【上演】『桜の園』1975年(モスクワ・タガンカ劇場)

演出:アナトリー・エーフロス(1925-1987)Анатолий Васильевич Эфрос
美術:ワレーリー・レヴェンタル
劇場:タガンカ劇場 1975年6月30日初演

ソ連時代における最も革新的な『桜の園』と呼ばれる。また、革命の詩人ヴィソツキーがロパーヒンを演じている。

エーフロスが演出の際に用いたテーマが、グロテスクな悲劇・心理的笑劇という2つの視点。
一方の手にスタニスラフスキー、もう一方の手にメイエルホリドとブレヒトのアプローチを用いた。(Loehkin:p.151,)

ロパーヒンを演じるヴィソツキーは紳士的で、
ヴィソツキー本人が持っていた革命の詩人というイメージとはギャップがあった(Loehlin:p.152)

1987年パリ・オデオン座で公演。
また1981年には宮澤俊一氏の招聘により
日本でエーフロス演出桜の園が劇団東演第46回公演にて演じられている。

ラネーフスカヤ:アッラ・デミドワ
ロパーヒン:ウラジーミル・ヴィソツキー
アーニャ:ニーナ・チューブ


最終更新:2008年12月23日 18:13
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