DQ7――旅立ち4

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*DQ7 旅立ち4
-タイトルの割に全然旅立つ気配がない未来の勇者もょもと。
-今日も今日とて特権を行使しまくり、来るのかもわからない魔王との決戦に備えるのだ。

**チョクタローのレッスンワン ツンデレとの二人旅
-いきなり恵まれすぎな状況の勇者もょもと。
-夫婦で前後に並んで歩いていると、からかわれてしまった。
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-えへへそれほどでも。
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-そうそう。それでこそツンデレだよ。
-悲しくなんかないんだからねッ

**チョクタローのレッスンワン 残酷な勇者のもょもと
-城下町に行くついでに、二人でぶらぶらと森の中へ。
-少しも怪しまずについてくる辺り、マリベルはもょもとを信頼しきっているらしい。
-早速、森の中で見つけた家で勇者の特権を行使する。
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-くらえ猫ッ!
-マリベルよ。よく見ておくが良い。勇者は時に冷酷にならねばならないのだ。
-たとえ、可愛いぬこが相手だったとしても、心を鬼にせねばならない時があるのだ。
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-な、なによその冷めた目はッ
-さ、蔑まれても嬉しくなんかないんだからねッ!
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-愛想をつかされました。
-クッ、だが、マリベルは可愛いドレスを見に行っただけだ。それだけなんだ……。

**チョクタローのレッスンワン レベル2うまのふん
-マリベルにふられた八つ当たりに、もょもとは町中のタルを破壊することにした。
-するとどうだろうか。
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-ばかにしている!
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-ぷちぷちをつぶしたり、流動的粘性を持つ半ゲル状の固形体を触ったりするのと実は同じくらい気持ち良いんだぜ?
-ふられたのがかなりショックだったらしい。
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-そ、そんなことないもん!
-ないもん……。

**チョクタローのレッスンワン キマリも練習している
-この悶々とした気持ち、どうしてくれよう。
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-ぐへへ。
-……いや、やめておこう。勇者たるもの、可愛い女性には優しくなくてはいけない。
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-ニィッ

**チョクタローのレッスンワン ホンダラ拳法
-さて、父がたいそう立派な人物であるという話と同じくらい、いやそれ以上に、このグランエスタードの城下町ではもょもとの叔父の話が出てくる。
-たいてい、物語において叔父や叔母という生き物は悪者として扱われる。今回もその例に漏れないようだ。
-話を聞く限りでは貴婦人の風呂を覗こうとしたり家賃を滞納したり酒場でツケを溜めまくったりと、絵に描いたようなダメ人間である。
-そんなホンダラの被害者が、ここにもいた。
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-とんでもないやつだ。
-ガキからキャンディを奪うおっさんがこの気高き勇者もょもとの血縁者であるなど、あってはならない事実だ。成敗すべきだ。
-そこにあったタルを家の窓から投げ込んで、もょもとは満足げに特権行使に戻っていく。

**チョクタローのレッスンワン ビッチ
-可愛い女の子は大好きだ。
-その子がツンデレなら尚更好きだ。
-だが
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-貴様、俺のマリベルに何をしているッ!
-とりあえずスパイクシューズに履き替えてヤツの足をグリグリとつぶしながら、マリベルを助け出す。
-大丈夫か! 怪我はないか! 何かされなかったか!
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-……ほう。

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