった 」 ガーレット「……ぐっ…。(瓦礫の中から這い上がってくる)……事を急ぐ破目になる…な…。急いで本部へ戻らなければ……っ…。ッ……。(一人、片腕を押さえ森の中へ姿を消す) 」 カズネ「俊 刀が少ないのは… 少し… 出来事 あった あまり 触れないで…あげて ほしい 」 ピカチュウの中の人「雪が止んで残念か?(氷冬に)」 漆黒の騎士「……その言葉、ありがたく頂戴しよう。 」 俊「・・・。(氷冬を見る)なんか元気無い、気がするなぁ・・・それに刀が一本少ないような・・・。(考える) 」 カズネ「でも 貴方のその守り それにも勝る 頼もしさ… 本当に ありがとう 」 黒「 ……雪が去ったか……いい感じがしないな… 」 氷冬「ぁ……。(雪が降り止んで少しがっかりする) 」 カズネ「(氷冬も 今ので 何かを…)(考え込むところを見て) 日食…? 」 漆黒の騎士「……いや、私のほうもすまなかった。いろいろとつらい思いをさせてしまったこともあったゆえ。 」 氷冬「あ、待って……行っちゃったか…。(見送る破目に)………。(何か考え込んでいる) 」 カズネ「冬景色 …消えた また 春に 戻った 」 俊「野望・・・これは復活と見て間違いないな。(メモ帳にメモ) 」 カズネ「ありがとう 騎士… 何時も 護ろうと してくれて 」 キセルという男が去ってから暫くし、雪は振り止み…辺りに積もった雪は何事も無かったかのように完全に溶けきっていた…。まるで、前回の様に。 カズネ「キセル 貴方の その目的 一体 どんな… …うん またね(キセルを見送る) 」 漆黒の騎士「ふむ…そうか。いずれにせよ貴公の無事が確認できて安心した。 」 キセル「お前の想像に任せる。俺は自らの野望を達成する為に、“わざわざこんな組織に入った”んだからな。…騒がしくなってきたな、これ以上の慣れ合いも御免だ。(そう切り捨てる様に言い、手をポッケに突っ込んで何処かへ去っていく) 」 ピカチュウの中の人「あぁそうかい。おらぁどうせ民間人さ。 」 カズネ「うん 私 それに皆も あの人達(政府軍を指し) 以外 無事… 」 黒「 ……なんにせよ、政治に対する風刺があるようだな…無駄な戦いがないのは好ましい… 」 漆黒の騎士「……どうやら一騒動あったようだな。貴公は無事か。(カズネに) 」 氷冬「(幻影…はたまた魔法か何かによる者…。とにかく、今のは半端なものじゃない。能力で圧倒されたけど…剣術の腕だって、きっと恐らく…思っている以上の物かもしれない。鳳凰が言っていた刀って、まさか……。) 」 カズネ「騎士 貴方も… そう…なの 無駄な戦い 出さない のね 」 ピカチュウの中の人「お、おう。(バットで塊を破壊する) 」 漆黒の騎士「……(光の魔力によるワープで出現) 」 俊「つまり・・・もしや復活したの!?再構成ってヤツ? 」 キセル「俺を煽ててなんになる?俺ら組織は、お前たち民間人共との慣れ合いはしない。…さあな、少なくとも俺は昔いた者ではないんでね。…幻影術か、あながち間違っちゃいねえが…それを教える義理もない。 」 カズネ「(幻影術… 初めて 聞いた) 」 ピカチュウの中の人「い、今の凄かったな。あんた何者だ?(キセルに) 」 氷冬「ヴィジョン…幻?じゃあ今のは、幻影術なの…!? 」 ウルどん「 お前もボケた質問かましとらんで目の前ん人の命救え馬鹿者!!(ピカチュウの中の人に怒鳴る) 」 俊「あれ?七神衆って・・・壊滅したんじゃなかったの?(キセルに) 」 黒「 (以前言ってた奴らのことか…)……通りであの力だ 」 カズネ「キセル… 貴方なら 政府に どれだけ 狙われても 平気そう… 本当に 凄かった 」 ウルどん「 諦めんじゃねえぞォ…!死は家族へのテロだと思いやがれ…!