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秦剛 - (2008/03/26 (水) 18:10:44) の編集履歴(バックアップ)


中国外務省の副報道局長


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北京五輪は世界の人々のスポーツの祭典だ。各国の人々はオリンピックを通じて互いの理解・友情・協力を深めることを切望している。「タイムズ」が北京五輪を1936年のベルリン五輪と同列に論じたことは、中国人民への侮辱であり、世界各国の人民への侮辱である。オリンピックの聖火は人類の美しい願いと希求を象徴する一方、一部の人間の暗部と卑劣な心をも照らし出し、彼らの真の顔を世界の面前に明らかにした。私たちは世界の人々の共同努力の下、北京五輪は必ずや成功するものと信じている。

(聖火リレーが「妨害」された問題について)聖火リレーを妨害・破壊するいかなる行為も恥ずべきものであり、人々の支持を得ることはない。聖火リレーを妨害したあれらの破壊撹乱分子は「恥じ入る」べきだ。彼らはオリンピック精神と世界各国の人々の共通の願いに背く行為を世界の面前で存分に晒した。中国は、世界各国の人々が聖火リレーを歓迎し、北京五輪の聖火の順調なリレーを支持し、北京五輪の開催成功を支持し、通過国の関係当局が聖火リレーの順調な実施を確保することを信じている。

西蔵(チベット)各族人民は、聖火リレーが西蔵区内を通過することを首を長くして待ち望んでいる。私たちは、西蔵での聖火リレーが西蔵各民族人民に必ず歓迎され、かつ順調に行われることを信じている。聖火の珠穆朗瑪(チョモランマ)登頂計画・予定に変更はない。

オリンピックは現在、順調に準備が進められており、中国側は各方面の「公正・客観的・建設的」な意見と提案に耳を傾けたいと思っている。中国は一部の組織・個人が政治的な目的からオリンピックを政治化し、他の問題をオリンピックとリンクさせることに断固反対する。関係組織がこの問題において責任ある態度を取るよう望む。

私たちは、私たちには聖火リレーの順調な実施と北京五輪の開催の成功を確保する能力があると信じている。世界各国の支持と努力の下、北京五輪は必ずや成功するものと信じている。

中国外務省の秦剛副報道局長は25日の定例記者会見で、チベット情勢でライス米国務長官や自民党の中川秀直元幹事長らが中国とダライ・ラマ14世との対話を促したことについて「それらの人たちは国際社会(の声)を代表できない」と述べた。

 秦副局長は「110以上の国が中国の立場を支持、理解している」として、対話拒否路線は国際世論の理解を得ていると反論した。

 秦副局長は中国支持を表明した国について「いずれもダライ集団があおって起こした暴力犯罪を明確に非難している」と指摘。チベット自治区などで起きた暴動の「犯罪性」を強調した上で「(中国と14世の)どちらが正義の立場に立っているか、まだ説明が足りないというのか」と述べた。