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釣魚会現役・OB鮎釣り講習一泊釣行 - (2011/08/24 (水) 00:47:27) のソース

Angler 岩木OB様 岡田OB様 坂本OB様 細谷様
     市毛 吉田 辻野 横川


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Writer 吉田

慶應釣魚会の岩木・岡田・坂本OBさま方と早稲田卒の細谷さまのご指導の下、下田の稲生沢川にて鮎釣りを初経験してきました。参加した現役生4人は全員鮎釣りは初めてで、ベテランの鮎釣り師から贅沢にもマンツーマン指導を受け、その上行き帰りの足や宿泊や食事まで何から何までお世話になりっきりでした。

初日は坂本さまに稲生沢川まで送っていただきました。河原で軽くお昼をすませ、いよいよ竿を出す段となりました。僕は坂本さまとペアになり、装備から仕掛けやおとり鮎のつけ方から鮎の操り方まで教わりどうにか釣りを開始しました。鮎釣りはなかなか難しい釣りだと聞いていたので初体験の僕はなかなか釣れないだろうな~とのんびり構えていたら、、

開始から程なくして当たりがありました。しかし坂本さまは車にビールを取りに行っていてご不在でした(笑)。すぐに釣れると思っておらず取り込みのやり方を教わっていなかったので、お戻りになってから引き抜きで魚をキャッチ。開始5分でまさかの1匹でした。

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鮎釣りは循環の釣りと言うそうで、元気な鮎が釣れればそれをおとりにしてどんどん数を伸ばせると聞いていたので、これは2匹目も行けるのかと淡い期待を抱いていたら、、

本当にまた5分もしないうちに2匹目が釣れました! その後も釣れる時間帯と釣れない時間帯の差はありましたが、お昼から始めて夕方までに7匹を釣りました。

納竿後は岩木さまのご友人の福田さまの別荘に移動しました。立派なログハウスをお一人で建てられたとのことでした。お風呂に入り、お待ちかねの夕食は豪華なBBQと皆で釣った鮎の塩焼きが並び、OBの皆様とお話しながら楽しい時間を過ごしました。

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2日目は早朝は雨。ゆっくりと朝を過ごしている間に雨も止み、再度稲生沢川まで繰り出しました。再び坂本さまのお世話になりながらも、次第に自分でできることは自分でこなすようになりながら、3匹釣ることができました。そして名残惜しさを感じつつ、坂本さまの車で帰宅の途につくこととなりました。

鮎釣りでは、おとりの鮎を狙ったところにうまく泳がせて当たりがきたときに、餌釣りやルアー釣りなどとはまた違った快感がありました。まだまだ一人ですべてをこなすには技量の面でも道具の面でも程遠いですが、鮎釣りの奥深さの一端は知ることができたと思います。

今回は幸運に助けられた面も大きいものの、坂本様をはじめOBの皆様にご指導を賜ったお陰様で初鮎釣りで合計10匹も釣ることができ、さらに帰りにOB様方から鮎竿などの道具までお譲り受けたので、これから少しずつ鮎釣りの腕を上げていければと思っています。この夏の楽しい思い出と長きに渡って鮎釣りを始めるきっかけを得ることができたので、これを大切にしていきたいです。どうもありがとうございました。また機会があればぜひご指導のほどよろしくお願いします。

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Writer 市毛

釣行の概要は吉田君が書いてくれている通りなので、ここからは僕が個人的に感じたことを書かせてもらいます。

アユの友釣りは初挑戦でした。僕とペアになり、指導してくださったのが岩木様。季節によってNZと日本を行ったり来たり、羨ましすぎる生活を送っていらっしゃいます。基本を教えて頂き、実釣も付きっきりで丁寧に指導して頂きました。それを僕が体現できたのは3割にも満たないでしょうが、持ち前の釣り運にも助けられ、開始10分でポンポンと3匹あげることが出来ました。

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しかし、後が続かない。あれやこれや考えますが、試そうにもアユを自由に動かすことが出来ません。生餌を意のままに操って魚を狙う、この難しさはルアー釣りやエサ釣りとはまったく違う面白みがあり、また新鮮でもありました。結局初日は3匹で終わりです。

そして宿に移動したわけですが、これがすごいのなんの!男心をくすぐる秘密基地!もうワクワクで家の中を見て回り、僕は落ち着きのない少年のよう(笑)山の奥地にたたずむ手製のロッジは木々に囲まれ、庭には野菜や草木。夜になれば虫の声に、天気が崩れれば雨音に包まれる。最高の時間を過ごせました。また行きたいですねー、四季の移ろいをあの空間で感じたいです、ほんと。
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お世話になった福田さんと一枚。
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二日目、朝食後。僕は単身で渓流に挑みました。出発までの50分間だけです。警戒心を刺激しないように、福田さんオススメのポイントより少し下ったところから入りました。開始2投目、意中のポイントへキャスティングを決めるやすぐにバイト。10cm程度ですが、いきなりアマゴをゲットです。その後も15cm前後の小型ばかりですが、ポンポンと追加。少し深い淵があって、そこに落ち込んでいる流れの中にキャスト、ルアーの着水音を完全に殺してからチョチョン、とアクションを入れたら出ました、23cm。まともなサイズが出たので満足してあがりました。50m程度しか釣り上がっていないのに8匹キャッチ。すごい川です。
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思いもよらぬ収穫を得て、「今日はオレの日だな」、とアユ釣りに挑みましたが、結果は1匹のみ。他の3人は釣れているのに・・・。悔しいです。反省点としては、①オトリをつける際に優しく手早くつけること。②オトリを泳がせる際も、無理なくオトリ自身に動くよう仕向け、オトリの活きを保つこと。③オトリの交換も無駄なく素早く水中で行うこと。この3つがあります。色々と細かいことや難しいことも考えましたが、まずはこれを課題として、少しずつレベルアップしていきたいと思います。また、現役釣魚会にアユ竿をご寄贈くださいました横田様、岡田様、坂本様、ありがとうございました。

ご指導くださったOBの皆さん、宿泊させてくださった福田さん、本当にありがとうございました。忘れられない夏の思い出が一つ、増えました。

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Writer 辻野

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Writer 横川

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