このたとえは極端か…(塊をどかしてゆく) 」 キセル「…そこの奴等が言っていた通りの者だ。俺はキセル、混沌の女神直下“混沌神下七神衆”のその一人…『幻(ヴィジョン)のキセル』だ。(ため息交じりの声で) 」 政府軍兵士『うぅ…ッ… ぐ…ぁ…ッ… (酷い重傷を負い、塊の下敷きとなっている) 」 カズネ「うん 一流の度も 越している…(キセルに) 」 ウルどん「 だらあああ~~!!死ぬんじゃねえぞお!!家族にその顔みせてやれぇ…!!(政府軍兵士を救出しようと塊を持ち上げる) 」 シルバー「 人間雪崩の完成です。これは恐怖以外の言葉が浮かばないよ! 」 俊「(ピットに向かって黙祷)・・・うわぁ・・・あれ雪崩?ちょっと怖いわ・・・。(写真を撮る) 」 カズネ「一人で… 簡単に 倒してしまった… …。(落ちていく物を見て) 」 ガーレット「(恐るべき…っ!これが…七神衆の力…ッ!!?)……!!!!――――ドッシャアアアアァァァァーーーーンッッ!!!!!(塊の中に埋もれ酷い重傷を負う程強打し、地面に落下する) 」 ピカチュウの中の人「ガァン?斬られる音は普通ザシュッとかのはず・・・ 」 政府軍兵士『うわああぁぁっ!!!!落ちてくるなぁああ――――ドッシャアアアアァァァァーーーーンッッ!!!!!(塊の餌食となり地面に落下した) 」 ガンガンガンガンガンガンガンッッッッ!!!!!(キセルの最後の発言と同時に真っ二つに切断された『モノ』が更に切り刻まれ細長い塊と化し、政府の連中を雪崩のように巻き込んで地面に落下していく) **キセル「下らない遊戯に付き合う暇(いとま)なんて無えよ。(背を向け) 」 カズネ「人も凄くて 刀も凄い… 」 氷冬「――――!!(立ち筋が見えなかった…銀閣と同じ…あの人も居合いの達人…?) 」 俊「・・・あれぇ゙?何だかすごいことになってるぞ・・・。(地面から出現したモノを見て)うわぁ切れた!(驚き) 」 黒「 ……恐ろしいもんだ……アレは本当に人間業なのか… 」 ガーレット「……!!(モノを切断した…いつの間に…っ!?しかし、一体何をッ!!?)(天に打ち上げられたまま) 」 カズネ「斬られた…! で でも 音が 変… 」 ―――――ガァン…ッ!ガン、ガン、ガァン…ッ!(政府軍の連中を打ち上げた高い岩棘や建物などが、摩訶不思議な音をあげて真っ二つに切断された) キセル「(天高く打ち上げられた者どもを睨みつけるように見上げ、背負った黒刀の柄に手をやる)――――――スパン…ッ(刹那の如く、目で確認出来ないほどの太刀筋で何かを“切断した”) 」 氷冬「魔法…それとも能力…?いえ、確かに…あの一回で色々な物を瞬時に出すなんて…。 」 カズネ「…! い 一回で 色々な物 出た… 」 政府軍兵士『うわあああぁぁぁぁあああ~~~っ!!!!(ガーレットに続き天高く打ち上げられる)地面から何か出てきたぞぉッ…!? 熱ぃ…!いでぇ…っ、熔岩で大火傷した!! ブワアブブ>&@*%q¥ッ!!?誰かぁ…っ!!この間欠泉止めろぉッ!!溺れ死ぬぅ…っ!! 馬鹿野郎っ!!天空で火傷死んで、溺れ死んでどうするっ!?(大汗)(一同大パニック) 」 氷冬「……!!何…あれ…っ!?(汗) 」 ガーレット「なっ―――――――ぐわあああぁぁああっ!!!(出現したいろんなものによって天高く打ち上げられる) 」 ***―――――ズ…ズズ……ッ…―――――ズッゴゴゴゴゴオオオオオォォォォォーーーーーン……ッッ!!!!!(キセルが手首を捻った途端、大地が小刻みに大きく揺れ始め…地面から巨大な岩の棘・高層ビルらしき塗装の無い灰色の建物・間欠泉・熔岩の火柱など、遥か彼方の天空すら優に届きそうな位の高さを誇る、無数のモノを出現した) カズネ「あっ 囲まれた 絶体絶命… それとも… 」 キセル「………クイ (右の手首を軽く上へ捻る) 」 政府軍兵士『はっ!!