Silent Siren 過去ログ③

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**[[戻る>Silent Siren]] 一方、カナン最深部付近では… ラプンツェル「コツ…コツ…コツ…(白いコートをはためかせながら、優雅な足取りで通路を過ぎていく)…… …… …… 」 た゛す゛け゛で ぐ で ぇ゛ … ッ゛ … ! ラプンツェル「コツ…コツ… 」 死゛ぬ゛の゛ば 嫌゛だ ぁ゛…! ラプンツェル「…コツ…コツ…コツ… 」 ハァ…ハァ……君だけでも生き残るんだ、『      』…! ラプンツェル「コツ…コツ… 」 あなたはいったいどうするの…? ラプンツェル「…コツ…コツ…コツ… 」 俺はこれから、仲間たちと共に「奴ら」を叩きのめす…!君は、君は絶対に生きろ…!生きて、この惨劇を…後の者たちに伝えるんだ…!! ラプンツェル「コツ…コツン……コツ… 」 待って…行くなら私も連れて行って…!一人だけ、取り残されるのはイヤ…っ…! ラプンツェル「……コツ……コツ… 」 ……許してくれ、ほんとうに…ごめんな――――――――― ラプンツェル「……グッ……(徐々に歩みが遅くなり、停止した時には右手を強く握りしめた) 」 ラプンツェル「…本当に…長い時間が過ぎた… …それなのに、まだこの手には…(白い手袋をはめた両手を見つめる)…「彼ら」の赤い生きざまが、まだ生温かくこびり付いているみたいだ… この耳にも、まだ「彼ら」の声が残響している… まるで昨日の出来事のようね…… 」 ラプンツェル「どんなに時間が経っても、色褪せない記憶が私の中で叫び続けている。悲痛が、救済が、怒号が、懺悔が、祈りが…「彼ら」の声が、私の声が。 」 ――― 決着をつけようか?この舞台で…! ――― ラプンツェル「―――"何故私たちだったのか?" 」 ――― 俺はあの世界が気に入らねえんだよぉ…大嫌いなんだよぉ…!!あんなちんけな世界、存在価値などねえんだよぉッ!!!! ――― ラプンツェル「その答えだって、今もまだ分からないまま… 」 ――― "残酷なる勝利"だ… 私が求めるは、ただそれだけだッ!! ――― ラプンツェル「ただ、わかったこと…ひとつだけ、確かなことが、ある。 」 ――― 今宵、我々は 復讐 を胸に淀んだ世界へ宣戦布告をする! ――― ラプンツェル「……――――――――――― 」 ――――――――――&bold(){ " 復 讐 の 連 鎖 は 止 ま ら な い "} ―――――――――― ----
**[[戻る>Silent Siren]] 一方、カナン最深部付近では… ラプンツェル「コツ…コツ…コツ…(白いコートをはためかせながら、優雅な足取りで通路を過ぎていく)…… …… …… 」 た゛す゛け゛で ぐ で ぇ゛ … ッ゛ … ! ラプンツェル「コツ…コツ… 」 死゛ぬ゛の゛ば 嫌゛だ ぁ゛…! ラプンツェル「…コツ…コツ…コツ… 」 ハァ…ハァ……君だけでも生き残るんだ、『      』…! ラプンツェル「コツ…コツ… 」 あなたはいったいどうするの…? ラプンツェル「…コツ…コツ…コツ… 」 俺はこれから、仲間たちと共に「奴ら」を叩きのめす…!君は、君は絶対に生きろ…!生きて、この惨劇を…後の者たちに伝えるんだ…!! ラプンツェル「コツ…コツン……コツ… 」 待って…行くなら私も連れて行って…!一人だけ、取り残されるのはイヤ…っ…! ラプンツェル「……コツ……コツ… 」 ……許してくれ、ほんとうに…ごめんな――――――――― ラプンツェル「……グッ……(徐々に歩みが遅くなり、停止した時には右手を強く握りしめた) 」 ラプンツェル「…本当に…長い時間が過ぎた… …それなのに、まだこの手には…(白い手袋をはめた両手を見つめる)…「彼ら」の赤い生きざまが、まだ生温かくこびり付いているみたいだ… この耳にも、まだ「彼ら」の声が残響している… まるで昨日の出来事のようね…… 」 ラプンツェル「どんなに時間が経っても、色褪せない記憶が私の中で叫び続けている。