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尾瀬フィッシングライブ - (2010/11/25 (木) 15:54:48) のソース

*尾瀬フィッシングライブ


Angler:麻田・市毛・小野

Writer:麻田



三田祭の休みを利用して、群馬県は尾瀬フィッシングライブへ行って参りました。ここは日本でも有数の大きなサカナが釣れる釣り場として有名なので、釣魚会たるものまさか手ぶらで帰るわけにはいかないのです。抜群のロケーションと曇り空の中、恍惚と不安を感じながら釣りを開始します。程なくヒット!アベレージ35cm位のニジがポツポツ揚がります。

#ref(fish4.jpg)

しかしその後調子は上がるどころか下がるばかり。どのルアーでも事故的にしか釣れず、パターンの構築に非常に苦労します。



寒いからおでんを食い始める始末。あっという間に午後も更けてしまいました。数もパッとしないし、何よりサイズが上がらない。このままじゃあ我が釣魚会の面目は丸つぶれ。


激しい雨に打たれながらそんな事を思っておりましたが、段々と考えも固まってきました。

デカイの獲りたいなら、唯一この日パターンともいえる纏まったバイトを引き出していたルアー、ワンダー80に絞るしかない。ワンダーでブレイク沿いを回遊しているビッグフィッシュを狙い打つ。ただここまでシブいとルアーだけでは要素がまったく足りない。もう一つは地形の変化。そう考えるとあのポイントしかない。しかしそれでもまだ要素が希薄な気がする。あとは時合!この日この時点であがっていた60アップは2本、それらが釣られた時間帯を思い出し、ここぞというタイミングで市毛君と小野君の間のポイントに移動。この時点で残り1時間半。


結果はすぐに出ました。ポイントに入って3投目。


#ref(fish5.jpg)



65cmのキレイなニジ!タクティクスが120%嵌った、最高のクオリティフィッシュでした。それまでがシブかった事もあり、久しぶりにサカナを釣って雄叫び。雨に打たれ続けた甲斐がありました。

#ref(fish1.jpg)

こいつを獲った私は意気揚々と暖房の効いたクラブハウスに引き上げ、後輩どもの惨めな釣り姿、もとい真剣にがんばっている姿を拝見、ほくそ笑んでいや微笑を湛えておりました。

「今日は文句無しにオレ様の日やろ」

捌き場が空いたのでサカナを卸していると、小野君がこちらへやってくるではないですか…

以降の展開はピノッキオ小野のレポで!



釣果:ニジx21本、最大65cm

タックル
for spoons
Taper&Shape Areatact# CATSS-63SULT
Twinpower1000s
nanodax3lbs.

for minnow①
Taper&Shape Backriver CBRS-66LT
StellaC2500HGS
PE0.8+4lbs.

for minnow②
Taper&Shape Backriver CBRS-70MLT
Exsence4000S
PE1.0+10lbs.

ヒットルアー
ワンダー、ペンタ、スリムスイマー、シェルフィッシュなど

収穫:継続性の重要性最確認
反省:小野にタックルを貸さない


Writer:小野














Writer:市毛

かつて、3人の若者が鎬を削った釣行があった。

時は戦国、群雄割拠の時代。彼らは大物に心躍らせ、相手を打ちのめすため疑似餌を駆り続ける。

そんな時代。これは敗者の記録である・・・


前回までのエリア釣行では絶好調すぎて、鼻が伸びきっていたピノッキオ市毛。見事にポッキリへし折られたのが今回の尾瀬FL。

三田祭論文とバイトで体調不良であったが、現地に着いてしまえばテンションマックス、大物しか釣れる気がしなかった。朝まで麻田さんと車内で××。

釣行開始早々、市毛は得意の重量級スプーン表層早巻きで広範囲に探りを入れる。ヒット!・・・がバラシ。そんなことを繰り返している間に麻田にい(麻田お兄様の略)がファーストキャッチ。立て続けに3本くらいあげられてしまった。しかし、市毛も食い下がらない。パターンがつかめないものの、互いに懐から手を繰り出しあい、11時時点までで麻田にい(麻田お兄様の略)が11本、市毛9本と非常に面白い戦いを繰り広げていた。(おっと小野君、蚊帳の外?)

しかしまあサイズが上がらないこと、この上なしでござるよ。

今回の目的は70オーバー。大物狙いにシフトし、数は捨てます。水が動いているエリアに腰を据え、流れの中でもしっかり動く瀾竜、管スプーン(共に茨城原産スプーン)で表層直下、流れの下部を探ります。時折、エリアを外して、馬の背も通して回遊魚もチェック。後に思えばこの欲張った感が悪かったのか・・・

大物が出ないまま、夕刻が近付きます。市毛、焦る。

ここでなんと!麻田お兄様が!

ワンダーで65!!!市毛はおとなしくキャッチ係。笑
#ref()
市毛は相変わらず小物だらけ!30と65、隣に並べると規格違いすぎ、ヒドイもんです。笑


なにくそ、とプライドをかなぐり捨て、市毛もワンダーに手を染める。一応自分でも使っていたものの、デッドスローべた底でしか使用しておらず、麻田お兄様パターンはノーチェックでした。施行してみるとこれがまた釣れる!確実に今日の必釣パターンでしょう!悔しいが、このパターンに徹することにしました。が、やはり釣れるのはチビ助ばかり。

どうして??泣
市毛が我慢できずにエリア内をウロウロ、魚を探していると、、、

「市毛さん!きました!」

小野君が竿ひんまげとるー泣 
「あーこれはスレぽいですねー」とか言ってるけど、竿の動きを見る感じ、確実に良い魚!口にガッツリくさい!いざ寄せてみると明らかにデカい!太い!
市毛の素晴らしいランディングで一発キャッチ(今回こればっかじゃね?笑)
測ってみると67センチのナイスな魚体です。悔しいです。

その後、麻田お兄様と小野先生はロッジで温かい飲み物をすすっていたわけですが、市毛は一人居残りアングリング。雨に打たれ、日は暮れ、冬の訪れを肌に孤高の存在となっていました。仙人。

使用していたのは黒ワンダー60。もはやナイターなんで柿田川状態です。悔しさで集中力が異常に昂ぶっていたのでアタリは逃しません。小物がワンキャストワンフィッシュくらいの勢い。大物一向に来ない。泣 そして終了の合図。

結果。市毛は麻田にい、小野先生、二人の大物をキャッチさせられ、一人雨の中居残り釣行を行い、自分は大物獲れず仕舞い、小野師に温かいココアを献上奉る結果に成り候。
#ref(oze1.jpg)


*なんだこれ!!惨敗じゃん!!笑


前回までのピノッキオ鼻をへし折られ、心を痛めた市毛は、なんとか実家に落ちのびたのでございました。

その後の彼のお話?さあ、詳しくは存じません。都会で痛めた心でございましたが、農業に従事することで自然を感じ、悟りを開いた、と伝え聞いております。次回彼がピノッキオ小野に如何な所業を成すのか、恐ろしい限りでございますねい。。。。。

【成果】
・ストロングハート。暗闇、極寒、雨、一人という過酷な状況下でも集中力最高長で居残り釣行できました。泣

【反省点】
・可能性は徹底して追求する。目移りして中途半端な攻め方をしないこと。
・大規模エリアではまず地形、回遊、水の流れ、これらを確認すること。基本を視界から外してしまったのが敗因。