ザッザッザッザッ…!(キセルを囲むように移動し、刀・拳銃等を構える) 」 ガーレット「ただちに奴を捕らえよっ!!(キセルを指して兵に命令する) 」 カズネ「混沌神下七神衆 の一人… あの人が… 」 カズネ「あの人 狙っているの… 」 **×××→キセル「……。(その言葉に動じず、ただ無言で立ち尽くしている) 」 氷冬「政府…あれが、噂に聞く大きな組織の一つ…。…混沌神下、なんとかって……なんだろ?(傾げる) 」 ***ガーレット「ッ…恍けても無駄だ。――――『混沌神下七神衆』が一人、「グレジガッタ・N・キセル」!!貴様の身柄を…拘束する…っ!! 」 カズネ「ガーレット… 政府軍 なの… (変体刀 持っている人 殺している シャルが 言っていた) 」 ×××「……政府の人間か…。何か用か…。 」 ガーレット「私は政府軍本部大佐、ガーレット!(×××に甲高い声で) 」 カズネ「何か… 秘密の 模様 なのね… …?(白服の連中を見て) 」 氷冬「どういうこと…?……!(白服の連中等を見て身構える) 」 剣魔と謳われた男「フッ……次なる刃の錆を、さがすとしよう。(降雪に紛れて姿をくらましていった) 」 ザッザッザッザッザッ……!!!(突如カズネたちの元へ白服の連中が駆けよって来る)……ザ…ッ…(その中から一人の男が、 に歩み寄っていく) ×××「(勝手にほざいていろとでも言うような冷たい眼差しで男を見た後、空に目をやる)……模様…ああ、これか。あまりお前ら民間人が目にしていいモノではない―――――――― 」 カズネ「うん そう…だと良い 」 カズネ「俊は 良いと思った 研究対象 多い… 」 氷冬「ん、ふーん……?(アクセサリーに気づき、きょとんとした顔でそれを見つめる) 」 俊「変体刀と言えど「刀」が付いてるから刀なんだよ!・・・多分。(ボソッ) 」 剣魔と謳われた男「剣士たるものが、臆したか。…その背中は飾りか。 」 カズネ「変体刀 だけど そう…なの かな  凄い 自信なのね その 模様は… 」 ×××「止めておけ。“お前じゃ相手にならない”。(男にそう言い、刀を背に納める)気にするな、こちらの話だ。(柄の先端に付いたアクセサリーに、何らかの紋章が刻まれている。太陽と月を合わせ、その間に謎の模様が刻まれた球体が6つ…) 」 剣魔と謳われた男「…さて、余興を始めるとしようか。(倭刀を×××に向け) 」 俊「変わっててもいいじゃないの!それがカズネの刀さ!(サムズアップ)ヒャァ!炎だぁ!(マリオファイナルを食べる) 」 氷冬「うん、好き…大好きなんだ。(微笑)え……?(×××の発言を聞いて少し驚いた表情を浮かべる) 」 ×××「(背丈ほどもある大きな刀を背から外し、前に持ち出す)…そう、お前には感じるのか。…剣士なら尚更、その癖は一生直せねえだろうな。俺もだ。お前の刀…いつか俺が持っていたのにそっくりだ。 」 マリオ「 オーイエーヤァー!(俊を爆炎で全快) 」 カズネ「氷冬は 本当に 刀…好きなのね 私の刀… 刀といえないほど 変わってる けど… うん 雪…驚いた 」 俊「主に俺が困るっ!(←こいつ寒がり) 」 剣魔と謳われた男「……雪か。(倭刀というものを所持している) 」 氷冬「どうせならずっと振っていてくれたらいいのに……なんてね、それじゃあ私以外の人が困るよね。 あ、うん…剣士故が好奇心で、人の刀を見ると…つい惹かれちゃって…。 」 カズネ「その刀 にも 何か 特殊な気 ある そう…感じた 」 俊「今目覚めたばっかりよぉ・・・ねむっ。(目を擦る)うわっでけぇ・・・。(×××の刀を見て) 」 ×××「……?(カズネと氷冬の二人に気づく)…どうした、こいつが珍しいのか?