悲痛が、救済が、怒号が、懺悔が、祈りが…「彼ら」の声が、私の声が。 」 ――― 決着をつけようか?この舞台で…! ――― ラプンツェル「―――"何故私たちだったのか?" 」 ――― 俺はあの世界が気に入らねえんだよぉ…大嫌いなんだよぉ…!!あんなちんけな世界、存在価値などねえんだよぉッ!!!! ――― ラプンツェル「その答えだって、今もまだ分からないまま… 」 ――― "残酷なる勝利"だ… 私が求めるは、ただそれだけだッ!! ――― ラプンツェル「ただ、わかったこと…ひとつだけ、確かなことが、ある。 」 ――― 今宵、我々は 復讐 を胸に淀んだ世界へ宣戦布告をする! ――― ラプンツェル「……――――――――――― 」 ――――――――――&bold(){ " 復 讐 の 連 鎖 は 止 ま ら な い "} ―――――――――― ---- ~South・M・Land 秘境の地『カナン』 北側~ ヴォイド「念願のロードバイク……くぅ~~~!かっけぇよなぁ!!(ロードバイクを横押ししながら満足げ)これで寄宿舎でも友達が増えるはずだ。少年は間違いなく兄貴って慕ってくれるはずだ。よっしゃぁ……乗って帰るしかないいくぜぇ!!(颯爽とロードバイクに乗ろうとする) 」 メキメキメキィ…ッ…―――――― ボゴォンッ ! ! ! (ヴォイドの目前に漆黒色の棺桶が出現するが…) ……――――― ザ キ ン ッ ザ キ ン ッ ザ キ イ ィ ィ ー ー ー ン … ッ … ! ! ! (突如棺桶に鋭い三閃が迸り、破裂音と共に破片が吹き飛び、中に潜んでいた小さな影が姿を露わした) ××××「 ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … (赤い身体を持つティンクル族、背にはフランドールと瓜二つの虹色の羽根、腰元に携えた赤い野太刀…そして、ゆっくりと開眼し現れた鋭い眼は、あらゆる猛者をも圧倒するほどの覇気を帯びていた)……ここは…何処なんだ… ……俺は何故、ここにいる… ……(周囲を静かに見渡し、最後にヴォイドの姿をその目に捉える) 」 赤コートの人物「(一方、カナンの地の何処かにて)…戦況が覆されつつある…念には念を入れて、ここで新たに作戦を加えて時間を稼がなければ…(碁盤の上に新たな駒を投下する)……今一番、活気に溢れた『彼』に任せてみましょうか。フフフ…―――― 」 ヴォイド「……といっても、そうか……(目の前の棺桶から現れた奇形に視線を落とすと、残念そうにロードバイクから降りる)こいつと一緒に、あ~の変な空間に飛び込んだんだったな……(目の前にいるのはさっきSOS叫んでいた奴と同じ種族か……?だとしても威圧的というか、貫禄があるというか)ハロウィンにの時期はまだまだ先だぜ?気が早いんじゃあないかな(ロードバイクから降りると、隅の方にと移動、表情は変わらず、特に乱れた言動呼吸はない) 」 ××××「……(鋭くした目でヴォイドの指の爪先まで凝視し、何かを悟った様に溜息を吐いた)…ああ、そうか… ここは「あの世」じゃないんだな。(そして肌寒い空間の中で白い息を零して青い宝石の様に透き通った空を仰いだ)…とうとう帰ってきたんだな。…そして、今度は―――――「こっち」で力を手に入れる時だ。(野太刀の柄に手を添え、静かに抜刀する) 」 ヴォイド「まてまてまてぇーい!黄泉還りした奴ってのは早々刃抜くってのか!?