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スワップ中心のトレードアイデア

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スワップ中心のトレードアイデア


fxtop.comで過去レートを調べてみました。

2005年10月29日現在までのデータと現状を元にして、スワップを中心としたトレードアイデアを考えてみます。あくまでアイデアなので、これで利益が出るという保障はありません。それなりのリスクがあります。

トレード条件

  • 1年以上の長期投資
  • 原資50万円
  • GFT系の60通貨ペアから選択
  • リスクに対する期待値が高いこと

通貨ペア抽出の基本的な考え方

  • 変動リスクを抑えつつスワップ金額が高い通貨ペア
  • 有利な通貨ペア ← スワップ/ボラティリティー
  • 時価の平均値からの乖離率
  • 大よそのトレンド方向
  • 金利差の増減方向
  • 相関の低い通貨ペアを組み合わせて、変動リスクを分散させる

以上の条件で、できるだけ有利な通貨ペアを抽出してみました。

2004/1/1~の日足データ fxtop.com(スワップはGFT系)
通貨ペア SL SWAP Volatility Swap/Vola値
GBP/CHF L 208 6.5246 31.88
GBP/JPY L 250 8.6963 28.75
USD/MXN S 190 7.2366 26.26
GBP/SEK L 161 6.7241 23.94
EUR/HUF S 139 6.0018 23.16
GBP/DKK L 122 5.7476 21.23
GBP/NZD S 146 8.2642 17.67
EUR/AUD S 126 7.8289 16.09
EUR/CHF L 49 3.1028 15.79
NZD/CHF L 140 9.1971 15.22

以上のリストを元に、時価を考慮に入れて最適通貨ペアを考えてみると以下の3つのペアが良さそうです。

  • GBP/CHF L
  • USD/MXN S
  • EUR/HUF S

ボラティリティーベースで各通貨ペアのスワップを見ると、AUDJPYやNZDJPYなどのオセアニア通貨は、それほど有利ではないというのはちょっと意外でした。実は値動きが激しいからでしょうか。現状では、リスクとスワップのバランスがあまり良くないようです。ポートフォリオとして考えれば、将来的にオセアニア通貨を組み入れたいところですが、現状ではかなり高値圏にあるため組み難いです。

なお、本来であれば、Excelのソルバーなどでポジションの最適化シミレーションをした方が良いでしょう。また、各通貨の相関係数を調べて、ポートフォリオ全体のリスク分散を計算する必要があるでしょう。

スワップ益の目安(スプレッドは考慮していない)
期間 1日 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月
GBP/CHF 208 6240 18720 37440 56160 74880
USD/MXN 190 5700 17100 34200 51300 68400
EUR/HUF 139 4170 12510 25020 37530 50040
合計 537 16110 48330 96660 144990 193320

GBP/CHFとUSD/MXNは、すでにポジションを持っているので、EUR/HUFを入れると丁度良いポートフォリオになりそうです。

原資50万円 → レバ:約9.25倍

リスク


最近のドル高傾向がしばらく続くとすると、悪い方に一方通行の可能性も否定はできません。

それぞれ1枚のポジションを取ると、現状では円価ベースでおよそ115:140:205という比率になります。このバランスが、一方通行で悪い方に動いたときにリスクとなる可能性があります。ボラを低く抑えるように考慮しているとしても、レバを低めにしておかないと危険です。

考え方によっては、ドル安の時にUSDMXNを1枚増やし計4枚、ドル高の時にUSDMXNを1枚減らし計3枚というように、状況によってポジションを調整するのもありかもしれません。

カントリーリスク


その他の問題として、カントリーリスクがあります。最近はBRICsが注目されていて、メキシコとハンガリーは蚊帳の外という感もありますね。カントリーリスクを考えるとどうなるのでしょう?

  • ハンガリー共和国 A 安定的 A+ 安定的 2005/6/17
  • メキシコ合衆国 BBB 安定的 A- 安定的 2005/1/26

  • ハンガリー A1 A1 A1 P-1 A1 P-1
  • メキシコ Baa1 Baa1 Baa1 P-2 Baa1 P-2

格付けを見る限り、想像していたよりも悪くはなさそうです。デフォルトリスクとか暴落リスクは、BRICsと大差ないでしょう。とはいえ、さすがにメジャー通貨国に比べればリスクは高いですね。中国やインドに投資するのと同じくらいの覚悟は必要でしょう。

金利差縮小リスク


利上げ、利下げにより金利差が縮小するリスクもあります。取っているリスクは変わらないのに、リターンが減ってしまうことになります。ドル、ユーロは、今後利上げの可能性がありますし、ペソ、フォリントは利下げの可能性があります。

また、スワップ縮小により、各ポジションに不利な方向に一気に動く可能性も否定できません。何らかのきっかけで、それまで積み上がったポジションが一気に解消されてしまうこともありえます。高金利通貨ペアは、実際に年に何度かそういう動きをしています。

そもそも信用の高いドルが利上げして金利差が縮まれば、わざわざリスクの高いマイナー通貨をスワップ目的で持つ意味がなくなってしまいます。逆にそこを狙って行くというのもあるかもしれませんが・・・。

多少なりとも情報を集めるためのサイト



注:
メキシコは3ヶ月連続の利下げで、政策金利が9.0%
米国FOMCでの利上げの可能性を考えると、短中期的にペソは売られる可能性もありそうです。

トレード中止基準


ポートフォリオとして、全体の25%の損失が出た時点で失敗とみなして、ポジションをすべてクローズします。

  • 原資50万円 → 37万5000円を切った時点でトレード中止
  • 原資50万円 → 1年以内に20万円以上の利益が出たら、目標達成としてトレード中止
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