(背負っている大きな刀を親指で指し) 」 カズネ「この雪 暖かい… だんだん 積もってきた まるで 冬の 雪景色 」 空気は生暖かい…だが、雪はどんどん降り積もっていく。溶ける事を知らず、まるで冬の時のように…。 俊「ん・・・?降ってるな、季節はずれ・・・ってヤツか?何かインスピレーションを得れたらいいなぁ。(空を見上げる) 」 氷冬「……?(ふと×××の方を見ると所持している刀に目を惹かれる)そう…なら、ちょっと安心、かな…?(微笑) 」 カズネ「俊 こんばんは 見て…雪 降ってる 」 カズネ「雪女… でも 夏には みんなを 涼しく してくれそう…かな あの人は …?(アクセサリーの反射光で気付く) 」 俊「ああああ・・・寝すぎた・・・。(工房から出てくる) 」 ×××「(カズネたちのいる個所とは違う辺りを見渡している)……キラ…(その時、背負っている刀の柄に付いたアクセサリーが雪に反射して輝く) 」 氷冬「まあ…ね。雪女だもん…逆に温かいのはあんまり好きじゃないし、夏みたいに暑いのは本当に無理。(苦笑) 」 カズネ「暖かいのに 雪 降ってる… やっぱり 可笑しい… (雪を触る) 氷冬 雪 すきなのね 」 氷冬「わあ…♪雪だぁ~♪(いつの間にかカズネの傍にいて、雪を見てはしゃいでいる) 」 ×××「(黒コートやシルクハットに雪が重なっていて、ずっと雪に当たっていたと思われる)……世界は春か…。(独り言を呟き) 」 カズネ「あ… 雪 以前にも こんな事 あった… 」 ×××「コツ……コツ……(雪の降る中、暗い夜道から姿を現す) 」 夜空からぽつりぽつりと、季節外れの雪が降る… カズネ「…。(静かにしている) 」 ---- 氷冬「………いつか貴方と戦ったこと、名のある剣士に自慢してあげるから。……さようなら、「宇練銀閣」…。(丘から立ち去る) 」 氷冬「…『冬空』、ついでに供養させてね。…………。(両手を合わせ黙祷する) 」 …ザク…ッ(死んだ刀『冬空』が墓の傍にもう一本突き刺さる) 氷冬「それと、もう一つ……。 」 氷冬「貴方の刀は確かに良いモノだけどさ…私には到底使えこなせないよ。それに、やっぱりこれは貴方に持っていてほしい。そんな気がした…。(少し綻んだ表情で呟く) 」 …ザク…ッ(彼女が右手に握っていた斬刀「鈍」が墓の傍に突き刺さる) 氷冬「(宇練銀閣という名前の刻まれた墓の前に立つ)……ありがとう。貴方には…言っても言っても言い尽くせないほど、感謝の言葉を贈りたい。それと…これは返すね。 」 ~とある墓地のある丘~ 僧侶風の身形の男「…おやすみなさい。(リワープの杖で消え去る) 」 僧侶風の身形の男「やはり、いるのですか…(カズネに) それを伺えて安心しました。(真庭に) 」 カズネ「私も そろそろ… 行く また 機会 あると良い(走っていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「少なくともそんなことはしねぇよ(僧侶に)あたりめぇだ、自分の作品だぜ?(カズネに)・・・さて、次の剣だ、氷冬・・・次の剣は銀閣よりも・・・歪だ(消える) 」 カズネ「そういう人 居る… 残忍で 残酷な人 多い 」 僧侶風の身形の男「そうですか…最近、かどうかは定かではありませんが人々の心を踏み躙り、挙句に嘲笑う者が時折いるというお告げがあり。 」 カズネ「(私の 限定奥義… まだ 分からない でも 何時か…)(血刀を少しだけ出し) うん 自分の作った刀 成果 出るの 見ていて 苦しくは 無い…かな 」 真庭鳳凰(四季崎)「嘲笑っちゃいねぇよ。刀鍛冶として十分な成果を見てうれしいってとこだ。 」 僧侶風の身形の男「…その誇りの戦いを、嘲笑うのもよくはありませんね。…四季さん、とおっしゃいました方。 