(流石に驚きを隠せないか両手を前に軽く振る)死人と言えどそう争う事はないだろう。話し合いをしようじゃあないか。俺はヴォイド、アンタは?(至って友好的な表情で) 」 ××××→虹赤丸「…そうだな。出会って早々、初対面の相手にこんな事は言いたくはねえが…――――― 今からアンタの力を貰う。(鋭い眼光でヴォイドを突き刺して)…俺の名は「虹赤丸」。力を求めて冥府を流離っていた剣士だ。…ヴォイドっていったか?アンタの力を奪った後にそう名付けておく。死にたくないなら構えろ。何の因果かは知らねえが、とにかく俺は、俺の前に立ち塞がる奴はみな斬り捨て、力を奪う。 」 **[[BGM♪>https://www.youtube.com/watch?v=KfO3NQCk484]] ヴォイド「成る程……(物わかりは良い方じゃあないんだが……)仕方がないか、精一杯足掻かせてもらおうか。俺の戦闘態勢に構えはない、何処からでも来いよ(腰にぶら下がっている雷神剣の柄に掌を置くと、態勢は変えずに虹赤丸へと視線を落としたまま口角を下げる) 」 虹赤丸「なら行くぞ…―――― フ ォ ン ッ ――――(静かに一歩を踏み出した途端にヴォイドとの距離が一気に縮まり、野太刀による突きの態勢に入ったまま懐に潜り込んだ) 」 ヴォイド「スチャ(雷神剣を掌で吸引するように抜剣)ズギャアアッ!!ピキキキッピキキッ(虹赤丸の一閃を剣身で防ぐと、雷神剣はスパーク状態に移行しだす) 」 虹赤丸「(ギャリリィ…ッ… ! !)…アンタも剣士か。 ガ キ ャ ァ ン ッ (ヴォイドの剣を弾いて高速退避する)スチャ ―――――― 居合『枝垂桜』。 ズパパパパパッ ! ! ! !(納刀後からの居合により、数多の斬撃を解き放ちヴォイドを切り刻まんとする) 」 ヴォイド「スッ(雷神剣を手前に横に添える)雷神剣!(咆哮後、剣身から前方に稲妻で生成された円型のシールドを発生させ、虹赤丸の剣撃を防ぐ)ググッ……(右足で地面を軽く抉るように弧を描き、足下に砂を軽く集める) 」 虹赤丸「(雷(いかずち)を司る剣か…あの世じゃ目にしたことの無い珍しい代物だな。)…… ヒ ュ ッ (再び納刀し爆発的な脚力を持ってヴォイドに急接近する) ズ ア ァ ッ ――――― ゴ ッ゛ ! ! (居合による速い斬り上げと共に宙で一回転し、着地後に柄による突撃を炸裂させる) 」 ヴォイド「うおゎ!!(足下の砂を速攻で拾いあげると、その神速から逃れるように横ローリングで大きく回避→柄による追撃に対しても再度ローリング回避)は、速ェー……暢気に小細工している暇もなさそうだな……(本人の速さこそそうでもないが、虹赤丸のその神速に見えているかのように何故か対応している)――(自分からは攻めず、剣を楽に持ち只管敵を見定め続ける) 」 虹赤丸「……!(俊敏な反射神経…そしてあの「目」… ただ回避をしているわけじゃないな。)(自分自身が見定められていることを瞬時に察し、ヴォイドと対峙する)…ならばこうだ。 フ ォ ン ッ フ ォ ン ッ フ ォ ン ッ ! ! ! (ステップを踏んだ瞬間、ヴォイドの目に残像を纏った無数の虹赤丸が現れる。目にも止まらぬ高速移動で彼を翻弄する) 」 ヴォイド「(まだ加速するのか、死人の身体に負担が掛からないからとかか?だとしても……)”相手の速さ”の勝負には負けやしないぜ……(挑発的要素を含んだ単語を大人しめに口頭にすると、構えの無いといった彼から剣術の基本的な構えを取る)来な 」 虹赤丸「(……俺は力を手にした… だがもっとだ…更なる"力"がいる… もっと…もっと…――――――)――――居合『赤十字・参月軌』(せきじゅうじ・さんげつき)。 ザ ァ ン ッ 、ザ ァ ン ッ 、ザ ア ァ ン ッ ! ! ! ! (十字状の斬撃を三発連続で繰り出した。