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* 解説
分岐網羅とは、以下の図の赤と青のラインのように、「分岐を網羅するように」テストを行うことです。
&ref(2013ATAM17_03.png)
分岐網羅の視点で各選択肢を見てみると以下のようになります。
ア&ref(2013ATAM17_05.png)
イ&ref(2013ATAM17_06.png)
ウ&ref(2013ATAM17_07.png)
エ&ref(2013ATAM17_08.png)
条件網羅とは、以下の図のように、複数の条件を持つ分岐の「条件を網羅するように」テストを行うことです。
この時、以下の図のように OR 条件はいずれかが「真」のパターンと全てが「偽」のパターンを、AND 条件はいずれかが「偽」のパターンと全てが「真」のパターンの試験を行います。
また、条件網羅のテストを行えば「該当する分岐の分岐網羅」も自動的に満たすことができます。
OR 条件 例:x ≧ 1 or y = 1 or z = 0
|いずれかが「真」のパターン|(真 or 偽 or 偽)&br()(偽 or 真 or 偽)&br()(偽 or 偽 or 真)|
|すべて「偽」のパターン|(偽 or 偽 or 偽)|
AND 条件 例:x ≧ 1 and y = 1 and z = 0
|いずれかが「偽」のパターン|(偽 and 真 and 真)&br()(偽 and 真 and 真)&br()(真 and 真 and 偽)|
|すべて「真」のパターン|(真 and 真 and 真)|
問題文のパターンだと以下のように「3パターン」になります。
OR 条件 例:x ≧ 1 or y = 1
|いずれかが「真」のパターン|(真 or 偽)&br()(偽 or 真)|
|すべて「偽」のパターン|(偽 or 偽)|
つまり、テストのパターンが2つしかない選択肢「アイ」はこの時点で不正解です。
それでは残りの選択肢「ウエ」のどちらが正解か見てみましょう。
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