」 カズネ「これで 氷冬も 変体刀 手に入れた… 」 カズネ「うん その誇りの 戦いに 手を出すのは いけない…私も さっき 覚えた ばかり… ぐっすり 休んで… 」 真庭鳳凰(四季崎)「(斬刀「鈍」を鞘に納め、眠った氷冬の手に持たせる)これはお前の刀だ。好きに使いな。・・・お前じゃ零閃は無理っぽいがな、はっはっはっはっは♪ 」 僧侶風の身形の男「誇り…ですか。 また、尊き命が失われた…(黙祷) 」 斬刀「鈍」が氷冬の傍らに転がる 氷冬「はぁ……はぁ…………。………。(うつ伏せに倒れ込んだまま眠りにつく) 」 カズネ「可笑しくない でも 戦う人 その人の 誇り…あるのかも しれない 悪くない…終幕 なの 」 カズネ「僅差で 氷冬 勝った… …。 」 僧侶風の身形の男「…おかしいですか?争いなど、なにも生みはしない。 」 真庭鳳凰(四季崎)「宇練銀閣・・・己の剣士としての生き様・矜持をライバルに託し死亡・・・・・DeadEND 」 氷冬「(斬った刹那に血飛沫を浴び、空中で刀四本を納めた後、ぐらりと前のめりに倒れて地面に落下する) 」 カズネ「僧侶… 貴方でも そんな考え あるのね… …!(大規模の斬撃を見て) 」 宇練銀閣「・・・・・・・・・・これでやっと、ぐっすり寝られる。(斬られた刹那に) 」 氷冬「ズァッ!!(素早く垂直に落下し、四本の刀を構える)四刀流奥義――――“紋衫魅視流(もさんみしる)”ッ!!!(両手の刀を風車のように片手で回転させながら、落下して滅多斬りをする。その際に無数の風刃が生まれ、攻撃と同時に銀閣を切り裂く) 」 宇練銀閣「!!!?ゆ・・雪女ぁーーー! 」 僧侶風の身形の男「神に仕えし身…諍い事など、言語道断。 」 カズネ「私も 手が出せないのは 少し…歯痒い でも… 」 氷冬「(いつの間にか銀閣の背後に回り込んでいた)全てが零閃の射程範囲内?違うでしょ!(天高く跳躍)真上の敵には居合抜きもないでしょ!!! 」 宇練銀閣「(目を閉じているので惑わされない)・・・・・・。 」 僧侶風の身形の男「しかし、ただ見ているだけというのもあまり面白みに欠けます。 」 カズネ「うん 真剣勝負… 手を 出したら いけない…勝負 」 氷冬「――――――ダッ!!(爆発的な脚力で駈け出す)ヴィヨワン…ッ!!(“啾愁禾(なすか)”による高速移動術で、百鬼夜行を喰らいホログラムのように歪んで消える) 」 宇練銀閣「零閃編隊・百鬼夜行!!(無数の零閃が広範囲に飛ぶ) 」 僧侶風の身形の男「どうやらお取り込み中のようですね。 」 カズネ「限定奥義… か… 僧侶 また… 」 氷冬「やっぱり…かっこいいね、貴方。貴方を見ていると、奥の手を隠していた自分が恥ずかしく思えてきた。――――――やろう…っ!(こちらも構える) 」 宇練銀閣「ここまでとはね・・・限定奥義の威力をみせてやろう(再び構える) 」 氷冬「…剣士には守るものが必要なの…そうでなければ、戦えなくなるから…。(刃のない刀一本を加えた四刀を見つめる) 」 僧侶風の身形の男「(リワープの杖で再来) おや、これはまた派手に。 」 カズネ「寿命… 老朽 していた… 」 カズネ「…ッ! 分かった 貴女の刀 だもの…(手に持った刀を直ぐに降ろす) 」 真庭鳳凰(四季崎)「ここまでくると、手遅れだ。っていうか元々寿命が来てたのさ 」 宇練銀閣「・・・・・(なぜか黙って氷冬を見ている) 」 氷冬「何もしないでカズネッ!!! 」 氷冬「……ス…(立ち上がって折れた冬空の柄を持って拾い上げる)……刀が折れたのは戦いのせいなんかじゃない…。(俯いていた体が、徐々に元へ戻っていく)……刀は拾われた時、所有者に全てを託している。だから…刀が折れた時、それは所有者の責任なんだって…。