しかしそれは"虹赤丸一体が繰り出した斬撃"であり、残像体全員もまた同様の斬撃を放ったが為に、数えきれない斬撃が嵐の如くヴォイドを襲った) 」 ヴォイド「――ッ!(予想の範疇ではない厖大な斬撃に一瞬動きが止まるが)ズサァ!!(雷神剣で右半身分のシールドを生成しながら、左半身は生身で斬撃を受けながらも先、手中に潜めていた砂を)”やっと見つけたぜ”(正面から掛かって来た虹赤丸へと投げつける) 」 虹赤丸「なにッ――――ぐッ…!?(砂捲きにより怯みを見せる) 」 ヴォイド「トンッ(雷神剣で斬る訳でなく、虹赤丸へと直接剣身を接触させ)行くぜ、雷神剣!!ビギギギギイギギギギ!!!!(直接その身体に電撃を繰り出す) 」 虹赤丸「あぐああぁ…ッ!!!(凄まじい電撃を浴びて感電する)が…ふァ…ッ…!(電撃により僅かに焦げた身体から煙を出しながらよろよろと退く)…はぁ…はぁ…… ……は、はは…ハハハハハ…!(ボロボロの身体で愉快そうに笑い上げる)悪くねえ… それがアンタの力なんだな… なら、そろそろ頂戴するか…その"力"をな…!!(力強く開眼すると野太刀を構えた) …咲き誇れ―――『紅桜花』(べにおうか)…!( ブ ワ ア ァ ッ ! ! ! )(口上と共に、強い風と共に僅かな紅桜と赤い煙が舞って自身を包み込む)――――― ド オ ォ ン … ッ … ! ! (煙が晴れると、一刀の野太刀が赤い刀身を持つ二刀に変形し、己を中心に紅桜が舞い踊っていた)ブォンッ、ザァンッ ! ! ドォゥンッ ! ! ! ………"力比べ"といこうか。(その場で鮮やかな剣舞をし、一刀をくいっと上げてヴォイドを挑発する)」 **[[BGM♪>https://www.youtube.com/watch?v=tQ28ib-EYfk]] ヴォイド「……(相手の手のうちは視えたが長期戦は圧倒的に俺が不利だ。表情にこそ出していないが左腕滅茶苦茶痛いし……何より雷神剣を少し多用し過ぎた。勝負はここからか)いい装備だ、見た目で分かるぜ。俺もそういう類いの武器だしな。神性は皆無だが……(また出方を探っているのか待機) 」 虹赤丸「 ブ ォ ン ッ (神速移動と同時に二刀による剣舞を繰り出す。刀を振れば振るほど紅桜が舞い上がっていく)」 ヴォイド「ギャイン!ガンガンガンガンガンガン!!(全方向から来る剣撃と只管に雷神剣で相殺していき、桜にも雷属性が纏い幻想的風景の中にまた科学的風景が入り交じりだす)チィッ!(剣技じゃあ俺が勝てる見込みがまるでない、格が違いすぎる)(防戦一方で只管に防いで行く) 」 虹赤丸「そこだ―――――ザ キ イ ィ ィ ー ー ー ン … ッ … ! !(――― 居合『七色ノ雨』 ―――)(隙を突きヴォイドの横腹に強烈な一閃を入れた) 」 ヴォイド「ヴィリリ……ヴィリリ……(左腹部が裂かれ、充分に血も噴き出してくる)速い、本当に速い……(言う事は決まっていて、尚かつ、表情から”激痛”や”悲痛”を感じさせない)(技はまだまだ隠し持っていると見ていい……だが、試しだけの価値はある)ダダダッ!!(先ほどまで自ら攻める事はなかった態勢から一転、虹赤丸へと駆け出し態勢を整わせない内に奇襲として雷神剣を振るう) 」 虹赤丸「(赤い刀身にヴォイドの鮮血が滴り、更なる赤みを帯びていく)使わせてもらう…アンタの力をな。…バチッ…バリバリ…バチィ…ッ…――――― ド オ ゥ ッ ッ ! ! ! !(向かってくるヴォイドを視界に捉えると、素早く刺突の態勢に入る。すると一刀の刀身に電流が迸り、突きと同時に刀身から電流を帯びた閃光(斬撃波)が解き放たれたのだった) 」 ヴォイド「――ッ!!??(目を見開き、攻撃態勢は留まらず斬撃波を至近距離にて直撃)うげぇッ!