クレメンティーネのどきどき実験室

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クレメンティーネのどきどき実験室 - (2014/07/11 (金) 22:01:25) の1つ前との変更点

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今日はちょっと面白い副産物ができた。 いつも通り、ソロモン撃退に役立つ薬品を作ろうとしていたら。 ちょっとだけ、思わぬ産物。 クレメンティーネ「でもこれ、誰を実験台にしたものかしら・・・」 コレを自分で試してみるのは、かなりリスキーだ。 クレメンティーネ「だからといって、同僚に試してみる、っていうのも酷な話よね・・・。」 事の原因は、新薬の試薬の量産をしたところ、一つだけ分量を間違えてしまった事だった。 新薬は物質、生物を瞬時に硬質化する薬で、これが実用化できればひ弱な私もそれなりの耐久力を持つ事ができる、とかなり意気揚々と作っていた。 その浮かれた気分が良くなかったのだ、ちょっとだけ薬の材料の量を間違えた。 クレメンティーネ「おかげで、ちょっと面白いものが出来たんだけれど・・・本当、どうしたものかしら・・・。」 ラベルには『縮小薬』と、書いた。 マウス実験だったので、よく分からなかった、そもそも私が生物実験にはあまり精通していないのが原因だけれど。 とりあえず、縮んだ。 縮んだ。 幼児化したかどうかは分からないけど、縮んだ。 これがソロモンに効果があるかは分からないけど、縮んだ。 どうする?これが、もしソロモンに効果があったら。 とすると、幼児化するか否か、調べてみたい所ではある・・・けど・・・。 クレメンティーネ「正直、誰を実験台にするにせよ、戻る確証も無いし、・・・困ったものね。」 いや、戻らないと困るんだけれど。 人体で実験する時に、主に私が。 クレメンティーネ「ええいっ・・・覚悟を決めて・・・!」 勇気を振り絞って、中の液体を一思いに飲み込む。 クレメンティーネ「うっ・・・!」 「美味しいわ。」 なんで。 どうしてこっちが・・・。 どうしようもなく、やるせない気持ちになりながらも、私の体は縮んでいった・・・。 終わったのよ。

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