だから、いい……だからこそ、私だって…忘れかけてた、いつかの、“戦う意思”を思い出せたから…っ……!チキャ…(四刀流に変更) 」 カズネ「四季… また…直せるの(折れた刀を持ち) …ヒールウォーター!(氷冬に) 」 真庭鳳凰(四季崎)「というか・・・・あんまり強い衝撃にはな。しゃーねぇさ。 」 宇練銀閣「刀、折れちまったな。(欠伸しながら) 」 カズネ「四季… 今の 一閃 弱点だった と言うの… 」 氷冬「……!!冬空……?!(折れた冬空の元に寄ろうとするが、負った傷のせいで…ただ、その場に蹲っている) 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・だから弱点があるっていったのに・・・・。 」 宇練銀閣「・・・・・・。(剣気を緩める) 」 カズネ「…! 刀が…!! 」 ピキ――――――パリィーー……ン…ッ……!!!(氷冬の所持していた冬空の刀身が真っ二つに割れた) その時、偶然か否か・・・零閃の一発が先ほどの冬空にもろに直撃する 氷冬「―――――――――ッ!!!(切り刻む前に限定奥義を浴び、返り討ちにあう)ぐぅ…あ…っ…!カラン、カララン…(吹き飛ばされた先で倒れ、二本の刀も手放してしまう) 」 カズネ「…。(真剣勝負を重視) 」 宇練銀閣「残念だったな・・・限定奥義発動可能だ!『斬刀狩り』!!(先ほどより速い零閃を十発) 」 氷冬「気配で読み取ったんだ……ぁ、う…っ……!(痛みを堪えながらも構える)二刀流…“鶯(ウグイス)”!!(高速回転をかけ、銀閣を切り刻もうと接近する) 」 カズネ「氷冬…! 」 宇練銀閣「手ごたえは・・・少しあったな。(目は閉じたまま) 」 氷冬「え―――――あっ…!!ズザザァー…ッ…!!!(零閃を直に腹部に受け、反動を和らげせめて吹き飛ばされないよう足を踏み込むが、地面に膝をつく)……はぁ……はぁ……うっ…!?(腹を押さえ) 」 カズネ「…ッ(一閃を見て) 」 宇練銀閣「零閃!!(目を閉じながら) 」 氷冬「隼―――――(ある程度近づいた個所から一閃を繰り出そうとする) 」 宇練銀閣「(ニッと笑み、突然目を閉じる) 」 氷冬「――――ッ!!ザン…!(零閃の一発が頬を掠る)(先ずは間合いを詰めないと…っ!)キン…(二本の刀を鞘におさめ、二刀流に変更)“隼”(ハヤブサ)…!(目に留まらぬ速さで移動し、更に放たれる零閃を回避しながら徐々に銀閣へ接近する) 」 カズネ「本当の 刀使い…やっぱり 凄いのね… 私 如何に 未熟か わかる・・・ 」 宇練銀閣「此間のようにはいかねぇよ!(さらに放つ) 」 氷冬「(来たっ…連撃!)ザッ…!(その辺の木々を利用して逃げながら回避する) 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・・・・・・・ふ(氷冬と銀閣を見て) 」 宇練銀閣「零閃編隊・五機!!!(零閃を五発) 」 カズネ「決着… 因縁の 真剣勝負 なの…」 氷冬「ス…チャキッ(四本の刀を同時に抜刀し構える)今度こそ…白黒はっきりつけないとね。 」 宇練銀閣「・・・そうかい。(居合の構え) 」 氷冬「………ええ、でも…これと言って良い案は思い浮かばなかったんだけどね。(苦笑)…けど、今なら…決着をつけられるよ。 」 真庭鳳凰(四季崎)「氷冬の知っている刀・・・斬刀「鈍」だ。 」 宇練銀閣「どうだい?零閃の攻略法は? 」 カズネ「暗い 場所… あ…(銀閣を見て) 」 氷冬「この声……あ、銀閣!……そういうこと、なんだね…。(冷や汗と不敵な笑みを浮かべる) 」 宇練銀閣「・・・・やっぱりアンタか。 」 氷冬「人気のない場所…外灯すらないじゃん――――!!?(????を見て身構える)…誰…? 」 カズネ「…?