(痛みを感じ取れる呻き声を上げると、後方に吹っ飛び意識朦朧に両足をついてしっかり着地)(今のはあまりにも驚いた、そうか力を如何の斯うのは言葉通りの事だったか、合点が入った、優先度は変わる)――(腹部や半身から血は流れる物の、一向に吐血はせず再度虹赤丸を見据え)ダンッ!(自らも休む事なく、先ほどと同じ態勢、猪突に駆け込む) 」 虹赤丸「…悪くない、とてもな。だが、まだだ…!力のすべてを貰うぞ。居合――――『雷鳥奔』(らいちょうばしり)。ズギャアアアァァァァーーーンッ ! ! ! ! (回転跳躍と同時に居合を繰り出し、雷を纏った斬撃波を縦に一直線上に放った) 」 ヴォイド「ッシャアアア!!!(悦びに近い雄叫びを上げると、雷神剣を盾にその斬撃波を防ぐと) 」 ズギャギャギャギャギャビリリリギャギャギャ!!!(千鳥が如く、ヴォイドを飲み込み雷による爆発が起きて彼の姿を爆発を起こしながら完全に吸い込んで行く) 虹赤丸「――――――ッ!!?(斬撃波を防がれ目を見張り、そして一度瞬きした時には凄まじい痛みと熱気が全身に走り、瞬く間に結晶の壁に激突した) 」 ヴォイド「ガビリリリリリ……ビリリ、ビリリ……(爆発が納まる、というよりも、雷神剣へと吸収されていく)使った分の雷は返してもらったぜ。俺の雷神剣はこの”雷”を消費する分だけ自分を【浪費】していくんだよ、2回もあれだけでかい雷振れば結構疲れるだろう(疲れてはいるがドヤ顔気味に剣を地面に突き刺して身体を支える)攻勢逆転だ 」 虹赤丸「ぜぇ…ぜぇ…ッ…なる…ほどな… "通り"で、だ…(二刀を地面に突き刺しゆっくりと立ち上がる)…俺の力…いや、刀の力と言ってもいい… 『紅桜花』は、斬りつけた相手の血を刀身が吸血することで…そいつの能力を得る刀だ。だがこいつには…更に眠れる力を秘めている…っ…(足を引きずる様にヴォイドの元へと歩み寄っていく) 」 虹赤丸「…… …… ……あの世へ堕ちても俺は、ただただ純粋に"力"を求めた。更に腕に磨きをかける為に… 地獄の罪人たち、そして俺の前に阻む鬼や死神たちをも斬り殺した。そうして多くの魂を狩り続けた結果…ついに求めた力が俺に覚醒した。「あの世」という無限世界では躊躇いなく、思うままに力を解放したが――――「この世」で力を解放すれば、どうなるかは俺も解らん。だが、理解できるよな?この世界で俺が"力"を解放した時―――― 間 違 い な く お 前 は 死 ぬ ――――(眼力から放出される覇気により、大気が鳴くように振動する) 」 ヴォイド「当たり前だ(恐慌的発言に対して、間髪入れず、自信を持って応える)アンタの力一個に俺が勝てる見積もりは立ちやしねーよ(空間振動は露出した肌部位に摩擦をかけるように摩り続ける)それで、アンタはその力を解放してどうしたいんだ。目の前に居るのは全員殺すか?(雷神剣には手をかけている、というよりは肘をかけ、歩み寄ってくる虹赤丸を見つめている) 」 虹赤丸「お前に答えることはもう何もない。ただこれから、俺の力に呑まれ、無様に死んでいけ。(圧倒的な覇気…しかしその眼の奥で渦巻く深紅は、何処か切なく、儚げで、目の前にいるヴォイドではなく、全く違う何かの『象』をじっと見つめているかのようだった…)……構えろ…俺から目を背けるな。これから起こる天変地異の出来事…死に逝く最中でしっかり刮目しろ。…行くぞ……――――――― 」 ――――――― &bold(){【 卍 解 】 " 天 血 芽 桃 紅 桜 花 "( て ん ち め い ど う べ に お う か )} ――――――― **[[次へ>Silent Siren 過去ログ③ Ⅱ]]

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