う うん…(四季に付いていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「行ってみりゃわかる、クックック♪(ゆっくり歩いて追いかける) 」 ????「(暗闇でみえない)・・・誰かくるなぁ。この感じ・・・覚えがある。あのお姉ちゃんかい・・。 」 カズネ「四季 西に どんな剣が…(走っていく氷冬を見て) 」 氷冬「うん、ありがとう。……本当に、『ありがとう』!(微笑みかけた後、急いで西の方角へ走っていく) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)ここから西のほうだ。行ってみるといい。 」 カズネ「貴女の剣と 禍々しく 純粋な… 一体 どんな… 」 氷冬「え…本当?(少しばかり目に輝きが現れる) 」 真庭鳳凰(四季崎)「その一つがこの近くにいるが・・・どうだ? 」 氷冬「私が知っている…刀?…禍々しく、純粋な…。……でも、この先で未知なる刀に出逢えるってことだよね!?嬉しいよ、そんな事が聞けて♪ 」 真庭鳳凰(四季崎)「一つはお前の知っている剣・・・っていうか刀だ。もうひとつは・・・禍々しくも純粋っていったところか・・。 」 カズネ「二つの剣 また 何か 新しい 武器が… 」 氷冬「…え……二つの…剣…? 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・やれやれ、それからもう一つ。予知能力者としての忠告だ、お前のこれから行く先に・・・『二つの剣』が見える。 」 氷冬「ありがとう…ありがとぉ…っ!!(泣きじゃくっていて、『弱点』の二文字が運悪く耳に入らなかった) 」 カズネ「弱点…? 」 カズネ「やっぱり 凄い 四季… 直すのも 楽に・・・できるなんて 」 真庭鳳凰(四季崎)「まぁこんもんよ♪・・・ただし、『弱点』もそれなりに出来てるから気をつけろ?こればっかりはどうしようもない。 」 氷冬「わっ…早い―――――!!…すごい……綺麗に仕上がってる…!まるであの時拾ったのと…いえ、それ以上の輝きを増している…!(驚きを隠しきれない顔で刀身を見つめる) 」 刀に特に変わったところは見当たらないが、刃毀れなどは直っている 氷冬「……。(ただ、黙って見守り続ける)…あれ、そうなの?(汗) 」 真庭鳳凰(四季崎)「ほらよ、こんなもんでいいだろ。(渡す) 」 カズネ「うん 僧侶…またね …(じっと刀を見ている) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)(冬空の刀身を鉄鎚で打ち付けている) 」 僧侶風の身形の男「すみません、急ぎの用事ができてしまいました。といっても野暮用のようなものなのですが 」 カズネ「うん… その選択 間違っていないと 思うのなら …やってみると いいかも しれない 」 氷冬「剣士になるって決めた時から…既に何事においても覚悟しているから…!もし、後のことが思い描いていたのと違っていても――――悔いは無いよ。 」 真庭鳳凰(四季崎)「(薄くニッと嗤う)いいだろう、やってやるが・・・後のことは責任持たんぜ?いいな?(携帯用鍛冶用具を出す) 」 カズネ「どっちも… それが でき…貴女の 命… 武器が 命 そのものな程 大切… 」 氷冬「できるならそうしてほしい…いえ、そうして!! 」 庭鳳凰(四季崎)「(・・・・・・・・。)その選択でいいのか? 」 氷冬「…………どっちもって、そんな贅沢は言わせてくれるのかな…?もし言わせてくれるならそうしてほしい…私はまだ、貴方達の腕を見たことがないし、そもそも刀を直してもらうのだって人生で初めてだし。なんなら、今…見ておきたいの。鍛冶が、魔法が、「私の命」を直せられるか…!! 」 僧侶風の身形の男「無論、私はそのような失敗をおかしたことはありませんが。 」 僧侶風の身形の男「ただ、その杖を扱うのは至難。下手をすれば逆効果…つまり損壊度させてしまうこともあります。 」 カズネ「直し方でも 未来が…変わるの それとも 武器の… 」 真庭鳳凰(四季崎)「僧侶の旦那か、俺か・・・選べ。それで、“未来”が変わる 」 氷冬「…ぇ……? 」 僧侶風の身形の男「これは大変貴重なものであり、少しの破損はもちろん、技術で直せる見込みのないものまで蘇らせることができるのです。 」 真庭鳳凰(四季崎)「直せないことはない・・・が。 」 真庭鳳凰(四季崎)「・・・僧侶は何をすんのかねぇ? 」 カズネ「僧侶にも 直せるの…? どう 四季… 」 氷冬「…どう…?(心配そうに) 」 氷冬「…杖?(傾げる) 」 真庭鳳凰(四季崎)「(刀をすっと抜き、見てみる) 」 僧侶風の身形の男「…では、これを。(ハマーンの杖を取り出す) 」 氷冬「うん…。(冬空を鞘に納めたまま差し出す)うん…。(男に) 」 僧侶風の身形の男「…お話を聞いている限りでは要するに、万全な状態に戻せばよろしいのですね? 」 真庭鳳凰(四季崎)「壊れ具合による・・見せな 」 カズネ「変体刀の 中では 損傷知らず のものもある… でも 損傷のできるもの…でも 四季なら 直せる…かな うん…そう 」 氷冬「―――――!!!………ぃ、じゃあ…直せれるの…? 」 真庭鳳凰(四季崎)あぁ、言ってなかったか?俺は大昔の刀鍛冶だ。カオスソード・変体刀を作ったのは俺さ(氷冬に) 」 氷冬「……。(無言で頷く)…?(カズネの発言を聞いて四季崎の方を、少し驚いた表情で見つめる) 」 僧侶風の身形の男「狙う…とは?なんのお話か存じ上げませんが。それより、武器が破損してしまっているようですね 」 カズネ「貴方は 前の僧侶 また・・・狙いに 来たの 」 真庭鳳凰(四季崎)「刀がどうとか言ってたが・・・ダメになっちまったのか? 」 カズネ「せめて 少しでも長く・・・ 持つと 良い… 四季! 貴方なら… 」 氷冬「あ、そうなんだ。外見じゃ見分けがつかないや。(苦笑) 」 真庭鳳凰(四季崎)「はは、今の俺はまにわにじゃねぇ・・・俺は四季崎記紀だ(氷冬に) 」 僧侶風の身形の男「(リワープの杖で出現る) 」 氷冬「あ、まにわに。 」 真庭鳳凰(四季崎)「(歩いてくる) 」 氷冬「…この子と一緒にいられるのも、あとどれくらいなんだろう……ス…。(冬空を腰に納める)…そうね、貴方の刀は特殊だものね。 」 カズネ「うん… 形あるもの 特殊でもない かぎり いつか 壊れる… 大切なもの・・・ 壊れる 辛さ…計り知れない 気持ち わかる… 」 氷冬「(黙って首を振る)…あまりにも酷くって、何処を当たっても…もう…直せないって、断られた。…やっぱりさ…形あるモノって、いつかは壊れちゃうもんなのかな。分からなくもないけどさ…直前を目の当たりにすると、何か…込み上げてくる。苦しみか、虚しさか、寂しさか……私にとって「刀」は、命と同じくらい大切な物。だから…なんだか、本当に、悲しくなってくる…。 」 カズネ「刀 威力高い でも 壊れやすい 武器 だと聞いた… 誰かに 治して貰うと… いい…かもしれない 」 氷冬「……大切な刀のその一本、『冬空』(とうくう)…もう壊れそうなんだ…。(しゅんとした顔で冬空を見つめ) 」 カズネ「こんばんは 氷冬 武器…見ていてたの 」 氷冬「………!…カズネ…。(声をかけられ我に返る) 」 カズネ「あ… 氷冬…? 」 氷冬「……。(刃こぼれした刀『冬空』を両手で持ち眺めている) 」

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